提督「場所は？」

羽黒「青葉さんからの報告だと駆逐艦寮の入り口付近にいたそうです」

提督「駆逐艦寮か、俺はこのままそっちに向かう」

提督「羽黒は大淀にこのことを伝えておいてくれ」

羽黒「はい、分かりました！」

督「ハァハァ、くそ、最近はｻｰﾊﾞｰが強化されてたから油断してた」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

提督「駆逐艦寮は広いから探すのにも人手がいるな、誰かいないか」

北上「お～？提督じゃん、何慌ててんの？」

提督「北上様！ちょうどいいところに」

提督「理由は後で話すから一緒に来て！」ｶﾞｼｯ

北上「え、ちょ、ぅおぉぉぉ？？？？」ﾋｷｽﾞﾗﾚｰ

～かくかくしかじか～

提督「という訳なんだ」

北上「え～、めんどくさい、帰りたい、引きこもる」

提督「なに初雪みたいなことを言ってるんだ」

提督「エラー猫の恐ろしさは北上様もしってるだろ」

北上「まぁ、海域攻略中に出てこられた時にはさすがに頭にきたからね～」

提督「俺は胃と髪にきたよ･･･」

北上「うっ、その、頑張ってね？」

提督「そのためにも今ここで捕まえておかないとダメなんだ！行くぞ！」

北上「お～、やっちゃいましょ～♪」

提督「御用だ！」ﾊﾞﾝｯ

吹雪「ｷｬｯ！司令官？」

深雪「うわっっと！びっくりしたー」

白雪「し、司令官！？」

北上「私もいるよ～」ﾋｮｺｯ

深雪「お、珍しい北上さんがここに来るなんて」

提督「突然だがここで猫を見なかったか？」

白雪「いえ、見てませんが」

吹雪「私たちこれから演習があるのでその準備をしてたので」

吹雪「ずっと部屋にいましたが特には」

深雪「でもなんで猫？」

提督「実は･･･」

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提督「･･･ということだ」

深雪「そーゆー事ならこの深雪様に任せな！いくぜぇ！」ﾀﾞﾀﾞｯ

白雪「あ、まって深雪ちゃん！」

吹雪「司令官、私たちも探してきます！なにか分かったら報告しますね！」

提督「おう、頼んだぞ吹雪、白雪、深雪！」

北上「じゃあ私たちも次に行きますか」





初雪「zzz･･･」

提督「次は漣たち第7駆の部屋か」

北上「どしたのさ、扉の前で突っ立って？」

提督「まぁ、ちょっとまって」ｽｩｰ

提督「そこまでだ！」ﾊﾞﾝｯ

漣「何やつ！？」ﾊﾞｯ！

提督「余の顔を見忘れたか」

漣「なにぃ、余じゃと?」！

漣「ご、ご主人様！ハハァ～･･･」

提督「貴様だけは（断じて）許さん!」

漣「ええい、ご主人様とて我が屋敷内（部屋）で氏ねばただのﾛﾘｺﾝもの！斬れ斬り捨てい！」

ﾃｰｯﾔｰｯ
ﾄｫｫｵｵｫｵｫｵｫｫｳ!

北上「･･･提督、何やってんの？」

提督「いや、なに、上様ごっこをな」ﾊｧﾊｧ

漣「」ﾁｰﾝ

北上「馬鹿なことやってないでさっさと聞き込みしようよ」

提督「だ、だな」

漣「え～、もっと遊びたかったのに～」

提督「それはまた今度な、早速だが猫を見かけなかったか？」

漣「猫･･ですか？見てないですね」

漣「漣もさっき帰ってきたばっかりで、他の三人はいま大浴場に行ってるし」

提督「そっか、実は･･･」

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提督「という訳だ、後の三人にも伝えておいてくれ」

漣「はにゃ～っ、分かりました！早速行ってきます！」

提督「すまんな帰ってきたばかりなのに」

漣「いいですよ、その代わり今日の続きまたして下さいね!」

提督「ああ、今度はお庭番も」連れてくるよ

漣「約束ですよ？それでは、駆逐艦漣、出るっ!」ﾀﾞﾀﾞｯ



北上「提督っていつもあんなことしてるの？」

提督「そうだけど何か変か？」

北上「まぁ、ちょっと、ね」

提督「次は陽炎型の部屋か」

北上「全然、猫の情報集まらないから、そろそろ進展がほしいよね～」

提督「だな、そのためにも聞き込みだ」ﾄﾞｱ＞ｺﾝｺﾝ

ｶﾞﾁｬ

嵐「ん？司令どうした？」

提督「聞きたいことがあってな、猫を見なかったか？」

嵐「ねこ？見てないけど、どうしたんだ」

提督「実は･･･」

～かくかく（ry

提督「という訳で探してるんだが」

嵐「それで聞き回ってるのか」

嵐「それなら俺も手伝うぜ！」

提督「おぉ、助かる！じゃあ次行くぞ！」

嵐・北上「「お～！」」

北上「で、こっからどうする？」

提督「ここまで一切目撃情報がないからな･･･」

提督「とにかく聞き込みを続けていく」

嵐「じゃあ次は白露型の所だな」


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（廊下）


ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ･･･

夕立「提督さん見つけたっぽい～！」

五月雨「提督－！　あ、ああぁぁ～～!!」ﾊﾞﾀｰﾝ

提督「知ってた」（五月雨大丈夫か？！）

嵐「司令、逆だ逆」

北上「相変わらず派手に転ぶね」

五月雨「うぅ～･･･」ｶｵﾏｯｶ

提督「ほら、立てるか？」

五月雨「はい、ありがとうございます･･･」

提督「それで、どうしたんだ二人とも」

五月雨「そ、そうです大変なんです！」

夕立「鎮守府に猫がいるっぽい！」

夕立「それで提督さんを探してたっぽい」

提督「あぁ、それで俺もここで探してるんだが見つからなくてな」

北上「もう半分くらいは探したかもね～」

五月雨「では私たちも手伝います！」

提督「ありがとう、五月雨と夕立は白露型と夕雲型のみんなに聞き込みしてきてくれ」

提督「俺たちは睦月型の所に行ってくる」

夕立「わかったっぽい！五月雨行くよ！」

五月雨「はい夕立姉さん、では提督また後で！」

提督「あぁ、頼んだぞ二人とも」

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提督「で、睦月型の部屋に来たんだが･･･」

提督「誰もいないな」

北上「珍しいこともあるんだね」

嵐「今日は出撃や遠征ないんだろ？」

提督「あぁ、そのはずなんだが」

提督「とにかくいないものはしょうがないな」

提督「次は･･･朝潮型の所か」

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北上「ねぇ、提督」

提督「ん？」

北上「もしかしてエラー猫もういないんじゃない？」

提督「そうだとしても、最後まで探すぞ」

提督「ここまで探したんだからな」

ｺﾝｺﾝ

荒潮「あら、提督じゃない、夜這いにはまだ早いわよ？」

提督・嵐「「ﾌﾞｰｰｰｯｯ!!」」

提督「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎ、いきなりなんてことを言うんだ！」

嵐「よ、よ、夜這いって･･･///」

北上「いやぁ～さすが提督いや、ﾛﾘｺﾝは手がはやいね」

提督「違うから！無実だから！」

提督「ってそれよりも荒潮、このあたりで猫を見なかったか？」

荒潮「猫ですかぁ？たしか中庭にいたような」

提督「！　中庭だな、ありがとう！」ﾀﾞｯ

北上「提督～待ってよ～！」

嵐「司令置いてくなよー！」

荒潮「あらぁ…よっぽど好きなのね、猫が、うふふ♪」

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（中庭）

提督「くそっ、どこにいる？！」

嵐「司令、あれ！」

提督「あれは･･･睦月達か？」

ﾜｲﾜｲ
ｶﾜｲｲﾆｬｼｲ!
ﾌﾜﾌﾜｰ
ｺｲﾂﾊｲｲ･･･
ﾍ､ﾍﾝﾅﾄｺﾛｦｻﾜﾙﾝｼﾞｬﾅｲ!
ｶﾞﾔｶﾞﾔ

提督「おーい、睦月ー」

睦月「あ、提督！見てみてー」ﾀｯﾀｯﾀｯ

睦月じゃじゃーん！猫にゃしい！」

猫「ﾆｬｱ～ｺﾞ」

北上「あ、あれ？」

嵐「司令･･･この猫」

提督「ああ･･･」

三人「「「ただの猫だ！」」」

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提督「で、結局はただの猫で、エラー猫ではなかったという訳だ」

北上「人騒がせだよね～」

嵐「でも猫なんていつの間に入っていたんだろうな」

嵐「普段から鼠ですら入らないように対策されてるのに」

提督「さぁ、いまはもうどっと疲れたからまた明日考えるさ」

提督「たぶん、どっかに穴が開いてたとかだろう」

北上「そだね～、ねぇ、提督」

北上「みんなにもただの猫だってこと伝えたしお昼たべにいこうよ」

北上「私おなかすいちゃったよ～」

嵐「俺もだぜ、いこうぜ司令ー」

提督「あぁ、そうするか今日は俺の奢りだ！」

北上「いいねえ、しびれるねえ…！ありがとね♪」

嵐「お、ありがたい。サンキューな！」

ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ

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猫「･･･」ｽﾀｽﾀ

ー猫「･･･」ｽｯ

ラー猫「･･･」ｽﾀｽﾀ

エラー猫「視察･･･完了」



【艦これ】鎮守府に猫がやってきた　完

お目汚し大変失礼しました。

（タイトルと内容がかみあってない気がしますが）
こんなSSでも見てくれた方には感謝してます！ほんとはもっといろんな娘を
出していきたかったのですがダメでした･･･むずかしすぎぃ！

それともしよかったら何かシチュエーションなど思いついたものがあれば教えて下さい！
迷惑でなければそれを元に一度書いてみたいです！（いい作品が書けるとは言ってない）
それと、ダメダメな所はいっぱいありますのでご指摘頂くとうれしいです！

それでは
さよなら
さよなら
さよなら

乙

睦月型との花見