1: 1935/01/11(日) 21:59:45.11 ID:E+rkSFyy0.net
-40年前-
オギャー…… オギャー…… オギャー……
女医「木村さん、産まれましたよ!
元気な女の子です!」
女医「さぁ、抱いてあげてください」
母「ああ……ヨシエ……ヨシエ……」ギュ
母「ゴメンね、ゴメンね……私の所に産まれてしまって……可哀想な子……」ナデナデ
ヨシエ「オアン、オアン、オアアン!!」
オギャー…… オギャー…… オギャー……
女医「木村さん、産まれましたよ!
元気な女の子です!」
女医「さぁ、抱いてあげてください」
母「ああ……ヨシエ……ヨシエ……」ギュ
母「ゴメンね、ゴメンね……私の所に産まれてしまって……可哀想な子……」ナデナデ
ヨシエ「オアン、オアン、オアアン!!」
4: 1935/01/11(日) 22:04:15.55 ID:E+rkSFyy0.net
-25年前-
ヨシエ「~♪」キュッキュ、フキフキ
上司「ヨシエちゃん、今日はもう上がっていいわよ」
ヨシエ「え、店長、まだ定時までは1時間以上も……」
上司「大丈夫よ、お給料は定時分まで出すから。お母さんの手術の日でしょう?
会いに言ってあげなさいって。この時間は私一人でも大丈夫だし」
ヨシエ「……! すいません、本当にありがとうございます……。
お言葉に甘えて、お先に失礼します……」ペコリ
上司(……可哀相ね…)
上司(母子家庭で、学校出たらすぐに働いて、お母さんが病気になって……。
お母さんの病気、よくなればいいけど……)
ヨシエ「~♪」キュッキュ、フキフキ
上司「ヨシエちゃん、今日はもう上がっていいわよ」
ヨシエ「え、店長、まだ定時までは1時間以上も……」
上司「大丈夫よ、お給料は定時分まで出すから。お母さんの手術の日でしょう?
会いに言ってあげなさいって。この時間は私一人でも大丈夫だし」
ヨシエ「……! すいません、本当にありがとうございます……。
お言葉に甘えて、お先に失礼します……」ペコリ
上司(……可哀相ね…)
上司(母子家庭で、学校出たらすぐに働いて、お母さんが病気になって……。
お母さんの病気、よくなればいいけど……)
7: 1935/01/11(日) 22:08:46.82 ID:E+rkSFyy0.net
-20年前-
ヨシエ「ほら、お墓の中のお婆ちゃんにこんにちわ、私は元気ですって。
挨拶してあげなさい」
幼女「おんにちわ、あたちはゲンキです!」
ヨシエ「フフ……」ヨシヨシ
ヨシエ(大丈夫だからね、お母さん。夫に逃げられた程度、どって事ないわよ。
お母さんだって、一人で私を育ててくれたんだから)
ヨシエ(この娘も、私が立派に……!)
ヨシエ「ほら、お墓の中のお婆ちゃんにこんにちわ、私は元気ですって。
挨拶してあげなさい」
幼女「おんにちわ、あたちはゲンキです!」
ヨシエ「フフ……」ヨシヨシ
ヨシエ(大丈夫だからね、お母さん。夫に逃げられた程度、どって事ないわよ。
お母さんだって、一人で私を育ててくれたんだから)
ヨシエ(この娘も、私が立派に……!)
9: 1935/01/11(日) 22:16:30.08 ID:E+rkSFyy0.net
-3年前-
某森林
少女「静かでいい所だね、お母さん。ちょっと時間がかかったけど、来て良かった~」ノビノビ
ヨシエ「都会だと、こういう綺麗な空気は吸えないわよ。
今のうちに吸っときなさい、いくら吸っても無料なんだから♪」
少女「うん、じゃお弁当ここで食べよっか。丁度お昼時になったしね」
ヨシエ「そうね。じゃあここにシートを敷きましょう」
ヨシエ(夫に逃げられてから十何年……色々と苦労はしたけど、
この娘のためならばたいした事じゃなかった)
ヨシエ(この娘は、本当にいい娘に育ってくれて……)
ヨシエ(神様、どうか娘にだけは、幸せな未来を……)
…ガサガサ
???「」ジー
???「」ニヤリ
某森林
少女「静かでいい所だね、お母さん。ちょっと時間がかかったけど、来て良かった~」ノビノビ
ヨシエ「都会だと、こういう綺麗な空気は吸えないわよ。
今のうちに吸っときなさい、いくら吸っても無料なんだから♪」
少女「うん、じゃお弁当ここで食べよっか。丁度お昼時になったしね」
ヨシエ「そうね。じゃあここにシートを敷きましょう」
ヨシエ(夫に逃げられてから十何年……色々と苦労はしたけど、
この娘のためならばたいした事じゃなかった)
ヨシエ(この娘は、本当にいい娘に育ってくれて……)
ヨシエ(神様、どうか娘にだけは、幸せな未来を……)
…ガサガサ
???「」ジー
???「」ニヤリ
10: 1935/01/11(日) 22:21:48.82 ID:E+rkSFyy0.net
─────────────
殺人犯「はぁ、はぁ、はぁ……」
娘「イヤだ、放して、放してよぉ!」ジタバタジタバタ
殺人犯「吉田千佳ちゃん、だよね? いくら叫んでも、誰も来てくれないよぉw」ケラケラ
娘「怖い、お母さん、助けて! お母さぁん!!」
ヨシエ「」ドクドクドク………
イヤ、ハナシテ、ハナシテェ ウッ……グゥゥゥ……
ウッ、、、クビシメルト、イイカオスルネェ……
ヨシエ「」
ヨシエ(呪ってやる……)
みんな呪ってやる……
殺人犯「はぁ、はぁ、はぁ……」
娘「イヤだ、放して、放してよぉ!」ジタバタジタバタ
殺人犯「吉田千佳ちゃん、だよね? いくら叫んでも、誰も来てくれないよぉw」ケラケラ
娘「怖い、お母さん、助けて! お母さぁん!!」
ヨシエ「」ドクドクドク………
イヤ、ハナシテ、ハナシテェ ウッ……グゥゥゥ……
ウッ、、、クビシメルト、イイカオスルネェ……
ヨシエ「」
ヨシエ(呪ってやる……)
みんな呪ってやる……
11: 1935/01/11(日) 22:25:19.03 ID:E+rkSFyy0.net
-2年前-
某森林
女性「…………」ドクドクドク
殺人鬼「よーし、これで10人目の大台達成! どんどん記録が伸びてくぞーw」
殺人鬼「コレは倉庫に置いといて……」ガチャ
バタン
殺人鬼「っと」
某森林
女性「…………」ドクドクドク
殺人鬼「よーし、これで10人目の大台達成! どんどん記録が伸びてくぞーw」
殺人鬼「コレは倉庫に置いといて……」ガチャ
バタン
殺人鬼「っと」
12: 1935/01/11(日) 22:28:27.93 ID:E+rkSFyy0.net
殺人鬼「さーて、今回の戦利品は女物のコート!
あ、有名なブランドもんじゃん、あの女いいもん着やがって!
蓮×そっくりな顔のくせに!」
殺人鬼「これは森の何処に飾ろうかなー、と」
殺人鬼(この森に訪れた奴、そいつの遺品をこの森に設置すると……
なんだかこの森を征服した気になるけど……やっぱ俺っておかしーよなぁ)
殺人鬼(ま、いっかw)
あ、有名なブランドもんじゃん、あの女いいもん着やがって!
蓮×そっくりな顔のくせに!」
殺人鬼「これは森の何処に飾ろうかなー、と」
殺人鬼(この森に訪れた奴、そいつの遺品をこの森に設置すると……
なんだかこの森を征服した気になるけど……やっぱ俺っておかしーよなぁ)
殺人鬼(ま、いっかw)
15: 1935/01/11(日) 22:31:10.31 ID:E+rkSFyy0.net
殺人鬼「さーて、今日はもう寝て、また獲物が来るのを……」
~♪
殺人鬼「ん……何か聞こえたか」クルッ
シーン
殺人鬼「……?」
殺人鬼「気のせいか」クルッ
ヨシエ「…………」ニタァリ
殺人鬼「……へ?」
~♪
殺人鬼「ん……何か聞こえたか」クルッ
シーン
殺人鬼「……?」
殺人鬼「気のせいか」クルッ
ヨシエ「…………」ニタァリ
殺人鬼「……へ?」
16: 1935/01/11(日) 22:31:58.07 ID:E+rkSFyy0.net
.
ぎゃああああああああアアアアアアアアア
.
ぎゃああああああああアアアアアアアアア
.
17: 1935/01/11(日) 22:35:25.93 ID:E+rkSFyy0.net
殺人鬼「ふぁ、ふぁべべぐへえ、ふぁぶへえ!」
殺人鬼は「やめてくれ、助けて」と言いたかったのだが声にならない。
何故なら殺人鬼の口は頬まで引き裂かれているからだ。
遠目には笑っているように見えるかもしれない。
ヨシエ「…ガリっ、ゴリッ」ジュルジュル
殺人鬼「びゃあああああああああああ」
かつてはヨシエだった白い顔は、殺人鬼の生皮を生きたまま器用に剥いでいく。
全身の血も吸われ、殺人鬼の身体は激痛と共に真っ白になっていた。
殺人鬼は「やめてくれ、助けて」と言いたかったのだが声にならない。
何故なら殺人鬼の口は頬まで引き裂かれているからだ。
遠目には笑っているように見えるかもしれない。
ヨシエ「…ガリっ、ゴリッ」ジュルジュル
殺人鬼「びゃあああああああああああ」
かつてはヨシエだった白い顔は、殺人鬼の生皮を生きたまま器用に剥いでいく。
全身の血も吸われ、殺人鬼の身体は激痛と共に真っ白になっていた。
18: 1935/01/11(日) 22:38:18.07 ID:E+rkSFyy0.net
殺人鬼「ふぁ、ふぁぶべ!」
一瞬だけ口が離れたのを見計らい、殺人鬼は気力を振り絞って駆け出した。
後ろからヨシエが追ってくる気配がする。
このままでは逃げられない。
殺人鬼(迷路……迷路……)
激痛と恐怖で圧迫された脳に、一つの思考が閃いた。
そうだ、あの迷路ならば、あの化け物をまけるかもしれない、と。
殺人鬼は最後の力を振り絞って、迷路へと向かった。
一瞬だけ口が離れたのを見計らい、殺人鬼は気力を振り絞って駆け出した。
後ろからヨシエが追ってくる気配がする。
このままでは逃げられない。
殺人鬼(迷路……迷路……)
激痛と恐怖で圧迫された脳に、一つの思考が閃いた。
そうだ、あの迷路ならば、あの化け物をまけるかもしれない、と。
殺人鬼は最後の力を振り絞って、迷路へと向かった。
20: 1935/01/11(日) 22:42:09.58 ID:E+rkSFyy0.net
どこをどう逃げたか、分からない。
ただ殺人鬼は、極限の恐怖に身を震わせて迷路の奥深くで蹲っていた。
殺人鬼(畜生、痛ぇ……痛ぇよぉ……)
真っ白になってしまった身体を抱えながら、ヨシエが自分を探している事を感じ取り、そのまま動けなくなる。
彼の肉体は迷路の入口でヨシエに丸呑みにされており、
今の自分は幽霊だという事に気付くのは、それから数日後のことだった。
ただ殺人鬼は、極限の恐怖に身を震わせて迷路の奥深くで蹲っていた。
殺人鬼(畜生、痛ぇ……痛ぇよぉ……)
真っ白になってしまった身体を抱えながら、ヨシエが自分を探している事を感じ取り、そのまま動けなくなる。
彼の肉体は迷路の入口でヨシエに丸呑みにされており、
今の自分は幽霊だという事に気付くのは、それから数日後のことだった。
21: 1935/01/11(日) 22:45:41.71 ID:E+rkSFyy0.net
-1年前-
男「いかん、迷った」
男(我ながら天性レベルの方向音痴がイヤになる……)
男(こんな調子じゃ、ホテルに着く頃には真夜中だな)
男「バイクの燃料は……余裕あり。急がないと」
男「いかん、迷った」
男(我ながら天性レベルの方向音痴がイヤになる……)
男(こんな調子じゃ、ホテルに着く頃には真夜中だな)
男「バイクの燃料は……余裕あり。急がないと」
22: 1935/01/11(日) 22:49:20.77 ID:E+rkSFyy0.net
男「確か、こっちは近道だけど……恐怖の森。白い顔が追っかけてくるホラースポットだってw」
男「……信じないぞ、うん。信じない」ゾ~
男「絶対に信じないけど、ここは通らないで、安全な道を行こう」バルルルル
男「君子、ホラー映画みたいな氏亡フラグは立てないのだよ」ブオオオオオオン
男「……信じないぞ、うん。信じない」ゾ~
男「絶対に信じないけど、ここは通らないで、安全な道を行こう」バルルルル
男「君子、ホラー映画みたいな氏亡フラグは立てないのだよ」ブオオオオオオン
24: 1935/01/11(日) 22:52:04.54 ID:E+rkSFyy0.net
ブオオオオオオオオ───────
男「……なんか、どんどん道が険しくなってるような」
男「なんか、噂に聞いたホラースポットと同じような風景が周りに広がっているような……」
男「気のせいだよな、うん」
↑
天性の方向音痴
安全な道のつもりで、どんどんホラースポットへ一直線なう
男「……なんか、どんどん道が険しくなってるような」
男「なんか、噂に聞いたホラースポットと同じような風景が周りに広がっているような……」
男「気のせいだよな、うん」
↑
天性の方向音痴
安全な道のつもりで、どんどんホラースポットへ一直線なう
25: 1935/01/11(日) 22:57:01.85 ID:E+rkSFyy0.net
キキーーーーーッ
男「もう一回地図で確認しよ」ピラッ
男「えーっと……暗くて読めない。懐中電灯が確か……あった」カチッ
男「……地図を読んでも分からない。 ここ、何処?」ザッ
男「もう一回地図で確認しよ」ピラッ
男「えーっと……暗くて読めない。懐中電灯が確か……あった」カチッ
男「……地図を読んでも分からない。 ここ、何処?」ザッ
26: 1935/01/11(日) 22:59:02.65 ID:E+rkSFyy0.net
男「まいったなー、何か目印になるようなものは……」テクテクテク
男「看板の一つも無い、か」
~♪
男「……ん?」
~♪
男「……何か聞こえた?」
男「看板の一つも無い、か」
~♪
男「……ん?」
~♪
男「……何か聞こえた?」
27: 1935/01/11(日) 23:02:13.73 ID:E+rkSFyy0.net
ドン
男「うわっ」 少女「きゃあ」
男「いたた……」
少女「ご、ごめんなさい! あ、早く逃げて!」タッタッタ
男「あ、ちょっと君……」
~♪
男「ん、すごくイヤな予感……」クルッ
ヨシエ「にぃぃ」ズモモモモモ
男「え?え?え?」
男「うわっ」 少女「きゃあ」
男「いたた……」
少女「ご、ごめんなさい! あ、早く逃げて!」タッタッタ
男「あ、ちょっと君……」
~♪
男「ん、すごくイヤな予感……」クルッ
ヨシエ「にぃぃ」ズモモモモモ
男「え?え?え?」
29: 1935/01/11(日) 23:04:05.68 ID:E+rkSFyy0.net
男「ど、ど、ど……」パクパクパク
少女「早く、こっち、こっちです!」
男「どわあああああああああああああ!!」ダダダダダ
少女「振り向かないで走って!」
少女「早く、こっち、こっちです!」
男「どわあああああああああああああ!!」ダダダダダ
少女「振り向かないで走って!」
31: 1935/01/11(日) 23:08:14.18 ID:E+rkSFyy0.net
バタンッ ガチャリ!
男「はぁ、はぁ、はぁ……」
男(少女に誘われるがまま、階段を上り、橋を渡り、小屋に逃げた……)
男「な、何なんだよ……アレ……」ゼェゼェ
少女「もう大丈夫です、お母さんは扉を開けられませんから……」
男「まぁ顔だけじゃあな……」ふぅ
男「…………。おい君、『お母さん』つった?」
少女「…………はい」
男「はぁ、はぁ、はぁ……」
男(少女に誘われるがまま、階段を上り、橋を渡り、小屋に逃げた……)
男「な、何なんだよ……アレ……」ゼェゼェ
少女「もう大丈夫です、お母さんは扉を開けられませんから……」
男「まぁ顔だけじゃあな……」ふぅ
男「…………。おい君、『お母さん』つった?」
少女「…………はい」
33: 1935/01/11(日) 23:10:50.36 ID:E+rkSFyy0.net
男「随分とかわったお母さんだな。アレか、産まれる時は口からデロンって感じで?」
少女「違うんです。お母さんは……昔は違ったんです」
男「どゆこと?」
少女「違うんです。お母さんは……昔は違ったんです」
男「どゆこと?」
36: 1935/01/11(日) 23:17:00.87 ID:E+rkSFyy0.net
少女……吉田から聞いた話は、ひどく荒唐無稽な物だった。
吉田と、あの巨大な顔……ヨシエは親子である事。
吉田とヨシエは、この森で凶悪な殺人鬼に殺されたという事。
ヨシエはその時の憎悪から悪霊と化して、森の訪れた人間を無差別に襲うようになった。
吉田は氏後も理性を保っている事。
もはや見境が完全に無くなったヨシエは、幽霊と化した我が娘ですら危害を加えるようになった事……
吉田と、あの巨大な顔……ヨシエは親子である事。
吉田とヨシエは、この森で凶悪な殺人鬼に殺されたという事。
ヨシエはその時の憎悪から悪霊と化して、森の訪れた人間を無差別に襲うようになった。
吉田は氏後も理性を保っている事。
もはや見境が完全に無くなったヨシエは、幽霊と化した我が娘ですら危害を加えるようになった事……
38: 1935/01/11(日) 23:21:38.33 ID:E+rkSFyy0.net
男「…………」ポカン
吉田「信じられないのは分かります……でも、本当の事なんです」
男「まぁ、信じるしかねぇよな。実際にあんな物見ちまったんだし」
男「実際お前、触ろうとしてもすり抜けるしな」スカッスカッ
吉田「…………」
男「でもな、何で君は理性を保ったままでいられたんだ?
同じような殺され方したんだろ」
吉田「分かりません……ただ氏んだ時、お母さんが氏んで哀しい哀しいって気持ちでいっぱいで……
本当に分からないんです」
吉田「信じられないのは分かります……でも、本当の事なんです」
男「まぁ、信じるしかねぇよな。実際にあんな物見ちまったんだし」
男「実際お前、触ろうとしてもすり抜けるしな」スカッスカッ
吉田「…………」
男「でもな、何で君は理性を保ったままでいられたんだ?
同じような殺され方したんだろ」
吉田「分かりません……ただ氏んだ時、お母さんが氏んで哀しい哀しいって気持ちでいっぱいで……
本当に分からないんです」
39: 1935/01/11(日) 23:24:51.77 ID:E+rkSFyy0.net
男「まぁいいや、とりあえずここから逃げよう」
吉田「いえ、私は」
男「大丈夫だって、俺のバイクは二人くらいなら乗れるし。
氏んでるとは言え、君だってこんな所いたくないだろ」
吉田「ごめんなさい……」
吉田「…………私は、残ります」
吉田「お母さんを一人置いていくなんて、できません……」
吉田「いえ、私は」
男「大丈夫だって、俺のバイクは二人くらいなら乗れるし。
氏んでるとは言え、君だってこんな所いたくないだろ」
吉田「ごめんなさい……」
吉田「…………私は、残ります」
吉田「お母さんを一人置いていくなんて、できません……」
41: 1935/01/11(日) 23:27:49.11 ID:E+rkSFyy0.net
男「!? 何言ってんだ、もうアイツは完全にただの化け物で──」
吉田「わかっていますっ!」
吉田「それでも、離れるなんて、できないんです……」
吉田「今日は失敗しましたけど、いつか私の言葉に耳を傾けてくれるんじゃないかって……」
吉田「いつか昔の、優しいお母さんに戻ってくれるんじゃないかって……」
男「吉田……」
男「分かった」
吉田「わかっていますっ!」
吉田「それでも、離れるなんて、できないんです……」
吉田「今日は失敗しましたけど、いつか私の言葉に耳を傾けてくれるんじゃないかって……」
吉田「いつか昔の、優しいお母さんに戻ってくれるんじゃないかって……」
男「吉田……」
男「分かった」
42: 1935/01/11(日) 23:30:56.07 ID:E+rkSFyy0.net
男「じゃあ、俺一人で逃げるぜ」
吉田「…………」コクン
男「戻ったら、お坊さんでも雇って、また戻ってくる」
男「高い金払っても、また優しいお母さんに戻してくれるような奴を探してくるぜ」
吉田「!」
吉田「…………」コクン
男「戻ったら、お坊さんでも雇って、また戻ってくる」
男「高い金払っても、また優しいお母さんに戻してくれるような奴を探してくるぜ」
吉田「!」
47: 1935/01/11(日) 23:34:42.56 ID:E+rkSFyy0.net
吉田「本当に、本当に……?」
男「もちろん本当だとも。それと
懐中電灯、ここに置いておく。電池1個しかないから大事に使えよ」
吉田「で、でもそれじゃ、おじさんが」
男「大丈夫だって、目だけは結構いいから」
男「じゃ、必ず戻ってくるから。待っててな」コソッ
男(よし、あの白い顔はいないな)キョロキョロ
男「もちろん本当だとも。それと
懐中電灯、ここに置いておく。電池1個しかないから大事に使えよ」
吉田「で、でもそれじゃ、おじさんが」
男「大丈夫だって、目だけは結構いいから」
男「じゃ、必ず戻ってくるから。待っててな」コソッ
男(よし、あの白い顔はいないな)キョロキョロ
50: 1935/01/11(日) 23:39:21.41 ID:E+rkSFyy0.net
吉田「おじさん」
男「ん?」
男「おじさんじゃない、『須藤レン』だ」
吉田「須藤さん、本当に、本当にありがとうございます」ペコリ
吉田「どうか、気を付けて……」スゥ
須藤「…………」
瞬きをした時には、吉田は消えていた。
須藤は急いでバイクへと向かう。
男「ん?」
男「おじさんじゃない、『須藤レン』だ」
吉田「須藤さん、本当に、本当にありがとうございます」ペコリ
吉田「どうか、気を付けて……」スゥ
須藤「…………」
瞬きをした時には、吉田は消えていた。
須藤は急いでバイクへと向かう。
53: 1935/01/11(日) 23:44:12.75 ID:E+rkSFyy0.net
…………………
須藤「おい、ウソだろ……」
バイクの残骸「」氏ーん……
須藤「タイヤが抜かれてる、
スパークプラグも、
ガスもやられた!」
須藤(どうなってんだ……コレもあの白い顔が……?)
須藤(いや、アレにそんな器用な真似ができるとは思えない)
須藤(きっと、他に……何かが……居る……!?)
ふぃふぃふぃふぃふぃ
須藤「!!」クルッ
殺人鬼「ふぃふぃふぃ」
須藤「おい、ウソだろ……」
バイクの残骸「」氏ーん……
須藤「タイヤが抜かれてる、
スパークプラグも、
ガスもやられた!」
須藤(どうなってんだ……コレもあの白い顔が……?)
須藤(いや、アレにそんな器用な真似ができるとは思えない)
須藤(きっと、他に……何かが……居る……!?)
ふぃふぃふぃふぃふぃ
須藤「!!」クルッ
殺人鬼「ふぃふぃふぃ」
56: 1935/01/11(日) 23:47:03.90 ID:E+rkSFyy0.net
須藤「おい、お前が持ってるの! 俺のバイクのタイヤだ、返せ!!」
殺人鬼「wwwwwwww」タッタッタッタ
須藤「ま、待て!」
殺人鬼「」サッ
須藤(あの白いの、変な建物に入っていった!)
殺人鬼「wwwwwwww」タッタッタッタ
須藤「ま、待て!」
殺人鬼「」サッ
須藤(あの白いの、変な建物に入っていった!)
58: 1935/01/11(日) 23:50:27.09 ID:E+rkSFyy0.net
須藤「畜生……他の部品も、アイツの仕業か……!!」
須藤(中を見てみると、迷路のような構造になってやがる)
須藤(モタモタしてる時間は無いっつーに)
須藤「とにかく、急いで取りかえ───」
~♪
須藤「す暇はない! 徒歩で下山!!」
須藤(中を見てみると、迷路のような構造になってやがる)
須藤(モタモタしてる時間は無いっつーに)
須藤「とにかく、急いで取りかえ───」
~♪
須藤「す暇はない! 徒歩で下山!!」
61: 1935/01/11(日) 23:52:53.80 ID:E+rkSFyy0.net
───────
ヨシエ「…………」ニタニタ スウウウウウウ
須藤「……はー、……はー……」ダダダダダダダ
須藤「美術部のぉ、持久力をぉ、舐めんな……」ゼイゼイ
須藤(確か、道、こっちで、あってたよな……?)
ヨシエ「…………」ニタニタ スウウウウウウ
須藤「……はー、……はー……」ダダダダダダダ
須藤「美術部のぉ、持久力をぉ、舐めんな……」ゼイゼイ
須藤(確か、道、こっちで、あってたよな……?)
62: 1935/01/11(日) 23:56:44.08 ID:E+rkSFyy0.net
須藤(安全第一なんて看板、あったっけ……)タッタッタッタ
須藤(あんな倉庫、あった……?)ゼイゼイ
ヨシエ「…………」ニタニタ
須藤「道……間違え、た……!!」ハァハァ
須藤(あんな倉庫、あった……?)ゼイゼイ
ヨシエ「…………」ニタニタ
須藤「道……間違え、た……!!」ハァハァ
65: 2015/01/12(月) 00:00:11.64 ID:rflEHqKx0.net
須藤「倉庫に、避難……!」
ガチャ、バタン!!
須藤「カヒュー……カヒュー……」
須藤「ケホ……ケホ……」
ヨシエ「…………」バンッ
須藤「!!」ビクッ
ヨシエ「…………」金網にズリズリズリズリ
須藤「……頭悪いみたいだな、お前」
ガチャ、バタン!!
須藤「カヒュー……カヒュー……」
須藤「ケホ……ケホ……」
ヨシエ「…………」バンッ
須藤「!!」ビクッ
ヨシエ「…………」金網にズリズリズリズリ
須藤「……頭悪いみたいだな、お前」
67: 2015/01/12(月) 00:05:04.32 ID:rflEHqKx0.net
須藤(あのバカが引っかかってる方とは反対に、もう一つ扉があるな……)
須藤(よし、あそこから逃げて……下山して、助けを……)ガチャ
須藤「は、ははは……」
須藤の目の前に広がったのは、巨大な地割れ……。
この恐怖の舞台と、安全な世界を完全に分断する崖だった。
須藤(よし、あそこから逃げて……下山して、助けを……)ガチャ
須藤「は、ははは……」
須藤の目の前に広がったのは、巨大な地割れ……。
この恐怖の舞台と、安全な世界を完全に分断する崖だった。
68: 2015/01/12(月) 00:08:31.46 ID:rflEHqKx0.net
須藤「ほ、ほんの10メートルちょいだな……。
カール・ルイスより1メートル長く飛べばいい、助走無しでな」
須藤(…………)アハハハハ
乾いた笑いを響かせながら、須藤は倉庫に戻る。
扉をしっかりと閉めて、鍵もかけた。
カール・ルイスより1メートル長く飛べばいい、助走無しでな」
須藤(…………)アハハハハ
乾いた笑いを響かせながら、須藤は倉庫に戻る。
扉をしっかりと閉めて、鍵もかけた。
69: 2015/01/12(月) 00:11:34.96 ID:rflEHqKx0.net
ヨシエ「…………」ニタニタ
向かい側の扉の前では、ヨシエが相変わらず顔を倉庫の金網にこすり付けながら、
スライド移動している。
須藤にはもはやそれがバカにされてるようにしか見えない。
しかし、腹も立たなかった。
須藤(いや、諦めるな)
須藤(吉田とも約束したんだ、最後まであきらめん)
ヨシエ(…………)ニタニタニタ
向かい側の扉の前では、ヨシエが相変わらず顔を倉庫の金網にこすり付けながら、
スライド移動している。
須藤にはもはやそれがバカにされてるようにしか見えない。
しかし、腹も立たなかった。
須藤(いや、諦めるな)
須藤(吉田とも約束したんだ、最後まであきらめん)
ヨシエ(…………)ニタニタニタ
70: 2015/01/12(月) 00:13:30.43 ID:rflEHqKx0.net
須藤(あのデカい顔だって、いつかは諦めるかもしれない……
案外、朝になったら消えるかもしれない)
須藤(いなくなった時を見計らって、逃げよう。
そして下山して、助けを呼ぶ……)
須藤(よし、少し予定は狂ったが、問題はない……
俺は絶対にこんな所では氏なない)
案外、朝になったら消えるかもしれない)
須藤(いなくなった時を見計らって、逃げよう。
そして下山して、助けを呼ぶ……)
須藤(よし、少し予定は狂ったが、問題はない……
俺は絶対にこんな所では氏なない)
71: 2015/01/12(月) 00:15:24.39 ID:rflEHqKx0.net
-355日前-
~♪
ヨシエ「…………」ニターリ ズリズリズリズリ
須藤「やっぱり、扉を開ける脳味噌は無いみたいだな……」
須藤(だが、昼になっても消えなかった。これは長期戦になるかもな……)
~♪
ヨシエ「…………」ニターリ ズリズリズリズリ
須藤「やっぱり、扉を開ける脳味噌は無いみたいだな……」
須藤(だが、昼になっても消えなかった。これは長期戦になるかもな……)
72: 2015/01/12(月) 00:18:09.38 ID:rflEHqKx0.net
-354日前-
~♪
ヨシエ「…………」ニヤニヤ
須藤(喉が……乾く……腹減ったな……)
須藤(三日目だぜ、しつこいんだよ怪物め……)
須藤(目が、霞むな……少し、寝よう……)
須藤(吉田の奴、待ちくたびれてるだろうなぁ……)
~♪
ヨシエ「…………」ニヤニヤ
須藤(喉が……乾く……腹減ったな……)
須藤(三日目だぜ、しつこいんだよ怪物め……)
須藤(目が、霞むな……少し、寝よう……)
須藤(吉田の奴、待ちくたびれてるだろうなぁ……)
74: 2015/01/12(月) 00:23:15.87 ID:rflEHqKx0.net
-353日前-
~♪
ヨシエ「…………」ニタニタ
須藤(何度探してみても、食える物は何もない……)ガサガサ
須藤(この木箱、食べたら美味いかなぁ?)ボー
須藤(ああ、有機物だからきっと食えるな)ガツッ
ガツガツガツ ゴクン
須藤「うっぷ……」
須藤「げ、げぇ……うげええええええええ」
ヨシエ(ニヤニヤ)
~♪
ヨシエ「…………」ニタニタ
須藤(何度探してみても、食える物は何もない……)ガサガサ
須藤(この木箱、食べたら美味いかなぁ?)ボー
須藤(ああ、有機物だからきっと食えるな)ガツッ
ガツガツガツ ゴクン
須藤「うっぷ……」
須藤「げ、げぇ……うげええええええええ」
ヨシエ(ニヤニヤ)
75: 2015/01/12(月) 00:25:33.78 ID:rflEHqKx0.net
-352日前-
ネズミ「……チュー?」
須藤(…………)
ネズミ「…………」トコトコ
須藤()クワッ!!!
ガシッ
ネズミ「ジュッ!!?」
ガツガツガツムシャムシャムシャ
須藤(美味い……)
ネズミ「……チュー?」
須藤(…………)
ネズミ「…………」トコトコ
須藤()クワッ!!!
ガシッ
ネズミ「ジュッ!!?」
ガツガツガツムシャムシャムシャ
須藤(美味い……)
76: 2015/01/12(月) 00:28:02.14 ID:rflEHqKx0.net
-351日前-
須藤(親父とお袋は……心配してるだろーな……)
須藤(そーいや、吉田と、約束したんだった……)
須藤(やぶっちゃったな……)
須藤(眼が、殆ど、見えない……)
須藤(なんか、最近、音も聞こえなく、なって、きた……)
須藤(みず、ひとくち、だけで、も……)
須藤(み、ず……)
須藤(親父とお袋は……心配してるだろーな……)
須藤(そーいや、吉田と、約束したんだった……)
須藤(やぶっちゃったな……)
須藤(眼が、殆ど、見えない……)
須藤(なんか、最近、音も聞こえなく、なって、きた……)
須藤(みず、ひとくち、だけで、も……)
須藤(み、ず……)
77: 2015/01/12(月) 00:30:28.28 ID:rflEHqKx0.net
-???日前-
須藤(ヤバかったが、腹ペコと喉カラカラはなぜか大分治った)
須藤(意識もハッキリしている、よし。だが眼と耳が殆ど聞こえねーな……
脱出するのに苦労しそうだ)
須藤(何はともあれ、俺様大分復活っと)
須藤(だが、油断してはいけない事がある)
須藤(ヤバかったが、腹ペコと喉カラカラはなぜか大分治った)
須藤(意識もハッキリしている、よし。だが眼と耳が殆ど聞こえねーな……
脱出するのに苦労しそうだ)
須藤(何はともあれ、俺様大分復活っと)
須藤(だが、油断してはいけない事がある)
78: 2015/01/12(月) 00:33:10.10 ID:rflEHqKx0.net
須藤(あのデカい顔の事だ……)
須藤(アイツ、本当にしつこく入口で粘っていたからな。
眼が見えない以上、ヘタに出て殺り合ったらこっちが食われる)
須藤(だが、この倉庫だったら……眼が見えなくても木箱の一つ一つまで、
金網の錆一つの位置まで完全に把握している)
須藤(あの真っ白ブサイクがこっちに乗り込んできた所を、
叩いてやる!)
須藤(アイツ、本当にしつこく入口で粘っていたからな。
眼が見えない以上、ヘタに出て殺り合ったらこっちが食われる)
須藤(だが、この倉庫だったら……眼が見えなくても木箱の一つ一つまで、
金網の錆一つの位置まで完全に把握している)
須藤(あの真っ白ブサイクがこっちに乗り込んできた所を、
叩いてやる!)
79: 2015/01/12(月) 00:35:12.40 ID:rflEHqKx0.net
ガチャ、ガチャ
ほんのわずかに、音が聞こえた。
ガチャ、ガチャ……
何かが、扉を開けようとしている音。
ガチャン、キィィ……
ヨシエの奴が、ついにやってきた!
よし、殺られる前に殺ってやる、返り討ちだ!
須藤は雄叫びを挙げて、音がした方へと襲い掛かる。
ほんのわずかに、音が聞こえた。
ガチャ、ガチャ……
何かが、扉を開けようとしている音。
ガチャン、キィィ……
ヨシエの奴が、ついにやってきた!
よし、殺られる前に殺ってやる、返り討ちだ!
須藤は雄叫びを挙げて、音がした方へと襲い掛かる。
80: 2015/01/12(月) 00:38:05.73 ID:rflEHqKx0.net
須藤「キィイイイイイイイイイイ!!!」ダッダッダッダッダ
吉田「ひゃあ!?」
ガチャ、バタン!!
須藤「キィィィィィィィィィイイイイ」
ガシッ ガチャガシャガシャガシャ
吉田「あ……あ……」ガタガタ ヘタリ
吉田「ひゃあ!?」
ガチャ、バタン!!
須藤「キィィィィィィィィィイイイイ」
ガシッ ガチャガシャガシャガシャ
吉田「あ……あ……」ガタガタ ヘタリ
81: 2015/01/12(月) 00:39:46.52 ID:rflEHqKx0.net
キィィィィィィイイイイイイイ!!!
ガチャガチャガチャガチャ
吉田「……須藤さん……須藤さん……」
吉田「ごめんなさい……ごめんなさい……」グスッ
.
ガチャガチャガチャガチャ
吉田「……須藤さん……須藤さん……」
吉田「ごめんなさい……ごめんなさい……」グスッ
.
82: 2015/01/12(月) 00:43:48.91 ID:rflEHqKx0.net
-昨日-
内田「こりゃ、間に合わねーぞ」グビグビ
内田(予約していたホテルはまだ遠いし、何とかなんねーかな……)スマフォいじいじ
内田「あ、何だ。近道があるんじゃねーか」
内田「これなら『何もなけりゃ』今日中にはホテルに着くな」ブオンブオン
内田「さて、行くとしますか」
ブオオオオオオン
内田「こりゃ、間に合わねーぞ」グビグビ
内田(予約していたホテルはまだ遠いし、何とかなんねーかな……)スマフォいじいじ
内田「あ、何だ。近道があるんじゃねーか」
内田「これなら『何もなけりゃ』今日中にはホテルに着くな」ブオンブオン
内田「さて、行くとしますか」
ブオオオオオオン
84: 2015/01/12(月) 00:45:18.10 ID:rflEHqKx0.net
-今日-
さぁ、こっちにおいで
終わり
さぁ、こっちにおいで
終わり
85: 2015/01/12(月) 00:47:35.04 ID:rflEHqKx0.net
アップデート前の「恐怖の森」にて、
敵キャラの過去を妄想したらこんなのが産まれた
アップデートで全然違う事が分かったけど、
まぁいいかと思った
見てくれた奴サンクス
敵キャラの過去を妄想したらこんなのが産まれた
アップデートで全然違う事が分かったけど、
まぁいいかと思った
見てくれた奴サンクス
86: 2015/01/12(月) 00:54:48.88 ID:9y22+Ls70.net
おつ
87: 2015/01/12(月) 00:58:12.48 ID:PwBD3kMsp.net
おつ
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