1: 2015/01/02(金) 00:06:15.00 ID:51R7z9yO.net
凛「かーよちん!」
凛「朝だよー起きてー」ユサユサ
花陽「ん………ふぅ……」
凛「はーやーくー。外、雪積もってるよー?」
花陽「ふぁ………凛…ちゃん…」
凛「朝だよー起きてー」ユサユサ
花陽「ん………ふぅ……」
凛「はーやーくー。外、雪積もってるよー?」
花陽「ふぁ………凛…ちゃん…」
4: 2015/01/02(金) 00:08:53.92 ID:51R7z9yO.net
花陽「あけまして……おめでとう……」
凛「それは昨日聞いたよー?」
凛「それよりも、起きてよー。外で遊ぼうよー」ユサユサ
花陽「ん……寒い…」
凛「それは昨日聞いたよー?」
凛「それよりも、起きてよー。外で遊ぼうよー」ユサユサ
花陽「ん……寒い…」
5: 2015/01/02(金) 00:11:38.17 ID:51R7z9yO.net
花陽「寒いよぅ……」
凛「大丈夫!体を動かしたらポカポカだにゃー」
花陽「………花陽はお布団の方が好きだなぁ」モゾモゾ
凛「ああっ!?布団に潜り込まないで―!」
花陽「お願い凛ちゃん…あと30分ゆっくりさせて」
凛「もー………こうなったら奥の手だにゃ」
凛「大丈夫!体を動かしたらポカポカだにゃー」
花陽「………花陽はお布団の方が好きだなぁ」モゾモゾ
凛「ああっ!?布団に潜り込まないで―!」
花陽「お願い凛ちゃん…あと30分ゆっくりさせて」
凛「もー………こうなったら奥の手だにゃ」
8: 2015/01/02(金) 00:17:31.90 ID:51R7z9yO.net
凛「…………」ゴゾゴゾ
花陽「………この匂いは」
凛「こんな事もあろうかと、買っておいてよかったにゃ」
凛「GOHAN-YA数量限定の超爆弾おにぎり」
凛「ちょこーっと寄ってみたら売ってたにゃ」
花陽「あ……あ……!」
花陽「凛ちゃん…それもっとこっちに…!」
凛「だーめっ。お布団から出たら食べてもいいよ」
花陽「………この匂いは」
凛「こんな事もあろうかと、買っておいてよかったにゃ」
凛「GOHAN-YA数量限定の超爆弾おにぎり」
凛「ちょこーっと寄ってみたら売ってたにゃ」
花陽「あ……あ……!」
花陽「凛ちゃん…それもっとこっちに…!」
凛「だーめっ。お布団から出たら食べてもいいよ」
9: 2015/01/02(金) 00:26:58.46 ID:51R7z9yO.net
花陽「え……でも…」
凛「早く出ないと、凛が食べちゃうよー?」
凛「ほらほら。5秒数えるからそれまでにでてよねー?」
凛「いーち、にー、さーん……」
花陽「だ…めっ。お願い……もう少し待って…!」
凛「よーん」
花陽「凛ちゃ…!」
凛「ごー。終了ー。残念だけど、凛が全部食べちゃうにゃー」
凛「いただきまー―――」チラッ
凛「早く出ないと、凛が食べちゃうよー?」
凛「ほらほら。5秒数えるからそれまでにでてよねー?」
凛「いーち、にー、さーん……」
花陽「だ…めっ。お願い……もう少し待って…!」
凛「よーん」
花陽「凛ちゃ…!」
凛「ごー。終了ー。残念だけど、凛が全部食べちゃうにゃー」
凛「いただきまー―――」チラッ
10: 2015/01/02(金) 00:34:08.54 ID:51R7z9yO.net
花陽「う……うっ…」ポロポロ
凛「かよちん!?」
花陽「おにぎりが……とっても美味しそうなおにぎりが…!」
凛「ご、ごめんね。食べるつもりないから。ゆっくりでいいから」
凛「ゆっくりでいいから、お布団から出よ?出たらおにぎり食べよ?」
凛「かよちん!?」
花陽「おにぎりが……とっても美味しそうなおにぎりが…!」
凛「ご、ごめんね。食べるつもりないから。ゆっくりでいいから」
凛「ゆっくりでいいから、お布団から出よ?出たらおにぎり食べよ?」
11: 2015/01/02(金) 00:39:18.66 ID:51R7z9yO.net
――――――――――――――――
花陽「ぷはぁ~………やっぱりあそこのご飯はとっても美味しいなぁ」
凛「かよちんが幸せそうで凛は嬉しいにゃ」
花陽「ごめんね。いつも我儘ばっかり…」
凛「ううん。全然気にしてないよ」
花陽「えへへ…ありがと凛ちゃん」
凛「えへへー」ニコニコ
花陽「ぷはぁ~………やっぱりあそこのご飯はとっても美味しいなぁ」
凛「かよちんが幸せそうで凛は嬉しいにゃ」
花陽「ごめんね。いつも我儘ばっかり…」
凛「ううん。全然気にしてないよ」
花陽「えへへ…ありがと凛ちゃん」
凛「えへへー」ニコニコ
12: 2015/01/02(金) 00:49:12.15 ID:51R7z9yO.net
花陽「ものすごく冷えると思ったら雪積もってたんだね」
凛「そうだよー。来る途中雪だるま作ったりしちゃったにゃ」
花陽「ふふ、凛ちゃんはお外で遊ぶの好きだもんね」
凛「うん。かよちんも一緒に外で遊ぼうよ」
凛「雪なんて1年でそう何度も積もったりしないよ?」
凛「そうだよー。来る途中雪だるま作ったりしちゃったにゃ」
花陽「ふふ、凛ちゃんはお外で遊ぶの好きだもんね」
凛「うん。かよちんも一緒に外で遊ぼうよ」
凛「雪なんて1年でそう何度も積もったりしないよ?」
13: 2015/01/02(金) 00:55:46.23 ID:51R7z9yO.net
花陽「花陽は……家でゆっくり―――」
凛「ダメだよー。油断してるとすぐお腹周りにお肉ついちゃうよー?」
花陽「うっ……」
花陽「でも……また練習始まったら…」
凛「かーよちん?昨日と今日でお餅いくつ食べた?」
花陽「ふぇ…!?お、お餅…!?」
凛「うん。昨日と今日で」
花陽「その……2個…」
凛「本当?」
花陽「ほ、本当…だよっ…!」モジモジ
凛「ダメだよー。油断してるとすぐお腹周りにお肉ついちゃうよー?」
花陽「うっ……」
花陽「でも……また練習始まったら…」
凛「かーよちん?昨日と今日でお餅いくつ食べた?」
花陽「ふぇ…!?お、お餅…!?」
凛「うん。昨日と今日で」
花陽「その……2個…」
凛「本当?」
花陽「ほ、本当…だよっ…!」モジモジ
14: 2015/01/02(金) 01:13:45.57 ID:51R7z9yO.net
凛(また指もじもじしてる……)
凛「かよちんそのクセ早く治した方がいいよー?」
花陽「え?……あわあっ」バッ
花陽「そ………その、あのね。最初に2個食べたのは本当だよ…?」
花陽「お雑煮で食べたの。とーっても美味しくて、ついおかわりしちゃった」
花陽「お昼にね、お母さんが黄粉を持ってきてくれたから」
花陽「お餅を黄粉につけて食べたの。甘くて美味しかったぁ」
凛「………」
花陽「それでね!お父さんが閉まっていた七輪取り出してね」
花陽「佐藤醤油で食べたの!あぁ…あれはよかったぁ」キラキラ
凛「………かよちん?体動かそっか?」
花陽「………………………はい」
凛「かよちんそのクセ早く治した方がいいよー?」
花陽「え?……あわあっ」バッ
花陽「そ………その、あのね。最初に2個食べたのは本当だよ…?」
花陽「お雑煮で食べたの。とーっても美味しくて、ついおかわりしちゃった」
花陽「お昼にね、お母さんが黄粉を持ってきてくれたから」
花陽「お餅を黄粉につけて食べたの。甘くて美味しかったぁ」
凛「………」
花陽「それでね!お父さんが閉まっていた七輪取り出してね」
花陽「佐藤醤油で食べたの!あぁ…あれはよかったぁ」キラキラ
凛「………かよちん?体動かそっか?」
花陽「………………………はい」
16: 2015/01/02(金) 01:45:45.05 ID:51R7z9yO.net
ガチャ
花陽「うひゃあぁー………」ブルブル
凛「ほらほら、早く―」タタタッ
花陽「ま、待ってぇー…」
凛「よーし。やっとかよちんが外に出たところで――――」
凛「次は真姫ちゃんの家に行くにゃ。もちろん走って」
花陽「…えっ!?」
花陽「うひゃあぁー………」ブルブル
凛「ほらほら、早く―」タタタッ
花陽「ま、待ってぇー…」
凛「よーし。やっとかよちんが外に出たところで――――」
凛「次は真姫ちゃんの家に行くにゃ。もちろん走って」
花陽「…えっ!?」
22: 2015/01/02(金) 02:04:50.09 ID:51R7z9yO.net
花陽「携帯で連絡とって来てもらった方が――」
凛「そんなのに頼ってちゃダメだよ?」
凛「それにかよちんの体動かないじゃん」
凛「走ったら楽しくなるし、体も温まっておまけに痩せれるんだよ?」
凛「いいこと尽くしだにゃ」
花陽「で、でも、真姫ちゃん家少し遠い――――」
凛「よーし。さっそくレッツゴーにゃー」グイ
花陽「え、うわああああぁぁぁぁっ!?」
花陽「ちょ、凛ちゃ……はやっ、転んじゃ……!」ハァハァ
花陽「い、息が……!///」
凛「あははー、気分乗ってきたにゃー!」
凛「もっとペース上げるよー?」
花陽「だ、誰かたすけてぇー…!///」
凛「そんなのに頼ってちゃダメだよ?」
凛「それにかよちんの体動かないじゃん」
凛「走ったら楽しくなるし、体も温まっておまけに痩せれるんだよ?」
凛「いいこと尽くしだにゃ」
花陽「で、でも、真姫ちゃん家少し遠い――――」
凛「よーし。さっそくレッツゴーにゃー」グイ
花陽「え、うわああああぁぁぁぁっ!?」
花陽「ちょ、凛ちゃ……はやっ、転んじゃ……!」ハァハァ
花陽「い、息が……!///」
凛「あははー、気分乗ってきたにゃー!」
凛「もっとペース上げるよー?」
花陽「だ、誰かたすけてぇー…!///」
23: 2015/01/02(金) 02:05:43.61 ID:51R7z9yO.net
続き明日書きます
お休みなさい
お休みなさい
27: 2015/01/02(金) 11:59:46.00 ID:51R7z9yO.net
――――――――――――――――
凛「まーきちゃん!」
凛「朝だよー起きてー」ユサユサ
真姫「……なによもう」
凛「あけましておめでとう!」
真姫「それは昨日したでしょ」ムクッ
凛「おお、寝惚けてない!」
真姫「……ていうかどうして凛と花陽が家にあがりこんでるのよ?」
真姫「いえ、その前にどうして花陽は力尽きてるのよ?」
花陽「ひゃ……っ……はぁ……はぁ……!///」
凛「まーきちゃん!」
凛「朝だよー起きてー」ユサユサ
真姫「……なによもう」
凛「あけましておめでとう!」
真姫「それは昨日したでしょ」ムクッ
凛「おお、寝惚けてない!」
真姫「……ていうかどうして凛と花陽が家にあがりこんでるのよ?」
真姫「いえ、その前にどうして花陽は力尽きてるのよ?」
花陽「ひゃ……っ……はぁ……はぁ……!///」
28: 2015/01/02(金) 14:07:21.69 ID:51R7z9yO.net
凛「一緒に外で遊ぶにゃー」
真姫「私の質問にはスルーなのね」
花陽「おてっ……お手伝いさん……にあけっ……けほっけほっ」
真姫「花陽は無理しないの」
凛「早く早く―。雪積もってるよー?」
真姫「別に、雪ではしゃぐ歳でもないでしょ」モゾモゾ
凛「そう言いながら布団出ても…」
真姫「そ、そろそろ起きようかと思っただけよっ!」
真姫「私の質問にはスルーなのね」
花陽「おてっ……お手伝いさん……にあけっ……けほっけほっ」
真姫「花陽は無理しないの」
凛「早く早く―。雪積もってるよー?」
真姫「別に、雪ではしゃぐ歳でもないでしょ」モゾモゾ
凛「そう言いながら布団出ても…」
真姫「そ、そろそろ起きようかと思っただけよっ!」
29: 2015/01/02(金) 14:21:31.42 ID:51R7z9yO.net
真姫「………」チラッ
凛「『わぁ……綺麗。まるで私みたい』とか思ってる?」
真姫「思ってないわよ!」
凛「またまたー。真姫ちゃん素直になっていいんだよー?」
真姫「素直って…別にそこまで感じてないわよ。綺麗ねって思っただけ」
凛「『私』が?」
真姫「りーんー!」
凛「あはは、ごめんなさーい」
凛「『わぁ……綺麗。まるで私みたい』とか思ってる?」
真姫「思ってないわよ!」
凛「またまたー。真姫ちゃん素直になっていいんだよー?」
真姫「素直って…別にそこまで感じてないわよ。綺麗ねって思っただけ」
凛「『私』が?」
真姫「りーんー!」
凛「あはは、ごめんなさーい」
30: 2015/01/02(金) 15:14:09.08 ID:51R7z9yO.net
真姫「こらー待ちなさーい!」
凛「あははー」
バタバタ
花陽「はぁ……はぁ……ふぅ…」
花陽「やっと……落ち着いた…」
花陽「それで……なんで真姫ちゃん、凛ちゃんとイチャイチャしてるの?」
真姫「イチャイチャしてなーい!」
凛「あははー」
バタバタ
花陽「はぁ……はぁ……ふぅ…」
花陽「やっと……落ち着いた…」
花陽「それで……なんで真姫ちゃん、凛ちゃんとイチャイチャしてるの?」
真姫「イチャイチャしてなーい!」
35: 2015/01/02(金) 16:41:19.65 ID:51R7z9yO.net
ガチャ
花陽「うぅ………寒いよぉ」
凛「かよちんそればっかり」
花陽「だってぇ……」
真姫「それで、何するのよ?」
凛「うーんとね。なにしよっか?」
真姫「はぁ?」
花陽「うぅ………寒いよぉ」
凛「かよちんそればっかり」
花陽「だってぇ……」
真姫「それで、何するのよ?」
凛「うーんとね。なにしよっか?」
真姫「はぁ?」
36: 2015/01/02(金) 16:50:18.12 ID:51R7z9yO.net
花陽「もしかして、何も決めてなかったの?」
凛「うん。せっかく雪積もってるから雪だるま作ったりー。もよかったんだけど」
凛「それだとかよちんの為にならないでしょ?」
真姫「花陽の為?」
花陽「な、なんでもないよ!?」アセアセ
真姫「なんでもないって、そういう風にみえないんだけど」
凛「うん。せっかく雪積もってるから雪だるま作ったりー。もよかったんだけど」
凛「それだとかよちんの為にならないでしょ?」
真姫「花陽の為?」
花陽「な、なんでもないよ!?」アセアセ
真姫「なんでもないって、そういう風にみえないんだけど」
37: 2015/01/02(金) 17:03:34.66 ID:51R7z9yO.net
凛「えっとね。かよちん、ごめんね」ギュ
花陽「え、うぇえっ!?」
凛「真姫ちゃん。かよちんのお腹触って」
花陽「やめてぇっ……!」ジタバタ
真姫「………なるほど」サワサワ
花陽「え、うぇえっ!?」
凛「真姫ちゃん。かよちんのお腹触って」
花陽「やめてぇっ……!」ジタバタ
真姫「………なるほど」サワサワ
38: 2015/01/02(金) 17:11:28.35 ID:51R7z9yO.net
真姫「これは重症ね」
花陽「ひぐっ…!」
真姫「まぁ冗談よ。それで花陽のダイエットも兼ねての運動よね」
真姫「雪合戦とかどうかしら?体動かすし良い運動になるんじゃないかしら?」
凛「真姫ちゃん雪合戦やりたいんだー」
真姫「違うわよっ」
花陽「あはは…。でも楽しそうだね。雪合戦」
花陽「ひぐっ…!」
真姫「まぁ冗談よ。それで花陽のダイエットも兼ねての運動よね」
真姫「雪合戦とかどうかしら?体動かすし良い運動になるんじゃないかしら?」
凛「真姫ちゃん雪合戦やりたいんだー」
真姫「違うわよっ」
花陽「あはは…。でも楽しそうだね。雪合戦」
39: 2015/01/02(金) 17:30:29.27 ID:51R7z9yO.net
凛「でも3人だと少し寂しいよね」
花陽「そう、かな?花陽別に――――」
凛「というわけであと一人誘いに行くにゃ」
凛「2対2でちょうどよくなるし」
凛「うーん………穂乃果ちゃん誘ってみよっか」
真姫「穂乃果?忙しいんじゃない?」
凛「行ってみないとわからないにゃ」
花陽「あの、メールで確認したらいいんじゃ……」
凛「というわけで穂乃果ちゃん家に向かってレッツゴー!」グイ
花陽「そう、かな?花陽別に――――」
凛「というわけであと一人誘いに行くにゃ」
凛「2対2でちょうどよくなるし」
凛「うーん………穂乃果ちゃん誘ってみよっか」
真姫「穂乃果?忙しいんじゃない?」
凛「行ってみないとわからないにゃ」
花陽「あの、メールで確認したらいいんじゃ……」
凛「というわけで穂乃果ちゃん家に向かってレッツゴー!」グイ
42: 2015/01/02(金) 18:04:36.38 ID:51R7z9yO.net
ガラッ
穂乃果「いらっしゃーい。って凛ちゃんに真姫ちゃんに花陽ちゃんだー」
凛「穂乃果ちゃんあけましておめでとー」
穂乃果「おめでとー。今年もよろしくねー」
凛「よろしくだにゃー」
穂乃果「………後ろのふたり大丈夫?」
りんぱな「はぁ……はぁ……」
真姫「花陽が……ああなってた理由分かったわ…」ゼーゼー
穂乃果「いらっしゃーい。って凛ちゃんに真姫ちゃんに花陽ちゃんだー」
凛「穂乃果ちゃんあけましておめでとー」
穂乃果「おめでとー。今年もよろしくねー」
凛「よろしくだにゃー」
穂乃果「………後ろのふたり大丈夫?」
りんぱな「はぁ……はぁ……」
真姫「花陽が……ああなってた理由分かったわ…」ゼーゼー
43: 2015/01/02(金) 18:09:37.17 ID:51R7z9yO.net
花陽「真姫ちゃん…‥花陽…だめ……」ギュ
真姫「ちょ……抱き付かないでよ……私だって…だめなのに…」
凛「あー!なんかふたりずるーい!凛もー」ギュー
穂乃果「あはは……。とにかく上あがってて、もう少しで家のお手伝い終わるから」
真姫「ちょ……抱き付かないでよ……私だって…だめなのに…」
凛「あー!なんかふたりずるーい!凛もー」ギュー
穂乃果「あはは……。とにかく上あがってて、もう少しで家のお手伝い終わるから」
44: 2015/01/02(金) 18:16:35.34 ID:51R7z9yO.net
ガラッ
花陽「はぁ……温かい……やっと座れる…」
真姫「本当、凛は無茶し過ぎ。止まってって何度言っても聞かないんだから」
凛「でも楽しかったでしょ?」
真姫「楽しそうにしてたのは凛だけよ」
真姫「しっかり手握ってるし、何度転びかけたのかしら」
花陽「はぁ……温かい……やっと座れる…」
真姫「本当、凛は無茶し過ぎ。止まってって何度言っても聞かないんだから」
凛「でも楽しかったでしょ?」
真姫「楽しそうにしてたのは凛だけよ」
真姫「しっかり手握ってるし、何度転びかけたのかしら」
48: 2015/01/02(金) 21:00:54.02 ID:51R7z9yO.net
花陽「はぁー……もう疲れたよぉ…」グデー
真姫「花陽ほどじゃないけど、同感」
凛「もー。ふたりともだらしないなー」
凛「そんなんだからすぐ体重気にしたりするんだよー?」
真姫「別にそれほど気にしたりは……」
凛「ホントー?凛知ってるよー?」
凛「この前ひとり部室にいた時――――」
真姫「花陽ほどじゃないけど、同感」
凛「もー。ふたりともだらしないなー」
凛「そんなんだからすぐ体重気にしたりするんだよー?」
真姫「別にそれほど気にしたりは……」
凛「ホントー?凛知ってるよー?」
凛「この前ひとり部室にいた時――――」
49: 2015/01/02(金) 21:06:49.81 ID:51R7z9yO.net
真姫「あわあっ!」ガバッ
凛「むぐっ!んー!」
真姫「何で知ってるのよー!」
花陽「え、なになに?凛ちゃん教えて」
真姫「花陽は知らなくていいわっ」
凛「むぐっ!んー!」
真姫「何で知ってるのよー!」
花陽「え、なになに?凛ちゃん教えて」
真姫「花陽は知らなくていいわっ」
50: 2015/01/02(金) 21:10:52.29 ID:51R7z9yO.net
穂乃果「お待たせー。ってあれ?」ガラッ
穂乃果「もしかしてお楽しみ中だった…?」
真姫「違うわよっ!」
りんぱな「そうだよ!」
真姫「違うわよーっ!もーっ!」
穂乃果「もしかしてお楽しみ中だった…?」
真姫「違うわよっ!」
りんぱな「そうだよ!」
真姫「違うわよーっ!もーっ!」
51: 2015/01/02(金) 21:20:01.40 ID:51R7z9yO.net
穂乃果「ふふ、仲が良くて羨ましいなぁ」
穂乃果「はい。寒かったでしょ?お茶と、お店のお饅頭やお団子。少しだけ持ってきちゃった」
花陽「お団子っ!?」
穂乃果「おお、花陽ちゃん食いつきいいねぇ」
穂乃果「ちょっと待っててねー」ゴソゴソ
穂乃果「はい、花陽ちゃんあーんっ」
穂乃果「はい。寒かったでしょ?お茶と、お店のお饅頭やお団子。少しだけ持ってきちゃった」
花陽「お団子っ!?」
穂乃果「おお、花陽ちゃん食いつきいいねぇ」
穂乃果「ちょっと待っててねー」ゴソゴソ
穂乃果「はい、花陽ちゃんあーんっ」
52: 2015/01/02(金) 21:27:57.30 ID:51R7z9yO.net
花陽「あー」ハッ
花陽(だ、だめ。せっかくいっぱい運動したのに、ここでお団子食べたら)
花陽(でもとっても美味しそうだし、穂乃果ちゃんが差し出してくれんだし)
花陽(ここで1本だけ食べてもたいして問題には――――)
花陽(だ、だめっ!こんなんだからいつも後で後悔しちゃうんだっ!)
花陽(ここは心を鬼にして――――)
穂乃果「ほらほらー。早くしないと逃げちゃうよー?」
花陽「あーんっ」
花陽(花陽……心の弱い子でごめんなさいっ)モグモグ
花陽(だ、だめ。せっかくいっぱい運動したのに、ここでお団子食べたら)
花陽(でもとっても美味しそうだし、穂乃果ちゃんが差し出してくれんだし)
花陽(ここで1本だけ食べてもたいして問題には――――)
花陽(だ、だめっ!こんなんだからいつも後で後悔しちゃうんだっ!)
花陽(ここは心を鬼にして――――)
穂乃果「ほらほらー。早くしないと逃げちゃうよー?」
花陽「あーんっ」
花陽(花陽……心の弱い子でごめんなさいっ)モグモグ
53: 2015/01/02(金) 21:52:04.99 ID:51R7z9yO.net
穂乃果「どうかな?」
花陽「すっごく……美味しいです」ポロポロ
穂乃果「わぁー。涙が出るほど美味しいんだ。よかったー嬉しいなー」
真姫「多分別の意味で涙が出てるんだと思うんだけど」
穂乃果「こっちの鶯饅頭も食べて食べて」
花陽「うんっ」ポロポロ
花陽「すっごく……美味しいです」ポロポロ
穂乃果「わぁー。涙が出るほど美味しいんだ。よかったー嬉しいなー」
真姫「多分別の意味で涙が出てるんだと思うんだけど」
穂乃果「こっちの鶯饅頭も食べて食べて」
花陽「うんっ」ポロポロ
57: 2015/01/03(土) 00:04:36.21 ID:MZX8IlaA.net
真姫「でも……疲れた体に甘いものって沁みるわね」
凛「凛の思った通りだにゃ」
真姫「今思いついたでしょ?」
凛「年末も忙しそうだったけど、年始も忙しいんだね」
真姫「都合の悪い事はスルーしないの」グリグリ
凛「あいだだだっ…!」
穂乃果「あはは、そうだね。でもあと数日でこの忙しさも落ち着いてくるだろうし」
穂乃果「雪穂も手伝ってくれてるから、今日はゆっくりできそうだなぁ」
凛「凛の思った通りだにゃ」
真姫「今思いついたでしょ?」
凛「年末も忙しそうだったけど、年始も忙しいんだね」
真姫「都合の悪い事はスルーしないの」グリグリ
凛「あいだだだっ…!」
穂乃果「あはは、そうだね。でもあと数日でこの忙しさも落ち着いてくるだろうし」
穂乃果「雪穂も手伝ってくれてるから、今日はゆっくりできそうだなぁ」
58: 2015/01/03(土) 00:14:02.56 ID:MZX8IlaA.net
凛「そんな穂乃果ちゃんにー」
凛「遊びのお誘い!一緒に雪合戦しようよ!」
穂乃果「雪合戦かぁ……」
穂乃果「いいね。ずっと店番だったから体動かしたいかも」
真姫「いいの?店の手伝い大変だったんでしょ。疲れてないの?」
穂乃果「大丈夫!楽しい事には全力投球、だよ!」
真姫「なんだかある意味羨ましいわね」
花陽「だね」モグモグ
凛「遊びのお誘い!一緒に雪合戦しようよ!」
穂乃果「雪合戦かぁ……」
穂乃果「いいね。ずっと店番だったから体動かしたいかも」
真姫「いいの?店の手伝い大変だったんでしょ。疲れてないの?」
穂乃果「大丈夫!楽しい事には全力投球、だよ!」
真姫「なんだかある意味羨ましいわね」
花陽「だね」モグモグ
59: 2015/01/03(土) 00:22:34.09 ID:MZX8IlaA.net
穂乃果「それじゃあ準備するからちょっと待って――――」
「おねーちゃーん!おかーさん呼んでるよー!」
穂乃果「ん?雪穂?なんだろ……?ごめんちょっと下行ってくるね」ガラッ
花陽「花陽はもう出なくてもいいと思うんだけど…」
凛「だーめっ。かよちんお団子いくつ食べた?」
花陽「え……2個…くらい。かな?」
真姫「串が3本あるんだけど」
凛「お饅頭も食べてたよね?」
花陽「うぅ……頑張ります…」
「おねーちゃーん!おかーさん呼んでるよー!」
穂乃果「ん?雪穂?なんだろ……?ごめんちょっと下行ってくるね」ガラッ
花陽「花陽はもう出なくてもいいと思うんだけど…」
凛「だーめっ。かよちんお団子いくつ食べた?」
花陽「え……2個…くらい。かな?」
真姫「串が3本あるんだけど」
凛「お饅頭も食べてたよね?」
花陽「うぅ……頑張ります…」
60: 2015/01/03(土) 00:39:06.08 ID:MZX8IlaA.net
ガラッ
穂乃果「ごめーん。お母さんにお使いとか色々頼まれちゃって…」
凛「ええーっ!」
穂乃果「ごめん!埋め合わせは今度必ずするから!」
真姫「別にいいわよ。本当大変そうね」
穂乃果「慣れてるから」
穂乃果「っと、そろそろ行かなきゃ。本当にごめんねー」ガラッ
真姫「行っちゃったわね」
穂乃果「ごめーん。お母さんにお使いとか色々頼まれちゃって…」
凛「ええーっ!」
穂乃果「ごめん!埋め合わせは今度必ずするから!」
真姫「別にいいわよ。本当大変そうね」
穂乃果「慣れてるから」
穂乃果「っと、そろそろ行かなきゃ。本当にごめんねー」ガラッ
真姫「行っちゃったわね」
61: 2015/01/03(土) 00:46:43.34 ID:MZX8IlaA.net
凛「うーん……なかなか人が集まらないにゃ」
真姫「もう3人でいいんじゃない?」
凛「次は海未ちゃん誘ってみるにゃ」
花陽「3人は嫌なのかな…?」
真姫「単純に私の言葉聞いてないだけな気がするけど」
花陽「それじゃあ、さっそくメールで――――」
凛「ほらほら、真姫ちゃんかよちん出発するよ!」
真姫「もう3人でいいんじゃない?」
凛「次は海未ちゃん誘ってみるにゃ」
花陽「3人は嫌なのかな…?」
真姫「単純に私の言葉聞いてないだけな気がするけど」
花陽「それじゃあ、さっそくメールで――――」
凛「ほらほら、真姫ちゃんかよちん出発するよ!」
62: 2015/01/03(土) 00:53:55.23 ID:MZX8IlaA.net
まきぱな「えっ?」
真姫「メールの返事が来てからでもいいんじゃないの?」
凛「そんな事してたら雪が解けちゃうよー!」
真姫「いや、解けないから」
花陽「もしかしてなんだけど……凛ちゃん。海未ちゃんの家までは…」
凛「もちろん走って行くにゃー」ニッコリ
花陽「」
真姫「メールの返事が来てからでもいいんじゃないの?」
凛「そんな事してたら雪が解けちゃうよー!」
真姫「いや、解けないから」
花陽「もしかしてなんだけど……凛ちゃん。海未ちゃんの家までは…」
凛「もちろん走って行くにゃー」ニッコリ
花陽「」
68: 2015/01/04(日) 16:04:26.22 ID:ON0nuyVY.net
――――――――――――――――
凛「海未ちゃーん!」
海未「凛ではありませんか。どうかしました?」
凛「あけましておめでとー!」
海未「それは昨日したはずですよ?」クスッ
凛「おめでたい事は何回してもいいんだよー?」
海未「そうなのですか?」
凛「海未ちゃーん!」
海未「凛ではありませんか。どうかしました?」
凛「あけましておめでとー!」
海未「それは昨日したはずですよ?」クスッ
凛「おめでたい事は何回してもいいんだよー?」
海未「そうなのですか?」
69: 2015/01/04(日) 16:17:59.57 ID:ON0nuyVY.net
凛「わぁー。海未ちゃんの着物すっごく綺麗だにゃ」
海未「ふふ、ありがとうございます。母のお気に入りなんです」
凛「なんだか……お人形さんみたい」
海未「褒めても何も出ませんよ?」
凛「希ちゃんと違って出てる物ないもんね!」
海未「凛、後で覚えておいてくださいね?」ニッコリ
海未「ふふ、ありがとうございます。母のお気に入りなんです」
凛「なんだか……お人形さんみたい」
海未「褒めても何も出ませんよ?」
凛「希ちゃんと違って出てる物ないもんね!」
海未「凛、後で覚えておいてくださいね?」ニッコリ
70: 2015/01/04(日) 16:34:43.59 ID:ON0nuyVY.net
凛「ところで家の前で何してたの?」
海未「いえ、年賀状を回収しただけですが………って」
海未「あの遠くにいるのは真姫と………花陽?」
真姫「ほらぁ……しっかり……あともう少しだから…」ゼーゼー
花陽「はぁ……はぁ……!」ゼーゼー
凛「ほらほらー、ふたりとも遅ーい!」
海未「新年早々なにやってるんですか」
海未「いえ、年賀状を回収しただけですが………って」
海未「あの遠くにいるのは真姫と………花陽?」
真姫「ほらぁ……しっかり……あともう少しだから…」ゼーゼー
花陽「はぁ……はぁ……!」ゼーゼー
凛「ほらほらー、ふたりとも遅ーい!」
海未「新年早々なにやってるんですか」
72: 2015/01/04(日) 16:48:50.26 ID:ON0nuyVY.net
凛「雪合戦!」
海未「………はぁ」
凛「のメンバー集め!」
海未「すいません。よくわからないのですが」
凛「つまり、海未ちゃん一緒に雪合戦しよっ!」
海未「ああ、なるほど」
海未「………はぁ」
凛「のメンバー集め!」
海未「すいません。よくわからないのですが」
凛「つまり、海未ちゃん一緒に雪合戦しよっ!」
海未「ああ、なるほど」
73: 2015/01/04(日) 16:55:47.55 ID:ON0nuyVY.net
海未「申し訳ありません。午後には親戚が来ますので今日は……」
凛「そうなんだ?残念だにゃ」
海未「私でよければまた誘ってください」
花陽「真姫ちゃ……だめ……」ヘナヘナ
真姫「わ、私にじゃなく……凛に言って…」ヘナヘナ
凛「ふたりとも次はことりちゃんの家に行くよー!」
まきぱな「」
凛「そうなんだ?残念だにゃ」
海未「私でよければまた誘ってください」
花陽「真姫ちゃ……だめ……」ヘナヘナ
真姫「わ、私にじゃなく……凛に言って…」ヘナヘナ
凛「ふたりとも次はことりちゃんの家に行くよー!」
まきぱな「」
74: 2015/01/04(日) 17:53:39.78 ID:ON0nuyVY.net
海未「あ、もうすぐお昼ですし、よろしければうちで食べていきませんか?」
海未「せっかく来たんですし、母も喜ぶと思います」
凛「えっ、そんな。急にお邪魔したら悪いよー」
海未「そうですか……ならしかたありませんね」
真姫「ちょっと待ちなさい!」ガシッ
花陽「そうだよっ!」
凛「えっ!?」
海未「せっかく来たんですし、母も喜ぶと思います」
凛「えっ、そんな。急にお邪魔したら悪いよー」
海未「そうですか……ならしかたありませんね」
真姫「ちょっと待ちなさい!」ガシッ
花陽「そうだよっ!」
凛「えっ!?」
75: 2015/01/04(日) 18:11:23.44 ID:ON0nuyVY.net
真姫「なんでそんなに他人行儀なのよー!?」
花陽「凛ちゃんはもと厚かましい方が凛ちゃんらしくていいと思うよっ!」
凛「えっ、えっ!?」
海未「どうしたのですか。花陽も真姫も」
真姫「だって、これ逃したらすぐにことりの家よ!?」
花陽「もう足ガクガクで動かないよぉ…!」
真姫「お願いだから……お願いだから少し休ませてっ…!」
海未「……………凛?少しお話しがあります。よろしいですね?」
花陽「凛ちゃんはもと厚かましい方が凛ちゃんらしくていいと思うよっ!」
凛「えっ、えっ!?」
海未「どうしたのですか。花陽も真姫も」
真姫「だって、これ逃したらすぐにことりの家よ!?」
花陽「もう足ガクガクで動かないよぉ…!」
真姫「お願いだから……お願いだから少し休ませてっ…!」
海未「……………凛?少しお話しがあります。よろしいですね?」
77: 2015/01/04(日) 21:59:23.97 ID:ON0nuyVY.net
――――――――――――――――
凛「うえええええんっ!」
凛「かよちんごめんにゃー!」ポロポロ
花陽「花陽こそごめんなさぁい」ポロポロ
真姫「どうして花陽まで泣いてるのよ」
花陽「だって……だってぇ……」
花陽「海未ちゃんすっごく怖いし……花陽のせいなのに…凛ちゃんが怒られて…」
りんぱな「うわああん」
凛「うえええええんっ!」
凛「かよちんごめんにゃー!」ポロポロ
花陽「花陽こそごめんなさぁい」ポロポロ
真姫「どうして花陽まで泣いてるのよ」
花陽「だって……だってぇ……」
花陽「海未ちゃんすっごく怖いし……花陽のせいなのに…凛ちゃんが怒られて…」
りんぱな「うわああん」
78: 2015/01/04(日) 22:12:11.06 ID:ON0nuyVY.net
真姫「だって言ってるわよ、海未」
海未「わ、私そんなに怖かったですか?」
真姫「そうね。鬼みたいだったわ」
海未「う……反省します」
真姫「ほらほら、いつまでも泣かないの。子どもじゃないんだから」
りんぱな「真姫ちゃーん!」ギュー
真姫「うぇえっ!?」
凛「真姫ちぁゃーん!」
真姫「ちょ…離れ……」
真姫「はぁ……まったく。大きな子どもね」ナデナデ
海未「わ、私そんなに怖かったですか?」
真姫「そうね。鬼みたいだったわ」
海未「う……反省します」
真姫「ほらほら、いつまでも泣かないの。子どもじゃないんだから」
りんぱな「真姫ちゃーん!」ギュー
真姫「うぇえっ!?」
凛「真姫ちぁゃーん!」
真姫「ちょ…離れ……」
真姫「はぁ……まったく。大きな子どもね」ナデナデ
79: 2015/01/04(日) 22:23:45.34 ID:ON0nuyVY.net
――――――――――――――――
凛「はぁ~………とーっても美味しかったにゃー」
花陽「ご馳走様でした。とっても美味しかったよ。海未ちゃん」
海未「お粗末様でした」
真姫「本当、子どもね」
海未「ふふ、お茶入れてきますね」
真姫「いいの?ゆっくりしても」
海未「なにがですか?」
真姫「親戚、来るんでしょ?」
凛「はぁ~………とーっても美味しかったにゃー」
花陽「ご馳走様でした。とっても美味しかったよ。海未ちゃん」
海未「お粗末様でした」
真姫「本当、子どもね」
海未「ふふ、お茶入れてきますね」
真姫「いいの?ゆっくりしても」
海未「なにがですか?」
真姫「親戚、来るんでしょ?」
80: 2015/01/04(日) 22:42:35.80 ID:ON0nuyVY.net
海未「………あっ!」
海未「そう言えばそうでした」
真姫「いつも思うのだけど、海未ってどこか抜けてるわよね」
海未「いたって普通だと思うのですが」
凛「またまたー。海未ちゃんの突拍子のない行動にいつも手を焼いてるにゃ」
凛「この前もユニット練習の時に『茶道です!和の心を得てこそ、真のアイドルに近づけるのです!』なんて言うんだよ?」
海未「いえ、だからそれは……あの…」
花陽「ああ、だから希ちゃん茶道部の人と話してたんだね」
海未「そう言えばそうでした」
真姫「いつも思うのだけど、海未ってどこか抜けてるわよね」
海未「いたって普通だと思うのですが」
凛「またまたー。海未ちゃんの突拍子のない行動にいつも手を焼いてるにゃ」
凛「この前もユニット練習の時に『茶道です!和の心を得てこそ、真のアイドルに近づけるのです!』なんて言うんだよ?」
海未「いえ、だからそれは……あの…」
花陽「ああ、だから希ちゃん茶道部の人と話してたんだね」
81: 2015/01/04(日) 22:50:50.30 ID:ON0nuyVY.net
真姫「うーみー?。数少ない常識人なんだから、もっとしっかりしてよね」
海未「私はしっかりしているつもりなのですが……」
凛「まぁ、そういうところも含めて海未ちゃんなんだからいいんだけどね」
花陽「そうだねっ」
凛「だよね?真姫ちゃん?」
真姫「私に振らないでよ。………まぁそうね。抜けてない海未なんてなんだか変な気がしちゃうわ」
海未「私の評価ってこんなのなんですか……?」
海未「私はしっかりしているつもりなのですが……」
凛「まぁ、そういうところも含めて海未ちゃんなんだからいいんだけどね」
花陽「そうだねっ」
凛「だよね?真姫ちゃん?」
真姫「私に振らないでよ。………まぁそうね。抜けてない海未なんてなんだか変な気がしちゃうわ」
海未「私の評価ってこんなのなんですか……?」
82: 2015/01/04(日) 22:57:48.23 ID:ON0nuyVY.net
真姫「そうね。凛々しくてかっこよくて、真面目な大和撫子で」
真姫「でもどこかが抜けてる可愛い先輩って評価よ」
海未「かわっ……!?」カアァ
海未「…………///」ウツムキ
凛「おお、愛の告白にゃ!」
真姫「ちがうわよっ!」
花陽「真姫ちゃん真姫ちゃん。録音するからもう一回って」
真姫「言わないわよーっ!」
真姫「でもどこかが抜けてる可愛い先輩って評価よ」
海未「かわっ……!?」カアァ
海未「…………///」ウツムキ
凛「おお、愛の告白にゃ!」
真姫「ちがうわよっ!」
花陽「真姫ちゃん真姫ちゃん。録音するからもう一回って」
真姫「言わないわよーっ!」
83: 2015/01/04(日) 22:59:46.43 ID:ON0nuyVY.net
海未ちゃん編終わり
明日からことりちゃん編に入ります
にこちゃん編がぜんぜん思いつかないです
明日からことりちゃん編に入ります
にこちゃん編がぜんぜん思いつかないです
87: 2015/01/05(月) 23:12:59.47 ID:bjCZ948v.net
――――――――――――――――
ピンポーン
「はぁーい」
ガチャ
ことり「あれ?凛ちゃんに真姫ちゃんに花陽ちゃん。どうしたの?」
凛「あけましておめ――――」
真姫「それはもういいって」
ことり「おめでと~」
真姫「ことりもいいってば」
ピンポーン
「はぁーい」
ガチャ
ことり「あれ?凛ちゃんに真姫ちゃんに花陽ちゃん。どうしたの?」
凛「あけましておめ――――」
真姫「それはもういいって」
ことり「おめでと~」
真姫「ことりもいいってば」
88: 2015/01/05(月) 23:58:39.72 ID:bjCZ948v.net
凛「ことりちゃんことりちゃん。あーそぼっ?」
ことり「え?」
真姫「全然伝わってないじゃない」
花陽「えと、ね。もし暇ならなんだけど、外で雪合戦しない?」
ことり「あー……ごめんね。いま親戚が来てて…」
凛「むぅー…ことりちゃんもだめかぁー」
真姫「むしろ暇してる私たちが異常なのよ」
花陽「あはは……」
ことり「え?」
真姫「全然伝わってないじゃない」
花陽「えと、ね。もし暇ならなんだけど、外で雪合戦しない?」
ことり「あー……ごめんね。いま親戚が来てて…」
凛「むぅー…ことりちゃんもだめかぁー」
真姫「むしろ暇してる私たちが異常なのよ」
花陽「あはは……」
89: 2015/01/06(火) 00:08:36.84 ID:4OiWdPBq.net
ことり「ことりも…?」
花陽「海未ちゃんと穂乃果ちゃんも誘ったんだけど、忙しくて…」
ことり「あー。なるほど、ふたりとも家が大変だもんね」
ことり「ちょっと待っててくれる?」
タタタ
「おかーさーん。ちょっと30分くらい外散歩してくるねー」
タタタ
ことり「おまたせぇ。いこっか?」
花陽「海未ちゃんと穂乃果ちゃんも誘ったんだけど、忙しくて…」
ことり「あー。なるほど、ふたりとも家が大変だもんね」
ことり「ちょっと待っててくれる?」
タタタ
「おかーさーん。ちょっと30分くらい外散歩してくるねー」
タタタ
ことり「おまたせぇ。いこっか?」
90: 2015/01/06(火) 00:31:11.96 ID:4OiWdPBq.net
真姫「……いいの?」
ことり「うんっ。せっかく来てくれたんだし、少しだけなら大丈夫だよ?」
ことり「それに外の空気吸いたいし」
凛「ことりちゃんありがとー」ギュー
ことり「ええっ!?」
凛「もうなんていうか、凛のお嫁さんに来てほしいにゃー」スリスリ
ことり「うえぇっ!?ちょ、ちょっと凛ちゃん!?」
ことり「うんっ。せっかく来てくれたんだし、少しだけなら大丈夫だよ?」
ことり「それに外の空気吸いたいし」
凛「ことりちゃんありがとー」ギュー
ことり「ええっ!?」
凛「もうなんていうか、凛のお嫁さんに来てほしいにゃー」スリスリ
ことり「うえぇっ!?ちょ、ちょっと凛ちゃん!?」
91: 2015/01/06(火) 00:58:56.30 ID:4OiWdPBq.net
真姫「はいはい。そういうのはそこまでにしておきなさい。ことりが困ってるわよ」
凛「あれー?真姫ちゃん嫉妬してるのー?」
真姫「してないから」
ことり「ふふ、でも凛ちゃんあったかーい」ギュー
ことり「花陽ちゃんも真姫ちゃんもこっちおいで?」
ことり「ことりがモフモフしてあげます」
花陽「え、ええ…!?」
真姫「結構よ。先に行くわ」スタスタ
ことり「もー…素直じゃないんだからー」
ことり「………あ、そうだ♪」
凛「あれー?真姫ちゃん嫉妬してるのー?」
真姫「してないから」
ことり「ふふ、でも凛ちゃんあったかーい」ギュー
ことり「花陽ちゃんも真姫ちゃんもこっちおいで?」
ことり「ことりがモフモフしてあげます」
花陽「え、ええ…!?」
真姫「結構よ。先に行くわ」スタスタ
ことり「もー…素直じゃないんだからー」
ことり「………あ、そうだ♪」
92: 2015/01/06(火) 01:22:01.27 ID:4OiWdPBq.net
真姫「うぅ……寒い」
花陽「周りに風を遮る物がないからね」
真姫「見事に私たちしかいないし」
花陽「か、貸し切りだって思えば……」
凛「よぅし、公園についたし、さっそく始めるにゃー」ウキウキ
真姫「すっごくウキウキしてるわね」
花陽「あはは…。楽しみにしてたもんね」
ことり「あ、ことり真姫ちゃんと組みたいなー」
花陽「周りに風を遮る物がないからね」
真姫「見事に私たちしかいないし」
花陽「か、貸し切りだって思えば……」
凛「よぅし、公園についたし、さっそく始めるにゃー」ウキウキ
真姫「すっごくウキウキしてるわね」
花陽「あはは…。楽しみにしてたもんね」
ことり「あ、ことり真姫ちゃんと組みたいなー」
93: 2015/01/06(火) 01:36:19.79 ID:4OiWdPBq.net
真姫「え?」
凛「じゃあ凛はかよちんとだね」
花陽「頑張ろうね凛ちゃん」
真姫「私がことりと?」
ことり「だめ、かな?」
真姫「べ、別にいいけど――――」
凛「それじゃあ、スタート!」ビュン
真姫「きゃっ!?」
凛「じゃあ凛はかよちんとだね」
花陽「頑張ろうね凛ちゃん」
真姫「私がことりと?」
ことり「だめ、かな?」
真姫「べ、別にいいけど――――」
凛「それじゃあ、スタート!」ビュン
真姫「きゃっ!?」
94: 2015/01/06(火) 01:55:27.46 ID:4OiWdPBq.net
真姫「ちょっと、まだ話してる途中――――」
ビュン
真姫「きゃあっ!?」
凛「やったー!かよちんもヒットしたにゃー!」
花陽「わぁい、やったよ凛ちゃん!」
ことり「真姫ちゃん大丈夫?」
真姫「………私を狙うなんていい度胸じゃない。凛、花陽?」
真姫「いいわ。やってやろうじゃない。本気でやるんだから、覚悟しなさいよっ!」ビュン
凛「にゃー」ヒョイ
ビュン
真姫「きゃあっ!?」
凛「やったー!かよちんもヒットしたにゃー!」
花陽「わぁい、やったよ凛ちゃん!」
ことり「真姫ちゃん大丈夫?」
真姫「………私を狙うなんていい度胸じゃない。凛、花陽?」
真姫「いいわ。やってやろうじゃない。本気でやるんだから、覚悟しなさいよっ!」ビュン
凛「にゃー」ヒョイ
95: 2015/01/06(火) 02:11:04.71 ID:4OiWdPBq.net
凛「そんなんじゃ当たんないよー?」
真姫「うぐぐ………!」
凛「真姫ちゃん怒ってるし、かよちん頑張って避けてね」
花陽「う、うんっ」
真姫「ことり!なにぼさっとしてるの、ことりも投げる!」
ことり「ふぇ?う、うんっ!」
真姫「うぐぐ………!」
凛「真姫ちゃん怒ってるし、かよちん頑張って避けてね」
花陽「う、うんっ」
真姫「ことり!なにぼさっとしてるの、ことりも投げる!」
ことり「ふぇ?う、うんっ!」
97: 2015/01/06(火) 02:58:51.39 ID:4OiWdPBq.net
――――――――――――――――
真姫「うぐぐ………全然当たらないじゃない!」ビュン
凛「おっと」ヒョイ
花陽「わぷっ!」
ことり「流れ弾が全部花陽ちゃんに当たってる……」
凛「真姫ちゃんコントロールわるーい」
真姫「あーもー!」
ことり(さぁて、そろそろかなー?)
真姫「うぐぐ………全然当たらないじゃない!」ビュン
凛「おっと」ヒョイ
花陽「わぷっ!」
ことり「流れ弾が全部花陽ちゃんに当たってる……」
凛「真姫ちゃんコントロールわるーい」
真姫「あーもー!」
ことり(さぁて、そろそろかなー?)
98: 2015/01/06(火) 03:13:43.65 ID:4OiWdPBq.net
ことり「アー、アシガスベッチャッター」
真姫「え?」
バタン
真姫「ちょ、ことり。早くどいてちょうだい」
ことり「アー、テモスベッチャッタナー」サワサワ
真姫「なんで服の中に手を入れて……ひゃあっ!」
ことり「ふふ、暴れちゃうともっと奥までいっちゃうよ?」
真姫「奥、奥ってなによーっ///」
真姫「え?」
バタン
真姫「ちょ、ことり。早くどいてちょうだい」
ことり「アー、テモスベッチャッタナー」サワサワ
真姫「なんで服の中に手を入れて……ひゃあっ!」
ことり「ふふ、暴れちゃうともっと奥までいっちゃうよ?」
真姫「奥、奥ってなによーっ///」
99: 2015/01/06(火) 03:20:10.45 ID:4OiWdPBq.net
りんぱな「…………」
りんぱな「凛(花陽)もやるー!」
真姫「うええっ!?」
凛「凛も手が滑ったにゃー」
花陽「は、花陽もっ」
サワサワ
サワサワ
真姫「や、やめっ……///」
真姫「こ、公園っ!ここ公園だからーっ!///」
りんぱな「凛(花陽)もやるー!」
真姫「うええっ!?」
凛「凛も手が滑ったにゃー」
花陽「は、花陽もっ」
サワサワ
サワサワ
真姫「や、やめっ……///」
真姫「こ、公園っ!ここ公園だからーっ!///」
102: 2015/01/06(火) 16:15:49.89 ID:4OiWdPBq.net
――――――――――――――――
ことり「それじゃあ、ことりはそろそろ帰るね」
花陽「ごめんね。時間もだいぶたっちゃったし…」
ことり「ううん、いいよ。新年から良いもの拝めたし」
ことり「本当は写真か動画で撮っておきたかったかな?」
花陽「あー…それわかるなぁ」
ことり「ふふ、次は部室でしよっか?」
花陽「だねっ」
ことり「それじゃあ、ことりはそろそろ帰るね」
花陽「ごめんね。時間もだいぶたっちゃったし…」
ことり「ううん、いいよ。新年から良いもの拝めたし」
ことり「本当は写真か動画で撮っておきたかったかな?」
花陽「あー…それわかるなぁ」
ことり「ふふ、次は部室でしよっか?」
花陽「だねっ」
103: 2015/01/06(火) 16:26:54.46 ID:4OiWdPBq.net
凛「ほら、ことりちゃん帰るってさ」
凛「いつまでも落ち込まないの」
真姫「………なんかもう、大事な物失った気分よ」
ことり「凛ちゃん花陽ちゃん今日はありがとうね。特に真姫ちゃん」
凛「こっちこそありがとうだにゃ」
花陽「全然避けれなかったけど、とっても楽しかったよ」
ことり「ふふ、今度は皆でしようね。それじゃあ学校でねー」
凛「いつまでも落ち込まないの」
真姫「………なんかもう、大事な物失った気分よ」
ことり「凛ちゃん花陽ちゃん今日はありがとうね。特に真姫ちゃん」
凛「こっちこそありがとうだにゃ」
花陽「全然避けれなかったけど、とっても楽しかったよ」
ことり「ふふ、今度は皆でしようね。それじゃあ学校でねー」
104: 2015/01/06(火) 16:38:30.19 ID:4OiWdPBq.net
凛「さぁて、目標の雪合戦も終わったんだけど」
真姫「…………」ボー
凛「真姫ちゃんがこんなんだし、にこちゃんに会いに行ってみる?」
花陽「え?なんでにこちゃん?」
凛「流れ的には次はにこちゃんかなー?って」
凛「それに、にこちゃんならなんとかしてくれそうだし」
花陽「あはは……。『とりあえずにこに丸投げっていうのは止めなさい!』って怒られちゃいそうだね」
真姫「…………」ボー
凛「真姫ちゃんがこんなんだし、にこちゃんに会いに行ってみる?」
花陽「え?なんでにこちゃん?」
凛「流れ的には次はにこちゃんかなー?って」
凛「それに、にこちゃんならなんとかしてくれそうだし」
花陽「あはは……。『とりあえずにこに丸投げっていうのは止めなさい!』って怒られちゃいそうだね」
105: 2015/01/06(火) 16:39:19.24 ID:4OiWdPBq.net
明日からにこにー編です。
よし行ってきます。
よし行ってきます。
108: 2015/01/07(水) 16:39:41.72 ID:SJeHHs4U.net
矢澤家
にこ「よーし、後はオーブンで焼き上がった生地に、ホイップをつけるだけよ」
こころ「さすがお姉さま。手際がとても素晴らしいです」
にこ「こころが手伝ってくれたおかげよ?ありがとね」ナデナデ
こころ「えへへ……」
ここあ「にこおねーちゃんまだー?」
こころ「ここあもたまには手伝ってください。いつも食べてばっかりなんだから」
にこ「よーし、後はオーブンで焼き上がった生地に、ホイップをつけるだけよ」
こころ「さすがお姉さま。手際がとても素晴らしいです」
にこ「こころが手伝ってくれたおかげよ?ありがとね」ナデナデ
こころ「えへへ……」
ここあ「にこおねーちゃんまだー?」
こころ「ここあもたまには手伝ってください。いつも食べてばっかりなんだから」
110: 2015/01/07(水) 16:48:37.75 ID:SJeHHs4U.net
ここあ「虎太郎も食べてばっかじゃん」
虎太郎「ケーキー」
にこ「虎太郎はいーの。今はね」
こころあ「今は……?」
にこ「包丁が持てる年齢になったら、にこのすべてを伝授するわ」
にこ「今は男子も料理する時代なんだから、虎太郎もできなくちゃね」
にこ「そのうち三人の手料理、振舞ってちょうだいね」ニコッ
虎太郎「ケーキー」
にこ「虎太郎はいーの。今はね」
こころあ「今は……?」
にこ「包丁が持てる年齢になったら、にこのすべてを伝授するわ」
にこ「今は男子も料理する時代なんだから、虎太郎もできなくちゃね」
にこ「そのうち三人の手料理、振舞ってちょうだいね」ニコッ
111: 2015/01/07(水) 16:56:32.25 ID:SJeHHs4U.net
こころ「……はいっ!」
こころ「ここあ、虎太郎。頑張りましょうね!」
ここあ「はぁ…。もう簡単なの担当させてよー?」
虎太郎「がんばるー」
にこ「ふふ、さぁて、この空いた時間使って、洗物片付けるわよ」
こころ「はぁーい」
にこ(やっぱり妹たちと一緒に料理作るのって楽しいわ)
にこ(でも正月にケーキって世界中探してもにこ達だけかもね)クスッ
こころ「ここあ、虎太郎。頑張りましょうね!」
ここあ「はぁ…。もう簡単なの担当させてよー?」
虎太郎「がんばるー」
にこ「ふふ、さぁて、この空いた時間使って、洗物片付けるわよ」
こころ「はぁーい」
にこ(やっぱり妹たちと一緒に料理作るのって楽しいわ)
にこ(でも正月にケーキって世界中探してもにこ達だけかもね)クスッ
112: 2015/01/07(水) 17:00:01.93 ID:SJeHHs4U.net
ピンポーン
にこ「ん……?宅配便かな?」
にこ「ちょっといってくるわね。お皿拭くのよろしくね、ここあ」
ここあ「はーい」
ピンポーン
にこ「はいはい、今出ますよー」
ガチャ
凛「ハッピーニュー――――」
バタン
にこ「ん……?宅配便かな?」
にこ「ちょっといってくるわね。お皿拭くのよろしくね、ここあ」
ここあ「はーい」
ピンポーン
にこ「はいはい、今出ますよー」
ガチャ
凛「ハッピーニュー――――」
バタン
113: 2015/01/07(水) 17:07:46.17 ID:SJeHHs4U.net
凛「にこちゃーん?どうして急に閉めるのかなー?」
にこ「りーん?どうして扉の間に靴をはさんでるのかなー?」
凛「あけおめ!」
にこ「昨日したでしょ!?」
凛「遊びに来たよっ!」
にこ「急すぎるわよ!せめて連絡とりなさいよっ!」
凛「人生にはサプライズが大事だって希ちゃん言ってたにゃ!」
にこ「サプライズすぎるわよっ!」
にこ「りーん?どうして扉の間に靴をはさんでるのかなー?」
凛「あけおめ!」
にこ「昨日したでしょ!?」
凛「遊びに来たよっ!」
にこ「急すぎるわよ!せめて連絡とりなさいよっ!」
凛「人生にはサプライズが大事だって希ちゃん言ってたにゃ!」
にこ「サプライズすぎるわよっ!」
114: 2015/01/07(水) 17:44:44.47 ID:SJeHHs4U.net
凛「中にいーれてっ?」
にこ「お帰りください」ニコッ
凛「お土産持ってきたからさー」
にこ「お土産…?」
花陽「イチゴ買ってきたんだ。こころちゃん達好きって前言ってたから」
にこ(花陽いたんだ……ていうかイチゴ……!)
にこ「……しょ、しょうがないわね」ギィー
凛(ちょろい)
にこ「お帰りください」ニコッ
凛「お土産持ってきたからさー」
にこ「お土産…?」
花陽「イチゴ買ってきたんだ。こころちゃん達好きって前言ってたから」
にこ(花陽いたんだ……ていうかイチゴ……!)
にこ「……しょ、しょうがないわね」ギィー
凛(ちょろい)
115: 2015/01/07(水) 18:08:05.77 ID:SJeHHs4U.net
花陽「お邪魔しまーす」
凛「こころちゃーん、ここあちゃーん、虎太郎くーん。お土産持ってきたにゃー」
にこ「まったく…」
真姫「………」ヌッ
にこ「わぁっ!?ま、真姫ちゃんいたのっ!?」
真姫「………」コクン
にこ「何よテンション低いわよ」
真姫「………そうね」
にこ「………?」
凛「こころちゃーん、ここあちゃーん、虎太郎くーん。お土産持ってきたにゃー」
にこ「まったく…」
真姫「………」ヌッ
にこ「わぁっ!?ま、真姫ちゃんいたのっ!?」
真姫「………」コクン
にこ「何よテンション低いわよ」
真姫「………そうね」
にこ「………?」
116: 2015/01/07(水) 18:54:34.70 ID:SJeHHs4U.net
花陽「わぁー。ケーキ焼いてたんだぁ」
こころ「はい、お姉さまと一緒に作ってました」
凛「それじゃあこのイチゴケーキの上に乗せようよ」
ここあ「わーい。いっちごーいっちごー♪」
にこ「ねぇ、凛花陽。真姫ちゃんどうなってるの?なんだか心抜けちゃってるんだけど」
凛「あー…それはにこちゃんのお仕事にゃ」
虎太郎「しごとー?」
こころ「はい、お姉さまと一緒に作ってました」
凛「それじゃあこのイチゴケーキの上に乗せようよ」
ここあ「わーい。いっちごーいっちごー♪」
にこ「ねぇ、凛花陽。真姫ちゃんどうなってるの?なんだか心抜けちゃってるんだけど」
凛「あー…それはにこちゃんのお仕事にゃ」
虎太郎「しごとー?」
117: 2015/01/07(水) 19:03:30.35 ID:SJeHHs4U.net
にこ「仕事ってなによ?」
凛「ここは凛とかよちんに任せて、真姫ちゃんよろしくね」
にこ「だから仕事ってなによ?」
花陽「にこちゃんにしかできない事なの。お願いにこちゃん」
にこ「せめて説明しなさいよ」
こころ「お姉さま頑張ってください!」
ここあ「なんだかよくわからないけど頑張れー」
虎太郎「がんばー」
にこ「ああもう……ほんっとよく分からないけど、とりあえず真姫ちゃん来なさい。二者面談よ」
凛「ここは凛とかよちんに任せて、真姫ちゃんよろしくね」
にこ「だから仕事ってなによ?」
花陽「にこちゃんにしかできない事なの。お願いにこちゃん」
にこ「せめて説明しなさいよ」
こころ「お姉さま頑張ってください!」
ここあ「なんだかよくわからないけど頑張れー」
虎太郎「がんばー」
にこ「ああもう……ほんっとよく分からないけど、とりあえず真姫ちゃん来なさい。二者面談よ」
118: 2015/01/07(水) 21:40:44.56 ID:SJeHHs4U.net
――――――――――――――――
ここあ「美味しーい!」
虎太郎「おいしー」
こころ「さすがお姉さまです…!」
花陽「ふふ、皆可愛いなぁ」
凛「凛もこんな妹や弟が欲しいにゃー」
ここあ「美味しーい!」
虎太郎「おいしー」
こころ「さすがお姉さまです…!」
花陽「ふふ、皆可愛いなぁ」
凛「凛もこんな妹や弟が欲しいにゃー」
119: 2015/01/07(水) 21:54:50.98 ID:SJeHHs4U.net
凛「それにしてもにこちゃん達まだ帰ってこないね」
花陽「にこちゃんの部屋で何話してるんだろう?」
凛「だいぶ時間経ってるし……気になる」
花陽「確かに気になるけど……ダメだよ?凛ちゃん」
凛「わ、わかってるよ。盗み聞ぎなんてしないよ」
ガラッ
にこ「ふぅ~……疲れた」
花陽「にこちゃんの部屋で何話してるんだろう?」
凛「だいぶ時間経ってるし……気になる」
花陽「確かに気になるけど……ダメだよ?凛ちゃん」
凛「わ、わかってるよ。盗み聞ぎなんてしないよ」
ガラッ
にこ「ふぅ~……疲れた」
120: 2015/01/07(水) 22:04:36.49 ID:SJeHHs4U.net
花陽「にこちゃん。どうだった?」
にこ「どうって……」
真姫「…………」スッ
凛「真姫ちゃーん!」ギュ
真姫「ちょ、いきなり抱き付かないで!」
にこ「いつも通りに戻しておいたわ」
にこ「どうって……」
真姫「…………」スッ
凛「真姫ちゃーん!」ギュ
真姫「ちょ、いきなり抱き付かないで!」
にこ「いつも通りに戻しておいたわ」
121: 2015/01/07(水) 22:11:22.96 ID:SJeHHs4U.net
凛「真姫ちゃんはやっぱりこっちの方が好きだにゃ」スリスリ
真姫「意味わかんない。ていうか離れなさいよー」
にこ「深くきくつもりはないんだけど、どうしてこうなったのよ?」
花陽「え?そ、それは……」
凛「元をたどればかよちんの正月太りが原因にゃ」
花陽「ええっ!?」
真姫「意味わかんない。ていうか離れなさいよー」
にこ「深くきくつもりはないんだけど、どうしてこうなったのよ?」
花陽「え?そ、それは……」
凛「元をたどればかよちんの正月太りが原因にゃ」
花陽「ええっ!?」
122: 2015/01/07(水) 22:40:09.86 ID:SJeHHs4U.net
――――――――――――――――
凛「こころちゃんここあちゃん虎太郎君またねー」
花陽「こ、今度はババ抜き負けないから」
ここあ「ふふん、次も負けないよー」
虎太郎「ばいばーい」
真姫「ごめんなさいね。今日は急に押しかけちゃって」
にこ「ホントそうよ。来る時は前もって連絡入れなさいよね。ご飯くらい用意するから」
にこ「にこの手料理が食べられないなんて、その日一日を無駄にしてるようなもんなのよ?」
花陽「うん。じゃあ次は連絡いれるね」
真姫「花陽を甘やかせないでよね。にこちゃん」
にこ「さぁねー。花陽が後で絶叫をあげるくらい美味しい料理、たくさん食べさせるんだから」
凛「こころちゃんここあちゃん虎太郎君またねー」
花陽「こ、今度はババ抜き負けないから」
ここあ「ふふん、次も負けないよー」
虎太郎「ばいばーい」
真姫「ごめんなさいね。今日は急に押しかけちゃって」
にこ「ホントそうよ。来る時は前もって連絡入れなさいよね。ご飯くらい用意するから」
にこ「にこの手料理が食べられないなんて、その日一日を無駄にしてるようなもんなのよ?」
花陽「うん。じゃあ次は連絡いれるね」
真姫「花陽を甘やかせないでよね。にこちゃん」
にこ「さぁねー。花陽が後で絶叫をあげるくらい美味しい料理、たくさん食べさせるんだから」
124: 2015/01/08(木) 00:29:36.07 ID:mraS8BxX.net
バタン
花陽「うひゃー……寒いぃ…」
凛「ずっと室内にいたもんね」
真姫「日も落ちかけてるし、帰りましょう」
凛「えー。まだもうちょっと遊べそうだよ?」
真姫「別に今日が最後ってわけじゃないでしょ?」
凛「てことは真姫ちゃん明日も凛たちと――――」
真姫「はいはい、違うから」
花陽「うひゃー……寒いぃ…」
凛「ずっと室内にいたもんね」
真姫「日も落ちかけてるし、帰りましょう」
凛「えー。まだもうちょっと遊べそうだよ?」
真姫「別に今日が最後ってわけじゃないでしょ?」
凛「てことは真姫ちゃん明日も凛たちと――――」
真姫「はいはい、違うから」
125: 2015/01/08(木) 00:48:28.34 ID:mraS8BxX.net
花陽「明日は何しよっか?」テクテク
真姫「花陽まで……私忙しいんだけど」テクテク
凛「ホント?」テクテク
真姫「そうね……夏休みの穂乃果くらいには忙しいわ」
凛「それって暇ってことじゃん」
真姫「どうせ断っても来るんでしょ?」
凛「うん」
真姫「はぁ…冬休み。少しゆっくりしたかったんだけどなぁ」
真姫「花陽まで……私忙しいんだけど」テクテク
凛「ホント?」テクテク
真姫「そうね……夏休みの穂乃果くらいには忙しいわ」
凛「それって暇ってことじゃん」
真姫「どうせ断っても来るんでしょ?」
凛「うん」
真姫「はぁ…冬休み。少しゆっくりしたかったんだけどなぁ」
126: 2015/01/08(木) 12:15:24.19 ID:mraS8BxX.net
花陽「ところで………」
花陽「真姫ちゃん、にこちゃんと何話してたの?」
真姫「………別に」
凛「凛知ってるよ」
凛「あれだよね。絵里ちゃんと希ちゃんのデーデッデーみたいなことしてたんでしょ?」
凛「なーんてねっ」
真姫「…………」スタスタ
凛「……え、ええっ!ちょ、ちょちょちょちょっと!真姫ちゃんいつもみたいに否定しないの!?」
花陽「真姫ちゃん、にこちゃんと何話してたの?」
真姫「………別に」
凛「凛知ってるよ」
凛「あれだよね。絵里ちゃんと希ちゃんのデーデッデーみたいなことしてたんでしょ?」
凛「なーんてねっ」
真姫「…………」スタスタ
凛「……え、ええっ!ちょ、ちょちょちょちょっと!真姫ちゃんいつもみたいに否定しないの!?」
127: 2015/01/08(木) 15:41:27.07 ID:mraS8BxX.net
真姫「………」スタスタ
凛「はやっ…!真姫ちゃんそんなに早く歩くと滑って転んじゃうよー?」
花陽「あの、真姫ちゃん!そのね、ずっと言おうか迷ったんだけどね」
花陽「ボタンずれてる…よ?」
真姫「うえっ!?」バッ
花陽「ごめん……嘘」
真姫「………っ!///」カアァ
ダッ
凛「ああっ!真姫ちゃんが逃げた!待つにゃー!」
凛「はやっ…!真姫ちゃんそんなに早く歩くと滑って転んじゃうよー?」
花陽「あの、真姫ちゃん!そのね、ずっと言おうか迷ったんだけどね」
花陽「ボタンずれてる…よ?」
真姫「うえっ!?」バッ
花陽「ごめん……嘘」
真姫「………っ!///」カアァ
ダッ
凛「ああっ!真姫ちゃんが逃げた!待つにゃー!」
128: 2015/01/08(木) 16:07:04.35 ID:mraS8BxX.net
――――――――――――――――
凛「わ、わかってるよ。にこちゃんと楽しく話してたら暑くなって上着脱いだんだよね?」
凛「で、その時に偶然ボタンが外れたんだよね?」
真姫「だ、だから何度もそうって言ってるでしょ‥!」ウルウル
凛(本当だったらあんな反応しないよね)
タタタッ
花陽「はぁ……はぁ……」
花陽「やっと……追いついた……」
花陽「………ってあれ?」
花陽「ここ…絵里ちゃんの住んでるマンションだ」
凛「わ、わかってるよ。にこちゃんと楽しく話してたら暑くなって上着脱いだんだよね?」
凛「で、その時に偶然ボタンが外れたんだよね?」
真姫「だ、だから何度もそうって言ってるでしょ‥!」ウルウル
凛(本当だったらあんな反応しないよね)
タタタッ
花陽「はぁ……はぁ……」
花陽「やっと……追いついた……」
花陽「………ってあれ?」
花陽「ここ…絵里ちゃんの住んでるマンションだ」
129: 2015/01/08(木) 18:34:16.24 ID:mraS8BxX.net
真姫「行くわよっ!」
凛「行くってどこに?」
真姫「ついでよ!絵里にも挨拶するの!」
凛(話題反らそうとしてる…)
凛「凛は別にいいけど」
花陽「花陽もいいよ。それで真姫ちゃんにこちゃんと――――」
真姫「だあああっ!」
凛「かよちん。きっとかよちんの想像通りだからもう……」
花陽「そ、そうだね」
凛「行くってどこに?」
真姫「ついでよ!絵里にも挨拶するの!」
凛(話題反らそうとしてる…)
凛「凛は別にいいけど」
花陽「花陽もいいよ。それで真姫ちゃんにこちゃんと――――」
真姫「だあああっ!」
凛「かよちん。きっとかよちんの想像通りだからもう……」
花陽「そ、そうだね」
132: 2015/01/08(木) 21:46:59.44 ID:mraS8BxX.net
ピンポーン
凛「………でないね」
花陽「いないのかな?」
真姫「親戚のところにいってるのかしら?」
凛「うーん…しょうがないけど次は希ちゃんの家に――――」
ガチャ
絵里「…………」ボー
花陽「あ、絵里ちゃん」
凛「………でないね」
花陽「いないのかな?」
真姫「親戚のところにいってるのかしら?」
凛「うーん…しょうがないけど次は希ちゃんの家に――――」
ガチャ
絵里「…………」ボー
花陽「あ、絵里ちゃん」
133: 2015/01/08(木) 21:51:30.19 ID:mraS8BxX.net
絵里「あはー…花陽『ちゃん』だぁー」
真姫「ちゃん‥?」
絵里「えへー…」ダキッ
花陽「え?ええっ!?」
絵里「花陽ちゃんちゅめたぁーい」グデー
凛「なんか絵里ちゃんの様子がおかしいにゃ」
真姫「クンクン………これってもしかして…」
真姫「ちゃん‥?」
絵里「えへー…」ダキッ
花陽「え?ええっ!?」
絵里「花陽ちゃんちゅめたぁーい」グデー
凛「なんか絵里ちゃんの様子がおかしいにゃ」
真姫「クンクン………これってもしかして…」
134: 2015/01/08(木) 21:55:25.59 ID:mraS8BxX.net
凛「お邪魔しまーす」
真姫「うわっ…これ」
凛「お酒の瓶がいっぱい…!」
真姫「宴会でもしてたのかしら」
花陽「ふたりとも待ってー……絵里ちゃん重たいよぉ…」
絵里「えりちか重たくないもーん」
真姫「うわっ…これ」
凛「お酒の瓶がいっぱい…!」
真姫「宴会でもしてたのかしら」
花陽「ふたりとも待ってー……絵里ちゃん重たいよぉ…」
絵里「えりちか重たくないもーん」
136: 2015/01/08(木) 22:00:06.11 ID:mraS8BxX.net
真姫「全体重花陽にかけてるからでしょ」
真姫「とにかく、絵里をそこのソファに座らせるわよ」
凛「ほら、絵里ちゃんこっちきて?」
絵里「いやぁ…えりちか花陽ちゃんと一緒がいーい」ギュー
真姫「子どもじゃないんだから、我儘言わないの」
絵里「いーやー」
真姫「はぁ…花陽。絵里と一緒にソファ座って」
花陽「う、うんっ」
真姫「とにかく、絵里をそこのソファに座らせるわよ」
凛「ほら、絵里ちゃんこっちきて?」
絵里「いやぁ…えりちか花陽ちゃんと一緒がいーい」ギュー
真姫「子どもじゃないんだから、我儘言わないの」
絵里「いーやー」
真姫「はぁ…花陽。絵里と一緒にソファ座って」
花陽「う、うんっ」
138: 2015/01/08(木) 22:05:44.68 ID:mraS8BxX.net
真姫「で、どうして飲酒してるのよ?」
絵里「えりちか悪くないもん。おじさんが『絵里もそろそろ二十歳になるんだし、どうだ?』って言うから…」
真姫「それで飲んだの?」
絵里「うん。でもお酒ってたいした事ないのね」
絵里「ぜんぜん酔ってないわぁ……」ポー
凛「全然酔ってるよ?」
絵里「えりちか悪くないもん。おじさんが『絵里もそろそろ二十歳になるんだし、どうだ?』って言うから…」
真姫「それで飲んだの?」
絵里「うん。でもお酒ってたいした事ないのね」
絵里「ぜんぜん酔ってないわぁ……」ポー
凛「全然酔ってるよ?」
139: 2015/01/08(木) 22:09:34.62 ID:mraS8BxX.net
真姫「そのおじさんってどこにいるのよ?」
絵里「かえったー。ぱぱやありちかはお見送りー。えりちかおるすばーん」
花陽「あはは……さすがに外には出れないよね」
凛「なんだかめんどくさい時にきちゃったみたいだにゃ」
絵里「かえったー。ぱぱやありちかはお見送りー。えりちかおるすばーん」
花陽「あはは……さすがに外には出れないよね」
凛「なんだかめんどくさい時にきちゃったみたいだにゃ」
142: 2015/01/08(木) 22:20:02.23 ID:mraS8BxX.net
凛「どうする?帰る?」
真姫「まさか、絵里をこのまま野放しに帰れるわけないじゃない」
真姫「放っていたら何しでかすかわからないわ」
凛「だね。全裸で外に出ちゃったりしそう」
真姫「それはさすがにないって。とにかく亜里沙ちゃんと連絡とりましょう」
絵里「喉乾いた…」スッ
花陽「絵里ちゃん…?」
フラフラ
絵里「ふふ、おいしーい」ゴクゴク
真姫「まさか、絵里をこのまま野放しに帰れるわけないじゃない」
真姫「放っていたら何しでかすかわからないわ」
凛「だね。全裸で外に出ちゃったりしそう」
真姫「それはさすがにないって。とにかく亜里沙ちゃんと連絡とりましょう」
絵里「喉乾いた…」スッ
花陽「絵里ちゃん…?」
フラフラ
絵里「ふふ、おいしーい」ゴクゴク
144: 2015/01/08(木) 22:27:21.23 ID:mraS8BxX.net
花陽「あの……絵里ちゃん?その、何飲んでるのかな…?」
絵里「んー…?これよー?」
花陽(英語…?よくわからいけどきっとお酒だよねあれ)
花陽(真姫ちゃん達に言って飲むの止めさせなきゃ…!)
絵里「花陽ちゃんも飲んでみてよー」フラフラ
花陽「ええっ!?」
絵里「ほらほらぁー……花陽ちゃんももうすぐ二十歳なんだからぁ」
花陽「は、花陽はまだまだ先だし……」
絵里「んー…?これよー?」
花陽(英語…?よくわからいけどきっとお酒だよねあれ)
花陽(真姫ちゃん達に言って飲むの止めさせなきゃ…!)
絵里「花陽ちゃんも飲んでみてよー」フラフラ
花陽「ええっ!?」
絵里「ほらほらぁー……花陽ちゃんももうすぐ二十歳なんだからぁ」
花陽「は、花陽はまだまだ先だし……」
146: 2015/01/08(木) 22:37:55.51 ID:mraS8BxX.net
絵里「なによぉ…えりちかのお酒飲めないっていうのぉ?」
花陽「そ、そういうのじゃなくて…」
絵里「飲みなさいよぉ…先輩命令よぉ」
花陽「せ、先輩命令!?」
絵里「それともー…ひとりじゃ飲めないのかなぁ」
絵里「えりちかが手伝ってあげるわぁ」ゴクゴク
花陽「え……?」
花陽「そ、そういうのじゃなくて…」
絵里「飲みなさいよぉ…先輩命令よぉ」
花陽「せ、先輩命令!?」
絵里「それともー…ひとりじゃ飲めないのかなぁ」
絵里「えりちかが手伝ってあげるわぁ」ゴクゴク
花陽「え……?」
147: 2015/01/08(木) 22:43:52.63 ID:mraS8BxX.net
絵里「んー………」
花陽(こ、ここここここれって、もしかして!)
絵里「んー……」ズズズ
花陽(やっ、どんどん近づいてくるっ!)
花陽「やぁっ、だ、だめっ…!」
絵里「んーんー…!」
花陽(だめぇっ、絵里ちゃん力つよっ…!)
花陽(ま、真姫ちゃん凛ちゃん助けてー!)チラッ
花陽(こ、ここここここれって、もしかして!)
絵里「んー……」ズズズ
花陽(やっ、どんどん近づいてくるっ!)
花陽「やぁっ、だ、だめっ…!」
絵里「んーんー…!」
花陽(だめぇっ、絵里ちゃん力つよっ…!)
花陽(ま、真姫ちゃん凛ちゃん助けてー!)チラッ
148: 2015/01/08(木) 22:47:27.40 ID:mraS8BxX.net
真姫「だめね。電話にでないわ」
凛「じゃあ、メールにする?アドレス知らないけど」
真姫「雪穂ちゃんのは知ってる?」
凛「雪穂ちゃんのは知ってるよ」
真姫「だったら、雪穂ちゃん経由で連絡とりましょう」
花陽(ぜんぜんこっちに気付いていないよぉー!)
絵里「ん~…」
花陽(だ、だめっ……もう腕が限界っ)
ズルッ
花陽(あっ)
凛「じゃあ、メールにする?アドレス知らないけど」
真姫「雪穂ちゃんのは知ってる?」
凛「雪穂ちゃんのは知ってるよ」
真姫「だったら、雪穂ちゃん経由で連絡とりましょう」
花陽(ぜんぜんこっちに気付いていないよぉー!)
絵里「ん~…」
花陽(だ、だめっ……もう腕が限界っ)
ズルッ
花陽(あっ)
149: 2015/01/08(木) 22:54:35.69 ID:mraS8BxX.net
凛「あ、返信きたにゃ。えっとね……」
凛「ごめんなさい。布団にでも縛っておいてください。だって」
真姫「やっぱりそうした方がいいのね」
絵里「えへへー……」ニコニコ
真姫「なんかすごく機嫌いいわね。ってなに飲んでるのよっ!」
絵里「おさけー」
真姫「お酒ー。じゃないわよっ」グイ
絵里「ああーっ。えりちかのおさけぇ返してぇー…」
真姫「だめよ。没収よ」
絵里「えりちかのおさけぇ………」シュン
凛「ごめんなさい。布団にでも縛っておいてください。だって」
真姫「やっぱりそうした方がいいのね」
絵里「えへへー……」ニコニコ
真姫「なんかすごく機嫌いいわね。ってなに飲んでるのよっ!」
絵里「おさけー」
真姫「お酒ー。じゃないわよっ」グイ
絵里「ああーっ。えりちかのおさけぇ返してぇー…」
真姫「だめよ。没収よ」
絵里「えりちかのおさけぇ………」シュン
150: 2015/01/08(木) 23:02:54.91 ID:mraS8BxX.net
凛「かよちんどうしたのー?」
花陽「うぅ………三年生怖いよぉ」シクシク
凛「?」
凛「とにかく早いとこ絵里ちゃん縛ろっか?」
凛「そのうち何かしでかすにゃ」
真姫「そうね。何かしでかす前に絵里を縛るわよ」
花陽「うぅ………三年生怖いよぉ」シクシク
凛「?」
凛「とにかく早いとこ絵里ちゃん縛ろっか?」
凛「そのうち何かしでかすにゃ」
真姫「そうね。何かしでかす前に絵里を縛るわよ」
151: 2015/01/08(木) 23:09:40.82 ID:mraS8BxX.net
絵里「やぁー。ほどいてー。えりちかのおさけぇー」
真姫「はいはい。亜里沙ちゃん達が帰ってからもらいなさい」
絵里「本当?ありちか帰ってきたら、えりちか飲んでいい?」
真姫「そうね。亜里沙ちゃんに任せるわ」
凛「亜里沙ちゃんに丸投げしてるにゃ!」
真姫「さて、何か起こる前に帰るわよ。花陽、凛」
凛「絵里ちゃんお酒は二十歳になってからだよー?」
絵里「はぁーい」
真姫「絶対覚えてないわね」
凛「だね」
花陽(この出来事は忘れよう。正月に絵里ちゃんちには行ってない)
花陽(うん…行ってない。それで大丈夫…きっと)
真姫「はいはい。亜里沙ちゃん達が帰ってからもらいなさい」
絵里「本当?ありちか帰ってきたら、えりちか飲んでいい?」
真姫「そうね。亜里沙ちゃんに任せるわ」
凛「亜里沙ちゃんに丸投げしてるにゃ!」
真姫「さて、何か起こる前に帰るわよ。花陽、凛」
凛「絵里ちゃんお酒は二十歳になってからだよー?」
絵里「はぁーい」
真姫「絶対覚えてないわね」
凛「だね」
花陽(この出来事は忘れよう。正月に絵里ちゃんちには行ってない)
花陽(うん…行ってない。それで大丈夫…きっと)
152: 2015/01/08(木) 23:17:41.50 ID:mraS8BxX.net
ガチャ
真姫「はぁ……どっと疲れがたまったわ」
凛「こころちゃんや虎太郎君より子どもみたいだったよね」
真姫「絵里は二十歳になってもお酒を飲ませちゃだめよ?」
凛「もちろんわかってるにゃ」
花陽「………」
真姫「花陽?どうしたの?なんだか静かね」
花陽「……え?なんだか急に疲れが出ちゃったみたい」
花陽「少し眠たい…かな」
凛「うーん……すぐ近いし希ちゃんちに行こっか」
真姫「そうね。疲れたわ」
真姫「はぁ……どっと疲れがたまったわ」
凛「こころちゃんや虎太郎君より子どもみたいだったよね」
真姫「絵里は二十歳になってもお酒を飲ませちゃだめよ?」
凛「もちろんわかってるにゃ」
花陽「………」
真姫「花陽?どうしたの?なんだか静かね」
花陽「……え?なんだか急に疲れが出ちゃったみたい」
花陽「少し眠たい…かな」
凛「うーん……すぐ近いし希ちゃんちに行こっか」
真姫「そうね。疲れたわ」
154: 2015/01/09(金) 00:06:16.92 ID:UZ1YZ4tT.net
ピンポーン
真姫「………出ないわね」
花陽「明かりもついてないし、留守かな?」
凛「うーん……じゃあ…」スッ
ガチャ
凛「さ、中はいろ」
真姫「ちょーっと待ちなさい。どうして凛が希の家の鍵持ってるのよ?」
凛「え?希ちゃんから貰ったよ?」
凛「いつでも遊びにおいでって言って合鍵をくれたけど」
真姫「まったく、希は……。鍵の管理甘すぎるわよ」
真姫「女子高生のひとり暮らしなんだから、後できつく言っておかないといけないわね」
真姫「………出ないわね」
花陽「明かりもついてないし、留守かな?」
凛「うーん……じゃあ…」スッ
ガチャ
凛「さ、中はいろ」
真姫「ちょーっと待ちなさい。どうして凛が希の家の鍵持ってるのよ?」
凛「え?希ちゃんから貰ったよ?」
凛「いつでも遊びにおいでって言って合鍵をくれたけど」
真姫「まったく、希は……。鍵の管理甘すぎるわよ」
真姫「女子高生のひとり暮らしなんだから、後できつく言っておかないといけないわね」
155: 2015/01/09(金) 00:15:37.61 ID:UZ1YZ4tT.net
凛「やっぱり留守みたいだね」
凛「こたつ入ってテレビ観て待ってようか」モゾモゾ
真姫「それはさすがにくつろぎすぎ」
凛「そうかな?ほら、かよちんも」
花陽「………うん」ポー
モゾモゾ
花陽「はぁ………温まるよぉ」
真姫「花陽まで……」
凛「ほーら。真姫ちゃんも。寒いでしょ?」
真姫「……まったくもう」
凛「こたつ入ってテレビ観て待ってようか」モゾモゾ
真姫「それはさすがにくつろぎすぎ」
凛「そうかな?ほら、かよちんも」
花陽「………うん」ポー
モゾモゾ
花陽「はぁ………温まるよぉ」
真姫「花陽まで……」
凛「ほーら。真姫ちゃんも。寒いでしょ?」
真姫「……まったくもう」
156: 2015/01/09(金) 00:19:09.35 ID:UZ1YZ4tT.net
――――――――――――――――
希「いやー……これは困ったなぁ」
希「冬もあったかお鍋セット一家4人前かぁ」
希「福引でまさかこれが当たるとは…」
希「本当は4等のトイレットペーパーが欲しかったんやけどなぁ」
希「いやー……これは困ったなぁ」
希「冬もあったかお鍋セット一家4人前かぁ」
希「福引でまさかこれが当たるとは…」
希「本当は4等のトイレットペーパーが欲しかったんやけどなぁ」
157: 2015/01/09(金) 00:23:57.20 ID:UZ1YZ4tT.net
希「うーん……さすがにウチひとりで全部は食べられないし」
希「皆呼ぶかな?」
希「でもそうしたら足りないだろうし……」
希「3日に分けて食べるしかないかなぁ」
希「1日目は普通に食べて、2日目は豆乳鍋、3日目はキムチ鍋にするとかアレンジして……」
希「…ん?ウチの部屋の明かりついてる」
希「凛ちゃん来てるんかな?」
希「皆呼ぶかな?」
希「でもそうしたら足りないだろうし……」
希「3日に分けて食べるしかないかなぁ」
希「1日目は普通に食べて、2日目は豆乳鍋、3日目はキムチ鍋にするとかアレンジして……」
希「…ん?ウチの部屋の明かりついてる」
希「凛ちゃん来てるんかな?」
159: 2015/01/09(金) 00:29:56.39 ID:UZ1YZ4tT.net
ガチャ
希「ただいまー」
希「凛ちゃーん?遊びに来てるんー?」
希「返事ないな。なんかあったんかな?」
ガラッ
まきりんぱな「すぅ……すぅ……」スヤスヤ
希「凛ちゃんだけかと思ったら、真姫ちゃんと花陽ちゃんも来てるやん」
凛「えへへ……のぞ…み…ちゃん…」スヤスヤ
希「………ふふっ」クスッ
希「さぁて、皆が起きる前にご飯の支度済ませんとな」
希「なんだか新年から良い事ばっかりでウチ幸せ者やね♪」
おしまい
希「ただいまー」
希「凛ちゃーん?遊びに来てるんー?」
希「返事ないな。なんかあったんかな?」
ガラッ
まきりんぱな「すぅ……すぅ……」スヤスヤ
希「凛ちゃんだけかと思ったら、真姫ちゃんと花陽ちゃんも来てるやん」
凛「えへへ……のぞ…み…ちゃん…」スヤスヤ
希「………ふふっ」クスッ
希「さぁて、皆が起きる前にご飯の支度済ませんとな」
希「なんだか新年から良い事ばっかりでウチ幸せ者やね♪」
おしまい
160: 2015/01/09(金) 00:32:41.58 ID:UZ1YZ4tT.net
やっぱり何も考えずに始めるんじゃないなって後悔
ずっと言ってなかったけど、>>14の佐藤醤油ってなんだよ砂糖醤油だよ。
とにかく最後までみてくれてありがとうございました。
ずっと言ってなかったけど、>>14の佐藤醤油ってなんだよ砂糖醤油だよ。
とにかく最後までみてくれてありがとうございました。
161: 2015/01/09(金) 00:34:45.10 ID:Uo25baa0.net
乙 ほのぼのおもしろかった
162: 2015/01/09(金) 00:35:23.65 ID:if4yGS+Y.net
乙
えりぱな正義だ…
えりぱな正義だ…
引用元: 凛「お宅訪問!」
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