1: 2009/10/30(金) 22:16:19.28 ID:z2oS2jY20
唯「りっちゃん彼氏いるの!?」

律「なんだ~?
 唯は女子高生なのに彼氏の一人もいないのか?」

唯「そ…そんなことないよ!
 私すごい彼氏がいるから!!
 あ…あずにゃん?」

梓「私ですか!?
 いや…まぁ、この歳ですから、恋愛くらいはしますよね。」

けいおん!Shuffle 2巻 (まんがタイムKRコミックス)
5: 2009/10/30(金) 22:21:21.29 ID:z2oS2jY20
唯「あずにゃんも彼氏いるんだ!?」

梓「い…いちゃいけないですか?
 なんか唯先輩嘘っぽくないです?」

唯「私は!彼氏とはもうすごいラブラブで
 エ…エOチなんかもしちゃったりなんかしちゃったりしてるもんね!」

律「そうなのか!?
 す…すごいな…」

唯「りっちゃんまだなんだ!
 あはは…遅れてる~!」

11: 2009/10/30(金) 22:27:06.13 ID:z2oS2jY20
ガチャ「ドア」

澪「おーっす。あれ、みんな早いな?」

唯「澪ちゃん!
 み…澪ちゃんは彼氏とかいるよね!?」

澪「は?なんの話だ?」

梓「いえ、みんな彼氏くらいいるし、
 澪先輩も彼氏くらいいてもおかしくないな…って」

澪「みんな!?
 梓と唯と律と!?」

律「え―っと…」

梓「皆さんいるみたいですけど
 澪先輩は…?」

16: 2009/10/30(金) 22:32:21.22 ID:z2oS2jY20
澪「………もちろん!彼氏とかすごいいるから!
 私ってほら、結構そういう系じゃない?」

律「え…澪にも彼氏いたの!?
 澪って男の子結構苦手じゃなかった?」

澪「え…えー…
 いや、そう!結構歳が離れてるから!
 歳が離れてるからお父さんみたいな感じで
 苦手な感じじゃなかったから!」

律「お…お父さん!?
 そんなに年上なの??」

澪「あぁ、まぁな。」

唯「え…?
 じゃあもしかして不倫って奴?」

23: 2009/10/30(金) 22:38:34.93 ID:z2oS2jY20
澪「そうだよ!
 私の彼氏は…えと、バイト先の店長で…
 単身赴任で…色々あって今付き合ってるんだよ!」

律「え…?澪バイトなんてしてたっけ?」

唯「!?
 そ…そうだよね…
 付き合うならやっぱり年上の人の方がいいよね!
 同い年とか子供っぽすぎるし、年下なんてもってのほかだよね!」

梓「」

律「なんだ?唯の彼氏も年上なんだ?」

唯「そうだよ!
 私の彼氏は…一流自動車会社に勤める人で
 デートとかいつも外車なんだから!」

律「え…?自動車会社に勤めてるのに外車に乗ってるの?」

唯「そうだよ!
 さすが私の彼氏だよねー!」

25: 2009/10/30(金) 22:41:25.46 ID:z2oS2jY20
律「梓の彼氏はどんななんだ?」

梓「え゛!?」

唯「あずにゃんは子供っぽいから
 彼氏もきっと年下だよね!w」

梓「そ!そんなことないもん!
 私の彼氏は大学生で…えと…
 ちょっと強引な所もあるけど、すっごくやさしくて…
 とにかくすごくいい人なんです!」

律「おぉーみんなすげーなー」

30: 2009/10/30(金) 22:47:10.51 ID:z2oS2jY20
唯「そういうりっちゃんはどうなのさ!?
 りっちゃんはどういう彼氏がいるのさ!?」

律「へ?」

澪「そうだ!人にばっかり話させて、お前は一体どうなんだ!?」

梓「…まぁ、色々あるんじゃないかと…」

紬「あら、なんのお話?」

律「うわーっ!?
 ム…ムギ…どこにいたんだ!?」

紬「うふふ…私はどこにでもいるわ。
 たとえ私を倒してもいずれ第2第3の私が現れるくらい…」

律「誰だよ…それ…」

32: 2009/10/30(金) 22:51:12.00 ID:z2oS2jY20
紬「ところで、さっきから話を聞いてるとみんな彼氏がいるみたいだけど…」

唯「も…もちろんだよ!」

澪「それはもう!」

梓「なんか変な感じですよね」

律「なんつーか、『微妙』だよな!」

紬「うふふ…
 みんな彼氏とはどこまで進んでるの?」

37: 2009/10/30(金) 22:55:56.05 ID:z2oS2jY20
梓「…どこまで…って言うのは…AとかBとか…そういう話ですか…?(///」

紬「だとしたら?」

唯「ふん!AとかBとか全然遅いよね!
 私なんてFとか平気だし!」

(F…?)

唯「なんて―の?
 私の彼氏なんてコードなんてお茶の子さいさいで
 AもBもXもYも余裕だし、Fなんてすごいじょうずだから!」

39: 2009/10/30(金) 22:57:26.93 ID:c8NTgHBnO
バカ唯wwwww

43: 2009/10/30(金) 23:00:27.12 ID:z2oS2jY20
澪「コード?」

唯「そ…そうだよ!
 私の彼氏はFだって自在に弾きこなすし!
 XだってYだって!Hだって自在に弾きこなすんだから!!」

梓「XとかYとかHとかそういうコードは存在しないと思うんですが…」

唯「え!そうなの!?」

紬「と、言うか唯ちゃんの彼氏自体が存在しないような気がするわ。」

46: 2009/10/30(金) 23:06:22.86 ID:z2oS2jY20
紬「澪ちゃんの彼氏はどんな人なの?」

澪「さっきも話しただろ!
 えと…そう!
 ベース教室で一緒になった人で、
 色々話をしているうちに…」

律「さっき、バイト先って言ってなかったか?」

澪「バイト先のベース教室だよ!」

紬「いいからそれで?」

52: 2009/10/30(金) 23:12:01.62 ID:z2oS2jY20
澪「え…と…
 いつも元気で、はしゃいでるけど、
 明るくて、みんなに気配りが出来て…
 ずっとずっと一緒にいたい…って感じさせてくれるような人だ!」

紬「その方の髪型はどんなかんじかしら?」

澪「え…?髪型?
 そうだなー…強いて言うなら
 おでこが広くて…髪はちょっと長いけど…
 カチューシャみたいなので後ろに留めてて…」

紬「もしかしてその方少し背が低いんじゃないかしら?」

澪「そう!そうだな!背が低くて」

紬「担当してる楽器はドラム?」

澪「そうだな!ドラムが得意だった気がする!」

54: 2009/10/30(金) 23:13:39.77 ID:z2oS2jY20
唯「えと…それってりっちゃん…?」

紬「澪ちゃんの理想の彼はりっちゃんということなのかしら?」

梓「なんですか…それ」

55: 2009/10/30(金) 23:15:17.25 ID:z2oS2jY20
律「ごめん…これまでの話を要約していいかな?」

紬「そうね。ここでひとまずまとめをしてみようかしら。」

58: 2009/10/30(金) 23:18:04.57 ID:z2oS2jY20
律「まずお前ら、いくつか嘘ついてるだろ!?」

唯澪梓「!?」

律「まず唯!
 Hはコードじゃない!行動だ!
 エOチをするというのはHのコードを引くということじゃない!
 …それと、Fのコードは練習しておけ…」

63: 2009/10/30(金) 23:24:37.66 ID:z2oS2jY20
律「そして澪!」

澪「わ…私の話のどこがおかしいって言うんだよ!」

律「そんな男は存在しないのではないですか?」

澪「何言ってるんだ!
 私の彼氏は、ドラマーで、背が小さくて、ひょうきんで、元気で…」

律「それって…私だろ…」

澪「……」
 「な…何言ってんだ…律ぅ…」

65: 2009/10/30(金) 23:27:49.81 ID:z2oS2jY20
律「ともあれ!
 お前らに年上の彼氏なんて存在しなかったんだ!!
 それは全部ウソだったんだよ!!」

澪唯「なんだってー!?」

律「いや、なんだって、じゃないって!嘘つきども!」

唯「そんなこと言ったらりっちゃんだって!」

律「私?」

澪「年上の彼氏がいる…みたいなこと言ってただろ!?」

律「私に?いつ?誰が?」

唯澪「へ?」

律「いないいない!
 私に年上の彼氏なんている訳ないじゃん!w
 何勘違いしてんだww」

67: 2009/10/30(金) 23:31:54.42 ID:z2oS2jY20
紬「やっぱりそうよねー!
 年上の男なんて考えられないわ!」

梓「唯先輩も澪先輩も嘘ついてたんですか!?」

唯「ごめんね、あずにゃん」

澪「ほら、売り言葉に買い言葉というか…
 梓だって…年上の彼氏がいるなんて…嘘だよな?」

梓「確かに嘘です…私の彼…年下の中学生だし…」

一同「え…?」

梓「皆さん彼氏が年上と言うのは嘘で
 私と一緒で同級生とか年下なんですよね?」

一同「えーっ!?」

70: 2009/10/30(金) 23:34:12.55 ID:z2oS2jY20
聡「へっきち」

友「どうした、田井中、風邪ひいた?」

聡「いや、誰かが俺の事噂したような…」

鈴木「噂と言うと…もしかして噂の年上の彼女の…」

聡「な…何言ってんだーっ!?」



おわり

71: 2009/10/30(金) 23:35:17.55 ID:T3UZmLiU0
見栄張る皆がかわいかった
でももっと話を広げてほしかったかな


75: 2009/10/30(金) 23:37:13.30 ID:Rc7feUwh0

78: 2009/10/30(金) 23:40:30.30 ID:xZdzw8m+P
ハッピーエンドにしてくれてありがとう

引用元: 律「みんな彼氏くらい普通にいるよな!?」唯「えっ!?」