サターニャ「寂しくなんかないんだから！！！でもね！！ガヴリール！！！」

ガヴリール「ん？お前いたの？」

サターニャ「いるわよ！！！！絶対聞こえてたでしょ！！！！」

ガヴリール「ああなんか言ってるなとは思ったけど悪魔的？とかめんどくさくて」

サターニャ「ひ、ひどいじゃない！わ、分かったわよ他の話するから！」

サターニャ（最近悪魔的行動をしても誰も聞いてくれないわ……どこか……私の悪魔的武勇伝を聞いてくれる場所は……）

サターニャ宅



サターニャ「……」ｶﾀｶﾀ

google 　　友達　構って くれない　

サターニャ「……」ｶﾁ

サターニャ「ん……このサイトは……？何よこれ？ふむふむ……」

サターニャ「今起こったことを書くと……誰かが返信をくれたりします……？」

サターニャ「……くっくっく……なーっはっはっは……なーっはっはっは！！！！」

サターニャ（やっと見つけたわ……！ここで私は魔王になってみせる！！）

サターニャ「さあ！すべてを支配する者が現れたわよ！覚悟しなさい……ツイッター！！！！」

サターニャ「えーっと……なになに…メールと番号とパスワード登録して……名前？」

サターニャ「胡桃沢=サタニキア=マクドウェル……」ｶﾀｶﾀ

サターニャ「最初に5人ふぉろー？フォロー……えーっとじゃあ……ん？小坂大魔王？この人すごそうね……」

サターニャ「よし！！！5人登録した！！さあ後はついーとね！！！最初だからバシっと決めるわよ！！！」

サターニャ「なーはっは！闇の王様が来たわよ！さあみんなひれ伏しなさい！！！」ｶﾀﾀﾀｰﾝ！！

サターニャ「ふっふっふ……」

-１時間後-

サターニャ「ふっふ……」

-3時間後-

サターニャ「あれ？」

サターニャ「ちょっとこれ壊れてるじゃない！？どうなってるのよ！？」

サターニャ「ツイッター作ったやつに文句言ってやるわ！電話番号は……」

サターニャ「見つけられない……誰かあ……」

サターニャ「あ！そう言えばガヴリールのやつインターネット詳しかったわね！」

サターニャ「電話しましょ電話！！！」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ

ガヴリール「あ？何の用だよ……今寝ようと思ってたと……」

サターニャ「ツイッターが壊れてるのよ！！！！！直す方法教えなさい！！」

ガヴリール「教えてやってもいいがお前の態度が気に入らない。じゃあな。切るぞ」

サターニャ「ご、ごめんなさい～！教えてください～」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ガブリール「あーもううるさいなあ。じゃあ早くどういう状況か言え」

サターニャ「ついーとしたんだけど誰も返信してくれないの！！！！」

ガヴリール「……お前今フォロワー何人？」

サターニャ「0人！！！！」

ガヴリール「そうか。じゃあな」

サターニャ「ちょちょちょっと待ちなさいよ！！0人の何が悪いのよ！？」

ガヴリール「お前な。ツイッターってフォロワーいないと返信なんてまず来ないんだぞ？」

サターニャ「そうなの！？」

ガヴリール「当たり前だろ。まずは趣味が合いそうな一般人20人くらい片っ端からフォローしろ。数人からフォロー返ってくるから」

サターニャ「そ、そういうことだったのね！じゃ、じゃあね！！」ｶﾞﾁｬ

サターニャ「よくも恥をかかせてくれたわねツイッター！！絶対に支配してやるんだからーーー！！！」

サターニャ「趣味が合いそうな人……私の学校名とかで検索すればいいのかしら……？」

サターニャ「へー案外うちの学校もやってる人多いのねー……え？」

サターニャ「この後ろ向きだけだどこの珍しい髪の色……プロフィール……もしかして……ラフィエル？」

サターニャ「間違いないわ！！こんな髪色他にいないし！！」

サターニャ「ちょっとどんなこと書いてるのか見てみましょう！！」

サターニャ「私の悪魔的行動に怯えてたりするんじゃないかしら！？楽しみだわ！！！！」


らーら　7月21日
今日はおもちゃが自動販売機と勝負してました。これ画像です(笑)


サターニャ「……」

サターニャ「何で私の画像乗せてるのよ！！あの自動販売機強かったんだから仕方ないじゃない！！！」

サターニャ「こいつのツイート見るのはちょっと精神が持ちそうにないわ！他のやつ！！！」

サターニャ「あ！！この紫っぽい髪はヴィーネね！というか普通に顔映ってるし！！」

サターニャ「真面目なプロフィールね！！どんな真面目なツイートをしてるのかしら！？！？」


ヴィーニャン　7月26日
うんちひゅんひゅん！！！！しゅ！！！かわす私！！！！！！みゅんみゅん！！！！


サターニャ「……よっぽど現実世界で疲れてるのね」

サターニャ「な、何かインターネットってすごく怖いわね」

サターニャ「皆の心の本音のたまり場っていうか……学校のやつらはやめましょうか……」

サターニャ「で、でもこの大悪魔様はそんな程度で怯えやしないわ！！！絶対支配してやるんだから！！！」

サターニャ「さあ！他の趣味で合いそうなやついっぱいフォローしたわよ！！来なさい！！！」


-次の日-

サターニャ「すごいすごい！！12人もフォローしてくれてるわ！！」

サターニャ「よし！！じゃあツイートしてやるわ！！！」

サターニャ「そ、そうねえ？まずは……！！2時間も目を休めずインターネットをした……っと」ｶﾀｶﾀ

サターニャ「どうよ！！！このＳ級悪魔的行為！！！」

-3時間後-

サターニャ「……」

サターニャ「何で構ってくれないのよおおおお！！もおおおお！」

サターニャ「こ、こうなれば超ＳＳＳＳＳ級悪魔的言動を！！！！！！！！」ｶﾀﾀﾀｰﾝ

ﾋﾟｺｰﾝ　ﾋﾟｺｰﾝ　ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾟｺｰﾝ　ﾋﾟｺｰﾝ　ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｺｰﾝ

サターニャ「な、なななな何よこれ！？通知が鳴りやまない！？」

サターニャ「こ、壊れたの！？何て書いてるの……ツイートが232人にリツイートされました？どういうこと？」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｺｰﾝ　ﾋﾟｺｰﾝ　　ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟコーン

サターニャ「2536人にリツイート！？どんどん増えてる！？」

サターニャ「もしややっぱと私の悪魔的魅力に気づいたわけ！？なーはっは……なーっはっはっは！！！」

サターニャ「支配したわよツイッター！！！今日から私がここの大悪魔王様よ！！！なーはっはっはっはっは！！！！！」

ガヴリール「あれ。サターニャ今日学校来てないの？」

ラフィエル「そう言えば今日は見ませんね～。また悪魔的行動でもしてるんでしょうか？」

ヴィーネ「そうね～まあいいんじゃない？今日は騒がしくないしゆっくりツイッターでもしようかな」


完