1: 2012/12/24(月) 21:43:33.41 ID:lJXXJzJ+0
響「あれ?」

雪歩「どうしたの?」

響「マフラーとかは?」

雪歩「去年使ってたマフラーがなくなっちゃって……」

響「そっか」

雪歩「だから寒くて大変なんだ」


響(あ、そうだ!)
ぷちます!(14) (電撃コミックスEX)
4: 2012/12/24(月) 21:50:18.95 ID:lJXXJzJ+0
……




響「……よし、腕の見せ所だな!」


ハム蔵「ヂュイ!」

響「ん?」

いぬ美「ばうっ」

響「うーん、そうか?」

響「じゃあ……そうしようかなぁ」

6: 2012/12/24(月) 21:58:07.02 ID:lJXXJzJ+0
響「そうと決まれば……あれ?」

ハム蔵「~♪」

響「こらー! その色は使うからダメだぁ!」

いぬ美「ばうっ」

響「うあー、いぬ美まで!」


ワー ギャー


響「で、できた……」ゼーゼー

ハム蔵「ヂュイ」

響「本当に疲れたぞ……」

9: 2012/12/24(月) 22:02:16.25 ID:lJXXJzJ+0
響「喜んでくれるかなぁ」

いぬ美「ばうっ」

響「そうか?」

響「……へへん、なんたって完璧だからな」





……

………

11: 2012/12/24(月) 22:05:46.60 ID:lJXXJzJ+0
~後日~


響「おーい、雪歩!」

雪歩「あ、響ちゃんおはよう」

響「誕生日おめでとう!」

雪歩「えへへ、ありがとう」

響「実は雪歩に渡したいものが……あれ?」



雪歩「じゃーん!このマフラー、真ちゃんに貰ったんだぁ」

響「……」

15: 2012/12/24(月) 22:11:24.16 ID:lJXXJzJ+0
雪歩「寒そうにしてたから……って」

響「……」

響(あー、良かったぁ……)

雪歩「……響ちゃん?」

響「え? あ、ああ!」


ゴソゴソ


響「はい、これ」

雪歩「わ、ありがとう!」

雪歩「開けてもいい?」

響「もちろん!」

17: 2012/12/24(月) 22:15:01.15 ID:lJXXJzJ+0
雪歩「わあ……可愛い」

響「帽子と手袋を編んでみたんだけど」

雪歩「えっ」

響「……?」




雪歩「これ、響ちゃんが安編んだの?」

響「そうだけど……気に入らなかったか?」

雪歩「すごい! すごいよ響ちゃん!」

響「そ、そうかな?」

18: 2012/12/24(月) 22:16:13.63 ID:lJXXJzJ+0
>>17
ミス


雪歩「わあ……可愛い」

響「帽子と手袋を編んでみたんだけど」

雪歩「えっ」

響「……?」




雪歩「これ、響ちゃんが編んだの?」

響「そうだけど……気に入らなかったか?」

雪歩「すごい! すごいよ響ちゃん!」

響「そ、そうかな?」

19: 2012/12/24(月) 22:20:18.65 ID:lJXXJzJ+0
雪歩「ありがとう!」

雪歩「すっごく嬉しいよ」

響「へへん、なんたって自分完璧だからな!」

雪歩「うんうん!」






ハム蔵(計画通り……)

いぬ美(流石っすね!)

23: 2012/12/24(月) 22:25:10.74 ID:lJXXJzJ+0
P「おぉ~い! 雪歩!」

雪歩「あ、プロデューサー」

P「誕生日おめでとう! これプレゼン……と?」


響「真に貰ったマフラーと」

雪歩「響ちゃんに編んでもらった帽子と手袋ですよ」

P「」

P「用事を思い出した、また後で!」グスン



雪歩「……?」

響(南無三……)

25: 2012/12/24(月) 22:31:01.38 ID:lJXXJzJ+0
雪歩「大事に使わせてもらうね」

響「うん」

雪歩「本当にありがとう、また明日」

響「お~」






響「……マフラーも編んでたなんて言えない」

響「どうしよっかな、これ」

30: 2012/12/24(月) 22:40:08.97 ID:lJXXJzJ+0
P「プレゼント、何にすればいいんだ」

P「このマフラーもどうすればいいんだ……」

響「……」




響「なあ、プロデューサー」

P「ん、ああ……響か」

響「お茶にあうお菓子でいいんじゃないか?」

P「それだ……!」ティン

31: 2012/12/24(月) 22:44:09.03 ID:lJXXJzJ+0
響「あと、メリークリスマス」


ギュ


P「うぉ!?」

響「自分の手編みのマフラーだぞ」

P「いいのか?」

響「えっと……じゃあそのマフラーと交換で」

P「そうか……じゃあメリークリスマス」

響「うんうん、暖かいなぁ」

P「そうだな」

33: 2012/12/24(月) 22:49:49.00 ID:lJXXJzJ+0
小鳥「はい、雪歩ちゃんにプレゼント」

雪歩「わぁ、美味しそうなお菓子!」

小鳥「いつも美味しいお茶を淹れてくれてありがとう」

雪歩「私で良ければいつでも淹れますから! 言ってくださいね!」

小鳥「うん、お願いね」


P「おぉ~い、雪歩!」

雪歩「あ、プロデューサー! 小鳥さんから美味しそうなお菓子を貰いました!」

P「」



おわり

35: 2012/12/24(月) 22:51:01.99 ID:flwOYV3K0
おつ

引用元: 雪歩「寒いね~」響「そうだなぁ」