139:◆BAS9sRqc3g   20/02/01(土)11:33:58 ID:PNi

【強者のにおい】


海美「二人とも、あの二番目に出てきた着ぐるみ……あいつは私に任せて!」

海美「あいつからは強者のにおいがする!」

百合子「え?うん……じゃあお願い」

翼「じゃあどれにしよっかなぁー。残りの敵は5人だね!」

百合子「いまの私カウントしたでしょ!!?」


Pと兄貴と妹馬鹿シリーズ 

【注意事項】
・日刊更新
・ミリオンライブ四コマ漫画風SS
・キャラ崩壊



140: 20/02/02(日)11:30:53 ID:fXr

【戦闘開始】


陸「皆さん、高坂さんの様子がまた……
  あの子は僕にまかせてください」

茜「なになに!?あの子また暴走しそうなの!?」

陸「いえ、正しくはもうしているんです……!」

陸「巻き込まれないよう気をつけてください」

二階堂「気をつけろ。君は着ぐるみというハンデがある」

陸「ご心配なく。未来ではこういう戦闘のための訓練もしているので」

二階堂「そうか。なら安心だ。いやまてどんな未来だ」

142: 20/02/02(日)14:50:12 ID:fXr

【戦闘中】


百合子「えい!やあ!」

茜(よしよし、なんとか練習通り……!)

二階堂「フゥーハハハ!」

翼「いや!触らないで!」

二階堂「あ、……すまん」

茜(前途多難だなぁあっち大丈夫かな)

海美「だだだだだだァァ────っっ!!」

陸「オラオラオラオラオラァァ────ッッ!!」

茜(何あの別次元の戦い!!!ドラゴンボールなの!?)

143: 20/02/02(日)14:55:15 ID:fXr

【秘密兵器】


星梨花「すごいです!」

千鶴「次元が違いますわね……これどうやって収集するんですの」

茜「一応ヒーローたちが勝つからどこかで負けてあげないといけないのだけど」

二階堂「我々が簡単に負けてなるものか! 秘密兵器投入!」

茜「……は?」

二階堂「この光線銃をあの海美くんに撃つといいぞ」

星梨花「え、私でいいんですか!よーし」

千鶴「ちょ、ちょっと待った!めちゃめちゃ嫌な予感がしますわ!!」

144: 20/02/02(日)14:58:05 ID:fXr

【奥の手】


星梨花「えい」


ビ──────ッ!! ジュバッ!!


海美「 !? 」

陸「な、なんだ今のは!」

千鶴「お、お兄様!? 当たった床が一瞬で融解しましたけど、あれなんですの!?」

二階堂「対ヒーローズ決戦兵器、ドロドロレーザービーム銃(ガチ)だ」


茜「 馬鹿なの!!!!!???? 」

145: 20/02/02(日)15:00:45 ID:fXr

【当たったら氏にます】


星梨花「うわぁ!すごい演出ですね!よーし、次は外しませんよ」

茜「ちょちょちょ、待って待ってあれ演出とかじゃなくて」

星梨花「え、なんですか?」

茜「わぁぁあ!!こっち向けないで!!」

千鶴「せ、星梨花、そんな物使ってはいけませんわよ!さ、さあわたくしに渡してくださいまし」

星梨花「じゃあもう一回撃ったらにしますね!」

茜「だめええええええ!! みんな逃げてえええええ」

146: 20/02/03(月)06:38:45 ID:Hhj

【発進!巨大ロボ!】


百合子「な、なにあれ!?」

翼「さすがに当たったら氏んじゃうかもね」

海美「二人とも!このアミュレットを掲げて!」

百合子「はい?」

翼「こう?」

海美「百合子急いで!」

百合子「ええ!?こ、こうですか!?」

海美「いでよ!スーパーマイティヒーロー!」

翼百合子「「!?」」

147: 20/02/03(月)06:42:05 ID:Hhj

【犯人】


百合子「なんか巨大ロボ出てきたけど!?!?」

茜「なにこれ!?こんなの聞いてないよ!?」

千鶴「普通こういうの敵側が先に大きくなるのでは!?」

翼「こんなセットあったっけ!?」

百合子「いや、絶対無かった……ん?」

パピ「おお~」

百合子「絶対あの人が犯人だよ!!」

148: 20/02/03(月)12:23:36 ID:ZvX

【降参】


千鶴「ぶ、武器やロボを持ち出す戦いはやめにしません!?」

翼「そっちが先にやりだしたのに!?」

星梨花「分かりました!降参します!」

百合子「はぁー、これで解決……」

海美「留めは??」

百合子「ささないよ!」

海美「……」

百合子「めちゃめちゃ不満そう……」

149: 20/02/04(火)06:41:56 ID:zF7

【逮捕】


星梨花「このように敵さんが捕まったあとはどうなるのでしょうね」

星梨花「裁判にかけられて、罪状を明白にされるのでしょうか」

星梨花「それとも恥辱の限りを尽くす、辱めを受けるのでしょうか」

千鶴「……」

千鶴「……ちょっと何言ってるのか、分かりませんわね……」

150: 20/02/04(火)07:11:20 ID:n7z

【最後はビシッと】


海美「なんだか納得出来ない……悪の芽はまだ摘みとったわけではないのに」

百合子「まあまあ、一件落着ってことで!」

翼「ほら、決めポーズ行くよ!」

海美「私たち~」

百合子「アイドルヒーローズ!」
翼「アイドルヒーローズ!」
海美「アイドルヒーローズ!」


千鶴「全員ポーズバラバラですわね……」



茜「……なんだかなぁ」

※釈然としない茜だった──

151: 20/02/04(火)22:33:18 ID:zF7

【オーディエンスの反応】


観客「わー!」

ガキ「かっけえー!」

餓鬼「やべー!なにあれ!」

子供「ママー!あのロボ買ってー!」



茜「めちゃめちゃ盛り上がってしまった……なんでや」

152: 20/02/04(火)22:37:08 ID:zF7

【ショーは大成功……?】


海美「良かった!ショーは大成功だね!」

星梨花「はい!良かったです!」

二階堂「ああ、良かったな!」



百合子「なんで成功したんだろう」
翼「なんで成功したの?」
千鶴「なんで成功したんですの?」
陸「なんで成功したのだろう」

茜「なんでなの?ねぇ、なんでなの?」

153: 20/02/05(水)06:25:42 ID:Wbw

【大人】


海美「あ、ねえプロデューサー!」

海美「今スーツ着た人に、おもちゃ作りませんか!?って言われたよ!」

二階堂「おもちゃ?」

海美「うん、ショーがすごく良かったからって」

二階堂「ほう?タカラトミーか?バンダイか?」

「わたくしチンパイマムコ(株)の者ですけど、今のヒーローズ良かったので、おもちゃ作りませんか!?」

二階堂「……大人のおもちゃじゃないか」

154: 20/02/05(水)06:28:45 ID:Wbw

【凹む】


海美「断っちゃったのかー。残念……。あれ?」

茜「はぁ……。凹む。あんなグダグダで成功なんて……」

海美「どうしたの?大丈夫?」

茜「あぁ、うんダイジョブダイジョブ」

海美「元気ないよ?肩車する?」

茜「どうしてそれで元気出ると思ったんだ……」

156: 20/02/06(木)06:48:06 ID:U8b

【茜ちゃんだって愚痴る】


茜「お客さんたちはあれでも派手な演出に喜んでたし」

茜「茜ちゃん想定していたものとは大違いだったよ」

海美「……つまり、私たちとアイドルをやりたいってこと?」

茜「言ってないよ!?!?!?」

茜「え!? 何聞いてたの!?」

157: 20/02/06(木)12:15:25 ID:Lb3

【この事務所で?】


海美「ねえみんなー!」

海美「この子が私たちとアイドルやりたいんだって!」

茜「話聞こうか!?」

百合子「え?それ本気ですか……?」

茜「その目はどういう意味!?」

161: 20/02/07(金)07:36:18 ID:fcD

【年上】


星梨花「アイドル一緒にやりましょうよ!」

星梨花「私も最近始めたばかりでお友達が増えるの嬉しいです!」

茜「あ、いや、やるとは一言も言ってなくて」

星梨花「そうなんですか……?」

茜「うぐ、茜ちゃんはその潤んだ瞳に弱い……!」

星梨花「せっかく、同い年のお友達が増えると思ったのに……」

茜「あ、茜ちゃんこんなんだけど、一応16歳なんだよ~」

162: 20/02/07(金)21:50:29 ID:Rea

【そんなやつはいやだ】


星梨花「……」

茜「……」

星梨花「でも、先輩ですっ。えへん」

茜「あ~、うん。他の事務所にも声かけられたらそっちを検討しちゃうかもなぁ」

星梨花「……そうですか。残念です」



プスッ

茜「いたっ、え?なんか首に、蜂?え?なにこれ。吹き矢?」

茜「あれ?茜ちゃん今なにか狙われてる?あえ?」

164: 20/02/08(土)11:57:15 ID:c91

【新しいお友達への洗礼】


茜「ま、まあでも……友達にはならないと言ってないから」

星梨花「ほんとですか!やったぁー!」

星梨花「じゃあ、友好の証に……焼きそばパン買ってきてください!」

茜「……なんて?」

165: 20/02/08(土)12:01:00 ID:c91

【星梨花ちゃん親衛隊過激派】


星梨花「私に何かあるとみんな首を痛い!ってやるんですよね……」

星梨花「なんなんでしょうか?」

茜「茜ちゃんそれ知りたくない」

茜(あと、星梨花ちゃんの背後の、遠くにあるビルの屋上……)

茜(さっきから明らかにこっちに向けてる何らかのライトがチカチカしてるんだよなぁ~)

茜(星梨花ちゃんは気づいてないみたいだけど)

166: 20/02/09(日)16:15:39 ID:753

【案の定】


茜「あ、社員さん……」

茜「めちゃくちゃ怒ってるなあれ」

星梨花「あんなに成功したのにですか?」

茜「予定にないことたくさんしたらね!!!」

167: 20/02/09(日)19:45:23 ID:0dH

【真面目にやってた】


星梨花「という訳で、社員さんに怒られてるみたいなんです」

陸「ふむ……」

星梨花「せっかく頑張ってたのに、お客さんにも喜んでもらえたのに……。なんとかなりませんか!?」

二階堂「確かにな。しかし我々とて真面目にやったというのに。怒られる筋合いはない」

百合子「今の台詞そっくりそのままあの社員さんに言ってきてください」

168: 20/02/09(日)22:45:24 ID:0dH

【お馴染みなショー】


茜「もう~!!」

二階堂「大丈夫だったか?」

茜「大丈夫な訳ないじゃん!?」

茜「あんなショーは一回限り偶然できた盛り上がりに過ぎない!
  ショーを繰り返し講演することでショーの定番や基準を作ろうとしたのに
  あんな派手で無茶苦茶なものは毎回出来るわけがない!計画が台無しって」

千鶴「めちゃくちゃ正論ですわね」

169: 20/02/09(日)22:49:27 ID:0dH

【その怒りももっともである】


茜「それで最終的にバイトもクビになっちゃった……」

千鶴「そんなっ……!」

海美「そんなの酷いよ!」

二階堂「ああ、あまりにも横暴だな」

茜「頼んでもないのにショーにアレンジ加えたり出演者に怪我させて出れなくしたり、
  やりたい放題暴れまわったあなた達とどっちが横暴なんですかねえ!?」

170: 20/02/09(日)22:53:56 ID:0dH

【おいで】


茜「茜ちゃんはこういう地道なスタートから下積みを得て大スターになっていく予定だったの!」

茜「次代のタモリになりたかったの!!」

茜「それを……ひどいよ……」

陸「分かりました。貴方への責任はうちで取りましょう」

茜「……へ?」

二階堂「ああ、うちで君もアイドルをやればいい。それを下積みとしたらどうだ?」

茜「……事務所に?茜ちゃんを入れてくれるの……??」

171: 20/02/09(日)22:56:07 ID:0dH

【失敗てへぺろ】




茜「いやだっっって言ってんでしょーが!!!!あなた達の事務所は!!!!!」

茜「なに聞いてたんだよ今!!!!」

茜「よく誘えたなァ!?!?!?」

茜「いまよく誘えたなァ!?!?!?」

茜「もういい!!!帰る!!!!」




172: 20/02/10(月)06:40:15 ID:BX7

【帰ったら服から大量に出てくる名刺】


二階堂「行ってしまったな」

陸「そんなこともあるかと思って、一応彼女の懐には私の名刺を忍ばせました」

星梨花「あ、私もです!」

陸「え!?」

二階堂「まあ私もなんだが」

海美「私も!!」

千鶴「わたくしも入れてしまいました……」

翼「私も入れた!」

百合子「私も忍ばせてしまいました……」

陸「いや嫌がらせか!!!!?来なくなるわ!!!」

174: 20/02/10(月)12:23:26 ID:23Z

【中編:熱血!ヒーローショー編 終わり】


二階堂「しかし、彼女うちに入れる理由はある……!」

百合子「理由……??」

二階堂「ああ、我々には深刻なツッコミ不足だからな」

百合子「誰のせいだと……」

二階堂「必ず引き入れよう……!」

176: 20/02/10(月)20:25:33 ID:BX7

【デューパーってなんやの】


美奈子「私、奈緒ちゃんとユニットやってみたいなぁ」

奈緒「あ、私もそれ思ってたわ!」

奈緒「アニキ、どやの」

横山「……面倒やから、無しで」

奈緒「このクズ!!ゴミ!!」

美奈子「私、悲しいです」

奈緒「ほら、美奈子も悲しんどるやろ!」

横山「うぅ~!膝が……」

奈緒「なんでもかんでもクズのせいにすんなヒザ!!」

美奈子「奈緒ちゃん、逆!」

158: 20/02/06(木)17:08:31 ID:Okn
やはり茜ちゃんはツッコミ

159: 20/02/06(木)21:07:05 ID:GzZ
ついにこのスレに貴重なツッコミ枠が…

いつ染まり切るか楽しみ

160: 20/02/06(木)22:28:44 ID:RcT
茜ちゃんの場合、染まり切れた方が楽になれるのでは…

引用元: 【ミリマス】恵美「Pと兄貴と妹馬鹿」その6【日刊】