1: 2016/04/25(月) 20:25:47.10 ID:F/3g+H+70
輝子「きゅ、急にどうしたんだ、幸子ちゃん…?」
幸子「またボクだけハブられているんです!!」
小梅「お、落ち着いて…? い、一から説明して欲しいな…」
幸子「響子さんの新SSRですよ!!」
幸子「またボクだけハブられているんです!!」
小梅「お、落ち着いて…? い、一から説明して欲しいな…」
幸子「響子さんの新SSRですよ!!」
3: 2016/04/25(月) 20:26:18.93 ID:F/3g+H+70
幸子「お二人で響子さんの料理を眺めていますね!!随分と仲よさげに!!」
輝子「あ、ああ…。モブだけど、出てくれないか、ってプロデューサーから言われてな…」
小梅「プロデューサーさんが、輝子ちゃんと二人で、って…」
幸子「そうですよね! ボクは何も聞いてませんけど!!」
輝子「お、おう…?」
輝子「あ、ああ…。モブだけど、出てくれないか、ってプロデューサーから言われてな…」
小梅「プロデューサーさんが、輝子ちゃんと二人で、って…」
幸子「そうですよね! ボクは何も聞いてませんけど!!」
輝子「お、おう…?」
4: 2016/04/25(月) 20:26:48.61 ID:F/3g+H+70
幸子「…楽しいですか? ボクだけハブいて…?」
輝子「べ、別にそういうつもりじゃあ…」
小梅「そ、そうだよ…? 偶然、だよ…?」
幸子「でも輝子さんのSSRでもボクだけハブられたじゃないですか!!」
幸子「しかも、輝子さんのセリフを思い出して下さい!!」
輝子「わ、私の…」
小梅「セリフ…?」
輝子「べ、別にそういうつもりじゃあ…」
小梅「そ、そうだよ…? 偶然、だよ…?」
幸子「でも輝子さんのSSRでもボクだけハブられたじゃないですか!!」
幸子「しかも、輝子さんのセリフを思い出して下さい!!」
輝子「わ、私の…」
小梅「セリフ…?」
5: 2016/04/25(月) 20:27:25.25 ID:F/3g+H+70
『親友にトモダチを紹介するのってイイね』
『小梅ちゃん、今日も泊まって…くれる?その…いつでも歓迎…ね…』
『私だけじゃなく…小梅ちゃんもホメて。その…がんばってるし、ね』
幸子「ボクはトモダチじゃないんですか!?」
輝子「い、いや、セリフはプロデューサーからのリクエストだし…」
『小梅ちゃん、今日も泊まって…くれる?その…いつでも歓迎…ね…』
『私だけじゃなく…小梅ちゃんもホメて。その…がんばってるし、ね』
幸子「ボクはトモダチじゃないんですか!?」
輝子「い、いや、セリフはプロデューサーからのリクエストだし…」
6: 2016/04/25(月) 20:30:21.31 ID:F/3g+H+70
小梅「で、でも、去年、一緒に温泉の撮影に行ったよね…? わ、私と、輝子ちゃんと、幸子ちゃんで…」
輝子「そ、そうだ…。それに、一緒にラジオにも出たじゃあないか…? か、川島さんがパーソナリティやっていた時に…」
小梅「ひょ、評判が凄く良かった、って…。み、みんなからも、面白かったって言われたよ…?」
幸子「ええ! ボクも『これで142'sの人気急上昇! ユニットのお仕事も鰻登り!』 なんて浮かれていましたよ!!」
幸子「何故かユニット名は出せなかったですけど、まあそこまで気にはしませんでしたし!」
輝子「ほ、ほら、別にハブいてなんて――」
輝子「そ、そうだ…。それに、一緒にラジオにも出たじゃあないか…? か、川島さんがパーソナリティやっていた時に…」
小梅「ひょ、評判が凄く良かった、って…。み、みんなからも、面白かったって言われたよ…?」
幸子「ええ! ボクも『これで142'sの人気急上昇! ユニットのお仕事も鰻登り!』 なんて浮かれていましたよ!!」
幸子「何故かユニット名は出せなかったですけど、まあそこまで気にはしませんでしたし!」
輝子「ほ、ほら、別にハブいてなんて――」
7: 2016/04/25(月) 20:30:52.81 ID:F/3g+H+70
幸子「…結果はどうなりましたか?」
小梅「け、結果…?」
幸子「アニメでは、ユニットの描写ゼロどころか、頑なに輝子さんと小梅さんと同じ画面に映らない」
幸子「それどころか、DVDの特典でユニットデビューできるかと密かに期待していたら、ボクの知らない間にNiGHT ENCOUNTERで曲の収録が終わっていて」
輝子「そ、それは…」
小梅「け、結果…?」
幸子「アニメでは、ユニットの描写ゼロどころか、頑なに輝子さんと小梅さんと同じ画面に映らない」
幸子「それどころか、DVDの特典でユニットデビューできるかと密かに期待していたら、ボクの知らない間にNiGHT ENCOUNTERで曲の収録が終わっていて」
輝子「そ、それは…」
8: 2016/04/25(月) 20:32:21.72 ID:F/3g+H+70
幸子「思い返せば、去年の輝子さんの新年一発目SRも小梅さんとですし、輝子さんの誕生日記念でのゲストライブ参戦もボクだけ呼ばれなかったですし」
輝子「よ、よく覚えているな…」
幸子「ええ。ショックのあまり、それぞれ3日ずつ寝込みましたからね」
小梅「輝子ちゃんの誕生日会の後、姿を見なかったけど…。そ、そんなになっていたんだ…」
輝子「あ、あれも、プロデューサーが二人で、って…」
輝子「よ、よく覚えているな…」
幸子「ええ。ショックのあまり、それぞれ3日ずつ寝込みましたからね」
小梅「輝子ちゃんの誕生日会の後、姿を見なかったけど…。そ、そんなになっていたんだ…」
輝子「あ、あれも、プロデューサーが二人で、って…」
9: 2016/04/25(月) 20:32:49.81 ID:F/3g+H+70
幸子「…でも、別に良いんです…」
輝子「えっ…?」
小梅「ど、どうしたの、幸子ちゃん…?」
幸子「カワイすぎるボクが悪いんですから…。ボクがカワイすぎるから、軽率にユニットを組めないんです…」
幸子「お二人も十分魅力的ですけど、ボクと一緒だと、ボクのあまりのカワイさに少し霞んでしまいますから、こうでもしないといけないんです…」
小梅「幸子ちゃん…」
輝子「えっ…?」
小梅「ど、どうしたの、幸子ちゃん…?」
幸子「カワイすぎるボクが悪いんですから…。ボクがカワイすぎるから、軽率にユニットを組めないんです…」
幸子「お二人も十分魅力的ですけど、ボクと一緒だと、ボクのあまりのカワイさに少し霞んでしまいますから、こうでもしないといけないんです…」
小梅「幸子ちゃん…」
10: 2016/04/25(月) 20:33:15.82 ID:F/3g+H+70
幸子「だから…。だから仕方なくんです…。ぼ、ボクがカワイすぎるから…」
幸子「ぼ、ボクはカワイイですから…、ヒック…、だ、大丈夫なんです…。グスッ…」
幸子「ゆ、ユニットの曲がもらえなくても…。142'sで最後にイベントに参加したのがずっと昔の事でも…。グスッ…」
輝子「……」
小梅「……」
幸子「ぼ、ボクはカワイイですから…、ヒック…、だ、大丈夫なんです…。グスッ…」
幸子「ゆ、ユニットの曲がもらえなくても…。142'sで最後にイベントに参加したのがずっと昔の事でも…。グスッ…」
輝子「……」
小梅「……」
11: 2016/04/25(月) 20:35:14.14 ID:F/3g+H+70
輝子「さ、幸子ちゃん、泣かないでくれ…」
小梅「わ、私たちも、幸子ちゃんと一緒のお仕事はしたいんだよ…?」
幸子「でも…。お二人とも、ボクと一緒のお仕事だと、ボクのカワイさに霞んでしまうかもしれませんよ…?」
小梅「ううん、大丈夫…。わ、私も、幸子ちゃんのカワイさに負けないくらい、が、頑張るから…」
輝子「そ、そうだな…。私も、さ、幸子ちゃんと一緒にお仕事したいからな…」
幸子「輝子さん…。小梅さん…」
小梅「わ、私たちも、幸子ちゃんと一緒のお仕事はしたいんだよ…?」
幸子「でも…。お二人とも、ボクと一緒のお仕事だと、ボクのカワイさに霞んでしまうかもしれませんよ…?」
小梅「ううん、大丈夫…。わ、私も、幸子ちゃんのカワイさに負けないくらい、が、頑張るから…」
輝子「そ、そうだな…。私も、さ、幸子ちゃんと一緒にお仕事したいからな…」
幸子「輝子さん…。小梅さん…」
12: 2016/04/25(月) 20:36:02.53 ID:F/3g+H+70
幸子「…ボク、不安だったんです」
小梅「ふ、不安…?」
幸子「はい…。ユニットのお仕事を楽しんでいるのはボクだけで、輝子さんも小梅さんも、本当はNiGHT ENCOUNTERの方を優先したいんじゃあないか、ボクは邪魔なんじゃないか、って…」
小梅「そ、そんなことないよ…!」
輝子「幸子ちゃんも小梅ちゃんも同じ、た、大切なトモダチだからな…!」
幸子「あ、ありがとうございます…」
小梅「ふ、不安…?」
幸子「はい…。ユニットのお仕事を楽しんでいるのはボクだけで、輝子さんも小梅さんも、本当はNiGHT ENCOUNTERの方を優先したいんじゃあないか、ボクは邪魔なんじゃないか、って…」
小梅「そ、そんなことないよ…!」
輝子「幸子ちゃんも小梅ちゃんも同じ、た、大切なトモダチだからな…!」
幸子「あ、ありがとうございます…」
13: 2016/04/25(月) 20:37:10.39 ID:F/3g+H+70
輝子「じゃ、じゃあ…。とりあえず、プロデューサーに142'sでの仕事を増やしてくれないか、頼んでみるか…」
小梅「あ、そうだ…。も、もし私のSSRが追加されたら、142'sで撮影できないか、頼んでみるね…?」
幸子「あ、ありがとうございます、輝子さん、小梅さん!」
輝子「き、気にするな…。幸子ちゃんは、と、トモダチだから…」
小梅「た、大切な友達のため、だからね…」
小梅「あ、そうだ…。も、もし私のSSRが追加されたら、142'sで撮影できないか、頼んでみるね…?」
幸子「あ、ありがとうございます、輝子さん、小梅さん!」
輝子「き、気にするな…。幸子ちゃんは、と、トモダチだから…」
小梅「た、大切な友達のため、だからね…」
14: 2016/04/25(月) 20:38:23.01 ID:F/3g+H+70
ガチャッ
P「みんなおはよう。さあ、今日も張り切って仕事するぞ」
小梅「あ。ぷ、プロデューサーさん…。ちょ、ちょうど良いところに…」
P「ああ、小梅か。こっちもお前に話しがあったんだ」
小梅「え…? は、話しって何、かな…?」
P「次に実装されるお前のデレステSSRに使う写真、輝子と一緒に撮る事になったからな」
小梅「…えっ?」
P「みんなおはよう。さあ、今日も張り切って仕事するぞ」
小梅「あ。ぷ、プロデューサーさん…。ちょ、ちょうど良いところに…」
P「ああ、小梅か。こっちもお前に話しがあったんだ」
小梅「え…? は、話しって何、かな…?」
P「次に実装されるお前のデレステSSRに使う写真、輝子と一緒に撮る事になったからな」
小梅「…えっ?」
16: 2016/04/25(月) 20:38:57.19 ID:F/3g+H+70
輝子「え、えっと…。さ、幸子ちゃん…?」
幸子「……」
小梅「そ、その。これは…」
幸子「うわぁああああああああああああっ!!」
輝子「ど、どこに行くんだ、幸子ちゃん!? 幸子ちゃん!!」
幸子「……」
小梅「そ、その。これは…」
幸子「うわぁああああああああああああっ!!」
輝子「ど、どこに行くんだ、幸子ちゃん!? 幸子ちゃん!!」
17: 2016/04/25(月) 20:39:47.10 ID:F/3g+H+70
終わり。ついかっとなって書いた。
とりあえず、とらのあなのあんさんぶる!3巻特典は素晴らしいぞ。通販で注文だ。
とりあえず、とらのあなのあんさんぶる!3巻特典は素晴らしいぞ。通販で注文だ。
引用元: 幸子「またハブられました!」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります