八幡「由比ヶ浜なのか？」

雪乃「随分と・・・その」

結衣「なんのこと？」

結衣「それよりヒッキー答えてよ・・・何も言われないのは一番きついかな」

八幡「すまん、もう一度頼む」

八幡(衝撃過ぎて聞いてなかった)

結衣「・・・ふー」

八幡「あ・・・」

雪乃「髪が」

結衣「？」

結衣「ヒッキー返事・・・お願い」

八幡「すまん・・・も、もう一度」

結衣「酷い！ヒッキー・・・嫌ならそう言ってよ」

八幡「頼む！もう一度だけ」

雪乃「・・・」

雪乃(髪・・・ウィッグ・・・いえヅラね)

結衣「・・・ふー」

八幡「・・・すまん・・・無理だ」

結衣「どうしてかな？」

八幡「・・・すまん」

雪乃「由比ヶ浜さん・・・」

結衣「あはは・・・分かっていたのとなのに・・・今日は帰るね」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

三浦「結衣探したし・・・忘れ物」

結衣「・・・」

三浦「泣いてる？二人とも結衣に何したの？」

結衣「私、振られたの・・・だから誰も悪くないよ」

三浦「そう・・・」

結衣「忘れ物届けてくれたんでしょ？ありがとう」

三浦「急いで結衣が部活行くから大岡に引っ掛かって取れてたし

結衣「わぁありがと」

八幡「あれは？」

雪乃「ヅラ？・・・いいえウィッグよ」

結衣「じゃあ、また明日ねゆきのん・・・ヒッキー」

結衣「」ｶﾌﾞﾘ

八幡雪乃「え？」

次の日

今日も奉仕部の戸を元気に開く由比ヶ浜


やっはろーー



果たして今日の彼女はどんな姿なのか

俺の青春が今、始まる



もはや俺はカツラの使い方が間違っていると指摘できない

完

悲しいなぁ

乙