1: 2012/07/02(月) 17:21:18.74 ID:nGUxuZuL0
怜(あかん、どうしよ…起きにくい…)

竜華「~~♪」

怜(めっちゃ幸せそうに髪とか撫でてくるんやけど)

怜(あ~…こういう時、病弱なんは不利やなぁ~ぐったりして力入らんし……)

竜華「ちょっとだけ…ならええよね…?」

怜(ん……?)
咲-Saki- 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
8: 2012/07/02(月) 17:26:14.11 ID:fx8APlD0O
怜(ちょ……頬触りだしたんやけど……)

竜華「うわぁ~……柔らかいわぁ~……」

怜(あんたの乳には負けるけどな)

竜華「…………」

怜(うわ~……めっちゃ愛しそうに見られてるわぁ……)

竜華「怜……」

怜(愛されてんなぁ、ウチ)



ドタキャンされたらってなんやねん…
ドタキャンされたから、です

9: 2012/07/02(月) 17:28:20.07 ID:fx8APlD0O
竜華「怜……かわええわぁ、ほんま……」

怜(そう言ってくれるんは嬉しいけどなぁ……)

竜華「もうちょっと……」

怜(行為をエスカレートするんはどうかと思うわ)

竜華「うわ……唇……柔っこい……」

怜(なんやねん……欲求不満なんか……?)

11: 2012/07/02(月) 17:30:27.95 ID:fx8APlD0O
怜(さっきあんだけしといて、ほんまに獣か)

竜華「はぁ………」

怜(なんか良いようにやられるの腹立ってきたな………ちょっと悪戯してみよかな)

怜「………んっ」

竜華「っ!?」

怜(とりあえず指くわえてみたけど、どうしよ……)

13: 2012/07/02(月) 17:32:53.29 ID:fx8APlD0O
竜華「ちょっ……怜!?」

怜(どうしよ……とりあえず舐めてみようかな)

竜華「んっ……ちょっ……怜!」

怜(びんかんやなぁ、竜華)

竜華「起きとるんやろ、怜!?」

怜(とりあえずじっとしてまた寝たフリしようかな)

15: 2012/07/02(月) 17:35:04.69 ID:fx8APlD0O
竜華「怜……ちょっと、怜?」

怜「…………」

竜華「ほんまに寝てるん……?」

怜「…………」

竜華「寝たフリしてるんとちゃうん?」

怜(流石にバレたかな……)

竜華「………やっぱ、寝てる…よな?」

怜(アホやな、竜華)

18: 2012/07/02(月) 17:37:24.54 ID:fx8APlD0O
怜(もっかい舐めてみようかな)

竜華「んっ……ちょ……っ!」

怜(指て、そんな感じるもんなんかなぁ?)

竜華「怜っ……寝相悪い、なぁ…っ」

怜(それは人聞き悪いわ)はむはむ

20: 2012/07/02(月) 17:39:33.68 ID:fx8APlD0O
怜(まぁでもまた眠くなってきたし……もっかい寝よ……うつ伏せになろかな)

竜華「はぁ……やっと指、離してくれた……」

怜(それなりに満喫したしな)

竜華「怜……起きへんなぁ……」

怜(……さっきまで誰かさんが散々苛めてくれたからなぁ)

竜華「………仕返ししよっかなぁ」

怜(え………)

22: 2012/07/02(月) 17:41:40.79 ID:fx8APlD0O
竜華「………こちょこちょ」

怜「はぅ……っ!?」

竜華「え?起きてたん?」

怜「あ、あかん……背中……やめ……っ!」

竜華「え、なに~?背中弱いん~?」

怜「よ、よわ……弱いからっ……だめ……っ」

竜華(あ、やばい、可愛い)

24: 2012/07/02(月) 17:44:54.02 ID:fx8APlD0O
怜「やめ……てっ……!りゅう、かぁ……!!」

竜華「なぁ、怜?さっき寝たフリしてへんかった?」

怜「してへん…っ!してへんってぇ~!!」

竜華「ほんまに~?人の指あんな風に舐めたのに~?」

25: 2012/07/02(月) 17:47:11.49 ID:fx8APlD0O
怜「~~~っ!!した……してたっ!してたからっ!」

竜華「嘘吐いたん?あかんなぁ、お仕置きせんと」

怜「いややぁ…っ!こしょばい……ぞくぞく、するぅ……っ!」


竜華「怜はほんまに可愛いなぁ~」

26: 2012/07/02(月) 17:49:16.92 ID:fx8APlD0O
・・・
・・・・
・・・・・

怜「はぁ……はぁ……はぁ……」

竜華「あ~……えっと……」

怜「ん……くぅ……ぅ……」

竜華「え、え~っと……怜、大丈夫?」

怜「……竜華には、大丈夫そうに見えるん?」

竜華「あ、あんまり……かな?」

怜「………」

29: 2012/07/02(月) 17:52:09.32 ID:fx8APlD0O
竜華「怜……ご、ごめんな……?」

怜「………許さんよ」

竜華「え……?」

怜「竜華、やり過ぎやし……」

竜華「は、はい……」

怜「竜華の……あほぉ……」

竜華(あ~、怒ってんのに可愛いなぁ~)

30: 2012/07/02(月) 17:54:22.61 ID:fx8APlD0O
怜「つらかったんやで……」

竜華「ご、ごめんな、ほんまに……」

怜「竜華、いざ始めるとオオカミみたいになってちょっと怖いしな……」

竜華「う……」

怜「竜華のドS……」

竜華(あ~…なんでいちいち可愛いこと言うんかなぁ)

32: 2012/07/02(月) 17:56:30.73 ID:fx8APlD0O
怜「はぁ……またぐったりやわ……」

竜華「ん、怜……おいで?」ぽんぽん

怜「ん……おおきに」

竜華「次から気をつけるわ」

怜「次があるんか……」

33: 2012/07/02(月) 17:58:08.58 ID:fx8APlD0O
竜華「怜やって、まんざらじゃなかったやろ?」

怜「………」

竜華「怜も結構分かりやすいなぁ~」

怜「う、うるさいし!」

竜華「怜って、Mやね~」

怜「や、やめて~な!恥ずいわ……」

竜華「えへへ、可愛いなぁ、もう!」

怜「うぅ~……」

35: 2012/07/02(月) 18:00:05.88 ID:fx8APlD0O
竜華「あとでもっかいしようなぁ、怜?」

怜「嫌って言ってもするくせに…」

竜華「ウチは、怜が嫌がることはせぇへんよ?」

怜「ふ~ん……」

竜華「嫌なん…?」

怜「………」

竜華「………」

怜「竜華は…ずるいなぁ……」

36: 2012/07/02(月) 18:02:42.21 ID:fx8APlD0O
竜華「あ~もう!怜大好きやで~!!」

怜「ん……ウチも好き、やで……?」

竜華「あぁもう今すぐシたい!」

怜「ちょっ……今はあかんって!」

竜華「え~~~……」

怜(一線越えた途端に、ものすごい積極的やな……)

38: 2012/07/02(月) 18:04:46.49 ID:fx8APlD0O
怜「まぁ……ちょっと休ませて、な?」

竜華「うん、ゆっくり休み?」

怜「ありがとぉな、竜華……」

竜華「うん、あのな……怜?」

怜「ん~?」

竜華「寝込み襲うのはあり?ありだよね!」

怜「全力で無しの方向で頼むわ……」

41: 2012/07/02(月) 18:07:23.24 ID:fx8APlD0O
竜華「え~……」

怜「ほんま、オオカミさんやなぁ」

竜華「怜が可愛いのが悪いんやで?」

怜「人のせいにせんでほしいわ」

竜華「なぁ……キスくらいなら、ええやろ?」

怜(オオカミ竜華……)

44: 2012/07/02(月) 18:12:00.53 ID:fx8APlD0O
怜「まぁ、それくらいならええけど…」

竜華「キスだけで頑張って我慢するわ!」

怜「どんだけなんよ………ん………っ」

竜華「……ん……ありがとな、怜」

怜「ん、どういたしまして」

47: 2012/07/02(月) 18:22:15.71 ID:fx8APlD0O
竜華「じゃあ、ゆっくりおやすみ?」

怜「そうさせてもらうわ…」

竜華「…………」

怜「………襲ったらあかんで?」

竜華「襲ってほしいん?」

怜「違うし……竜華のあほ……」

49: 2012/07/02(月) 18:24:35.94 ID:fx8APlD0O
竜華「うん、起きるまで我慢する」

怜「頑張ってな~竜華の理性さん~」

竜華「ふふっ、なら私は理性が負けるん応援するわ」

怜「工口竜華……」

竜華「冗談やってば、もぅ~~ほら、はよ寝な?」

怜「せやな、おやすみ……竜華」



これで一応終わり。

84: 2012/07/02(月) 20:02:23.12 ID:fx8APlD0O
あー、悩んだけど、やっぱもう書いちゃいます。

『竜華の休日の前日』

86: 2012/07/02(月) 20:04:27.78 ID:fx8APlD0O
AM10:00


竜華「今日は怜の家でお泊りやな~」

竜華「何着て行こう……」

竜華「………下着……新しい方がいいかな………」

竜華「……………」

竜華「い、いやいやいや!ウチは何考えとるん!?普通でええし!普通で!!」

87: 2012/07/02(月) 20:06:52.36 ID:fx8APlD0O
怜「今日は竜華が泊まりに来る日やなぁ~」

怜「部屋、片付けしとかんと……」

怜「けほ……けほっ………はぁ……」

怜「掃除、つらいなぁ……」

怜「………あとでシャワー浴びよ」

89: 2012/07/02(月) 20:10:48.16 ID:fx8APlD0O
AM11:00

竜華「よ、よし……これなら変やないな!」

竜華「うん、あんまり狙った下着するんもアレやしな!」

竜華「約束の時間は……12時やけど、まだちょっと早いなぁ……」

竜華「………まぁ、ゆっくり歩いて行けばええかな……?」

竜華「……よし!荷物持って、行っちゃえ!」

91: 2012/07/02(月) 20:13:00.11 ID:fx8APlD0O
怜「ふぅ……大体綺麗になったな~」

怜「竜華が来るまで……まだ時間あるな」

怜「ちょっとお風呂入ろ」

怜「…………」

怜「勝負下着にしといた方がええんやろか………」

93: 2012/07/02(月) 20:16:47.74 ID:fx8APlD0O
竜華「早く着いちゃったけど……まぁええかな」

ピンポーン

怜「!!?」

怜「え、え……早過ぎやろ!?ど、どないしよ………」

竜華「あれ……誰も出ない……」

94: 2012/07/02(月) 20:19:04.86 ID:fx8APlD0O
竜華「もっかい呼んでみようかな………」

ピンポーン

怜「あぁもぅ!しゃあないなぁ!」

怜『は、はい…?』

竜華「あ、怜…?ごめん、早かったかな……?」

怜『べ、別にええけど、ちょっと待ってな!?』

95: 2012/07/02(月) 20:22:44.88 ID:fx8APlD0O
竜華「なんやろ……随分慌ててたけど……」

怜「お、おまたせ……」

竜華「え、あぁごめ………っ!?」

怜「あ、あの……あんま見んといて……?」

竜華「ごごごごめっ……!」

竜華(なんでバスタオル1枚!?)


98: 2012/07/02(月) 20:25:03.13 ID:fx8APlD0O
怜「掃除してて……ちょっと汗とかかいたし、お風呂入ってたねん……」

竜華「そ、そうなん……?」

怜「うん………けほ…けほ……」

竜華「と、怜!身体冷やしたらあかんよ!!」

怜「うん……ごめんな、竜華……」

99: 2012/07/02(月) 20:27:29.06 ID:fx8APlD0O
AM12:00


怜「ふぅ……」

竜華「あ、おかえり~しっかり温まってきた?」

怜「おかげさまで……なんか良い匂いするなぁ」

竜華「あ、台所借りて、昼ご飯適当に作ったよ?」

怜「お~竜華のご飯~~」

100: 2012/07/02(月) 20:29:39.60 ID:fx8APlD0O
竜華「その前に、髪乾かしてあげるで、こっちおいで?」

怜「ん……」ちょこん

竜華「………」

怜「………」

竜華「どこか痒い所ありませんか~?」

怜「それ、髪乾かしてる時に言う台詞やないやろ」

竜華「ふふっ、そっか」

怜「そうやで~」

102: 2012/07/02(月) 20:32:40.29 ID:fx8APlD0O
竜華「はい、乾いたで」

怜「ん、ありがとな、竜華」

竜華「そんなん気にしなくてええんやからね?」

怜「そっか……んっ………」

竜華「んっ……」

怜「でも、ありがとな、竜華」

104: 2012/07/02(月) 20:36:51.66 ID:fx8APlD0O
竜華「よ、よし!ご飯食べよ、怜!」

怜「ふふっ、そうやね」

怜(竜華、赤くなって可愛いわ~)

竜華「ほら、立ってないで座って座って~」

怜「は~い」



107: 2012/07/02(月) 20:40:09.46 ID:fx8APlD0O
怜「ほな……いただきます」

竜華「どうぞ~」

怜「………美味しいなぁ、これ」

竜華「ほんまに!?よかったぁ~!!」

怜「竜華は良いお嫁さんになりそうやな」

竜華「ふぇっ!?」

109: 2012/07/02(月) 20:42:12.58 ID:fx8APlD0O
怜「竜華の旦那さんになる人は、幸せなんやろうなぁ」

竜華「そ、そう…かな…?」

怜「うん……でもまぁ、誰にもあげへんけどな?」

竜華「えっ!?」

怜「竜華は、ウチのものやし」

112: 2012/07/02(月) 20:44:41.15 ID:fx8APlD0O
竜華「いや…えぇっと……うぅ……」

怜「……いやなん?」

竜華「そ、そんなわけないやん!ウチもずっと怜と一緒がええよ!」

怜「そっか……相思相愛で安心したわ」

竜華「~っ!?」

怜(竜華、可愛いわぁ~)

115: 2012/07/02(月) 20:50:44.38 ID:fx8APlD0O

怜「まぁでも…どっちかって言うと、ウチが竜華のお嫁さんやな」

竜華「え、なんで…?」

怜「ん~…いや、いつも竜華には助けてもらってるやん?」

竜華「そんな…それはウチがしたいからで…」

怜「分かってる、ありがとうな?」

竜華「ううん…全然……」

117: 2012/07/02(月) 20:53:33.53 ID:fx8APlD0O
怜「ん…だからな、たまには竜華のこと癒したりしてあげたいんよ」

竜華「うん……だけど、なんでそれが嫁なん?」

怜「なんやろ…癒す役割って、お嫁さんやと思うんよ。イメージなんやけどな?」

竜華「ふ~ん、なるほどなぁ~」

怜「やからな、ウチを……竜華のお嫁さんにして?」

竜華「~~っ!?」

119: 2012/07/02(月) 20:58:01.77 ID:fx8APlD0O
怜(テンパってる竜華、可愛いなぁ~)

怜「あ、でもウチら、もう夫婦みたいなもんやったね」

竜華「と、怜~っ!!」

怜(と、追撃してみたり)

竜華「怜の…ば、ばか…っ」

123: 2012/07/02(月) 21:02:25.53 ID:fx8APlD0O
怜「まぁでも、ほんまに美味しかったで?」

竜華「ん…なら、よかったわ」

怜「ごちそうさまでした」

竜華「お粗末さまでした」

怜「さて…何か飲む?紅茶?コーヒー?」

竜華「え、ええよ!ウチがやるし!」

125: 2012/07/02(月) 21:04:28.64 ID:fx8APlD0O
怜「ええから……ご飯作ってもらったし、これぐらいさせてな?」

竜華「ん…ならお言葉に甘えて…」

怜「で、何にするん?」

竜華「あ、ならコーヒー……ミルクと砂糖有りで」

怜「ブラックコーヒーやな。了解」

竜華「と、怜~っ!!」

129: 2012/07/02(月) 21:09:23.73 ID:fx8APlD0O
怜「冗談やって」

竜華「うぅ…怜はイジワルやなぁ…」

怜「普段、散々苛められてるからな。たまには仕返ししたいんよ………はい、コーヒー」

竜華「あ、ありがとう……甘い、美味しい…」

怜「竜華、カフェオレみたいなんが好きやもんな」

竜華「うん!ミルクたっぷりで美味しいわぁ!」

怜「ふふっ、やっぱ竜華は分かりやすいなぁ」

135: 2012/07/02(月) 21:18:11.22 ID:fx8APlD0O
PM3:00

怜「洗い物終わったで~」

竜華「お疲れ様~」

怜「よいしょっ…と」ぽすん

竜華「ちょ、なんでウチの膝に座るん?」

怜「…?そこに竜華がいるから?」

竜華「意味分からんわっ!」

136: 2012/07/02(月) 21:21:01.14 ID:fx8APlD0O
怜「ここが一番落ち着くんや」

竜華「ふふっ、そっか」

怜「………間違えたわ」

竜華「え?」

怜「これ、二番目やった」

竜華「なら、一番は?」

怜「竜華の膝枕やな」

竜華「ふふふっ、そっかそっかぁ!」ぎゅ~

139: 2012/07/02(月) 21:25:46.89 ID:fx8APlD0O
怜「竜華ぁ~~くるしぃ~」

竜華「も~…愛しいんやもん!」

怜「分かったから!分かったから、くるしい…」

竜華「はいはい……怜は細いから、抱き締めると折れちゃいそうで心配になるわ」

怜「やったら、もっと大切にしてくれんとあかんで…?」

竜華(ふ、振り向き上目遣いとは…!)

141: 2012/07/02(月) 21:28:33.35 ID:fx8APlD0O
怜「もう…ちゃんと聞いてるん!?」

竜華「うわっ…ちょっ…」

怜「ん~よし、と……ちゃんと聞いてた?」

竜華「ききき聞いてた!聞いてました!」

怜「ほんまかぁ~?」

竜華(対面座位っ!顔、近っ!!)

148: 2012/07/02(月) 21:34:07.93 ID:fx8APlD0O
怜「……ちゃんと大切にしてくれな、あかんで?」ぎゅー

竜華「う、うん…分かった……分かってるよ、怜」

怜「っ……っ~」

竜華「…?どしたん?」

怜「せなかっ……撫でんとい、て……!」

竜華「あ、ごめ……」

怜「もぅ……弱いんやから、な…?」

竜華(間違いなく逆効果やわ、怜)

151: 2012/07/02(月) 21:39:30.48 ID:fx8APlD0O
竜華「と、怜…あのな…?」

怜「うん…?」

竜華「………目の前に、潤んだ瞳で上目遣いにこっちを見てくる美少女がいてな、加えて隙だらけな台詞を言ってくるんよ」

怜「ん?……えっ!?」

竜華「怜、ごめん……ウチ、そんなん見せられて我慢出来るほど、人間出来てないんよ……」

156: 2012/07/02(月) 21:43:30.57 ID:fx8APlD0O
怜「やっ……ちょ、竜華!?」

竜華「ごめん…怜」

怜「ま、まだ明るいんやからっ!我慢して!」

竜華「我慢……無理」

怜「竜華!竜華ってば……ぁんっ…!?」

竜華「怜……ごめんな」

怜「ま、また……背中……っ!」

竜華「んっ……んっ…く……」

怜「ん~っ!ふ……ぅ……んっ…!」

159: 2012/07/02(月) 21:49:15.45 ID:fx8APlD0O
竜華「怜は…肌柔らかいね…」

怜「ぅ…っふ……ぅ……弱いとこ…ばっか、り……ずるいぃ…!」

竜華「ずるい?弱いとこ触られて、身体は嬉しそうやけど?」

怜「んぅっ~!ばかっ…あほっ……りゅ、うかの…あほ~!」

竜華「ねぇ、どこがいいん?…ここ?」

怜「ひゃぁ…あ…あ、…っ!」

竜華「怜が可愛いから…悪いんやからな?」

164: 2012/07/02(月) 21:55:17.99 ID:fx8APlD0O
PM7:00


怜「……もう、こんな時間やし」

竜華「ご、ごめんなぁ…夢中で……」

怜「……せやな。嫌がるウチを何度も何度も責めて」

竜華「う…」

怜「ウチに力が無いことを良いことに、逃げれんように押さえ付けてあんなことやこんなこと…」

竜華「うぅ…」

166: 2012/07/02(月) 21:57:30.11 ID:fx8APlD0O
怜「竜華の……ドS」

竜華「はい…」

怜「竜華の鬼畜」

竜華「……はい?」

怜「人でなし」

竜華「ちょっ」

怜「強姦魔」

竜華「強姦…って、そんな嫌やったん?」

怜「………竜華の和姦魔」

竜華「まんざらじゃなかったんかい」

169: 2012/07/02(月) 22:01:05.67 ID:fx8APlD0O
怜「もう…汗かいたし、お腹も空いたし……」

竜華「もうこんな時間やからなぁ…」

怜「……お風呂入ってくるわ」

竜華「あ、ウチも入りたい!」

怜「えぇ~~……」

竜華「な、なに?」

怜「竜華、絶対ケモノになるからイヤやわぁ…」

竜華「そ、そんなことないし!」

178: 2012/07/02(月) 22:22:41.73 ID:fx8APlD0O
怜「だって…ウチも竜華も裸になるんよ?」

竜華「う…」

怜「それで、狭い個室で二人きりで…」

竜華「………」

怜「そんなん…我慢出来るん?」

竜華「無理やな」

怜「もうちょい頑張って!理性とかいろいろ!」

179: 2012/07/02(月) 22:25:07.23 ID:fx8APlD0O
怜「はぁ…やっぱり一人で入るわ…」

竜華「わ、分かった!我慢する!我慢するから一緒に入ろ!?」

怜「え~…」

竜華「大丈夫!絶対我慢するから!髪とか洗ってあげたいし!」

怜「それは……ちょっとされたいなぁ」

竜華「やろ?やろ!?洗いっこしよ~や!」

180: 2012/07/02(月) 22:27:32.65 ID:fx8APlD0O
怜「う~ん……まぁ、ええかな」

竜華「やっ…たぁ!」

怜「えOちぃことは禁止、やで?」

竜華「分かってる分かってる~!」

怜(ほんまに大丈夫やろか…)

183: 2012/07/02(月) 22:30:14.12 ID:fx8APlD0O
怜「とりあえず…パジャマ持ってくるわ」

竜華「ウチも用意する~!」

怜「服、洗濯しちゃうで、全部洗濯機に入れてええよ」

竜華「りょーかい!ふふっ」

怜「…どしたん?」

竜華「いや、洗濯物気にするとこは、お嫁さんみたいやなぁって」

怜「あ、アホなこと言ってへんで、はよ用意しぃ!」

184: 2012/07/02(月) 22:33:51.42 ID:fx8APlD0O
竜華「………」

怜「……なに?」

竜華「いや、あかんやろ」

怜「いや、なにが?」

竜華「バスタオルや!そんなん風呂場に必要あらへん!」

怜「アホか、これ以上なく必要やわ…」

竜華「なんでなん!なんでバスタオルなんか巻いてるん!?」

怜「竜華に襲われない為や」

竜華「……なるほど」

187: 2012/07/02(月) 22:36:05.05 ID:fx8APlD0O
竜華「やけど、それとこれとは話が別!没収や!!」

怜「ちょっ…!か、返して……!」

竜華「バスタオル一枚無駄になるやろ?マナー的にも、あかんで」

怜「うぅ~…」

竜華「返事は?」

怜「………はい」

竜華「よろしい」

190: 2012/07/02(月) 22:39:17.30 ID:fx8APlD0O
怜「うぅ…恥ずかしいわぁ…」

竜華「ほら、髪洗ってあげるで、座り?」

怜「う~…」

竜華「…………」

怜「………なぁ、竜華?」

竜華「ん、なに~?」

怜「今こそ『どこか痒いところはありませんか~?』って言うべきタイミングやで?」

竜華「どこか触ってほしいところはありませんか~?」

怜「無いです」

195: 2012/07/02(月) 22:44:19.44 ID:fx8APlD0O
竜華「背中とか、耳とか…」

怜「竜華、今触ったら本気で怒るからな?」

竜華「はい……」

怜「ちゃんと我慢しぃな」

竜華「は~い………流すで?」

怜「ん、分かったわ」

竜華「………」

竜華(我慢するのって、辛いなぁ……)

197: 2012/07/02(月) 22:47:01.03 ID:fx8APlD0O
怜「ふぅ……ありがとな、竜華」

竜華「どういたしまして」

怜「さて、と…」

竜華「次は身体を洗ってあげるね?」

怜「………え?」

199: 2012/07/02(月) 22:49:59.38 ID:fx8APlD0O
竜華「大丈夫やって!優しくするし!」

怜「違うやろ!そういう問題やないやろ!?」

竜華「もう我慢が限界なんよ」

怜「我慢してや!ウチのために!」

竜華「なぁ…怜…?」

怜「な、なに…?」

竜華「我慢して……ウチのために……」

怜「なんでそうなるんっ!?」

202: 2012/07/02(月) 22:54:16.54 ID:fx8APlD0O
怜「や、約束したやん!?」

竜華「破棄するわ」

怜「う、嘘吐きっ!」

竜華「う~ん……ごめんな?」

怜「あっさり謝らんといて!」

竜華「大丈夫、優しくするし」

怜「そ、そういう問題と違うし!」

竜華「逃げられへんよ?」ぎゅっ

怜「は、放してっ!」

205: 2012/07/02(月) 22:57:43.05 ID:fx8APlD0O
竜華「離さんよ…?」

怜「い、いや…っ」

竜華「いやなん…?」

怜「いやに決まってるやん!」

竜華「ウチは…怜とこういうことするん、イヤやないけどな…」

怜「そ、そんなん言って……」

竜華「怜は…ウチとこういうことするん…嫌…?」

209: 2012/07/02(月) 23:00:42.36 ID:fx8APlD0O
怜「そ、その言葉は…ずるいわ…!」

竜華「ん…そう、かな?」

怜「そんなん、嫌って言えるわけ…なんやんか……」

竜華「怜……」

怜「……かい……」

竜華「ん…?」

怜「一回……だけやから…な…?」

210: 2012/07/02(月) 23:02:47.71 ID:fx8APlD0O
竜華「うんっ!分かったで!」

怜「絶対に、絶対に1回だけやからなっ!」

竜華「うんっ!怜、だい好きやで~っ!!」

怜「あ~もぅ……」

怜(ほんま、ズルいわぁ……)

212: 2012/07/02(月) 23:04:50.51 ID:fx8APlD0O
PM9:00


怜「……で、こんな時間やな」

竜華「ご飯、美味しかった?」

怜「それは、まぁ…」

竜華「ならよかったわぁ!」

怜「いや、そうやないやろ!」

214: 2012/07/02(月) 23:06:53.74 ID:fx8APlD0O
怜「1回って言った…言ったのに…!」

竜華「いや、怜だって『もっと』って言ってたやん?」

怜「~っ!?そ、それは…!」

竜華「なんだかんだ言って、始めると積極的やもんな、怜は」

怜「~~っ!!」

215: 2012/07/02(月) 23:08:54.33 ID:fx8APlD0O
怜「も、もう寝るっ!」

竜華「え~?まだ早いで~?」

怜「流石に疲れたわ!竜華に付き合ってたら身体が保たんよ!」

竜華「ん~…ごめんな?」

竜華(半分くらい、怜が求めてくるんやけどなぁ…)

217: 2012/07/02(月) 23:11:34.73 ID:fx8APlD0O
竜華「まぁでも、それやったら洗い物とか…洗濯機も止まっとるやろ?手伝うで?」

怜「なら……洗い物お願いするわ」

竜華「なんで洗い物?洗濯の方でもええよ?」

怜「竜華に洗濯物任せたら、色々心配やわ」

竜華(し、信用ないなぁ~)

220: 2012/07/02(月) 23:13:52.53 ID:fx8APlD0O
PM11:00


竜華「結局、こんな時間になってしまったな…」

怜「ごめんな、普段の家事まで手伝ってもらって…」

竜華「そんなん、全然ええよ!」

怜「ふぁ……流石に、そろそろ眠いなぁ…」

竜華「ん、なら寝ようか…」

怜「ん…なら……添い寝して…?」

竜華「っ!?」

221: 2012/07/02(月) 23:15:58.72 ID:fx8APlD0O
竜華「えっ?えっ?」

怜「ウチの部屋……あっち……」

竜華「う、ううううん~!?」

怜「はよ…行こ……?」
竜華「せ、せやなっ!」

竜華(怜が…怜がオネムになって色々大変なことになってる…!?)

223: 2012/07/02(月) 23:18:01.22 ID:fx8APlD0O
怜「ん~…」ぽすん

竜華「と、怜…?」

怜「竜華、となり……」

竜華「う、うん……」

怜「りゅうか……」スリスリ

竜華「~っ!?」

224: 2012/07/02(月) 23:20:13.44 ID:fx8APlD0O
竜華「怜……あの……」

怜「……おやすみ………」

竜華「う、うん…!」

怜「…………」

竜華「………っ」

怜「ん…っ……」もぞもぞ

竜華「~~~っ!」

233: 2012/07/02(月) 23:38:37.92 ID:fx8APlD0O
竜華(流石に……これ…は…!)

怜「…ん……」

竜華「と、怜……?」

怜「………」

竜華「う……」

竜華(可愛い過ぎる…!)

竜華「怜……」

怜「すぅ…すぅ……」

竜華「…………」

235: 2012/07/02(月) 23:40:53.96 ID:fx8APlD0O
竜華(ほんまに疲れてたんやな……うちがいっぱいしたから……)

怜「ん………」

竜華「ごめんな、怜……ゆっくり寝てな?」

怜「すぅ……」

竜華「おやすみ、怜……」

237: 2012/07/02(月) 23:43:01.26 ID:fx8APlD0O
AM1:00

怜「んぅ……あれ、なんか変な時間に起きてまったな……」

竜華「んぅ…」

怜「あ、竜華……」

竜華「すぅ……すぅ……」

怜「なんやろ……なんかすごい、幸せやなぁ~」

239: 2012/07/02(月) 23:45:14.78 ID:fx8APlD0O
怜「よいしょっ…と」もぞもぞ

怜「ふふっ…竜華、あったかいなぁ~…」

怜「………竜華、愛しいなぁ…」

怜「………ん…っ…」

怜「……って、これじゃ夜這いやないか……」

246: 2012/07/02(月) 23:48:21.37 ID:fx8APlD0O
怜「アホか…ウチ……」

怜「はよ寝よ……」

ぎゅっ

怜「っ!?」

竜華「……怜」

怜「り、竜華?」

竜華「なんや…怜が積極的やな……」

怜「お、起きてたん?」

竜華「ん~ん、さっきキスされた時に、目ぇ覚めた」

怜「~っ」

250: 2012/07/02(月) 23:56:13.12 ID:fx8APlD0O
竜華「怜……」

怜「い、いや…ちがっ……」

竜華「ウチも…愛しいで……?」

怜「っ!り、竜華ぁ!」

竜華「わっ……とと…」

怜「竜華、大好き!大好きやでっ!!」

竜華「うん…うん…」

255: 2012/07/03(火) 00:00:33.88 ID:XVkxbx/yO
怜「竜華……」

竜華「なぁ、怜…?」

怜「ん……なに?」

竜華「ウチな…また……怜を抱きたいわ…」

怜「ふ、ふふっ…」

竜華「あ、笑ったな~…」

怜「ごめっ…ふふっ…なんか…竜華可愛いで?」

竜華「そう…なん…?」

怜「うん…すっごい可愛い」

竜華「そっか、まぁ怜が言うならええかな」

263: 2012/07/03(火) 00:08:40.05 ID:XVkxbx/yO
怜「竜華…ウチもな……竜華と……その……」

竜華「ん…?」

怜「し、…した……い……」

竜華「なにを~?」

怜「あ、あほっ!もう知らん!」

竜華「うそうそ!冗談やよ、怜」

怜「竜華はすぐそうやってウチを苛める…」

竜華「怜が可愛いで、仕方ないわ」

怜「……そんですぐにウチのせいにする~」

267: 2012/07/03(火) 00:14:20.24 ID:XVkxbx/yO
竜華「ん…可愛い怜を見てると、我慢するの大変なんよ…?」

怜「いつも我慢してへんくせに…よく言うわ……」

竜華「我慢は身体に毒なんやで?」

怜「我慢する気ないやん……」

竜華「ふふ……そうかもなぁ~」ぎゅっ

怜「………」

273: 2012/07/03(火) 00:20:57.40 ID:XVkxbx/yO
怜「やっぱ…緊張するなぁ」

竜華「ウチも、改まってすると、なんかな…」

怜「やけど…な…?」

竜華「ん…?」

怜「やっぱ、ウチは竜華が好きやで?」

竜華「うん、ありがとな」

怜「竜華…は?」

竜華「ウチ?ウチはな……」どさっ

怜「…っ」

竜華「怜と、同じ気持ちやよ」

275: 2012/07/03(火) 00:23:05.19 ID:XVkxbx/yO
AM7:00


怜「ん……朝…か……」

竜華「あ…怜、おはよ」

怜「竜華…」

竜華「よく寝れた?」

怜「おかげさまで」

竜華「そっか、よかった」

怜「……竜華、ニヤニヤしてどうしたん?」

276: 2012/07/03(火) 00:25:27.24 ID:XVkxbx/yO
竜華「えっ?いや…なんやろ~な…」

怜「?」

竜華「なんて言うかな……朝起きて一番最初に目に入ったんが、怜なんよ」

怜「ふむふむ?」

竜華「それって、なんか良いなぁって思ったんよね」

怜「あぁ、それはちょっと分かるなぁ」

280: 2012/07/03(火) 00:27:59.23 ID:XVkxbx/yO
怜「ウチも、朝一番に目に入ったのが竜華やったからな……ちょっとええなって思ったわ」

竜華「そっか!なんや、幸せやなぁ!」

怜「そうやね……よいしょっと」

竜華「さて…」

怜「さて…」



竜華「おはようのキス、してええ?」
怜「おはようのキス、まだ~?」


fin

286: 2012/07/03(火) 00:34:13.42 ID:XVkxbx/yO
『二人っきりでお花見』


怜「桜、きれいやなぁ~」

竜華「そうやね~……でも、二人だけでよかったん?」

怜「ん、なんで~?」

竜華「セーラとか、みんな誘ってワイワイした方が楽しいんとちゃうかな?」

怜「ん~それもええかもしれんけどなぁ…」

290: 2012/07/03(火) 00:36:29.36 ID:XVkxbx/yO
怜「やけど、なんとなく、二人で行きたかったんよ」

竜華「ん、そっか」

怜「セーラたちとは、また今度やな」

竜華「せやね!」

怜「ふぅ……ちょっと歩くの疲れたわ……」

竜華「あ、ならあの桜の木の下で休まん?大きいし、下から眺めるといい感じになるんやないかな?」

怜「お~ええな~」

294: 2012/07/03(火) 00:39:15.14 ID:XVkxbx/yO
怜「ふぅ…」

竜華「はい…怜、おいで~?」

怜「ん、ありがとな~」

竜華「すごい桜の木やなぁ」

怜「ほんまになぁ~」

竜華「ちょっ、怜…おでこに花びら乗ってるで?」

怜「え、どこ~?」

竜華「取らんでええんとちゃう?花に好かれるなんて、素敵やん?」

怜「ん~…竜華が言うなら、ええかな」

297: 2012/07/03(火) 00:43:59.27 ID:XVkxbx/yO
怜「また来年も、来ような…?」

竜華「ん、約束やな」

怜「毎年、来ような?」

竜華「それ、プロポーズ?」

怜「……ずっと一緒にいてほしいよ、竜華」

竜華「……毎年来ような、怜」

怜「うん…っ!約束な…!」

319: 2012/07/03(火) 01:18:05.24 ID:XVkxbx/yO
そうですね…
流石にこれ以上スレ伸ばすのもアレですし、ここで落としましょうか
睡眠不足増やしてしまうのもどうかと思いますし

ここまで支援、ネタなど、協力してくださった皆様、本当にありがとうございました!

スレ立てでまた代理をお願いすることになるかと思いますが、その時は力添えをお願いします。
では、お疲れ様でした!!

320: 2012/07/03(火) 01:22:57.64 ID:L5/QJOmxO
乙乙

引用元: 怜(竜華の膝枕から脱出できへん)