1: 2014/08/23(土) 05:54:48.75 ID:xliJu4P1.net
穂乃果「にーこちゃーん♪えへへ~」
にこ「うっざ。」
穂乃果「にこちゃん~♪」
にこ「………なんで私なのよ」
穂乃果「それはにこちゃんの事が好きだからです!」
にこ「(イラッ)」
穂乃果「にこちゃんは?にこちゃんは穂乃果の事好き?」
にこ「さっき嫌いっつったでしょうが!!人の話聞きなさいよ!!!」
穂乃果「穂乃果はにこちゃんの事大好きだよっ!」
にこ「あ~~~~~~~!!!!!!」
にこ「うっざ。」
穂乃果「にこちゃん~♪」
にこ「………なんで私なのよ」
穂乃果「それはにこちゃんの事が好きだからです!」
にこ「(イラッ)」
穂乃果「にこちゃんは?にこちゃんは穂乃果の事好き?」
にこ「さっき嫌いっつったでしょうが!!人の話聞きなさいよ!!!」
穂乃果「穂乃果はにこちゃんの事大好きだよっ!」
にこ「あ~~~~~~~!!!!!!」
2: 2014/08/23(土) 05:56:04.75 ID:xliJu4P1.net
にこ「……この際ハッキリ言っておくけどね。
私はアンタが気に食わないのよ。」
穂乃果「え?」
にこ「(…なんでコイツは、私が持ってないものを
こんなにたくさん…。)」
穂乃果「え…っと、どういう所が気に食わないの?
穂乃果、頑張って直すよ!」
にこ「(イラッ)それよ!そういう真っ直ぐな所が嫌いなのよ!!
なんでアンタっていっつもそうなのよ!!!」
穂乃果「……にこちゃん………」
にこ「(………しまった、いくらなんでも
これじゃただの八つ当たりだわ……
……情けない)」
穂乃果「…………」
にこ「……あー…えっと、ごめん。今のは」
穂乃果「………Zzz…………」
にこ「…………このまま埋めてやろうかしらコイツ……」
私はアンタが気に食わないのよ。」
穂乃果「え?」
にこ「(…なんでコイツは、私が持ってないものを
こんなにたくさん…。)」
穂乃果「え…っと、どういう所が気に食わないの?
穂乃果、頑張って直すよ!」
にこ「(イラッ)それよ!そういう真っ直ぐな所が嫌いなのよ!!
なんでアンタっていっつもそうなのよ!!!」
穂乃果「……にこちゃん………」
にこ「(………しまった、いくらなんでも
これじゃただの八つ当たりだわ……
……情けない)」
穂乃果「…………」
にこ「……あー…えっと、ごめん。今のは」
穂乃果「………Zzz…………」
にこ「…………このまま埋めてやろうかしらコイツ……」
4: 2014/08/23(土) 06:06:28.60 ID:xliJu4P1.net
にこ「………ホント、なんで私の事なんか……」
穂乃果「…Zzz………へへ、にこひゃ…ん……」
にこ「……!」
穂乃果「に…こひゃ……Zzz」
にこ「(…ハッ!……こ、こんなのでべべべ別にときめいたりとか
しないし!?い、いい良い気になるんじゃ無いわよ!!??
どんな夢見てるのかな~とか微塵も思ったりしてないし!!??)」
穂乃果「す……き……」
にこ「…ッ!」
穂乃果「にこひゃ…す…き…」
にこ「………穂乃果……」
穂乃果「……すき焼きに…ほむまん…入れたら…ダメだよ……」
にこ「どんな夢みてんのよ!!!」
穂乃果「…Zzz………へへ、にこひゃ…ん……」
にこ「……!」
穂乃果「に…こひゃ……Zzz」
にこ「(…ハッ!……こ、こんなのでべべべ別にときめいたりとか
しないし!?い、いい良い気になるんじゃ無いわよ!!??
どんな夢見てるのかな~とか微塵も思ったりしてないし!!??)」
穂乃果「す……き……」
にこ「…ッ!」
穂乃果「にこひゃ…す…き…」
にこ「………穂乃果……」
穂乃果「……すき焼きに…ほむまん…入れたら…ダメだよ……」
にこ「どんな夢みてんのよ!!!」
5: 2014/08/23(土) 06:13:53.24 ID:xliJu4P1.net
穂乃果「にーこちゃーん♪抱っこさせて抱っこー!!」
にこ「嫌よ消えて触らないで目障り」
穂乃果「にこちゃん!じゃあ、おんぶさせておんぶ!!」
にこ「ふざけんな同じじゃない頭おかしいんじゃないの?」
穂乃果「………にこちゃん」
にこ「…………なによ」
穂乃果「好き♪」
にこ「(イッラァ)」
にこ「嫌よ消えて触らないで目障り」
穂乃果「にこちゃん!じゃあ、おんぶさせておんぶ!!」
にこ「ふざけんな同じじゃない頭おかしいんじゃないの?」
穂乃果「………にこちゃん」
にこ「…………なによ」
穂乃果「好き♪」
にこ「(イッラァ)」
9: 2014/08/23(土) 06:44:03.29 ID:xliJu4P1.net
穂乃果「にこちゃーん!ちゅーしよ、ちゅ~~~!」
にこ「はぁ?頭イかれてんじゃないの?」
穂乃果「ねーえー!ちゅーうー!」
にこ「……アンタねぇ。仮にもアイドルなら
もうちょっと考えて行動しなさいよ」
穂乃果「……なるほど。アイドルらしく……!」
にこ「(あれ?珍しくすんなり話を聞いたわね…)」
穂乃果「ほっのほっのほ~♪
穂乃果はぁ、にこちゃんだけのモ・ノ♪」
にこ「ケンカ売ってんでしょアンタ」
にこ「はぁ?頭イかれてんじゃないの?」
穂乃果「ねーえー!ちゅーうー!」
にこ「……アンタねぇ。仮にもアイドルなら
もうちょっと考えて行動しなさいよ」
穂乃果「……なるほど。アイドルらしく……!」
にこ「(あれ?珍しくすんなり話を聞いたわね…)」
穂乃果「ほっのほっのほ~♪
穂乃果はぁ、にこちゃんだけのモ・ノ♪」
にこ「ケンカ売ってんでしょアンタ」
10: 2014/08/23(土) 06:56:10.66 ID:xliJu4P1.net
ことり「ほのかちゃーん、ダメだよぉ。にこちゃん困ってるよ?」
にこ「!!ことり、アンタいつの間に…」
穂乃果「ええー、だぁってえー!」
ことり「ほのかちゃん、教室で海未ちゃんが呼んでたよ?」
穂乃果「ホント!?じゃあちょっと行ってくるね!
にこちゃんまた後でねー!!」
にこ「(うっわ……最悪……めんどくさいのと二人きりになっちゃった…)」
ことり「にこちゃん、あんまり、ほのかちゃんの事たぶらかさないでね?」
にこ「(ピキッ)……はぁ?アイツが勝手に付きまとってくるだけなんだけど?」
ことり「そうかなー?にこちゃん、まんざらでもないんじゃない?」
にこ「(ムッカァ!)…いい加減にしなさいよ…。
なに?ケンカ売ってるわけ?」
ことり「ダメだよ、にこちゃん。ほのかちゃんばっかり見てたら」
にこ「………本当に怒るわよ」
ことり「にこちゃんはぁ、ことりの事だけ見てれば良いの♪」
にこ「………ん?」
ことり「(ニコッ)」
にこ「……………………ん?」
にこ「!!ことり、アンタいつの間に…」
穂乃果「ええー、だぁってえー!」
ことり「ほのかちゃん、教室で海未ちゃんが呼んでたよ?」
穂乃果「ホント!?じゃあちょっと行ってくるね!
にこちゃんまた後でねー!!」
にこ「(うっわ……最悪……めんどくさいのと二人きりになっちゃった…)」
ことり「にこちゃん、あんまり、ほのかちゃんの事たぶらかさないでね?」
にこ「(ピキッ)……はぁ?アイツが勝手に付きまとってくるだけなんだけど?」
ことり「そうかなー?にこちゃん、まんざらでもないんじゃない?」
にこ「(ムッカァ!)…いい加減にしなさいよ…。
なに?ケンカ売ってるわけ?」
ことり「ダメだよ、にこちゃん。ほのかちゃんばっかり見てたら」
にこ「………本当に怒るわよ」
ことり「にこちゃんはぁ、ことりの事だけ見てれば良いの♪」
にこ「………ん?」
ことり「(ニコッ)」
にこ「……………………ん?」
19: 2014/08/23(土) 08:16:52.50 ID:xliJu4P1.net
ことり「はい♪にこちゃん、あ~~~ん」
にこ「(…………なにこれ)」
穂乃果「あー!だめだよことりちゃん!にこちゃんは穂乃果のお弁当を食べるんだよ!
はーい、にこちゃん!あ~~~ん♪」
にこ「(……なんなの……)
ほの&こと「はい、あ~~~~~ん♪」
にこ「私はこんなの望んでなあああああああい!!!!」
ことり「え、にこちゃん、ミートボール嫌いだった?」
にこ「お弁当の話じゃないわよ!!なんなのよアンタら!!
二人して鬱陶しいわねー!!」
穂乃果「ええ~~だってにこちゃんにお弁当食べさせてあげたいんだもーん!」
にこ「いい!?この際だからハッキリ言っておくわ!
私は!アンタらが!!大っ嫌いなの!!!
付きまとうんじゃないわよ!!!!」
穂乃果「穂乃果はにこちゃんの事が大っ好きです!!!!」
ことり「ことりもにこちゃんの事がだーい好きです♪」
にこ「人の話を聞けえっ!!!(半泣き)」
にこ「(…………なにこれ)」
穂乃果「あー!だめだよことりちゃん!にこちゃんは穂乃果のお弁当を食べるんだよ!
はーい、にこちゃん!あ~~~ん♪」
にこ「(……なんなの……)
ほの&こと「はい、あ~~~~~ん♪」
にこ「私はこんなの望んでなあああああああい!!!!」
ことり「え、にこちゃん、ミートボール嫌いだった?」
にこ「お弁当の話じゃないわよ!!なんなのよアンタら!!
二人して鬱陶しいわねー!!」
穂乃果「ええ~~だってにこちゃんにお弁当食べさせてあげたいんだもーん!」
にこ「いい!?この際だからハッキリ言っておくわ!
私は!アンタらが!!大っ嫌いなの!!!
付きまとうんじゃないわよ!!!!」
穂乃果「穂乃果はにこちゃんの事が大っ好きです!!!!」
ことり「ことりもにこちゃんの事がだーい好きです♪」
にこ「人の話を聞けえっ!!!(半泣き)」
21: 2014/08/23(土) 08:26:41.18 ID:xliJu4P1.net
ことり「……そっか、でもそうだね。無理やりは良くないよね…」
穂乃果「えっ…突然どうしたの?ことりちゃ…」
ことり「(ウィンク)」
穂乃果「あっ……そ、そうだね……穂乃果、にこちゃんの迷惑考えてなかったよ…」
にこ「……な、なんなのよ。急にしおらしくなっちゃって……」
ことり「……このお弁当、にこちゃんに喜んで貰いたくて
頑張って作ったんだけど、残念……だな。(シュン)」
にこ「んぐっ…!」
穂乃果「穂乃果も…にこちゃんの笑顔が見たくて、
早起きしてお弁当作ってきたけど
迷惑かけたら意味ないもんね……ごめんねにこちゃん…(しゅん)」
にこ「んぐぐっ……!!」
ほの&こと「(うるうるうるうる)」
にこ「……ま、まあ、ちょっとだけなら味見してあげなくもないわ」
ことり「やったぁ♪にこちゃん、はい!あ~~~ん♪」
穂乃果「あー!!ずるいよことりちゃん!!
穂乃果もー!!はい、あ~~~ん!!!」
にこ「立ち直り早ッッッ!!!」
穂乃果「えっ…突然どうしたの?ことりちゃ…」
ことり「(ウィンク)」
穂乃果「あっ……そ、そうだね……穂乃果、にこちゃんの迷惑考えてなかったよ…」
にこ「……な、なんなのよ。急にしおらしくなっちゃって……」
ことり「……このお弁当、にこちゃんに喜んで貰いたくて
頑張って作ったんだけど、残念……だな。(シュン)」
にこ「んぐっ…!」
穂乃果「穂乃果も…にこちゃんの笑顔が見たくて、
早起きしてお弁当作ってきたけど
迷惑かけたら意味ないもんね……ごめんねにこちゃん…(しゅん)」
にこ「んぐぐっ……!!」
ほの&こと「(うるうるうるうる)」
にこ「……ま、まあ、ちょっとだけなら味見してあげなくもないわ」
ことり「やったぁ♪にこちゃん、はい!あ~~~ん♪」
穂乃果「あー!!ずるいよことりちゃん!!
穂乃果もー!!はい、あ~~~ん!!!」
にこ「立ち直り早ッッッ!!!」
61: 2014/08/23(土) 14:07:46.24 ID:xliJu4P1.net
にこ「はぁ…えらい目にあったわ…!」
凛「…にこちゃんモテモテだね~!すごいにゃー!」
にこ「全っ然嬉しくないわよ…!気の休まる暇がないったら…
あー、でも凛に会ってちょっと落ち着いたわ。ありがと」
凛「!ど、どういたしまして……だにゃ」
にこ「………さぁーって、これからどうしますかね……」
凛「……あ、あのさ。にこちゃん!」
にこ「んー?なによ」
凛「あ、あのね、さ、最近の凛って、どうかな?」
にこ「え?どうって何よ?」
凛「あ、あの、だから…前よりちょっとは女の子らしくなった…とか」
にこ「…あー、なるほどね。大丈夫よ。
前よりもぐっと魅力的になってると思うわ。」
凛「……ほ、他には?」
にこ「…他には…って言われても…」
凛「(じーーーーーっ)」
にこ「……あー…。じゃあね、これ、恥ずかしいから
一度しか言わないから、よく聞いておくのよ」
凛「っ!う、うん!」
にこ「…私は、凛が、一人の女の子としても、アイドルとしても、
大きな一歩を勇気を出して踏み出せた事をすっごく嬉しく思ってる。
本当の事よ?だから、もっと自信持ちなさい!」
凛「……にこちゃん……!」
にこ「ぜ、絶対に今言ったこと他の奴には言うんじゃないわよ!?
……て、照れ臭いから」
凛「……にこちゃん、凛ね…」
にこ「…ん?」
凛「…にこちゃんモテモテだね~!すごいにゃー!」
にこ「全っ然嬉しくないわよ…!気の休まる暇がないったら…
あー、でも凛に会ってちょっと落ち着いたわ。ありがと」
凛「!ど、どういたしまして……だにゃ」
にこ「………さぁーって、これからどうしますかね……」
凛「……あ、あのさ。にこちゃん!」
にこ「んー?なによ」
凛「あ、あのね、さ、最近の凛って、どうかな?」
にこ「え?どうって何よ?」
凛「あ、あの、だから…前よりちょっとは女の子らしくなった…とか」
にこ「…あー、なるほどね。大丈夫よ。
前よりもぐっと魅力的になってると思うわ。」
凛「……ほ、他には?」
にこ「…他には…って言われても…」
凛「(じーーーーーっ)」
にこ「……あー…。じゃあね、これ、恥ずかしいから
一度しか言わないから、よく聞いておくのよ」
凛「っ!う、うん!」
にこ「…私は、凛が、一人の女の子としても、アイドルとしても、
大きな一歩を勇気を出して踏み出せた事をすっごく嬉しく思ってる。
本当の事よ?だから、もっと自信持ちなさい!」
凛「……にこちゃん……!」
にこ「ぜ、絶対に今言ったこと他の奴には言うんじゃないわよ!?
……て、照れ臭いから」
凛「……にこちゃん、凛ね…」
にこ「…ん?」
63: 2014/08/23(土) 14:09:48.05 ID:xliJu4P1.net
凛「……それなら、にこちゃん。凛、勇気を出して、
もう一歩踏み出して、ずっと思ってた事、言うね…」
にこ「(…………い、嫌な予感………)」
凛「………(潤んだ瞳)」
にこ「………あの、ほ、星空さん…?」
凛「……あのね、凛……
にこちゃんの事が…ずっと……!」
にこ「(やばいやばいやばいやばいやばいやば)」
凛「…ずっと、ずっと好きだったの………!!」」
にこ「(ヤッパリネーーーーー!!!)」
凛「………り、凛は、にこちゃんの好みじゃないかもだけど……
でも…にこちゃんに可愛いって言って貰いたくて…凛……!」
にこ「(!!!!!)」
凛「……凛……凛ね……///」
にこ「(どどどどどどうしよう、何この表情、超可愛い………!!)」
凛「………にこちゃん」
にこ「ごめん!!凛!!!今すぐには答え出せない!!!
こ、この話の続きはまた今度ーーー!!!」
ダッ
凛「あっ!!ち、ちょっとにこちゃん!!!」
にこ「(凛、ごめええええええん!!!!
ヘタレな部長を許してえええええええ!!!!)」
もう一歩踏み出して、ずっと思ってた事、言うね…」
にこ「(…………い、嫌な予感………)」
凛「………(潤んだ瞳)」
にこ「………あの、ほ、星空さん…?」
凛「……あのね、凛……
にこちゃんの事が…ずっと……!」
にこ「(やばいやばいやばいやばいやばいやば)」
凛「…ずっと、ずっと好きだったの………!!」」
にこ「(ヤッパリネーーーーー!!!)」
凛「………り、凛は、にこちゃんの好みじゃないかもだけど……
でも…にこちゃんに可愛いって言って貰いたくて…凛……!」
にこ「(!!!!!)」
凛「……凛……凛ね……///」
にこ「(どどどどどどうしよう、何この表情、超可愛い………!!)」
凛「………にこちゃん」
にこ「ごめん!!凛!!!今すぐには答え出せない!!!
こ、この話の続きはまた今度ーーー!!!」
ダッ
凛「あっ!!ち、ちょっとにこちゃん!!!」
にこ「(凛、ごめええええええん!!!!
ヘタレな部長を許してえええええええ!!!!)」
69: 2014/08/23(土) 14:17:44.53 ID:xliJu4P1.net
海未「……に、にこ。どうしたのです?そんなに息を切らして……
ていうか、何故泣いているんです?」
にこ「ぜえ……ぜえ……!グスッ、も、モテる女って辛いわねぇ…!」
海未「な、なんなんですか一体……」
にこ「皆の愛が重過ぎて氏にそう……。
あああああもう!!どうしたらいいの私はあああ!!!」
海未「…よくわかりませんが、この道場は今、私しか居ませんから
ゆっくり息を落ち着かせて下さい。
私は弓の練習中なので、お相手出来ませんが…」
にこ「…うん……悪いわね海未……ぜえ……ぜえ……」
シュッ
ターン!!
にこ「…へえー…やっぱカッコ良いわねー」
海未「……ふふ、ありがとうございます。
……にこも、やってみますか?」
にこ「え、良いの?……なら気分転換にやってみようかしら。」
海未「どうぞ、構え方をお教えしますのでこちらへ」
にこ「じゃあ遠慮なく……!?
うわっ!な、なにこれ……!!弓の弦ってこんなに堅いの!!??」
海未「ああ、危ないですよ。ちゃんと支えてますから。
姿勢を正して……」
にこ「(………わっ、う、海未、顔が近い………!)」
海未「……手、痛くありませんか?」
にこ「だ……大丈夫……!」
海未「…この姿勢のまま、狙いを定めて……右手を離してください」
にこ「ん~~~~!……やっ!!」
ビュンッ
スカーッ
にこ「ああああ!的にかすりもしなかった~~!!」
海未「……ふふっ、いきなり的に当てるのは容易くはありませんよ」
ていうか、何故泣いているんです?」
にこ「ぜえ……ぜえ……!グスッ、も、モテる女って辛いわねぇ…!」
海未「な、なんなんですか一体……」
にこ「皆の愛が重過ぎて氏にそう……。
あああああもう!!どうしたらいいの私はあああ!!!」
海未「…よくわかりませんが、この道場は今、私しか居ませんから
ゆっくり息を落ち着かせて下さい。
私は弓の練習中なので、お相手出来ませんが…」
にこ「…うん……悪いわね海未……ぜえ……ぜえ……」
シュッ
ターン!!
にこ「…へえー…やっぱカッコ良いわねー」
海未「……ふふ、ありがとうございます。
……にこも、やってみますか?」
にこ「え、良いの?……なら気分転換にやってみようかしら。」
海未「どうぞ、構え方をお教えしますのでこちらへ」
にこ「じゃあ遠慮なく……!?
うわっ!な、なにこれ……!!弓の弦ってこんなに堅いの!!??」
海未「ああ、危ないですよ。ちゃんと支えてますから。
姿勢を正して……」
にこ「(………わっ、う、海未、顔が近い………!)」
海未「……手、痛くありませんか?」
にこ「だ……大丈夫……!」
海未「…この姿勢のまま、狙いを定めて……右手を離してください」
にこ「ん~~~~!……やっ!!」
ビュンッ
スカーッ
にこ「ああああ!的にかすりもしなかった~~!!」
海未「……ふふっ、いきなり的に当てるのは容易くはありませんよ」
70: 2014/08/23(土) 14:19:14.93 ID:xliJu4P1.net
にこ「…でも、面白かったわ。ありがとう海未♪」
海未「…………」
にこ「……う、海未?もう離れて良いわよ?」
海未「………にこ……」
にこ「……へっ?」
ぎゅっ(後ろから抱きしめられるにこ)
にこ「(………は?)」
海未「………にこ…良い匂い………」
にこ「(………はわわわわあああああ!!!???)」
海未「………にこが、いけないんですよ……?
にこが………そんなに可愛らしいから………!」
ぎゅ~~
にこ「ちょ、ちょまままままままってまって!!!!」
海未「待てません………にこ………
私は、あなたの事をずっとお慕いしておりました……!」
にこ「(!!!!!!み、みみみ耳に海未の吐息がががが
吐息がかかって………!!!)」
海未「…………にこ……」
にこ「ひゃうんっ……!///」
もっぎゅ~~~
にこ「(……こ、こんの馬鹿力め……!!
に、逃げられない………!!!かくなる上は……)」
にこ「あー!!穂乃果!!ことり!!!」
海未「!!??ど、どこですかっ!??」
にこ「隙ありっ!!!!」
ダッシュ!!!
海未「あっ!!!に、にこ!!!」
にこ「ごめん海未!!!私に今必要なのは
考える時間と安らげる場所なのよおおおおお!!!」
海未「…………」
にこ「……う、海未?もう離れて良いわよ?」
海未「………にこ……」
にこ「……へっ?」
ぎゅっ(後ろから抱きしめられるにこ)
にこ「(………は?)」
海未「………にこ…良い匂い………」
にこ「(………はわわわわあああああ!!!???)」
海未「………にこが、いけないんですよ……?
にこが………そんなに可愛らしいから………!」
ぎゅ~~
にこ「ちょ、ちょまままままままってまって!!!!」
海未「待てません………にこ………
私は、あなたの事をずっとお慕いしておりました……!」
にこ「(!!!!!!み、みみみ耳に海未の吐息がががが
吐息がかかって………!!!)」
海未「…………にこ……」
にこ「ひゃうんっ……!///」
もっぎゅ~~~
にこ「(……こ、こんの馬鹿力め……!!
に、逃げられない………!!!かくなる上は……)」
にこ「あー!!穂乃果!!ことり!!!」
海未「!!??ど、どこですかっ!??」
にこ「隙ありっ!!!!」
ダッシュ!!!
海未「あっ!!!に、にこ!!!」
にこ「ごめん海未!!!私に今必要なのは
考える時間と安らげる場所なのよおおおおお!!!」
90: 2014/08/23(土) 19:09:11.09 ID:xliJu4P1.net
にこ「…絵里いいい……ぐすっ……どうしよう……」
絵里「は、ハラショー……!まさかにこが
そんなに女泣かせだったなんて……!」
にこ「人聞きの悪い事言わないでよお!!
私だって好きで好かれて逃げ回ってるわけじゃないわよ!!」
絵里「………でも、皆真面目ににこの事が好きなんだし、
ちゃんと返事はしなきゃ駄目よ?」
にこ「………わかってるわよ……。
真面目に言われてるから余計困ってるんじゃない…」
絵里「…でも、なんでその流れで私の所へ来たの?」
にこ「………なんとなく、危険性が少ない順に
逃げて回ってるのよ…。それで次は絵里かなって」
絵里「………私なら、なんで安全だと思ったの?」
にこ「だって、あんた希と付き合ってるでしょ?」
絵里「!!………バレてたの……」
にこ「バレバレよ。あんたら、いっつもイチャイチャしてんだもの」
絵里「………でも、にこ。ごめんなさい。
折角私を頼って来てくれたのに、私は…
あなたの期待に答えられそうにない」
にこ「………へっ?」
絵里「にこ、私も、あなたの事を想っている者の一人だと言うことよ」
絵里「は、ハラショー……!まさかにこが
そんなに女泣かせだったなんて……!」
にこ「人聞きの悪い事言わないでよお!!
私だって好きで好かれて逃げ回ってるわけじゃないわよ!!」
絵里「………でも、皆真面目ににこの事が好きなんだし、
ちゃんと返事はしなきゃ駄目よ?」
にこ「………わかってるわよ……。
真面目に言われてるから余計困ってるんじゃない…」
絵里「…でも、なんでその流れで私の所へ来たの?」
にこ「………なんとなく、危険性が少ない順に
逃げて回ってるのよ…。それで次は絵里かなって」
絵里「………私なら、なんで安全だと思ったの?」
にこ「だって、あんた希と付き合ってるでしょ?」
絵里「!!………バレてたの……」
にこ「バレバレよ。あんたら、いっつもイチャイチャしてんだもの」
絵里「………でも、にこ。ごめんなさい。
折角私を頼って来てくれたのに、私は…
あなたの期待に答えられそうにない」
にこ「………へっ?」
絵里「にこ、私も、あなたの事を想っている者の一人だと言うことよ」
92: 2014/08/23(土) 19:13:37.25 ID:xliJu4P1.net
にこ「………ち、ちょっと待ちなさいよ!!
アンタ、希を裏切るっていうの!?
そんなの……
そんなの私、許さないわよ!!!」
絵里「待って、にこ。誰もそんな事言っていないわ。
私は、希の事を愛している。それは変わらないし、
にこへの想いはまたそれとは別の想いはなのよ。」
にこ「……ど、どういう意味……!?」
絵里「にこ!卒業したら、私と希で家庭を持とうと思うの!
だから、あなた養女にならない!?」
にこ「……………………………………
っっっっはぁぁぁあああああああああ!?!?!?!?!?」
絵里「私は希も、にこの事も愛しているの!
だから、希をお嫁さんに迎えて、そしてにこを
私達の子供として迎えようと思ったの!
3人で幸せな家庭を築きましょう!?」
にこ「なんつー汚れのない眼で電波ゼリフ放ってんのよ!!!
アンタ自分で何言ってるかわかってんの!!??」
絵里「…確かに、最初は貧しい暮らしになるかもしれない。
でも!皆で力を合わせればきっとステキなファミリーになれるわ!!」
にこ「(ダメだこの人……ブッチギリでイカれてるわ……)」
絵里「ね?にこ!どうかしら!(ドヤチカァ)」
にこ「……そ、それは希も賛成してる話なのかしら……?」
絵里「いいえ!でも、きっと希も賛同してくれるわ!
彼女もにこの事が大好きだもの!」
にこ「勝手にそういう事を一人で決めるなあああああ!!!
…良いわ、私ちょっと希と話してくるから、
アンタはここで待ってなさい。」
絵里「わかったわ。いってらっしゃい、にこ!」
にこ「……今さりげなく子供を見送る気分味わったわね…?」
絵里「ふふっ、気のせいよ♪」
アンタ、希を裏切るっていうの!?
そんなの……
そんなの私、許さないわよ!!!」
絵里「待って、にこ。誰もそんな事言っていないわ。
私は、希の事を愛している。それは変わらないし、
にこへの想いはまたそれとは別の想いはなのよ。」
にこ「……ど、どういう意味……!?」
絵里「にこ!卒業したら、私と希で家庭を持とうと思うの!
だから、あなた養女にならない!?」
にこ「……………………………………
っっっっはぁぁぁあああああああああ!?!?!?!?!?」
絵里「私は希も、にこの事も愛しているの!
だから、希をお嫁さんに迎えて、そしてにこを
私達の子供として迎えようと思ったの!
3人で幸せな家庭を築きましょう!?」
にこ「なんつー汚れのない眼で電波ゼリフ放ってんのよ!!!
アンタ自分で何言ってるかわかってんの!!??」
絵里「…確かに、最初は貧しい暮らしになるかもしれない。
でも!皆で力を合わせればきっとステキなファミリーになれるわ!!」
にこ「(ダメだこの人……ブッチギリでイカれてるわ……)」
絵里「ね?にこ!どうかしら!(ドヤチカァ)」
にこ「……そ、それは希も賛成してる話なのかしら……?」
絵里「いいえ!でも、きっと希も賛同してくれるわ!
彼女もにこの事が大好きだもの!」
にこ「勝手にそういう事を一人で決めるなあああああ!!!
…良いわ、私ちょっと希と話してくるから、
アンタはここで待ってなさい。」
絵里「わかったわ。いってらっしゃい、にこ!」
にこ「……今さりげなく子供を見送る気分味わったわね…?」
絵里「ふふっ、気のせいよ♪」
100: 2014/08/23(土) 20:20:24.15 ID:xliJu4P1.net
希「なるほどなぁ~、えりちがそんな事を…(くすくす)」
にこ「……やっぱりねぇ…アンタならこの状況を
面白がると思ってたわ…」
希「そんなことないで?ちゃんと真剣に考えてるよ!……くすっ」
にこ「…どうだかね…」
希「…でも、えりちもふざけてそんな事言ってるわけやないんよ。
えりちなりに考えて告白したんやないかな」
にこ「…だから、真面目だからタチ悪いんだってば…」
希「それに……それにな、養女云々はともかく、
ウチと、えりちと、にこっちで暮らすのは、
ちょっと楽しそうで憧れるやんな!」
にこ「はぁ?どこがよ。私はゴメンだわ」
希「………ウチら、3年生は、3人で過ごした時間が
とっても…とっても短いやん?」
にこ「………まあ、そうね」
希「ウチとにこっち、出会ったのは結構前やったけど、
こんな風に仲良く話すようになったんは、
μ'sに入ってからや」
にこ「………そうね。」
希「………時々な、思うんよ。ウチら3人。
もっと前から…、1年の時から一緒に居ることができたらって」
にこ「………んな事、今更言ったってしょうがないでしょ」
希「うん……わかってる。わかってるんやけどな…」
にこ「……やっぱりねぇ…アンタならこの状況を
面白がると思ってたわ…」
希「そんなことないで?ちゃんと真剣に考えてるよ!……くすっ」
にこ「…どうだかね…」
希「…でも、えりちもふざけてそんな事言ってるわけやないんよ。
えりちなりに考えて告白したんやないかな」
にこ「…だから、真面目だからタチ悪いんだってば…」
希「それに……それにな、養女云々はともかく、
ウチと、えりちと、にこっちで暮らすのは、
ちょっと楽しそうで憧れるやんな!」
にこ「はぁ?どこがよ。私はゴメンだわ」
希「………ウチら、3年生は、3人で過ごした時間が
とっても…とっても短いやん?」
にこ「………まあ、そうね」
希「ウチとにこっち、出会ったのは結構前やったけど、
こんな風に仲良く話すようになったんは、
μ'sに入ってからや」
にこ「………そうね。」
希「………時々な、思うんよ。ウチら3人。
もっと前から…、1年の時から一緒に居ることができたらって」
にこ「………んな事、今更言ったってしょうがないでしょ」
希「うん……わかってる。わかってるんやけどな…」
102: 2014/08/23(土) 20:22:50.55 ID:xliJu4P1.net
希「…ウチは、この3人で、もっともっと思い出が作りたかった。
そう思うんは、贅沢な事なんかな…?」
にこ「…………」
希「ウチが、もしあの時、にこっちを手助けできてたら……」
にこ「……希の、時々そんな風に弱気になるとこ、
あんまり好きじゃないわ」
希「…………うん、ウチもや」
にこ「………私は、この3年間に後悔なんて全く無いわ。
アイドル活動が上手くいかなくて、くすぶってた時期も含めて。
……だから、あんまりそういう事言わないでよ。
私は……例え短い時間でも、希と仲良くなれて嬉しかった」
希「………にこっち……」
にこ「………ああああ~~~もう!!
な、なんでこんな辛気臭い話になってんのよ!!
絵里の電波企画をどうにかするために
希のとこに来たってのに!!」
希「…ああっ!にこっち、ごめんな……!ウチ、今の会話のせいで、
えりちの意見に賛同してしまいそうやわぁ~~!!」
にこ「……アンタねぇ……」
希「………ふふっ、でも、にこっちも今
ちょっと顔緩んだよ?」
にこ「っ!!はあ!!??だ、誰の顔が緩んだってのよ!!??
わ、私は絶対反対だからね!!??」
希「にこっち」
にこ「………なによ」
希「好き♪」
にこ「ッ~~~~~~~~!!!///」
そう思うんは、贅沢な事なんかな…?」
にこ「…………」
希「ウチが、もしあの時、にこっちを手助けできてたら……」
にこ「……希の、時々そんな風に弱気になるとこ、
あんまり好きじゃないわ」
希「…………うん、ウチもや」
にこ「………私は、この3年間に後悔なんて全く無いわ。
アイドル活動が上手くいかなくて、くすぶってた時期も含めて。
……だから、あんまりそういう事言わないでよ。
私は……例え短い時間でも、希と仲良くなれて嬉しかった」
希「………にこっち……」
にこ「………ああああ~~~もう!!
な、なんでこんな辛気臭い話になってんのよ!!
絵里の電波企画をどうにかするために
希のとこに来たってのに!!」
希「…ああっ!にこっち、ごめんな……!ウチ、今の会話のせいで、
えりちの意見に賛同してしまいそうやわぁ~~!!」
にこ「……アンタねぇ……」
希「………ふふっ、でも、にこっちも今
ちょっと顔緩んだよ?」
にこ「っ!!はあ!!??だ、誰の顔が緩んだってのよ!!??
わ、私は絶対反対だからね!!??」
希「にこっち」
にこ「………なによ」
希「好き♪」
にこ「ッ~~~~~~~~!!!///」
123: 2014/08/24(日) 10:17:30.72 ID:EF2LTSsx.net
にこ「なんだか、どんどんおかしな状況に陥っちゃってるわね…」
花陽「みんな、にこちゃんの事がとっても好きなんだよ。」
にこ「……それが不可解なのよね…」
花陽「不可解って…どうして?」
にこ「……だって、私、自分で言うのもなんだけど
あんまり良い性格してないわよ?言いたい事言うし。
他人に好かれやすい性格だとは思わないわ」
花陽「……だからなんじゃないかな?
いつでも真剣に、自分のやりたいようにやる。
そんなにこちゃんだから、皆惹かれるんだよ。」
にこ「……花陽……」
花陽「……私も。にこちゃんの生き方に憧れる。
自分の意見をいつでもちゃんと言えるにこちゃんに…」
にこ「…花陽は今のままで良いの。私みたいになっちゃダメよ。」
花陽「……にこちゃんが……ずっとアイドル部に
居てくれれば良いのにな……」
にこ「なにそれ。私に留年しろって言ってんの?」
花陽「……私ね。にこちゃんとお話しするの大好きなの。
こんなにアイドルについて熱く語れるお友達って、
今まで居なかったし…。いっぱい相談にも乗ってくれるし…」
にこ「……そうね。私も花陽と話すのは楽しいわ」
花陽「…………それも、もう出来なくなっちゃうんだって、
にこちゃんと、こうやってお話し出来なくなっちゃうんだって、
そう思ったら………私………!!」
にこ「………はいはい、泣かないの。全く……。
希といい、なんでこういう湿っぽい話に持っていくのよ」
花陽「………うん………ごめんね、にこちゃん……」
花陽「みんな、にこちゃんの事がとっても好きなんだよ。」
にこ「……それが不可解なのよね…」
花陽「不可解って…どうして?」
にこ「……だって、私、自分で言うのもなんだけど
あんまり良い性格してないわよ?言いたい事言うし。
他人に好かれやすい性格だとは思わないわ」
花陽「……だからなんじゃないかな?
いつでも真剣に、自分のやりたいようにやる。
そんなにこちゃんだから、皆惹かれるんだよ。」
にこ「……花陽……」
花陽「……私も。にこちゃんの生き方に憧れる。
自分の意見をいつでもちゃんと言えるにこちゃんに…」
にこ「…花陽は今のままで良いの。私みたいになっちゃダメよ。」
花陽「……にこちゃんが……ずっとアイドル部に
居てくれれば良いのにな……」
にこ「なにそれ。私に留年しろって言ってんの?」
花陽「……私ね。にこちゃんとお話しするの大好きなの。
こんなにアイドルについて熱く語れるお友達って、
今まで居なかったし…。いっぱい相談にも乗ってくれるし…」
にこ「……そうね。私も花陽と話すのは楽しいわ」
花陽「…………それも、もう出来なくなっちゃうんだって、
にこちゃんと、こうやってお話し出来なくなっちゃうんだって、
そう思ったら………私………!!」
にこ「………はいはい、泣かないの。全く……。
希といい、なんでこういう湿っぽい話に持っていくのよ」
花陽「………うん………ごめんね、にこちゃん……」
124: 2014/08/24(日) 10:18:54.14 ID:EF2LTSsx.net
にこ「……別に、話す事くらい。私が卒業した後だって
いくらでもできるじゃない。」
花陽「……え」
にこ「……花陽が望むなら、毎日だって会って話してあげるわよ。」
花陽「……にこちゃん……」
にこ「わ、私も……こんなにアイドルの話で合う子に出会えたのなんて、
花陽が初めてだったしね。まだまだ話し足りないわ」
花陽「………にこちゃぁん………!ふぇえ……」
にこ「だから泣かないの。はい、にっこにっこにー☆」
花陽「……ぐすっ……うん!にっこにっこにー☆」
にこ「ん、よろしい。」
花陽「……にこちゃん……ごめんね……。
私も……花陽も、にこちゃんの事が大好きみたい……」
にこ「……ったく…。あ~あ!人気アイドルは辛いにこね~☆」
花陽「……にこちゃんと結婚できたら、
本当に毎日たくさんお話しできるのにな♪…な、なんて…///」
にこ「…いっきなり話が飛躍しやがったわねアンタ……」
花陽「で、でも!アイドルファンはアイドルファン同士で
結婚した方が幸せになれるって統計にも出てます!」
にこ「どこの統計よ!!」
花陽「えへへ…」
いくらでもできるじゃない。」
花陽「……え」
にこ「……花陽が望むなら、毎日だって会って話してあげるわよ。」
花陽「……にこちゃん……」
にこ「わ、私も……こんなにアイドルの話で合う子に出会えたのなんて、
花陽が初めてだったしね。まだまだ話し足りないわ」
花陽「………にこちゃぁん………!ふぇえ……」
にこ「だから泣かないの。はい、にっこにっこにー☆」
花陽「……ぐすっ……うん!にっこにっこにー☆」
にこ「ん、よろしい。」
花陽「……にこちゃん……ごめんね……。
私も……花陽も、にこちゃんの事が大好きみたい……」
にこ「……ったく…。あ~あ!人気アイドルは辛いにこね~☆」
花陽「……にこちゃんと結婚できたら、
本当に毎日たくさんお話しできるのにな♪…な、なんて…///」
にこ「…いっきなり話が飛躍しやがったわねアンタ……」
花陽「で、でも!アイドルファンはアイドルファン同士で
結婚した方が幸せになれるって統計にも出てます!」
にこ「どこの統計よ!!」
花陽「えへへ…」
130: 2014/08/24(日) 12:18:45.26 ID:EF2LTSsx.net
にこ「はぁ~い♪というわけでどんじりに控えしは
西木野真姫ちゃんにこ~☆」
真姫「……はぁ?なにそれ…。ていうか、なんで私が最後なのよ」
にこ「それはアンタが一番危険だったからよ」
真姫「……なによ、危険って。」
にこ「だあってえ~!真姫ちゃんってばにこの事好き過ぎるでしょ~?」
真姫「……………あっそ」
にこ「(………あら?なんかいつもとノリが違うわね…)」
真姫「…悪いけど、今から作曲の作業するから。
用が無いなら出てってくれない?」
にこ「(ムッ)な、なによその言い方は!
せっかく私が会いに来てあげたってのに!!」
真姫「…別に、会いに来て欲しいなんて頼んだ覚えはないわ。
さっさと他へ行って、皆にチヤホヤして貰えば良いじゃない。」
にこ「(カッチーン)…はン!なーるほどなるほどね~!
真姫は私がモテモテだからヤキモチ焼いてるんだ~♪
もー、素直じゃないんだからぁ~☆」
真姫「……出てって」
にこ「……は~いはい、出てってあげますよ」
真姫「………ちゃんと、皆に返事するのよ」
にこ「アンタに言われなくったってわかってるわよ!!!」
真姫「……………にこちゃんのばか」
にこ「………アンタ、なんで泣いてんのよ」
真姫「……………ばか」
にこ「(……あーあ、やっぱこの子は最後にしといて正解だったわ。
一番めんどくさそう……)」
真姫「………私は、皆がにこちゃんの事、好きだって前から知ってた」
にこ「えっ……」
真姫「…穂乃果が積極的にアピールしてたから、皆隠してたけど。
皆、前からにこちゃんの事が大好きだったのよ」
にこ「(……自分のモテっぷりに恐怖を感じる日が来るなんて…)」
西木野真姫ちゃんにこ~☆」
真姫「……はぁ?なにそれ…。ていうか、なんで私が最後なのよ」
にこ「それはアンタが一番危険だったからよ」
真姫「……なによ、危険って。」
にこ「だあってえ~!真姫ちゃんってばにこの事好き過ぎるでしょ~?」
真姫「……………あっそ」
にこ「(………あら?なんかいつもとノリが違うわね…)」
真姫「…悪いけど、今から作曲の作業するから。
用が無いなら出てってくれない?」
にこ「(ムッ)な、なによその言い方は!
せっかく私が会いに来てあげたってのに!!」
真姫「…別に、会いに来て欲しいなんて頼んだ覚えはないわ。
さっさと他へ行って、皆にチヤホヤして貰えば良いじゃない。」
にこ「(カッチーン)…はン!なーるほどなるほどね~!
真姫は私がモテモテだからヤキモチ焼いてるんだ~♪
もー、素直じゃないんだからぁ~☆」
真姫「……出てって」
にこ「……は~いはい、出てってあげますよ」
真姫「………ちゃんと、皆に返事するのよ」
にこ「アンタに言われなくったってわかってるわよ!!!」
真姫「……………にこちゃんのばか」
にこ「………アンタ、なんで泣いてんのよ」
真姫「……………ばか」
にこ「(……あーあ、やっぱこの子は最後にしといて正解だったわ。
一番めんどくさそう……)」
真姫「………私は、皆がにこちゃんの事、好きだって前から知ってた」
にこ「えっ……」
真姫「…穂乃果が積極的にアピールしてたから、皆隠してたけど。
皆、前からにこちゃんの事が大好きだったのよ」
にこ「(……自分のモテっぷりに恐怖を感じる日が来るなんて…)」
131: 2014/08/24(日) 12:24:28.56 ID:EF2LTSsx.net
真姫「………だから、私がにこちゃんの事、
好きになる必要なんてないでしょ?」
にこ「…なんでそうなんのよ。どういう思考してんのアンタ…」
真姫「…私は、にこちゃんの事、自信を持って好きだなんて言えない。
皆みたいに好きで居続ける自信もない。
口を開けばケンカばっかりだし、
いつか本気でお互いを憎み合うかもしれない。」
にこ「…………」
真姫「……だったら、いっそ最初から、好きになる必要なんて……」
にこ「…………くっだらない。」
真姫「ッ!!」
にこ「あ~あ、ホントくだらない。今まで一番くだらないわ。
まだ絵里の電波演説の方がマシね!」
真姫「……そうよ。くだらないのよ。私の感情なんて。
だからもう、ほっといてよ。」
にこ「そうじゃない!!アンタが変な気を遣って
自分の感情押し頃してるのがくだらないっつってんのよ!!」
真姫「えっ……」
にこ「何かを、誰かを好きになるのに理由なんて要らないように、
何かに、誰かに気を遣ってそれを諦める必要もないでしょ!?
アンタって、なんでなにも行動しないウチから諦めようとすんのよ!!」
真姫「……だって……だって、もし……」
にこ「そうよ。「もし」とか考えたら誰だって怖いわ。足が竦むわ。
でも、見えない「もし」に怯えて一生を終える方が
よっぽど悲惨でしょうが!!!」
真姫「………にこちゃん……!」
にこ「真姫!!アンタは私の事、好きなの!?嫌いなの!!??」
真姫「………私は………」
にこ「どうなのよ!!!」
真姫「………好きに、決まってるじゃない……!!
好き……好きよ……!にこちゃんの事、大好きよ!!!」
好きになる必要なんてないでしょ?」
にこ「…なんでそうなんのよ。どういう思考してんのアンタ…」
真姫「…私は、にこちゃんの事、自信を持って好きだなんて言えない。
皆みたいに好きで居続ける自信もない。
口を開けばケンカばっかりだし、
いつか本気でお互いを憎み合うかもしれない。」
にこ「…………」
真姫「……だったら、いっそ最初から、好きになる必要なんて……」
にこ「…………くっだらない。」
真姫「ッ!!」
にこ「あ~あ、ホントくだらない。今まで一番くだらないわ。
まだ絵里の電波演説の方がマシね!」
真姫「……そうよ。くだらないのよ。私の感情なんて。
だからもう、ほっといてよ。」
にこ「そうじゃない!!アンタが変な気を遣って
自分の感情押し頃してるのがくだらないっつってんのよ!!」
真姫「えっ……」
にこ「何かを、誰かを好きになるのに理由なんて要らないように、
何かに、誰かに気を遣ってそれを諦める必要もないでしょ!?
アンタって、なんでなにも行動しないウチから諦めようとすんのよ!!」
真姫「……だって……だって、もし……」
にこ「そうよ。「もし」とか考えたら誰だって怖いわ。足が竦むわ。
でも、見えない「もし」に怯えて一生を終える方が
よっぽど悲惨でしょうが!!!」
真姫「………にこちゃん……!」
にこ「真姫!!アンタは私の事、好きなの!?嫌いなの!!??」
真姫「………私は………」
にこ「どうなのよ!!!」
真姫「………好きに、決まってるじゃない……!!
好き……好きよ……!にこちゃんの事、大好きよ!!!」
133: 2014/08/24(日) 12:27:41.18 ID:EF2LTSsx.net
にこ「…まあ~ったく。素直じゃないんだから。」
真姫「……うっ……ぐすっ……」
にこ「よしよし、ちょっと厳しく言い過ぎたわ。
でも、それで良いのよ、それで……
…………………………って、アレ?」
真姫「………え?(きょとん)」
にこ「(ッッッちっがあああああう!!!!
何やってんの私は!!!何真姫に告白させてんのよ!!!」
これじゃ私ホントにただの女ったらしじゃない!!!)」
真姫「ち、ちょっと、にこちゃん!!??」
にこ「………ちっ…仕方ない……!ここらで決着付けてやるわ……!
真姫!アンタちょっと先に部室に行ってなさい!
私は他の皆を呼んでくるから!!!」
真姫「えっ、ちょ、どういうことよ!」
にこ「い~から!!全員まとめてケリつけるっつってんのよ!!!」
ダッ!!
真姫「……うっ……ぐすっ……」
にこ「よしよし、ちょっと厳しく言い過ぎたわ。
でも、それで良いのよ、それで……
…………………………って、アレ?」
真姫「………え?(きょとん)」
にこ「(ッッッちっがあああああう!!!!
何やってんの私は!!!何真姫に告白させてんのよ!!!」
これじゃ私ホントにただの女ったらしじゃない!!!)」
真姫「ち、ちょっと、にこちゃん!!??」
にこ「………ちっ…仕方ない……!ここらで決着付けてやるわ……!
真姫!アンタちょっと先に部室に行ってなさい!
私は他の皆を呼んでくるから!!!」
真姫「えっ、ちょ、どういうことよ!」
にこ「い~から!!全員まとめてケリつけるっつってんのよ!!!」
ダッ!!
135: 2014/08/24(日) 12:32:57.11 ID:EF2LTSsx.net
にこ「……というわけで、私に告白かましてきた皆に
部室に集まってもらいました!」
穂乃果「ほえ~~!私やことりちゃんの他にも
にこちゃんの事が好きな人がこんなに居たんだね~!凄いねにこちゃん!!」
ことり「にこちゃん、モテモテさんだね~♪」
凛「で、でも!凛も負けないにゃ!!」
海未「……わ、私も!にこを想う気持ちなら負けません!!」
絵里「にこ!外での恋愛なら認めるから、ウチの娘になりなさい!」
希「ホンマや、えりち、眼がイノセントやわ…」
花陽「わわわ、私はお話しさえさせて貰えばそれで……!」
真姫「花陽、遠慮しないで良いわ。私も…もう遠慮しないから」
にこ「オホンッ!!とまあ、色んな人から次々に
猛アタックされたにこにーでしたが!
遂にこの状況を打破する返事を思い付いたから
こうして集まって貰ったわ!!」
8人「ゴクッ………」
にこ「皆、ゴメンね。これが…これが私の返事よ!」
部室に集まってもらいました!」
穂乃果「ほえ~~!私やことりちゃんの他にも
にこちゃんの事が好きな人がこんなに居たんだね~!凄いねにこちゃん!!」
ことり「にこちゃん、モテモテさんだね~♪」
凛「で、でも!凛も負けないにゃ!!」
海未「……わ、私も!にこを想う気持ちなら負けません!!」
絵里「にこ!外での恋愛なら認めるから、ウチの娘になりなさい!」
希「ホンマや、えりち、眼がイノセントやわ…」
花陽「わわわ、私はお話しさえさせて貰えばそれで……!」
真姫「花陽、遠慮しないで良いわ。私も…もう遠慮しないから」
にこ「オホンッ!!とまあ、色んな人から次々に
猛アタックされたにこにーでしたが!
遂にこの状況を打破する返事を思い付いたから
こうして集まって貰ったわ!!」
8人「ゴクッ………」
にこ「皆、ゴメンね。これが…これが私の返事よ!」
136: 2014/08/24(日) 12:33:47.59 ID:EF2LTSsx.net
にこ「にっこにっこにー☆あなたのハートににこにこにー♪
笑顔届ける矢澤にこにこー♪
ああっ!どぅめどぅめどぅめ!にこにーはみーんなのも・の♪」
「………………………」
にこ「………………………だ、ダメ?」
穂乃果「それだああああああああ!!!!」
にこ「………えっ?」
穂乃果「何もにこちゃんを独り占めする必要なんて無いんだよ!
皆で一緒ににこちゃんの事を愛せば良いんだよ!!!」
ことり「それなら皆で順番ににこちゃんとラブラブになろっ♪」
凛「じゃあ凛が最初ににこちゃんとラブラブになるにゃ~!」
海未「ああっ!凛!ズルイですよ!!
ここは公平にクジ引きで……」
絵里「みんな!ウチの娘の門限は19時までよ!!」
希「えりち、その話は一旦置いておこな?」
花陽「にこちゃん!!私との会話の時間は忘れないでね!!」
にこ「……….え、えええええ!!??
な、なんで、なんでそうなるのよおおおお!!!」
真姫「…墓穴掘っちゃったわね、にこちゃん♪
わ、私の時間もとって貰わなきゃ、困るんだからねっ!///」
海未「はい、にこ。これがにこの1週間のスケジュールです!
ちゃんと皆平等に愛して下さいね!」
にこ「………は、ははっ……。にこの人生、完全に詰んだわ……」
笑顔届ける矢澤にこにこー♪
ああっ!どぅめどぅめどぅめ!にこにーはみーんなのも・の♪」
「………………………」
にこ「………………………だ、ダメ?」
穂乃果「それだああああああああ!!!!」
にこ「………えっ?」
穂乃果「何もにこちゃんを独り占めする必要なんて無いんだよ!
皆で一緒ににこちゃんの事を愛せば良いんだよ!!!」
ことり「それなら皆で順番ににこちゃんとラブラブになろっ♪」
凛「じゃあ凛が最初ににこちゃんとラブラブになるにゃ~!」
海未「ああっ!凛!ズルイですよ!!
ここは公平にクジ引きで……」
絵里「みんな!ウチの娘の門限は19時までよ!!」
希「えりち、その話は一旦置いておこな?」
花陽「にこちゃん!!私との会話の時間は忘れないでね!!」
にこ「……….え、えええええ!!??
な、なんで、なんでそうなるのよおおおお!!!」
真姫「…墓穴掘っちゃったわね、にこちゃん♪
わ、私の時間もとって貰わなきゃ、困るんだからねっ!///」
海未「はい、にこ。これがにこの1週間のスケジュールです!
ちゃんと皆平等に愛して下さいね!」
にこ「………は、ははっ……。にこの人生、完全に詰んだわ……」
138: 2014/08/24(日) 12:36:23.34 ID:EF2LTSsx.net
ことり「はーい、にこちゃん。あ~~ん♪」
にこ「………あ、あ~~ん……」
ことり「ね、にこちゃん。ことりのお弁当、美味しい?」
にこ「………ま、まあまあね」
ことり「良かった~~!次はもっと美味しいの作ってくるね!」
にこ「……アンタらさぁ…。な、なんかこういう事言うの、
図に乗ってるみたいでアレだけどさ…」
ことり「なぁに?にこちゃん」
にこ「………私を独り占めしたいとか、思わないわけ?」
ことり「…ん~~~、でも、ことりは
皆に愛されてるにこちゃんを見るの、とっても幸せだよ?」
にこ「………!!」
ことり「きっと、皆もにこちゃんがいっぱい愛されてるのが
嬉しいんだよ♪」
にこ「……アンタ、前に『私の事だけ見てれば良い』って
言ってたじゃない……」
ことり「皆がにこちゃんの事を本当に好きだっていうのがわかって、
考えが変わっちゃった♪ことりは皆の事も大好きだもん♪」
にこ「……はんっ!い、良い話っぽくまとめようとしても無駄よ!
いつか私はこの魔のサイクルから抜け出してやるんだから!!」
ことり「はーい、にこちゃん!次はこっち食べてみて♪あ~~~ん♪」
にこ「人の話を聞けえっ!!!」
にこ「………あ、あ~~ん……」
ことり「ね、にこちゃん。ことりのお弁当、美味しい?」
にこ「………ま、まあまあね」
ことり「良かった~~!次はもっと美味しいの作ってくるね!」
にこ「……アンタらさぁ…。な、なんかこういう事言うの、
図に乗ってるみたいでアレだけどさ…」
ことり「なぁに?にこちゃん」
にこ「………私を独り占めしたいとか、思わないわけ?」
ことり「…ん~~~、でも、ことりは
皆に愛されてるにこちゃんを見るの、とっても幸せだよ?」
にこ「………!!」
ことり「きっと、皆もにこちゃんがいっぱい愛されてるのが
嬉しいんだよ♪」
にこ「……アンタ、前に『私の事だけ見てれば良い』って
言ってたじゃない……」
ことり「皆がにこちゃんの事を本当に好きだっていうのがわかって、
考えが変わっちゃった♪ことりは皆の事も大好きだもん♪」
にこ「……はんっ!い、良い話っぽくまとめようとしても無駄よ!
いつか私はこの魔のサイクルから抜け出してやるんだから!!」
ことり「はーい、にこちゃん!次はこっち食べてみて♪あ~~~ん♪」
にこ「人の話を聞けえっ!!!」
170: 2014/08/25(月) 00:15:23.00 ID:az6A8Scm.net
【とある日のにこりん】
にこ「!そうよ!今のこの状況を逆手にとれば良いのよ!
今の私は言わばサークルの姫!私の発言は絶対!!
皆をパシらせる事だって可能なわけよね!
普段、私の意見そっちのけで言い寄ってくる分、
今日は最初に部室に入ってきた奴をアゴで使ってやるわ!
さーて、誰が最初に入ってくるかしらねぇ~!(ゲス顏)」
ガチャッ
凛「あれー?まだにこちゃんしか来てないの?」
にこ「(凛…!何も知らずに入って来たわね…!くっくっく…
最初の犠牲者はアンタよ!)」
凛「…にこちゃん、どうしたの?」
にこ「…あ、あ~~。にこ~、なーんか喉乾いちゃったなー?」
凛「?飲み物が欲しいにゃ?」
にこ「そ、そうなのぉ~。誰か、ちょーっと自販機まで
ひとっ走り行ってきて………」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
凛『………り、凛は、にこちゃんの好みじゃないかもだけど……
でも…にこちゃんに可愛いって言って貰いたくて…凛……!』
ーーーーーーーーーーーーーーーー
にこ「(……………あ…………)」
凛「?にこちゃん?」
にこ「……じ、自販機まで、ひとっ走り行ってくるから、
凛、な、何か飲みたいものある?奢ってあげるわ!」
凛「ホント!?わーい!じゃあ、凛はオレンジジュースが飲みたいにゃ!」
にこ「そ、そう!わかったわ!じゃ、行ってくるわね!」
凛「にこちゃん、ありがとう!」
ガチャッ
にこ「……………なにやってんのよ、私は………orz」
にこ「!そうよ!今のこの状況を逆手にとれば良いのよ!
今の私は言わばサークルの姫!私の発言は絶対!!
皆をパシらせる事だって可能なわけよね!
普段、私の意見そっちのけで言い寄ってくる分、
今日は最初に部室に入ってきた奴をアゴで使ってやるわ!
さーて、誰が最初に入ってくるかしらねぇ~!(ゲス顏)」
ガチャッ
凛「あれー?まだにこちゃんしか来てないの?」
にこ「(凛…!何も知らずに入って来たわね…!くっくっく…
最初の犠牲者はアンタよ!)」
凛「…にこちゃん、どうしたの?」
にこ「…あ、あ~~。にこ~、なーんか喉乾いちゃったなー?」
凛「?飲み物が欲しいにゃ?」
にこ「そ、そうなのぉ~。誰か、ちょーっと自販機まで
ひとっ走り行ってきて………」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
凛『………り、凛は、にこちゃんの好みじゃないかもだけど……
でも…にこちゃんに可愛いって言って貰いたくて…凛……!』
ーーーーーーーーーーーーーーーー
にこ「(……………あ…………)」
凛「?にこちゃん?」
にこ「……じ、自販機まで、ひとっ走り行ってくるから、
凛、な、何か飲みたいものある?奢ってあげるわ!」
凛「ホント!?わーい!じゃあ、凛はオレンジジュースが飲みたいにゃ!」
にこ「そ、そう!わかったわ!じゃ、行ってくるわね!」
凛「にこちゃん、ありがとう!」
ガチャッ
にこ「……………なにやってんのよ、私は………orz」
186: 2014/08/25(月) 21:55:16.44 ID:az6A8Scm.net
【とある日のにこうみ】
にこ「海未ってさあ、どうして私を好きになったの?」
海未「ヒェッ!?!?いいいいきなりなんです!?」
にこ「だって、アンタが一番意外だったんだもの。
まさか海未から告白されるなんて夢にも思ってなかったわ」
海未「し、しかし、いきなりそんな、
す、好きになった理由を聞かれても……、
こ、困ってしまいます………///」
にこ「(うっ…!か、かわいい…!)」
海未「……わ、私が告白してきたのは…そんなに意外でしたか…?」
にこ「ま、まあね…。ていうか一番意外だったのも海未だし、
一番告白が性的だったのも海未だったわよ」
海未「せっ!!!!性的!?!?!?
わ、私の告白、そんなに性的でしたか!!??」
にこ「…性的でしょ…。あ、あんなに強く抱きしめられたの、
う、産まれて初めてよ……。」
海未「そ、それほどまでに…でしたか……?」
にこ「…私と皆が付き合う上で、ルール、色々決めたじゃない?あれの
『にこにーへの性的スキンシップは禁ずる』
って項目、あれ、海未の暴走を防ぐ為のルールだから…」
海未「(ガアアアン!!)そ、そんな……!!て、てっきりアレは
主に穂乃果や希に向けたルールだと……!!」
にこ「…ほ、穂乃果や希ですら、あんなに情熱的に
抱きしめてきた事なんて無かったわよ…」
海未「……そうでしたか……せ、性的……」
にこ「(……あ、しまった、なんか妙な空気に……)」
にこ「海未ってさあ、どうして私を好きになったの?」
海未「ヒェッ!?!?いいいいきなりなんです!?」
にこ「だって、アンタが一番意外だったんだもの。
まさか海未から告白されるなんて夢にも思ってなかったわ」
海未「し、しかし、いきなりそんな、
す、好きになった理由を聞かれても……、
こ、困ってしまいます………///」
にこ「(うっ…!か、かわいい…!)」
海未「……わ、私が告白してきたのは…そんなに意外でしたか…?」
にこ「ま、まあね…。ていうか一番意外だったのも海未だし、
一番告白が性的だったのも海未だったわよ」
海未「せっ!!!!性的!?!?!?
わ、私の告白、そんなに性的でしたか!!??」
にこ「…性的でしょ…。あ、あんなに強く抱きしめられたの、
う、産まれて初めてよ……。」
海未「そ、それほどまでに…でしたか……?」
にこ「…私と皆が付き合う上で、ルール、色々決めたじゃない?あれの
『にこにーへの性的スキンシップは禁ずる』
って項目、あれ、海未の暴走を防ぐ為のルールだから…」
海未「(ガアアアン!!)そ、そんな……!!て、てっきりアレは
主に穂乃果や希に向けたルールだと……!!」
にこ「…ほ、穂乃果や希ですら、あんなに情熱的に
抱きしめてきた事なんて無かったわよ…」
海未「……そうでしたか……せ、性的……」
にこ「(……あ、しまった、なんか妙な空気に……)」
187: 2014/08/25(月) 21:58:34.62 ID:az6A8Scm.net
にこ「……も、もーう、海未ちゃんったらぁ~♪
いくらにこにーが魅力的だからってぇ~
オオカミさんになっちゃ、ダ・メ・だぞっ☆」
海未「………申し訳ありません……ごめんなさい………」
にこ「(!!??)」
海未「…………ううっ………(ぽろぽろぽろ)」
にこ「(………やってしまった………)」
海未「ごめんなさい………ごめんなさい………!」
にこ「………ううん、私も…からかって悪かったわ…。
そう、そうよね、好きな人が近くに居たら、そりゃ触れたいわよね……」
頭なでなで
海未「………にこ……私は………」
にこ「……良いのよ。それが普通よ。
ま、まあ、私も?海未に抱きしめられて、
……なんだかんだで、ちょっと、ドキドキしちゃったし…」
海未「………ほんと、ですか……?」
にこ「……う、うん。だから……その、
あんまりアレなのはNGだけど、まあ……
は、ハグくらいなら?…しても、良いわよ…。」
海未「………にこ……わ、私……私は……!」
にこ「……ほ、ほら!好きなだけ抱きついて良いから!
さっさと泣き止みなさいよ!鬱陶しいわね!!」
海未「………はい……はい……!ありがとうございます……にこ…」
ぎゅっ
にこ「(………あ、相変わらず、逞しい抱きしめ方だこと…)」
海未「………にこ……あ、あの、手も…繋いで良いですか…?」
にこ「…へっ?手?べ、べつにそんくらい、
いちいち聞かなくても良いわよ…!」
海未「…で、では……」
きゅっ
にこ「(ふぇっ!?…こ、コイツ……!
いきなり恋人繋ぎしてくるとか、ちゃっかりしてるわね……)」
いくらにこにーが魅力的だからってぇ~
オオカミさんになっちゃ、ダ・メ・だぞっ☆」
海未「………申し訳ありません……ごめんなさい………」
にこ「(!!??)」
海未「…………ううっ………(ぽろぽろぽろ)」
にこ「(………やってしまった………)」
海未「ごめんなさい………ごめんなさい………!」
にこ「………ううん、私も…からかって悪かったわ…。
そう、そうよね、好きな人が近くに居たら、そりゃ触れたいわよね……」
頭なでなで
海未「………にこ……私は………」
にこ「……良いのよ。それが普通よ。
ま、まあ、私も?海未に抱きしめられて、
……なんだかんだで、ちょっと、ドキドキしちゃったし…」
海未「………ほんと、ですか……?」
にこ「……う、うん。だから……その、
あんまりアレなのはNGだけど、まあ……
は、ハグくらいなら?…しても、良いわよ…。」
海未「………にこ……わ、私……私は……!」
にこ「……ほ、ほら!好きなだけ抱きついて良いから!
さっさと泣き止みなさいよ!鬱陶しいわね!!」
海未「………はい……はい……!ありがとうございます……にこ…」
ぎゅっ
にこ「(………あ、相変わらず、逞しい抱きしめ方だこと…)」
海未「………にこ……あ、あの、手も…繋いで良いですか…?」
にこ「…へっ?手?べ、べつにそんくらい、
いちいち聞かなくても良いわよ…!」
海未「…で、では……」
きゅっ
にこ「(ふぇっ!?…こ、コイツ……!
いきなり恋人繋ぎしてくるとか、ちゃっかりしてるわね……)」
188: 2014/08/25(月) 22:01:04.30 ID:az6A8Scm.net
海未「……にこ……!にこ……!私、とても幸せです……!」
にこ「(ドキッ)そ、そんなに顔近づけて、そんなセリフ言わないでよ…!
は、恥ずかしいじゃない……!」
ぎゅううっ
にこ「んっ…!あっ、あぁっ……!」
海未「にこ……私……わたし……!」
にこ「!!だっ、ダメ!!キスはダメだったら!!
あ、あんまりやりすぎないでって、約束でしょ…!?」
海未「っ!……そ、そうでした……私は、また……」
にこ「(……でも、私も……ドキドキしてる……)」
海未「………にこ…?」
にこ「……ほ、ほっぺ同士をくっつける程度なら……き、許可する///」
海未「……!に、にこ……そ、それでは……」
すりっ
にこ「(ふわああっ……う、海未の肌、すべすべで……熱い……!)」
海未「ああっ……にこっ……!にこっ……!!」
にこ「(海未の…唇……すごい近い……。
吐息が……熱い……。
だ、ダメ……頭が、ポーっとして……
わ、私から……キス…したく……)」
にこ「………っ!!海未!ゴメン!!ストップ!!
こ、ここまで!!!」
海未「………に、にこ……あ、ありがとう……ございました……!」
にこ「…はあっ……はあっ……は、はい……。
お、お粗末様でした………!」
海未「……………て、照れくさい……ですね……///」
にこ「(……あ、危なかった……!もうちょっとで
一線超えちゃう所だった……!!)」
にこ「(ドキッ)そ、そんなに顔近づけて、そんなセリフ言わないでよ…!
は、恥ずかしいじゃない……!」
ぎゅううっ
にこ「んっ…!あっ、あぁっ……!」
海未「にこ……私……わたし……!」
にこ「!!だっ、ダメ!!キスはダメだったら!!
あ、あんまりやりすぎないでって、約束でしょ…!?」
海未「っ!……そ、そうでした……私は、また……」
にこ「(……でも、私も……ドキドキしてる……)」
海未「………にこ…?」
にこ「……ほ、ほっぺ同士をくっつける程度なら……き、許可する///」
海未「……!に、にこ……そ、それでは……」
すりっ
にこ「(ふわああっ……う、海未の肌、すべすべで……熱い……!)」
海未「ああっ……にこっ……!にこっ……!!」
にこ「(海未の…唇……すごい近い……。
吐息が……熱い……。
だ、ダメ……頭が、ポーっとして……
わ、私から……キス…したく……)」
にこ「………っ!!海未!ゴメン!!ストップ!!
こ、ここまで!!!」
海未「………に、にこ……あ、ありがとう……ございました……!」
にこ「…はあっ……はあっ……は、はい……。
お、お粗末様でした………!」
海未「……………て、照れくさい……ですね……///」
にこ「(……あ、危なかった……!もうちょっとで
一線超えちゃう所だった……!!)」
209: 2014/08/26(火) 22:08:49.05 ID:RjXMAplz.net
【とある日のにこえり】
にこ「……一応、アンタが大真面目に私を自分の娘として
迎え入れたいって事はわかったわ…。
でも、なんでそんなに私を自分の子供にしたいわけ?
アンタが私をどんな風に好きなのか、イマイチ掴めないのよ。」
絵里「んー…そうね…。ちっちゃくて子供みたいだからかしら?」
にこ「ケンカ売ってんの!?」
絵里「ちっちゃくて、子供みたいで…
なんか、ほっておけないのよね。養ってあげたいというか。」
にこ「…余計なお世話よ…」
絵里「……危なっかしいのよ。にこが卒業して、私達から離れても、
ちゃんとやっていけるのか…とか。
また良い仲間と巡り会えるのか、とか。
色々心配しちゃって……」
にこ「……ホントのホントに余計なお世話だわ。
悪かったわね、ボッチ気質で…」
絵里「……私も、希も。にこと似てるのよ、そういうとこ。」
にこ「……確かに、不器用人間の集まりだわ、μ'sの3年生って。」
絵里「でしょ?」
にこ「…違いないわ」
絵里「ね?」
にこ「……だからって、そんな奴らで
身を寄せ合って暮らしても、何にもならないんじゃない?」
絵里「別に傷を舐め合って暮らそうって言ってるんじゃないわ。
めんどくさい者同士で、楽しみながら、
3人で苦楽を共にして行きたいなって。そう思うの」
にこ「………じゃあ、やっぱり私がアンタらの
娘になる必要性は皆無じゃない。」
絵里「ええ、そこに関しては完全に私の趣味よ!」
にこ「あんたねえ!!」
絵里「ふふっ♪」
にこ「(希に似てきたわね、コイツ…!)」
にこ「……一応、アンタが大真面目に私を自分の娘として
迎え入れたいって事はわかったわ…。
でも、なんでそんなに私を自分の子供にしたいわけ?
アンタが私をどんな風に好きなのか、イマイチ掴めないのよ。」
絵里「んー…そうね…。ちっちゃくて子供みたいだからかしら?」
にこ「ケンカ売ってんの!?」
絵里「ちっちゃくて、子供みたいで…
なんか、ほっておけないのよね。養ってあげたいというか。」
にこ「…余計なお世話よ…」
絵里「……危なっかしいのよ。にこが卒業して、私達から離れても、
ちゃんとやっていけるのか…とか。
また良い仲間と巡り会えるのか、とか。
色々心配しちゃって……」
にこ「……ホントのホントに余計なお世話だわ。
悪かったわね、ボッチ気質で…」
絵里「……私も、希も。にこと似てるのよ、そういうとこ。」
にこ「……確かに、不器用人間の集まりだわ、μ'sの3年生って。」
絵里「でしょ?」
にこ「…違いないわ」
絵里「ね?」
にこ「……だからって、そんな奴らで
身を寄せ合って暮らしても、何にもならないんじゃない?」
絵里「別に傷を舐め合って暮らそうって言ってるんじゃないわ。
めんどくさい者同士で、楽しみながら、
3人で苦楽を共にして行きたいなって。そう思うの」
にこ「………じゃあ、やっぱり私がアンタらの
娘になる必要性は皆無じゃない。」
絵里「ええ、そこに関しては完全に私の趣味よ!」
にこ「あんたねえ!!」
絵里「ふふっ♪」
にこ「(希に似てきたわね、コイツ…!)」
212: 2014/08/26(火) 22:13:36.93 ID:RjXMAplz.net
絵里「…私、にこの事、希ほどには余りよく知らないのよ。」
にこ「…そうねぇ、私も絵里の事、あんまり良くは知らないわ」
絵里「……私は、にこの事をもっとよく知りたい」
にこ「……絵里なんかに、このにこの崇高な思想が
理解できるかしら~?」
そっ…(にこの手に自分の手を重ねる絵里)
にこ「!?っち、ちょっ!!」
絵里「……にこの事、もっとよく教えて?
私も、私の事…もっと、にこに知ってほしいわ…!」
にこ「(うっ……!こ、コイツのこの綺麗な眼に弱いのよ……!!)」
絵里「…にこ……!」
にこ「~~~~~ッッッ!!!///
……希ぃ!!アンタ隠れてコッソリ見てんでしょ!!??
全部わかってんだからね!!!」
ごそっ(物陰から現れるカメラを持った希)
希「あっちゃ~、バレとったん?」
絵里「あーあ、残念。惜しかったわねー」
にこ「……アンタらねえ……!二人してこのにこ様を
からかおうなんて良い度胸してんじゃないの!!
私を騙そうなんて100万年早いのよ!!!」
希「ええ~~~?でもにこっち、えりちに手ぇ触られて
顔真っ赤にしとったやん♪」
にこ「う、ううううるさいうるさいうるさーーい!!!」
絵里「ね?にこ!楽しいでしょ?一緒に暮らしましょうよ!」
にこ「どこをどう見たら楽しそうに見えんのよこのアホ夫婦!!!」
にこ「…そうねぇ、私も絵里の事、あんまり良くは知らないわ」
絵里「……私は、にこの事をもっとよく知りたい」
にこ「……絵里なんかに、このにこの崇高な思想が
理解できるかしら~?」
そっ…(にこの手に自分の手を重ねる絵里)
にこ「!?っち、ちょっ!!」
絵里「……にこの事、もっとよく教えて?
私も、私の事…もっと、にこに知ってほしいわ…!」
にこ「(うっ……!こ、コイツのこの綺麗な眼に弱いのよ……!!)」
絵里「…にこ……!」
にこ「~~~~~ッッッ!!!///
……希ぃ!!アンタ隠れてコッソリ見てんでしょ!!??
全部わかってんだからね!!!」
ごそっ(物陰から現れるカメラを持った希)
希「あっちゃ~、バレとったん?」
絵里「あーあ、残念。惜しかったわねー」
にこ「……アンタらねえ……!二人してこのにこ様を
からかおうなんて良い度胸してんじゃないの!!
私を騙そうなんて100万年早いのよ!!!」
希「ええ~~~?でもにこっち、えりちに手ぇ触られて
顔真っ赤にしとったやん♪」
にこ「う、ううううるさいうるさいうるさーーい!!!」
絵里「ね?にこ!楽しいでしょ?一緒に暮らしましょうよ!」
にこ「どこをどう見たら楽しそうに見えんのよこのアホ夫婦!!!」
223: 2014/08/28(木) 22:11:02.35 ID:T5XVjM+V.net
【とある日のほのにこ】
穂乃果「にこちゃんは、穂乃果のどんな所が好き?」
にこ「…アンタの頭はどういう構造してんのよ。
私、何度もアンタの事大っ嫌いって言ってるわよね?」
穂乃果「言ってるねえ」
にこ「『言ってるねえ』じゃないわよ!
なんでわかってるのに『どこが好き?』なんて
イミフな質問してくるわけ!?」
穂乃果「う~~~~ん……なんでかなぁ?」
にこ「……アンタと会話してると本当に疲れるわ……」
穂乃果「………にこちゃんに『嫌い』って言われても
嫌じゃないから……かな?」
にこ「うぇっ!?あ、アンタってそういう趣味があったわけ…?きも…」
穂乃果「ちち、違うよう!!変な意味じゃなくて!!
普通なら、好きな人に大嫌いなんて言われたら悲しいよ!
でもにこちゃんは、なんか違うんだよ!」
にこ「だから、何が違うってのよ!」
穂乃果「……にこちゃんの言う『嫌い』って、
なんか、あったかいんだよ」
にこ「……へ?」
穂乃果「ちゃんと、穂乃果の事理解してくれてるっていうか、
穂乃果に寄り添ってくれてる感じがする『嫌い』なの。
だから、あったかくて、嫌じゃないんだと思う。」
にこ「ッッ!!……なっ……!!
なななななに恥ずかしいセリフ言ってんのよ!!
深読みし過ぎよ!!単純に嫌いだから嫌いって言ってんのよ私は!!」
穂乃果「そうかなぁ…?」
にこ「そうよ!!私がそうって言ってんだからそうなのよ!!!」
穂乃果「にこちゃんは、穂乃果のどんな所が好き?」
にこ「…アンタの頭はどういう構造してんのよ。
私、何度もアンタの事大っ嫌いって言ってるわよね?」
穂乃果「言ってるねえ」
にこ「『言ってるねえ』じゃないわよ!
なんでわかってるのに『どこが好き?』なんて
イミフな質問してくるわけ!?」
穂乃果「う~~~~ん……なんでかなぁ?」
にこ「……アンタと会話してると本当に疲れるわ……」
穂乃果「………にこちゃんに『嫌い』って言われても
嫌じゃないから……かな?」
にこ「うぇっ!?あ、アンタってそういう趣味があったわけ…?きも…」
穂乃果「ちち、違うよう!!変な意味じゃなくて!!
普通なら、好きな人に大嫌いなんて言われたら悲しいよ!
でもにこちゃんは、なんか違うんだよ!」
にこ「だから、何が違うってのよ!」
穂乃果「……にこちゃんの言う『嫌い』って、
なんか、あったかいんだよ」
にこ「……へ?」
穂乃果「ちゃんと、穂乃果の事理解してくれてるっていうか、
穂乃果に寄り添ってくれてる感じがする『嫌い』なの。
だから、あったかくて、嫌じゃないんだと思う。」
にこ「ッッ!!……なっ……!!
なななななに恥ずかしいセリフ言ってんのよ!!
深読みし過ぎよ!!単純に嫌いだから嫌いって言ってんのよ私は!!」
穂乃果「そうかなぁ…?」
にこ「そうよ!!私がそうって言ってんだからそうなのよ!!!」
224: 2014/08/28(木) 22:12:21.62 ID:T5XVjM+V.net
穂乃果「……でも、ちゃんとにこちゃん、
穂乃果の『好き』に『嫌い』で返してくれるんだよね。
穂乃果の『好き』の数だけ、にこちゃん『嫌い』って返してくれるの。
そんなにこちゃんの事が、穂乃果は大好きなんだよ。」
にこ「………やめてよ………なんなのよ………。
そういうのホントやめて………」
穂乃果「だから、だからね。にこちゃんはきっと、
穂乃果の事、ちゃんと大事に思ってくれてるんだなって…。
そんな風に考えちゃうんだ」
にこ「良い加減にしてよ!!!やめてって言ってるじゃない!!!」
穂乃果「!!!にこちゃん!!顔真っ赤だよ!!??」
にこ「誰のせいだと思ってんのよ!!!
言いたい放題言ってくれちゃって!!!
勝手に私の事見透かして勝手に好きになってんじゃないわよ!!!」
穂乃果「……う、うん……ゴメン。調子乗っちゃった……えへへ」
にこ「~~~~~あああああムカつくムカつくムカつく
腹立つ腹立つ腹立つ!!!!!
本ッッ当に心底アンタの事が嫌いだわ!!
アンタの都合の良いように勝手な感情を付け足さないで!!」
穂乃果「……ああっ!」
にこ「!!………な、何よ!?」
穂乃果「そう!あとね、にこちゃん、『嫌い』っていう時、
凄く綺麗な目で真っ直ぐ穂乃果の事見てくれるの!
その顔が凄く好き!!!」
にこ「ッッッッッッ~~~~!!!!//////
うううるさいうるさいうるさい黙れバーカバーカバーカ!!!//////」
穂乃果「……えへへ」
にこ「(………もうヤダ………なんでコイツこんな強いの……!!
私………そんな………私はこんなヤツの事なんて……!!)」
穂乃果の『好き』に『嫌い』で返してくれるんだよね。
穂乃果の『好き』の数だけ、にこちゃん『嫌い』って返してくれるの。
そんなにこちゃんの事が、穂乃果は大好きなんだよ。」
にこ「………やめてよ………なんなのよ………。
そういうのホントやめて………」
穂乃果「だから、だからね。にこちゃんはきっと、
穂乃果の事、ちゃんと大事に思ってくれてるんだなって…。
そんな風に考えちゃうんだ」
にこ「良い加減にしてよ!!!やめてって言ってるじゃない!!!」
穂乃果「!!!にこちゃん!!顔真っ赤だよ!!??」
にこ「誰のせいだと思ってんのよ!!!
言いたい放題言ってくれちゃって!!!
勝手に私の事見透かして勝手に好きになってんじゃないわよ!!!」
穂乃果「……う、うん……ゴメン。調子乗っちゃった……えへへ」
にこ「~~~~~あああああムカつくムカつくムカつく
腹立つ腹立つ腹立つ!!!!!
本ッッ当に心底アンタの事が嫌いだわ!!
アンタの都合の良いように勝手な感情を付け足さないで!!」
穂乃果「……ああっ!」
にこ「!!………な、何よ!?」
穂乃果「そう!あとね、にこちゃん、『嫌い』っていう時、
凄く綺麗な目で真っ直ぐ穂乃果の事見てくれるの!
その顔が凄く好き!!!」
にこ「ッッッッッッ~~~~!!!!//////
うううるさいうるさいうるさい黙れバーカバーカバーカ!!!//////」
穂乃果「……えへへ」
にこ「(………もうヤダ………なんでコイツこんな強いの……!!
私………そんな………私はこんなヤツの事なんて……!!)」
244: 2014/08/31(日) 08:07:55.69 ID:sVP2MskT.net
【とある日ののぞにこ】
にこ「……なんて事を言うわけよ、穂乃果が。
何考えてるのかもう全然わかんない…」
希「おやおや~なに?にこっち、ノロケ?(ニヤニヤ)」
にこ「……………わかんない」
希「あら、意外な反応やん」
にこ「………私、アイツの事をどう思ってるんだろ…。
ううん、穂乃果だけじゃなくて、他の皆の事も、希の事も。
……私は、どう思ってるんだろ。わかんなくなっちゃった……」
希「ウチは、にこっちの事好きだよ?」
にこ「……私は、アンタの事、好きなのかな……?」
希「……ん~…。だったらさ。
考え込むよりいっぱい一緒にお話しして、
いっぱい一緒に遊べばええんやないかな?」
にこ「……いっぱい、一緒に?」
希「みんな、にこっちの事大好きなんやもん。
皆の色んなにこっちへの感情に触れて、にこっち自身の気持ちも
探し出したらええんやないかな?そうする事で
初めてひょっこり顔を出す、自分の気持ちってあると思うんよ。」
にこ「……私自身の……気持ち……」
希「……合わせ鏡にしないと、見えないものもあるんよ。
人間って、めんどくさい生き物やからね」
にこ「……じゃあ、希」
希「んー?なに?」
にこ「ちょっと、デートしてくれない?」
希「お、そ~こなくっちゃ!」
にこ「……なんて事を言うわけよ、穂乃果が。
何考えてるのかもう全然わかんない…」
希「おやおや~なに?にこっち、ノロケ?(ニヤニヤ)」
にこ「……………わかんない」
希「あら、意外な反応やん」
にこ「………私、アイツの事をどう思ってるんだろ…。
ううん、穂乃果だけじゃなくて、他の皆の事も、希の事も。
……私は、どう思ってるんだろ。わかんなくなっちゃった……」
希「ウチは、にこっちの事好きだよ?」
にこ「……私は、アンタの事、好きなのかな……?」
希「……ん~…。だったらさ。
考え込むよりいっぱい一緒にお話しして、
いっぱい一緒に遊べばええんやないかな?」
にこ「……いっぱい、一緒に?」
希「みんな、にこっちの事大好きなんやもん。
皆の色んなにこっちへの感情に触れて、にこっち自身の気持ちも
探し出したらええんやないかな?そうする事で
初めてひょっこり顔を出す、自分の気持ちってあると思うんよ。」
にこ「……私自身の……気持ち……」
希「……合わせ鏡にしないと、見えないものもあるんよ。
人間って、めんどくさい生き物やからね」
にこ「……じゃあ、希」
希「んー?なに?」
にこ「ちょっと、デートしてくれない?」
希「お、そ~こなくっちゃ!」
245: 2014/08/31(日) 08:09:47.65 ID:sVP2MskT.net
ーのぞにこデート中ー
希「ね、にこっち、次はどこ行きたい?」
にこ「そうねぇ、見たいお店も回ったし、
欲しいものも買えたし…。何か、美味しいモノが食べたいかな?」
希「あっ!じゃあ、この先にあるクレープ屋さんいこ!
ことりちゃんに教えてもらったんやけど、すっごく美味しいんよ!」
にこ「あ!それ食べたい!!案内して!!」
希「うん!ほな、ウチについて来て!」
きゅっ(にこの手を握る希)
にこ「(………希って、ホント、なんでこんなに安心するんだろう。
一言言葉を交わすだけでも、こんな風にちょっと触れ合うだけでも。
心の中にある不安とか、そういうのが全部消えちゃうみたい…。)」
希「?にこっち、どないしたん?」
にこ「希って、素敵な女の子よね」
希「…………へっ?」
にこ「……えっ?」
希「き、急にどうしたん?にこっち…て、照れるやん…!///」
にこ「(!?うわっうわわわわわ!!しまった!!
つい口をついて柄にもないこと呟いちゃった!!!)」
希「……でも、そう言ってもらえて嬉しいよ!ありがとにこっち♪」
にこ「いっ、いいいいやあのその今のは違っ!
いや、違くないけどそうじゃなくて!!
あ~~~~もう!!何言ってんのよ私は……!!///」
希「……ふふっ。いいよ、どっちでも。
ウチは、それがにこっちの本心だと思って、自惚れさせて貰うわ♪」
にこ「……あ~~……うぅ、す、好きにしなさいよ…もう」
希「えへへ~!にこっちに素敵って言って貰えちゃった~♪」
にこ「(………希の言ってた事って、こういうことなのかな……。
自分の気持ちが、会話の中でひょっこり顔を出すって……。
唐突過ぎて、自分でも驚いちゃったけど……。
……でも、不思議と、嫌な気分じゃない……かな。)」
希「ね、にこっち、次はどこ行きたい?」
にこ「そうねぇ、見たいお店も回ったし、
欲しいものも買えたし…。何か、美味しいモノが食べたいかな?」
希「あっ!じゃあ、この先にあるクレープ屋さんいこ!
ことりちゃんに教えてもらったんやけど、すっごく美味しいんよ!」
にこ「あ!それ食べたい!!案内して!!」
希「うん!ほな、ウチについて来て!」
きゅっ(にこの手を握る希)
にこ「(………希って、ホント、なんでこんなに安心するんだろう。
一言言葉を交わすだけでも、こんな風にちょっと触れ合うだけでも。
心の中にある不安とか、そういうのが全部消えちゃうみたい…。)」
希「?にこっち、どないしたん?」
にこ「希って、素敵な女の子よね」
希「…………へっ?」
にこ「……えっ?」
希「き、急にどうしたん?にこっち…て、照れるやん…!///」
にこ「(!?うわっうわわわわわ!!しまった!!
つい口をついて柄にもないこと呟いちゃった!!!)」
希「……でも、そう言ってもらえて嬉しいよ!ありがとにこっち♪」
にこ「いっ、いいいいやあのその今のは違っ!
いや、違くないけどそうじゃなくて!!
あ~~~~もう!!何言ってんのよ私は……!!///」
希「……ふふっ。いいよ、どっちでも。
ウチは、それがにこっちの本心だと思って、自惚れさせて貰うわ♪」
にこ「……あ~~……うぅ、す、好きにしなさいよ…もう」
希「えへへ~!にこっちに素敵って言って貰えちゃった~♪」
にこ「(………希の言ってた事って、こういうことなのかな……。
自分の気持ちが、会話の中でひょっこり顔を出すって……。
唐突過ぎて、自分でも驚いちゃったけど……。
……でも、不思議と、嫌な気分じゃない……かな。)」
252: 2014/08/31(日) 08:32:09.14 ID:sVP2MskT.net
【とある日のにこりん2】
にこ「凛!デートするわよ!」
凛「にゃっ!?でっでででデート!!??」
にこ「そ、デート♪なんだかんだで、凛と二人っきりで
遊びに行ったこと無かったしね。」
凛「そっ、そんな事いきなり言われても…!こ、心の準備が…!」
にこ「え~~?にこにーに『好き』って言ってきたのに
デートにも連れてってくれないのぉ~?
にこにーショック~!」
凛「!!……わ、わかったにゃ!凛も覚悟を決めるよ!!
いざ、デートに出陣にゃ!!!」
にこ「(……なんか、私の事でテンパってくれてる凛、
とっても可愛いなぁ……)」
凛「そ、それでは!矢澤にこさん!
ど、どこへ行きたい……のですか、……にゃ?」
にこ「プフッ!…あ、そ、そうね…。
凛に似合う可愛い服を一緒に探しに行きましょうか!」
凛「えっ!?ほ、ホント!?いいの!?」
にこ「色んなお店見て回りましょ!それで、その後
凛のオススメのラーメン屋さんを教えて欲しいな~♪」
凛「う、うん!わかった!!よろしくお願いします!!」
にこ「よし、そうと決まればパパッと支度しちゃいましょ!」
凛「……あ、あの、にこちゃん!凛……、
頑張って、にこちゃんの事エスコートするからね!!///」
にこ「(うっ!!か、可愛い……!!
凛のこういう一面はホント危険だわ……!!)」
にこ「凛!デートするわよ!」
凛「にゃっ!?でっでででデート!!??」
にこ「そ、デート♪なんだかんだで、凛と二人っきりで
遊びに行ったこと無かったしね。」
凛「そっ、そんな事いきなり言われても…!こ、心の準備が…!」
にこ「え~~?にこにーに『好き』って言ってきたのに
デートにも連れてってくれないのぉ~?
にこにーショック~!」
凛「!!……わ、わかったにゃ!凛も覚悟を決めるよ!!
いざ、デートに出陣にゃ!!!」
にこ「(……なんか、私の事でテンパってくれてる凛、
とっても可愛いなぁ……)」
凛「そ、それでは!矢澤にこさん!
ど、どこへ行きたい……のですか、……にゃ?」
にこ「プフッ!…あ、そ、そうね…。
凛に似合う可愛い服を一緒に探しに行きましょうか!」
凛「えっ!?ほ、ホント!?いいの!?」
にこ「色んなお店見て回りましょ!それで、その後
凛のオススメのラーメン屋さんを教えて欲しいな~♪」
凛「う、うん!わかった!!よろしくお願いします!!」
にこ「よし、そうと決まればパパッと支度しちゃいましょ!」
凛「……あ、あの、にこちゃん!凛……、
頑張って、にこちゃんの事エスコートするからね!!///」
にこ「(うっ!!か、可愛い……!!
凛のこういう一面はホント危険だわ……!!)」
253: 2014/08/31(日) 08:34:18.13 ID:sVP2MskT.net
ーにこりんデート中ー
凛「じ、じゃ~~ん!どうかな、このスカート!
に、似合う…かな?」
にこ「う~~ん、凛にはちょっと大人っぽ過ぎるかしら?」
凛「ええ~!?そ、そっかー…」
にこ「でも……、私は結構好きかな」
凛「ホント!?ど、ドキドキする!?」
にこ「えっ?なによ、それ」
凛「今日の凛の目標は、にこちゃんをドキッとさせる
服を見つけ出すことなの!」
にこ「…ふふ~ん!このにこちゃんをドキッとさせるなんて、
生半可な気持ちじゃ出来ないわよッ?
……でも、なんでまたそんな目標を掲げたのよ?」
凛「………だ、だって……。り、凛はいつもドキドキしてるから…」
にこ「??どういう事?」
凛「……だから……、凛は……いつもにこちゃんの事考えて
ドキドキしてるから……。い、今もずっと、ドキドキしてるから……。
に、にこちゃんにも、凛の事見てドキドキして欲しいんだもん……」
にこ「ぐはっっっっ!!!!」
凛「!!?に、にこちゃん!?どうしたの!!??」
にこ「………だ、大丈夫よ、凛…!アンタは着飾らなくたって、
相手をドキドキさせられる才能を秘めているわ……!」
凛「?……よ、よくわからないけど、褒められてるのかにゃ…?」
にこ「(ああ……凛なんでこんなに可愛いのよ……!!
無自覚なとこがまた可愛いわ……!)」
凛「……そ、そんなにジーっと見つめられると、恥ずかしいよ……」
にこ「天使みたい……」
凛「………ふぇっ!?!?」
にこ「ッッッ!!??あっ……!!私、また……!!」
凛「は、はわああああああ!!!!////////」
にこ「り、凛!!花陽みたいな声になってるわよ!!しっかりして!!」
凛「………………ご、ごめん…………
凛は、しばらくにこちゃんの顔見れない………にゃ/////」
にこ「(………私の本質って、まさか天然タラシなのかしら……)」
凛「じ、じゃ~~ん!どうかな、このスカート!
に、似合う…かな?」
にこ「う~~ん、凛にはちょっと大人っぽ過ぎるかしら?」
凛「ええ~!?そ、そっかー…」
にこ「でも……、私は結構好きかな」
凛「ホント!?ど、ドキドキする!?」
にこ「えっ?なによ、それ」
凛「今日の凛の目標は、にこちゃんをドキッとさせる
服を見つけ出すことなの!」
にこ「…ふふ~ん!このにこちゃんをドキッとさせるなんて、
生半可な気持ちじゃ出来ないわよッ?
……でも、なんでまたそんな目標を掲げたのよ?」
凛「………だ、だって……。り、凛はいつもドキドキしてるから…」
にこ「??どういう事?」
凛「……だから……、凛は……いつもにこちゃんの事考えて
ドキドキしてるから……。い、今もずっと、ドキドキしてるから……。
に、にこちゃんにも、凛の事見てドキドキして欲しいんだもん……」
にこ「ぐはっっっっ!!!!」
凛「!!?に、にこちゃん!?どうしたの!!??」
にこ「………だ、大丈夫よ、凛…!アンタは着飾らなくたって、
相手をドキドキさせられる才能を秘めているわ……!」
凛「?……よ、よくわからないけど、褒められてるのかにゃ…?」
にこ「(ああ……凛なんでこんなに可愛いのよ……!!
無自覚なとこがまた可愛いわ……!)」
凛「……そ、そんなにジーっと見つめられると、恥ずかしいよ……」
にこ「天使みたい……」
凛「………ふぇっ!?!?」
にこ「ッッッ!!??あっ……!!私、また……!!」
凛「は、はわああああああ!!!!////////」
にこ「り、凛!!花陽みたいな声になってるわよ!!しっかりして!!」
凛「………………ご、ごめん…………
凛は、しばらくにこちゃんの顔見れない………にゃ/////」
にこ「(………私の本質って、まさか天然タラシなのかしら……)」
271: 2014/08/31(日) 21:47:04.48 ID:sVP2MskT.net
【とある日のにこぱな】
にこ「花陽ってさ、今、誰か目指してるアイドルって居る?」
花陽「えっ…?ど、どうしたのにこちゃん、急に…」
にこ「いや、ちょっと聞いてみたくなって。
漠然と、目標にしてるアイドルって居るのかなって。」
花陽「……なら私は……みんな、かな…?」
にこ「みんな?」
花陽「私の目に映るアイドルは、みんな尊敬できる人達だから…。
だから、みんなが目標……なんだと思う。」
にこ「…………ははっ、みんな…ね」
花陽「あっ、ごめん、やっぱりおかしかったかな…?」
にこ「んーん。花陽らしい答えだなって。」
花陽「…そ、そうかな…。えへへ///」
にこ「……私には、そういう考え無かったから…。
ひたすら自分の上を行くアイドルの事ばかり見てて…、
それだけを追い続けて、周りを見られなかったから……」
花陽「っ…!」
にこ「私の憧れのあの人は今、どのくらいの高さに居るんだろう。
あの人と私は今、どれくらい離れてるんだろうって。
そんな事ばかり考えてた。
だから、花陽みたいな考え、ちょっと羨ましい。」
花陽「……にこちゃん……」
にこ「…あーあ、今になって、自分の周りの人にまで
目が向く様になるなんてね~。
アイドル目指す以上、みんな私と同じ目標を
持って当然!なんて、ずっと思い込んでたのに。
とんだ大間違いだったわ」
花陽「……そ、それも、きっと間違ってないよ!にこちゃん!」
にこ「……え?」
花陽「あ、あの…!そういう気持ちに、正解とか間違いなんてなくて!
た、ただ、人それぞれ、違う想いを持ってるってだけなんだよ!」
にこ「花陽ってさ、今、誰か目指してるアイドルって居る?」
花陽「えっ…?ど、どうしたのにこちゃん、急に…」
にこ「いや、ちょっと聞いてみたくなって。
漠然と、目標にしてるアイドルって居るのかなって。」
花陽「……なら私は……みんな、かな…?」
にこ「みんな?」
花陽「私の目に映るアイドルは、みんな尊敬できる人達だから…。
だから、みんなが目標……なんだと思う。」
にこ「…………ははっ、みんな…ね」
花陽「あっ、ごめん、やっぱりおかしかったかな…?」
にこ「んーん。花陽らしい答えだなって。」
花陽「…そ、そうかな…。えへへ///」
にこ「……私には、そういう考え無かったから…。
ひたすら自分の上を行くアイドルの事ばかり見てて…、
それだけを追い続けて、周りを見られなかったから……」
花陽「っ…!」
にこ「私の憧れのあの人は今、どのくらいの高さに居るんだろう。
あの人と私は今、どれくらい離れてるんだろうって。
そんな事ばかり考えてた。
だから、花陽みたいな考え、ちょっと羨ましい。」
花陽「……にこちゃん……」
にこ「…あーあ、今になって、自分の周りの人にまで
目が向く様になるなんてね~。
アイドル目指す以上、みんな私と同じ目標を
持って当然!なんて、ずっと思い込んでたのに。
とんだ大間違いだったわ」
花陽「……そ、それも、きっと間違ってないよ!にこちゃん!」
にこ「……え?」
花陽「あ、あの…!そういう気持ちに、正解とか間違いなんてなくて!
た、ただ、人それぞれ、違う想いを持ってるってだけなんだよ!」
273: 2014/08/31(日) 21:49:16.60 ID:sVP2MskT.net
にこ「……でも、私はこの考え方のせいで、前に仲間を失ったのよ?」
花陽「……そ、それは………」
にこ「……うん、ごめん。わかってるのよ。そんな事は。
強い想いを持ってたって、周りの気持ちを無視しちゃ
いけないって。ただ、それだけの話なのよ。」
花陽「……私は……。
…………私は!にこちゃんの考え方、好きだよ!!
アイドルの事、常に真剣に考えてるにこちゃんの事、大好きだよ!!」
にこ「……花陽…」
花陽「だから……だから、にこちゃんのやってきた事が、
間違いだったなんて、言わないでよぉ……!」
にこ「………花陽は、カッコいいわね」
花陽「………へっ!?」
にこ「(……それなのよ。私に足りなかったのは。
花陽みたいな考え方、私も…、ちょっとだけでも出来てたら……)」
花陽「……にこちゃん、今日はどうしたの…?
な、何か辛い事があったなら、私で良かったら、話聞くよ?
た、頼りないかもしれないけど……」
にこ「ううん、逆よ。少し楽しいの。
よくわからないけど、自分でも気味悪いくらい、清々しいのよ。今」
花陽「……ん、んん……?」
にこ「やっぱり、花陽とのお喋りは私にとって特別な時間だわ。
ありがと。花陽の気持ち、凄い嬉しかった。」
花陽「…!あ、っあのその…!えええ…!
わ、私も…にこちゃんに、そ、そう言って貰えて凄く……嬉しい…!」
にこ「(……この子が、アイドル部に入ってくれて本当に良かった…。)」
花陽「……そ、それは………」
にこ「……うん、ごめん。わかってるのよ。そんな事は。
強い想いを持ってたって、周りの気持ちを無視しちゃ
いけないって。ただ、それだけの話なのよ。」
花陽「……私は……。
…………私は!にこちゃんの考え方、好きだよ!!
アイドルの事、常に真剣に考えてるにこちゃんの事、大好きだよ!!」
にこ「……花陽…」
花陽「だから……だから、にこちゃんのやってきた事が、
間違いだったなんて、言わないでよぉ……!」
にこ「………花陽は、カッコいいわね」
花陽「………へっ!?」
にこ「(……それなのよ。私に足りなかったのは。
花陽みたいな考え方、私も…、ちょっとだけでも出来てたら……)」
花陽「……にこちゃん、今日はどうしたの…?
な、何か辛い事があったなら、私で良かったら、話聞くよ?
た、頼りないかもしれないけど……」
にこ「ううん、逆よ。少し楽しいの。
よくわからないけど、自分でも気味悪いくらい、清々しいのよ。今」
花陽「……ん、んん……?」
にこ「やっぱり、花陽とのお喋りは私にとって特別な時間だわ。
ありがと。花陽の気持ち、凄い嬉しかった。」
花陽「…!あ、っあのその…!えええ…!
わ、私も…にこちゃんに、そ、そう言って貰えて凄く……嬉しい…!」
にこ「(……この子が、アイドル部に入ってくれて本当に良かった…。)」
285: 2014/09/01(月) 21:44:16.27 ID:cIu+LaQk.net
【とある日のにこまき】
にこ「真姫ってさ…いつ頃から、私の事が好きになったの?」
真姫「!?…………な、何よ急に……。」
にこ「え~?だって、キッカケってあるでしょお~?
『にこにーの歌の魅力のトリコになっちゃったー!』とか♪
『にこにーのダンスに魅了されちゃったー!』とか☆」
真姫「それはないわね」
にこ「否定早ッ!!……そ、そんなバッサリ切らなくても良いじゃない……」
真姫「あっ…ご、ゴメン。調子乗ったにこちゃん見るとついクセで…」
にこ「許してあげるから、代わりに教えなさいよ!
いつから、好きになったの?」
真姫「うっ………!」
にこ「答えてくれたら、デートしてあげるニコ☆」
真姫「!!デッ……!?」
にこ「だーかーらー!答えてー!!」
真姫「………めて………きから………」
にこ「なに?聞こえないわよ」
真姫「………は、初めて見た時から…………
か、可愛いな…………って………」
にこ「…………………へっ?」
真姫「………………//////」
にこ「えっ……え、ええっ!?えっ……それ、俗に言う『一目惚れ』ってやつ!?」
真姫「わっ、悪い!?そうよ!!一目惚れよ!!!
じ、自分でもよくわからないけど、好きだなって思っちゃったんだもの!!」
にこ「………う………あぅ……/////」
真姫「じ、自分から聞いておいて黙らないでよ!!恥ずかしいじゃない!!」
にこ「わ、私だって恥ずかしいわよ……こんなの………」
真姫「………だから嫌だったのに………」
にこ「………でも、嬉しいな。真姫ちゃんに、そんな風に思ってもらえてたなんて」
真姫「うぇっ!?!?」
にこ「えっ!?な、なに!?驚くじゃない!!」
真姫「こっちのセリフよ!……な、なに?変なものでも食べたの?」
にこ「どーいう意味よ!!!」
にこ「真姫ってさ…いつ頃から、私の事が好きになったの?」
真姫「!?…………な、何よ急に……。」
にこ「え~?だって、キッカケってあるでしょお~?
『にこにーの歌の魅力のトリコになっちゃったー!』とか♪
『にこにーのダンスに魅了されちゃったー!』とか☆」
真姫「それはないわね」
にこ「否定早ッ!!……そ、そんなバッサリ切らなくても良いじゃない……」
真姫「あっ…ご、ゴメン。調子乗ったにこちゃん見るとついクセで…」
にこ「許してあげるから、代わりに教えなさいよ!
いつから、好きになったの?」
真姫「うっ………!」
にこ「答えてくれたら、デートしてあげるニコ☆」
真姫「!!デッ……!?」
にこ「だーかーらー!答えてー!!」
真姫「………めて………きから………」
にこ「なに?聞こえないわよ」
真姫「………は、初めて見た時から…………
か、可愛いな…………って………」
にこ「…………………へっ?」
真姫「………………//////」
にこ「えっ……え、ええっ!?えっ……それ、俗に言う『一目惚れ』ってやつ!?」
真姫「わっ、悪い!?そうよ!!一目惚れよ!!!
じ、自分でもよくわからないけど、好きだなって思っちゃったんだもの!!」
にこ「………う………あぅ……/////」
真姫「じ、自分から聞いておいて黙らないでよ!!恥ずかしいじゃない!!」
にこ「わ、私だって恥ずかしいわよ……こんなの………」
真姫「………だから嫌だったのに………」
にこ「………でも、嬉しいな。真姫ちゃんに、そんな風に思ってもらえてたなんて」
真姫「うぇっ!?!?」
にこ「えっ!?な、なに!?驚くじゃない!!」
真姫「こっちのセリフよ!……な、なに?変なものでも食べたの?」
にこ「どーいう意味よ!!!」
286: 2014/09/01(月) 21:47:56.16 ID:cIu+LaQk.net
真姫「……にこちゃん、今日はなんかいつもと違った意味で変よ」
にこ「いつも変みたいに言わないでよ!!悪かったわね!!
ていうか、何よ!今日はいつもと比べてどう変なのよ!?」
真姫「…だ、だって変じゃない…急におかしな質問してきたり、
さ、さっきみたいに素直に喜ぶなんて……。
いつもとキャラ違うっていうか……」
にこ「………そう、そうよね……。確かにこんなの柄じゃないわ」
真姫「………そんな風に、簡単に認めるとこもね。
それとも、そっちが素なの…?」
にこ「……わかんない。なんか、心はどんどん晴れやかになるのに、
自分の事はどんどんわかんなくなっていっちゃう。」
真姫「……にこちゃん……?」
にこ「……私は……。真姫のこと、どう思ってるのかな……」
真姫「ッ…!……そ、そんなの……私も知りたいわよ……。
でも……知りたいけど……怖い……。」
にこ「………ごめんね。真姫には偉そうな事言って、
無理やり告白させたくせに…。自分は自分の事が
まるでわかってなかった……」
真姫「…………ねえ、にこちゃん」
きゅっ(にこの隣に来て手を握る真姫)
にこ「っ!?ま、真姫!?」
真姫「………今日は、デートは良いから。
……時間まで、こうしてて寄り添ってて、………良い?」
にこ「っ………な、なんでアンタちょっと泣いてるの……?」
真姫「………見ないでよ……」
にこ「(………私たち………お互い、めんどくさい者同士みたいね、真姫……)」
ぎゅっ(手を強く握り返すにこ)
にこ「いつも変みたいに言わないでよ!!悪かったわね!!
ていうか、何よ!今日はいつもと比べてどう変なのよ!?」
真姫「…だ、だって変じゃない…急におかしな質問してきたり、
さ、さっきみたいに素直に喜ぶなんて……。
いつもとキャラ違うっていうか……」
にこ「………そう、そうよね……。確かにこんなの柄じゃないわ」
真姫「………そんな風に、簡単に認めるとこもね。
それとも、そっちが素なの…?」
にこ「……わかんない。なんか、心はどんどん晴れやかになるのに、
自分の事はどんどんわかんなくなっていっちゃう。」
真姫「……にこちゃん……?」
にこ「……私は……。真姫のこと、どう思ってるのかな……」
真姫「ッ…!……そ、そんなの……私も知りたいわよ……。
でも……知りたいけど……怖い……。」
にこ「………ごめんね。真姫には偉そうな事言って、
無理やり告白させたくせに…。自分は自分の事が
まるでわかってなかった……」
真姫「…………ねえ、にこちゃん」
きゅっ(にこの隣に来て手を握る真姫)
にこ「っ!?ま、真姫!?」
真姫「………今日は、デートは良いから。
……時間まで、こうしてて寄り添ってて、………良い?」
にこ「っ………な、なんでアンタちょっと泣いてるの……?」
真姫「………見ないでよ……」
にこ「(………私たち………お互い、めんどくさい者同士みたいね、真姫……)」
ぎゅっ(手を強く握り返すにこ)
321: 2014/09/07(日) 10:59:04.69 ID:YTSx4Wvn.net
ー矢澤家ー
ー暗い部屋の隅で一人、膝を抱えて座るにこー
にこ(自分の居る場所がどんどんブレていく
自分自身は全く動いてないハズなのに
皆が私を肯定してくれるから、どんどん自分がボヤけていく
今まで何を言っても、何をやっても、否定されて
それでも自分の思うままに生きてきたのに
いざ、自分を肯定してくれる人達に囲まれちゃうと
自分の居場所に自信が無くなっちゃう…)
にこ「……皆に好かれることで、自分の弱さが浮き彫りになるなんて
つくづく凡人ね、私って。…ガッカリだわ」
にこ(明日は……ことりとデートか
ことりか……
おそらく、一番苦手
穂乃果以上に苦手
きっと、穂乃果以上に、私の事を見透かしてくる
きっと、穂乃果以上に、私の欲しい言葉を投げかけてくる
私は…………)
ー暗い部屋の隅で一人、膝を抱えて座るにこー
にこ(自分の居る場所がどんどんブレていく
自分自身は全く動いてないハズなのに
皆が私を肯定してくれるから、どんどん自分がボヤけていく
今まで何を言っても、何をやっても、否定されて
それでも自分の思うままに生きてきたのに
いざ、自分を肯定してくれる人達に囲まれちゃうと
自分の居場所に自信が無くなっちゃう…)
にこ「……皆に好かれることで、自分の弱さが浮き彫りになるなんて
つくづく凡人ね、私って。…ガッカリだわ」
にこ(明日は……ことりとデートか
ことりか……
おそらく、一番苦手
穂乃果以上に苦手
きっと、穂乃果以上に、私の事を見透かしてくる
きっと、穂乃果以上に、私の欲しい言葉を投げかけてくる
私は…………)
322: 2014/09/07(日) 11:01:22.11 ID:YTSx4Wvn.net
ーにことりデートから帰宅中ー
ことり「ありがとうね~にこちゃん!
こんな遅くまで、新しい衣装の為のお買い物に
たくさん付き合わせちゃって。」
にこ「……買い物は良いんだけど、アレもコレも着させ過ぎよ…
試着のし過ぎでもうクタクタだわ……」
ことり「だぁってぇ~!にこちゃん、どんな服でも
似合っちゃうんだもん♪もっともっと色んな服着てもらいたいなッ!」
にこ「……ま、まあ、アイドルとしてそう言われることは
悪い気はしないわね!」
ことり「……アイドルとしても、にこちゃんとしても、だよ」
にこ「え?」
ことり「にこちゃん、きっと、スクールアイドルやってなくても
凄く魅力的でステキな女の子だったと思うな♪」
にこ「(………ほら、きた)」
ことり「ことりね、スクールアイドルやって良かったと思うよ。
皆と唄って踊るのも、衣装作るのも大好きだし…
にこちゃんと、こうしてデートもできるんだもん♪」
にこ「……アンタは……、
…ことりは、いつ頃から私の事を好きになったわけ?」
ことり「えっ?どうしたの?急に」
にこ「……いいから、答えなさいよ」
ことり「……初めて、にこちゃんが
ことりの作った衣装を着てくれた時…かな」
にこ「…一番最初っていうと…『これからのSomeday』かしら」
ことり「……にこちゃん、ことりの作った衣装、
凄く嬉しそうに着てくれたの。今でも鮮明に覚えてる」
にこ「そっ…そんなに嬉しそうだったかしら、私…」
ことり「その時ね、思ったの。
この子に、もっとたくさんの衣装を作ってあげたい。
この子に、もっとたくさんの衣装を着て欲しい。って。
ことりの作った衣装を着て、にこちゃんが唄って踊る所を
たくさんたくさん見たいなって、そう思ったの。」
にこ「……ことり…」
ことり「ありがとうね~にこちゃん!
こんな遅くまで、新しい衣装の為のお買い物に
たくさん付き合わせちゃって。」
にこ「……買い物は良いんだけど、アレもコレも着させ過ぎよ…
試着のし過ぎでもうクタクタだわ……」
ことり「だぁってぇ~!にこちゃん、どんな服でも
似合っちゃうんだもん♪もっともっと色んな服着てもらいたいなッ!」
にこ「……ま、まあ、アイドルとしてそう言われることは
悪い気はしないわね!」
ことり「……アイドルとしても、にこちゃんとしても、だよ」
にこ「え?」
ことり「にこちゃん、きっと、スクールアイドルやってなくても
凄く魅力的でステキな女の子だったと思うな♪」
にこ「(………ほら、きた)」
ことり「ことりね、スクールアイドルやって良かったと思うよ。
皆と唄って踊るのも、衣装作るのも大好きだし…
にこちゃんと、こうしてデートもできるんだもん♪」
にこ「……アンタは……、
…ことりは、いつ頃から私の事を好きになったわけ?」
ことり「えっ?どうしたの?急に」
にこ「……いいから、答えなさいよ」
ことり「……初めて、にこちゃんが
ことりの作った衣装を着てくれた時…かな」
にこ「…一番最初っていうと…『これからのSomeday』かしら」
ことり「……にこちゃん、ことりの作った衣装、
凄く嬉しそうに着てくれたの。今でも鮮明に覚えてる」
にこ「そっ…そんなに嬉しそうだったかしら、私…」
ことり「その時ね、思ったの。
この子に、もっとたくさんの衣装を作ってあげたい。
この子に、もっとたくさんの衣装を着て欲しい。って。
ことりの作った衣装を着て、にこちゃんが唄って踊る所を
たくさんたくさん見たいなって、そう思ったの。」
にこ「……ことり…」
323: 2014/09/07(日) 11:03:49.75 ID:YTSx4Wvn.net
ことり「にこちゃんは、ことりの作る衣装、好き?」
にこ「……そうね。好きよ。ことりの衣装。可愛いし。
着る人も、それを見る人も楽しませようってのが
凄く良く伝わってくる……。まさにアイドルの衣装だと思うわ」
ことり「……えへへ、そうやって言われると、流石に照れちゃうね。
……でも、凄く嬉しいよ。ありがとう、にこちゃん♪」
にこ「………でも、ね」
ことり「?…なぁに?」
にこ「………私は……。ことり自身の事は、好きなのかどうかわからない」
ことり「……え?」
にこ「……私の事をいつから好きか、なんて聞いておいて
悪いとは思うけど……。私はまだ、ことりの事も
μ'sの皆のことも、好きなのかどうかわからないのよ」
ことり「……にこちゃん、めっ!」
にこ「っ!?な、なによ!?」
ことり「にこちゃんは、前にことりの事『大っ嫌い』って言ったよ?」
にこ「そっ……それはアレよ!その時とは心情の変化というか…」
ことり「……ことりは、無理に変わらなくて良いと思う。
にこちゃんはことりの事が嫌いで、
ことりはにこちゃんの事が大好き。
それで、良いと思うよ。」
にこ「!!………」
ことり「他の皆のこともそう。皆がにこちゃんの事が好きだからって
にこちゃんは全部に答えなくても良いと思うよ。」
にこ「………そんなの、ダメよ。だって……」
ことり「………だって、なに?」
にこ「…なんでアンタまで…今までの私のままで良いなんて言うのよ。
アンタの事を嫌いな私を肯定して、アンタになんの得があるのよ…」
ことり「……得なら、あるよ。ことりは、いつも通りの
今までの通りのにこちゃんの事を、ずっと見ていたいもの」
にこ「それじゃ私はことりの事を好きになれないじゃない!!!!!」
ことり「ッ!?」
ーにこの両目から大粒の涙が溢れ出るー
にこ「………あっ……!!!」
ことり「……に、にこちゃん……!」
にこ「……そうね。好きよ。ことりの衣装。可愛いし。
着る人も、それを見る人も楽しませようってのが
凄く良く伝わってくる……。まさにアイドルの衣装だと思うわ」
ことり「……えへへ、そうやって言われると、流石に照れちゃうね。
……でも、凄く嬉しいよ。ありがとう、にこちゃん♪」
にこ「………でも、ね」
ことり「?…なぁに?」
にこ「………私は……。ことり自身の事は、好きなのかどうかわからない」
ことり「……え?」
にこ「……私の事をいつから好きか、なんて聞いておいて
悪いとは思うけど……。私はまだ、ことりの事も
μ'sの皆のことも、好きなのかどうかわからないのよ」
ことり「……にこちゃん、めっ!」
にこ「っ!?な、なによ!?」
ことり「にこちゃんは、前にことりの事『大っ嫌い』って言ったよ?」
にこ「そっ……それはアレよ!その時とは心情の変化というか…」
ことり「……ことりは、無理に変わらなくて良いと思う。
にこちゃんはことりの事が嫌いで、
ことりはにこちゃんの事が大好き。
それで、良いと思うよ。」
にこ「!!………」
ことり「他の皆のこともそう。皆がにこちゃんの事が好きだからって
にこちゃんは全部に答えなくても良いと思うよ。」
にこ「………そんなの、ダメよ。だって……」
ことり「………だって、なに?」
にこ「…なんでアンタまで…今までの私のままで良いなんて言うのよ。
アンタの事を嫌いな私を肯定して、アンタになんの得があるのよ…」
ことり「……得なら、あるよ。ことりは、いつも通りの
今までの通りのにこちゃんの事を、ずっと見ていたいもの」
にこ「それじゃ私はことりの事を好きになれないじゃない!!!!!」
ことり「ッ!?」
ーにこの両目から大粒の涙が溢れ出るー
にこ「………あっ……!!!」
ことり「……に、にこちゃん……!」
324: 2014/09/07(日) 11:06:26.46 ID:YTSx4Wvn.net
にこ「………やだ、な、なにこれ……と、とまんな……」
ことり「………にこちゃん」
ーにこを優しく抱きしめることりー
ことり「………ごめんね。イジワルだったね。」
にこ「………なによ…なにがイジワルなのよ……」
ことり「………ことりね。にこちゃんの本当の気持ち、
わかってる上で『嫌いなままで良い』なんて言っちゃった」
にこ「…………最低よ……」
ことり「……ごめん、ごめんね、にこちゃん……」
にこ「………酷いわよ……おかげで全部、気付いちゃったじゃない……
私……私は………」
ことり「いいの、にこちゃん。自分の気持ちに気付いたなら、それで」
にこ「…………私、皆のこと、好きになりたかったのね。
私の事を好きだって言ってくれる、皆のこと。
私の事を肯定してくれる、皆のこと。
……あははっ……どこまでもダメ人間の思考だわ……
自分の事を大事にしてくれるから、その人を好きになる努力をしようだなんて」
ことり「……違うよ。にこちゃんは、とっくに、
皆の事が大好きだったんだよ。
その気持ちに素直になろうと、頑張ってただけなんだよ……!」
にこ「………なん…で、今なのかな……
なんで今になって、こんなに好きな人が、たくさんできちゃったのかな…
ねえ、どうしたら良いのかな……ことり……」
ことり「………にこちゃんが、したいようにすれば良いと思う。
私は、μ'sの皆は、全部受け止めるよ。
にこちゃんの事、大好きだもん」
にこ「………ううっ……うああああ………!!!」
ことり「……………にこちゃん……」
にこ「うっく……ひぐっ……好きよ……私も……
ことりの事も、皆の事も、大好き……!」
ことり「…………うん………うん……!」
ことり「………にこちゃん」
ーにこを優しく抱きしめることりー
ことり「………ごめんね。イジワルだったね。」
にこ「………なによ…なにがイジワルなのよ……」
ことり「………ことりね。にこちゃんの本当の気持ち、
わかってる上で『嫌いなままで良い』なんて言っちゃった」
にこ「…………最低よ……」
ことり「……ごめん、ごめんね、にこちゃん……」
にこ「………酷いわよ……おかげで全部、気付いちゃったじゃない……
私……私は………」
ことり「いいの、にこちゃん。自分の気持ちに気付いたなら、それで」
にこ「…………私、皆のこと、好きになりたかったのね。
私の事を好きだって言ってくれる、皆のこと。
私の事を肯定してくれる、皆のこと。
……あははっ……どこまでもダメ人間の思考だわ……
自分の事を大事にしてくれるから、その人を好きになる努力をしようだなんて」
ことり「……違うよ。にこちゃんは、とっくに、
皆の事が大好きだったんだよ。
その気持ちに素直になろうと、頑張ってただけなんだよ……!」
にこ「………なん…で、今なのかな……
なんで今になって、こんなに好きな人が、たくさんできちゃったのかな…
ねえ、どうしたら良いのかな……ことり……」
ことり「………にこちゃんが、したいようにすれば良いと思う。
私は、μ'sの皆は、全部受け止めるよ。
にこちゃんの事、大好きだもん」
にこ「………ううっ……うああああ………!!!」
ことり「……………にこちゃん……」
にこ「うっく……ひぐっ……好きよ……私も……
ことりの事も、皆の事も、大好き……!」
ことり「…………うん………うん……!」
328: 2014/09/07(日) 11:21:19.52 ID:YTSx4Wvn.net
ー次の日、アイドル部室ー
にこ「みんな集まったわね。それじゃ、注目ー!!」
穂乃果「なになに?何が始まるのにこちゃん!」
海未「……今日はやけに上機嫌ですね、にこ」
にこ「いい?皆。今から私がすること、よく見てなさいよ!」
凛「?それ、皆がにこちゃんと遊ぶ為のスケジュール表だよね?」
にこ「これを………こうよっ!!!」
ビリビリビリビリッ!!!
「!!??」
花陽「えっ………!?」
真姫「ち、ちょっと!!何するのよ!!」
にこ「……こんなもの、もう要らないわ」
絵里「……にこ、ということは、もう皆とは……」
にこ「そう、金輪際、こんなスケジュールに縛られて
皆と付き合うのは御免よ。」
希「……………」
海未「そ、そんな………!わ、私のせいですか!?
私が性的過ぎるからいけなかったのですか!!??」
凛「にゃっ!??う、海未ちゃん一体にこちゃんに何したの!!??」
希「………あちゃ~、海未ちゃん抜け駆けしてもーたか~」
にこ「落ち着けリリホワ!!まだ話は最後まで終わってない!!」
ことり「(ニコニコ)」
にこ「みんな集まったわね。それじゃ、注目ー!!」
穂乃果「なになに?何が始まるのにこちゃん!」
海未「……今日はやけに上機嫌ですね、にこ」
にこ「いい?皆。今から私がすること、よく見てなさいよ!」
凛「?それ、皆がにこちゃんと遊ぶ為のスケジュール表だよね?」
にこ「これを………こうよっ!!!」
ビリビリビリビリッ!!!
「!!??」
花陽「えっ………!?」
真姫「ち、ちょっと!!何するのよ!!」
にこ「……こんなもの、もう要らないわ」
絵里「……にこ、ということは、もう皆とは……」
にこ「そう、金輪際、こんなスケジュールに縛られて
皆と付き合うのは御免よ。」
希「……………」
海未「そ、そんな………!わ、私のせいですか!?
私が性的過ぎるからいけなかったのですか!!??」
凛「にゃっ!??う、海未ちゃん一体にこちゃんに何したの!!??」
希「………あちゃ~、海未ちゃん抜け駆けしてもーたか~」
にこ「落ち着けリリホワ!!まだ話は最後まで終わってない!!」
ことり「(ニコニコ)」
329: 2014/09/07(日) 11:24:16.45 ID:YTSx4Wvn.net
にこ「こんな1週間のスケジュールなんか立てなくってもね。
私は私が、好きなように好きな時に!
アンタらと遊ばせて貰うわ!!ルールも全部撤廃!!」
穂乃果「ええ~!?それじゃあ皆で平等に
にこちゃんの事を愛するって目的が!!」
にこ「………だ、大丈夫よ。……その、
わ、私も、平等に………その……」
真姫「………にこちゃん?よく聞こえないわよ?」
にこ「わっっっ!私が全力でアンタら全員の事を
好きでいれば、それで良いでしょ!!??
1週間周期なんてみみっちい事言わないわよ!!
ず~~~~っと!一生アンタらの事を
好きでいてやるわよ!!感謝しなさいよ!!!」
7人(ぽか~~~~~ん)
ことり「(ニコニコ)」
にこ「……………ぁぅ……////」
希「………プッ………クスス……!!
はーい!にこっちの意見にさんせーい!」
ことり「ことりもさんせーい!」
穂乃果「にこちゃんと一生遊べるの!?穂乃果も賛成賛成!!」
海未「わ、私も賛成です!(ルール全撤廃……!)」
凛「凛も賛成!!にこちゃんと、もっともっとデートしたいもん!」
絵里「もう、なんなら9人全員で一緒に暮らす?」
真姫「……ふふっ、それも良いかもね♪」
花陽「にこちゃんといっぱいお喋りできるなら、私は幸せだよ!」
にこ「……ぜ、絶対一生好きでいてやるんだからね!
アンタら途中で私に飽きたりするんじゃないわよ!!」
…………ありがと、みんな
私は私が、好きなように好きな時に!
アンタらと遊ばせて貰うわ!!ルールも全部撤廃!!」
穂乃果「ええ~!?それじゃあ皆で平等に
にこちゃんの事を愛するって目的が!!」
にこ「………だ、大丈夫よ。……その、
わ、私も、平等に………その……」
真姫「………にこちゃん?よく聞こえないわよ?」
にこ「わっっっ!私が全力でアンタら全員の事を
好きでいれば、それで良いでしょ!!??
1週間周期なんてみみっちい事言わないわよ!!
ず~~~~っと!一生アンタらの事を
好きでいてやるわよ!!感謝しなさいよ!!!」
7人(ぽか~~~~~ん)
ことり「(ニコニコ)」
にこ「……………ぁぅ……////」
希「………プッ………クスス……!!
はーい!にこっちの意見にさんせーい!」
ことり「ことりもさんせーい!」
穂乃果「にこちゃんと一生遊べるの!?穂乃果も賛成賛成!!」
海未「わ、私も賛成です!(ルール全撤廃……!)」
凛「凛も賛成!!にこちゃんと、もっともっとデートしたいもん!」
絵里「もう、なんなら9人全員で一緒に暮らす?」
真姫「……ふふっ、それも良いかもね♪」
花陽「にこちゃんといっぱいお喋りできるなら、私は幸せだよ!」
にこ「……ぜ、絶対一生好きでいてやるんだからね!
アンタら途中で私に飽きたりするんじゃないわよ!!」
…………ありがと、みんな
330: 2014/09/07(日) 11:28:00.90 ID:YTSx4Wvn.net
ーとある休日ー
穂乃果「わーい!今日は穂乃果がにこちゃん独り占めー!!」
にこ「はんっ!私が!アンタに!独り占めされてあげてるのよ!
調子に乗ってもらっちゃ困るわ!」
穂乃果「なんでもいいよ!ねえねえ、どこに遊びにいこっか!?」
にこ「……まったく、アンタはホントぶれないわね……」
穂乃果「にこちゃんだって、ブレてないよっ!!
にこちゃん、穂乃果の事見る目、ずっと同じだよ!」
にこ「ちがっ!わ、私はもうアンタの事だって………!!!」
穂乃果「うん?なに?にこちゃん」
にこ「…………え、え~~~っと、その……」
穂乃果「んー?なになに!?穂乃果の事がどうしたの~?」
にこ「うざっ!…い、良いでしょ!別に!
ほら、さっさと行く場所決めるわよ!」
穂乃果「にーこちゃん♪」
にこ「…………何よ」
穂乃果「にこちゃん、好きだよ♪」
にこ「あっそ、私は嫌いよ
……………ふふっ♪」
穂乃果「えへへ~♪」
ーおしまいー
穂乃果「わーい!今日は穂乃果がにこちゃん独り占めー!!」
にこ「はんっ!私が!アンタに!独り占めされてあげてるのよ!
調子に乗ってもらっちゃ困るわ!」
穂乃果「なんでもいいよ!ねえねえ、どこに遊びにいこっか!?」
にこ「……まったく、アンタはホントぶれないわね……」
穂乃果「にこちゃんだって、ブレてないよっ!!
にこちゃん、穂乃果の事見る目、ずっと同じだよ!」
にこ「ちがっ!わ、私はもうアンタの事だって………!!!」
穂乃果「うん?なに?にこちゃん」
にこ「…………え、え~~~っと、その……」
穂乃果「んー?なになに!?穂乃果の事がどうしたの~?」
にこ「うざっ!…い、良いでしょ!別に!
ほら、さっさと行く場所決めるわよ!」
穂乃果「にーこちゃん♪」
にこ「…………何よ」
穂乃果「にこちゃん、好きだよ♪」
にこ「あっそ、私は嫌いよ
……………ふふっ♪」
穂乃果「えへへ~♪」
ーおしまいー
331: 2014/09/07(日) 11:29:09.55 ID:YTSx4Wvn.net
にこきちさまでした。間空き過ぎてさーせんっした
332: 2014/09/07(日) 11:31:12.06 ID:2RprQP5E.net
乙乙
めちゃよかった
めちゃよかった
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