2: 2011/01/22(土) 01:29:17.64 ID:DeMnRNvZ0
梓「第2ボタン、ください…」

唯「あ、ごめんね~、憂にあげるって約束しちゃったんだ」

梓「そうですか…じゃあ第2の何らかをください」

唯「え~?じゃあねえ…ほいっ!ギー太の第2弦だよ!」

梓「ただの2弦じゃないですか。…ありがとうございます、うれしいです」

唯「えへへ~、どったまして~」

梓「じゃあ、これから一生ギターに2弦を張らないでくださいね。唯先輩の2弦は永遠に私のものですから」

唯「うん!…ってえぇっ!?」

梓「それではお元気で!さよなら!さよなら!」

唯「ちょ、ちょっとあずにゃん!?どどどどうしよう…」
けいおん!Shuffle 2巻 (まんがタイムKRコミックス)
3: 2011/01/22(土) 01:32:41.80 ID:mOpuKXPR0
梓「唯先輩。卒業する前に欲しいものがあります」

唯「なぁに? あずにゃん」

梓「それは、えっと……」モジモジ

唯「何が欲しいの、いってごらん?」

梓「えーっと……」

唯「ボタン? あ、ヘアピン? 上履き交換する?」

唯「言わなきゃわからないよー」

梓「私が、ほんとにほしいのは……」

唯「うん」

梓「唯先輩のお命です」

グサリ


唯「ぐふぅ! げえぇ!!」


おわり

23: 2011/01/22(土) 02:22:10.51 ID:Ug5vLp6l0
梓「唯先輩。卒業する前に欲しいものがあります」

唯「なぁに? あずにゃん」

梓「それは、えっと……」

唯「何が欲しいの、言ってごらん」

梓「……ゆ、唯先輩の、唇です///」

唯「えっあずにゃんそれってどういう――んっ」

梓「///」チュー

唯「ぷはっ。あ、あずにゃん///?」

梓「///」ダッ

唯「あ、ちょっと待って! え……これって、どどどどどういうこと///」

25: 2011/01/22(土) 02:27:43.16 ID:mOpuKXPR0




   『唯先輩』

   『なぁにあずにゃん』



   『えっと、卒業おめでとうございます』

   『えへへ、ありがと~』





おしまい

27: 2011/01/22(土) 02:32:29.67 ID:d0xfthTjO
梓「唯先輩。卒業する前に欲しいものがあります」

唯「なぁに? あずにゃん」

梓「それは、えっと……」

唯「何が欲しいの、言ってごらん」

梓「///」チュー

唯「ぷはっ。あ、あずにゃん///?」

唯「あ、あっあんっちょ・・あっあっちょっとあっあっ待って! あんっ……これって、あーんあっどっどっうぅいっうこと///」

31: 2011/01/22(土) 02:40:07.40 ID:mknINrUM0
梓「唯先輩。わたしは別に欲しいものなんてありません」

唯「へ? 急にどうしたの、あずにゃん」

梓「だから替わりに……」

唯「あずにゃん?」

梓「私を貰ってください」ムギュウ

33: 2011/01/22(土) 03:05:44.60 ID:wbiT7lx00
ムギュウは使い難いよね、ムギさんとの兼ね合いで。とりあえず今日はこれで本当に寝るっす、おやす

唯「えっ?」ドキッ

梓「私が卒業する時には、唯先輩にあげるって約束します。だから……」

唯「え、えっ、何を?」ドギマギ

梓「……今後、私以外を抱っこしないっていう約束が欲しいんです。私を特別にして欲しいんです」ドキドキ

唯「……あずにゃん」ギュウ

梓「私、絶対に、両親にでも抱っこされません、唯先輩にしか抱っこは許しません。だから、だから……」

唯「わかった……あずにゃんがそこまで言うなら、私、誰にも抱き着かないよ……憂にもね」

梓「約束ですよ?」ツイ

唯「うん、約束」チュ

梓「んっ……あ、ありがとおございます……」チュッ

唯「でもまぁ、私のとこまで会いに来てくれそうだから、あずにゃん分には困らないかなぁ~?」テレカクシッ

梓「んにゃ!? わ、私だって授業があるんですから、女子大生の都合になんか合わせてられないですよ!?」

唯「私が合わせるから。あずにゃんが来てくれるんなら、何よりも優先するし?」ニコッ

梓「う、嬉しいですけどぉ……優先とか言わないで、ちゃんと単位取ってくださいね?」テレテレ

34: 2011/01/22(土) 03:57:15.85 ID:wbiT7lx00
唯「当たり前だよぉ。あずにゃんが自慢出来る先輩として、留年はのーさんきゅーですから!」フンス

梓「いえ……別に自慢はしませんけど……」

唯「えええ? 自慢してくんないの? だったら別に勉強しなくたっていいかなー」

梓「ちょっと、唯先輩! 折角先輩達がみんな一緒の大学に進学出来たんですから、一緒に卒業しましょうよ!?」

唯「じょーうだんだよーん! 定期的にあずにゃん分を補給させてくれたら、私ものすごく真面目にテスト受けたりレポート書いたりするから!」

梓「……私と会うのが大前提なんですか」アセ

唯「週末の週一でいいよ、譲りに譲って。会いに行ったり、来てもらったり……ううぅん、お泊まり確定だね! 楽しみ!」

梓「譲りに譲ったくせに贅沢な要望ですし、いつの間にか毎週お泊まりで行き来するような話を確定させないでください」

唯「……いや?」

梓「いやじゃ、ないですけど……憂とか。先輩達とか。大学生になったら、週末なら特に、遊びに行く誘いとかあるんじゃないですか?」

唯「軽音部のみんなは、あずにゃんに会えたら喜ぶと思うよ? 毎週でも、私達が卒業した後の様子を聞かせてもらったり?」

梓「それ、まだ見通し立ってませんけどね……」ハァ

唯「大丈夫! あずにゃんならきっと大丈夫だよ!」ギュウ

梓「はう……な、何が大丈夫なんですかっ」

唯「全部だよ! 新入部員も、練習も、ライブも、しっかり者のあずにゃんなら全部大丈夫だから!」

32: 2011/01/22(土) 02:41:34.24 ID:LtNNfay/0
ゆいあずぅぅぅぅぅ

37: 2011/01/22(土) 04:16:44.45 ID:yJ7Drofo0
唯梓はいいな

引用元: 梓「唯先輩。卒業する前に欲しいものがあります」