1: 2012/10/27(土) 00:33:11.61 ID:WkNWZRRH0
貴音「うふふ」キャピキャピ

響「ぷろでゅ~さ~~」ウワーン

P「・・・事務所に来たらなぜか泣いてる響とキャピキャピしてる貴音がいた・・・」

P「てか本当に貴音か?」

響「うわーん貴音がおかしくなちゃったぞーl

P「落ち着け響。落ち着いてどうしてこうなったか説明してくれ。」

響「・・・ぐすっ、実はさっきこんなことがあったんだ。」
ぷちます!(15) (電撃コミックスEX)
5: 2012/10/27(土) 00:43:21.96 ID:WkNWZRRH0
数分前

TV「ゲロゲロリ、キョウモゲンキニペコポンシンリャクデアリマス」

TV「オイ!スコシハマジメニヤレ!」

貴音「?響、これはなんというあにめーしょんですか?」

響「?ああこれは『ケ○ロ軍曹』っていうんだぞ。やよいの弟が好きだって聞いたから自分が持ってきたんだ。」

貴音「なるほど・・・しかし、蛙が人の言葉を喋るとはなんと面妖な・・・」

響「ま、まあアニメだからな」

貴音「・・・・・」ワクワク

TV「ゲロッ!・・・コレハバナナノカワデアリマス。・・・コレヲミテイルトナンダカ・・・」

TV「オイ!!スコシハマジメニ・・・・」

TV「アーーーーッ」ズッテンコロリン

貴音「?響、なぜこの蛙はばななの皮で転んだのでしょう?」

響「ああ・・・これはいわいる"お約束"ってやつさー」


8: 2012/10/27(土) 00:47:28.86 ID:WkNWZRRH0
猿「キキーッ」

響「!?コラーサル吉ー!事務所で暴れちゃだめだぞー」マテー

バナナの皮ポトッ

貴音「・・・」ゴクリ

ズッドーン

響「うわーなにがあったんだーたかねー!?!?」

貴音「・・・イッターイ!!頭打っちゃったー」グスン

響「・・・ど、どちらさんだ?」


響「・・・こんなことがあったんさー」

P「」

13: 2012/10/27(土) 00:53:12.94 ID:WkNWZRRH0
貴音「ところでプロデューサーさんっ!」

P「はっはい?!」

貴音「たかねはお腹が空きましたー・・・なにか食べ物はないでしょーか?」

響「!!プロデューサー!チャンスだぞ!!貴音のことだからラーメン食べればきっと元に戻るさー!!」

P「!!そ、そうだ!そうだな!!よーし確かこの辺に小鳥さんの買い貯めてた激辛ラーメンが・・・」

貴音「あーっこんなところに寿が○やの『小さなおうどん』がありましたー」ヤッリー

P、響「」


16: 2012/10/27(土) 01:00:05.13 ID:WkNWZRRH0
貴音「ちゅるちゅる」

響「そ、そんな・・・ラーメンが・・・最後の希望が・・・」

貴音「あー美味しかった。」

P「ま、まだだ。まだ終わらんよ!!」

P「貴音!これを見てくれ」PC画面ドーン

貴音「?これわ・・・お月様ですかぁ?」キョトン

響「!!そ、そうか!月を見ればきっと自分のキャラがどんなのだったか思い出すはずさー!!」

貴音「つき・・・お月様・・・満月・・・」ンー

P「・・・」ゴクリ

貴音「あーーーーっ!!」

18: 2012/10/27(土) 01:05:20.51 ID:WkNWZRRH0
貴音「そういえばここにお団子があったのすっかり忘れてましたー☆」テヘペロ

P、響「」グランドオープン

響「も、もう自分耐えられないぞ!!」

貴音「!?ど、どうしたのひびきちゃん・・・私、何か悪いことした?」オドオド

響「かしましい!!お前なんか・・・お前なんか・・・」プルプル

響「お前なんか貴音じゃないぞーー」バーン

P「お、おい響!待て」


貴音「・・・」

P「・・・貴音、お前のせいじゃない。響は今混乱してるだけで別にお前のことが嫌いになったわけじゃ・・・」

20: 2012/10/27(土) 01:11:19.77 ID:WkNWZRRH0
貴音「・・・大丈夫です。なんとなく、私がいつもの四条貴音じゃないってわかってました。」

貴音「元の四条貴音がどんなのだったかまだ思い出せません。」

貴音「・・・けど確かに彼女もこんな風にいっぱい食べたりいっぱいはしゃいだりしたかったんだと思います。」

貴音「別に無理して抑圧してたんじゃないんだと思います。ただ、自分には合わないって歯止めをかけていたんでしょうね。」

P「・・・貴音。ごめんな。俺、プロデューサーなのにお前のそういうところ全然わかってやれなかった・・・」

貴音「プロデューサーは悪くありません。自分と向き合って、だんだん思い出してきました。なにも不満のない楽しい日々でした。」

貴音「ただ・・・心のどこかでこうなりたいって・・・思ってたんだと思います。」

響「・・・たかねぇ・・・」グスッ

21: 2012/10/27(土) 01:17:11.21 ID:WkNWZRRH0
P「響!!もう戻ってきたのか!!」

響「・・・よく考えたらこの後どこへ行けばいいかわからなかったぞ・・・」

貴音「響ちゃん」ダキッ

響「!!ふわっ貴音!くっ苦しいぞ」アセアセ

貴音「ごめんね・・・響ちゃん、ごめんね・・・私、いつか絶対元に戻って見せるからねっ」ギュー

貴音「だから・・・だから・・・」

響「大丈夫、自分。ずっと貴音の傍にいるさー」ニッコリ

貴音「・・・ありがとう!!」ギューッ

P「おっ俺もいるぞー」

24: 2012/10/27(土) 01:24:35.67 ID:WkNWZRRH0
春香「おはよーございまーす・・・あれ?響ちゃん、貴音さんそんなところで抱き合ってどうした・・ああっ」バナナの皮ツルン

貴音「!!春香さん危ないっ」ダッ

ゴッツーン

響「うわーたかねーはるかー大丈夫かー!?」

貴音「・・・」

春香「・・・」

貴音「うっ・・うーん」

貴音「・・・はて?私は今まで何をしていたのでしょう?」

25: 2012/10/27(土) 01:26:57.75 ID:WkNWZRRH0

響「!?た、たかねっ元に戻ったのか!?」

P「貴音、大丈夫か?」

貴音「はい・・・まだ頭がくらくらします・・・」

貴音「まるで夢を見ていたかのような・・・しかし、真楽しい夢でした。」

響「うわーんたかねぇよかったぞー」

貴音「?・・・ふふ。可笑しな響ですね。」

P「やれやれ、こっちは一安心か・・・どうだ春香?立てるか?」スッ

春香「・・・・・」バシン

P「・・・・・・へ?」

春香「下賤な者がこの私に触れるな!・・・恥をしれ!俗物!!」

おわり

29: 2012/10/27(土) 01:31:44.35 ID:5uRYyZim0
とりあえず次は閣下化した春香さんで書いてくれよ

32: 2012/10/27(土) 01:39:08.69 ID:1abpCNhS0
おつ、いいオチだ

引用元: 貴音「四条貴音、18歳です☆」きゃぴぴ~ん