1: 2015/02/08(日)00:32:09 ID:QGt
千早「わかったわ」ブチッ

春香「いだぁっ!いきなり抜くなんて痛いよ……」

千早「切るものがなかったから……」

春香「もう……あ、千早ちゃんヨダレ出てる」

千早「ティッシュは……遠いわね。春香なんとかして」

春香「もー、仕方ないなー」ジュルル!ズュリュリリ!

千早「吸い取るの上手くなってるわね、春香のヨダレもついてないわ」

春香「練習したから」

千早「なにで?」

春香「水飲むときにコップじゃなくてお皿使ってる」

千早「苦行ね」

春香「そこそこね」
ぷちます!(14) (電撃コミックスEX)
2: 2015/02/08(日)00:41:58 ID:QGt
春香「千早ちゃんって好きな人とかいるの?」

千早「いないわ」

春香「ほんとー?でもいたら凄くベタ惚れしそうだよね」

千早「そうかしら?」

春香「うん、なんか一つになりたいとか言い出しそう」

千早「……はっ!なんだか春香が憎くなってきたわ」

春香「だって千早ちゃんは見てもらおうとするばっかりだから」

千早「やめて!」

春香「それはきっと、愛じゃないもの!」

千早「いやぁぁぁあ!」

春香「……」

千早「喉乾いたからお茶淹れてくるわね」

春香「ありがとー」

3: 2015/02/08(日)00:48:26 ID:QGt
春香「ふめー、なんか千早ちゃんの家来るとダラダラしちゃうなー」ダラダラ

千早「はいお茶、あんまりダラダラしてると太るわよ」

春香「太りませんー、いざとなったらリボンで縛るから」

千早「焼き豚みたいね」

春香「ひどい」

千早「ふふっ、クッキーとか食べたいわね」

春香「そんな唐突なワガママにも対応出来る春香さんを褒めてー。はいクッキー」サッ

千早「流石ね、こんひゃにほいしいくっひーはひさしふりよ」モゴモゴ

春香「食べながら喋らないでよ」

4: 2015/02/08(日)00:53:41 ID:QGt
千早「ひょれもひょうっ!?」ブバァッ!

春香「」ビチャァッ

千早「……!ぷはっ、むせてしまったわ」

春香「ヘイ、チハヤキサラギ」

千早「どうしたのアメリカン春香」

春香「どうしたじゃないよ顔が千早ちゃんの香りに包まれて幸せだよ」

千早「良かったじゃない。けど汚いから拭き取るわね」フキフキ

春香「ぬぁー、千早ちゃんの拭き方なんか気持ちいいー」

千早「ツボがあるのよ、ツボが」

春香「へぇー」

千早「嘘だけどね」

春香「へぇ」

6: 2015/02/08(日)01:02:36 ID:QGt
春香「誰か呼ぼう」

千早「誰を呼ぶのよ」

春香「誰か」

千早「……」ベシ

春香「無言のチョップはやめてね」

千早「それで、誰を呼ぶの?」

春香「だれにしようかなぁ」

千早「高槻さんとかどうかしら」

春香「千早ちゃんずっと指舐めてるからダメ」

千早「ちゃんと許可は取ってるわ」

春香「やよいは断れないの知ってる癖に、舐めたいなら私のを舐めなよ」

千早「春香のはクセがなくて良いんだけど、飽きが早いのよ」

春香「なんで知ってるの怖いよ」

千早「これだけ一緒にいるんだもの、機会はいくらでもあるわ」

春香「指にからしでもワサビ塗っとこう」

千早「はい、ワサビ」

春香「よーし、塗っちゃうぞー」ヌリヌリ

千早「出来た?」

春香「うん」

7: 2015/02/08(日)01:06:30 ID:QGt
千早「じゃあ早速」ペロ

春香「なんのためらいもなく舐めてきたね」

千早「ん……、レロ……ぷはっ、んっ……」ペロレロ

春香「な、なんかいやらしいよ……」

千早「ん……ふぅ、ご馳走様でした」チュポンツ

春香「どうだった?」

千早「ワサビも中々合うわね」

春香「そっかー、知らなくていい世界覗いたかも」

千早「来てくれると嬉しいのだけれど」

春香「まだ時間がかかるかなーって」

千早「そう、残念だわ」

8: 2015/02/08(日)01:17:49 ID:QGt
春香「それで、誰呼ぶ?」

千早「それならもう呼んでいるわ」

春香「いつの間に?」

千早「春香の指を舐めながらメールしたのよ」

春香「そんな片手間で舐められたのかー、しかも器用にメール打つね」

千早「少し、慣れたから」

春香「ふーん、結局誰が来るの?」

千早「そうね、もうすぐ来るからお楽しみよ」

春香「じゃあ待っとこうかな」

貴音「しかしこのくっきーは真、美味ですね」

春香「ありがうございます……えっ」

千早「いらっしゃい、狭いところだけれどゆっくりしてね」

春香「まって千早ちゃん色々おかしい」

貴音「はて、やはりドアから入ったほうがよかったでしょうか?」

春香「逆にどこから入ったんですか」

貴音「……聞きますか?」

春香「やっぱり日常を大切にしたいです」

千早「そんなに驚く事かしら……?」

10: 2015/02/08(日)01:42:43 ID:QGt
千早「そういえばまだお昼食べてないわね」

貴音「私は先ほどらぁめんを食して参りました」

春香「それじゃあ私たちだけなんか食べよっか」

貴音「……」

春香「貴音さんの分もなにか作りますね」

貴音「なんと!それではお願いいたします!」パアァ

千早「じゃあお願いね春香」

春香「えっ、手伝ってくれないの?」

千早「今日はそんな気分じゃなくって」

春香「ダメ受験生みたいな事言ってないで手伝ってよー」

貴音「春香、時には一人で何かを成し遂げる事も重要ですよ」

千早「ですよ」

春香「ぬ、ぬうぅ……」

11: 2015/02/08(日)01:54:09 ID:QGt
春香「えーい、もう腕によりをかけて冷蔵庫の中空にしてやるー!」

千早「美味しいのならまぁいいわ」

貴音「同じく」

春香「うぇーん!」

千早「さて、料理が出来るまで暇なので春香の隠し撮り集でも鑑賞しましょうか」

貴音「それは是非とも見たいですね」

春香「えっ、なになんかすごい重要な事聞こえた」

千早「これが指を舐められている時の春香」

貴音「快楽を抑えようと必氏ですね」

千早「ええ、堪りません」

春香(いつ撮ったんだろ……)

千早「さらにこれは春香の脱衣シーンです」

春香「ちょ!うぇえ!なんでそんなのあるの!」

貴音「ふふっ、そんなに恥じる事はありませんよ、女性同士なのですから」

春香「女性同士でも隠し撮りされてたらアウトでしょ!」

千早「春香、焦げるわよ?」

春香「え?わわっ!」

千早「今のうちに」

貴音「これは……!面妖な」

千早「もうお腹いっぱいね」

貴音「ご馳走様でした」

12: 2015/02/08(日)02:01:26 ID:QGt
春香「なに勝手に満腹になってるんですか。ほら、出来ましたよ」コトッ

千早「あら、美味しそう」

貴音「香りだけで美味しさが分かるようですね」

春香「えへへ、じゃあ食べましょうか」

春千貴「「「いただきまーす」」」

千早「はむっ……な、なにこれ!」

春香「え?も、もしかして美味しくなかった?」オロオロ

貴音「これは……なんと美味なのでしょうか!」ガタッ

千早「こんなに美味しいと感じたのいつぶりかしら……本当美味しいわ」ムグムグ

春香「よかったー」

貴音「これほどまでとは……恐れ入ります」

春香「レシピ通りに作ってるだけですけどね」

千早「完璧に出来るっていうのが凄いんじゃない」

春香「えへへ///」

千早(可愛い)

貴音(響に勝るとも劣らないほどです)

13: 2015/02/08(日)02:06:53 ID:QGt
春香「ふぅ、結構食べたね」

千早「そうね、四条さんがいなかったら残っていたかもしれないわ」

貴音「ふふっ、あのように美味しい料理を残す訳にはいきません」

春香「嬉しいなぁー」

千早「さて、洗い物は私達がするわ」

春香「えっ!本当に?」

貴音「本当は食後もダラダラする予定だったのですが……」

千早「美味しい料理のお礼よ」

春香「ありがとう!」

春香(あれ?でも良く考えたら当たり前じゃ……ま、いっか)

14: 2015/02/08(日)02:12:48 ID:QGt
貴音「終わりました」

千早「手が冷たいわ……」

春香「お疲れさまー、春香さんの体であったまりなさい」ギュッ

千早「なんと」

貴音「面妖な」

春香「こうしていればみんなアッタカイね」ギュム

千早「そうね」ヌクヌク

貴音「落ち着きますね」ヌクヌク

春香「そういえば、貴音さんって鼻毛も銀なんですか?」ヌクヌク

貴音「ええ」ヌクヌク

千早「と、言うことは……」ヌケヌク

貴音「下の毛も、銀ですよ」ヌクヌク

春香「おぉー、なんかカッコいいですね」ヌクヌク

貴音「しかし剃っているので見ることは出来ませんよ」ヌクヌク

春香「残念」ヌケヌク

千早「春香はモサモサなのにね」ヌクヌク

貴音「はみ出しますよ?」ヌクヌク

春香「ちゃんとギリギリの長さで切ってるので大丈夫です」ヌケヌク

貴音「なるほど」ヌクヌク

15: 2015/02/08(日)02:25:25 ID:QGt
貴音「そういえば、午後から響と出掛ける予定があるのでした」

春香「時間大丈夫ですか?」

貴音「ええ、少し目を瞑って頂けますか?」

春香「え、あぁ、はい」

貴音「料理、真美味でした。それではまた明日……」フワッ

春香「……貴音さん?もういいですかー?あれ?」

千早「春香、もう帰ったわよ?」

春香「えっ?嘘!なんの音もなかったのに!」

千早「来た時と同じよ」

春香「やっぱり気にしないのが一番だよね」

千早「そうよね」

17: 2015/02/08(日)02:41:25 ID:QGt
春香「千早ちゃん千早ちゃん」

千早「なに?」

春香「ゼノグラシアごっこしようよ」

千早「えぇ……春香だけハッピーエンドじゃないの」

春香「オリジナルエピソードを作るんだよ!千早ちゃんが救われるように」

千早「それなら……」

春香「じゃあやろっか!」

千早「えぇ」

18: 2015/02/08(日)02:45:33 ID:QGt
春香「インベルは渡さない!だってインベルは私を選んでくれたから!」

千早「まって春香」

春香「どうしたの」

千早「最初からもう私が負ける流れじゃないの」

春香「そんな事ないよ、運命変えていこうよ」

千早「あの流れは止まらないわ、無理よ」

春香「じゃあもう一回ね」

千早「ええ」

春香「インベル……どうして……どうして私を捨てるの……?」グスッ

千早「待って待て待て待ちなさい」

春香「もー今度はなに?」

千早「罪悪感しかないわ、そんな感じでは救われないわ」

春香「純愛がいいの?」

千早「まぁ、そうね」

春香「それならそうと言えばいいのに」

千早「じゃあ行くわよ」

春香「うん」

20: 2015/02/08(日)02:50:02 ID:QGt
千早「あぁ、インベル……とっても固くて……大きい……ふふっ、インベルも喜んでるのよね……?」

春香「ストップ、千早ちゃん工口い」

千早「え、工口って///」

春香「人の指舐めたり盗撮するのにそれは照れるんだ」

千早「まあね」

春香「それより千早ちゃん、なんでそんな卑猥な感じのセリフを選んだの」

千早「あれってイヤラしいセリフなのかしら?ごめんなさいそういうの春香と違ってあまり見ないから……」

春香「私だって良くは見ないよ?痴女だとでも思ってるの?」

千早「少しね」

春香「しょーくっ!」

21: 2015/02/08(日)02:53:38 ID:QGt
千早「だってこの前リボンでオナムグッ」

春香「アイドルは自慰なんてしません!」

千早「……まぁ、なんでもいいですけれど」

春香「で、やっぱり千早ちゃんの純愛は間違ってるよ」

千早「そう、かしら?」

春香「だからお手本を見せるね」

千早「不安ね」

春香「そう言ってられるのも今のうちなんだから!」

千早「じゃあ始めて」

春香「はい!」

22: 2015/02/08(日)12:23:20 ID:QGt
春香「インベル……こんな姿見せるの……インベルだけだよ?」シュルシュル

千早「ヒュンダイ!」

春香「な、何千早ちゃんどうしたの」

千早「工口いわよ!なんでそんな工口いのよ」

春香「えぇーだって愛に工口スはつきものだよー?」

千早「誰から聞いたの」

春香「小鳥さん」

千早「音無さんは後で始末するとして、そんな事忘れなさい」

春香「……じゃあ千早ちゃんが忘れさせてくれる?」

千早「……ふふっ、任せて……」

24: 2015/02/08(日)13:00:24 ID:QGt
P「みたいな感じで休日は過ごすんだろ?」

春香「律子さーん!プロデューサーさんは変態でしたよ!変態!」

P「ちょ、待ってごめん嘘嘘」

千早「プロデューサーはインベルにはなれませんね……はぁ」

P「大丈夫だって!俺にならいくらでも乗っていいから!ね!ね?」

律子「それなら遠慮なく……」ガバツ

P「り、律子?なんでマウントポジションを……」

律子「セクハラ、ダメですよ?」ドゴツ

P「ふぅん!」

<オォウ!ダメダッテリツコ!ソコハ!アアアアアアァアアア!

千早「……あ、春香鼻毛出てるわよ」

春香「えぇ!」

千早「冗談よ、ふふっ」

春香「もー」

千早「さ、帰りましょうか」

春香「だね」

P「た、助けて!マジで潰れるから!玉がぁぁぁあ!」

律子「逃がしませんよー!」


25: 2015/02/08(日)13:01:27 ID:QGt
途中で寝落ちしてしまった……
グダッてしまうクセはまだ治らない……
読んでくれた人ありがとう。

26: 2015/02/08(日)14:05:29 ID:HFD
乙!

引用元: 千早「春香、鼻毛出てるわ」春香「えー、なんとかしてー」