691: 2019/04/17(水) 21:48:16.84 ID:M9m6cHObo
692: 2019/04/17(水) 21:51:15.19 ID:M9m6cHObo
あやめ「いかにも! そのためにお力をお借りしたく、ニンッ!」
武内P「あの……何故、私に?」
あやめ「ははは、またまたご冗談を!」
武内P「えっ?」
あやめ「忍とは、闇に生き……闇に氏す定め」
あやめ「つまり――闇について、よく知る必要があるという事!」
あやめ「そこで、貴方の担当アイドルが闇を抱えていると聞いt」
武内P「待ってください」
武内P「あの……何故、私に?」
あやめ「ははは、またまたご冗談を!」
武内P「えっ?」
あやめ「忍とは、闇に生き……闇に氏す定め」
あやめ「つまり――闇について、よく知る必要があるという事!」
あやめ「そこで、貴方の担当アイドルが闇を抱えていると聞いt」
武内P「待ってください」
693: 2019/04/17(水) 21:54:24.42 ID:M9m6cHObo
あやめ「? どうしましたか?」
武内P「私の担当アイドルの方は、闇を抱えていはいません」
あやめ「ニンとッ!?」
武内P「ですから、お力にはなれないと思います」
あやめ「手に入れた情報に、誤りが……?」
あやめ「情報によれば――幸せの四葉の君」
あやめ「その方が、闇を抱えていると聞いt」
武内P「待ってください」
武内P「私の担当アイドルの方は、闇を抱えていはいません」
あやめ「ニンとッ!?」
武内P「ですから、お力にはなれないと思います」
あやめ「手に入れた情報に、誤りが……?」
あやめ「情報によれば――幸せの四葉の君」
あやめ「その方が、闇を抱えていると聞いt」
武内P「待ってください」
694: 2019/04/17(水) 21:57:24.88 ID:M9m6cHObo
あやめ「? どうしましたか?」
武内P「その情報は、どこから?」
あやめ「! では、やはり……!」
武内P「浜口さん、お答えいただけますか?」
あやめ「ふっ、それは言えません!」
あやめ「たとえ、どんな責め苦を受けようとも、決して!」
あやめ「……はっ!?/// まさか、いやらs」
武内P「待ってください」
武内P「その情報は、どこから?」
あやめ「! では、やはり……!」
武内P「浜口さん、お答えいただけますか?」
あやめ「ふっ、それは言えません!」
あやめ「たとえ、どんな責め苦を受けようとも、決して!」
あやめ「……はっ!?/// まさか、いやらs」
武内P「待ってください」
695: 2019/04/17(水) 22:01:38.79 ID:M9m6cHObo
あやめ「……兎に角、情報は確かなようですね!」
武内P「……他言無用で、お願いします」
あやめ「御意! お力をお貸し頂く訳ですからね!」
武内P「……わかり、ました」
あやめ「――それでは、早速!」
あやめ「幸せの四葉の君に、お話を伺いたく思います!」
あやめ「その方は、一体いずこに?」
武内P「待ってください」
武内P「……他言無用で、お願いします」
あやめ「御意! お力をお貸し頂く訳ですからね!」
武内P「……わかり、ました」
あやめ「――それでは、早速!」
あやめ「幸せの四葉の君に、お話を伺いたく思います!」
あやめ「その方は、一体いずこに?」
武内P「待ってください」
696: 2019/04/17(水) 22:07:37.59 ID:M9m6cHObo
あやめ「? どうしましたか?」
武内P「その闇は、気軽に触れていいものではありません」
あやめ「覚悟は、決めて参りました!」
武内P「……」
あやめ「何よりも――同じ事務所に所属する忍同士!」
あやめ「――あやめは、アイドルとして!」
あやめ「――幸せの四葉の君の抱える闇は……アイドルを守る者として!」
あやめ「分かり合えない道理が、ありましょうか!?」
武内P「……」
武内P「待ってください?」
武内P「その闇は、気軽に触れていいものではありません」
あやめ「覚悟は、決めて参りました!」
武内P「……」
あやめ「何よりも――同じ事務所に所属する忍同士!」
あやめ「――あやめは、アイドルとして!」
あやめ「――幸せの四葉の君の抱える闇は……アイドルを守る者として!」
あやめ「分かり合えない道理が、ありましょうか!?」
武内P「……」
武内P「待ってください?」
697: 2019/04/17(水) 22:10:11.45 ID:M9m6cHObo
あやめ「? どうしましたか?」
武内P「緒方さ……幸せの四葉の君が抱える、闇」
あやめ「えっ? 今、名前を……」
武内P「彼女が抱える闇とは、お抱えの忍という意味ではありません」
あやめ「に、ニンとっ!?」
あやめ「ならば……闇とは、一体!?」
武内P「それは、その……」
武内P「……」
武内P「プライベートな話ですから……はい」
武内P「緒方さ……幸せの四葉の君が抱える、闇」
あやめ「えっ? 今、名前を……」
武内P「彼女が抱える闇とは、お抱えの忍という意味ではありません」
あやめ「に、ニンとっ!?」
あやめ「ならば……闇とは、一体!?」
武内P「それは、その……」
武内P「……」
武内P「プライベートな話ですから……はい」
698: 2019/04/17(水) 22:14:02.59 ID:M9m6cHObo
あやめ「話すことは出来ない、と?」
武内P「はい」
あやめ「そう……ですか」
武内P「すみません」
あやめ「――フッ!」
ヒュッ――
武内P「吹き矢!?」
武内P「――プロデュース・二指真空把!」
パシッ! ヒュッ――
――プスッ!
あやめ「あうっ!?」
武内P「はい」
あやめ「そう……ですか」
武内P「すみません」
あやめ「――フッ!」
ヒュッ――
武内P「吹き矢!?」
武内P「――プロデュース・二指真空把!」
パシッ! ヒュッ――
――プスッ!
あやめ「あうっ!?」
699: 2019/04/17(水) 22:19:24.47 ID:M9m6cHObo
武内P「あの……何故、突然吹き矢を?」
あやめ「素直に喋るようになる秘伝の薬が塗ってあるからです。はっ!?」
武内P「……だと、思いました」
あやめ「くっ……こちらの手を利用するとは、中々の手練!」
あやめ「このままでは、闇を学んでより忍として成長し!」
あやめ「忍ドルとして、プロデューサー殿に認めていただき!」
あやめ「胸に秘めたる恋を叶えるためのうおおおおおっ!?///」
武内P「……」
武内P「成る程」
あやめ「素直に喋るようになる秘伝の薬が塗ってあるからです。はっ!?」
武内P「……だと、思いました」
あやめ「くっ……こちらの手を利用するとは、中々の手練!」
あやめ「このままでは、闇を学んでより忍として成長し!」
あやめ「忍ドルとして、プロデューサー殿に認めていただき!」
あやめ「胸に秘めたる恋を叶えるためのうおおおおおっ!?///」
武内P「……」
武内P「成る程」
700: 2019/04/17(水) 22:27:10.29 ID:M9m6cHObo
あやめ「うふぃー!? 効果が抜群すぎます!」
武内P「……良い、機会です」
あやめ「き、汚い! 忍者を利用するなんて、汚い!」
武内P「担当プロデューサーに、恋をされているのですか?」
あやめ「ちゅき! いっぱいちゅき!」
あやめ「……いやあの、お慕いしていると言いますか!?///」
あやめ「恋と憧れの合体忍術でニャンニャンニンニンうふぃいいいい!?///」
武内P「……」
武内P「成る程」
武内P「……良い、機会です」
あやめ「き、汚い! 忍者を利用するなんて、汚い!」
武内P「担当プロデューサーに、恋をされているのですか?」
あやめ「ちゅき! いっぱいちゅき!」
あやめ「……いやあの、お慕いしていると言いますか!?///」
あやめ「恋と憧れの合体忍術でニャンニャンニンニンうふぃいいいい!?///」
武内P「……」
武内P「成る程」
701: 2019/04/17(水) 22:35:28.22 ID:M9m6cHObo
武内P「……今回の件は、担当Pに報告させて頂きます」
あやめ「お、おおっ、お待ちください!///」ブンブン!
ババババババ!
武内P「……あの、その手の動きは?」
あやめ「後生です! 何卒、プロデューサー殿には!」
…巳、未、申、亥、午、寅ァ!
あやめ「――火遁・豪火球の術!」
ゴォウッ!
武内P「!? 熱い!」
武内P「あの……あの、今何を!?」
あやめ「お、おおっ、お待ちください!///」ブンブン!
ババババババ!
武内P「……あの、その手の動きは?」
あやめ「後生です! 何卒、プロデューサー殿には!」
…巳、未、申、亥、午、寅ァ!
あやめ「――火遁・豪火球の術!」
ゴォウッ!
武内P「!? 熱い!」
武内P「あの……あの、今何を!?」
702: 2019/04/17(水) 22:43:38.26 ID:M9m6cHObo
あやめ「チャクラを練って印を結び、術を発動させました」
武内P「そんな、サラリと言われましても!?」
あやめ「あやめ的には、これは忍者ではなく……NINJAなので、はい」
武内P「そ、そう……ですか」
あやめ「――お願いします! 何卒!」
あやめ「あやめは、恋に関しては今だ未熟!」
あやめ「――いつの間にか、傍に居なくてはならない存在になるまで!」
あやめ「どうか! お見逃しください!」
武内P「…………」
武内P「……」
武内P「ええ、勿論です」
武内P「そんな、サラリと言われましても!?」
あやめ「あやめ的には、これは忍者ではなく……NINJAなので、はい」
武内P「そ、そう……ですか」
あやめ「――お願いします! 何卒!」
あやめ「あやめは、恋に関しては今だ未熟!」
あやめ「――いつの間にか、傍に居なくてはならない存在になるまで!」
あやめ「どうか! お見逃しください!」
武内P「…………」
武内P「……」
武内P「ええ、勿論です」
703: 2019/04/17(水) 22:50:42.83 ID:M9m6cHObo
武内P「ですが……約束して、頂けますか?」
あやめ「約束?」
武内P「貴女の担当プロデューサーへの想いは、口外しませんので……」
あやめ「……これ以上、幸せの四葉の君の詮索はするな、と?」
あやめ「……承知しました」
あやめ「しかし、あやめは忍としての修練は怠りませんよ!」
あやめ「――他にも、仁奈ちゃんが闇を抱えているらしいので!」
あやめ「仁奈ちゃんに話を聞きます、ニンニン!」
武内P「待ってください!」
あやめ「約束?」
武内P「貴女の担当プロデューサーへの想いは、口外しませんので……」
あやめ「……これ以上、幸せの四葉の君の詮索はするな、と?」
あやめ「……承知しました」
あやめ「しかし、あやめは忍としての修練は怠りませんよ!」
あやめ「――他にも、仁奈ちゃんが闇を抱えているらしいので!」
あやめ「仁奈ちゃんに話を聞きます、ニンニン!」
武内P「待ってください!」
704: 2019/04/17(水) 22:58:15.83 ID:M9m6cHObo
あやめ「? どうしましたか?」
武内P「浜口さんは……忍らしい、忍ですね」
あやめ「えっ!? わたくし、忍らしいですか!?」パアッ!
武内P「はい」
武内P「こう……天井裏に潜んで、ですね」
武内P「槍で、一突きにされるタイプの……そんな忍です」
あやめ「わあっ! 呻き声だけで、姿が見えないやつですね!」
あやめ「……」
あやめ「何故!?」
武内P「浜口さんは……忍らしい、忍ですね」
あやめ「えっ!? わたくし、忍らしいですか!?」パアッ!
武内P「はい」
武内P「こう……天井裏に潜んで、ですね」
武内P「槍で、一突きにされるタイプの……そんな忍です」
あやめ「わあっ! 呻き声だけで、姿が見えないやつですね!」
あやめ「……」
あやめ「何故!?」
705: 2019/04/17(水) 23:05:09.82 ID:M9m6cHObo
武内P「兎に角……市原さんに聞くのも、やめておきましょう」
あやめ「えっ!? 何故ですか!?」
武内P「それは、その……ですね……!」
あやめ「教えてください! 何故、駄目なんですか!?」
武内P「あの……りゅ――」
武内P「――……流派、が」
武内P「浜口さんとは……流派が違うからです」
あやめ「……」
武内P「……!」
あやめ「えっ!? 何故ですか!?」
武内P「それは、その……ですね……!」
あやめ「教えてください! 何故、駄目なんですか!?」
武内P「あの……りゅ――」
武内P「――……流派、が」
武内P「浜口さんとは……流派が違うからです」
あやめ「……」
武内P「……!」
706: 2019/04/17(水) 23:08:32.04 ID:M9m6cHObo
あやめ「流派が、違う?」
武内P「え、ええ……そういった感じです」
あやめ「……成る程」
武内P「……!」
あやめ「――それならば、致し方ありませんね!」
あやめ「忍法とは、本来ならば門外不出!」
あやめ「同じ城に潜むとは言え、手の内は全て晒せませんから!」
武内P「……!」
武内P「はい! おわかり頂けて、良かったです!」
武内P「え、ええ……そういった感じです」
あやめ「……成る程」
武内P「……!」
あやめ「――それならば、致し方ありませんね!」
あやめ「忍法とは、本来ならば門外不出!」
あやめ「同じ城に潜むとは言え、手の内は全て晒せませんから!」
武内P「……!」
武内P「はい! おわかり頂けて、良かったです!」
707: 2019/04/17(水) 23:16:25.30 ID:M9m6cHObo
あやめ「それならそうと、言って頂ければ!」
武内P「え、ええ……そうですね」
あやめ「しかし……それでは、成長のきっかけが……」
武内P「っ……!」
武内P「は……浜口さんは、大丈夫です!」
武内P「名匠の鍛え上げた刀剣の放つ、美しい輝き――」
武内P「――それにも似た、担当プロデューサーへの恋」
武内P「その、刀の様に美しい恋を……心に忍ばせています」
武内P「……それは、忍として」
武内P「いえ、くノ一として必要なものを既に持ち合わせている、と」
武内P「……そう、思います」
あやめ「……え」
あやめ「えー?///」
武内P「え、ええ……そうですね」
あやめ「しかし……それでは、成長のきっかけが……」
武内P「っ……!」
武内P「は……浜口さんは、大丈夫です!」
武内P「名匠の鍛え上げた刀剣の放つ、美しい輝き――」
武内P「――それにも似た、担当プロデューサーへの恋」
武内P「その、刀の様に美しい恋を……心に忍ばせています」
武内P「……それは、忍として」
武内P「いえ、くノ一として必要なものを既に持ち合わせている、と」
武内P「……そう、思います」
あやめ「……え」
あやめ「えー?///」
708: 2019/04/17(水) 23:21:13.28 ID:M9m6cHObo
あやめ「本当に、そう思いますか?///」
武内P「はい」
あやめ「……」スッ…
武内P「吹き矢は、やめてください」
武内P「ですが、注意してください」
武内P「先程、浜口さんが仰っていた様に……」
武内P「――忍ならば、手の内は全て晒してはいけません」
あやめ「! この恋心がプロデューサー殿に知られたら……」
あやめ「……」
あやめ「あっ、考えただけで恥ずかしいので、無しで!///」
武内P「はい」
あやめ「……」スッ…
武内P「吹き矢は、やめてください」
武内P「ですが、注意してください」
武内P「先程、浜口さんが仰っていた様に……」
武内P「――忍ならば、手の内は全て晒してはいけません」
あやめ「! この恋心がプロデューサー殿に知られたら……」
あやめ「……」
あやめ「あっ、考えただけで恥ずかしいので、無しで!///」
709: 2019/04/17(水) 23:35:11.68 ID:M9m6cHObo
あやめ「恋心を胸に秘め……機が熟すのを待つ、ですね?」
武内P「はい、そういう事になります」
あやめ「ニンニン! あやめ、精進します!」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
あやめ「プロデューサー殿の食事に仕込んでいる、恋の秘薬!」
あやめ「それが効果を発揮するまで……」
あやめ「わたくし、忍ドルとして、成長していきます!」
武内P「……秘薬?」
あやめ「はい! 恋は――戀!」
あやめ「糸繰りの術を用いて言質を取ります、ニンッ!」
武内P「忍とは言え、手段は選んでください!」
おわり
武内P「はい、そういう事になります」
あやめ「ニンニン! あやめ、精進します!」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
あやめ「プロデューサー殿の食事に仕込んでいる、恋の秘薬!」
あやめ「それが効果を発揮するまで……」
あやめ「わたくし、忍ドルとして、成長していきます!」
武内P「……秘薬?」
あやめ「はい! 恋は――戀!」
あやめ「糸繰りの術を用いて言質を取ります、ニンッ!」
武内P「忍とは言え、手段は選んでください!」
おわり
710: 2019/04/17(水) 23:40:09.66 ID:Pn1FhkxSO
あやめ殿はやーらしか
711: 2019/04/17(水) 23:49:15.24 ID:kc7QblRxo
あやめ殿のPは狼と呼ばれてそう
712: 2019/04/18(木) 00:07:02.03 ID:tbocO1rS0
怒ると服が破けそうなPだな
引用元: 武内P「泥酔、ですか」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります