猿「ワイがアカンくて、なんでドンキーはんはええんや！」

猿「ドンキーはんは力強い、手ぇ長い、足もそこそこはやい」

猿「で、そこからスピード足して、代わりに手ぇみじこーなって、力もよわなった」

猿「そんなけやって！　なんでワイは嫌われとんのや！」

猿「誰か、教えてくれ…」

？？？「…」　ｶﾞｻｯ

猿「！」

猿「誰や！　そこには誰がおるんや！」

>>5

猿

猿「あんさんは…」

さる「もう一人のお前だ」

猿「なんやて！」

さる「俺よ…気づいていないのか」

さる「いまのスマブラは…俺が牛耳っているということを」

猿「なんの話や！　ワイはなんもしとらへんて！」

さる「では俺よ…ガードを固めた相手を掴んだとする」

猿「え、なんや…掴みはスマブラでも重要な要素やで」

さる「掴んだら、まずどこに投げる？」

猿「んなもん、下投げに決まってるやん！」

さる「で？」

猿「だいたいの場面で空中上攻撃が当たってやな…」

さる「だいたいの場面とは？」

猿「だ、だいたいはだいたいや、ようわからん」

さる「なら今教えてやろう」

さる「お前は、そのだいたいの場面から、相手キャラをバーストさせることができる」

さる「つまり、ダメージさえたまれば、お前は相手を掴めばそのままバーストできるんだよ」

猿「それの何が悪い！　できることやっとるだけや！」

さる「フン…このキャラを見ても、同じことが言えるか？」

猿「な、なんやて？」

さる「この、不遇に不遇されたキャラを見てみろ！」

猿「！」

>>10

ガノンドロフ

魔王「…」

猿「ガノン！　ガノンはんやおまへんか！」

さる「ガノンドロフ…スマブラで一番攻撃的なキャラと言ってもいいだろう」

猿「あたりまえや！　火力も技の判定もバースト力も全キャラトップやで！」

猿「なんでガノンはんが不遇やねん！　ばりばり優遇されとるやろ！」

魔王「猿よ…もういい、もういいのだ…」

猿「な、なんでそない弱気やねん！」

魔王「スマブラは、お前が、支配すべきなのだ…」

猿「なんでや！　クッパはんデデデはんと一緒にヒールとしてやな…」

さる「なら、戦ってみればいい」

猿「は…？」

さる「論より証拠だ。さあ、終点で戦ってみろ」

～終点～

猿「なにが猿ブラや！　みんな強い人らばっかやで！」

魔王「…」　ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

猿「走ってきたな！　ここはショートジャンプから空中前攻撃や！」

魔王「ぬおっ！」

猿「ガード間に合わんかったな？　よっしゃ、着地に掴みや！」

猿「掴みが一番リターンとれるから掴むだけ！　できることをやっとるだけや！」

魔王「ぐおお！」　ﾊﾞﾝ!!

猿「下投げや、そして空中上攻撃や！　まだ当たるで！　三連続空中上攻撃！　これが最大リターンや！」　ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝ!!

猿「勝った！　勝てたで！」

さる「さあ、結果を見てみろ」

猿「な、なんや」

さる「お前が優遇されていると言ったガノンドロフ」

さる「お前のとった「最善の行動」に、なにひとつとしてリスクを与えられていなかった」

猿「が、ガノンはんの調子が悪かっただけやろ！」

猿「だれかて調子悪いときは負けるもんや」

さる「いや…ガノンは、機動力がワースト一位」

さる「加えて弱攻撃でさえ8Fと、地空ともに技の発生フレームが非常に遅い」

さる「つまり、全キャラから機動面において不利であるということ」

猿「それがどないした！　ガノンはんは一発当てたらひっくり返してくるで！」

さる「その一発を当てる頃には、もう負けていた…」

猿「！」

さる「あらゆるキャラから、理論上は劣勢を強いられる」

さる「それに比べて、お前はどうだ」

さる「下投げ空上で序盤中盤は火力を拾え、８０％もたまればバースト圏内ときた…」

さる「空前の持続する、それも剣などの武器に匹敵する判定の強さにあの威力」

さる「下強は連打ができ発生もはやく空前や掴みに繋げやすい」

さる「語ればきりがないほどに、お前のスペックは優遇されている！」

さる「だから、常に最善の行動をとれば、お前は負けることはないということだ」

猿「人間はつねに最善の行動ができるもんとちゃうで！」

さる「まだ目を覚まさないのか…」

さる「だったら、こいつを見てみろ。ガノンに負けず劣らず不遇なキャラ、>>20を」

サムス

サムス「久しぶり(英語)」

猿「サムスはん！　久しぶりやのう」

さる「感じないか、この、サムスのヘルベットごしにくる悪意を、憎悪を」

猿「なんでや！　サムスはんともＸ時代からのマブダチやで！」

さる「そう思っているのは、お前だけじゃないのか？」

猿「なんでやねん！　サムスはん、こいつになんか言ったってくれ！」

サムス「…」

さる「…フン」

猿「さ、サムスはん…？」

サムス「私は…もう、疲れた(英語)」

さる「サムス。初代から参戦している由緒正しいスマブラー」

さる「初代から現代に至るまで、豊富な遠距離攻撃を武器に相手を翻弄している」

猿「サムスはんかて強いお人やろ！　あの弾幕はなかなか避けれたもんとちゃいまっせ！」

さる「だったら、実演してみればいい」

さる「ガノンを差し置いて最弱とすら名高い、このサムス・アランとな」

猿「な…よ、よっしゃ、ええやろ」

サムス「…」

～ワイリー基地終点化～

サムス「」　ﾁｭｲｰﾝ…

猿「サムスはんは遠距離が強いんや、やから開幕ガンダッシュやで！」

サムス「」　ﾁｭｲｰﾝ…

猿「サムスはんの強いところは掴みや、正面突破しとったら投げられる！」

猿「チャージショットためをガードでキャンセルして掴みが出せるんや！　やから…」

猿「ジャンプでかわす！」

サムス「」　ｶﾞｼｭｳﾝ

猿「ほれきた掴み！　空前で反撃してもええけど最大リターンは掴みや、やから掴むで！」

猿「勝った！　冷静に弾幕を処理したかいがあったで！」

サムス「」　ｶﾞｶﾞﾋﾟｰ

さる「そう…お前は、そうしているだけで勝てるのだ」

猿「な、なんの話や」

さる「さっきお前は、全て相手の行動を見てから、反確をとっていただけだった」

さる「ミサイルにはダッシュジャスガ、ジャンプにはガンガード、掴みには回避…」

さる「そして、その後隙をただひたすら狩るだけで、お前は勝てたのだ」

猿「そ、そんなん基本戦術や！　　ファルコンはんかてやってはる！」

さる「わからないのか…その「基本戦術」すらさせてもらえない、ガノン、サムスのことが…」

猿「！」

さる「Ｘ時代はまだ救いがあった。弾幕の濃さは全キャラトップだったからな」

さる「しかし…唯一の頼みであった二連ミサイルすら、没収された」

猿「今回のサムスはんは掴みが強い！」

猿「まともに近づくのすら困難やってのに、近づいたら投げられて、せや、サムスはんかて投げからコンボができる！」

さる「それらは全て、自分から先に行動をしなければならない」

さる「掴み、鼻水、ミサイル、チャージショット…どれも、自分から仕掛けなければ効果を成さないものばかりだ」

猿「た、確かに今のお二人さんはそうかもしれんで」

猿「スマブラは、一対一だけのゲームとちゃう。お二人は乱闘やったらめっさ強い！」

さる「…」

猿「それにや！　猿ブラとかは、ありえへん！　>>33はんはワイより強い！　せやろ、>>33はん！」

ネス

ネス「ﾔｧ！ｗｗｗｗ」

猿「せや、ネスはん！　ネスはんはどない説明するっちゅーんや！」

さる「ネス。サムスと同じく最古参スマブラーであり、超能力による投げがコンセプト」

猿「ネスはんに掴まれたら最後、序盤なら下投げから空中前攻撃でステージ端まで運ばれるしやな…」

猿「ホカホカせんうちに後ろ投げでバーストされるんや！　クッパはんとかでも早々にバーストされるで！」

さる「フン…ネスなど、問題外だ」

猿「人から聞いた話だけで強い弱いを判断するのはアカンとちゃいまっか」

猿「せや、ネスはん、よかったら今からワイと1戦やりまひょ」

ネス「ｵｳｹｪｲｗｗｗｗｗｗ」

～戦場終点化～

ネス「ﾋﾟｰｹｰﾌｧｲﾔｰｗｗｗｗﾋﾟｰｹｰﾌｧｲﾔｰｗｗｗ」

猿「せや…ネスはんはサムスはんよりも厄介や」

猿「PKファイヤーがつよーて、ガンダッシュがなかなかしづらい」

猿「しかも、空中前攻撃の判定の押しつけが突破できん！」

ネス「ﾔｧｗｗｗｗ」　ｷｨｨﾝ

猿「ほれきた空中前攻撃！　でもショートジャンプで出しよった…僅かな後隙を掴むで！」

猿「下投げから…ベク変しよった！　空前や！」　ﾊﾞﾁｺｰﾝ

ネス「ｵｫｳｗｗｗｗｗｗ」

猿「前攻撃も、上攻撃も、ニュートラル攻撃も、はやい発生と驚異的な判定の強さ！」

猿「ワイみたいな手足の短いお猿さんにはなかなか勝たせてもらえん相手やで！」

ネス「ﾋﾟｰｹｰｗｗｗｗ」

猿「甘えたファイヤーや！　これは掴みが間に合うで！」　ｶﾞｼｯ

猿「でも、投げから空中上攻撃はもう当たらん…せや、後ろ投げなら！」

ネス「ｵｫｳｗｗｗｗｗｗｗｗ」　ﾄﾞｰﾝ

猿「よっしゃ！　追撃や！　……やっば、空前はずした！」

ネス「ﾋﾟｰｹｰｻﾝﾀﾞｰｗｗｗｗｗｗ」

猿「まずい、復帰され…痛っ！」　ﾋﾞﾘｯ

ネス「」

猿「ネスはんの事故のおかげでなんとか勝たせてもろたで！」

さる「もう、俺が説明するまでもなかったようだな」

猿「なんの話や！　見てみ、辛勝やったやないか！」

さる「確かに、攻めにおいてネスの性能はなかなかに上位と言ってもいいだろう」

さる「投げからとれる火力は軽くマリオを凌駕している…」

さる「暴れ性能だって、判定だって、リーチに目をつむれば凄まじい」

猿「やったらなにがあかんねん！」

さる「ネスは、守りが非常に弱いのだ」

ネス「はい」

猿「ま、守り…？」

さる「たとえば、お手玉にされそうになったとき、お前ならどうする？」

猿「…んなもん、ジャンプとかフリップキックで避けてやな…」

さる「そう。フリップキックという、第二の空中ジャンプがある」

さる「コンボをつなげられそうになっても、フリップで一方的に逃げることができる」

さる「お前は、相手の着地狩りをそれで何度避けてきた？」

猿「え、ええやん、手加減が許される舞台とちゃうやろ、スマブラは！」

さる「ネスは、浮かされた途端、急に弱くなる…」

さる「現に、浮かせたのを好機に、何度空上でお手玉したんだ、お前は」

猿「それがネスはんの弱点なだけや！」

さる「ネスが上位キャラと張り合えない理由、それはその弱点にある」

さる「…ちょうど、さっきガチ部屋で見つけてきたリプレイを、一部分だけ、見てもらおう」

ネス「えっ」

猿「な…なんや？」


～ガチ部屋～

村人「」

ネス「ぴ、ぴーけーさんだー！」

村人「」　ｯｷｭ

ネス「…！」　ﾄﾞｶｰﾝ

猿「あ、相性や…」

さる「これも見てもらおう」

ネス「やめて」


～ガチ部屋～

ロゼッタ「FOOｗｗｗｗｗｗｗ」

ネス「オオウ！」

ネス「ぴ、ピーケーサンダー！」

ロゼッタ「ｗｗｗｗｗｗ」　ｼｭｲｰﾝ

ネス「…；；」　ﾄﾞｶｰﾝ

ネス「やめてっつってんだろ！！！」

猿「せや！　極論はあかんで！　ただ相性が悪いだけや！」

さる「相性、だと？」

さる「まだピット編、ブラピ編、マリオ編、ドクマリ編、ゲムヲ編、自らサンダーに当たりに行く編…」

さる「似たようなリプレイがいっぱいあるわけだが」

猿「そ、それは…」

さる「ネスは、確かに攻める分には強い」

さる「だが、その分守りは弱く…結果、ちょうどいい性能に落ち着いている」

さる「その点、お前はどうだ」

猿「わ、ワイかてバレルはデリケートでやな、一発殴られたらお陀仏で…」

さる「それは些細なことだ」

さる「村人やゲムヲのように、極端に置き技が強いキャラでない限りは、そうそう復帰を咎められたものではない」

さる「まして、フリップが使えるだけでその弱点らしき弱点も補うことができる」

猿「せや、むらびとはんはどないやねん！　ワイのバナナ、いっぺんとられたら氏ぬまで帰ってこんねやで！　天敵や！」

さる「フン…村人側は、お前の空前にリスクを与えることができない。ただ他のキャラよりも幾分かマシ、というだけだ」

猿「弱点、弱点やて…？　ほ、ほんなら>>60は！」

猿「>>60はんを見たらあんさんかて黙ってられへんで！」

ソニック

ソニック「ヘイｗｗｗｗｗｗｗ」

猿「ソニックはんはまごうことなきツワモノやさかい、猿ブラなんて言ってられへんやろ！」

猿「全身飛び道具とはまさにこのこと！」

猿「目に見えない突進から一気に２０％は軽く稼がれるし、反撃なんかでけへん！」

猿「ましてその突進もフェイントあるしやな、復帰かて優秀や！」

猿「極めつけに後ろ投げでホカホカしてなくてもバーストされるで！」

ソニック「ﾁｭｲﾝﾁｭｲﾝｗｗｗｗｗ」

猿「せや、ソニックはん！　セガからきてお疲れやろけど1戦やってみんか！」

ソニック「遅すぎだぜｗｗｗｗｗｗｗ」

～神殿～

ソニック「」

ソニック「えっ」

猿「なんでもう一人のワイ、神殿なんか選んだんや…まあかまへんで！」

猿「さて、ソニックは極端な反撃タイプのスマブラー」

猿「下手に空中前攻撃なんか置いてたらその後隙を突進される！」

猿「やから、向こうから攻めてくるのを待つだけやけど…」

ソニック「…」

猿「…向こうから攻めるまでワイも動かん…」

ソニック「…」

猿「…」

ソニック「…」

猿「…原作やったら、今ごろゲームオーバーとちゃうか…」

～残り1分～

ソニック「…」　ｲﾗｲﾗ

ソニック「…」　ﾁｭｲﾝﾁｭｲﾝ

猿「きた！」

ソニック「遅すぎだぜｗｗｗｗｗｗｗｗ」

猿「フェイントは…ない！　空後や！」

ソニック「オウッｗｗｗｗ」

猿「残り55秒やて？　無理や、ダメージ稼ぎきれん！　逃げるで！」

猿「タイムアップは％少ないほうの勝ちってルールのおかげで勝てたで！」

ソニック「あの」

さる「ソニックは、確かに、強い」

ソニック「あのっ」

さる「そして…ソニックは、お前と同類だ、俺よ」

猿「な、なんやて…？」

ソニック「あのっ！」

さる「気づいただろ、お前も…何分間も棒立ちしていたうちに…」

猿「…」

さる「…「勝つ」ことを考えると、ソニックが相手じゃあ、試合にならないのだ」

猿「…勝つ、ことを…」

さる「ただ、楽しむこと。楽しむことに主眼を置くならば…」

さる「ガノンだって、サムスだって、ネスだって、楽しく、熱い対戦ができる」

さる「ガノンの火力は一級品だ。俺3スト対1ストから逆転されたスマブラーだって数知れない」

さる「サムスのチャージショットがたまってからは、熱い読みあいができる」

さる「如何に掴みを拒否するかを考えて立ち回る、対ネス戦だって、よいものだ」

さる「だが…お前やソニックのような優遇されたキャラが、」

猿「わ、ワイはスマブラを楽しんでる！　勝ちだけを見てるわけとちゃう！　いろんな人と対戦するのが好きなんや！」

さる「お前はそれでいいかもしれない。だが、世の中には勝ちだけを考えるスマブラーだって、必ず、いる」

さる「そして…そういったスマブラーたちが、世の中のスマブラを楽しもうとするスマブラーたちを、蹂躙するのだ！」

猿「！」

さる「…これは、仕方のないことだ」

さる「勝負が決するゲームでは、みんな、勝とうとするためにそれをプレイする」

さる「その結果、理論的に強いキャラが使われる」

さる「…勝ちを求める、スマブラーが悪いわけではない。彼らだって、彼らなりの遊び方をしているのだ」

猿「じゃ、じゃあ…」

猿「じゃあ、どないすればええんや…？」

さる「格ゲーだって、遊戯王だって、同じ現象が起こる。トップメタだの、環境トップだの」

さる「そんなとき、ゲーム側が、ゲームをゲームとして成り立たせるためには。どうするのか…」

さる「……調整だ」

猿「調整…！」

さる「お前の、優遇された投げコン、投げコンバースト、威力、判定」

さる「ソニックの、一人だけ違うゲームスピードで火力を稼ぎ投げバーストをしてくる立ち回り」

さる「シークの、一人だけ違う手数の多さと投げコンと投げコンバーストで相手を葬る姿」

さる「…だったら、これら各自の強いところを、「調整」してしまえば、どうなる？」

猿「…！」

さる「誰も、お前と対面したって、投げコンの恐怖に、投げコンバーストの恐怖に、空前の、バナナの恐怖に怯えなくなる」

さる「ガノンやサムスといった弱キャラで楽しもうとする人たちも、楽しんでスマブラができる」

さる「調整さえ入れば…すべては、丸くおさまるのだ」

猿「じゃ、じゃあワイが、ソニックはんが好きな人らはどうするんや！」

猿「好きで使ってただけやのに、勝手に別の遊び方しとるやつが騒ぐだけで…」

猿「たったそれだけで、好きなキャラが弱くなって、勝てなくなって…」

猿「それが、ゲームとして正しい方向性なんか！？」

さる「それ　　 かた　　　　 こ　 だ」

猿「……？」

猿「も、もう一人のワイ…？」

ガノン「そ　だ。　 前は、調　　 れればいい　 　」

猿「が、ガノンはん？　なんや、声がかすれて…」

サムス「お前　 強　　た。バ　　　　を壊　　　　　まった(　 　 )」

猿「サムスはんも！」

ネス「　　　ｗｗｗｗｗｗｗ」

猿「ネスはんまで！」

猿「な、なんや、目が、急にかすんで…」　ｺﾞｼｺﾞｼ

さる「　　　　　　消　　　　　　　　　」

猿「…え…？」

猿「な…なに…？　ほ、ほんまに？」

猿「ワイ、消えるん？　消えてまうん？」

猿「調整されて…アプデされて…今のワイは、消えてまうん…？」

さる「　　　　　　　　　　」

猿「い、いやや！　ワイは！　ワイは消えたくない！」

ネス「　　　　　　」

猿「わ、ワイは、なんも悪いことしてへんのに！！」

サムス「　　　　　　　　(　 　 )」

猿「なんで！　なんでワイが！　なんで！！　なんで！！！！」

猿「いや　 ！　　消　 　くない！！　……　 …？」　ｺﾞﾎｯ

猿「　…　？　 わ、ワ　 まで声　　　　　ん　　　　」　ｺﾞﾎｯｺﾞﾎ

猿「　　　　　　え　　　　　　　　　　あ　　　」　ｺﾞﾎｯ…

猿「　　　　　　　　　　　」

猿「　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　」

　


















　

～数ヵ月後～

「やっと猿ブラ終わったｗｗｗｗｗｗ」

「おい、下投げ後隙でかすぎワロチｗｗｗｗｗｗｗ」

「空前、着地隙だいぶやべえなｗｗｗｗｗこれは猿Bランまで落ちるわ」

「いやBランすらねえなｗｗｗｗｗ技の判定も火力も投げも弱くなりすぎ」

「フリップ空撃ちでもバレル出せなくなったしなｗｗｗｗｗ」

「桜井が久しぶりに仕事したな」

「ソニックもフェイントできなくなったしな」

「そうそうｗｗｗｗｗﾁｭｲﾝﾁｭｲﾝが出し損技にｗｗｗｗｗｗ」

「…それはいいにしても」

「？」

「猿シークソニックが消えたのはいいけど」

「…村人、全っ然、調整されてなくね？」

「そこに気づくとはお前天才か」

「え？　まじで？」

「誰か試せよ」

「ん……うわ、なにこれ」

「パチンコがｗｗｗｗｗｗ据え置きｗｗｗｗｗｗ笑えない」

「まさか。え、まじで？　復帰は？」

「相変わらずステージ下くぐって反対側までいける」

「蕪は？」

「相変わらず一秒くらいは判定持続するわ」

「え？」

村人「…？」

村人「あれ？　ここは？」

村人「僕は、いったい…？」

？？？「…」　ｶﾞｻｯ

村人「！」

村人「だ、誰だ！」

むらびと「…」

村人「…！」

村人「き、君は…？」

むらびと「もう一人の、僕さ」

むらびと「さて…村人くん」

むらびと「君は…気づいていないのか」


むらびと「君が、今のスマブラを、牛耳っている、ということを」

おわり

おつ

乙
歴史は繰り返すのだ……

乙
スマブラまったく知らんが面白かった