513: 2011/02/13(日) 06:06:06.61 ID:+ZacveyF0
もしも上条さんがぱにぽにの一条さんだったら。

514: 2011/02/13(日) 06:06:49.30 ID:+ZacveyF0

インデックス「お腹が空いたって言ってるんだよ」

一条さん「お腹が空いたのですか?」

インデックス「何か食べさせてくれると嬉しいかも」

一条さん「そうですか」

インデックス「うん…」

一条さん「……」

インデックス「……何か食べさせてほしいかも」

一条さん「私は学級委員の一条です」

インデックス「いちじょう、何かごはんを…」

一条さん「メガネですか?」

インデックス「話がかみ合わないんだよ…」

515: 2011/02/13(日) 06:08:00.30 ID:+ZacveyF0

インデックス「ふぅ…お腹一杯かも」

一条さん「それは良かったですね」

インデックス「いちじょうは料理が上手なんだね」

一条さん「私の夢は、素敵な母親になる事です」

インデックス「とても素敵な夢だね」

インデックス「私には記憶が無いから、お母さんの事はよくわからないけど…」

一条さん「メガネですか?」

インデックス「違うんだよ…」


インデックス「そう言えば、自己紹介が遅れたね。私の名前はインデックス。正式名称は、
       Index-Librorum-Prohibitorum。魔法名は、『献身的な子羊は強者の知識を守る(dedicatus545)』なんだよ」

一条さん「メガネですね」

インデックス「だから違うんだよ!!」

一条さん「私は学級委員の一条です」

インデックス「うん、さっき聞いたんだよ。私は一度聞いた事や見た物は忘れないから」

一条さん「またの名を野中藍」

インデックス「それなら私も井口裕香なんだよ」

516: 2011/02/13(日) 06:08:53.68 ID:+ZacveyF0

インデックス「それじゃあそろそろ行くね。ありがとうね、いちじょう」

一条さん「お土産はいかがですか?」

インデックス「お土産?」

一条さん「はい、どうぞ」

インデックス「ダンボール? それはちょっと重たそうだから遠慮するかも」

一条さん「一条祭りです」

インデックス「ダンボールなのにお祭りなの?」

一条さん「どうぞ」

インデックス「遠慮するんだよ。それに、私は追われてる身だから」

一条さん「どうぞ」グイッ

インデックス「ううっそんな押し付け…、わ、わかったんだよ。ありがたく貰うんだよ」

一条さん「お達者でー」

517: 2011/02/13(日) 06:09:53.92 ID:+ZacveyF0

インデックス「ふぅ、何か変な物を貰ってしまったんだよ…」

インデックス「でも見た目の割に軽いかも。何が入ってるのかな?」

インデックス「……」

インデックス「ちょっと見てみよう」パカッ

インデックス「こ、これは!? きゃあああああああ!!!!」

一条祭り「バクッ、ゴクン!!」

一条祭り「げふぅ…」

一条祭り「……」



ステイル「神裂!! インデックスは居たか!?」

神裂「いえ、確かにこの辺りから悲鳴が聞こえたのですが…」

ステイル「なあ、神裂」

神裂「何ですか?」

ステイル「あれ、何だと思う?」

神裂「あれは…ダンボールですね」

ステイル「だろうね…」

神裂「ダンボールがどうかしたのですか?」

ステイル「いや、何でもない…」

一条祭り「……」

518: 2011/02/13(日) 06:10:52.16 ID:+ZacveyF0

美琴「居た居た、居やがったわね!!」

一条さん「ミラ・ジョボビXチさん」

美琴「バイオハザード?」

一条さん「長いのでビXチさん」

美琴「喧嘩売ってんのかアンタは!?」

美琴「良い? 私の名前は御坂美琴。いい加減覚えなさいよ」

一条さん「私は学級委員の一条です」

美琴「それは前に聞いたわ。アンタもこっちの学校通ってるの?」

一条さん「学級委員ですから」

美琴「学級委員は関係ないでしょ」

美琴「ていうか、いい加減教えなさいよ。アンタの能力を」

一条さん「メガネです」

美琴「またそうやってはぐらかす…」

一条さん「メガネは命から七番目に大事です」

美琴「いや、私には良くわからない…」

美琴(やっぱ簡単には教えてくれないか…)

519: 2011/02/13(日) 06:12:31.93 ID:+ZacveyF0

あれは今から36万、いや数日前。


スキルアウト「何だとこのクソガキ!!」

美琴「何よ? 私とやる気なの?」

スキルアウト「おいおい、虚勢を張るのはこの人数を見てからにしろよ?」

美琴「雑魚が群れてるだけじゃない」

スキルアウト「はッ!! いい度胸してんじゃねぇか。おい、やっちまおうぜ!!」

美琴「ふん…」バチバチ



チリーン――



美琴「ん?」

スキルアウト「あぁ? 何だ?」


一条さん「こんばんわ。学級委員の一条です」


美琴「……」

スキルアウト「……」

一条さん「学級委員の一条ですか?」

スキルアウト「いや聞くなよ!!」

520: 2011/02/13(日) 06:13:33.09 ID:+ZacveyF0

スキルアウトA「つーか何だテメェは?」

スキルアウトB「おお、コイツも可愛いじゃねぇか。このガキと一緒に剥いちまおうぜ」

一条さん「ここでクエスチョンタイムです」

スキルアウトA「あぁ?」

スキルアウトB「おい、何だよその紐? どっからぶらさがってんだよ?」

一条さん「第一問。バカヤロー!!で有名な人は?」

スキルアウトA「ビートたけしか?」

一条さん「ブッブー」グイッ


ガコン!!


スキルアウトA「うわああああああああ!!!!!」ヒューン

スキルアウトB「スキルアウトAーーーッ!!!!」

一条さん「ボッシュートです」

スキルアウトB「い、一体何が起きたんだ!?」

521: 2011/02/13(日) 06:14:17.57 ID:+ZacveyF0

一条さん「ではスキルアウトBさん。答えをどうぞ」

スキルアウトB「えっ?」

一条さん「答えは?」

スキルアウトB「なっ、えーっと、アレだアレ!!」

一条さん「5、4、3、2」

スキルアウトB「待て、待てよ!! ひっ、ヒントを!!」

一条さん「1、0、ボッシュートです」グイッ


ガコン


スキルアウトB「うわあああああ!!!!」

その他スキルアウト「スキルアウトB――――ッ!!!」

522: 2011/02/13(日) 06:15:30.39 ID:+ZacveyF0

美琴「な、何が起きてるの? 何なのよこれ?」

一条さん「ではビリビリさん」

美琴「え? 私?」

一条さん「答えをどうぞ」

美琴「えーっと……吉田茂?」

一条さん「ファイナルアンサー?」

美琴「ファ、ファイナルアンサー…」


一条さん「………」

美琴「……ッ」

その他スキルアウト「………」ゴクッ

一条さん「………」

一条さん「ここでCMです」

美琴「おい!!」

その他スキルアウト「早くしろよ!! 答えが気になるだろ!!」

523: 2011/02/13(日) 06:16:29.13 ID:+ZacveyF0

一条さん「正解です」

美琴「ふぅ…よかった」

その他「おおっ!! すげー!!」

一条さん「バカヤロー解散ですか? バカヤロー解散ですね」

一条さん「おめでとうございます。優勝賞金の1000万ジンバブエドルです」

美琴「えっ、あ、ありがとう」

一条さん「それでは行きましょう」ぎゅっ(手を繋ぐ)

美琴「あっ、う、うん…」

スキルアウトC「おめでとうー」パチパチ

スキルアウトD「やるじゃねえか、たいしたもんだ」パチパチ

美琴「もう何が何だか分からない…」

524: 2011/02/13(日) 06:17:28.42 ID:+ZacveyF0

一条さん「危ない所を助けていただいて、ありがとうございます」

美琴「いや、それ私のセリフだから」

美琴「ていうか、アンタ一体何者?」

一条さん「学級委員の一条です」

美琴「何か床が勝手に開いたり、空から紐が降ってきたり、一体どんな能力なのよ?」

一条さん「しーっ」

美琴「えっ」

一条さん「みんなにはないしょだよ?」

美琴「知らないわよ!!」バチバチバチ!!!


美琴「私の名前は御坂美琴。学園都市第三位の電撃使いと言えば、聞いた事くらいあるでしょ?」

一条さん「第四位の麦野沈利さんと、第二位の垣根帝督さんなら知ってますよ?」

美琴「何で私だけ覚えてないのよ!?」

一条さん「学級委員ですから」

美琴「関係ないでしょ!!」

一条さん「メガネですから」

美琴「かけてないでしょ!!」

525: 2011/02/13(日) 06:18:47.36 ID:+ZacveyF0

美琴「今から私と勝負しなさい」

一条さん「マインスイーパーですか?」

美琴「何でアンタとそんな地味な事しなきゃならないのよ…」

一条さん「ロシアンルーレットですか?」

美琴「怖いわよっ!!」

一条さん「まわるーまわーってくー♪」

美琴「歌うな!!」

美琴「能力者同士の勝負と言えば、能力対決に決まってるでしょ」ビリビリッ

一条さん「おお…」

美琴「くらいなさいっ!!」バチバチッ!!

一条さん「……」ヒョイッ

美琴「ふーん、なかなか良い反射神経してるじゃない。だったら…」


ザザザザ…


美琴「砂鉄を利用した剣よ。当たったら痛いじゃ済まないかもね」ヴォン

一条さん「では私も真似してみましょう」


ゾゾゾゾゾザザザザザザ!!!!


一条さん「できました」

美琴「あ、アンタも電撃使いなの!?」

一条さん「電撃使いですか?」

美琴「だから聞くな!!」

526: 2011/02/13(日) 06:19:59.37 ID:+ZacveyF0

美琴「でも学園都市最強の電撃使いである私には、どうあがいたって勝てるはずがないわ」

一条さん「あまり強い言葉を使うなよ。強く見えるぞ」

美琴「行くわよっ!!」ブォン!!

一条さん「そぉい」ガキッ!!

美琴「ふん、やるじゃない」

一条さん「学級委員ですから」

美琴「ならこれならどう!?」ドバッ!!(砂鉄の剣が巨大な蛇みたいになる)

一条さん「ストップ!!」

美琴「えっ」

砂鉄「……」ピタッ!!

美琴「どう言う事!? 何で止まってんの!?」

一条さん「まだですよ」

砂鉄「……」うずうず

一条さん「よし」


ドバッ!!! ザザザザザ(大量の砂鉄が一条さんを飲み込んだ)


美琴「いや、今のは何か意味があったの?」

527: 2011/02/13(日) 06:22:48.12 ID:+ZacveyF0

一条さん「とても良い子でした」

美琴「はっ!? いつの間に後ろに!?」

一条さん「学級委員ですから」

美琴「アンタ、怪我とか無いの?」

一条さん「学級委員ですからありません」

美琴「ますますわけが分からない……」


美琴「面白いわね、アンタ。何か良く分からないけど面白いわ」

一条さん「ありがとうございます」

美琴「ねぇ、ローレンツ力って知ってる?」

一条さん「とても美味しいですよね」

美琴「知らない事はちゃんと知らないって言わなきゃダメでしょ?」

一条さん「はい」

美琴「私の能力名は超電磁法。それをアンタに見せてあげ」

一条さん「ボッシュートです」グイッ


ガコン


美琴「ちょっ、もうなんなのよおおおおおおお!!!!!」ヒューン

一条さん「またつまらぬものをボッシュートしてしまいました」

つまらぬ物って言うなああああ!!!!!



――――――



美琴「あの時は、何か良く分からないうちに敗北を喫したわ」

美琴「でも、絶対に何かカラクリがあるはずよ!!」

一条さん「それではみなさんお元気で」

美琴「あれ? もう終わりなの?」

一条さん「終わりです。終わりですか?」

528: 2011/02/13(日) 06:24:23.57 ID:+ZacveyF0
終わりです。ぱにぽにを知ってる人ってどれくらい居るのかな?
居るならスレ立てして続きを書きます。

530: 2011/02/13(日) 08:21:17.32 ID:xiSUjENxo
なんたるカオスwwww
くるみvs姫神とかどうよ

引用元: ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-23冊目-【超電磁砲】