364: 2018/12/30(日) 21:16:03.61 ID:gfGuSl1Eo


  ふぁいなるすてえじ  しんでれら・ぷろじぇくと

 

365: 2018/12/30(日) 21:19:55.68 ID:gfGuSl1Eo
https://www.youtube.com/watch?v=9psqAlQs_Wc



武内P「笑顔です」

ずいっ!


ヤエ「キャ――ッ!?」

サスケ「ぷ、ぷろでゅーさー殿!」

サスケ「急にあっぷは、やめて欲しいでござるよ!」


武内P「えっ?」

ずずいっ!


ヤエ「で、で、ですからっ!!」

ヤエ「私、あいどるに興味はありませんからっ!!」


武内P「……」

武内P「貴女は、今……楽しいですか?」


ヤエ「えっ?」


サスケ「! まずいでござる!」


おねがいサスケ~しんでれら・がぁるず大騒動~”すてえじ一 ぱっしょんぐるーゔ
おねがいサスケ~しんでれら・がぁるず大騒動~” すてえじ二 きゅーとぐるーう”
おねがいサスケ~しんでれら・がぁるず大騒動~すてえじ三 くーるぐるーゔ

366: 2018/12/30(日) 21:27:18.61 ID:gfGuSl1Eo
武内P「少しでも、キミが夢中になれる何かを探しているのなら……」

ヤエ「……」


サスケ「ヤエ殿っ!!」

ぴょんっ! ぴょんっ!


武内P「一度、踏み込んでみませんか?」

ヤエ「……」


サスケ「その言葉に、耳を傾けては駄目でござるよっ!!」

ぴょんっ! ぴょんっ!


武内P「そこにはきっと、今までと別の世界が広がっています」


ヤエ「っ……!」ジーン…!


サスケ「目を覚ますでござる、ヤエ殿っ!!」

サスケ「このままでは、あいどるになってしまうでござるよっ!!」

ぴょんっ! ぴょんっ!

367: 2018/12/30(日) 21:33:53.43 ID:gfGuSl1Eo
武内P「何か、質問はありますか?」

ヤエ「ど、どうして私をあいどるに?」


武内P「笑顔です」


ヤエ「え……笑顔?」

ヤエ「私、貴方の前で笑ったことありましたっけ……?」

武内P「いえ……今は、まだ」

ヤエ「もしかして、適当な事言ってます?」


武内P「……」


ヤエ「……」


武内P「貴女の笑顔が見たい、と」

武内P「……そう、思いました」


ヤエ「はうあっ……!?」ジーン…!



サスケ「ま、まずいでござる!」

368: 2018/12/30(日) 21:42:54.19 ID:gfGuSl1Eo
未央「おっ、どうしたんだいスケさんや!」


サスケ「未央殿! ヤエ殿が、すかうとされているでござる!」

サスケ「……って、その呼び方はやめて欲しいでござるよ!」


卯月「サスケくん、おはようございます♪」

卯月「スカウト……ですか?」


サスケ「卯月殿! そうなのでござるっ!」

サスケ「このままでは、ヤエ殿がっ!」



凛「ねえ、なんだか聞き覚えのある台詞だったんだけど」

武内P「し、渋谷さん……! 今のは、ですね……!」


サスケ「……い、今のうちでござるっ!」

ヤエ「え、ええっ! ここは逃げましょう!」


武内P「っ! ま、待ってください!」

武内P「せめて、名刺だけでも!」

369: 2018/12/30(日) 21:52:58.36 ID:gfGuSl1Eo
https://www.youtube.com/watch?v=Jo61haOwH3w


  ・  ・  ・


子並重五兵衛「もおおおっ! 何なんだ、お前ら!」

子並「揃いも揃って、だらしないぞっ!」


黄・赤Pヘッド「も、申し訳ありませんっ!」

青Pヘッド「デース!」


黄Pヘッド「ですが、346プロのアイドルには!」

赤Pヘッド「強力なボディーガードがついているのです!」

青Pヘッド「きょだい・めかも、強くて強くてお手上げデース!」


子並「うるさいうるさいうるさ――いっ!!」

子並「僕は、一体いつになったら女の子達を手に入れられるんだ!!」

ぴょんっ! ぴょんっ!


子並「こうなったら……次は、僕が自分で行く!」


黄・赤・青Pヘッド「しゃ、社長自ら!?」

370: 2018/12/30(日) 22:00:21.10 ID:gfGuSl1Eo
黄Pヘッド「無茶はおやめください、社長!」

赤Pヘッド「どうか、考え直してください!」

青Pヘッド「それに、社長は――」


黄・赤・青Pヘッド「女の子と、まともに話せないでしょう!?」


黄Pヘッド「黄色い声援を受けたいけれど」

赤Pヘッド「赤くなって逃げ出しちゃって」

青Pヘッド「涙がこぼれないよう青空を見る」


黄・赤・青Pヘッド「そんな社長には、危険すぎます!」


子並「う、う、う、うるさいうるさいっ!!」

子並「僕だって、作戦くらいたてられるっ!!」


黄・赤・青Pヘッド「作戦?」


子並「……あいどるに、ぼでぃ・がーどがついてるなら」


子並「ぷろでゅーさーを狙えば良いんだ!」


子並「そして、そいつに――女の子をすかうとさせるっ!」


黄・赤・青Pヘッド「なるほどっ!! その手が!!」

371: 2018/12/30(日) 22:14:31.50 ID:gfGuSl1Eo
https://www.youtube.com/watch?v=uenoM_l-nNU


  ・  ・  ・

346ぷろだくしょん・通路


ヤエ「あ、危ない所だったわ……!」

サスケ「ヤエ殿! まだ、あいどるにはなっていないでござるな!?」

ヤエ「えっ!? あいどるって、そういうものなの!?」

サスケ「……拙者も、詳しくはわからないでござるが」


サスケ「ぷろでゅーさー殿は、妙な妖術を使うらしいでござる」

サスケ「何でも、笑顔の力――」



武内P「パワー・オブ・スマイルです」



サスケ・ヤエ「!?」


武内P「せめて、名刺だけでも……受け取って頂けないかと」

スッ…


ヤエ「あいどるには、なりませんからっ!!」

サスケ「にっ、にっ、逃げるでござるよっ!!」

372: 2018/12/30(日) 22:19:18.69 ID:gfGuSl1Eo
  ・  ・  ・

346ぷろだくしょん・通路二


サスケ「こ、ここまで来れば大丈夫でござる!」

ヤエ「今のも、妖術なの!?」

サスケ「恐らくは! そして、捕まったら……」

ヤエ「あいどるにされちゃう……!?」



武内P「あの……」



サスケ・ヤエ「!?」


武内P「話を……聞いて頂きたいのですが」


サスケ「それはこちらのせりふでござるよっ!?」

ヤエ「あいどるには、ならないって言ってるのにっ!」

373: 2018/12/30(日) 22:24:36.22 ID:gfGuSl1Eo
ヤエ「くっ、こうなったら――!」

…ぼむぅんっ!


武内P「っ!?」

武内P「消えた……!?」


サスケ「……」フヨフヨ…

…こそこそっ


武内P「あの……」


サスケ「な、何でござるか?」フヨフヨ…


武内P「その、周囲を飛び回っているひょうたんは、一体……?」


サスケ「……な」フヨフヨ…

サスケ「何でもないでござるよっ!」フヨフヨ…

しゅたたたたたっ!


武内P「……」

374: 2018/12/30(日) 22:54:03.94 ID:gfGuSl1Eo
https://www.youtube.com/watch?v=bAHVeU7IEa8


  ・  ・  ・

だんわ・すぺーす


ヤエ「……ふぅ、ようやく諦めてくれたみたいね」

サスケ「ひぃ……! はふぅ……!」

ヤエ「サスケさん、お疲れ様!」

サスケ「からくり忍者の拙者でも……!」

サスケ「さ、さすがに疲れたでござるよ……!」


ヤエ「私は少しの間、身を隠してるわ」


サスケ「承知でござる!」


ヤエ「あいどるに、興味が無いとは言わないけど……」

サスケ「……三四六ぷろには、既に忍どるが居るでござるしな」


ヤエ「――それじゃっ!」

ぼむぅんっ!

378: 2019/01/02(水) 20:57:31.83 ID:vuDb21G5o
サスケ「さて……これから、どうするでござるかな」

サスケ(子並重五兵衛の一党も、近頃はめっきり姿を見せぬでござる)

サスケ(まさか、諦めた訳ではないでござろうが……)


武内P「……」


サスケ「む、あれは……」


武内P「!」

武内P「サスケさん……だけ、のようですね」


サスケ「そ、そうでござるよ!」

サスケ「ヤエ殿は、何処かへ行ってしまったでござる!」


武内P「そう、ですか」


サスケ「……」


武内P「……」


サスケ「……」

サスケ(……き、気まずいでござる!!)

379: 2019/01/02(水) 21:01:26.55 ID:vuDb21G5o
https://www.youtube.com/watch?v=pFUD4f9m1-8



武内P「……」


サスケ「ぷ、ぷろでゅーさー殿!」


武内P「? はい、何でしょうか?」


サスケ「ぷろでゅーさー殿は、何故、ぷろでゅーさに?」

サスケ「拙者が見た所、ぎゃるが好き、という感じはしないでござる」

サスケ「そこが、少々気になっていたでござるよ」


武内P「それは……」


サスケ「それは?」


武内P「笑顔です」


サスケ「またそれでござるか!」

サスケ「もう少し、詳しく話してくだされ! ぷろでゅーさー殿!!」

ぴょんっ! ぴょんっ!


武内P「は、はあ……」

380: 2019/01/02(水) 21:11:12.51 ID:vuDb21G5o
武内P「サスケさんには、好きなものはありますか?」


サスケ「拙者は、日本茶と熱い風呂でござるな!」

サスケ「しかし、それに何の関係が?」


武内P「……」

武内P「サスケさんにとっての、日本茶と熱い風呂が」

武内P「私にとっての、笑顔……と、いった所でしょうか」


サスケ「うむむ……」


武内P「……」

武内P「お茶を煎れている時、風呂を沸かす時」

武内P「貴方は、どう思っていますか?」


サスケ「それは、当然楽しみでござる!」


武内P「はい」

武内P「私は、それを仕事に選んだのです」


武内P「アイドルの方が、笑顔でいられる手助けをする」

武内P「そんな、プロデューサーという職業を」


サスケ「……」

381: 2019/01/02(水) 21:18:25.15 ID:vuDb21G5o
サスケ「……なるほど」

サスケ「つくづく、ぷろでゅーさー殿は仕事人間でござるな!」


武内P「……はい」

武内P「よく、言われます」


サスケ「あいどるの皆が、ぷろでゅーさー殿を信頼する理由が一つわかったでござる!」

サスケ「拙者の頼れる――……仲間も!」

サスケ「人々の笑顔のために、悪と戦っているでござるからな!」

サスケ「まあ、しばしば役人に追い回されるでござるが……」


武内P「それは……」

武内P「……」

武内P「私も、警察の方に職務質問を……はい、よく……」


サスケ「はっはっは!」

サスケ「ぷろでゅーさー殿も、中々じょーくがうまいでござるな!」


武内P「いえ……」

武内P「……良い、笑顔です」

382: 2019/01/02(水) 21:25:00.39 ID:vuDb21G5o
武内P「なので、皆さんを守ってくださっている――サスケさん」

武内P「そして、北海道の時から――ヤエさん」

武内P「お二人には、本当に感謝しています」ペコリ


サスケ「あ、頭を上げてくだされ!」

サスケ「子並の輩は、元々拙者達の世界の者!」

サスケ「そういう意味では、迷惑をかけているのはこっちでござる!」


武内P「それは、違います」ペコリ


サスケ「し、しかし」


武内P「何故なら――」



黒Pヘッド「……」

…チラッ



サスケ「! あれは……子並の兵隊っ!!」

武内P「えっ!?」

383: 2019/01/02(水) 21:30:04.50 ID:vuDb21G5o
武内P「また、事務所内のアイドルの方を狙って……!?」

サスケ「プロデューサー殿! 拙者は、奴を追うでござる!」

武内P「っ、はい……!」

サスケ「あの一体の他にも、潜り込んだねずみが居るかもしれんでござる!」

サスケ「あいどるの皆に、一人にならぬよう!」

武内P「わかりました……!」



サスケ「奴は、拙者に任せてくだされ!」



武内P「はい、お願いします……!」

武内P「どうか、お気をつけて」



サスケ「拙者のことならば、心配ご無用っ!!」

サスケ「――では、行くでござるっ!!」

しゅたたたたたっ!



武内P「……」

384: 2019/01/02(水) 21:38:52.54 ID:vuDb21G5o
黒Pヘッド「あいどる、あいどる」

たったったったっ!


サスケ「逃さんでござるよっ!!」

しゅたたたたたっ!

サスケ「――はっ!」

ぴょいんっ!


黒Pヘッド「あいどる、あいどる」

たったったったっ!


――すたっ!

サスケ「しゅたっ!」


黒Pヘッド「あいどる、あいどる」

ききーっ!


サスケ「てやぁ――っ!!」



――シュピィンッ!



黒Pヘッド「あいどる、あい」

ボボゥンッ!

385: 2019/01/02(水) 21:49:49.33 ID:vuDb21G5o
サスケ「……こやつ、何が目的だったでござるか?」

サスケ「……何の手応えもなかったでござる」

サスケ「それに、あいどるを狙っているというより……」

サスケ「何かから、離れているような……」



「プロデューサ――ッ!!」



サスケ「むっ!?」

サスケ「あいどるの……しんでれら・ぷろじぇくとの皆の声!!」

サスケ「……はっ!? まさか!!」


サスケ「狙いは、ぷろでゅーさー殿だったでござるか!?」

ぴょんっ! ぴょんっ!


サスケ「今の声は、中庭から聞こえたでござるっ!」

サスケ「ならばっ!」


がらっ!


サスケ「壁を伝って行くのが、さいたん・るぅとでござるっ!!」

ぴょいんっ――しゃかしゃかしゃかしゃかっ!

386: 2019/01/02(水) 21:59:56.63 ID:vuDb21G5o
  ・  ・  ・

なかにわ


子並重五兵衛「はっはっはっは――っ!!」

子並「シンデレラプロジェクトのプロデューサー!」


スーパー・コナミ『僕が、貰っていっちゃうもんね――っ!!』

コナミ『それで、あいどるをいっぱいスカウトさせるんだ!!』

がしいっ!

武内P「う、ぐあっ!?」



莉嘉「ちょっと! Pくんを離してよっ!!」

みりあ「プロデューサ――ッ!!」

きらり「ふ、二人共! 近づいたら、危ないにぃ!」

杏「あのロボットに踏まれたら、怪我じゃ済まないよ」



コナミ『もう、346プロのアイドルなんかいらないもんね!』

コナミ『573プロの、僕だけのあいどるをゲットするんだ!!』

387: 2019/01/02(水) 22:08:25.32 ID:vuDb21G5o
コナミ『そのためには……』

ウィィン…!

武内P「!? な、何を……!?」


美波「あれは……黒い、Pヘッドの被り物!?」

アーニャ「ニェート! どうするつもり、ですか!?」


コナミ『こうするのさっ!!』

ずぼっ!

武内・黒Pヘッド「っ!?」


みく「Pチャンに被せ……まさか――洗脳っ!?」

蘭子「我が友っ! 我が、わっ、わ、プロデューサ――ッ!」

李衣菜「プロデューサ――ッ! ロックな想いで、抵抗してくださいっ!」



武内・黒Pヘッド「皆さんっ!」

武内・黒Pヘッド「私に構わず、逃げてくださいっ!!」


コナミ『ただの、573プロの制服だっ!!』



CPアイドル達「紛らわしいっ!!!!!」

ぴょんっ! ぴょんっ!

388: 2019/01/02(水) 22:17:38.95 ID:vuDb21G5o
コナミ『身だしなみも整えた事だし……』

コナミ『ついでに、何人か貰っていこうかな!!』


凛「ふざけないでよ!!!!!」

凛「何なの!!?!!」


コナミ『や、やっぱりやめておこう!!』


凛「はぁっ!!?!!」

未央「し、しぶりん! しぶりん、ステイ!」

卯月「落ち着いてください、凛ちゃん!」

卯月「プロデューサーさんが、捕まってるんですから!」


武内・黒Pヘッド「私に構わず、どうか逃げてください!」


凛「ふざけないでよ!!!!!」

凛「アンタ、私のプロデューサーでしょ!!?!!」


武内・黒Pヘッド「……」

武内・黒Pヘッド「逃げてください!」

コナミ『そ、そうだな! そうしよう!!』


凛「はぁっ!!?!!」

389: 2019/01/02(水) 22:25:56.25 ID:vuDb21G5o
コナミ『そぉ~ら! 邪魔すると、ぺちゃんこだぞ~!』


CPアイドル達「っ!?」


ちひろ?「皆っ、早く逃げてっ!」


CPアイドル達「でもっ!?」


コナミ『おっ!』

コナミ『その格好は、346プロのあしすたんとだなっ!』

コナミ『丁度良いっ! ついでに、さらって行こうかなっ!!』

グワァアアッ!


CPアイドル達「!? ちひろさんっ!!」


ちひろ?「……ひっかかったわね!」

ぴょいんっ!


コナミ『よ、避けられた!?』


ちひろ?「そんな、見え見えの突進なんて――」

バッ!


ヤエ「――当たるはず無いでしょっ!!」

390: 2019/01/02(水) 22:33:19.31 ID:vuDb21G5o
https://www.youtube.com/watch?v=g2YSjL0STrM



コナミ『くっそ――っ!』

コナミ『お前、ただのあしすたんとじゃないな!?』


ヤエ「ふふっ!」

ヤエ「科学特捜忍者のくノ一……」

ヤエ「ヤエ、参上!」ニコッ!


武内・黒Pヘッド「……良い、笑顔です」

武内・黒Pヘッド「ヤエさん、やはり……アイドルに興味はありませんか?」


ヤエ「言ってる場合じゃないでしょっ!!」

ぴょんっ! ぴょんっ!

ヤエ「……ごほんっ!」

ヤエ「今ので、あいどるの人達から離れたわよっ!」

ヤエ「さあ……ぷろでゅーさーさんを離しなさい!!」

チャキッ!

391: 2019/01/02(水) 22:43:26.73 ID:vuDb21G5o
コナミ『ぐぬぬぬぬっ!』

コナミ『あっかんべーっ! やーだよーっ!』

コナミ『こいつには、さっきみたいに女の子をすかうとさせるんだ!』

コナミ『怖い顔も隠れてるし、いっぱいすかうと出来るっ!!』


ヤエ「なら、力づくでも!」


コナミ『おっと! こいつは人質でもあるんだぞっ!』

がしいっ!

武内・黒Pヘッド「ぐああっ!?」


CPアイドル達「プロデューサー(さん)!!」


ヤエ「くっ……卑怯よ!」


コナミ『くやしいだろう!! ばーか! ばーーーか!!』

ゴゴゴゴゴゴッ…!

コナミ『ばいばいびー!! ばーーーーーーか!!』

ゴゴゴゴゴッ――


――キランッ!


CPアイドル達「プロデューサ――っ!!」

392: 2019/01/02(水) 22:54:02.88 ID:vuDb21G5o
――すたっ!

サスケ「しゅたっ!」


ヤエ「サスケさん!」


サスケ「ヤエ殿っ!」


サスケ「ぷろでゅーさー殿は、無事でござるか!?」

ヤエ「いえ……子並に、連れ去られたわ」

サスケ「くっ! 一足遅かったでござるか!」

ヤエ「まさか、ぷろでゅーさーさんを狙ってくるなんて……」


CPアイドル達「……」ボーゼン


サスケ「……」

ヤエ「サスケさん?」

サスケ「ヤエ殿、三四六ぷろだくしょんの、守りをお願いするでござる」

ヤエ「えっ?」



サスケ「拙者が、ぷろでゅーさー殿を連れ戻しに行くでござるよっ!!」



CPアイドル達「っ!!」

393: 2019/01/02(水) 23:02:27.99 ID:vuDb21G5o
https://www.youtube.com/watch?v=iDxyHgiMw8c


サスケ「その間、此処が攻められぬとも限らないでござる」

サスケ「ヤエ殿、お頼み申す」


ヤエ「無茶よ!」

ヤエ「一人で、敵の本拠地に乗り込むなんて!」


サスケ「ぷろでゅーさー殿は、言ったでござる」

サスケ「――あいどるの方が、笑顔でいられる手助けをする」

サスケ「……と」


CPアイドル達「……!」


サスケ「ならば、拙者は――その手助けをするでござるっ!」


サスケ「……しばしの間でござったが、わかったでござるよ」


サスケ「あいどるには――笑顔が似合うでござる!!」


サスケ「ゴエモン殿には、及ばぬでござるが……」


サスケ「ぷろでゅーさー殿を頂いてくるでござるよっ!!」

394: 2019/01/02(水) 23:11:10.04 ID:vuDb21G5o
ヤエ「サスケさん……止めても無駄みたいね」

ヤエ「……わかったわ!」

ヤエ「此処の守りは、私にまかせて頂戴!!」


サスケ「……!」コクリ!


CPアイドル達「……!」


サスケ「心配無用! 絶対に、連れ戻すでござる!」

サスケ「拙者は、ものしりじいさんが作ったからくり忍者!!」

サスケ「だから、安心して待っていてくだされ!」



CPアイドル達「――お願い! サスケ!!」



サスケ「合点承知っ!!」


ヤエ「所で……子並が何処にいったかわかってるの?」

サスケ「勿論でござる!」


サスケ「ちひろ殿が言うには……」

サスケ「――いつ職務質問されても場所がわかるよう」


サスケ「ぷろでゅーさー殿のすまーと・ふぉんには!」

サスケ「じぃ・ぴぃ・えす……とやらが搭載されているでござるよ!!」


CPアイドル達「…………そうだったの!!!!?」

395: 2019/01/02(水) 23:25:15.46 ID:vuDb21G5o
https://www.youtube.com/watch?v=B8_76nrIKdE


  ・  ・  ・

だんわ・すぺーす


サスケ「……さて」

サスケ(絶対に、失敗は出来ないでござる)

サスケ(可能な限り、速やかに準備を整えて――)

サスケ(プロデューサー殿を救出しに行くでござるよっ!!)



ダダダダダダッ!

茜「ボンバ――ッ!!」



サスケ「うわっ!?」

サスケ「び……びっくりしたでござる……!」

サスケ(しかし……ぼんばー……)


サスケ(花火爆弾の強化が、何とか出来ないものか……)

396: 2019/01/03(木) 21:52:34.75 ID:fidIimwho
  ・  ・  ・

???


コンコン、ガチャッ


サスケ「失礼するでござる」



じーにあす「おや、これはこれは……」

ぎふてっど「珍しいお客サーン♪」

じーにあす「どうした? 改造される気になったのか?」

ぎふてっど「それとも、アブない進化をする気になったのかにゃ~?」



サスケ「……左様でござるっ!!」

サスケ「ぷろでゅーさー殿を救い出すために……」


サスケ「拙者をぱわー・あっぷして欲しいでござるよっ!!」ドゲザー!



じーにあす・ぎふてっど「……」

397: 2019/01/03(木) 22:01:55.58 ID:fidIimwho
https://www.youtube.com/watch?v=96bmZG38_8c


サスケ「お二方の力を貸して欲しいでござるっ!!」


じーにあす「そういう事なら……」

ぎふてっど「そこのベッドへ、ゴロンとしちゃって~♪」


サスケ「……これでござるか?」

ゴロンッ


じーにあす「さぁ、君の悩みを解決してあげよう!」

ぎふてっど「さぁ、打ち明けなさーい♪」


サスケ「とにかく、強くなりたいでござる!」


じーにあす「強く?」

ぎふてっど「どんな事があっても、強くなりたいのかにゃ~?」


サスケ「そうでござるっ!!」

398: 2019/01/03(木) 22:07:43.70 ID:fidIimwho
じーにあす「そのためには、大きな危険を伴う」

ぎふてっど「成功率も、高くないんだよねー♪」


サスケ「お、大きな危険!?」


じーにあす「君は、それでも強くなりたいか?」


サスケ「……」


考え直す  ?やっぱり強くなりたい


サスケ「無論! 強くなりたいでござる!」


ぎふてっど「んふふふふ! イイ返事だね~!」


ガチャンッ!

サスケ「う、動けないでござるっ!?」



じーにあす「では、改造を始めよう……」

ぎふてっど「努力無しに生まれ変わるのが、どんな痛みを伴うか……」



じーにあす・ぎふてっど「身をもって知るが良い!」

399: 2019/01/03(木) 22:14:31.42 ID:fidIimwho
サスケ「は、博士!?」

サスケ「本当に、ダイジョーブなのでござるかっ!?」


じーにあす「神にでも悪魔にでも……」

ぎふてっど「好きな方に、お祈りしよーう♪」


サスケ「め、め、め、目が怖いでござるよっ!!」


ビリビリビリッ!


サスケ「うわ――っ!?」


ビリビリビリッ!

ビリビリビリッ!


サスケ「む、無念……!」

……がくっ!


じーにあす・ぎふてっど「おおっ!」

じーにあす「奇跡だ! 成功したぞ!」

ぎふてっど「化学は、別に何の進歩もしてないけどねん♪」

400: 2019/01/03(木) 22:19:44.66 ID:fidIimwho
https://www.youtube.com/watch?v=B8_76nrIKdE


  ・  ・  ・

だんわ・すぺーす


サスケ「……ハッ!!」

サスケ「おや、ここは……」

サスケ「むむ、何があったか覚えていない……」

サスケ「何か、ひどいことをされたような気がするでござるが……」

サスケ「……考えない事にするでござる」


らいふのさいだいちが あっぷ した!

こうげきりょくが あっぷ した!

いどうそくどが あっぷ した!

まげのさいだいきょりが あっぷ した!


サスケは けみかる花火爆弾 をしゅうとくした!

401: 2019/01/03(木) 22:30:48.09 ID:fidIimwho
  ・  ・  ・

なかにわ


サスケ「芳乃殿、此処に居たでござるか」


芳乃「そなたの言いたい事は、わかっているのでしてー」


サスケ「……やはり、芳乃殿は不思議な方でござるな」

サスケ「しかし、それならば話は早いでござる」

ごそごそっ…


サスケ「お借りしていた、すぺあ・ほらがい」

サスケ「芳乃殿に、お返しするでござる」

すっ…


芳乃「それは、なにゆえにでしょうかー」


サスケ「ぷろでゅーさー殿は、必ず救出するでござる」

サスケ「しかし、拙者が無事に帰れるという保証は無いからでござる」


芳乃「……」

402: 2019/01/03(木) 22:36:51.98 ID:fidIimwho
https://www.youtube.com/watch?v=KHOnP8fbrwo


芳乃「……」


芳乃「……」

ぽちっ!

サスケ「」ちょいーんっ!

サスケ「よっ、芳乃殿! 何をするでござるか!?」


芳乃「わたくし依田は、芳乃でしてー」

芳乃「……」

芳乃「そなたは、何でしょうかー?」


サスケ「……!」

サスケ「拙者は、ものしりじいさんが作った――」


サスケ「三四六ぷろの、ぼでぃ・がーどを任された!」


サスケ「からくり忍者の、サスケでござるっ!!」

ぴょんっ! ぴょんっ!


芳乃「……ふふっ」ニコリ

403: 2019/01/03(木) 22:46:28.94 ID:fidIimwho
芳乃「それならば、帰れぬ道理はありませぬー」

芳乃「言の葉にー、魂を込めて紡ぎましょうー」


サスケ「芳乃殿っ!」

サスケ「拙者は、必ず戻ってくるでござるよっ!!」

ぴょんっ! ぴょんっ!


芳乃「よきかなーよきかなー」


サスケ「しかし、すぺあ・ほらがいはお返しするでござる」


芳乃「……」


サスケ「そ、そういう意味ではござらんっ!」

サスケ「ほらがいは、大きいので……」

サスケ「全力で動くために、でござるよっ!!」

ぴょんっ! ぴょんっ!


芳乃「……それならば、良いでしょうー」

404: 2019/01/03(木) 22:51:32.31 ID:fidIimwho
サスケ「……」

すっ…

芳乃「……」


サスケは すぺあ・ほらがい をかえした!


芳乃「……」

すっ…

サスケ「芳乃殿、これは?」


サスケは いしころ をてにいれた!


芳乃「お守り、でしてー」

サスケ「お、お守りでござるか?」

芳乃「わたくしの、お気に入りでしてー」

サスケ「……有り難く、頂戴するでござるよ」



芳乃「……」



サスケ「――行って来るでござるっ!!!」

405: 2019/01/03(木) 22:58:11.60 ID:fidIimwho
https://www.youtube.com/watch?v=FrdB6C1rTrw


  ・  ・  ・

通行人A「……」



しゅたたたたたっ!

ブワァッ!



通行人A「きゃっ!? い、今の風は何!?」



しゃかしゃかしゃかしゃかっ!



通行人B「ん? ビルを何かが登ってる……?」



ぴょいんっ!



通行人B「……居ない? 気のせいだったのか……」

406: 2019/01/03(木) 23:03:35.23 ID:fidIimwho
https://www.youtube.com/watch?v=HpBRNScCEBk


  ・  ・  ・

573ぷろ・がいへき


サスケ「……!」

しゃかしゃかしゃかしゃかっ!

サスケ「ふっ!」

ぴょいんっ!


―すたっ!

サスケ「しゅたっ!」


黒Pヘッド隊「あいどる、あいどる」


サスケ「……高い壁の中に、これ程の警備」

サスケ「まさに、悪党の構える城でござるなっ!!」


黒Pヘッド隊「あいどる、あいどる」

ぞろぞろっ…!


サスケ「……おっと、拙者としたことが」



サスケ「サスケ参上っ!!!!!」

407: 2019/01/03(木) 23:12:11.05 ID:fidIimwho
サスケ「はっ!」

シュピィンッ!

黒Pヘッド「あいど」

ボボゥンッ!


サスケ「てやぁ――っ!」

シュピィンッ!

黒Pヘッド「あいどる、あ」

ボボゥンッ!


サスケ「……!」

しゅたたたたっ!


黒Pヘッド「あいどる、あいどる」

ぴょんっ!


サスケ「! 上から来るならばっ!」

ぽちっ!


サスケ「」ちょい――――――んんっ!!


黒Pヘッド「あ」

ボボゥンッ!


サスケ「これは、さすがにまげが伸びすぎではござらんかっ!?」

408: 2019/01/03(木) 23:20:41.96 ID:fidIimwho
黒Pヘッド隊「あいどる、あいどる」

ぞろぞろっ…!


サスケ「くっ、次から次へと!」

サスケ「こうなったら――」

カキンッ

サスケ「……!」

ピピピピピキランキランキランッ…!


黒Pヘッド隊「あいどる、あいどる」

ぞろぞろっ…!


サスケ「けみかる花火爆弾っ!!てりゃ――っ!!」

ぽいっ!


…ぼむぅんっ!


黒Pヘッド隊「あいどる、あい――どる♡」

黒Pヘッド隊「あいどる♡ あいどる♡」

ちゅっ♡ ちゅっ♡ ぶちゅうっ♡


サスケ「奴ら、同士討ちを……いや、あれは……」

サスケ「……」

サスケ「と、とにかく! 今の隙にっ!!」

しゅたたたたたっ!

409: 2019/01/03(木) 23:37:35.58 ID:fidIimwho
https://www.youtube.com/watch?v=jNZ0hShLGZw


  ・  ・  ・

573ぷろ・しゃちょうしつ


子並重五兵衛「おい! いい加減、すかうとに行け!」

子並「誰も助けになんか来ないんだからなっ!」


武内・黒Pヘッド「……あの」


子並「何だ!」


武内・黒Pヘッド「縛られていて、身動き一つ取れません」

武内・黒Pヘッド「……なので……はい」


子並「う、う、う、うるさいうるさいっ!」

ぴょんっ! ぴょんっ!

子並「口答えした罰に、下半身すっぽんぽんにしてやるっ!!」

ぐいぐいっ!


武内・黒Pヘッド「っ!? 待ってください!」ジタバタ!

武内・黒Pヘッド「せめて、下着だけでも!」ジタバタ!

410: 2019/01/05(土) 22:25:01.54 ID:riMqflaIo
ガチャッ!


黄・赤・青Pヘッド「社長っ!!」

黄Pヘッド「大変ですっ!!」

赤Pヘッド「あの、さんざん我々の邪魔をしてきた奴がっ!!」

青Pヘッド「建物内に、侵入してきたデース!!」


子並「ふっふっふ! よいではないか、よいではないか!!」

ぐいぐいっ!

武内・黒Pヘッド「いけません! 待ってください、いけません!」ジタバタ!


黄・赤・青Pヘッド「しゃ、しゃ、しゃ、社長っ!!?」


子並「おおっ、良い所に来た!」

子並「お前たちも手伝うんだっ!!」

ぐいぐいっ!

武内・黒Pヘッド「お願いします! やめてください!」ジタバタ!


黄・赤・青Pヘッド「そ、そ、そんな事を言われましても!!?」

411: 2019/01/05(土) 22:32:02.08 ID:riMqflaIo
https://www.youtube.com/watch?v=eibsfNIFk38


  ・  ・  ・

573ぷろ・びるないぶ


サスケ「じぃ・ぴぃ・えすの反応によれば……」

サスケ「ぷろでゅーさー殿は、この建物の最上階に居るでござる!」


黒Pヘッド隊「あいどる、あいどる」

ぞろぞろっ…!


サスケ「ならば、えれべーたーで一気に最上階に行くでござるっ!!」

しゅたたたたっ!


黒Pヘッド隊「あいどる、あいどる」

ぞろぞろっ…!


サスケ「はっ!」

ぴょいんっ――


黒Pヘッド隊「あいどる、あいどる」ワタワタ!


――すたっ!

サスケ「しゅたっ!」

サスケ「上への警戒が甘い……」


サスケ「れっすんが、足りていないでござるなっ!!」

412: 2019/01/05(土) 22:36:31.56 ID:riMqflaIo
サスケ「はっ!」

さっ!

サスケ「むむっ! 使用中止!?」


黒Pヘッド隊「あいどる、あいどる」

じりじりっ…!


サスケ「ならばっ!」

ぽちっ!

サスケ「」ちょい――――――んんっ!!


ズドォンッ!…ガラガラガラッ!


サスケ「うわっ!?」

サスケ「げほっ! げほっ……!」

サスケ「……天井を壊し、中をよじ登るだけでござるっ!!」

ぴょいんっ!


サスケ「……!」

しゃかしゃかしゃかしゃかっ!!

413: 2019/01/05(土) 22:40:56.94 ID:riMqflaIo
サスケ「むっ!?」

しゃかしゃかしゃかしゃかっ!


ウィィーン…

黒Pヘッド「あいどる、あいどる」


サスケ「えれべーたーの、どあが……」

サスケ「まさか奴め、だいぶしてくるつもりでござるかっ!?」


黒Pヘッド「あいどる、あいどる」

ぴょいんっ!


サスケ「甘いっ!」

ぴょいんっ! さくっ!


黒Pヘッド「あいどる、あいど――」


ヒュ~ンンン……ボボゥンッ!


サスケ「……」

サスケ「……先を急ぐでござるっ!」

しゃかしゃかしゃかしゃかっ!

414: 2019/01/05(土) 22:48:58.30 ID:riMqflaIo
https://www.youtube.com/watch?v=R8hG17wHd-I


  ・  ・  ・

573ぷろ・しゃちょうしつ



「てやぁ――っ!」


シュピィンッ!

…ガラガラガラッ!


サスケ「サスケ参上っ!!」



子並「ふっふっふ! よく此処まで来られたな!」

武内・黒Pヘッド「!? サスケさんっ!?」



サスケ「ぷ、ぷろでゅーさー殿っ!?」

サスケ「被り物はともかく……」

サスケ「どうして、他は下着だけなのでござるかっ!?」

ぴょんっ! ぴょんっ!



子並「おい、僕を無視するんじゃないっ!」

ぎゅうっ!

武内・黒Pヘッド「うーふっ!? な、何故乳首を!?」

415: 2019/01/05(土) 22:56:22.34 ID:riMqflaIo
サスケ「子並重五兵衛っ!」

サスケ「ぷろでゅーさー殿を返すでござるっ!!」


子並「そんなに返して欲しいなら、返してやるっ!」


ウィィ――ンンン……!


サスケ「むっ!? 床が割れて……」


子並「今までの分の借りを――」

ぽいっ!

武内・黒Pヘッド「うわっ!?」


ガシャンッ!


『――左腕担当、パッション!』

『――右腕担当、キュート!』

『――左足担当、クール!』

『……こ、ここは……右足!?』


子並「この、すーぱーめか!!」

ウィィン……ガションッ!


トリコロール・コナミ『とりころーる・こなみで!!!』

ト・コナミ『きっちり、返させてもらうんだからなっ!!!!!』

416: 2019/01/05(土) 23:08:51.32 ID:riMqflaIo
https://www.youtube.com/watch?v=r-wIlXwUJm8


ト・コナミ『お前をやっつければ、あとは簡単だ!』

ト・コナミ『女の子達を僕のものにするんだっ!!』

ガションッ! ガションッ!


サスケ「そうはさせんでござるっ!!」

しゅたたたたっ!


ト・コナミ『やれっ、右腕!』

ト・コナミ『ローション・ミサイル!』

ボウンッ!


サスケ「!?」

ききーっ!


…ぬらぁあああっ……!


ト・コナミ『はっはっはっ!』

ト・コナミ『これで、走ってこっちまでは来られないぞっ!!』

417: 2019/01/05(土) 23:13:47.84 ID:riMqflaIo
サスケ「しかしっ!」

サスケ「これでは、そちらも動けないでござるよっ!」


ト・コナミ『ふっふっふ!』

ト・コナミ『やれっ、左腕!』

ト・コナミ『ビーム攻撃!』

ピピピピピピ…!


サスケ「び、びーむ!?」


ト・コナミ『くらえええっ!』

ビ――ッ!!


サスケ「ふっ!」

ぴょいんっ!


ト・コナミ『こらーっ! 避けるな――っ!!』

ビ――ッ!! ビ――ッ!!


サスケ「こ、このままでは……!?」

ぴょいんっ! さっ!

418: 2019/01/05(土) 23:18:18.38 ID:riMqflaIo
サスケ「この距離ならば……」

サスケ「じゃんぷで、一気に近づくでござるっ!!」

ぴょいんっ――


ト・コナミ『今だっ、左足!』

ト・コナミ『キ――ック!!』

ぐわっ!


サスケ「!?」


ドゴォンッ!


サスケ「ふぐっ!?」

ぽ~んっ……


武内・黒Pヘッド「さ、サスケさんっ!!」


…べちゃりっ!

サスケ「ちゃ、着地失敗でござる……!」

419: 2019/01/05(土) 23:25:43.14 ID:riMqflaIo
ト・コナミ『さあっ、右足!』

ト・コナミ『とどめの、ミサイル攻撃だっ!』


しーん…


ト・コナミ『おいっ! ミサイルだって!!』


しーん…


黄Pヘッド『しゃ、社長?』

赤Pヘッド『右足には、さらってきた奴が……』

青Pヘッド『それに、縛ってて動けないデース!』

子並『そ、そ、そ、そんな事くらいわかってたし!!』


ガシャッ!


ト・コナミ『トドメをさすまで、部屋の隅で大人しくまってろ!』

ぶんっ!


武内・黒Pヘッド「っ!? 外に放り出され――」


ぬるぬるぬるぬるっ!


武内・黒Pヘッド「――ろ、ローションで!」

武内・黒Pヘッド「滑って……うおおおっ!?」

420: 2019/01/05(土) 23:33:14.46 ID:riMqflaIo
ト・コナミ『……よし、僕が制御出来るようにしたぞ!』

ト・コナミ『さあ! このミサイルで、木っ端微塵になれ!!』

ガションッ!


サスケ「くっ……!」

…ぽろっ

サスケ「! これは――!」



ト・コナミ『くらえっ! ミサイ――』



サスケ「てやぁ――っ!!」

ヒュッ――



ボボゥンッ!!



ト・コナミ『な、な、な、なんだっ!?』

ト・コナミ『ミサイルが……発射前に、爆発した!?』



サスケ「……芳乃殿」

サスケ「お守りの――いしころ!」

サスケ「有り難く、使わせて貰ったでござるよっ!!」

421: 2019/01/05(土) 23:41:05.86 ID:riMqflaIo
ト・コナミ『び、ビームだ! ビームで攻撃だっ!』

ピピピピピピ…!


サスケ「先程の、ぷろでゅーさー殿のぬるぬるっぷり!」

サスケ「……そして!」

サスケ「ゴエモン殿の!」

サスケ「ちぇーん・きせるを参考にすればっ!!」

ぽちっ!

サスケ「」ちょい――――――んんっ!!


――どすっ!!



ト・コナミ『やれ――っ!!』

ビ――ッ!!



サスケ「まげが戻る時、滑りながら近づけるでござるっ!」


ぬるぬるぬるぬるっ!


ト・コナミ『な、なんだとおおおっ!?』

422: 2019/01/05(土) 23:48:41.29 ID:riMqflaIo
サスケ「そして、ここまで近づければっ!」

シュピィンッ!


…ボボゥンッ!!


ト・コナミ『ああっ!? 左足が!!』


サスケ「からくり忍者の!」

シュピィンッ!


…ボボゥンッ!


ト・コナミ『み、右腕までっ!?』


サスケ「そして、笑顔の力!」

シュピィンッ!


…ボボゥンッ!


ト・コナミ『うわあっ!? 左腕もやられたっ!!』


サスケ「ぱわー・おぶ・すまいるの敵ではござらんっ!!」


シュピィンッ――


ボボボォオオンッ!!!


ト・コナミ『そ、そ、そ、そんなああああっ!?』

423: 2019/01/05(土) 23:58:22.82 ID:riMqflaIo
https://www.youtube.com/watch?v=P4pefGt3AN0


  ・  ・  ・

サスケ「――ぷろでゅーさー殿、お怪我は?」

武内P「いえ、特にこれといって……ありません」



子並「くっそーっ! どうして皆、僕の邪魔をするんだ!」

子並「僕は、女の子達を手に入れたいだけなのにっ!!」



サスケ「子並め! まだ、あんな事を!」

武内P「待ってください」

サスケ「ぷろでゅーさー殿?」

武内P「……」


武内P「貴方が手に入れたい、女の子と言うのは……」

武内P「輝きを失ってしまった、アイドルの方なのでしょうか?」


子並「そんなわけがあるかっ!」

子並「僕が、女の子……あいどるを手に入れたかったのは――」



武内P「――キラキラと、輝いているから、ですね?」



子並「っ!?」

424: 2019/01/06(日) 00:05:56.34 ID:bqHhr6UQo
武内P「彼女達が、輝いているのは……」

武内P「夢に向かって、日々、頑張っているからです」

武内P「貴方がしようとしていた事は……」

武内P「その輝きを失わせてしまう事です」


子並「そ、そんなっ……!」

子並「それじゃあ、僕はどうしたら良かったんだ!!」


武内P「……」

武内P「笑顔です」


子並「え、笑顔?」


武内P「彼女達が笑顔でいられるよう……」

武内P「笑顔で応援する――ファンになれば良い、と」

武内P「……そう、思います」


子並「それじゃあ、手に入らないじゃないか!!」

ぴょんっ! ぴょんっ!


武内P「……」

武内P「夜空で輝く星に手を伸ばすのは、決して無駄ではありません」

武内P「その輝きは、目を離さない限り――降り注ぐのですから」


子並「!!!!!」

425: 2019/01/06(日) 00:17:17.67 ID:bqHhr6UQo
https://www.youtube.com/watch?v=es6PNneP3zs


  ・  ・  ・

573ぷろ・しきちがい


卯月「プロデューサーさん……サスケちゃん……!」

美波「! あれを見て、皆っ!」

CPアイドル達「!!」


武内P「み、皆さん!?」ヌルヌルッ

サスケ「こ、此処まで来てしまったでござるか!?」ヌルヌルッ


未央「いや、心配で……って……」

凛「だから来たんだ……けど……」

CPアイドル達「……」


武内P「……ご心配、おかけしました」ヌルヌルッ

サスケ「子並の奴ら、このまま役人を待つそうでござるっ!」ヌルヌルッ

サスケ「……罪を償ったら――」ヌルヌルッ

サスケ「――きらきらした、皆のらいぶを見たいそうでござるよっ!!」ヌルヌルッ


アーニャ「アー……ヌルヌル、ですね?」

CPアイドル達「……うん」


武内P・サスケ「……」

武内P・サスケ「えっ?」

426: 2019/01/06(日) 00:26:42.20 ID:bqHhr6UQo
https://www.youtube.com/watch?v=qp7tIxmc7Ik


  ・  ・  ・


「それでは皆さん……笑顔で、楽しんできてください」

「はいっ!!」


「拙者も、精一杯応援するでござるよっ!!」

「ふふっ! ゴエモンさん達が、羨ましがるわね!」


「……ヤエさん、やはりアイドルに」


「なりませんっ!! らいぶが終わったら、帰るんですから!」

「またの機会には、ゴエモン殿達も連れてくるでござる!」


「ねーねー、サスケー」


「どうしたでござるか?」


「お気に入りの石ころは、どうしたのでしてー?」


「……あっ」


「……」



ちょい――――――んんっ!!




おわり

427: 2019/01/06(日) 00:30:33.67 ID:bqHhr6UQo
https://www.youtube.com/watch?v=TIjToge5t8E



  ふぁいなるすてえじ  しんでれら・ぷろじぇくと


  くりあー!


…ぽちっ!


https://www.youtube.com/watch?v=2J5odGvh_qM



がちゃんっ!