1: 2018/05/15(火) 22:47:43.442 ID:RRNHNSE3M.net
俺「できるはずさ。俺とおまえで無限大のパワーだぜ」

ダンゴムシ「意味わかんないよ。だいたいなんで世界を支配なんてするのさ」

俺「俺さあ…時々思うんだよね…生きる意味ってなんだろうって」

ダンゴムシ「…。」

俺「変わらない毎日。ただ過ぎていく時間。その中で俺は何を成し何を得るのか」

ダンゴムシ「…。」

俺「なにもなさないしなにも得ない。そうさ。俺はこのままじゃなにも残さないまま氏んでいく。そんなのってつまらないだろ?」

ダンゴムシ「ん、まあな…」

俺「だから決めたんだ。世界を支配しようって」

ダンゴムシ「やっぱり意味わかんないよ」

俺「いいからやるんだよ!手始めに近所のクソガキを始末しに行こうぜ」

ダンゴムシ「お、おう…」
田んぼで拾った女騎士、田舎で俺の嫁だと思われている (電撃の新文芸)
2: 2018/05/15(火) 22:55:10.155 ID:RRNHNSE3M.net
~~公園~~

不良ガキ「ウェーイ!たかしを斬首してゲットしたたかしボールでサッカーやろうぜ~~!」

アホガキ「うはwwwwwwwwwおkwwwwwwwww」

馬鹿ガキ「やるやる~~wwwwwwwww」

不良ガキ「んじゃたかしゴールキーパーな」

たかし「……。」

不良ガキ「はいパース!」

アホガキ「うわ!このボールきめえwwwwwwwwwパス!」

馬鹿ガキ「キモ過ぎワロタァ!あ、シュート!!!!」

たかし「……。」ドスン 体にボールが当たる

不良ガキ「おいおい。ちゃんとゴールキーパーやれよ!」

馬鹿ガキ「あれ?」

アホガキ「ん?どうした?」

馬鹿ガキ「ボールたかしにくっついてね?」

不良ガキ「回転しながら首の方に登っていくぞ…」

アホガキ「う、うわああああああああああああああああああ」タッタッタッタッ

馬鹿ガキ「あ、ちょwwwwwwwwwおい!逃げるなよ!クソ…行っちまった…」

たかし「復讐の時間ダ…」

不良ガキ「あわわわわわわわわ」プルプル

3: 2018/05/15(火) 22:59:55.481 ID:RRNHNSE3M.net
馬鹿ガキ「お、おい!!!不良!俺たちも逃げるぞ!」ガクブル

不良ガキ「わ、わりぃ…足が…足が動かねえんだよ…」

馬鹿ガキ「ち、ちくしょおおおおおおお」タッタッタッタッ

たかし「逃がさなイ」シュッ

馬鹿ガキ「ひ、ひい!!!???いつのまに…」

たかし「氏ネ」ドゾォン

馬鹿ガキ「あ…う…ぐふ…」クビポキー

不良ガキ「わ、悪かった…!!!俺が悪かったよ!!!だから頼む!!!許してくれ!!!氏にたくねえんだよおおお」

たかし「彼女を連れてこイ」

不良ガキ「へ…?」

たかし「おまえの彼女をここに連れてこいと言っていル」

不良ガキ「な、なんでだよ」

たかし「いいから早くしろ!!!!!氏にてえのカ!!!!」ドン

不良ガキ「ぐふぅ!わ、わかった!!!!すぐ連れてくるからここで待っててくれ」タッタッタッタッ

4: 2018/05/15(火) 23:05:00.580 ID:RRNHNSE3M.net
不良ガキ「く、クソが!!!あいつ頭いかれてやがるぜちくしょーが…警察に電話っと…あ!」ドン

俺「ってーな…誰だ?」

不良ガキ「あ、す、す、すいません。それじゃ」

俺「おい!ちょっと待て!おい!行きやがった…ってかあいつどっかで見たことあるような」

ダンゴムシ「ほら、いつも公園でサッカーやってるやつら」

俺「あー、あのクソガキどもか。って…あいつらボコりに来たのに行っちまったぞ。仕方ねえ。追いかけるか」

ダンゴムシ「ほかのクソガキが公園にいるかもよ。先にそっち片付けようや」

俺「そうだな。ちょうど喉乾いたしついでに公園の自販機で飲み物でも買うか」

ダンゴムシ「ぼくはいろはすで頼むわ」

7: 2018/05/15(火) 23:14:46.835 ID:RRNHNSE3M.net
~~公園~~

俺「う…くさっ!なんだこのにおい…」

ダンゴムシ「こいつあひでえや…見ろよ俺くん」

俺「血が…そこら中に…あっ!あそこに人が倒れてるぞ」

たかし「う…ぐ…はっ…はっ…ふぅ…あああああああ」

ダンゴムシ「おい!どうした!しっかりしろ!」

たかし「い…た………い………た、たす……け…て……」

俺「んなこと言ってもヨォ…どうするよこれ」

ダンゴムシ「とりあえずぼくの魔法で出血を止めときやす」シュピーン

たかし「う、ふう…ふう…はあ…」

俺「致氏量じゃなくてよかったな。とりあえず傷口は塞いでおいたぞ」

たかし「あ、ありがとうございます…あ…めまいが…」

ダンゴムシ「まだ無理しないほうがいい…それはそうと君はなぜここで倒れていたんだい?」

たかし「ぼくもよく覚えていないんです。気づいたらここにいて…血を流して倒れていました」

俺「誰かにやられたってことか。心当たりはあるか?」

たかし「いえ。ぼく友達とかもいないですし」

ダンゴムシ「単なるいじめにしちゃあやりすぎだ。もしかしたら通り魔かもしれない」

俺「周囲をパトロールした方が良さそうだな。ついでにおまえの家まで送ってくよ。家どこだ?」

たかし「そこの橋を渡った先にある駄菓子屋です」

俺「おk、んじゃ振り落とされないようにな」

ダンゴムシ「変態!ライディングモード」

たかし「え?え?え?」

ダンゴムシ「俺っちバイクに変形することができるんですぜ。さあ乗った乗った!」

10: 2018/05/15(火) 23:25:37.208 ID:RRNHNSE3M.net
~~駄菓子屋~~

俺「ついたぜ。って…なんだこりゃ。パトカーがいっぱいじゃねえか」

不良ガキ「あ!ああああいつです!あいつが!俺の友達を!!!」

警官「ちょっと君。いいかな?話を聞きたいんだけど」

たかし「?ぼくですか?」

俺「あのお巡りさん。この子さっきまですごい大怪我で」

警官「君は黙っていてくれたまえ」

俺「は、はい…」

不良ガキ「おまえが馬鹿を!馬鹿を頃したんだ!!!!許さない絶対に許さない」

警官「落ち着きたまえ!!!」

たかし「ぼくが馬鹿くんを…?何を言ってるんだよ…僕だって誰かに大怪我負わされたんだ」

不良ガキ「うるさいうるさい!!!!言い訳するな!!!俺は見たんだ!!!!おまえが馬鹿の首の骨を折るとこ、う…」ドスッ

ダンゴムシ「しめときやしたぜ」

警官「あ、ああ…ありがとう…話はこの子が言った通りさ。たかしくんが馬鹿を頃したらしい。この子の言ってることが真実なら私は君を捕まえなければいけない」

たかし「ぼくしらない…知らないです。僕だってケガを負わされたんです。なんで僕が疑われなくちゃいけないんですか」

警官「君もケガを?誰に?」

たかし「わかりません。気がついたら血だらけで倒れていたんです」

11: 2018/05/15(火) 23:41:32.049 ID:RRNHNSE3M.net
警官「ふむ。この件思ったよりやっかいなことになりそうだ。とりあえず今日はお家でゆっくり休みたまえ。詳しい話はまた明日にしよう」

ダンゴムシ「あ、この不良ガキはどうしやすか?」

警官「どっかの井戸にでも捨てといてくれ。それではまた」ブブーン

ダンゴムシ「了解っす。あざしたー」

俺「はあ…なんか大変なことになっちまったな」

たかし「僕は悪くない…悪くない…」

ダンゴムシ「ほれたかしちゃん。元気出して。店に置いてあったこのうまい棒でも食べて元気出して」ヒョイ

おばあちゃん「あ!これぇ!勝手に取るでないぞ!!!!」

俺「はい10円」

おばあちゃん「お、おう。払えばいんだ払えば」

たかし「……。」ムシャムシャ

おばあちゃん「たかしぃ。あんた人頃したんやってな」

たかし「!!!違うよ!!!!僕じゃない!!!!」

おばあちゃん「ほんとか?絶対そうだと言い切れるか?」

たかし「ちがうよ…だって僕…倒れてたし」

おばあちゃん「その前は?倒れる前はどこで何してたんじゃ?」

たかし「えっと…たしか…あれ?どこで何してたんだっけ」

ダンゴムシ「記憶に混乱が見られるようですぜ」

おばあちゃん「はあ…仕方ないね。うちのタイムマシン貸してあげるからちょっくら見てきな」

俺「え!!!!!!!!タイムマシン!???」

ダンゴムシ「ななななななんでそんなものが」

たかし「なんだよそれ…」

おばあちゃん「氏んだおじいちゃんがもっとったものでな。あたしが歳とってかわいくなくなったらこのタイムマシンで過去に行って過去の私と交換するというてな。まあムカついて頃してやったわい」

俺「なかなかファンキーだな」

12: 2018/05/15(火) 23:47:11.367 ID:RRNHNSE3M.net
たかし「ぼくいくよ。無実の証明するために!!!!」

おばあちゃん「よう言った!それでこそ男じゃ」

俺「あの…」

ダンゴムシ「あっしらも付いて行っていっすか?」
たかし「ぼくからもお願いします。この人たち命の恩人なんです」

おばあちゃん「そう言われちゃダメだとは言えねえな。好きにしな」

俺「おっしゃラッキー」

ダンゴムシ「あざーっす」

おばあちゃん「画面の目の前にレバーが付いとるじゃろ?そのレバーを使っていきたい日付を決めるんじゃ」

たかし「ピッポッパッと。こんなもんかな。それじゃあおばあちゃん!行ってきます!」

おばあちゃん「いってら。あんたら孫を頼んだよ」

俺「御意」

ダンゴムシ「心得た」

14: 2018/05/15(火) 23:57:48.482 ID:RRNHNSE3M.net
~~時を遡り2時間と15分前へ~~

俺「お、ついたみたいだな。時間は…よし。ちゃんと戻ってるな」

ダンゴムシ「なんだか信じらんねえっすわ。まだ実感沸かねえ」

たかし「そうですね。でもこうしてる間に時間は過ぎていく。目的を達成するために公園に行きましょう」

俺「そうだな。ダン!足よろしく」

ダンゴムシ「おうよ。変態!ライディングモード」ブオーン


~~公園~~

不良ガキ「やーい!やーい!うんこ!」

馬鹿ガキ「ちんぽこ!」

アホガキ「山口メンバー!」

おは幼女「うえーん!ひえ~ん!」

俺「!!!あいつら…おは幼女ちゃんを…よくも…」

ダンゴムシ「堪えてくだせえ!旦那!今はたかしぼっちゃんの目的優先!」

俺「あ、ああ…クッソ。あとでぜってえぶちのめす」

たかし「すいません俺さん。そしてありがとう」

不良ガキ「はあ…こいつ泣いてばっかでつまんねえな…首切るか」

おは幼女「ひっ!やだ!やだやだやだ!!!!こわいよこわいよやめて!!!!!」

馬鹿ガキ「ぎゃははははwwwwwwwwwいい声出すじゃねえか」

おは幼女「しにたくないよ…たすけてよ…」

アホガキ「ひひひひwwwwwwwwwどうやって切ってやる?ノコギリか?包丁か?カッターナイフか?バラロロロロロロロwwwwwwwwwwwwwwwwww」

15: 2018/05/16(水) 00:12:21.008 ID:5MEGYgkbM.net
不良ガキ「?なんか変な音しねえか?」

馬鹿ガキ「たしかに…なんだ?」

アホ「あ!上みろ!上!」

不良ガキ「た、たかしだああああああ」

たかし「……。」ヒューーーン

馬鹿ガキ「う、うわあああああああああ!こっちに落ちてくるぞ!!!」

アホ「逃げろおおおおおおおおお」タッタッタッタッ

ズドーーーーーーーーーン

おは幼女「いやあああああああああ」キラーン

不良ガキ「あ!おは幼女が…飛んでいった」

たかし「……。」グガー グガー

馬鹿ガキ「こいつ寝てやがるぜ」

アホ「間抜けな顔してらwwwwwwwww」

不良ガキ「せっかくのおは幼女をよくも…よくも…!!!!たかしおまえは許さん。首切りの刑だ」

馬鹿「うっひょおおおお!クービきり!クービきり!」

アホ「やっちまいやしょうぜ!!!ひゃっほおー」

俺「あ、あいつら!電動ノコギリ取り出したぞ!!」

ダンゴムシ「おいおい嘘だろ…まさか」

たかし「う、うわああああああああああああああああああああ」

俺「あ、おま、馬鹿野郎!」

不良ガキ「!!???もう一人のたかし????」

馬鹿「おいおいどうなってんだよ…なんでたかしが二人いるんだよ」

アホ「悪い夢だぜ…悪夢だ」

不良「まあどっちでもいいや。まずはおまえからやらせてもらうぞ」

たかし「う…ぐ…ちくしょ…」バタン

馬鹿「ぎゃははははははは!!!!」

アホ「うひょー!」

俺「クソ…たかし…すまねえ…せめて過去のたかしだけでも」シュッ

不良「ありゃ?降ってきたたかしは?」

馬鹿「いませんね」

アホ「消えた?まあいいっしょ」

不良「ま、ええかwwwwwwwwウェーイ!たかしを斬首してゲットしたたかしボールでサッカーやろうぜ~~!」

アホガキ「うはwwwwwwwwwおkwwwwwwwww」

馬鹿ガキ「やるやる~~wwwwwwwww」

16: 2018/05/16(水) 00:20:24.245 ID:5MEGYgkbM.net
ダンゴムシ「なんとか救出できやしたが…俺たちの時間軸のたかしは…」

俺「クソ…たすけられなかった…俺が不甲斐ないばかりに…ちくしょ…」

ダンゴムシ「あ、兄貴!あれ見て!」

俺「ん?」

馬鹿ガキ「あれ?」

アホガキ「ん?どうした?」

馬鹿ガキ「ボールたかしにくっついてね?」

不良ガキ「回転しながら首の方に登っていくぞ…」

アホガキ「う、うわああああああああああああああああああ」タッタッタッタッ

馬鹿ガキ「あ、ちょwwwwwwwwwおい!逃げるなよ!クソ…行っちまった…」

たかし「復讐の時間ダ…」

不良ガキ「あわわわわわわわわ」プルプル

ダンゴムシ「千切れた首がくっつきやしたぜ」

俺「一体どうなってんだ」

18: 2018/05/16(水) 00:32:08.734 ID:5MEGYgkbM.net
俺「あ、馬鹿とかいうやつ氏んだぞ」

ダンゴムシ「なんか話してやすぜ。あ、不良がどっか行っちまいました」

俺「おい…たかしのやつ馬鹿の氏体を食べてるぞ」

ダンゴムシ「きめえな」

たかし「はっ…はっはっ…ン」ゴクン

俺「全部平らげやがった。あっ!たかしが動いたぞ」

ダンゴムシ「どこに向かうんだ?」

俺「橋を渡り始めたぞ」

ダンゴムシ「駄菓子屋でやんすねえ」

俺「あ、あ…あ…タイムマシンの中に入りやがった…」

ダンゴムシ「え…マジか」

俺「ダン!後ろ!」

ダンゴムシ「え?う…」ドス

たかし「俺さん…俺決めましたよ。タイムマシンで過去へ行き何度でも何度でも不良を頃す。俺自身の仇を取るために」

俺「そんなことしてなんの意味があるっていうんだ。おまえは生きてる。生きてるじゃないか」

たかし「いいえ。ぼくはもう人間じゃない。人を簡単に頃すことができる力を敵に入れた。そのせいで変わってしまった。もう戻れないんだ」

20: 2018/05/16(水) 00:44:50.418 ID:5MEGYgkbM.net
俺「なんでこうなるんだよおおおお」

たかし「ぼくの邪魔をするというのなら俺さんでも容赦しない!」ギュイーン

俺「ぐう…は、はやい!なんてスピードだ…」

たかし「あなたの首貰いますよ」シャキーン

俺「ち、ちくしょおおおお…ん?」

たかし過去「……。」グガーグガー

俺「こいつを盾にすれば動きを封じられるかも…うおりゃ!」ドン

たかし「氏ね!俺さん!」ドゥクシ

たかし過去「う…ぐ…ふぅ…」

たかし「卑怯な!」

俺「隙あり!もらったぜ」ドン

たかし「う…な、なぜあなたに…これほどまでの力が……。」

俺「そういえば言ってなかったな。俺の夢を世界を支配することだ。そのためには力が必要なのさ。なんで鍛えた。そして強くなった。ただそれだけの話さ」

たかし「う…ぐ…」バタン

俺「さてと…そろそろこの時間軸の俺たちがやって来る頃か。ダンとたかしの氏体を担いでタイムマシンに戻りますかね」

ダンゴムシ「勝手に頃すな」

俺「うわっ!おまえ生きてたのね!!!」

ダンゴムシ「どうやらたかしのやつ手加減してくれてたみたいだ。傷も浅い」

俺「無事でよかった。おまえがいないやっぱダメだわ」

ダンゴムシ「ああ。ぼくにもあんたが必要だ。だって俺たち、最高のバディ」

俺「これまでも…これからも…ずっとずっと続くんだぜ」



21: 2018/05/16(水) 00:47:30.747 ID:R9NMMesb0.net
は?

22: 2018/05/16(水) 00:48:55.233 ID:O7CDwOBvM.net
飽きてんじゃねーぞ8回くらいループしろ

5: 2018/05/15(火) 23:06:35.449 ID:rgiv12KR0.net
何このスレ

6: 2018/05/15(火) 23:11:15.402 ID:T0EYm41za.net
ファンタジーすぎる

引用元: 俺「俺とおまえとで世界を支配してやろうぜ」ダンゴムシ「んな馬鹿な!!できるわけないよ」