1: 2015/02/25(水) 22:47:35.61 ID:nOs0pTeS0.net
あかり「不満だよぉ」
5: 2015/02/25(水) 22:51:02.77 ID:nOs0pTeS0.net
赤座あかりちゃんは兼ねてより空を見ることが好きだった
空を見ていると自由と束縛のない世界を約束されている
気がしたからだ
だから赤座あかりちゃんは暇があれば
なんとなく空を見るようになった
そして空を横切る飛行機とかは大嫌いだった
人や物を運ぶその巨大な鉄の塊は
空を穢す何物でもなかった
だからあかりちゃんは飛行機に唾をかけてやりたいほど
飛行機の事が嫌いだった
空を見ていると自由と束縛のない世界を約束されている
気がしたからだ
だから赤座あかりちゃんは暇があれば
なんとなく空を見るようになった
そして空を横切る飛行機とかは大嫌いだった
人や物を運ぶその巨大な鉄の塊は
空を穢す何物でもなかった
だからあかりちゃんは飛行機に唾をかけてやりたいほど
飛行機の事が嫌いだった
6: 2015/02/25(水) 22:53:37.51 ID:nOs0pTeS0.net
即時即応性を求めて
地上にあるものを迅速に運ぶために空を利用すること
それは不浄の何物でもなかった
せっかちさで汚穢された鉄の塊
だけど同じようなものでも
一つだけ好きな鉄の鳥があった
宇宙船ロケットがそれだった
地上にあるものを迅速に運ぶために空を利用すること
それは不浄の何物でもなかった
せっかちさで汚穢された鉄の塊
だけど同じようなものでも
一つだけ好きな鉄の鳥があった
宇宙船ロケットがそれだった
7: 2015/02/25(水) 22:59:26.30 ID:nOs0pTeS0.net
400km上空・時速約27700kmで周回するISSに
地球唯一人員を送り込むソユーズ宇宙船が大好きだった
それは空を通り道にして
新たな発見や価値観への挑戦でもあったからだ
空を通り道に宇宙を目指すことはとても新しいものだと思っていた
だから赤座あかりちゃんは宇宙を目指すその
途方もない塊を
空を飛ぶものの中で唯一好きだった
地球唯一人員を送り込むソユーズ宇宙船が大好きだった
それは空を通り道にして
新たな発見や価値観への挑戦でもあったからだ
空を通り道に宇宙を目指すことはとても新しいものだと思っていた
だから赤座あかりちゃんは宇宙を目指すその
途方もない塊を
空を飛ぶものの中で唯一好きだった
8: 2015/02/25(水) 23:03:11.25 ID:nOs0pTeS0.net
空へと大地に並行に架けたものが
この世の既存の枠組みだった
目指す場所は結局のところ地上でしかなかった
複雑相互に編み込まれた世の中の仕組みは結局のところ
空を平行に架けるものの内部でしか構築されていないし
運用・改変されていない
あかりちゃんはそういった狭いものに疑問を感じていた
だけど知恵も学も勇気もなく
その疑問を疑問のまま自己の中に種火のようにくすぶらせたまま
赤座あかりちゃんは日々の生活をしていた
この世の既存の枠組みだった
目指す場所は結局のところ地上でしかなかった
複雑相互に編み込まれた世の中の仕組みは結局のところ
空を平行に架けるものの内部でしか構築されていないし
運用・改変されていない
あかりちゃんはそういった狭いものに疑問を感じていた
だけど知恵も学も勇気もなく
その疑問を疑問のまま自己の中に種火のようにくすぶらせたまま
赤座あかりちゃんは日々の生活をしていた
10: 2015/02/25(水) 23:07:46.69 ID:nOs0pTeS0.net
チョコチップクッキーの外縁を歩くように
この世界は真っ直ぐに続く道だと錯覚しているように思った
すこし脇道に逸れて面の部分に出れば
チョコチップクッキーは円だということがわかるのに
世界はチョコチップクッキーの円周部分だけを
真っ直ぐ歩いてそして元に戻って
その後もまだずっと道が続いてると思い込んで
尚も歩いた道を再び歩いている
そんな感じが赤座あかりちゃんにしていた
この世界は真っ直ぐに続く道だと錯覚しているように思った
すこし脇道に逸れて面の部分に出れば
チョコチップクッキーは円だということがわかるのに
世界はチョコチップクッキーの円周部分だけを
真っ直ぐ歩いてそして元に戻って
その後もまだずっと道が続いてると思い込んで
尚も歩いた道を再び歩いている
そんな感じが赤座あかりちゃんにしていた
11: 2015/02/25(水) 23:10:17.54 ID:nOs0pTeS0.net
紅茶の席でその話を
団地に住む向日葵ちゃんに話してみたところ
クッキーにチョコチップが入ったものは食べたことがないと言っていた
きっと貧乏だからだとあかりちゃんは口に出さずに納得した
その後もあかりちゃんはお互いに傷つけあわない至って文化的な会話を続けて
そして団地を出てファブリーズを上着にかけて
夜の九時には眠った
赤座あかりちゃんは規則正しかった
団地に住む向日葵ちゃんに話してみたところ
クッキーにチョコチップが入ったものは食べたことがないと言っていた
きっと貧乏だからだとあかりちゃんは口に出さずに納得した
その後もあかりちゃんはお互いに傷つけあわない至って文化的な会話を続けて
そして団地を出てファブリーズを上着にかけて
夜の九時には眠った
赤座あかりちゃんは規則正しかった
13: 2015/02/25(水) 23:14:30.87 ID:nOs0pTeS0.net
櫻子「それはきっとクッキーモンスターの陰謀だよ」
櫻子ちゃんは深刻そうにそう言った
あかりちゃん櫻子ちゃんの賢慮に身を乗り出して聞いた
あかり「クッキーモンスター?」
櫻子「そうだよクッキーモンスター。クッキーってついてるだろ?」
あかり「たしかにだよぉ」
櫻子「この世界がクッキーならそれはクッキーモンスターが世界を握っているという事になる」
あかり「それは飛躍しすぎじゃ・・・」
櫻子「焦りは物事の価値を曇らせるよあかりちゃん・・・まずは話を聞いて」
あかり「・・・・・・・・・」
櫻子ちゃんは深刻そうにそう言った
あかりちゃん櫻子ちゃんの賢慮に身を乗り出して聞いた
あかり「クッキーモンスター?」
櫻子「そうだよクッキーモンスター。クッキーってついてるだろ?」
あかり「たしかにだよぉ」
櫻子「この世界がクッキーならそれはクッキーモンスターが世界を握っているという事になる」
あかり「それは飛躍しすぎじゃ・・・」
櫻子「焦りは物事の価値を曇らせるよあかりちゃん・・・まずは話を聞いて」
あかり「・・・・・・・・・」
14: 2015/02/25(水) 23:18:15.30 ID:nOs0pTeS0.net
櫻子「この世界をクッキーモンスターが握ってると仮定しよう」
あかり「うんうん」
櫻子「おそらくクッキーの面の部分を見てここがクッキーだと知られたくないんだ?何故だと思う?」
あかり「クッキーモンスターが世界を握れなくなるからぁ?」
櫻子「それもある。だけど25点だよ」
あかり「わからないよぉ」
櫻子「それはね、この世界がクッキーだと知ってしまうと」
櫻子「みんなクッキーを食べたくなるだろ?なんてたってクッキーだから」
あかり「・・・・・・・・・」
櫻子「・・・・・・・・・」
あかり「・・・・・・・・・」
櫻子「・・・・・・・・・」
あかり「・・・・・・たしかに」
あかり「うんうん」
櫻子「おそらくクッキーの面の部分を見てここがクッキーだと知られたくないんだ?何故だと思う?」
あかり「クッキーモンスターが世界を握れなくなるからぁ?」
櫻子「それもある。だけど25点だよ」
あかり「わからないよぉ」
櫻子「それはね、この世界がクッキーだと知ってしまうと」
櫻子「みんなクッキーを食べたくなるだろ?なんてたってクッキーだから」
あかり「・・・・・・・・・」
櫻子「・・・・・・・・・」
あかり「・・・・・・・・・」
櫻子「・・・・・・・・・」
あかり「・・・・・・たしかに」
15: 2015/02/25(水) 23:22:35.21 ID:nOs0pTeS0.net
櫻子「クッキーを食べられると世界そのものがなくなっちゃう」
櫻子「だからクッキーモンスターは私たちを支配して」
櫻子「この世界がクッキーだとわからせないようにしてるんだ」
あかり「・・・なるほどだよぉ」
櫻子「私に言えるのはそれくらいかな」
あかり「今日はありがとうね、櫻子ちゃん。おかげで少しわかった気がするよぉ」
櫻子「えへへ、どういたしまして」
あかり「それじゃあね、櫻子ちゃん」
櫻子「・・・・・・・・・でもね」
あかり「?」
櫻子「私の話は仮定で、仮定は確かに背理法的に有効的な手段かもしれないけど」
櫻子「物事の真相は簡単じゃないよ」
あかり「・・・・・・・・・」
櫻子「今日のはいい香水だね。それじゃあまた」
櫻子「だからクッキーモンスターは私たちを支配して」
櫻子「この世界がクッキーだとわからせないようにしてるんだ」
あかり「・・・なるほどだよぉ」
櫻子「私に言えるのはそれくらいかな」
あかり「今日はありがとうね、櫻子ちゃん。おかげで少しわかった気がするよぉ」
櫻子「えへへ、どういたしまして」
あかり「それじゃあね、櫻子ちゃん」
櫻子「・・・・・・・・・でもね」
あかり「?」
櫻子「私の話は仮定で、仮定は確かに背理法的に有効的な手段かもしれないけど」
櫻子「物事の真相は簡単じゃないよ」
あかり「・・・・・・・・・」
櫻子「今日のはいい香水だね。それじゃあまた」
16: 2015/02/25(水) 23:25:30.79 ID:nOs0pTeS0.net
あかりちゃんはたまに
自分の認識してる世界がとてもあやふやな感覚になる
この世界が自分の知覚してる中枢神経系で生み出しているという
類の話ではない
そういった認識によって始まる感覚ではなく
普段の生活でふと自分が何故ここにいるのか
何故この世界にいるのか
自分の記憶があやふやになる感覚
そういったものをあかりちゃんはたまに感じる
自分の認識してる世界がとてもあやふやな感覚になる
この世界が自分の知覚してる中枢神経系で生み出しているという
類の話ではない
そういった認識によって始まる感覚ではなく
普段の生活でふと自分が何故ここにいるのか
何故この世界にいるのか
自分の記憶があやふやになる感覚
そういったものをあかりちゃんはたまに感じる
18: 2015/02/25(水) 23:29:41.55 ID:nOs0pTeS0.net
実存主義になんて興味はなかったけど
ふと生まれるこの感覚が
赤座あかりちゃん自身があやふやなものであるんだなと
感じる一つの機会でもあった
あまりに複雑すぎて無秩序性さえありそうな感覚の反応系が
全て集まって一つのあかりを構築する事
世の中の仕組みが空と並行する内部にだけとどまって
一つの社会を作っていること
哲学はあかりちゃんの嫌いなものの一つであり
そして生涯付き合わねばならない友人でもあった
ふと生まれるこの感覚が
赤座あかりちゃん自身があやふやなものであるんだなと
感じる一つの機会でもあった
あまりに複雑すぎて無秩序性さえありそうな感覚の反応系が
全て集まって一つのあかりを構築する事
世の中の仕組みが空と並行する内部にだけとどまって
一つの社会を作っていること
哲学はあかりちゃんの嫌いなものの一つであり
そして生涯付き合わねばならない友人でもあった
19: 2015/02/25(水) 23:36:44.88 ID:nOs0pTeS0.net
ワールドワイドウェブは
世界を網羅するネットワークである
ウェブは蜘蛛の巣を表し
世界を繋ぐことで情報革命となった
当時の世界はその圧倒的な利便性に熱意と多額の投資をし
ネットは早送りのキメラの成長のようにグロテスクな速度で進化した
ネットワークは一種の複雑系を形成し
現在では地球を取り囲む神経系の役割を果たしている
1957年にソビエト連邦が打ち上げた人類初の衛星スプートニク1号は
地球の枠組みを再構成させる神経学的な事件である
世界を網羅するネットワークである
ウェブは蜘蛛の巣を表し
世界を繋ぐことで情報革命となった
当時の世界はその圧倒的な利便性に熱意と多額の投資をし
ネットは早送りのキメラの成長のようにグロテスクな速度で進化した
ネットワークは一種の複雑系を形成し
現在では地球を取り囲む神経系の役割を果たしている
1957年にソビエト連邦が打ち上げた人類初の衛星スプートニク1号は
地球の枠組みを再構成させる神経学的な事件である
20: 2015/02/25(水) 23:42:04.46 ID:nOs0pTeS0.net
しかしそれ自体
あかりちゃんにとって
あかりちゃんたちが本当に欲しい何がしかに対しての
答えじゃないと思っていた
あかりちゃんは知りたいし欲していた
それが具体的になにをさすのが
チョコチップクッキーなのか
わからないけどあかりちゃんはコンビニレジ横の
エメラルドグリーンのプラスチック募金箱に小銭を入れて
なにかおかしいもの中でもなにか良くなることを願っていた
あかりちゃんにとって
あかりちゃんたちが本当に欲しい何がしかに対しての
答えじゃないと思っていた
あかりちゃんは知りたいし欲していた
それが具体的になにをさすのが
チョコチップクッキーなのか
わからないけどあかりちゃんはコンビニレジ横の
エメラルドグリーンのプラスチック募金箱に小銭を入れて
なにかおかしいもの中でもなにか良くなることを願っていた
21: 2015/02/25(水) 23:46:00.99 ID:nOs0pTeS0.net
結衣「それはきっと愛だね」
あかり「小児性愛者」
結衣「それは私の場合についての話だね」
あかり「まりちゃんをもう驚かしちゃだめだよ」
結衣「いつだって時間は敵なのさ。まりちゃんもいずれ・・・」
あかり「大変だねぇ」
結衣「あかりが欲しているのもきっとそう言うものだと思うよ」
あかり「そういう詩のようなものではないかな・・・」
あかり「小児性愛者」
結衣「それは私の場合についての話だね」
あかり「まりちゃんをもう驚かしちゃだめだよ」
結衣「いつだって時間は敵なのさ。まりちゃんもいずれ・・・」
あかり「大変だねぇ」
結衣「あかりが欲しているのもきっとそう言うものだと思うよ」
あかり「そういう詩のようなものではないかな・・・」
22: 2015/02/25(水) 23:50:39.53 ID:nOs0pTeS0.net
結衣「だけどいつだった人は変わらないものを求めて」
結衣「愛についてそれを殊更尊重したんだよ。世の中のものはほぼ全て食卓に置けるけど愛は祭壇のみだよ」
あかり「カニバも入ってるのぉ?」
結衣「脳は性欲と食欲を酷く簡単に結びつけるようになっていて困る」
あかり「結衣ちゃんについての話はもういいよぉ・・・」
結衣「あかり。世の中なんてな、変わるものだし変わらなくても信用出来るものでもないんだ」
あかり「うん」
結衣「クッキーの面の方に出たからってクッキーの面ではクッキーの面での命題がある」
あかり「そうかもしれないねぇ」
結衣「変わらない愛があればいいんだよ」
あかり「成長したら興味失くす結衣ちゃんに言われたくないよぉ」
結衣「愛についてそれを殊更尊重したんだよ。世の中のものはほぼ全て食卓に置けるけど愛は祭壇のみだよ」
あかり「カニバも入ってるのぉ?」
結衣「脳は性欲と食欲を酷く簡単に結びつけるようになっていて困る」
あかり「結衣ちゃんについての話はもういいよぉ・・・」
結衣「あかり。世の中なんてな、変わるものだし変わらなくても信用出来るものでもないんだ」
あかり「うん」
結衣「クッキーの面の方に出たからってクッキーの面ではクッキーの面での命題がある」
あかり「そうかもしれないねぇ」
結衣「変わらない愛があればいいんだよ」
あかり「成長したら興味失くす結衣ちゃんに言われたくないよぉ」
23: 2015/02/25(水) 23:53:21.31 ID:nOs0pTeS0.net
世の中の枠組みは大きく分けて二つあった
政治と経済がそれだとあかりちゃんは思っていた
突き詰めれば思想と食べ物だ
その二つをまとめるのが世界のそれぞれの自治だった
その自治の中で最も尊重される文章は憲法と言われた
その文章こそあかりちゃんの疑問への手がかりだと思った
政治と経済がそれだとあかりちゃんは思っていた
突き詰めれば思想と食べ物だ
その二つをまとめるのが世界のそれぞれの自治だった
その自治の中で最も尊重される文章は憲法と言われた
その文章こそあかりちゃんの疑問への手がかりだと思った
24: 2015/02/25(水) 23:56:48.12 ID:nOs0pTeS0.net
条文はたった100近くしかなかった
それだけの文字があかりちゃんが求めるものを
何がしかの力で阻んでいた
あかりちゃんは憲法の条文を開いてみて
少し読んですぐに閉じた
期せずして前半の条文は憲法の中でも重要なことが多く書かれていた
それを見てあかりちゃんは閉じた
その理由はあかりちゃんを阻んでいるものを酷く地上的に書いていたからだった
求める文章ではなかった
それだけの文字があかりちゃんが求めるものを
何がしかの力で阻んでいた
あかりちゃんは憲法の条文を開いてみて
少し読んですぐに閉じた
期せずして前半の条文は憲法の中でも重要なことが多く書かれていた
それを見てあかりちゃんは閉じた
その理由はあかりちゃんを阻んでいるものを酷く地上的に書いていたからだった
求める文章ではなかった
25: 2015/02/25(水) 23:57:58.32 ID:nOs0pTeS0.net
それが憲法であるのか聖典であるのか
そもそも文章なのか
経済システムなのか哲学なのか
あかりちゃんはわからなくなって
遂に泣き出した
そもそも文章なのか
経済システムなのか哲学なのか
あかりちゃんはわからなくなって
遂に泣き出した
26: 2015/02/25(水) 23:59:47.74 ID:nOs0pTeS0.net
あかり「ぶっひぇええええええええええええええん」
ちなつ「ど、どうしたのあかりちゃん!?」
あかり「あかりわかんないよぉおおおお」
ちなつ「な、なにがわからないの!?宿題?」
あかり「世の中の事だよぉ」
ちなつ「・・・・・・はぁ?」
あかり「あかり世の中の事が分かんないだよぉ」
あかり「ぶっひぇええええええええええええええん」 👀
ちなつ「ど、どうしたのあかりちゃん!?」
あかり「あかりわかんないよぉおおおお」
ちなつ「な、なにがわからないの!?宿題?」
あかり「世の中の事だよぉ」
ちなつ「・・・・・・はぁ?」
あかり「あかり世の中の事が分かんないだよぉ」
あかり「ぶっひぇええええええええええええええん」 👀
27: 2015/02/26(木) 00:01:48.04 ID:82h1+dk80.net
ちなつ「ちょっ、ちょっと!何言ってるのかわかんないよぉ」
あかり「あかり世の中の事しりたいのぉおおお」
ちなつ「そんなこと知ってどうするの!別にいいでしょ知らなくても!」
あかり「ぶっひぇええええええええええええええん」
ちなつ「んもぅ!いきなりおかしなこと言っちゃって!ちーな知らないからっ」
あかり「ぶっひぇええええええええええええええん」
あかり「あかり世の中の事しりたいのぉおおお」
ちなつ「そんなこと知ってどうするの!別にいいでしょ知らなくても!」
あかり「ぶっひぇええええええええええええええん」
ちなつ「んもぅ!いきなりおかしなこと言っちゃって!ちーな知らないからっ」
あかり「ぶっひぇええええええええええええええん」
31: 2015/02/26(木) 00:04:38.29 ID:82h1+dk80.net
あかり「ぶっひぇえええええん」
ちなつ「・・・・・・・・・」
あかり「ぶっひぇええええええええええん」
ちなつ「・・・・・・・・・」
あかり「ぶっひぇええええええええええええええん」
ちなつ「・・・・・・・・・」
あかり「ぶっひぇえええええええええええええええええん」
ちなつ「・・・・・・・・・」
ちなつ「・・・・・・・・・」
ちなつ「・・・・・・・・・んもぅ!わかったわよ!あかりちゃん」
ちなつ「・・・・・・・・・」
あかり「ぶっひぇええええええええええん」
ちなつ「・・・・・・・・・」
あかり「ぶっひぇええええええええええええええん」
ちなつ「・・・・・・・・・」
あかり「ぶっひぇえええええええええええええええええん」
ちなつ「・・・・・・・・・」
ちなつ「・・・・・・・・・」
ちなつ「・・・・・・・・・んもぅ!わかったわよ!あかりちゃん」
33: 2015/02/26(木) 00:07:08.43 ID:82h1+dk80.net
ちなつ「ちーなが教えてあげる!」
あかり「ほんとうにぃ?ぐすぐす」
ちなつ「あかりちゃんが泣き止まないんだもん!」
あかり「だってぇ・・・」
ちなつ「えーとなんだっけ・・・世の中のこと・・・?」
あかり「そうだよぉ。ちなつちゃんはわかるのぉ」
ちなつ「わかるわよ!」
あかり「・・・・・・ほんとうにぃ?」
ちなつ「わかるってば!」
ちなつ「何故なら、ちーなはクッキーモンスターだからよ!」
あかり「!!!」
あかり「ほんとうにぃ?ぐすぐす」
ちなつ「あかりちゃんが泣き止まないんだもん!」
あかり「だってぇ・・・」
ちなつ「えーとなんだっけ・・・世の中のこと・・・?」
あかり「そうだよぉ。ちなつちゃんはわかるのぉ」
ちなつ「わかるわよ!」
あかり「・・・・・・ほんとうにぃ?」
ちなつ「わかるってば!」
ちなつ「何故なら、ちーなはクッキーモンスターだからよ!」
あかり「!!!」
35: 2015/02/26(木) 00:09:18.01 ID:82h1+dk80.net
ちなつ「この世界は実はクッキーの外縁なの」
あかり「本当だったんだ・・・!」
ちなつ「ええそうよ、これから世界の本当の姿を見せてあげるわ」
あかり「あかり遂にみれるんだね・・・」
ちなつ「そうよ、あかりちゃん!このことはクラスのみんなには内緒だよ」
あかり「わかったよぉ!」
ちなつ「それじゃあ乗り物に乗るからレッツゴー」
あかり「わぁい!」
あかり「本当だったんだ・・・!」
ちなつ「ええそうよ、これから世界の本当の姿を見せてあげるわ」
あかり「あかり遂にみれるんだね・・・」
ちなつ「そうよ、あかりちゃん!このことはクラスのみんなには内緒だよ」
あかり「わかったよぉ!」
ちなつ「それじゃあ乗り物に乗るからレッツゴー」
あかり「わぁい!」
36: 2015/02/26(木) 00:11:18.43 ID:82h1+dk80.net
ちなつ「これがその乗り物よ」
あかり「一輪車?」
ちなつ「そうよ」
あかり「ダサいよぉ」
ちなつ「だまらっしゃいさぁ着いてきて!」
あかり「両手広げてバランスとって漕いでるの滑稽だよぉ・・・待ってぇ!!」
あかり「一輪車?」
ちなつ「そうよ」
あかり「ダサいよぉ」
ちなつ「だまらっしゃいさぁ着いてきて!」
あかり「両手広げてバランスとって漕いでるの滑稽だよぉ・・・待ってぇ!!」
38: 2015/02/26(木) 00:15:36.15 ID:82h1+dk80.net
ちなつはスピード狂の如き速さと
F1レーサー並みのコーナリングで幾つもの路地を駆け抜けた
あかりちゃんは着いていくのに必氏だった
街の汚れは裏路地に集約され
薄暗いそこはシステムのバグの隠れ家のようにあかりちゃんは思った
幾つもの細く暗い路地の風景が後方に過ぎ去って
そしていつの間にかあかりちゃんとちなつちゃんは屹立する絶壁の前にいた
絶壁は左右に何処まで続いていた
あかり「こ、ここは何処なのぉ」
ちなつ「クッキーの端っこよ。今からここを登って面の方に行くの」
あかり「ぶっひぇー」
F1レーサー並みのコーナリングで幾つもの路地を駆け抜けた
あかりちゃんは着いていくのに必氏だった
街の汚れは裏路地に集約され
薄暗いそこはシステムのバグの隠れ家のようにあかりちゃんは思った
幾つもの細く暗い路地の風景が後方に過ぎ去って
そしていつの間にかあかりちゃんとちなつちゃんは屹立する絶壁の前にいた
絶壁は左右に何処まで続いていた
あかり「こ、ここは何処なのぉ」
ちなつ「クッキーの端っこよ。今からここを登って面の方に行くの」
あかり「ぶっひぇー」
39: 2015/02/26(木) 00:20:10.37 ID:82h1+dk80.net
ちなつ「さぁよじ登るわよ」
あかり「命綱はないのぉ」
ちなつ「そんなものはクッキー外縁に置いてきたでしょ」
あかり「・・・そ、そうだねぇ!よぉし!」
ちなつ「いい、あかりちゃん。本当に登りきれるのはクッキーの面にいきたいという強い意志が大事よ」
ちなつ「私が案内できるのは此処までだから、あかりちゃんあとは自分自身を信じるんだよ」
あかり「そうなんだぁ・・・でもあかりは前部全部置いていくつもりで行かなきゃいけないんだよぇ」
ちなつ「そうだよ、そういうことだよ、いってらっしゃい、あかりちゃん」
あかり「いってくるよぉ」
あかり「命綱はないのぉ」
ちなつ「そんなものはクッキー外縁に置いてきたでしょ」
あかり「・・・そ、そうだねぇ!よぉし!」
ちなつ「いい、あかりちゃん。本当に登りきれるのはクッキーの面にいきたいという強い意志が大事よ」
ちなつ「私が案内できるのは此処までだから、あかりちゃんあとは自分自身を信じるんだよ」
あかり「そうなんだぁ・・・でもあかりは前部全部置いていくつもりで行かなきゃいけないんだよぇ」
ちなつ「そうだよ、そういうことだよ、いってらっしゃい、あかりちゃん」
あかり「いってくるよぉ」
40: 2015/02/26(木) 00:25:38.93 ID:82h1+dk80.net
チョコチップクッキーの端にいること
端から面にいくこと
それは途方もなく難しい
二次元しか認識できないものが三次元を認識することはできない
稀に数学者に置いて四次元空間を四次元空間のまま認識できる者がいるという
しかし大多数のものはカラビ・ヤウ多様体について
想像することはおろか数式上で扱うのも困難だ
あかりちゃんが目指しているチョコチップクッキーの面の方も
内部完結的なこの世の中であかりちゃんが欲しているものも
ぜんぶ掴めそうで掴めない
端から面にいくこと
それは途方もなく難しい
二次元しか認識できないものが三次元を認識することはできない
稀に数学者に置いて四次元空間を四次元空間のまま認識できる者がいるという
しかし大多数のものはカラビ・ヤウ多様体について
想像することはおろか数式上で扱うのも困難だ
あかりちゃんが目指しているチョコチップクッキーの面の方も
内部完結的なこの世の中であかりちゃんが欲しているものも
ぜんぶ掴めそうで掴めない
41: 2015/02/26(木) 00:30:53.70 ID:82h1+dk80.net
あかりちゃんはチョコチップクッキーをよじ登る
クッキーのカスがたまに崩落してくる
チョコチップクッキーは食べかすが出やすいからだ
あかりちゃんはそれでも
一インチずつでも登り続けた
距離は関係なかった
夜になると青いメタン惑星が手に届きそうな巨大さで現れた
ヘビさんが降ることもあった
シーラカンスを食べておいシーラカンスなこともあった
あかりちゃんはチョコチップクッキーを登り続けた
クッキーのカスがたまに崩落してくる
チョコチップクッキーは食べかすが出やすいからだ
あかりちゃんはそれでも
一インチずつでも登り続けた
距離は関係なかった
夜になると青いメタン惑星が手に届きそうな巨大さで現れた
ヘビさんが降ることもあった
シーラカンスを食べておいシーラカンスなこともあった
あかりちゃんはチョコチップクッキーを登り続けた
42: 2015/02/26(木) 00:34:02.68 ID:82h1+dk80.net
あかり「も、もうだめだよぉ」
あかり「あかり、もう耐えられないよぉ」
クッキーモンスター「そんな弱音を吐くのは何処の誰かな」
あかり「だれっ!?」
クッキーモンスター「クッキーモンスターだよ君たちを支配してるものだよ」
あかり「クッキーモンスター!あかりはあとどれくらい登ればいいの!」
クッキーモンスター「何を言ってるんだい」
あかり「?」
クッキーモンスター「君はもうクッキーの面にきたじゃないか!」
あかり「!!!」
クッキーモンスター「おめでとう!」
あかり「わぁ!」
あかり「あかり、もう耐えられないよぉ」
クッキーモンスター「そんな弱音を吐くのは何処の誰かな」
あかり「だれっ!?」
クッキーモンスター「クッキーモンスターだよ君たちを支配してるものだよ」
あかり「クッキーモンスター!あかりはあとどれくらい登ればいいの!」
クッキーモンスター「何を言ってるんだい」
あかり「?」
クッキーモンスター「君はもうクッキーの面にきたじゃないか!」
あかり「!!!」
クッキーモンスター「おめでとう!」
あかり「わぁ!」
43: 2015/02/26(木) 00:36:05.97 ID:82h1+dk80.net
あかり「あかり感動だよぉクッキーの面に来ることが出来たんだぁ」
クッキーモンスター「そうだよ。おつかれさま。そして歓迎するよ」
あかり「わぁ!あかりが着ちゃっても怒らないのぉ?」
クッキーモンスター「一人じゃこのクッキーを食べきるのは無理だからね。特別さ」
あかり「ありがとうだよぉ」
クッキーモンスター「どうして君はこんなところにまできたんだい?」
クッキーモンスター「そうだよ。おつかれさま。そして歓迎するよ」
あかり「わぁ!あかりが着ちゃっても怒らないのぉ?」
クッキーモンスター「一人じゃこのクッキーを食べきるのは無理だからね。特別さ」
あかり「ありがとうだよぉ」
クッキーモンスター「どうして君はこんなところにまできたんだい?」
45: 2015/02/26(木) 00:38:41.32 ID:82h1+dk80.net
あかり「あかり世の中の事が知りたいんだよぉ」
クッキーモンスター「なるほど」
あかり「聞いてもいいかなぁ」
クッキーモンスター「何でも聞いて!」
あかり「クッキーモンスターさんはなんであかり達を支配して世界を騙してるの?」
クッキーモンスター「なんとなくだよ!」
あかり「・・・あっ」
クッキーモンスター「・・・・・・・・・」
あかり「・・・・・・・・・」
クッキーモンスター「なるほど」
あかり「聞いてもいいかなぁ」
クッキーモンスター「何でも聞いて!」
あかり「クッキーモンスターさんはなんであかり達を支配して世界を騙してるの?」
クッキーモンスター「なんとなくだよ!」
あかり「・・・あっ」
クッキーモンスター「・・・・・・・・・」
あかり「・・・・・・・・・」
47: 2015/02/26(木) 00:41:13.33 ID:82h1+dk80.net
あかり「なんとなくなのぉ?」
クッキーモンスター「そうだよ!」
あかり「え?でもそれなら騙さなくてもいいんじゃ・・・」
クッキーモンスター「いいよ!」
あかり「いいのかよぉ・・・」
クッキーモンスター「世の中の事の何を知って何を考えるかについて」
クッキーモンスター「クッキーモンスターは高尚な事を考えたり押し付けたり文章にしないからね」
あかり「!!!」
クッキーモンスター「そうだよ!」
あかり「え?でもそれなら騙さなくてもいいんじゃ・・・」
クッキーモンスター「いいよ!」
あかり「いいのかよぉ・・・」
クッキーモンスター「世の中の事の何を知って何を考えるかについて」
クッキーモンスター「クッキーモンスターは高尚な事を考えたり押し付けたり文章にしないからね」
あかり「!!!」
48: 2015/02/26(木) 00:43:15.73 ID:82h1+dk80.net
クッキーモンスター「人間は欲にまみれてるから管理しないと正常な社会を営めないとか」
クッキーモンスター「そういう考え披露するのってファックだよね」
あかり「ファックだよぉ」
クッキーモンスター「ここはクッキーの面だよ!楽しんで!」
あかり「わぁい!」
クッキーモンスター「そういう考え披露するのってファックだよね」
あかり「ファックだよぉ」
クッキーモンスター「ここはクッキーの面だよ!楽しんで!」
あかり「わぁい!」
50: 2015/02/26(木) 00:48:03.60 ID:82h1+dk80.net
チョコチップクッキーの面にいるということ
それはチョコチップが顔を出していて
とても甘い匂いがする世界だという事
甘い匂いは溶けだしてその風に乗った思考や考えは
全部チョコチップの香りに融和する
京子「よう!あかり!」
あかり「京子ちゃん!」
京子ちゃんが何故そこにいるのかに大した意味はなく
そして過去も今も今後も理由を必要としない
京子「踊ろう!」
あかり「わぁい!」
チョコチップクッキーのステージの上
あかりちゃんと京子ちゃんはワルツを踊る
チョコチップの甘い匂いを纏い
軽い食感のクッキーを踏み鳴らして華麗に舞う
それはチョコチップが顔を出していて
とても甘い匂いがする世界だという事
甘い匂いは溶けだしてその風に乗った思考や考えは
全部チョコチップの香りに融和する
京子「よう!あかり!」
あかり「京子ちゃん!」
京子ちゃんが何故そこにいるのかに大した意味はなく
そして過去も今も今後も理由を必要としない
京子「踊ろう!」
あかり「わぁい!」
チョコチップクッキーのステージの上
あかりちゃんと京子ちゃんはワルツを踊る
チョコチップの甘い匂いを纏い
軽い食感のクッキーを踏み鳴らして華麗に舞う
52: 2015/02/26(木) 00:54:42.91 ID:82h1+dk80.net
チョコチップクッキーの外縁は開かれている
ただ、多くの人は行くことが出来ない
それよりも多くの人は気付いていない
クッキーモンスターはクッキーモンスターで
あかりちゃんはワルツを踊って
クッキーの上でくるくる回る
世の中がクッキーの外縁をひたすらくるくる回るように
地球が回って衛星が回って
あかりちゃんが回って
ワルツが回る
あかりちゃんが欲した答えは
ただチョコチップクッキーの面という
理由が必要ない舞台
ただ、多くの人は行くことが出来ない
それよりも多くの人は気付いていない
クッキーモンスターはクッキーモンスターで
あかりちゃんはワルツを踊って
クッキーの上でくるくる回る
世の中がクッキーの外縁をひたすらくるくる回るように
地球が回って衛星が回って
あかりちゃんが回って
ワルツが回る
あかりちゃんが欲した答えは
ただチョコチップクッキーの面という
理由が必要ない舞台
53: 2015/02/26(木) 00:57:10.43 ID:82h1+dk80.net
京子「あかり」
あかり「なぁに京子ちゃん」
京子「あかりはずっとここにいるのか?」
あかり「・・・わかんないよぉ」
京子「でもな、ここにいることはクッキーモンスターの仲間になることなんだぞ」
あかり「それって怖い事なのぉ?」
京子「そんなことないぞクッキーモンスターになってもあかりはあかりのままだ」
あかり「それならここにいよっかなぁ」
京子「・・・・・・・・・あかり」
あかり「?」
あかり「なぁに京子ちゃん」
京子「あかりはずっとここにいるのか?」
あかり「・・・わかんないよぉ」
京子「でもな、ここにいることはクッキーモンスターの仲間になることなんだぞ」
あかり「それって怖い事なのぉ?」
京子「そんなことないぞクッキーモンスターになってもあかりはあかりのままだ」
あかり「それならここにいよっかなぁ」
京子「・・・・・・・・・あかり」
あかり「?」
56: 2015/02/26(木) 01:01:18.89 ID:82h1+dk80.net
京子「あのね、あかり。あかりは戻ったほうがいいよ」
あかり「・・・な、なんでぇ!」
京子「だって、あかりはクッキーの端っこになくてはならないからだ」
あかり「・・・なんでなのぉ」
京子「あかり、あかりは天使なんだよ」
あかり「薄々気付いてたよぉ」
京子「理由とか関係とか因果的な何がしかは全部ここにはないけど」
京子「あかりはそういうものがある場所で皆を照らすことが」
京子「あかりの生来の在り方だと思うんだ」
あかり「・・・・・・・・・」
京子「・・・・・・・・・」
あかり「・・・・・・わかったよぉ」
あかり「・・・な、なんでぇ!」
京子「だって、あかりはクッキーの端っこになくてはならないからだ」
あかり「・・・なんでなのぉ」
京子「あかり、あかりは天使なんだよ」
あかり「薄々気付いてたよぉ」
京子「理由とか関係とか因果的な何がしかは全部ここにはないけど」
京子「あかりはそういうものがある場所で皆を照らすことが」
京子「あかりの生来の在り方だと思うんだ」
あかり「・・・・・・・・・」
京子「・・・・・・・・・」
あかり「・・・・・・わかったよぉ」
58: 2015/02/26(木) 01:07:11.20 ID:82h1+dk80.net
京子「あかり、クッキーの端だって色んなことがある」
京子「でっかい宇宙船でどっか行こうとしてたり」
京子「あとはまぁ戦争起こったり政治が煩かったり税金あがったり自分の存在価値がわからなくなったり」
京子「社会人が鬱になったり貧困と飢餓と宗教とテ口リズムがあったり」
あかり「」
京子「・・・まぁいろいろあるけど」
あかり「」
京子「あかりは天使でいる事それだけで良いんだよ」
あかり「うん、わかったよぉ」
京子「気を付けて帰るんだぞ、お土産だ」
あかり「わぁい!何かなぁ」
京子「チョコチップだ」
あかり「わぁい!」
京子「でっかい宇宙船でどっか行こうとしてたり」
京子「あとはまぁ戦争起こったり政治が煩かったり税金あがったり自分の存在価値がわからなくなったり」
京子「社会人が鬱になったり貧困と飢餓と宗教とテ口リズムがあったり」
あかり「」
京子「・・・まぁいろいろあるけど」
あかり「」
京子「あかりは天使でいる事それだけで良いんだよ」
あかり「うん、わかったよぉ」
京子「気を付けて帰るんだぞ、お土産だ」
あかり「わぁい!何かなぁ」
京子「チョコチップだ」
あかり「わぁい!」
59: 2015/02/26(木) 01:13:26.29 ID:82h1+dk80.net
赤座あかりちゃんはクッキーモンスターに挨拶して
崖をするする降りて帰った
途中カラスか鷹みたいな奴につつかれて
@(○`3´○)@んもうぅー!と怒りながらも
ポッケに入れたチョコチップをかじりながら
降りていく
単調な動きを繰り返して降りていくうちに
もう一度ワルツを踊りたくなってきた
京子ちゃんとくるくる回って世界もくるくる回って
この世界はずっとくるくるしていた
あかりちゃんはかわりにワルツの曲に唇で歌った
https://www.youtube.com/watch?v=1nWbuwLshrk
静かな鼻歌は断崖に消えていった
さぁチョコチップクッキーの上でワルツを
おわり
崖をするする降りて帰った
途中カラスか鷹みたいな奴につつかれて
@(○`3´○)@んもうぅー!と怒りながらも
ポッケに入れたチョコチップをかじりながら
降りていく
単調な動きを繰り返して降りていくうちに
もう一度ワルツを踊りたくなってきた
京子ちゃんとくるくる回って世界もくるくる回って
この世界はずっとくるくるしていた
あかりちゃんはかわりにワルツの曲に唇で歌った
https://www.youtube.com/watch?v=1nWbuwLshrk
静かな鼻歌は断崖に消えていった
さぁチョコチップクッキーの上でワルツを
おわり
60: 2015/02/26(木) 01:14:32.03 ID:0HWotFh50.net
おつ!もう一回読み返してくる
こういうの書ける奴の脳内ってどうなってるんだろうな
こういうの書ける奴の脳内ってどうなってるんだろうな
61: 2015/02/26(木) 01:16:12.94 ID:5ehOVjdk0.net
最後なんかワロタ
引用元: あかり「世の中おかしいよぉ」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります