シャルル『まっすぐ突っ込んできたらただの的だっていつも言ってるよね！』ﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!

一夏『うおおおー！』

シャルル『もうシールドエネルギーも無いよね！これでおしまい！』ｽﾁｬｯ

一夏『シャルロット！』

シャルル『ひゃいっ！？』ﾄﾞｷｰﾝ

一夏『あれ何だ？』

シャルル『ふぇっ･･･何？』

シャルル『あ』

シャルル「いきなり名前で呼ばれてびっくりしたんだよね･･･」

一夏「おう。そこがキモだな」

シャルル「はぁ･･･次は無いからね」

シャルル「･･･じゃあひとつだけ言うこと聞くよ」

一夏「そうか！ありがとう！」ﾊﾟｧｧ

シャルル「い、言っておくけど！えOちなのはダメだからね！」

一夏「ん？当たり前だろ？」

シャルル（当たり前なんだ･･･ちょっと期待しちゃったのに）

一夏「実はな」

一夏「心音を聞かせて欲しいんだ」

シャルル「へ？」

一夏「昨日テレビでやってたんだ。赤ん坊に母親の心音を聞かせると、泣き止むって」

シャルル「あー、やってたね。ラウラが超観てたよ」

一夏「ほら、俺は母親ってよくわからないからさ」

シャルル「あ･･･、うん」

シャルル（それでラウラも興味あったのかなぁ）

シャルル「それはわかったけど･･･、なんで僕に言うの？ダブル幼馴染とかさ」

一夏「あいつらに頼むと絶対殴られるだろ。いやシャルルが殴らないって意味じゃないぞ？」

シャルル（ふたりはそういうポジションなんだ･･･。ちょっと気の毒）

シャルル「じ、じゃあ夜に一夏の部屋に行くよ」

一夏「ん？ロッカールームとかじゃダメなのか？」

シャルル「だ、ダメに決まってるでしょ！･･･それにいろいろ準備もあるし」

シャルル（訓練後だし、汗臭いよね！　そ、それに心の準備が･･･）

一夏「おう、わかった。じゃあ夜に待ってるよ」

シャルル「うん、また後でねー」ﾌﾘﾌﾘ

シャルル「はわわわどどどうしよう！　いやでもこれはチャンス！」

シャルル「ま、まずはシャワーだよね」

シャルルの部屋にて

シャルル（何を着ていけばいいかな･･･？　制服はまずいよね）

ラウラ「･･･」

シャルル（ネコパジャマ･･･は、さすがに子供っぽいかな？）

ラウラ「･･･」←（ネコパジャマ装備中）

シャルル（セクシーさをアピールしつつ、下品にならないように･･･うーん）

ラウラ「･･･シャルル」

シャルル「ひゃいっ！？」

ラウラ「何をそんなに緊張している？　まるで初陣前の新兵のようだぞ？」

シャルル（あ、当たってるー！？）

ラウラ「平常心を失った兵士から氏んでいく。　何をするか知らんが、まずは落ち着け」

シャルル「う、うん、ありがとう、ラウラ」

シャルル（よし、ロングＴシャツとショートパンツで･･･生足をアピール！）

シャルル（って、制服が生足なんですよねー）

シャルル「じゃあ！　行ってきます！」ｼｭﾋﾟｯ

ラウラ「うむ。　健闘を祈る」ｼｭﾋﾟｯ

ｶﾞﾁｬ!ﾊﾞﾀﾝ!ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ!

ラウラ「･･･どこへ行ったんだ？」

シャルル（ラウラごめんねー！　でも恋は戦争なんだよ！　作者もそう言ってるんだよ！）

ｺﾝｺﾝ

シャルル「･･･一夏、いる？」

一夏「おう、待ってたぞ」ｶﾞﾁｬ

シャルル「お、おじゃまします」

シャルル（「待ってた」って！　なんかすごく嬉しい！）

一夏「お茶でも飲むか？　熱いやつ」

シャルル「う、うん、もらおうかな」

一夏「･･･」ｽﾞｽﾞｰ

シャルル「･･･」ﾌｰﾌｰ　ｽﾞ

シャルル（はわ･･･なんかすごく緊張してきたよ）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

脳内ラウラ『平常心だ』

シャルル（ラウラ･･･ありがとう）

シャルル「じ、じゃあやろっか」

一夏「おう。　よろしくおねがいします」

空いてるベッドにアヒル座りをするシャルルさん

シャルル「ど、どうぞ」

両手を広げて一夏をお迎えするシャルルさん

一夏「う･･･」

一夏（･･･もしかして、俺ものすごい事を頼んじゃったのか！？）

シャルル「は、早く･･･」ｶｧｰ

一夏「お、おう･･･おじゃまします･･･」ｵｿﾙｵｿﾙ

ﾄﾞｸﾝ　ﾄﾞｸﾝ　ﾄﾞｸﾝ

シャルル（うわーうわー一夏近い超近い）

一夏「･･･」

シャルル（なんで何も喋らないの！？）

一夏「･･･」

シャルル「い、一夏･･･？」

一夏「･･･ん･･･」

シャルル「ど、どうかな･･･？」

一夏「すげー落ち着く」ﾌﾜｰ

一夏「それにいい匂い」ﾌﾝﾌﾝ

シャルル「に、匂いは気にしないで･･･」

一夏「･･･」

シャルル「･･･」

シャルル（あ･･･なんかすごく僕も落ち着く･･･）

シャルル（頭･･･抱いてもいいよね）ﾀﾞｷ

一夏「･･･んー･･･」ﾀﾞｷﾂｷ

シャルル「･･･ふふっ」

ﾄｸﾝ　ﾄｸﾝ　ﾄｸﾝ

一夏（お、ちょっと動悸が静かになった）

シャルル「ふーん　ふふーん　ふーん　ふーん」

一夏「･･･何の歌？」

シャルル「子守唄だよ。　ママが唄ってくれたんだ」

一夏「なんで鼻唄なんだ」

シャルル「一夏、フランス語わからないでしょ？　言葉がわからない歌聴くと落ち着かないと思ってさ」

一夏「なるほど･･･そりゃそうだ」

シャルル「ふーん　ふーん　ふふふー　ふーん」

シャルル（僕も子供が出来たら、こうやって抱いてあげるのかなぁ）

シャルル（子供･･･パパは･･･い、一夏？　結婚とか！？　ひゃー！）

ﾄﾞｯｷﾝ　ﾄﾞｯｷﾝ　ﾄﾞｯｷﾝ

一夏「なんか動悸が激しくなったぞ」

シャルル「ひぇ？　そ、そうかな？」

一夏「おう･･･どうかしたか？」

シャルル（こ、これはまずい！　嘘発見器付けてるのと一緒だよ！）

シャルル「な、なんでもないよ！　気にしないで！」

一夏「おう･･･気にしないー」ﾌﾜｰ

シャルル「う、うん」

シャルル（ちょっとは気にしてよ！　ああでも助かった･･･のかな？）

一夏「はふー･･･」

シャルル「ねえ、一夏？」

一夏「んー」

シャルル「いつまでやるのかな」

一夏「んー･･･、もうちょっと」ｷﾞｭｰ

シャルル「ふふっ･･･、うん、いいよ。　もうちょっとだね」

一夏「･･･」

シャルル「･･･一夏？」

一夏「･･･」ｽｶｰ

シャルル「寝てる･･･」

コードギアスのシャルルって、でっかいおっさんじゃないですか！

調べて損した！

シャルル「もうちょっと言ったのに･･･」ｸｽｸｽ

シャルル「寝てる一夏可愛い･･･顔見えないけどね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

一夏「･･･」ｷﾞｭｰ

シャルル「子供の頃の一夏も見てみたかったなぁ･･･」

シャルル「箒と鈴だけが知ってる一夏･･･」

シャルル「･･･なんか悔しい」ｶﾞﾌﾞﾘ

一夏「･･･っ」ﾋﾞｸｯ

シャルル「ふふ･･･可愛い」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

一夏「･･･」ｽｶｰ

一夏「･･･はっ」

シャルル「一夏･･･？　起きたの･･･？」

一夏「す、すまん！　今何時だ！？」ｶﾞﾊﾞｯ

シャルル「二時くらいかな」

シャルル（うわー、離れるとすごく寂しい･･･）

一夏「すまん！　寝ちゃって！」

シャルル「ふふっ、いいよ。　それだけ気持ちよかったってことだよね？」

一夏「あ、ああ、すげぇ気持ちよかった」

シャルル「じゃあいいよ。　寝てる一夏も可愛かったし」ｸｽｯ

一夏「あ、ああ･･･？」

シャルル「じゃあ、僕は部屋に帰るね」

一夏「お、おう、ありがとうな」

シャルル「最後にもう一度」ｷﾞｭｯ

一夏「」

シャルル「おやすみ、一夏」ﾁｭｯ

一夏「」

シャルル「じゃあまた明日」ﾌﾘﾌﾘ

一夏「お、おう」ﾌﾘﾌﾘ

ｶﾞﾁｬ　ﾊﾞﾀﾝ

シャルル「･･･」

シャルル（ちょ、ちょっと最後は大胆だったかな！？）

シャルル（でもいいよね！役得･･･ってことで！）

シャルル（ふんふふーーん）ｽｷｯﾌﾟ

翌日

一夏「シャルル！　また勝負しないか？」

シャルル「いいけど、今度は負けないよ？」

シャルル「勝ったら何してもらおっかなー」

箒「･･･待て、その「勝ったら云々」とはどういうことだ」

シャルル「えー？　一夏とふたりだけの秘密だよ」ﾆｺｯ

セシリア「ど、どういうことですの！？　一夏さん、説明を求めますわ！」

鈴「一夏頃す」

一夏「ま、待て、お前ら！」

ラウラ「待たん。氏ね」ｷｭｲｰｰｰﾝ

一夏「うわーーーー！」ﾄﾞｺﾞｰﾝ

シャルル「ああ、一夏がボロ雑巾のように」

箒セシ鈴ラウ「「シャルル！」」

シャルル「あはっ。　な・い・しょー！」ｷﾞｭｰﾝ

おわり

おわりました

シャルルといえば母性だね！と思い、書いてみました

拙い文ですが、お付き合いくださいましてありがとうございました