785: 2019/03/08(金) 21:53:15.65 ID:ctCKnGD1o

786: 2019/03/08(金) 21:56:34.17 ID:ctCKnGD1o
武内P「私はプロデューサーで、貴女は」

フレデリカ「がーん! ショックなアタシはフレちゃんです!」

武内P「ショック、ですか?」

フレデリカ「友達じゃないなんて、ひどいわ!」


フレデリカ「アタシの事は、遊びだったのね!」

フレデリカ「あれ?」

フレデリカ「つまり、友達って事だねー♪」


武内P「いえ、あの……」

787: 2019/03/08(金) 22:00:08.44 ID:ctCKnGD1o
武内P「仕事関係、という意味で……」

フレデリカ「なるほど……そうだったかー」

武内P「え、ええ」

フレデリカ「それなら、友達じゃないよねぇ」


フレデリカ「仕事が恋人って言ってたから――」

フレデリカ「アタシ達、恋人同士だったんだね!」

フレデリカ「ごめんねぇ! 気づかなかったよ!」テヘペロ!


武内P「いえ、あの……!」

武内P「何故、そうなるのですか……!?」

788: 2019/03/08(金) 22:04:10.54 ID:ctCKnGD1o
武内P「恋人では、決してありません」

フレデリカ「ええっ!? 初耳な気がする!」

武内P「……」

フレデリカ「そっかー……」


フレデリカ「じゃあ、アタシの体だけが目当てだったんだ」

フレデリカ「……でも、良いの」

フレデリカ「触れ合って、居る時だけが、フレデリカ……!」ウルルッ!


武内P「待ってください!」

武内P「その言い方は、誤解を招く恐れが!」

789: 2019/03/08(金) 22:09:50.05 ID:ctCKnGD1o
武内P「そもそも、何故此処に……!?」

フレデリカ「ふっふっふ、知りたいかね?」

武内P「……教えて頂けますか?」

フレデリカ「そうだね……どこから話そうかな」


フレデリカ「……あれは、そう」

フレデリカ「アタシが、小学校に入った時の事……」


武内P「あ、あの……!」

武内P「もう少し、最近からでお願いします!」

790: 2019/03/08(金) 22:13:41.76 ID:ctCKnGD1o
武内P「お願いします、宮本さん」

フレデリカ「あっ、待って! 言い忘れてた!」

武内P「えっ?」

フレデリカ「部屋に入る時、言おうと思ってた台詞があるんだー!」


フレデリカ「ちょっとフラフラフレフレフレデリカー、しててね?」

フレデリカ「この部屋に入るべし! ってお告げは無かったよ♪」


武内P「……すみません」

武内P「言おうと思っていた台詞とは、一体……?」

791: 2019/03/08(金) 22:17:31.97 ID:ctCKnGD1o
武内P「……特に用は無い、と?」

フレデリカ「頼もーう!!」

武内P「っ!?」ビクッ!

フレデリカ「あ、今のが言おうとしてた台詞♪ 多分!」


フレデリカ「さあ、迷えるフレちゃんだよ~」

フレデリカ「迷子のお呼び出しがかかるよ~」


武内P「……」

武内P「あの……迷子、ですか?」

792: 2019/03/08(金) 22:21:39.14 ID:ctCKnGD1o
武内P「宜しければ、お送りしますが……」

フレデリカ「いや~ん♪ だ・い・た・ん♪」

武内P「違います」

フレデリカ「それじゃあ、慎重?」


フレデリカ「アタシって、もう少し慎重になれって言われるんだよねー」

フレデリカ「……ようし! アタシの分の慎重さは、頼んだよっ!」

フレデリカ「その分アタシが大胆かつダイナミックに!」


武内P「は……はあ……」

793: 2019/03/08(金) 22:24:55.89 ID:ctCKnGD1o
武内P「それが……先程の質問ですか?」

フレデリカ「そうだぜ、マイフレンド!」グッ!

武内P「いえ……フレンドでは……」

フレデリカ「違うのぜ、マイフレンド!」グッ!


フレデリカ「それじゃ、友達になろっか♪」

フレデリカ「わお! アタシってば冴えてるぅ~♪」ニコッ!


武内P「……」

794: 2019/03/08(金) 22:30:34.93 ID:ctCKnGD1o
武内P「宮本さん」

フレデリカ「フレちゃん、って呼んで良いよん♪」ニコッ!

武内P「いえ、それは……」

フレデリカ「じゃあ、宮本さん、って呼ぶと罰ゲーム! いえーい!」


フレデリカ「……くうっ、何て事なの!」

フレデリカ「このままじゃ、フレちゃん大ピンチ!」

フレデリカ「……ミッシーに物凄く怒られちゃうよ!」


武内P「あ、あの……」

武内P「罰ゲームとは、専務に何かをするものなのですか!?」

武内P「しかも、貴女自身が!?」

795: 2019/03/08(金) 22:35:25.70 ID:ctCKnGD1o
武内P「待ってください! あまりに危険すぎます!」

フレデリカ「そう? じゃあ、やめとくね♪」

武内P「……!」ホッ!

フレデリカ「じゃあ、アタシを宮本さん、って呼んだら……」

武内P「……?」


フレデリカ「……やるね!」

フレデリカ「こんなに自然に、アタシに宮本さんって呼ばせるなんて!」

フレデリカ「良かろう、願いを叶えてしんぜよう。しんぜよう、って何?」


武内P「……す、すみません」

武内P「ルールがよく、その……すみません」

796: 2019/03/08(金) 22:40:41.59 ID:ctCKnGD1o
武内P「……では、仕事に戻って良いでしょうか?」

フレデリカ「えっ? もしかして、遊んでたの?」

武内P「いえ、そうでは無く……!」

フレデリカ「そうだよね! すっごく真面目だもんね!」


フレデリカ「友達になったら、見た事の無い一面も見られるし♪」

フレデリカ「今後の参考にもなったりするもんねー♪」


武内P「! それは、確かに……」


フレデリカ「それじゃ、何して遊ぶ?」


武内P「……」

武内P「いえ、遊びはしません」

797: 2019/03/08(金) 22:45:43.45 ID:ctCKnGD1o
武内P「ですが、先程の言葉も一理ありますね……」

フレデリカ「おおっ! じゃあ、一理分だけ遊ぼっか♪」

武内P「い、いえ、そちらではなく」

フレデリカ「えっ? じゃあ、どっち?」


フレデリカ「どっち? そっち?……ドッジボール!」

フレデリカ「ルール決めよっか♪」

フレデリカ「アタシはアイドルだから、顔面アウト!」

フレデリカ「ボールは無いけど、キックオフ!」


武内P「……」

武内P「すみません……少し、速度を落として頂けますか?」

798: 2019/03/08(金) 22:51:39.05 ID:ctCKnGD1o
武内P「大変申し訳無いのですが……」

フレデリカ「おっけー♪ アクセル全・開! 離陸します!」

武内P「!? これ以上、ですか!?」

フレデリカ「アタシはまだ、二回変身を残している……!」


フレデリカ「この意味が、わかりますか?」

フレデリカ「わからない人は、後で質問しに来て頂戴な」

フレデリカ「カナデちゃんが、多分答えてくれます」


武内P「……」

武内P「そうですね」

799: 2019/03/08(金) 22:57:49.50 ID:ctCKnGD1o
武内P「……貴女は、本当に自由な方ですね」

フレデリカ「自由と引き換えに失ったものも、あるよ」

武内P「えっ?」

フレデリカ「……アタシは、いつだってそれを探してるんだよ?」


フレデリカ「自由と引き換えにしたもの……」

フレデリカ「それを探すため、アタシは自由になったの!」

フレデリカ「だから、一緒に探してしるぶぷれ?」


武内P「……あの」

武内P「色々と、本末転倒なのでは……?」

800: 2019/03/08(金) 23:03:47.04 ID:ctCKnGD1o
武内P「それに、一緒にと言われましても……」

フレデリカ「恐れる事は無い! 漕ぎ出そう、未知なる湖に!」

武内P「……探しやすそう、ですね」

フレデリカ「本当に? やったね、ついてるね♪」


フレデリカ「……そうだ! 記念撮影しようよ!」

フレデリカ「探しものが見つかりやすそう記念に♪」

フレデリカ「おかげで、今日は良い日になったよっ♪」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

武内P「……」

武内P「早く、撮影を済ませてしまいましょう」

801: 2019/03/08(金) 23:11:34.89 ID:ctCKnGD1o
武内P「撮影は、どういった構図で?」

フレデリカ「いえいえ、仕事の邪魔をする訳にはいきません!」

武内P「……はあ」

フレデリカ「どうぞそのまま、椅子に座ったままで!」


フレデリカ「――その上に、フレちゃんが座って~」

ぽすんっ

武内P「!?」

フレデリカ「お客さん、表情が硬いですよ~?」

武内P「待ってください! この体勢は!」

フレデリカ「――はい、チーズフォンデュ♪」ニコッ!

カシャッ!


フレデリカ「オッケーでーす♪」


武内P「い、いけません!」

802: 2019/03/08(金) 23:16:53.38 ID:ctCKnGD1o
武内P「は、早くどいてください……!」

フレデリカ「わお! アタシ、美人! 誰かと思った♪」

武内P「聞く耳持たず!」

フレデリカ「撮った写真、送ったげるね♪」


フレデリカ「あっ、でも連絡先知らないや」

フレデリカ「LINEを教えてしるぶぷれ♪」


武内P「わ、わかりました!」

武内P「わかりましたから……か、勘弁してください……!」

803: 2019/03/08(金) 23:24:37.92 ID:ctCKnGD1o
  ・  ・  ・

フレデリカ「はーい♪ これで、いつでもどこでもフレデリカ―♪」

武内P「……そう、ですね」

フレデリカ「そしてそして! グループ招待~♪」

武内P「グループ、ですか?」


フレデリカ「クローネのLINEグループだよん♪」

フレデリカ「そこのアルバムに、さっきの写真も入れておいたー♪」


武内P「そう、なのですね……」

武内P「……」

武内P「待ってください」

804: 2019/03/08(金) 23:32:20.26 ID:ctCKnGD1o
武内P「クローネの、という事は……」


ヴッ、ヴッ、ヴッ、ヴッ、ヴッ、ヴッ…


武内P「っ……!」

フレデリカ「わお! LINEがいっぱい来て、人気者だね!」

武内P「お、お願いがあるのですが!」

フレデリカ「? な~に?」


武内P「先程の写真について、きちんと説明を!」


フレデリカ「えっへん! もう、してありまーす♪」


武内P「……」

武内P「えっ?」


ヴッ、ヴッ、ヴッ、ヴッ、ヴッ、ヴッ…

805: 2019/03/08(金) 23:57:19.36 ID:ctCKnGD1o
武内P「どう、説明したのでしょうか……?」

フレデリカ「どう?」

武内P「……はい」


ヴッ、ヴッ、ヴッ、ヴッ、ヴッ、ヴッ…


フレデリカ「――これから、二人で一緒に探していきます」

フレデリカ「――その記念に」

フレデリカ「……って♪」


武内P「それは……成る程」

武内P「……皆さん、誤解をされているでしょうね」


フレデリカ「それで、何を探すんだっけ?」ニコッ!


ヴッ、ヴッ、ヴッ、ヴッ、ヴッ、ヴッ…




おわり

806: 2019/03/09(土) 03:18:21.98 ID:g5b0vneXo

予測可能予想不可能回避不能

この流れだと次はカリスマか

807: 2019/03/09(土) 04:26:47.88 ID:HdrudxQgO
自由過ぎる…

引用元: 武内P「理由あって、飲み会」