1: 2017/06/10(土) 00:56:29.55 ID:IUOOiXHH.net
穂乃果「絵里ちゃん、おっはよー!」ギュー
絵里「もう、どうしたの?」
穂乃果「えへへ…なんとなく」
絵里「しょうがないわね」クスッ
海未「…」
絵里「もう、どうしたの?」
穂乃果「えへへ…なんとなく」
絵里「しょうがないわね」クスッ
海未「…」
2: 2017/06/10(土) 00:57:23.13 ID:IUOOiXHH.net
絵里「ほら、そろそろ離れてくれないと動けないわ」
穂乃果「ごめんね。絵里ちゃん」
絵里「ふふっ、まあいいけど」
海未「…」
穂乃果「ごめんね。絵里ちゃん」
絵里「ふふっ、まあいいけど」
海未「…」
3: 2017/06/10(土) 00:58:22.82 ID:IUOOiXHH.net
海未「穂乃果、何か忘れてませんか?」
穂乃果「…?」
穂乃果「あっ!穂乃果日直だった!先に行くね!」
絵里「廊下は走っちゃダメよ…って行っちゃったわ」
絵里「本当、穂乃果は朝から元気ね」クスッ
海未「私としては、もう少し落ち着いて欲しいと思うのですが」
穂乃果「…?」
穂乃果「あっ!穂乃果日直だった!先に行くね!」
絵里「廊下は走っちゃダメよ…って行っちゃったわ」
絵里「本当、穂乃果は朝から元気ね」クスッ
海未「私としては、もう少し落ち着いて欲しいと思うのですが」
4: 2017/06/10(土) 00:59:15.73 ID:IUOOiXHH.net
絵里「そうね。海未は穂乃果の天真爛漫なところに困ってるのよね」
海未「まあ…そうですね…」
絵里「気が気じゃないかもしれないけど、安心していいわよ」
海未「はぁ…?」
絵里「海未ちゃんが大好きな穂乃果は取らないから」クスクス
海未「はいっ!!?」
海未「まあ…そうですね…」
絵里「気が気じゃないかもしれないけど、安心していいわよ」
海未「はぁ…?」
絵里「海未ちゃんが大好きな穂乃果は取らないから」クスクス
海未「はいっ!!?」
5: 2017/06/10(土) 01:00:05.24 ID:IUOOiXHH.net
絵里「あら?穂乃果が私に抱き着いてたから嫉妬してたんじゃないの?」
海未「違いますっ!そんな事あるわけ…」
絵里「絵里先輩!私の穂乃果を取らないで!!なんて考えてたんじゃないの?」クスクス
海未「な…何を言っているのですか!?」
絵里「ふふっ、そんなにムキにならないでもいいのに」
海未「だ…だから…私は…」
絵里「仕方ないからそういう事にしてあげるわ」クスッ
海未「違いますっ!そんな事あるわけ…」
絵里「絵里先輩!私の穂乃果を取らないで!!なんて考えてたんじゃないの?」クスクス
海未「な…何を言っているのですか!?」
絵里「ふふっ、そんなにムキにならないでもいいのに」
海未「だ…だから…私は…」
絵里「仕方ないからそういう事にしてあげるわ」クスッ
6: 2017/06/10(土) 01:00:55.54 ID:IUOOiXHH.net
海未「はぁ…もうなんなのですか…」
絵里「あら、溜息なんて酷いわね」
絵里「そんな態度じゃ穂乃果に嫌われちゃうわよ」ツンツン
海未「なっ…///やめてください!」
絵里「もう、ちょっと触ったぐらいで照れちゃって…本当かわいいんだから♪」
海未「~~~っ////」
絵里「私でこれなんだから、穂乃果にされたら大変ね」クスクス
海未「そ…そんな事…」
絵里「ふふっ、そうね。考えるだけで大変な事になっちゃうものね」
海未「で…ですからっ!」
絵里「あら、溜息なんて酷いわね」
絵里「そんな態度じゃ穂乃果に嫌われちゃうわよ」ツンツン
海未「なっ…///やめてください!」
絵里「もう、ちょっと触ったぐらいで照れちゃって…本当かわいいんだから♪」
海未「~~~っ////」
絵里「私でこれなんだから、穂乃果にされたら大変ね」クスクス
海未「そ…そんな事…」
絵里「ふふっ、そうね。考えるだけで大変な事になっちゃうものね」
海未「で…ですからっ!」
7: 2017/06/10(土) 01:02:24.95 ID:IUOOiXHH.net
絵里「って、もうこんな時間。そろそろ行くわね」
海未「…はい」
海未(本当に、絵里は何なのでしょうか…)
海未(私の気持ちも知らないで…本当に…)
海未(穂乃果の事は確かに好きですが、そういう意味の好きではなくて…)
海未(そ…それに、人前であのような破廉恥な事を…////)
海未(思い出すだけでも恥ずかしくて…////)
海未「…はい」
海未(本当に、絵里は何なのでしょうか…)
海未(私の気持ちも知らないで…本当に…)
海未(穂乃果の事は確かに好きですが、そういう意味の好きではなくて…)
海未(そ…それに、人前であのような破廉恥な事を…////)
海未(思い出すだけでも恥ずかしくて…////)
8: 2017/06/10(土) 01:03:18.95 ID:IUOOiXHH.net
ことり「うーみちゃんっ」
海未「!?」ビクッ
ことり「ご…ごめんね?そんなに驚かせるつもりは無かったんだけど…」
海未「い…いえ…こちらこそすみません…」
ことり「…?」
海未「!?」ビクッ
ことり「ご…ごめんね?そんなに驚かせるつもりは無かったんだけど…」
海未「い…いえ…こちらこそすみません…」
ことり「…?」
9: 2017/06/10(土) 01:03:46.71 ID:IUOOiXHH.net
ことり「どうしたの?元気ないみたいだけど」
海未「なんでもありませんよ」ニコッ
海未(はぁ…いけませんね…このようなことで心配をかけては…)
ことり「…」ジーッ
海未「あの…なにか?」
ことり「あっ!絵里ちゃんだ!」
海未「なんでもありませんよ」ニコッ
海未(はぁ…いけませんね…このようなことで心配をかけては…)
ことり「…」ジーッ
海未「あの…なにか?」
ことり「あっ!絵里ちゃんだ!」
10: 2017/06/10(土) 01:04:46.68 ID:IUOOiXHH.net
海未「!?」
ことり「ごめんね。人違いだったみたい」クスクス
海未「そ…そうですか…」
海未(はぁ…私は何を…)
海未(絵里の名前を聞いただけで、こんなにも動揺してしまって…)
ことり「ごめんね。人違いだったみたい」クスクス
海未「そ…そうですか…」
海未(はぁ…私は何を…)
海未(絵里の名前を聞いただけで、こんなにも動揺してしまって…)
13: 2017/06/10(土) 01:05:48.47 ID:IUOOiXHH.net
ことり「ほら、そろそろ行かないと遅刻しちゃうよ」
海未「…」
ことり「海未ちゃん、聞いてる?」
海未「えっ…?あっ…すみません…」
ことり「もう!気持ちは分かるけど、絵里ちゃんの事ばっかり考えてちゃダメだよっ!」
海未「は…はいっ!??」
海未「…」
ことり「海未ちゃん、聞いてる?」
海未「えっ…?あっ…すみません…」
ことり「もう!気持ちは分かるけど、絵里ちゃんの事ばっかり考えてちゃダメだよっ!」
海未「は…はいっ!??」
14: 2017/06/10(土) 01:06:51.76 ID:IUOOiXHH.net
ことり「えっ?違うの?」
海未「そ…そんな事ありません!」
ことり「本当に?」
海未「変な事を言わないでください!」
ことり「もう…海未ちゃんは恥ずかしがり屋さんなんだから」クスクス
海未「な…何が言いたげですね…」
海未「そ…そんな事ありません!」
ことり「本当に?」
海未「変な事を言わないでください!」
ことり「もう…海未ちゃんは恥ずかしがり屋さんなんだから」クスクス
海未「な…何が言いたげですね…」
15: 2017/06/10(土) 01:08:09.18 ID:IUOOiXHH.net
ことり「ことりは海未ちゃんの事は何でもお見通しなの♪」クスクス
海未「なんですかそれは…」
ことり「ふふっ、それじゃあ行こうか」
海未「…分かりました」
海未(はぁ…付き合いが長いとはいえ、分かってしまうものなのでしょうか…)
海未(しばらくは、絵里の事を意識しないようにしないといけませんね…)
海未「なんですかそれは…」
ことり「ふふっ、それじゃあ行こうか」
海未「…分かりました」
海未(はぁ…付き合いが長いとはいえ、分かってしまうものなのでしょうか…)
海未(しばらくは、絵里の事を意識しないようにしないといけませんね…)
16: 2017/06/10(土) 01:08:42.73 ID:IUOOiXHH.net
――昼休み――
海未(考えないようにしようとすればするほど、つい意識してしまって、授業が全く頭に入ってきませんでした…)
穂乃果「海未ちゃん」
海未(はぁ…この状況は良くありませんね…絵里に少し触られたぐらいでが止まらなくて…)
海未(触られた…ぐらいで…///)
海未(かわいいって言われただけで…///)
海未(私は…何故…あなたの事をここまでも…)
穂乃果「海未ちゃん!!」
海未(考えないようにしようとすればするほど、つい意識してしまって、授業が全く頭に入ってきませんでした…)
穂乃果「海未ちゃん」
海未(はぁ…この状況は良くありませんね…絵里に少し触られたぐらいでが止まらなくて…)
海未(触られた…ぐらいで…///)
海未(かわいいって言われただけで…///)
海未(私は…何故…あなたの事をここまでも…)
穂乃果「海未ちゃん!!」
18: 2017/06/10(土) 01:09:19.75 ID:IUOOiXHH.net
海未「穂乃果…?」
穂乃果「もう…さっきから呼んでるのに…」
海未「す…すみません…」
穂乃果「ねえ、海未ちゃん。最近ちょっと元気ないね」
海未「そうでしょうか…」
穂乃果「穂乃果が宿題忘れてきたのに怒らなかったし…」
穂乃果「もう…さっきから呼んでるのに…」
海未「す…すみません…」
穂乃果「ねえ、海未ちゃん。最近ちょっと元気ないね」
海未「そうでしょうか…」
穂乃果「穂乃果が宿題忘れてきたのに怒らなかったし…」
20: 2017/06/10(土) 01:10:23.07 ID:IUOOiXHH.net
海未「私だって、四六時中怒っているわけではありませんよ…」
穂乃果「ねえ…もしかして…」
海未(ま…まさか…穂乃果にまで…)
穂乃果「穂乃果の事、嫌いになったから怒らなくなったの…?」
海未「…そんな事ありませんよ」
海未(はぁ…本当に驚きました…それに…)
穂乃果「ねえ…もしかして…」
海未(ま…まさか…穂乃果にまで…)
穂乃果「穂乃果の事、嫌いになったから怒らなくなったの…?」
海未「…そんな事ありませんよ」
海未(はぁ…本当に驚きました…それに…)
21: 2017/06/10(土) 01:11:22.54 ID:IUOOiXHH.net
海未「私が今更そんなことで穂乃果の事を見捨てるはずないじゃないですか」
絵里「そうよね。海未は穂乃果の事大好きだものね」
海未「え…絵里!!?」
絵里「ケンカするほど仲が良いっていうし、二人は恋人みたいじゃない」
海未「…」
海未(こ…恋人…もし…私が絵里と…////)
絵里「そうよね。海未は穂乃果の事大好きだものね」
海未「え…絵里!!?」
絵里「ケンカするほど仲が良いっていうし、二人は恋人みたいじゃない」
海未「…」
海未(こ…恋人…もし…私が絵里と…////)
22: 2017/06/10(土) 01:12:20.08 ID:IUOOiXHH.net
穂乃果「恋人…というか海未ちゃんはお姑さんかな」アハハ
絵里「ふふっ、そうかもしれないわね」
穂乃果「でも、よかった…海未ちゃんに嫌われてなくて」
絵里「良かったわね」フフッ
絵里「ふふっ、そうかもしれないわね」
穂乃果「でも、よかった…海未ちゃんに嫌われてなくて」
絵里「良かったわね」フフッ
23: 2017/06/10(土) 01:12:55.19 ID:IUOOiXHH.net
穂乃果「絵里ちゃん、2年生の教室まで来てどうしたの?」
絵里「そうそう。ことりに頼まれてたアクセサリーの試作品を作ってきたから見てもらおうかなって思ったんだけど…いないみたいね」
穂乃果「ことりちゃん、保健委員の仕事があるみたいだよ」
絵里「あら…そうだったのね。今日は練習に行けるか分からないから、今のうちに見てもらおうかなって思ったんだけど…」
海未(私は何を…!?こ……!?)
海未(いけません!こんな……絵里と…そんな関係になど……)
絵里「そうそう。ことりに頼まれてたアクセサリーの試作品を作ってきたから見てもらおうかなって思ったんだけど…いないみたいね」
穂乃果「ことりちゃん、保健委員の仕事があるみたいだよ」
絵里「あら…そうだったのね。今日は練習に行けるか分からないから、今のうちに見てもらおうかなって思ったんだけど…」
海未(私は何を…!?こ……!?)
海未(いけません!こんな……絵里と…そんな関係になど……)
24: 2017/06/10(土) 01:14:08.96 ID:IUOOiXHH.net
穂乃果「せっかくだし、見せてもらってもいい?」
絵里「ええ、いいわよ」
穂乃果「おおっ、かわいい!次の衣装にも合いそう!」
絵里「ふふっ…そう?良かったわ」
絵里「海未はどう思う?」
海未(私が…絵里と…お付き合い……////)
絵里「海未?聞いてる?」
海未「は…はいっ!!なんでしょう!!!」
絵里「もう、どうしたの?」
絵里「ええ、いいわよ」
穂乃果「おおっ、かわいい!次の衣装にも合いそう!」
絵里「ふふっ…そう?良かったわ」
絵里「海未はどう思う?」
海未(私が…絵里と…お付き合い……////)
絵里「海未?聞いてる?」
海未「は…はいっ!!なんでしょう!!!」
絵里「もう、どうしたの?」
25: 2017/06/10(土) 01:15:35.96 ID:IUOOiXHH.net
海未「いっ!いえっ!何でもありません!」
絵里「本当?」
海未「はいっ!本当になんでもありませんから!!」
海未(本人を目の前にして…私は何を考えているのでしょう…///)
絵里「まあいいけど…海未はこのアクセサリーどう思う?」
海未「はいっ!とても絵里に似合うと思いますっ!!」
絵里「本当?」
海未「はいっ!本当になんでもありませんから!!」
海未(本人を目の前にして…私は何を考えているのでしょう…///)
絵里「まあいいけど…海未はこのアクセサリーどう思う?」
海未「はいっ!とても絵里に似合うと思いますっ!!」
26: 2017/06/10(土) 01:17:18.75 ID:IUOOiXHH.net
絵里「そう?ありがとう」
絵里「そういって貰えて嬉しいけど、私が聞きたいのはアクセサリーの感想なのよ」クスクス
海未「あっ…///」
絵里「人の話はちゃんと聞くようにね」クスクス
海未「す…すみません…///」
穂乃果「…?」
海未「…///」
穂乃果「!」
絵里「そういって貰えて嬉しいけど、私が聞きたいのはアクセサリーの感想なのよ」クスクス
海未「あっ…///」
絵里「人の話はちゃんと聞くようにね」クスクス
海未「す…すみません…///」
穂乃果「…?」
海未「…///」
穂乃果「!」
27: 2017/06/10(土) 01:19:18.37 ID:IUOOiXHH.net
穂乃果「絵里ちゃん。せっかくだし海未ちゃんにつけてあげたらどうかな?」
海未「はいっ!?」
絵里「それなら、穂乃果が海未につけてあげて?」
穂乃果「ダメだよ。絵里ちゃんが作ったアクセサリーなんだから、絵里ちゃんが付けてあげないと」
絵里「まあ…そうね。そうしようかしら」
海未「わ…私は…その…///」
穂乃果「海未ちゃん、せっかく絵里ちゃんが付けてくれるんだから、ね?」
海未「…分かりました」
海未「はいっ!?」
絵里「それなら、穂乃果が海未につけてあげて?」
穂乃果「ダメだよ。絵里ちゃんが作ったアクセサリーなんだから、絵里ちゃんが付けてあげないと」
絵里「まあ…そうね。そうしようかしら」
海未「わ…私は…その…///」
穂乃果「海未ちゃん、せっかく絵里ちゃんが付けてくれるんだから、ね?」
海未「…分かりました」
28: 2017/06/10(土) 01:20:10.13 ID:IUOOiXHH.net
絵里「それじゃあ、海未。動かないでね」
海未「!」ビクッ
絵里「もう…動いたらつけられないでしょ」
海未「は…はいっ…すみません…」ドキドキ
海未(え…絵里が私の髪を…とても恥ずかしいのですが…なんだか安心するというか…)
海未(この時間がもっと続けばいいのになんて思ってしまいます…)
海未「!」ビクッ
絵里「もう…動いたらつけられないでしょ」
海未「は…はいっ…すみません…」ドキドキ
海未(え…絵里が私の髪を…とても恥ずかしいのですが…なんだか安心するというか…)
海未(この時間がもっと続けばいいのになんて思ってしまいます…)
29: 2017/06/10(土) 01:21:10.12 ID:IUOOiXHH.net
穂乃果「海未ちゃんの髪って綺麗だよね」
絵里「ええ、本当に。羨ましいと思うわ」
海未「…っ」
海未「あ…ありがとう…ございます…///」
絵里「もう、そんなに照れなくてもいいじゃない」クスクス
絵里「本当は、穂乃果につけさせてもらいたかったんでしょうけど」ボソッ
海未「!?」
海未(み…耳元で…囁かないで…ください…)ドキドキ
絵里「ええ、本当に。羨ましいと思うわ」
海未「…っ」
海未「あ…ありがとう…ございます…///」
絵里「もう、そんなに照れなくてもいいじゃない」クスクス
絵里「本当は、穂乃果につけさせてもらいたかったんでしょうけど」ボソッ
海未「!?」
海未(み…耳元で…囁かないで…ください…)ドキドキ
30: 2017/06/10(土) 01:21:49.24 ID:IUOOiXHH.net
絵里「できた…っと。穂乃果、どう思う?」
穂乃果「とても似合っててかわいいと思うよっ!」
海未「ありがとうございます」
海未「そ…その…絵里はどう思いますか…?」
絵里「ええ、私も穂乃果と同意見で可愛いと思うわ」
海未「あ…ありがとう…ございます…///」
海未(や…やはり…可愛いと言われると…嬉しいです…)
海未(とても…恥ずかしいですが…)
穂乃果「」ニヤニヤ
穂乃果「とても似合っててかわいいと思うよっ!」
海未「ありがとうございます」
海未「そ…その…絵里はどう思いますか…?」
絵里「ええ、私も穂乃果と同意見で可愛いと思うわ」
海未「あ…ありがとう…ございます…///」
海未(や…やはり…可愛いと言われると…嬉しいです…)
海未(とても…恥ずかしいですが…)
穂乃果「」ニヤニヤ
32: 2017/06/10(土) 01:23:14.03 ID:IUOOiXHH.net
絵里「それじゃあ、私は戻ろうかしら」
穂乃果「じゃあね、絵里ちゃん」
海未「お疲れさまでした…」
絵里「穂乃果と二人の時間を邪魔してごめんなさいね」ボソッ
海未「!?」
絵里「じゃあ、またね」
海未(はぁ…まるで嵐のようなひと時でした…)
穂乃果「じゃあね、絵里ちゃん」
海未「お疲れさまでした…」
絵里「穂乃果と二人の時間を邪魔してごめんなさいね」ボソッ
海未「!?」
絵里「じゃあ、またね」
海未(はぁ…まるで嵐のようなひと時でした…)
33: 2017/06/10(土) 01:23:52.36 ID:IUOOiXHH.net
穂乃果「…」ジーッ
海未「穂乃果?」
穂乃果「海未ちゃん、穂乃果は応援してるからね!」
海未「はい?」
穂乃果「困った時はいつでも相談に乗るよ。絵里ちゃんの事!」
海未「穂乃果?」
穂乃果「海未ちゃん、穂乃果は応援してるからね!」
海未「はい?」
穂乃果「困った時はいつでも相談に乗るよ。絵里ちゃんの事!」
34: 2017/06/10(土) 01:24:17.69 ID:IUOOiXHH.net
海未「ほ…穂乃果!?何を!?」
穂乃果「まあまあ、今は何も聞かないから」ニヤニヤ
海未「も…もう…なんですかそれはっ!」
穂乃果「話はことりちゃんとじっくり聞かせてもらいますから」
海未「穂乃果っ!変な事を言わないでください!」
穂乃果「そんなにムキにならなくてもいいのに…」
海未(はぁ…よりにもよって一番知られたくない二人に…)
海未(この上なく恥ずかしいです…)
穂乃果「まあまあ、今は何も聞かないから」ニヤニヤ
海未「も…もう…なんですかそれはっ!」
穂乃果「話はことりちゃんとじっくり聞かせてもらいますから」
海未「穂乃果っ!変な事を言わないでください!」
穂乃果「そんなにムキにならなくてもいいのに…」
海未(はぁ…よりにもよって一番知られたくない二人に…)
海未(この上なく恥ずかしいです…)
35: 2017/06/10(土) 01:25:43.62 ID:IUOOiXHH.net
――練習後――
にこ「ちょっと、海未。ミスばっかりで酷いじゃないのよ」
海未「す…すみません…」
海未(今日の練習、ことある毎に絵里の顔が浮かんできて、全く身に入りませんでした…)
海未(本人がいないのに、この有り様…本当になんなのでしょう…)
にこ「ちょっと、海未。ミスばっかりで酷いじゃないのよ」
海未「す…すみません…」
海未(今日の練習、ことある毎に絵里の顔が浮かんできて、全く身に入りませんでした…)
海未(本人がいないのに、この有り様…本当になんなのでしょう…)
36: 2017/06/10(土) 01:27:02.61 ID:IUOOiXHH.net
にこ「ちょっと、聞いてるの?」
穂乃果「まあまあ、にこちゃん」
ことり「今日の海未ちゃんは体調が悪いみたいだから許してあげて」
にこ「そ…そうなの…悪かったわね…」
にこ「でも、体調が悪いならあまり無理しちゃダメよ。体調管理も立派なアイドルの仕事なんだから」
海未「あ…ありがとうございます…にこ」
穂乃果「まあまあ、にこちゃん」
ことり「今日の海未ちゃんは体調が悪いみたいだから許してあげて」
にこ「そ…そうなの…悪かったわね…」
にこ「でも、体調が悪いならあまり無理しちゃダメよ。体調管理も立派なアイドルの仕事なんだから」
海未「あ…ありがとうございます…にこ」
37: 2017/06/10(土) 01:27:35.11 ID:IUOOiXHH.net
海未「はぁ…」
穂乃果「今日の練習中も、ずっと絵里ちゃんの事考えてたんでしょ」ニヤニヤ
ことり「絵里ちゃんがお休みだから、何をしてるのか気になったのかな?」ニコニコ
海未「ななっ…///」
穂乃果「さあさあ、続きは穂乃果の家で聞いてあげるから。かつ丼は無いけどおまんじゅうなら出してあげるよ」ニヤニヤ
ことり「海未ちゃん。帰ろう♪」ニコニコ
海未「わ…私は…そんな事ありません…!」
穂乃果「本当、海未ちゃんってかわいいよね」
ことり「うんっ♪」
海未「二人ともっ!怒りますよ!」
穂乃果「今日の練習中も、ずっと絵里ちゃんの事考えてたんでしょ」ニヤニヤ
ことり「絵里ちゃんがお休みだから、何をしてるのか気になったのかな?」ニコニコ
海未「ななっ…///」
穂乃果「さあさあ、続きは穂乃果の家で聞いてあげるから。かつ丼は無いけどおまんじゅうなら出してあげるよ」ニヤニヤ
ことり「海未ちゃん。帰ろう♪」ニコニコ
海未「わ…私は…そんな事ありません…!」
穂乃果「本当、海未ちゃんってかわいいよね」
ことり「うんっ♪」
海未「二人ともっ!怒りますよ!」
38: 2017/06/10(土) 01:28:01.18 ID:IUOOiXHH.net
希「お疲れ様…さすがに練習は終わっちゃったみたいやね」
絵里「そうね。急いで生徒会の仕事終わらせてきたつもりだったけど、間に合わなかったわね」
穂乃果・ことり「!」
海未「あの…穂乃果?ことり?」
絵里「そうね。急いで生徒会の仕事終わらせてきたつもりだったけど、間に合わなかったわね」
穂乃果・ことり「!」
海未「あの…穂乃果?ことり?」
39: 2017/06/10(土) 01:29:38.94 ID:IUOOiXHH.net
穂乃果「ねえねえ、希ちゃん」
希「どしたん?」
穂乃果「今日、穂乃果達と一緒に帰らない?」
希「どこか遊びに行くん?」
穂乃果「うん!」
絵里「それなら、早く行きましょうか。たまには寄り道もいいわよね」
ことり「えっとね…絵里ちゃん…その…」
ことり「私達、希ちゃんにお願いしたい事があって…できれば希ちゃんと三人に…」
絵里「三人?私は構わないけど、海未は行かないの?」
ことり「うっ…うん!そうなの!」アハハ
海未「!?」
絵里・希「…?」
希「どしたん?」
穂乃果「今日、穂乃果達と一緒に帰らない?」
希「どこか遊びに行くん?」
穂乃果「うん!」
絵里「それなら、早く行きましょうか。たまには寄り道もいいわよね」
ことり「えっとね…絵里ちゃん…その…」
ことり「私達、希ちゃんにお願いしたい事があって…できれば希ちゃんと三人に…」
絵里「三人?私は構わないけど、海未は行かないの?」
ことり「うっ…うん!そうなの!」アハハ
海未「!?」
絵里・希「…?」
40: 2017/06/10(土) 01:30:30.89 ID:IUOOiXHH.net
希「うーん…」
希「まあ、そういうことならウチはいいけど」
絵里「そうね。遊びに行くのは今度にしましょうか」
穂乃果「それじゃあ、早く行こう!」
ことり「ほらほら、急いで!」
希「二人とも強引やなあ…引っ張らなくてもちゃんと行くよ」
海未「ま…待って…」
絵里「行っちゃったわね…」
希「まあ、そういうことならウチはいいけど」
絵里「そうね。遊びに行くのは今度にしましょうか」
穂乃果「それじゃあ、早く行こう!」
ことり「ほらほら、急いで!」
希「二人とも強引やなあ…引っ張らなくてもちゃんと行くよ」
海未「ま…待って…」
絵里「行っちゃったわね…」
41: 2017/06/10(土) 01:31:10.11 ID:IUOOiXHH.net
海未・絵里「…」
海未(1年生は先に帰りましたし、この状況は絵里と二人っきり…!?)
絵里「私達も帰りましょうか。せっかくだし遊びに行く?」
絵里「嫌なら構わないわよ?」
海未「い…行きますっ!」
絵里「そう、それなら行きましょう」
海未(私が嫌がるはずないじゃないですか…)
海未(1年生は先に帰りましたし、この状況は絵里と二人っきり…!?)
絵里「私達も帰りましょうか。せっかくだし遊びに行く?」
絵里「嫌なら構わないわよ?」
海未「い…行きますっ!」
絵里「そう、それなら行きましょう」
海未(私が嫌がるはずないじゃないですか…)
42: 2017/06/10(土) 01:31:42.68 ID:IUOOiXHH.net
海未「…」
海未(はぁ…今、絵里と二人っきりなんですね…///)チラ
海未(つまりこの状況は……///)
絵里「どうしたの?」
海未「い…いえ…なんでも…」
絵里「そう?それで、海未は行きたいところある?」
海未「私ですか…?そうですね…」
海未(絵里がいれば私としてはどこでも…)
絵里「特に行きたい場所がないなら、少し付き合ってもらってもいい?」
海未「ええ、分かりました」
海未(はぁ…今、絵里と二人っきりなんですね…///)チラ
海未(つまりこの状況は……///)
絵里「どうしたの?」
海未「い…いえ…なんでも…」
絵里「そう?それで、海未は行きたいところある?」
海未「私ですか…?そうですね…」
海未(絵里がいれば私としてはどこでも…)
絵里「特に行きたい場所がないなら、少し付き合ってもらってもいい?」
海未「ええ、分かりました」
43: 2017/06/10(土) 01:33:51.70 ID:IUOOiXHH.net
海未「ここは…」
絵里「久しぶりね。ここに来るのは」
海未「そうですね…本当に…」
絵里「今日はなんとなくこれを食べたくなって」
海未「おしるこ…ですか」
絵里「懐かしいでしょ」
絵里「久しぶりね。ここに来るのは」
海未「そうですね…本当に…」
絵里「今日はなんとなくこれを食べたくなって」
海未「おしるこ…ですか」
絵里「懐かしいでしょ」
44: 2017/06/10(土) 01:35:20.94 ID:IUOOiXHH.net
絵里「海未もどう?」
海未「いえ…私は…」
絵里「そう?分かったわ」
海未(今は緊張で何も喉を通る気がしません…)
海未「いえ…私は…」
絵里「そう?分かったわ」
海未(今は緊張で何も喉を通る気がしません…)
46: 2017/06/10(土) 01:36:25.84 ID:IUOOiXHH.net
絵里「こうして座ってると思いだすわね…」
海未「そうですね…」
絵里「今思い返せば、海未が私と向き合ってくれたから、こうしてアイドルを始めることが出来たわけだし」
絵里「オトノキ坂も廃校にせずに済んだわけで…本当に感謝してるわ…」
海未「い…いえ…」
海未「そうですね…」
絵里「今思い返せば、海未が私と向き合ってくれたから、こうしてアイドルを始めることが出来たわけだし」
絵里「オトノキ坂も廃校にせずに済んだわけで…本当に感謝してるわ…」
海未「い…いえ…」
47: 2017/06/10(土) 01:37:03.36 ID:IUOOiXHH.net
絵里「あの時は八つ当たりのような形で接してたのに…本当にありがとう」
海未「…」
絵里「私、海未と穂乃果には感謝してもしきれないわ」
海未「…はい」
絵里「二人が、私の後輩で本当に良かった」
絵里「あっ、もちろん、ことりや1年生も大切な後輩よ」
海未(そう…ですよね…私はあくまでも絵里の後輩でしかないのですよね…)
海未「…」
絵里「私、海未と穂乃果には感謝してもしきれないわ」
海未「…はい」
絵里「二人が、私の後輩で本当に良かった」
絵里「あっ、もちろん、ことりや1年生も大切な後輩よ」
海未(そう…ですよね…私はあくまでも絵里の後輩でしかないのですよね…)
48: 2017/06/10(土) 01:37:37.63 ID:IUOOiXHH.net
絵里「これからも、私の後輩で…いや先輩禁止って言ったのは私だったわね」
絵里「ずっと友達でいてくれると嬉しいわ」
海未(友達…ですよね…私達の関係は…)
絵里「ちょっと恥ずかしいけど、こんな事、二人っきりじゃないと言えないもの」
絵里「ずっと伝えたかったんだけど、なかなか言い出す機会が無くて」
絵里「なんだか、胸のつかえが取れた気分だわ」
絵里「なんて、私らしくなかったかしら」フフッ
海未(これが、絵里の私に対する評価で…)
海未(私が…勝手に舞い上がっていただけで……これが……普通の事…なんですよね…)
海未(本当に…私は馬鹿…ですね…)
絵里「ずっと友達でいてくれると嬉しいわ」
海未(友達…ですよね…私達の関係は…)
絵里「ちょっと恥ずかしいけど、こんな事、二人っきりじゃないと言えないもの」
絵里「ずっと伝えたかったんだけど、なかなか言い出す機会が無くて」
絵里「なんだか、胸のつかえが取れた気分だわ」
絵里「なんて、私らしくなかったかしら」フフッ
海未(これが、絵里の私に対する評価で…)
海未(私が…勝手に舞い上がっていただけで……これが……普通の事…なんですよね…)
海未(本当に…私は馬鹿…ですね…)
49: 2017/06/10(土) 01:38:31.99 ID:IUOOiXHH.net
絵里「う…海未!?」
海未「はい?」
絵里「その顔…どうしたの?」
海未「えっ…?」
絵里「いや…だって…」
海未「あれ…私……どうして…」
海未「はい?」
絵里「その顔…どうしたの?」
海未「えっ…?」
絵里「いや…だって…」
海未「あれ…私……どうして…」
50: 2017/06/10(土) 01:39:22.59 ID:IUOOiXHH.net
絵里「私、何か変な事を言った…?ごめんなさい…」
海未「え…絵里は何も悪くない…です…」
絵里「でも…」
海未「す…すみません…本当に…」
絵里「そんな事言われても…とりあえずハンカチ使って?」
絵里「悩みなら何でも聞いてあげるから、ね?」
絵里「海未は私の大切な友達なんだから」
海未「…っ」
海未「え…絵里は何も悪くない…です…」
絵里「でも…」
海未「す…すみません…本当に…」
絵里「そんな事言われても…とりあえずハンカチ使って?」
絵里「悩みなら何でも聞いてあげるから、ね?」
絵里「海未は私の大切な友達なんだから」
海未「…っ」
51: 2017/06/10(土) 01:39:54.13 ID:IUOOiXHH.net
海未「私…今日は帰ります…」
絵里「何言ってるのよ。そんな顔した海未の事放っておけるわけないじゃない」
海未「…すみません」
海未「でも…絵里にこんな顔見られたくないんです…」
海未「だって…私は……!」
絵里「…!」
絵里「ま…待って!海未!!」
絵里「何言ってるのよ。そんな顔した海未の事放っておけるわけないじゃない」
海未「…すみません」
海未「でも…絵里にこんな顔見られたくないんです…」
海未「だって…私は……!」
絵里「…!」
絵里「ま…待って!海未!!」
52: 2017/06/10(土) 01:40:53.93 ID:IUOOiXHH.net
海未(私は…本当に…最低…です…)
海未(絵里の前から…逃げ出して…)
ドン!
海未「あっ…すみません」
希「大丈夫…って海未ちゃん?」
海未「希でしたか…ぶつかってしまいすみませんでした…」
希「ウチの事は気にしなくてええよ」
海未(絵里の前から…逃げ出して…)
ドン!
海未「あっ…すみません」
希「大丈夫…って海未ちゃん?」
海未「希でしたか…ぶつかってしまいすみませんでした…」
希「ウチの事は気にしなくてええよ」
53: 2017/06/10(土) 01:41:24.12 ID:IUOOiXHH.net
海未「穂乃果達との予定は済みましたか?」
希「ちょっとお出かけしてきただけやから…って海未ちゃん?」
海未「あっ…すみません…何でもありませんから…」
海未(これ以上…誰にも迷惑をかけるわけには…いきません…)
希「ちょっとお出かけしてきただけやから…って海未ちゃん?」
海未「あっ…すみません…何でもありませんから…」
海未(これ以上…誰にも迷惑をかけるわけには…いきません…)
54: 2017/06/10(土) 01:41:55.85 ID:IUOOiXHH.net
希「…えりちと何かあった?」
海未「…っ」
希「なんとなく、想像は出来るかな…」
海未「…」
希「ええよ、誰も見てないし」
海未「…はい」
海未「す…すみ…ま…せん…」
海未「…っ」
希「なんとなく、想像は出来るかな…」
海未「…」
希「ええよ、誰も見てないし」
海未「…はい」
海未「す…すみ…ま…せん…」
55: 2017/06/10(土) 01:43:00.82 ID:IUOOiXHH.net
希「そっか…そういう事があったんやね…」
海未「私は…最悪です…」
海未「何もしないまま…ただ逃げてきて……」
希「うん…」
海未「どうすればよかったのでしょう…希…」
希「こういう問題に、答えはないと思うんよ。海未ちゃん」
海未「…」
希「本当の意味で答えを出したいなら、海未ちゃんが思った通りにするべきなんじゃないかな」
海未「私の思う通りに…」
海未「私は…最悪です…」
海未「何もしないまま…ただ逃げてきて……」
希「うん…」
海未「どうすればよかったのでしょう…希…」
希「こういう問題に、答えはないと思うんよ。海未ちゃん」
海未「…」
希「本当の意味で答えを出したいなら、海未ちゃんが思った通りにするべきなんじゃないかな」
海未「私の思う通りに…」
56: 2017/06/10(土) 01:43:41.64 ID:IUOOiXHH.net
希「海未ちゃんにとっては辛い選択かもしれないけど」
希「逃げたことを後悔してるなら、ちゃんと向き合うのもいいと思うし」
希「もちろん、このままでもいいと思う」
希「当然、他の選択だってあると思うんよ」
希「でも、決めるのは海未ちゃんだから、ね?」
海未「…そうですよね。決めるのは…私」
希「逃げたことを後悔してるなら、ちゃんと向き合うのもいいと思うし」
希「もちろん、このままでもいいと思う」
希「当然、他の選択だってあると思うんよ」
希「でも、決めるのは海未ちゃんだから、ね?」
海未「…そうですよね。決めるのは…私」
57: 2017/06/10(土) 01:44:35.57 ID:IUOOiXHH.net
希「結論は急がなくてもええし…今日はゆっくり休んでも…」
海未「いえ。希に今、お願いしたい事があります」
希「…ええの?」
海未「…はい」
海未「このままの気持ちでなんていられませんから」
希「うん…分かったよ」
海未「いえ。希に今、お願いしたい事があります」
希「…ええの?」
海未「…はい」
海未「このままの気持ちでなんていられませんから」
希「うん…分かったよ」
58: 2017/06/10(土) 01:45:10.59 ID:IUOOiXHH.net
希「もしもし、えりち?」
希「そっか…分かったよ」
海未「あの…どうなりましたか?」
希「えりち、さっきの公園にいるって」
海未「そうですか。ありがとうございます」
希「海未ちゃんは、一番大変な選択を選んだんやね」
海未「…はい」
希「そっか…分かったよ」
海未「あの…どうなりましたか?」
希「えりち、さっきの公園にいるって」
海未「そうですか。ありがとうございます」
希「海未ちゃんは、一番大変な選択を選んだんやね」
海未「…はい」
59: 2017/06/10(土) 01:45:59.96 ID:IUOOiXHH.net
海未「ですが、これを乗り越えないと先には進めませんから」
海未「それに、絵里にも迷惑をかけてしまいましたし。これはケジメでもあるんです」
希「そっか…偉いね、海未ちゃんは」
海未「そんなことありません…希がいてくれて良かったです」
希「ううん…ウチはこうして送り出す事しかできないから…」
海未「いえ、本当に助かりました」
希「うん。それじゃあ行ってらっしゃい。海未ちゃん」
海未「はい」
希「…」
希「本当に、凄いなあ…海未ちゃんは」
海未「それに、絵里にも迷惑をかけてしまいましたし。これはケジメでもあるんです」
希「そっか…偉いね、海未ちゃんは」
海未「そんなことありません…希がいてくれて良かったです」
希「ううん…ウチはこうして送り出す事しかできないから…」
海未「いえ、本当に助かりました」
希「うん。それじゃあ行ってらっしゃい。海未ちゃん」
海未「はい」
希「…」
希「本当に、凄いなあ…海未ちゃんは」
60: 2017/06/10(土) 01:46:40.49 ID:IUOOiXHH.net
海未「お待たせしてすみません。絵里」
絵里「…大丈夫よ」
絵里「あのね…海未」
海未「絵里、先ほどはすみませんでした」
絵里「ええ、大丈夫…」
絵里「…大丈夫よ」
絵里「あのね…海未」
海未「絵里、先ほどはすみませんでした」
絵里「ええ、大丈夫…」
61: 2017/06/10(土) 01:47:17.28 ID:IUOOiXHH.net
海未「それと、先ほど言えなかったことを伝えに来ました」
絵里「…」
海未「絵里、私はあなたが――――」
絵里「…」
海未「絵里、私はあなたが――――」
62: 2017/06/10(土) 01:48:53.59 ID:IUOOiXHH.net
――翌日――
海未「おはようございます!穂乃果!ことり!」
穂乃果「お…おはよう…」
ことり「どうしたの?今日は元気いっぱいだね」
海未「そうですか?私はいつも通りですよ?」フフッ
海未「それと、今日は先に行きますね」
穂乃果「えっ、うん…」
海未「それでは、また後で」
穂乃果・ことり「…」
穂乃果「海未ちゃん…何かあったのかな?」
ことり「もしかして、昨日絵里ちゃんと…」
海未「おはようございます!穂乃果!ことり!」
穂乃果「お…おはよう…」
ことり「どうしたの?今日は元気いっぱいだね」
海未「そうですか?私はいつも通りですよ?」フフッ
海未「それと、今日は先に行きますね」
穂乃果「えっ、うん…」
海未「それでは、また後で」
穂乃果・ことり「…」
穂乃果「海未ちゃん…何かあったのかな?」
ことり「もしかして、昨日絵里ちゃんと…」
63: 2017/06/10(土) 01:49:46.92 ID:IUOOiXHH.net
――部室――
海未「希、昨日はありがとうございました」
希「おはよう、海未ちゃん。その様子やと海未ちゃんの選択は間違えでなかったってところかな?」
海未「はい。胸につかえていた物が無くなったような気がします」
希「ふふっ、そうやね」
海未「希、昨日はありがとうございました」
希「おはよう、海未ちゃん。その様子やと海未ちゃんの選択は間違えでなかったってところかな?」
海未「はい。胸につかえていた物が無くなったような気がします」
希「ふふっ、そうやね」
64: 2017/06/10(土) 01:50:31.65 ID:IUOOiXHH.net
絵里「あっ…おはよう…海未、希」
海未「おはようございます。絵里」
希「…」
海未「絵里、どうしました?」
絵里「えっ…?ううん。なんでもないのよ」
海未「それでは、私はこれで」
希「ほな、放課後にね」
海未「おはようございます。絵里」
希「…」
海未「絵里、どうしました?」
絵里「えっ…?ううん。なんでもないのよ」
海未「それでは、私はこれで」
希「ほな、放課後にね」
65: 2017/06/10(土) 01:51:19.31 ID:IUOOiXHH.net
絵里「はぁ…」
希「ほら、えりちもしっかりせんと」
絵里「そうね…このままだと、海未に示しがつかないものね」
希「お互い大変やね」
絵里「ええ…本当にね」クスッ
希「ほら、えりちもしっかりせんと」
絵里「そうね…このままだと、海未に示しがつかないものね」
希「お互い大変やね」
絵里「ええ…本当にね」クスッ
66: 2017/06/10(土) 01:52:08.95 ID:IUOOiXHH.net
――教室――
穂乃果「あっ、海未ちゃん」
ことり「どこに行ってたの?」
海未「部室へ忘れ物を取りに行ってました」
穂乃果「そうなんだ」
穂乃果「あっ、海未ちゃん」
ことり「どこに行ってたの?」
海未「部室へ忘れ物を取りに行ってました」
穂乃果「そうなんだ」
67: 2017/06/10(土) 01:53:04.96 ID:IUOOiXHH.net
穂乃果「…」
海未「穂乃果?」
穂乃果「…あのね、海未ちゃん。昨日、絵里ちゃんと何かあった?」
海未「ええ、そうですね」
ことり「具体的には?」
海未「それは、私達二人の事ですから秘密です」
穂乃果「ということは…」
海未「私達の関係は――ですよ」
おわり
海未「穂乃果?」
穂乃果「…あのね、海未ちゃん。昨日、絵里ちゃんと何かあった?」
海未「ええ、そうですね」
ことり「具体的には?」
海未「それは、私達二人の事ですから秘密です」
穂乃果「ということは…」
海未「私達の関係は――ですよ」
おわり
75: 2017/06/10(土) 15:55:36.65 ID:hK2HheDA.net
おつ
引用元: 海未「私と絵里の関係は」
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