1:◆ag9TZfREZs 2017/05/11(木) 15:43:32.24 ID:flY7bagx0
キャラ崩壊注意



提督「ふぅ~今日は潮風が気持ちいいな~!」ノビー

提督「午前の仕事を早めに切り上げて、埠頭でのんびりするのが、俺のジャスティス」

龍田「左手に見えますのが、ズル休み中の提督さんで~す」シュパー

雷「やっほー!」シュパー

響「やあ司令官」シュパー

電「もう! また抜け出してるのです!」シュパー

天龍「お前らは、あんな大人になっちゃダメだぞー?」シュパー

提督「おっ、鎮守府名物天龍幼稚園」

暁「誰が園児よ!」!カスンプ

2: 2017/05/11(木) 15:48:25.70 ID:b+Z+ycJv0
提督「今から遠征か」

龍田「はい~」

提督「こうして海面を滑る姿を見ると、お前たちが艦娘だって実感がわいてくるなぁ」

暁「ふふん! そうよ! 私たちは海軍の誇りなんだから! もっと褒めてもいいのよ?」ワクワク

提督「はいはい、修復剤持って帰って来れたらな?」

天龍「おーい! 早く行くぞー!」

響「分かった」シュパー

電「ちゃんとお仕事するのです!」シュパー

暁「……あ、私は司令官に用があるから」

雷「分かった、天龍さんに伝えとくねー」シュパー

3: 2017/05/11(木) 15:48:53.44 ID:b+Z+ycJv0
暁「実は、さっき渡しそびれたものがあって……」ガサゴソ

提督「レディが荷物をスカートのポケットにつっこむなよ」

暁「あら、ポケットは物を入れるためにあるのよ?」グイー

提督「あーあー……スカートがめくr――!?」

暁「はい! 借りてたCDよ!」つCD

提督「あ、あぁ……わざわざ持ってたのか……」

暁「すぐに返そうと思ってたから」

提督「そうか……ありがとう……」

4: 2017/05/11(木) 15:49:23.63 ID:b+Z+ycJv0
暁「それじゃ、私は行くわね?」

提督「あ……ちょっと待ってくれ」









提督「何故おむつを穿いてるんだ?」

暁「!!!!!!!!」

5: 2017/05/11(木) 15:50:31.06 ID:b+Z+ycJv0
提督「今、スカートが少しめくれた時、明らかにおむつとしか考えられないものが見えて……」

暁「あ! いや! それは! あの! その!」アタフタ

暁「そ、そう!! 催した時に、海に捨てるわけにいかないでしょ!?」

提督「なるほど……暁は心優しい子なんだな」

暁「そうなのよ!! 遠征なんて長時間労働で、我慢できるわけないんだから!!」

提督「あれ? 確かにそうだな、皆どうやって我慢をしt――?」

暁「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!! 考えない!! これ以上考えないの!!」

暁「そんなの紳士の考えることじゃないわ!! そうでしょ!!」

提督「ん、確かにそうだ。ゴメンな暁?」

暁「ま……まぁ私はレディだから!? ちょっとくらいの失言は許してあげるわ!!」

提督「さすが暁はレディだなー」

6: 2017/05/11(木) 15:52:25.11 ID:b+Z+ycJv0
提督「そのまま暁は遠征に出掛けていった……」

提督「……」

提督「でもおかしいな? 艦娘の排泄能力は人間とほぼ同等のはず……」

提督「やっぱり海でしてるのかな?」

提督「気になる……」ウーム...

7: 2017/05/11(木) 15:53:01.11 ID:b+Z+ycJv0
大井「またサボりかしら、提督?」シュパー

提督「大井? ……あぁ、これから出撃か」

提督「午後の海域攻略に向けたキラ付け、ご苦労様」

大井「せめて北上さんと一緒なら楽しく出撃できるんだけどな~?」

提督「諦めろ」

大井「ちっ」

提督「聞こえてる聞こえてる」

大井「それじゃ、行ってくるわ」シュパー

提督「あぁ、行ってらっs――!?」

8: 2017/05/11(木) 15:53:28.01 ID:b+Z+ycJv0
提督「大井、ちょっと戻ってくれ」

大井「何よ急に……?」シュパー









提督「何故おむつを穿いてるんだ?」

大井「!!!!!!!!」

9: 2017/05/11(木) 15:54:27.88 ID:b+Z+ycJv0
提督「海面を走行中、ちらりとスカートがめくれた時、明らかにおむつとしか考えられないものが見えて……」

大井「ちがっ! えっと! なにか! その! つまり!」

大井「あ、あれよ!! 出撃中に催しても、戦線離脱なんて出来ないじゃない!?」

提督「なるほど……午後の出撃に備えて、既に準備していたというわけか」

大井「そうなの!! 出撃は常に神経を研ぎ澄まさなきゃいけないんだから!!」

提督「あれ? 確かにそうだな、皆どうやって我慢をしt――?」

大井「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!! 考えない!! これ以上考えないの!!」

大井「そんなの海の男の考えることじゃないわ!! そうでしょ!!」

提督「ん、確かにそうだ。ゴメンな大井?」

大井「ま……まぁ北上さんが帰りを待ってるし!? ちょっとくらいの失言は許してあげるわ!!」

提督「さすが大井は姉想いだなー」

10: 2017/05/11(木) 15:54:55.22 ID:b+Z+ycJv0
提督「そのまま大井は出撃していった……」

提督「……」

提督「でもおかしいな? 艦娘の排泄能力は人間とほぼ同等のはず……」

提督「戦闘中はどうしてるんだ?」

提督「気になる……」ウーム...

11: 2017/05/11(木) 15:56:07.02 ID:b+Z+ycJv0
提督「ただいまー」

加賀「おかえりなさい」ギロッ

提督「べ、別にいいじゃん! 書類作業は終わったんだから!」

加賀「開発作業がありますので」

提督「まぁ……そうだんだけどさ」

加賀「早く終わらせてください」

提督「……これ別に、俺がしなくても良いんじゃないの?」

提督「資材の数なんていつも一緒だし、マニュアルさえ作ってしまえば……」

加賀「良いですね?」ギロッ

提督「はーい」

12: 2017/05/11(木) 15:56:43.92 ID:b+Z+ycJv0
提督「今日こそは彩雲をあてるぞー!」

加賀「……部屋の空気が淀んでいますね」

加賀「少し窓を開けます」

提督「おっ気が利くなぁ」

ガチャリ

ブワッ!

加賀「きゃっ……!?」

提督「おわっ、凄い風がh――!?」

加賀「書類は飛んでいませんか?」

提督「あ、あぁ……大丈夫だ……」

加賀「安心しました」

加賀「では開発作業、お願いします」

13: 2017/05/11(木) 15:57:10.82 ID:b+Z+ycJv0
提督「その前に1つ聞きたいことがあるんだけど……」

加賀「はい、何でしょうか?」









提督「何故おむつを穿いてるんだ?」

加賀「!!!!!!!!」

14: 2017/05/11(木) 15:58:14.44 ID:b+Z+ycJv0
提督「今、風でスカートがめくれた時、明らかにおむつとしか考えられないものが見えて……」

加賀「……」

加賀「(おむつでは)ないです」

提督「完全におむつだったよ!?」

加賀「それは提督の見間違えです、私はちゃんと下着を穿いています」

提督「じゃあスカートめくって確認させてくれないか? これは命令だ」

加賀「分かりました」

加賀「では一度部屋から出てください」

提督「隠ぺいする気満々じゃないか!?」

加賀「私を疑うんですか? 頭にきました」

提督「疑いを晴らすために今確認させてくれ!!」

15: 2017/05/11(木) 15:58:41.47 ID:b+Z+ycJv0
大淀「加賀さん」ガチャリ

加賀「大淀さん……!」

大淀「これ以上はもう誤魔化せませんよ?」

加賀「しかし――!」

明石「それに、提督はもう、他にも目撃してしまいました」

加賀「明石さんまで……!」

明石「ここが潮時なんです」

16: 2017/05/11(木) 15:59:32.97 ID:b+Z+ycJv0
大淀「あとは私たちが説明しますから」

加賀「……」

加賀「分かりました」

加賀「艦娘を、よろしくお願いします」ペコリ

大淀「任せてください」

明石「私たちの方から説明しますので、加賀さんには一旦退室してもらいます。良いですね?」

提督「それは良いけど……何が何やら……」

17: 2017/05/11(木) 16:01:14.83 ID:b+Z+ycJv0
提督「頼む……全て説明してくれ」

提督「俺には事態がさっぱり見えないんだ」

大淀「分かりました」

大淀「まず、はっきり言わせてもらいます」









大淀「艦娘は基本的に、任務が終了するまで、お手洗いを我慢することが出来ません」

提督「な、なんだってー!?」

18: 2017/05/11(木) 16:03:09.60 ID:b+Z+ycJv0
明石「艦娘の食べ物の消化能力は、人間とほぼ同等です」

提督「あぁ、それは知っている」

大淀「提督は長時間の外出で、お手洗いを我慢し続けることは可能ですか?」

提督「1度だけなら大丈夫かも知れないが……何度もとなると、いつかは……」

大淀「そうです、いつかは我慢できなくなります」

明石「健康な場合でもそうなのに、もしお腹の調子が悪いときは……」

提督「えぇ!? そんなことあるの!?」

明石「ありますよ、人間とほぼ同等なんですから」

大淀「誰も、提督の前で、弱音を吐きたくないんです」

提督「知らなかった……」

明石「そのせいでツンツンした態度を取ってしまう子もいますけどね」

提督「やめろよ妄想しちゃうじゃないか」

19: 2017/05/11(木) 16:03:42.25 ID:b+Z+ycJv0
大淀「艦娘の規則として、海上で催した際は、海上にて排泄する決まりです」

大淀「その際は、催した子を中心に輪形陣を組むことになっています」

明石「補給も排泄も、立派な軍事行為ですから」

提督「なるほど……よく分かる」

明石「でも、艦娘も立派な女の子ですから、どうしても抵抗がある子は少なからず存在します」

明石「そんな子には、工廠で用意しているおむつを穿いてもらうようにしてるんですよ」

提督「そこにも明石たちの技術が輝いていたのか……!」

20: 2017/05/11(木) 16:06:53.80 ID:b+Z+ycJv0
提督「でも遠征は長距離の時もあるぞ?」

提督「おむつを穿くだけで解決するものなのだろうか……」

提督「もしおむつがいっぱいになった時はどうするんだ?」

明石「そういう子は大抵、艤装の収納スペースに替えのおむつを仕込んでますので、洋上で着替えることになりますね」

大淀「この場合も同じように、着替えたい子を中心に輪形陣を組みます」

提督「屋外でトイレ出来ないという気持ちは分かるが……」

提督「そんな状況でも、本当に穿き続けなきゃいけないものなのか?」

提督「海上で停止するということは、深海棲艦からの攻撃を受ける可能性を高める行為だ」

提督「俺の命ということにして、無理やり辞めさせる必要があるなら、協力するぞ?」

明石「提督……」

大淀「……」

21: 2017/05/11(木) 16:07:28.35 ID:b+Z+ycJv0
大淀「そのお気持ちだけいただきます」ペコリ

大淀「しかし、その問題は、出撃でのおむつ装着に関わって来るんです」

提督「出撃……?」

大淀「提督はご存知ですか?」





大淀「遠征でも、深海棲艦との戦闘はあるんですよ?」

提督「あ……!」

22: 2017/05/11(木) 16:08:39.96 ID:b+Z+ycJv0
明石「艦娘と人間の体の構造もほぼ同等となっています」

明石「つまり、人間に起こりうる生理現象は、艦娘にも起こりうるんです」

明石「強い衝撃を受けた際、嘔吐することもあれば……」

明石「糞尿をまき散らすこともあるんですよ?」

提督「そうか……!」

明石「この場合、単純に恥ずかしいという気持ちからくる戦意喪失を防ぐ、という目的もありますが……」

明石「艦娘同士が接近して戦闘していた場合、他の子にかかることもありまして……」

提督「そっか……殴り合いの喧嘩で、仲間の血を浴びるなんて、ザラだもんなぁ……」

23: 2017/05/11(木) 16:09:16.64 ID:b+Z+ycJv0
明石「基本的には、こうした汚れは仕方ないものだと、私たちは考えています」

明石「毎回、深海棲艦たちの体液を浴びながら戦っていますから」

大淀「でも、艦娘には心優しい子たちもいますので……」

大淀「率先して穿くことで、お互いを気遣っているんです」

提督「そうだったのか」

24: 2017/05/11(木) 16:10:24.41 ID:b+Z+ycJv0
提督「なるほど。遠征と出撃での有用性は、よく分かった」

提督「しかし、加賀が穿いていたのはどうしてだ?」

提督「加賀に出撃させる予定は、しばらくないんだけど……?」

大淀「それはですね……」









大淀「母港画面が開かれている間、秘書艦は何も出来ないんです……!」

提督「あ……ああぁっ……!!」

25: 2017/05/11(木) 16:12:12.50 ID:b+Z+ycJv0
大淀「秘書艦の役目は、母港画面にて執務室に立ち、提督の指示指南を受けて行動し、たまのセクハラに耐えること……」

提督「なんというか……ゴメンなさい」

大淀「常に提督の見える位置に立ち、その存在を示すことで、安心と信頼を与える必要があります」

大淀「よって秘書艦は、母港画面が表示されている以上、就寝・食事・排泄といった一般的な日常行為のほぼ全てを禁止されます」

提督「そこまで……!?」

明石「これはシステム上、提督が居眠りしていても関係ありません」

明石「見てるか否か、ではなく、開かれているか否か、ですので」

提督「な、なんて辛いんだ……!」

大淀「朝潮さんは割と楽しそうですけどね」

26: 2017/05/11(木) 16:13:23.04 ID:b+Z+ycJv0
大淀「提督は他の鎮守府に比べると、母港画面以外も多く表示し、プレイしない場合はタブを閉じがちなので、あまり苦しくないタイプですが……」

明石「中には何週間もその場に立たされる艦娘もいるんですよ?」

提督「ひえぇ……そ、想像したくない……!」ガクブル

明石「それだけの長時間労働になる可能性があるのが、秘書艦なんです」

明石「私たち艦娘が、いつも秘書艦を気を遣っていた理由……分かりますね?」

提督「あぁ……痛いほどな」

27: 2017/05/11(木) 16:13:50.45 ID:b+Z+ycJv0
提督「そうか……俺の知らないところで、みんなも苦しんでいたのか……」

大淀「だから、お願いします! みんなを責めないでください!」

明石「とても言えない悩みだったんです! だから私たちが勝手に動いて……!」

大淀「私たちは、いくらでも罰を受けます!」

明石「だから、どうか! 艦娘のみんなのことは……!」

提督「……」

28: 2017/05/11(木) 16:16:23.09 ID:b+Z+ycJv0
提督「そんなこと、するわけないじゃないか」

提督「どれも任務に必要なことばかりなんだ」

提督「それに、男の俺にとても気軽に言えることじゃないのは理解している」

提督「あいつらが必氏に誤魔化していたのも、他の艦娘を守るためだろう?」

提督「そして、鎮守府に艦娘に俺、様々な任務のために、2人が頑張っていたことも分かった」

提督「……俺はただ、艦娘内でおむつプレイが流行ってしまったのか……それが心配だったんだよ」

提督「それが原因で、任務に支障をきたすわけにいかないだろ?」

提督「今回の件は不問に処す! あと、この件は引き続き2人に任せる! 俺の方からは過度にかかわらない!」

提督「……これで良いか?」

明石「提督……ありがとうございます!」

29: 2017/05/11(木) 16:17:44.70 ID:b+Z+ycJv0
大淀「ふふっ……もっと早く相談すれば良かったですね」グスッ

提督「あぁ、俺たちは家族みたいなものだ」

提督「一家の主をもっと信頼して欲しいな」

大淀「貴方……!」

明石「お父さん……!」

提督「勝手にケッコンするな!」

大淀「ふふっ……失礼しました!」

明石「すみませ~ん♪」

提督「うんうん、一件落着だな」

提督「……で、1つお願いがあるんだけど……」

30: 2017/05/11(木) 16:19:04.76 ID:b+Z+ycJv0
提督「男子トイレ……作ってくれないかな……?」

明石「」

提督「ここって女子トイレしかないから……入るわけにはいかないんだよ……!」

大淀「」

提督「着任してからずっと、ボトルで我慢してきたんだ……!」

明石「」

提督「一度それで済ますと……もう言い出せなくなって……!」

大淀「」

提督「でも今だから言える……作ってくれ……!!」プルプル

明石「アッハイ」

大淀「ワカリマシタ」





だいたい解決した



終わり

31: 2017/05/11(木) 16:19:31.33 ID:b+Z+ycJv0
以上です、ありがとうございました

32: 2017/05/11(木) 16:57:51.75 ID:xzTJ1MDPo
艦これの闇

引用元: 【艦これ】提督「えっ……スカートの下に……!?」