八幡「いやいや、どうしたんだよ雪ノ下」

雪乃「ハロウィーンよ　そんなことも知らないの？」

八幡「それはわかってるけど、なんだよその格好　お前らしくもない」

雪乃「いたずらする感じで小悪魔娘にしてみたのだけれど、に、似合わないかしら？」

八幡「いやスゲー似合うというかなんというか、可愛いけどよ」

雪乃「……そう」

八幡(ちょっと過激でドキドキしたけどなんとか落ち着いた…)

八幡(しかしどうしたんだ突然　まぁお祭りだからテンション上がるのは仕方ないよな)

八幡(夏祭りでテンション上がって一人で行って花火ぐらいにはテンション下がって”何やってんだろう俺”ってなるぐらいに)

雪乃「ひ、比企谷くん」

八幡「なんだよ」

雪乃「トリック・オア・トリート！」

八幡「あ？あぁおかしか　今何も持ってねぇや　ってか学校にお菓子持ってこねぇよ」

雪乃「そう……　なら仕方ないわね」

八幡「なんだよ」

雪乃「い、いたずらしちゃおっかな…」

八幡「お前のいたずらって氏人が出そうだな　おいやめろ」

雪乃「私が前科が付くような事するわけ無いでしょう」

八幡「前科の付かないギリギリのラインまでやりそうで怖い」

雪乃「改めて確認するわ、お菓子は持ってはいないのね？」

八幡「持ってないな」

雪乃「では、貴方がテープに録音した歌を放送で流します　ちなみに尾崎豊の歌ね」

八幡「おい！ちょっとまて！なんでそんなのもってる！」

雪乃「小町さんに相談したら貸してくれたわ」

八幡「何してくれてんの！？ってかなんであいつ持ってんだよ！」

八幡「焼却処分したと思ってたのに！！」

八幡「やめろ！それだけはやめてくれ」

雪乃「困ったわね　これ以外のいたずらを考えていないのだけれど」

八幡「他のことならなんでもするから、そのテープは破棄してくれ」

雪乃「ふぅん…　”何でも”ねぇ…」

八幡「あ、いや　雪ノ下さん？　なんか顔が怖いです」

雪乃「男に二言はないわよね？」

八幡「いや、えっと…」

雪乃「ないわよね？」

八幡「おい、雪ノ下」

雪乃「何かしら？」

八幡「なんで俺は椅子に縛られているんだ？」

雪乃「愚問ね」

雪乃「私が今から貴方にいたずらをするためよ」

八幡「いたずらってレベルじゃねぞ　もう拷問する気だろ」

雪乃「何でもすると言ったのだから黙ってなさい」

八幡「ぐ…」

雪乃「そ、それでは」

八幡「お、おい　なぜまたがる　なぜ座る」

雪乃「い、いたずらよ…」

八幡(なにこれちかいちかい密着しすぎなんかいい匂いするなんだこれなにこれこわい)

雪乃「……座り心地悪いわね」

八幡「椅子じゃねぇ～からな…」

雪乃「……」

八幡「……」

雪乃「……」

八幡(……何故こうなった　俺は今自分の状況が理解できない　雪ノ下に似たこいつは誰だ？)

八幡(はっ、まさか！？独身を拗らせすぎて雪ノ下に変装した平つｋ)

雪乃「ねぇ」

八幡「ふぁいっ！」

雪乃「ちょっと大声ださないでくれる？鼓膜を痛めてしまうわ」

八幡「わ、悪い…(いや耳元で声出されちゃったら大声にもなるでしょ童Ｏとして)」

雪乃「いたずらしてるのだけど、貴方は嫌に思ってる？」

八幡「…いや、別に…(これいたずらなの？ねぇねぇ？ちがくなーい？)」

雪乃「嫌ではないのね」

八幡「あ、あぁ」

雪乃「そう」


その後平塚先生の乱入により事なきを得た

おわり

ゆきのんかわいい

寒いからはよ