1: 2017/04/30(日) 23:08:54.027 ID:MxuWmfG40.net
ガヴリール「やっと授業終わったか……ねみ」
ヴィーネ「ガヴ!!眠いの!?」
ガヴ「お、おお。大丈夫だよ。もう目が覚めた」
ヴィーネ「そんなやせ我慢しちゃだめよ!!ガヴ!?今日はちゃんと寝たの!?もしかしてちゃんと寝てないの!?だめよそんなの!!寝なきゃ脳に栄養が回らないわ!そうだ!!何度言っても分からないガヴは私がもう毎日監視……いえ監禁し」
ガヴ「ま、待て!落ち着いてくれ。私が悪かった。今日からちゃんと寝るから」
ヴィーネ「嘘でしょ!?そうやってまた私を騙してネトゲするんでしょう!?そうだ、ガヴは私がいないとダメなんだ。ダメになるから私が!!」
ガヴ「だ、だから……」
サターニャ「……」ブツブツ
ヴィーネ「ガヴ!!眠いの!?」
ガヴ「お、おお。大丈夫だよ。もう目が覚めた」
ヴィーネ「そんなやせ我慢しちゃだめよ!!ガヴ!?今日はちゃんと寝たの!?もしかしてちゃんと寝てないの!?だめよそんなの!!寝なきゃ脳に栄養が回らないわ!そうだ!!何度言っても分からないガヴは私がもう毎日監視……いえ監禁し」
ガヴ「ま、待て!落ち着いてくれ。私が悪かった。今日からちゃんと寝るから」
ヴィーネ「嘘でしょ!?そうやってまた私を騙してネトゲするんでしょう!?そうだ、ガヴは私がいないとダメなんだ。ダメになるから私が!!」
ガヴ「だ、だから……」
サターニャ「……」ブツブツ
9: 2017/04/30(日) 23:14:02.991 ID:MxuWmfG40.net
ガヴ「さ、サターニャか?ちょうどいいところに……」
サターニャ「悪魔らしく生きるって何かしら。それは他人を犠牲にして自分のエゴを押し通すこと?」
ガヴ「お、おいサターニャ話聞いてるか!?」
サターニャ「結局は悪魔らしく生きることでそれ相応の罰として報いを受ける。それなら自分らしく他者の目なんて気にせず」
ガヴ「だ、だめだ……こいつ自分の世界入ってる」
ヴィーネ「ガヴ!!困ってるの!?私がなんとかしてあげるわ!!何でも相談して!!体が痛いの!?服脱がしてあげるわね!?」
ガヴ「違うって!?や、やめろ!」カー
ラフィエル「……うふふ」
サターニャ「悪魔らしく生きるって何かしら。それは他人を犠牲にして自分のエゴを押し通すこと?」
ガヴ「お、おいサターニャ話聞いてるか!?」
サターニャ「結局は悪魔らしく生きることでそれ相応の罰として報いを受ける。それなら自分らしく他者の目なんて気にせず」
ガヴ「だ、だめだ……こいつ自分の世界入ってる」
ヴィーネ「ガヴ!!困ってるの!?私がなんとかしてあげるわ!!何でも相談して!!体が痛いの!?服脱がしてあげるわね!?」
ガヴ「違うって!?や、やめろ!」カー
ラフィエル「……うふふ」
13: 2017/04/30(日) 23:19:00.399 ID:MxuWmfG40.net
ガヴ「ら、ラフィ!なんだかんだ天使のお前なら助け……」
ラフィ「また私の悪口言ってるんですね」
ガヴ「は、はあ?お前何言って……」
ラフィ「知ってるんですよ?あなたたちいつも私を避けてますよね?」
ガヴ「だからそんなのしてないって!お前らしくないじゃないか!ラフィ?落ち着いてくれ」
ラフィ「私のこと見てさっき笑ってたくせに。もうそんなことするのならリストカットしますから!」
ガヴ「待てって!?どうしちゃったんだよ!?お前ら本当に……」
ラフィ「また私の悪口言ってるんですね」
ガヴ「は、はあ?お前何言って……」
ラフィ「知ってるんですよ?あなたたちいつも私を避けてますよね?」
ガヴ「だからそんなのしてないって!お前らしくないじゃないか!ラフィ?落ち着いてくれ」
ラフィ「私のこと見てさっき笑ってたくせに。もうそんなことするのならリストカットしますから!」
ガヴ「待てって!?どうしちゃったんだよ!?お前ら本当に……」
16: 2017/04/30(日) 23:25:40.572 ID:MxuWmfG40.net
ガヴ「も、もう無理だ!ごめん今日は一人で帰る!」ダダダ
ヴィーネ「ガヴ待ちなさい!?私の家にこれからずっと……!」
ガヴ「はあはあ……」
ガヴ「急いで家まで帰ったら息が……さて家に入……ん?」
タプリス「ぜんば~い……」
ガヴ「あ、あれ?タプリスじゃないか。ちょうど良かった。皆が最近おかしくて困っ……」
タプリス「なんで私に構ってくれないんですかああ……天界でさみじいんでずよ……」グズ
ガヴ「だ、大丈夫だよ。お前友達いるし……」
タプリス「ぜんばいじゃなぎゃだめなんでずよ~……かまちょかまちょ……」ポロポロ
ガヴ「……お前もか」
ヴィーネ「ガヴ待ちなさい!?私の家にこれからずっと……!」
ガヴ「はあはあ……」
ガヴ「急いで家まで帰ったら息が……さて家に入……ん?」
タプリス「ぜんば~い……」
ガヴ「あ、あれ?タプリスじゃないか。ちょうど良かった。皆が最近おかしくて困っ……」
タプリス「なんで私に構ってくれないんですかああ……天界でさみじいんでずよ……」グズ
ガヴ「だ、大丈夫だよ。お前友達いるし……」
タプリス「ぜんばいじゃなぎゃだめなんでずよ~……かまちょかまちょ……」ポロポロ
ガヴ「……お前もか」
18: 2017/04/30(日) 23:35:25.406 ID:MxuWmfG40.net
ガヴ「はあ!?天界と魔界で戦争をしてる!?」
タプリス「はい……」
ガヴ「なるほど……。でもそれとあいつらが様子おかしいのと何の関係が?」
タプリス「戦争で多くの軍事費と人件費がかさみ……下界への仕送りが大幅削減されてるんです……」
ガヴ「そういうことか。ヴィーネは確かに最近栄養失調気味だって言ってたな」
タプリス「人によっては家族を戦争に駆り出されたりして……」
ガヴ「サターニャの家は誰か氏んだって言ってたけど戦争が原因だったのか……」
ガヴ「ラフィエルは絶対あれだな。かなりの名家だから戦争となれば政治と金と権力争いで……」
タプリス「ご名答です……」
ガヴ「そうだ!こうなれば姉さんに……戦争なら神の右腕の姉さんの力で止めれるはず!」
タプリス「それが……」
ゼルエル「……呼んだか?」シュン
タプリス「はい……」
ガヴ「なるほど……。でもそれとあいつらが様子おかしいのと何の関係が?」
タプリス「戦争で多くの軍事費と人件費がかさみ……下界への仕送りが大幅削減されてるんです……」
ガヴ「そういうことか。ヴィーネは確かに最近栄養失調気味だって言ってたな」
タプリス「人によっては家族を戦争に駆り出されたりして……」
ガヴ「サターニャの家は誰か氏んだって言ってたけど戦争が原因だったのか……」
ガヴ「ラフィエルは絶対あれだな。かなりの名家だから戦争となれば政治と金と権力争いで……」
タプリス「ご名答です……」
ガヴ「そうだ!こうなれば姉さんに……戦争なら神の右腕の姉さんの力で止めれるはず!」
タプリス「それが……」
ゼルエル「……呼んだか?」シュン
20: 2017/04/30(日) 23:41:36.496 ID:MxuWmfG40.net
ガヴ「姉さん!千里眼で見てたんだな。今すぐ戦争を止め……」
ゼルエル「血が足りない……」
ガヴ「へ?」
ゼルエル「汚き闇の手下共よ。貴様らの血が欲しい。貴様らの血と絶叫だけは美しい……くく……ははははは!!」ゾクゾク
ガヴ「ど、どうしちゃったんだよ姉さん……」
タプリス「それが……やはり天界最強クラスの戦力なのですぐに戦争に駆り出され、休む間もなく殺戮を続けるうちに……」
ガヴ「ね、姉さんが狂人みたいになってる……」
ゼルエル「なあ、お前の友達に悪魔が居ただろう?」
ガヴ「い、いるけど……」
ゼルエル「呼び出せ!穢れた血族を!!」
ガヴ「そ、そんな、だめだって。あれでも友達なんだぞ!」
ピンポーン
ゼルエル「血が足りない……」
ガヴ「へ?」
ゼルエル「汚き闇の手下共よ。貴様らの血が欲しい。貴様らの血と絶叫だけは美しい……くく……ははははは!!」ゾクゾク
ガヴ「ど、どうしちゃったんだよ姉さん……」
タプリス「それが……やはり天界最強クラスの戦力なのですぐに戦争に駆り出され、休む間もなく殺戮を続けるうちに……」
ガヴ「ね、姉さんが狂人みたいになってる……」
ゼルエル「なあ、お前の友達に悪魔が居ただろう?」
ガヴ「い、いるけど……」
ゼルエル「呼び出せ!穢れた血族を!!」
ガヴ「そ、そんな、だめだって。あれでも友達なんだぞ!」
ピンポーン
23: 2017/04/30(日) 23:53:06.795 ID:MxuWmfG40.net
ゼルエル「誰だ?早く開けろ!」
ガヴ「う、うん……(まずい……宅配便とかであってくれ……)」ガチャ
サターニャ「ガヴリール?ちょっと世界について語り合いたいんだけどいい?」
ゼルエル「きたなこの悪……!ん?」
犬「はっはっは」
ゼルエル「いにゅううう!?いにゅ苦手だっていったのにいいいい!!なんでまたいりゅのおお!!もう帰りゅうううううう!!」
ガヴ「よ、よかった……姉さんも根っこは変わらないんだな」
サターニャ「ふーん、でも根っこっていうのは誰でも性悪的なんだけどね。本来は皆自分の欲望に忠実なの」
ガヴ「いやお前誰だよ……」
ガヴ(あのサターニャがこんなに変わるなんて……待てよ?姉さんも根っこはそのまま。これは頑張れば……)
ガヴ「う、うん……(まずい……宅配便とかであってくれ……)」ガチャ
サターニャ「ガヴリール?ちょっと世界について語り合いたいんだけどいい?」
ゼルエル「きたなこの悪……!ん?」
犬「はっはっは」
ゼルエル「いにゅううう!?いにゅ苦手だっていったのにいいいい!!なんでまたいりゅのおお!!もう帰りゅうううううう!!」
ガヴ「よ、よかった……姉さんも根っこは変わらないんだな」
サターニャ「ふーん、でも根っこっていうのは誰でも性悪的なんだけどね。本来は皆自分の欲望に忠実なの」
ガヴ「いやお前誰だよ……」
ガヴ(あのサターニャがこんなに変わるなんて……待てよ?姉さんも根っこはそのまま。これは頑張れば……)
27: 2017/04/30(日) 23:59:45.091 ID:MxuWmfG40.net
ガヴリール「お、おいサターニャ!これ覚えてるか?」
サターニャ「ん?何よ?私が悪魔的行動をしてたときの写メ?」
ガヴリール「そうそう!お前が悪魔的行動?をしてるのをラフィと一緒に撮ったんだよ」
サターニャ「それが?」
ガヴリール「お前この頃すごく悪魔的だったぞ?良くも悪くも。またああいうのしてもいいんじゃないか?」
サターニャ「ふーん……」
ガヴリール(お?効いてるか?悪魔的とかもうざかったけど今のままじゃ調子狂うんだよな……)
サターニャ「悪魔的にってさ。あんたにとって何?」
ガヴリール「え?」
サターニャ「いや違うわね。そもそも自分らしさ。あなたでいうなら天使らしさ。そして違う視点。イノベーションについて思うところは?」
ガヴリール「め、めんどくせえ……」
サターニャ「ん?何よ?私が悪魔的行動をしてたときの写メ?」
ガヴリール「そうそう!お前が悪魔的行動?をしてるのをラフィと一緒に撮ったんだよ」
サターニャ「それが?」
ガヴリール「お前この頃すごく悪魔的だったぞ?良くも悪くも。またああいうのしてもいいんじゃないか?」
サターニャ「ふーん……」
ガヴリール(お?効いてるか?悪魔的とかもうざかったけど今のままじゃ調子狂うんだよな……)
サターニャ「悪魔的にってさ。あんたにとって何?」
ガヴリール「え?」
サターニャ「いや違うわね。そもそも自分らしさ。あなたでいうなら天使らしさ。そして違う視点。イノベーションについて思うところは?」
ガヴリール「め、めんどくせえ……」
28: 2017/05/01(月) 00:05:32.482 ID:dzVxsYc90.net
ガヴ「わ、分かった!じゃあ!このお前がくれた悪魔の闇鍋セット……」
ドンドンドン!!!!
タプリス「ひい!?私と先輩を邪魔する者がまた……ぐず……先輩私だけを見ててくだざい~」
ガヴ「も、もうここは病院か!ちょ、ちょっと待っててな?今見てくるから……」ナデナデ
ガヴ(誰だ……誰か助けてくれそうなやつだといいが……)
ガチャ
ヴィーネ「ガヴ!!??大丈夫!?私がいないのに大丈夫なわけないよね!?どうしたの顔が歪んでるわよ!?!?」
ガヴ「お前か……」
ヴィーネ「ハ!!もしかして悪い者にとりつかれてる!?ダメ!!私が守らないと!!今日はこの3重のカギであなたを閉じ込」
ガヴ「も、もうやめてくれ……誰も助けてくれないのか……」
サターニャ「待ちなさい」
ガヴ「へ?」
ドンドンドン!!!!
タプリス「ひい!?私と先輩を邪魔する者がまた……ぐず……先輩私だけを見ててくだざい~」
ガヴ「も、もうここは病院か!ちょ、ちょっと待っててな?今見てくるから……」ナデナデ
ガヴ(誰だ……誰か助けてくれそうなやつだといいが……)
ガチャ
ヴィーネ「ガヴ!!??大丈夫!?私がいないのに大丈夫なわけないよね!?どうしたの顔が歪んでるわよ!?!?」
ガヴ「お前か……」
ヴィーネ「ハ!!もしかして悪い者にとりつかれてる!?ダメ!!私が守らないと!!今日はこの3重のカギであなたを閉じ込」
ガヴ「も、もうやめてくれ……誰も助けてくれないのか……」
サターニャ「待ちなさい」
ガヴ「へ?」
35: 2017/05/01(月) 00:18:45.641 ID:dzVxsYc90.net
サターニャ「ヴィネット……あんた今病んでるでしょ?」
ガヴ(いやお前も病んでるけどな?)
ヴィーネ「病んでる!??誰がよ!?私ならちゃんと友達を守ろうと監禁しに来たんじゃない!!」
サターニャ「それってあんたのエゴよね?」
ヴィーネ「な……!違う!!私はガヴのことが大事だからこれ以上誰にも傷つけられないようにって!!」
ガヴ(何だよこの意識高い系)
サターニャ「違うわね。ヴィネットは普段から悪魔らしいことができなかった。それが不安だった」
ヴィーネ「う……!そ、それが何よ!!」
サターニャ「だからこそガヴリールを自分の庇護下に置きたかった。悪魔として認められない。でも下界で面倒見が良い人というレッテルが得られることに気づいた」
サターニャ「承認欲求を満たすためにガヴリールという道具が必要だった」
ヴィーネ「な、何を言ってるのよ!!?あ、あんたこそ道具なんて言って最低じゃない!?!」
サターニャ「今回仕送りが激減したことで追い詰められて本性が出た。あんたはかつ自分よりダメな者を常に庇護下に置き心の安定を図ろうとした」
ヴィーネ「ち、違う……違う!!違うもん!!!!ばあああああああかあああああああ!!!!ああああああんんん!!!!」ダダダ
ガヴ「な、なんか一人また減った……」
ガヴ(いやお前も病んでるけどな?)
ヴィーネ「病んでる!??誰がよ!?私ならちゃんと友達を守ろうと監禁しに来たんじゃない!!」
サターニャ「それってあんたのエゴよね?」
ヴィーネ「な……!違う!!私はガヴのことが大事だからこれ以上誰にも傷つけられないようにって!!」
ガヴ(何だよこの意識高い系)
サターニャ「違うわね。ヴィネットは普段から悪魔らしいことができなかった。それが不安だった」
ヴィーネ「う……!そ、それが何よ!!」
サターニャ「だからこそガヴリールを自分の庇護下に置きたかった。悪魔として認められない。でも下界で面倒見が良い人というレッテルが得られることに気づいた」
サターニャ「承認欲求を満たすためにガヴリールという道具が必要だった」
ヴィーネ「な、何を言ってるのよ!!?あ、あんたこそ道具なんて言って最低じゃない!?!」
サターニャ「今回仕送りが激減したことで追い詰められて本性が出た。あんたはかつ自分よりダメな者を常に庇護下に置き心の安定を図ろうとした」
ヴィーネ「ち、違う……違う!!違うもん!!!!ばあああああああかあああああああ!!!!ああああああんんん!!!!」ダダダ
ガヴ「な、なんか一人また減った……」
41: 2017/05/01(月) 00:27:08.249 ID:dzVxsYc90.net
サターニャ「彼女は自分の闇に勝てなかった」
ガヴ「だからお前誰だよ……」
タプリス「怖かったですぜんばい~……私涙止まりません……お腹も痛いです……」チラチラ
ガヴ「も、もうめんどくさすぎる……いっそ誰もいないとこに引っ越……」
ラフィエル「また私を陥れる作戦を立ててたんですね」
ガヴ「うわあああああ!?い、いきなりびっくりするだろ!?」
ラフィエル「神足通ですよ。ガヴちゃんも使えるでしょう。あ、ガヴちゃんっていう呼び方も不快って思ってるんですよね?」
ガヴ「だからそんなことないって!どうしたら……」
タプリス「白羽先輩……」
ガヴ「ん?」
ガヴ「だからお前誰だよ……」
タプリス「怖かったですぜんばい~……私涙止まりません……お腹も痛いです……」チラチラ
ガヴ「も、もうめんどくさすぎる……いっそ誰もいないとこに引っ越……」
ラフィエル「また私を陥れる作戦を立ててたんですね」
ガヴ「うわあああああ!?い、いきなりびっくりするだろ!?」
ラフィエル「神足通ですよ。ガヴちゃんも使えるでしょう。あ、ガヴちゃんっていう呼び方も不快って思ってるんですよね?」
ガヴ「だからそんなことないって!どうしたら……」
タプリス「白羽先輩……」
ガヴ「ん?」
43: 2017/05/01(月) 00:40:30.806 ID:dzVxsYc90.net
タプリス「そういう風に天真先輩を悪いように言うのやめてもらっていいですか?」キッ
ガヴ(おいおい……!?悪魔より悪魔らしいラフィに歯向かうなんて……!)
ラフィ「私が悪いように?でも実際皆そういう風に思ってるものでしょう?あなたも私のこと今憎く思ってる」
タプリス「憎くなんてありません!でも今の変わってしまったあなたが可哀そうに思います」
ガヴ(なんかいいぞタプリス!このままラフィを……)
ラフィ「可哀そう?同情ですか。私の家では今父が子会社に牙を向かれ大損害。あげくに自殺。それを母がすべて持ち去りました」
ラフィ「人間なんて簡単に裏切る。大事な人だっていつか私を裏切って去ってしまう」
タプリス「そうかもしれません。私が大好きな人だって私の目の前から去りました。そして私には目もくれません」
ラフィ「でしょう?皆自分のこととお金のこと以外頭にはないんです」
タプリス「ですね」
ラフィ「もうこんな裏切りばかりの世界で生きるならもうリストカットして氏にます」
タプリス「いいですね……誰にも振り向いてもらえないなら……そうだ……私も一緒に……」
ガヴ「え?お前も氏ぬの?え?」
ガヴ(おいおい……!?悪魔より悪魔らしいラフィに歯向かうなんて……!)
ラフィ「私が悪いように?でも実際皆そういう風に思ってるものでしょう?あなたも私のこと今憎く思ってる」
タプリス「憎くなんてありません!でも今の変わってしまったあなたが可哀そうに思います」
ガヴ(なんかいいぞタプリス!このままラフィを……)
ラフィ「可哀そう?同情ですか。私の家では今父が子会社に牙を向かれ大損害。あげくに自殺。それを母がすべて持ち去りました」
ラフィ「人間なんて簡単に裏切る。大事な人だっていつか私を裏切って去ってしまう」
タプリス「そうかもしれません。私が大好きな人だって私の目の前から去りました。そして私には目もくれません」
ラフィ「でしょう?皆自分のこととお金のこと以外頭にはないんです」
タプリス「ですね」
ラフィ「もうこんな裏切りばかりの世界で生きるならもうリストカットして氏にます」
タプリス「いいですね……誰にも振り向いてもらえないなら……そうだ……私も一緒に……」
ガヴ「え?お前も氏ぬの?え?」
45: 2017/05/01(月) 00:48:36.042 ID:dzVxsYc90.net
ガヴ「ままま待て!お前らには帰って欲しかったけど氏ぬのはまずいって!?」
タプリス「止めないでください!私はもう先輩にとって邪魔なだけなんです……ならいっそ……」ザク!
ガヴ「やめ……!あ……あ……血が……お前……どうして……」ポロポロ
タプリス「ぐ……い、いんです……私は……こうして先輩が泣いてくれて幸……せです……」
ガヴ「タプリスうううううううううう!!!」ポロポロ
サターニャ「ん?これケチャップじゃない?」
タプリス「あ!この悪魔め余計なことを……!もっと構ってくれる予定だったのに!ばれてまずいので帰ります!」
ガヴ「……何だったんだ」
ラフィエル「つまらない遊びをする子ですね」
ガヴ「ら、ラフィお前その手に持ってる包丁は……!」
タプリス「止めないでください!私はもう先輩にとって邪魔なだけなんです……ならいっそ……」ザク!
ガヴ「やめ……!あ……あ……血が……お前……どうして……」ポロポロ
タプリス「ぐ……い、いんです……私は……こうして先輩が泣いてくれて幸……せです……」
ガヴ「タプリスうううううううううう!!!」ポロポロ
サターニャ「ん?これケチャップじゃない?」
タプリス「あ!この悪魔め余計なことを……!もっと構ってくれる予定だったのに!ばれてまずいので帰ります!」
ガヴ「……何だったんだ」
ラフィエル「つまらない遊びをする子ですね」
ガヴ「ら、ラフィお前その手に持ってる包丁は……!」
47: 2017/05/01(月) 00:59:38.968 ID:dzVxsYc90.net
ラフィ「包丁……ですよ」
ラフィ「それよりガヴちゃんなんですかその涙。同情?哀れみ?蔑み?」
ガヴ「違う……。本気で悲しかったんだ。タプリスが氏ぬなんて嫌だったんだ」
ラフィ「氏ねばめんどうな人が一人減るだけでしょう?」
ガヴ「お前は……!本当に変わってしまったんだな」
ラフィ「変わった?前からこうですよ。友達も自分を楽しませるテレビや……そう、おもちゃと同じ」
ガヴ「そんなんじゃないだろ!!!お前はなんだかんだで友達想いだよ!!サターニャのことだって……」
ラフィ「友達に見せかけることに投資すれば下界で有利に過ごせますからね」
ガヴ「ラフィ……」ポロポロ
ラフィ「でももう飽きました。というかこんな世界懲り懲りです。さ、この手首を切って……ツン」
ガヴ「やめ……!!」
ラフィ「もう無理です……」
ガヴ「え?や、やめろラフィ!これ以上切ったら……」
ラフィ「……」
ガヴ「へ?1mmくらい切っただけ?」
ラフィ「それよりガヴちゃんなんですかその涙。同情?哀れみ?蔑み?」
ガヴ「違う……。本気で悲しかったんだ。タプリスが氏ぬなんて嫌だったんだ」
ラフィ「氏ねばめんどうな人が一人減るだけでしょう?」
ガヴ「お前は……!本当に変わってしまったんだな」
ラフィ「変わった?前からこうですよ。友達も自分を楽しませるテレビや……そう、おもちゃと同じ」
ガヴ「そんなんじゃないだろ!!!お前はなんだかんだで友達想いだよ!!サターニャのことだって……」
ラフィ「友達に見せかけることに投資すれば下界で有利に過ごせますからね」
ガヴ「ラフィ……」ポロポロ
ラフィ「でももう飽きました。というかこんな世界懲り懲りです。さ、この手首を切って……ツン」
ガヴ「やめ……!!」
ラフィ「もう無理です……」
ガヴ「え?や、やめろラフィ!これ以上切ったら……」
ラフィ「……」
ガヴ「へ?1mmくらい切っただけ?」
48: 2017/05/01(月) 01:09:26.892 ID:dzVxsYc90.net
ラフィ「やっぱり自分が傷つくより誰かいじる方がいいですね。ガヴちゃんいじれて満足ですし帰ります」トコトコ
ガヴ「……」
ガヴ「あ、おいサターニャ、ラフィはああ言ってたけど……」
サターニャ「……」
ガヴ「……でも私はその、友達だって思ってるぞ」
サターニャ「そ、そうね」
ガヴ「ん?何かお前顔赤くないか?それにさっきと態度が違……」
サターニャ「う、うるさいわね!な、なんかこう深く考え込むのってかっこいいかなーとか思ったけど周り見ると痛いだけっていうかその!?」
ガヴ「やっと気づいてくれたか……」
サターニャ「な、ななな!!やっぱり私……!!も、もう帰る!!今日のこと忘れて!!」ダダダ
ガヴ「……あいつら一体何だったんだ」
おしまい
ガヴ「……」
ガヴ「あ、おいサターニャ、ラフィはああ言ってたけど……」
サターニャ「……」
ガヴ「……でも私はその、友達だって思ってるぞ」
サターニャ「そ、そうね」
ガヴ「ん?何かお前顔赤くないか?それにさっきと態度が違……」
サターニャ「う、うるさいわね!な、なんかこう深く考え込むのってかっこいいかなーとか思ったけど周り見ると痛いだけっていうかその!?」
ガヴ「やっと気づいてくれたか……」
サターニャ「な、ななな!!やっぱり私……!!も、もう帰る!!今日のこと忘れて!!」ダダダ
ガヴ「……あいつら一体何だったんだ」
おしまい
49: 2017/05/01(月) 01:40:40.578 ID:6JpTgvTh0.net
飽きたな
まあオチをつけるのは難しそうだからな乙
まあオチをつけるのは難しそうだからな乙
50: 2017/05/01(月) 01:49:20.848 ID:rgQy4KLLp.net
続きそのうち書いてくれオツ
51: 2017/05/01(月) 02:53:52.557 ID:lzSIXiZC0.net
乙
引用元: ガヴリール「皆が完全に病んでしまった」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります