鞠莉「とにかくAqoursの共有スペースに、どんな下らない物を持ち込んでいるか理事長権限で確認デース」

鞠莉「本当に下らなかったらダストボックスに直行よ！」

鞠莉「まずは梨子の私物から見ていきましょうか……」

鞠莉「まぁ、どうせ梨子のことだからガールズラブとかウォール系のドージンシよね……」

鞠莉「それも工口ティックなのを入れてるに違いないわ」ｺﾞｿｺﾞｿ

鞠莉「フムゥ、中々の重量ね……これは本当に薄い本をいっぱい入れてそうだわ」

鞠莉「とにかくオープンよ！」ﾊﾟｶｯ

鞠莉「……やっぱり一番上はアクセサリーとかシュシュとかでカムフラージュしてるわね……」ｺﾞｿｺﾞｿ

『壁ドン本』

鞠莉「そしてその下はやっぱり壁ドンの本があるのね……」

鞠莉「あら、この袋は何かしら？　紙もついてるわね……」ｶﾞｻｯ

『鞠莉さん、お誕生日おめでとう！』

鞠莉「梨子……これは私への……これは見なかった事にしましょう……」

鞠莉「でも他の中身は見させてもらうわ！」ｺﾞｿｺﾞｿ

『ちかりこ本』

鞠莉「ちょっ、早速大きなボムが……なに自分の本入れてるのよ……」

鞠莉「こんなの曜が見たら嫉妬ファイヤー再燃ね……まぁ、エOチな感じの表紙ではないのが安心かしら？」

鞠莉「とりあえず気を取り直して……」ｺﾞｿｺﾞｿ

『かなまり本』

鞠莉「」

鞠莉「ハッ！？　あまりのことに気を失ってマシタ……」

鞠莉「でもこんな本を持っているということは、梨子は私と果南のことをそういう目で見ているのよね……」

鞠莉「確かに私は果南のおっOいとかハグとか大好きだけど、それは恋愛じゃなくて友情なのよね……」

鞠莉「だけどこれも表紙は健全な感じだから、私が果南としてるってことはなさそうね」

鞠莉「でも気になるから中身を見てみましょう」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

鞠莉「うん、普通な感じのユリだったわ」ﾊﾟﾀﾝ

鞠莉「さ、次の本を確認よ！」ｺﾞｿｺﾞｿ

『ようりこ本(R-18)』

鞠莉「やっぱり出てきたわ、こんなえOちな表紙でR-18って書いてあるからアウトよー！///」

鞠莉「中身もやっぱりレOしてて不健全ね……///」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

鞠莉「18歳になってない梨子がこんなの買ってるのはお説教決定デース」




鞠莉「あっ、ちなみに読んでる私は今日でエイティーンだからオッケーよ」

鞠莉「ちょっと変な気分になってきたけど次の本よ」ｺﾞｿｺﾞｿ

『ようちか本(R-18)』

鞠莉「これも工口ドージン、しかも曜の股間にアレがついてるわ……///」

鞠莉「あんまり見たくないけど……///」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

鞠莉「……まさかちかっちがヘタレ曜にキレて逆レOプして搾り取ってるなんて……///」



鞠莉「ちなみに沼津の女の子と言っても誰もアレは生えてないからね？」

鞠莉「このままじゃ私本当に変な気分になって、ここで一人エOチ始めちゃいそうだわ……///」

鞠莉「でもまだあるから確認しなきゃ……///」ｺﾞｿｺﾞｿ

『よしまるびぃ本』

鞠莉「あら、また趣向が変わったわね」

鞠莉「1年の3人の本ってどんな感じかしら……」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

鞠莉「……3人で仲良くしてて微笑ましかったわ、梨子もこんな普通のドージンシ読んでて少しは見直したわ」

鞠莉「だいぶ見たからそろそろ最後かしら？」ｺﾞｿｺﾞｿ

『ダイルビ本(R-18)』

鞠莉「」

鞠莉「ホワッツ？」

鞠莉「あはは……私ったらデイドリームを見ていたのね……」

鞠莉「だって梨子がこんなイケナイ本を持ってるはず……」ﾁﾗｯ

『ダイルビ本(R-18)』

鞠莉「」

鞠莉「はぁ……頭痛が痛いわ……梨子を見直して損したわ……」

鞠莉「ダイヤとルビィのためにこの本は見ないでおくわ……」

鞠莉「でもこれで最後だったから早く戻して……」

ｶﾞﾁｬｯ

鞠莉「！？」

梨子「おはようございます。あら、鞠莉さんだけですか……？　って、えっ……？」ﾄﾞｻｯ

鞠莉「り、梨子……！？」

梨子「見たんですね……？」

鞠莉「こ、これは……その……」

梨子「あはは……終わった、理事長の鞠莉さんに見られた……私もう浦の星に居られないわ……」

鞠莉「えっと、退学ということにはしないわよ？」

梨子「何にしても私の人生おしまいよ！」

鞠莉「だったら何で持ってきたのよ……」

梨子「それはお母さんとか千歌ちゃんに見つかりそうだったから仕方なく……」

鞠莉「でも私に見つかりましたネ……」

梨子「えぇ、それに鞠莉さんへのプレゼントも……」

鞠莉「中身は見てないからノープロブレムよ」

梨子「だけどこんなエOチな本が好きな女の子からのプレゼントなんて……」

鞠莉「そんなの関係ないわ！　18歳になってないのにエOチなのを買ったのは問題だけど、今はいいわ！」

梨子「うぅ……鞠莉さぁん……」ｳﾙｳﾙ

鞠莉「よしよし……」ｷﾞｭｰ

……

…

鞠莉「その後、私は泣いている梨子をなだめながら、梨子のドージンシなどを元の段ボールに戻して片付けたわ」

鞠莉「また、私へのプレゼントはオシャレな小物だったから、私のマイルームに飾らせてもらったわ」

鞠莉「後日、梨子に私に見られた後に段ボールの中身をどうしたか聞いたら、健全な本だけしまってあると言っていたわね」

鞠莉「それに私に対しては吹っ切れたようで、2人きりの時には際どいトークをするようになって私は、ちょっと恥ずかしいのよね……///」

鞠莉「そんな話をしていたら梨子が来たようね」

梨子「鞠莉さん、今日はよしルビについて話したいの……///」

鞠莉「オゥ……」



鞠莉「でも梨子の生き生きとした姿が見れるのは、それはまた嬉しいことデース☆」

おわり




鞠莉誕要素は皆無に近いけど鞠莉ちゃんの誕生日に間に合わなかったのが後悔

りこまりとは珍しい

まりりこ
略してまりこ

アリバイ作り的な鞠莉誕要素ﾜﾗﾀ