1: 2016/03/03(木) 21:34:29.02 ID:WJvhV7R/0
しほ「みほが短編にして書くとまほから聞きました」

みほ「私そんなこと一言も言ってません」


前作:西住みほ「あ、ライン通知が来た。誰からだろう?」


お知らせ
・このスレは安価で貰ったお題を即興(?)で短編を書きます
・最低1レス、最高10レスぐらいに抑えるつもりです
・前作のようにダラダラ書くかもしれません
・その結果、前作のように2、3ヶ月掛かるかもしれません
・というかネタが途中で切れてあの様です
・その証拠にこのスレのタイトルを考えるのに二日掛かりました
・ガルパンはいいぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1457008468

4: 2016/03/03(木) 22:00:09.53 ID:WJvhV7R/0
前作の最後に貰った安価から行きます

~武部沙織スマホ道を極めるべく山篭り~

『前回までのあらすじ
突如、武部流スマホ道の名を背負うことになった沙織
最初は突然のことに戸惑いながらも、次々と門下生を増やすことに成功する
しかし、突然現れたスマホ道破りで有名なボンプル高校のウシュカが現れる!
沙織はスマホ道の掟に則って戦いを挑むがあえなく惨敗
「このままじゃ弱いままだ」
消えかかっていた闘士の炎がより一層燃え上がり、ある決断をした!
そして、武部沙織は門下生を連れ、山へと入る・・・』


みほ「あの・・・優花里さん、このビデオは?」

優花里「はい!この秋山優花里、最近の沙織さんの行動をこのビデオに収めてました!」

みほ「ええ・・いつの間に・・・」

優花里「沙織殿が戦車道の練習に来なくなった時あたりですかねえ?西住殿も気になってたじゃないですか」

みほ「いや、それはそうなんだけどね・・・沙織さんこんなことしてたんだ・・・」
5: 2016/03/03(木) 22:13:10.92 ID:WJvhV7R/0
『山篭り一日目』

沙織『はーい、皆ちゃんといるかなー?番号!いーち!』

猫田『にぃ』

しほ『さん』

アリサ『・・・4』

ダージリン『5』


みほ「優花里さんストップ」

優花里「はい!」一時停止


みほ「なんか増えてる・・・なんか、その・・・ダージリンさんに似た人が混じってる・・・」

みほ「あと、なんとなくわかってたけど、しれっとお母さんも混じってる・・・」

優花里「おお、さすが西住殿!よく気がつきましたね!」

優花里「何を隠そう!武部流スマホ道の新メンバー、ダージリン殿です!!」

みほ「ダージリンさんに一体何があったの・・・」

優花里「まぁまぁ、細かいところはいいじゃないですか!それじゃあ再生しますよ!」再生

7: 2016/03/03(木) 22:26:03.69 ID:WJvhV7R/0
沙織『よーし、みんないるねー!』

沙織『それじゃあ、今日の予定を言うよー!』

アリサ『その前に一ついいか?』

沙織『はい、なんでしょうアリサちゃん!』

アリサ『いや、なんで私も参加せにゃいかんのだ?』

沙織『だってアリサちゃんも武部流スマホ道の門下生でしょ?』

アリサ『そんなもん入った覚えもないんだが?』

沙織『・・・』


沙織『はーい、じゃあ改めて今日の予定を言うねー!』

アリサ『おい!無視するな!何か一言ぐらい言え!』



みほ「・・・」

みほ「これ、完全にアリサさんとばっちりだよね」

優花里「いえ!彼女も立派な武部流スマホ道の門下生なのですからそんなはずありません!」

優花里「恐らく照れているのでしょう!」

みほ「そういうふうには見えないなぁ・・・」

優花里「それじゃあここら辺は飛ばして次行きますね!」

みほ「あ、飛ばしちゃうんだ」

8: 2016/03/03(木) 22:49:20.28 ID:WJvhV7R/0
『山篭り七日目』

沙織『嫌だまだ氏にたくない私もっと生きたい結婚もしたい戦車道もやりたいみんなに会いたいやだやだ氏にたくないやだやだやだy・・・・』

アリサ『タカシ・・・助けて・・・もうやだよぉこんなところ・・・タカシ、タカシぃ・・・』

猫田『こんな・・・こんなクソゲーやってられないよ!もうやめる!ログアウトボタンは何処!?もうこんなクソゲーやめてやる!!誰か!誰かぁ!!』

ダージリン『ウナギをね、こうギュッとしめてね、そしたらまたウナギをギュッとしめてね、そのあとにウナギを・・・』



優花里「あ、飛ばしすぎちゃいました」

みほ「待って!みんなに何があったの!?大丈夫なの!?怖いよ!!」

優花里「大丈夫ですよ~。オチを言ってしまうとですね、この後ちゃんと救助隊のヘリが来ました!」

みほ「遭難!?遭難しちゃってたの!?っていうか優花里さんよく無事でしたね!!」

優花里「いやいや、さすがの私もベルチョゴフウンゲネブと遭遇したときは氏を覚悟しましたよ」

みほ「何それ!?聞いたことも見たこともないよそんな生き物!」

優花里「あ、そうだ、この後沙織殿たちのお見舞いに行くんですが、一緒にどうですか?」

みほ「入院してなの!?なんでそういうこと早く言ってくれないの!?私優花里さんが怖い!!」



この後急いでお見舞いに言った

その後もビデオを見続けていたが、内容はスマホ道の修行ではなく単なるキャンプであった

しかし、彼女たちが遭遇したと思われるベルチョゴフウンゲネブという生物はビデオの中では確認はされなかった

彼女たちは本当に見ていたのか、それとも幻か

もしも存在するのであれば、今もまだ、この日本の山の中にいるに違いない

~武部沙織スマホ道を極めるべく山篭り~
山の主END

9: 2016/03/03(木) 22:50:38.59 ID:WJvhV7R/0
なんでもいいのでお題をください

>>13

13: 2016/03/03(木) 22:53:43.79 ID:cCSPwkVso
新しいあんこう踊りを考える会

14: 2016/03/03(木) 22:53:49.14 ID:0QSow5kG0
前作で、カレーを食べてる最中に撃たれたまほのティーガー車内の阿鼻叫喚の様子

20: 2016/03/05(土) 20:43:51.37 ID:ta5HAOU50
>>13~新しいあんこう踊りを考える会~

桃「それではこれより、第35回『新しいあんこう踊りを考える会』を開始する!」

杏「なんか思いついたら言ってってねぇ~」

みほ「あの」

杏「お、西住ちゃん早いねぇ」

みほ「いえ、そうじゃないんですけど、どうして私がここに?」

桃「何を言うか、貴様はアンコウチームの車長だろう」

みほ「え、そんな理由でこんな会議に呼ばれたんですか?」

桃「こんなとはなんだ!こっちは真面目にやっているんだぞ!!」

みほ「35回も?」

杏「ちょっとずつ変わってってるからねぇ」

杏「今のあんこう踊り、昔のとは大分変わってるよ」

柚子「あんこうスーツを着るのも去年からになりましたしね」

みほ「えっと・・・今のあんこう踊りは昔のとは大分違うんですよね」

みほ「それだったらもう考えなくてもいいんでは?」

杏「・・・」



杏「・・・よおし解散!」

~新しいあんこう踊りを考える会~
あんこう踊り今昔物語END

21: 2016/03/05(土) 20:44:21.36 ID:ta5HAOU50
>>24
ネタください

24: 2016/03/05(土) 20:47:08.31 ID:bJjhQazso
タンクタンクローを発掘

29: 2016/03/07(月) 22:39:10.74 ID:OI5D8EjA0
>>24~タンクタンクローを発掘~


杏「なんかまだ戦車がウチの学園艦にあるっぽいから探してきてねー」

~~~~

忍「って、言われてもなぁ」

妙子「一応、学園艦の中全部見ましたけど、どこにも戦車らしきものがも当たらないよぅ」

あけび「ねぇキャプテン、そろそろ帰りましょうよー・・」

典子「いいやまだだ!お前ら!根性で探すぞ!!」

あけび「ええ!まだ探すんですか!?」

忍「もういい加減諦めたほうがいいですって」

典子「お前ら!何を弱気になっているんだ!そんなんでバレー部復活出来ると思っているのか!!」

妙子「いや、バレー部復活はしたいけども・・・」

あけび「もうすぐ夜になっちゃいますよ?」

典子「何!?もうすぐ夜になるだと!マズイ!早く帰らないとバレーの練習する時間が無くなってしまう!!」

忍「だからそう言ってるじゃないですか・・・って、あれ?」

典子「どうした忍!」

忍「キャプテン、あの丸いのなんでしょう?」

あけび「あ、本当だ。さっきまであったかなぁ?」

典子「これはきっとバレーボールだな!」

忍「いやいや、こんな黒くて大きいバレーボールはさすがにないでしょ」

妙子「なんだろこれ・・・あ、けっこう硬い」コンコンッ

典子「んー・・・まぁいいや!持ち帰ってみよう!」

あけび「えー、これ運ぶんですかぁ?」

典子「そうだ!根性で運ぶぞ!」

あけび「はあい・・・」

30: 2016/03/07(月) 22:56:48.29 ID:OI5D8EjA0
~次の日~

杏「で、戦車の代わりにこいつを拾ってきた、と」

タンクロー「ボクハ タンクタンクロートイフ、ガウケツデゴザル」

典子「はい!」

あけび「まさか動くだなんて・・・」

杏「ウチの学園艦にこんなのがあったんだねぇ。河嶋ー」

桃「はい、このタンクタンクローを調べてみたところ、この鉄の中からありとあらゆるものを取り出すことができるようです」

桃「言うなれば、ドラえもんの先祖のようなものですね」

杏「へー、ドラえもんの先祖ねぇ・・・それだったらドラえもんの方がよかったなぁ」

典子「え!こいつドラえもんなんですか!」

妙子「すごい!初めて生でドラえもんを見ました!」

忍「違いますよキャプテン、ドラえもんに似てるってだけですよ」

杏「なんでもいいよー、とりあえずタンクロー、何か出してみてよ」

タンクロー「オマカセアレ!」


ドンッ!!

杏「おお、本当に出たねぇ」

典子「すごい!戦車出した!」

桃「っておい!タンクロー!生徒会室に戦車を出すバカがおるか!!」

あけび「これってなんの戦車?」

忍「知らない」

妙子「秋山先輩連れてこよっか」

31: 2016/03/07(月) 23:23:17.09 ID:OI5D8EjA0
~数分後~

優花里「これは『ナウエルDL43』ですね!アルゼンチンが初めて作った戦車です!どうして生徒会室に?」

杏「河嶋ー、説明ー」

桃「はい、秋山」

優花里「はい?」


桃「詳しいことは聞くな、わかったな?」

優花里「は、はいい・・・」

桃「説明終了」

杏「ん、ごくろー」

優花里「でも、この洗車どうするんですか?」

杏「勿論、戦車道に導入するよー。磯辺ちゃーん」

典子「はい!なんでしょう!」

杏「もちろんこれに乗ってくれるよね」

典子「え、いいんですか!」

杏「いいよいいよ、見つけてきてくれたのは磯辺ちゃんたちだし」

杏「それに、89式じゃ何かと不便でしょ?」

あけび「やったー!これでタンカスロン以外でも戦車倒せる!!」

優花里「あ、でも待ってください。このナウエル、五人乗りですよ?4人じゃちょっと厳しくないですか?」

杏「あー、そうだねー・・んー・・・」




杏「あ、だいじょぶだいじょぶ、なんとかなった」

杏「タンクロー、頑張ってね」

タンクロー「オマカセアレ!」

典子「期待してるぞタンクロー!!」



バレー部一年「ええ・・・」





~タンクローを発掘~
バレー部員たちの戦いはこれからだEND

35: 2016/03/07(月) 23:28:03.73 ID:BdPLwZVjo
戦車道世界大会のマスコットにボコが選ばれて世界的な人気になる

52: 2016/03/08(火) 22:35:38.39 ID:N0kBAWAa0
>>35~戦車道世界大会のマスコットにボコが選ばれて世界的な人気になる ~


エリカ「・・・隊長、テレビの前でメモを用意してなにしてるんですか?」

まほ「ああ、エリカか。いやなに、この後のカレー屋さん特集があるからな」

エリカ「そうですか」


テレビ『次のニュースです。今日の午後13時に、戦車道世界大会のマスコットキャラクターが日本から選ばれました』


まほ「ほぅ、こんなことをしていたのか」

エリカ「隊長知らなかったんですか?半年ほど前からマスコットの募集をして、つい一ヶ月前にはマスコットを決める投票までしてましたよ」

まほ「知らん、興味ない。そもそも戦車道自体にマスコットなんぞ不要だろう」

エリカ「あら、意外とまともなこと言うんですね」

アナウンサー『それでは早速、あちらの女子高生に聞いてみましょう。すみませーん!』


みほ『はい、なんでしょう?』


まほ「お、みほだ」

エリカ「あらホント。まさかテレビに出るだなんてね」


アナウンサー『このクマの名前はなんでしょう?』

みほ『え、ボコですよね?』

アナウンサー『実はこのボコ、戦車道世界大会のマスコットキャラクターに選ばれました!』

みほ『えー!うっそー!やったー!嬉しい!!』

アナウンサー「ちなみにですね、このボコ、なんとアニメにもなっているんです!」

みほ『え、それは知ってますよ?』

アナウンサー『え、あ、そ、そうでしたか・・・因みに、アニメは見た事ありますか?』

みほ『はい!ボコは大好きですから毎日見てます!あ、知ってますか?実はボコのぬいぐるみってお土産屋さんに売っていましてね、ご当地ボコっていうのもあるんです!愛媛ボコに北海道ボコ、それに熊本ボコに沖縄ボコ!沢山あるんですよ!あ、これがそのご当地ボコです!見てください!どれも個性的ですよね?え?違いがわかりませんか?よく見てくださいよ!ほらここ!このボコと比べて傷の場所が違うでしょ?それにこのボコとボコも違うでしょ?あ、あとですねこれは秘密なんですけど、実はボコミュージアムっていうアトラクションもあるんです!そこにしか売ってない限定レアボコも売ってますよ!あとそれとですねぇ・・・』

アナウンサー『え、えと・・・大分ボコが好きな女子高生ですね・・次の方にも・・・』

みほ『待ってください!まだ話を終わってません!ボコにもファンクラブがありましてね、月に一回集会をするんですよ!そこでどんな珍しいボコにあったかとか、こんなボコがあったらいいなとかそういうお話もするんです!!』

アナウンサー『ええっと、えっと・・・あ!マイナーなアニメなのにすごく詳しいですね!』


みほ『・・・は?』

アナウンサー「え?」

みほ『今なんて言いました?』

アナウンサー『えっと・・・マイナーなアニメなのにs』

みほ『ちょっとカメラ止めてください』




テレビ『~しばらくお待ちください~』



エリカ「・・・」

まほ「カレー特集まだかなぁ・・」ワクワク

56: 2016/03/08(火) 23:05:03.50 ID:N0kBAWAa0
~一週間後~

西住みほ
『この世界は間違っている』

ケイ
『どうしたのいきなり?』

ドゥーチェ
『どうした?悩み事か?』

『そういう時は美味しいものを食べたらいいぞ』

西住みほ
『割と深刻な悩みなんですが』

『皆さんはボコについてどう思います?』

田尻
『ぼこ』

ドゥーチェ
『ボコってあれだよな?西住が好きなやつ』

ケイ
『確か戦車道世界大会のマスコットになったんだっけ?』

西住みほ
『そうです』

吶喊野郎Cチーム!!
『そういえば先週西住さんテレビに出ていましたね!』

田尻
『くまのぬいぐるみの』

吶喊野郎Cチーム!!
『すごい熱弁していましたね!』

西住みほ
『あの日以来、大洗の戦車道の人達以外の生徒から』

『キチボコ流』

『という汚名が付けられました』

『私はただ、ボコの素晴らしさを語っていただけなのに』

ケイ
『いくらなんでも限度っていうものがあるわよ』 

60: 2016/03/08(火) 23:34:16.34 ID:N0kBAWAa0
西住みほ
『それだけではありません』

『ここ一週間でボコに人気が出た結果、さらなる悲劇が起きました』

画像を送信しました

ドゥーチェ
『?』

『なんのイラストだ?』

『ていうか誰?』

田尻
『あ』

西住みほ
『これなんだと思う?』

『これね、ボコらしいの』

『ボコの擬人化だなんて誰も望んでませんよ!!』

ケイ
『あー、やけに肌色が多いと思ったら』

『腐女子向けコンテンツになったのね』

西住みほ
『ファンとしてはボコをそういう目で見て欲しくないの!』

田尻
『おれんじぺこの』

ドゥーチェ
『まぁまぁ』

『人気になったらこういうのも出てくる羽目になるさ』

カチューシャ
『あんたたちさっきからうるさいわよ!!』

ケイ
『通知切りなさいよ』

カチューシャ
『嫌よ!』

西住みほ
『私のボコをまるで食物を見るかのように・・・!』

『許さない!!』

田尻
『かくえににてるわ』



結局、ボコが世界的に流行ったのもほんの一ヶ月だけであった

~戦車道世界大会のマスコットにボコが選ばれて世界的な人気になる~
ボコミュージアム一時繁栄END

65: 2016/03/08(火) 23:37:14.41 ID:wEyGtPMgO
ペコちゃんの即売会デビュー

76: 2016/03/13(日) 20:27:39.84 ID:9kB92jzx0
>>65~ペコちゃんの即売会デビュー~

ペコ「は、はは初めてコミケに物販参加してしまいました」

ペコ「いつもは一般参加ですが、売り手としての参加する日が来るだなんて・・・!」

ペコ「とても緊張する・・・」ドキドキ

ペコ「それに、一般向けじゃなくて成人向けだからなおさら・・・!」

ペコ「売れるかなぁ・・・いえ、大丈夫なはず!」

ペコ「Twitterで私のフォロワーの方たちが私の本を買いに来てくれると言っていましたし!」

ペコ「なんとかなるはずです!」

スタッフ「すみませーん、そちらのサークルは成人向け雑誌ですよね?」

ペコ「え、あっああはい!」

スタッフ「本に無修正などが無いか確認したいのですが、よろしいでしょうか?」

ペコ「あ、はい!お願いします!」

スタッフ「・・ふむふむ」ペラっ

スタッフ「・・はい、問題はないですね」

ペコ「ああ、良かったです・・」

スタッフ「ただ・・・これはボコ本ですよ・・・ねぇ?」

ペコ「はい、ボコ擬人化成人向けとして出してます」

スタッフ「なるほど・・・コレを書いたのはあなたでしたか・・・」帽子外し


ペコ「・・・?」


みほ(スタッフ)「ねぇ、オレンジペコさん?」


ペコ「」

78: 2016/03/13(日) 20:41:03.96 ID:9kB92jzx0
みほ「全員動かないでください!ボコ警察です!」

ペコ「み、みほさん・・なんでここに?」

みほ「そりゃあボコのことになれば何時でも行動するよ」

みほ「例え、成人向けのオンリーイベントでも、ね?」

ペコ「そ、そんな・・・みほさんはこんなイベントには疎いただのキチボコ流だと思っていたのに・・・

みほ「ねぇ、誰?誰かそんなこと言ったの?何年生?イニシャルでもいいから」

ペコ「アッサム様です」

みほ「そう」

ペコ「で、そのボコ警察の方が私をどうしようと言うのですか!」

みほ「そんなの決まっています」

みほ「まず、身柄を拘束して、不純なボコ本は焼却」

みほ「次に、正しいボコの知識を身につける為に七日間ビデオを見せます」

みほ「それが我々、ボコ警察の指使命です!」

ペコ「そ、そんな・・・」

みほ「さあオレンジペコさん、大人しくブツを渡して身柄を我々に渡されてください」

ペコ「い、嫌です!」

80: 2016/03/13(日) 21:00:54.18 ID:9kB92jzx0
ペコ「どうして私がこんな目に遭わなきゃならないんですか!」

ペコ「初めての・・・初めてのサークル参加だったのに!!」

みほ「オレンジペコさん、貴女は悪くないの」

みほ「悪いのは、ボコを卑しい目で見てる人達が作る創作物なんだよ・・・」

みほ「オレンジペコさん、貴方は本当にタイミングが悪かった、ただそれだけのこと」

ペコ「あ、あああ・・・・」


みほ「・・・しかし、オレンジペコさんとは戦車道仲間」

みほ「それどころか廃艦になりそうになった大洗を助けてくれた恩人の一人」

みほ「そんな貴女の身柄を拘束するのは私も気が引きます」

みほ「それに、サークルも初参加のことですし・・・今回、私は見なかったことにします」

ペコ「え、そ、それじゃあ!」

みほ「サークル活動頑張ってくださいね!」

ペコ「あ・・・あ・・・」

ペコ「ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!!」

みほ「それじゃあ私は他のサークルの方たちを連行してきます。あ、それと」




みほ「次はないものだと思ってね?」


ペコ「は、はい、気をつけます・・・」

81: 2016/03/13(日) 21:15:07.71 ID:9kB92jzx0
ペコ「た、助かった・・・」

ペコ「まさか、こんな形で戦車道に助けられるとは思いもよりませんでした・・・」

ペコ「・・・あ、他のサークルの方たちがみほさんたちに連行されてる」

ペコ「良かった、みほさんとお知り合いで・・・」

「ねぇ」

ペコ「あ、はい、立ち読みですか?」

「いえ、そうじゃなくて、この本」

ペコ「あ、成人向けのボコ擬人化本となっています!中身読んでみますか?」

「その必要はない」



「捕らえなさい」

ペコ「え?」ガシっ


愛里寿「これで32組目・・・」

ペコ「え、ちょっと!これはどういう・・・」

愛里寿「私達はボコ警察」

ペコ「それは知ってます!どうして私が連行されなきゃならないんですか!私は許されたはずです!」

愛里寿「許す?不純なボコを取り扱ってる輩に許すという言葉は無い」

ペコ「嘘です!だってみほさんは・・・はっ!」

~~

みほ『それに、サークルも初参加のことですし・・・今回、私は見なかったことにします』


みほ『私は見なかったことにします』


                


                      私『は』見なかったことにします


ペコ「あ、あああ・・・・」

愛里寿「連れて行きなさい」

ペコ「い、いやぁああああああああああああああああああ!!!!」


~ペコちゃんの即売会デビュー~
ニワカボコスレイヤー=サンEND

85: 2016/03/13(日) 21:18:41.59 ID:cPWQSmeho
まほのカレー全国行脚

100: 2016/03/22(火) 23:02:57.78 ID:eOWGPSaJ0
>>85~まほのカレー全国行脚~

エリカ「隊長、この資料について聞きたいことが・・・って、あら?居ないわ」

エリカ「まぁいいわ、そのうち戻ってくるでしょう。よっと・・・って、あれ?」


『日記 西住まほ』

エリカ「これって隊長の日記?へー、あの人意外にもこんなもの書くんだ」

エリカ「・・・」



エリカ「す、少しだけなら・・・ね?」パラッ


『●月●日』

『カレーマニアの間で噂になっている秋田県某市のカレー屋に潜入』

『きりたんぽカレーという未知の組み合わせに少々驚いたが、中々旨い』

『きりたんぽ自体にもカレーが練りこまれているのには感心した』


エリカ「・・・」



『●月○日』

『今回は群馬県某市のカレー屋に潜入』

『温泉の源泉を使ったカレーらしい』

『少々硫黄臭かったが、中々癖になる』


エリカ「・・・」

『●月×日』

『今日は広島県某村のカレー屋に潜入』

『まさか白米やナンではなく、お好み焼きが出てくるとは思わなかった』

『しかし旨い』

エリカ「・・・これは・・・日記なのかしら?」

101: 2016/03/22(火) 23:15:17.81 ID:eOWGPSaJ0
『●月△日』

『地元の熊本県某市のカレー屋に潜入』

『ここには何度も足を運んでしまうほど旨いのだ』

『しかし今日は残念ながら、となりの客に迷惑をかけてしまった』

『だが考えて欲しい』

『カレー屋に黒のゴス口リ服を着ているアイドルがいるなどと誰が予想しただろうか』


エリカ「何してんだこいつ」

『●月▽日』

『カレーの本場、インドのカレー屋に潜入』

『本場とだけあって辛い、しかし旨い』

『途中で同じ日本人に出会った』

『その人は医者をしており、顔にツギハギがあるのが特徴だった』

『その医者はボンカレーが好きなようだが、当然私はバーモンドカレーが好きだ』


エリカ「いや、本当に何してんだ」

『●月□日』

『今日、ダージリンにお茶会を誘われたので行ってみたものの、最悪だった』

『紅茶のお供といえばカレーだろう』

『カレーも出せないような高校が戦車道をしているのでは話にならない』

『なので、いつものように交流試合という名の粛清をふっかけてやった』


エリカ「おい馬鹿やめろ」

103: 2016/03/22(火) 23:32:40.93 ID:eOWGPSaJ0
『×月●日』

『妹の級友、武部沙織宅へ潜入』

『女子力という巫山戯たものを極めているだけあって中々旨い』

『これで彼氏ができないというのはおかしい』

『次に会うときにはウチの逸見を紹介してやろうと思う』

エリカ「何やってんですかこのバカ!」


『×月○日』

『逸見宅へ潜入』

『逸見母の料理はエリカと比べ物にならないほど旨かった』

『どうしてエリカはああなんだろうか』

エリカ「こいつ好き勝手言いやがって・・・ってか私がいないうちに勝手に我が家に入んないでよ!!」

エリカ「お母さんもなにちゃっかり家に入れちゃってるのよ!!」


『×月▽日』

『お母様から質のいい肉をもらってきたというので帰郷することにした』

『これが中々旨い。一度も食べたことのない肉であった』

『しかし、あの肉は一体何だったのだろうか』

『牛でもなく豚でもなく、鳥でもなければカエルやジビエ肉でもない』

『謎が深まるばかりだ』


エリカ「これ日記じゃなくてカレー日記でしょう!というか感想どれも一緒!」

エリカ「はぁ・・・はぁ・・・これで・・・最後のページかしら・・・?」ペラっ






『ベルチョゴフウンゲネブには気をつけろ』

『ベルチョゴフウンゲネブの肉を食べたものは全員ベルチョゴフウンゲ・・・』



エリカ「・・・」


エリカ「・・・た、たいちょ~?」フルフルっ



~まほのカレー全国行脚~
そしてみんなベルチョゴフウンゲネブになるEND

104: 2016/03/22(火) 23:34:30.21 ID:eOWGPSaJ0
スマヌがこれで終わり

安価出してもらった人には申し訳ないけど、やっぱり安価お題は難しいわ
やっぱりちゃんと練ったSSかかないとね

114: 2016/03/23(水) 21:19:45.03 ID:WYTKy4oB0
終わってもなおついつい何か書きたくなる病
小ネタ(>>14のやつ)


まほ「これは旨い!さすがアンツィオが作るだけあってのものだな」モグモグ

装填手「まほぉ、戦車の中カレー臭いよぉ」

操縦手「食べるなら外で食べてくださいよ!」

まほ「むっ、スマナイ。ところで、Ⅳ号車は見つかったか?」

通信手「うんにゃ、まだ確認されてないらしいよ」

まほ「そうか・・・ならば外で食べても問題ないな」ガチャ


まほ「・・・うむ、カレーはどこで食べても旨い」

装填手「いや、外で食べてとは言ってたけど、キューポラから顔だしただけじゃん!」

まほ「ダメか?」

狙撃手「くっせぇ!カレーくせぇってば!」

通信手「もう・・・カレーこぼさないでよね?」

まほ「私がそんなことするはずがない。どこぞのお嬢様高校の紅茶ではあるまいし」

装填手「うわぁ・・・制服までカレーの匂いついてそう・・・」

まほ「全くお前たちはどうしてこう・・・あのな、カレーというのはすばら」


ドォオオン


ガンッ


まほ「うおおぉっ!?あっ」スルッ



ベチャッ


通信手「・・・・」


通信手「熱ぅううううううううううううう!!!!!!」

狙撃手「このバカ!こぼすなって言っただろうが!」

まほ「ああ!私のカレーが!まあ半分以上残っていたカレーが!!」

通信手「カレーの心配より私の心配をしてくれませんかねぇ!!」

115: 2016/03/23(水) 21:29:29.11 ID:WYTKy4oB0
操縦手「ちょっ!前方にⅣ号車はっけ・・ってくっさ!めっちゃくっさ!!」

まほ「カレーが・・・私のカレー・・・」

装填手「今はそんなことよりⅣ号をどうにかしましょうよ!」

通信手「ああもう!制服にカレーのシミが付いちゃったじゃない!」

まほ「まままて落ち着け!戦車道では三秒ルールは適用される!」

狙撃手「んなもんねーよ!早く指示しなよ!」

操縦手「とにかく撤退を・・・お”う”っ!?」ツルッ


ゴッ


操縦手「」

装填手「ああ!山ちゃん(操縦手)がカレーで足を滑らせて頭打った!!」

まほ「落ち着けー!落ち着けー!」

狙撃手「まずお前がおちつ」


ドォオオオオン


ガンッ


カシュっ



まほ「・・・」

狙撃手「・・・」

通信手「熱っ、熱っ!」

装填手「・・・」

操縦手「」



まほ「・・・お」


まほ「おのれミホ!よくもこんな非人道的な作戦を思いつくものだ!!」

装填手「ひーちゃん(通信手)、あとで副隊長にこのこと伝えておいて」

通信手「わかってるよ、かっちゃん(装填手)」



~終わり~

119: 2016/03/23(水) 22:24:58.04 ID:BPfDHw7Jo

引用元: 西住しほ「安価で出されたお題を」