1: 2012/01/20(金) 03:42:14 ID:JQOIm.YQ
レイ「起きて、シンジ君。起きて、朝よ。」

シンジ「綾波、おはよう。」

レイ「・・・・脳波に乱れを確認。」

シンジ「そ、それは・・・レイがいつも裸Yシャツでいるからだろ・・・・。」

レイ「でも、私を作ったシンジ君の指示。」

シンジ「そ、そりゃそうだけど・・・・・」

アスカ「バカシンジ!学校遅れるわよ!!」ドンドン

シンジ「いけない!早く準備しないと!」

レイ「・・・・・・」

シンジ「あのさ、綾波・・・・・」

レイ「・・・・なに?」

シンジ「着替えてる僕をそんなにジロジロ見ないでほしいんだけど・・・・」
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2: 2012/01/20(金) 03:53:53 ID:JQOIm.YQ
レイ「・・・わかったわ。」

シンジ「よし、じゃあ学校へ行こう。」

レイ「えぇ・・・いってらっしゃい。」

アスカ「バカシンジ、遅い!」

シンジ「ごめんごめん!」

アスカ「ほんとにあんたは私がいないと・・・え?」

ズズ・・・ズズーン

シンジ「ざ、ザクだ! どうしてこのコロニーに・・・・!?」

アスカ「な、なんかやばくない?シェルターに逃げましょうよ!」

シンジ「先に行ってて!僕は綾波に服を着せて後から付いていくから!」

アスカ「はぁ・・・・まだ裸Yシャツなの? さっさとしなさいよね!」たったったったった・・・・・

シンジ「じゃあ、綾波。この服を着て。」

レイ「これ・・・・何?」

シンジ「ゴス口リメイド服だよ?」

3: 2012/01/20(金) 04:04:47 ID:JQOIm.YQ
レイ「ごす・・・ろり・・・・?」

シンジ「いいから!早く着て!ただでさえ着るのに時間がかかるんだ!」

レイ「わかった。着る。」するする

シンジ「外で待ってるからね」


レイ「・・・・私が車を運転する。」

シンジ「わかった、早く出して!」

ブォォーン・・・・・

ひゅるるるるるぅ~

シンジ「えっ?」

ずどーん

シンジ「うわぁー!」

レイ「シンジ君・・・!」

シンジ「綾波は先にシェルターに行ってて!後から絶対行くから!」

レイ「・・・・わかったわ。私が氏んでも代わりは・・・・・・・・いないわ。」

ブォォーン・・・・

4: 2012/01/20(金) 04:17:55 ID:JQOIm.YQ
シンジ「と、とりあえず物陰に・・・・・えっ、なんだこれ・・・・顔?・・・・MS!?」

シンジ「す、すごい・・・・5倍以上もエネルギーゲインがある!」

シンジ「連邦軍がMSを作っていたなんて・・・・こ、これでザクを倒せば・・・・!」


シンジ「えっと、説明書は・・・・大体わかったけど・・・・・・」

シンジ「これがこうで・・・・うわっ!こ、これ・・・動く!」

ズズーン・・・ズズーン・・・・・

シンジ「オートバランサーも問題なし。武器は・・・バルカンとサーベルだけ?」

シンジ「う、うわ・・・撃ってきてる!」

ドドドドドドドドッ

シンジ「な、なんともない・・・?」

シンジ「こうやって・・・・こう・・・・だ!」

ブチッ ズドォオオオン

デニム「よくもジーンを!!」

シンジ「ビームサーベル・・・・!」

ズドーン

5: 2012/01/20(金) 04:27:13 ID:JQOIm.YQ
シンジ「これで・・・全部かな・・・・・。」

シンジ「そうだ、綾波は!? シェルターはどこだったっけ・・・・」

シンジ「軍艦がある・・・・連邦?」

シンジ「とりあえずシェルター代わりに使われてるようだから、ここに入れば・・・・。」


冬月「こ、こんな・・・ごほごほ・・・・子供がガンダムを操縦していたのか・・・げほげほ・・・・」

葛城「ふ、冬月艦長!しっかりしてください!ですが、こんな子供にMSの操縦など・・・・」

冬月「いや・・・・ごほごほ・・・・その・・・・ごほごほ・・・・えっと・・・ごほごほ・・・・・昔は・・・ごほごほ」

葛城「筆談でもいいんですが」

冬月「それには及ばん・・・・ごふぅ・・・・むぅかしは15歳で出陣した者もいる。この際仕方あるまい。他に動かせるものもおらん」

葛城「・・・・・わかりました。」

アスカ「シンジ、あんた何やってんのよ・・・」

シンジ「あぁ、アスカ。なんだこの船に乗ってたのか。」

アスカ「そうよ。今はオペレーターやろうと思ってるわ。人少ないし、けが人ばっかりだし。」

6: 2012/01/20(金) 04:31:59 ID:JQOIm.YQ
マヤ「艦長!通常の3倍の速度で接近するMSが!」

冬月「シャ、シャアだ・・・・逃げろっ!」

葛城「っというわけで、碇シンジ君。ガンダムで出て頂戴。」

シンジ「えっ、またあれに乗るんですか・・・・?」

葛城「いや・・・・・?」

葛城「でも、そうしないとみんな氏んじゃうわよ?」

シンジ「(綾波も氏んじゃう・・・・それは嫌だ!)」

シンジ「乗ります!僕をガンダムに乗らせてください!!」

冬月「・・・・・勝ったな・・・・・んーごほごほごほっ!」

7: 2012/01/20(金) 04:42:41 ID:JQOIm.YQ
シャア「見せてもらおうか、連邦軍のMSの性能とやらを!」

シンジ「赤い・・・・ザク?」

シンジ「速い!」

シンジ「目標をセンターに入れて…スイッチ!」

ドゥシューン・・・ドゥシューン・・・・ドゥシューン・・・・・

シンジ「全然速すぎて全然当たらないや・・・・うわっ!」

シンジ「MSで蹴りなんて・・・・」

シャア「えぇい!連邦のMSは化け物か!あまりにも装甲が硬すぎるっ!」

シャア「ここは一度引くのが得策・・・・・か。」

シンジ「逃げていく・・・・や、やったのか・・・?」

8: 2012/01/20(金) 04:50:42 ID:JQOIm.YQ
シンジ「つ、疲れました・・・・。」

葛城「よくやったわ、シンジ君!」ぎゅぅうう

シンジ「か、葛城さん・・・や、やめてください・・・・胸が顔に・・・・」

レイ「・・・・脳波の乱れ・・・・最高記録更新」

アスカ「ミサト!あんたちょっと調子乗りすぎよ!」

ミサト「いいじゃなぁい、かわいい弟ができたようなもんなんだしさぁ」

シンジ「ミサト・・・さん? アスカとお知り合いなんですか?」

ミサト「実は、一時期お隣さんだったのよぉ~♪」

シンジ「そうだったんですか・・・・」

加持「おや、なにやら賑やかだねぇ」

ミサト「ちっ・・・・何よ」

アスカ「加持さん!」

10: 2012/01/20(金) 09:22:10 ID:JQOIm.YQ
加持「おやおやシンジ君、葛城と仲良くやってるね。」

シンジ「か、加持さん・・・どうして。お隣に住んでたはずじゃ・・・。」

加持「あれ、言ってなかったかな?俺は連邦軍の関係者だよ?」

シンジ「公務員ってそういうことだったんですか・・・」

加持「それよりシンジ君・・・・やらないか?」

シンジ「えっ・・・?」ドキッ

加持「WH内でスイカの養液栽培を・・・・さ?」

シンジ「は、はい・・・・・・///」

レイ「・・・・わたしも行く。」

加持「3Pかぁ、こりゃまいったなぁ」

ミサト「あんたねぇ・・・・。」

11: 2012/01/23(月) 00:58:15 ID:1iNcBipA
アスカ「あっ・・・・・」ショボン

ミサト「アスカ、元気出しなさい?」

アスカ「ミサト・・・・私寝る・・・・・・・。」すた・・すた・・すた・・・・・

ミサト「わかったわ・・・・。」

冬月「・・・・・・・」

ミサト「・・・?」

ミサト「ふ、冬月艦長!!冬月艦長ー!!」


冬月 氏亡

12: 2012/01/23(月) 01:02:14 ID:1iNcBipA
アスカ「えっ!?ミサトが艦長になるの!?」

ミサト「えぇ・・・冬月艦長が亡くなられたことで、権限的にね・・・・。」

アスカ「嘘でしょぉ・・・・。」

シンジ「ミサトさん、僕がんばりますから!冬月艦長の分までがんばります!」

ミサト「ありがとう、シンジ君・・・・」

レイ「碇君・・・・服脱ぐの手伝って・・・・・。」

アスカ「な、なに言ってんのよあんた!!」

レイ「・・・?」

シンジ「あぁ、綾波は僕が作ったアンドロイドなんだ。だから定期メンテナンスなんかも僕がしているよ。」

アスカ「定期メンテナンス・・・・・・・」

ミサト「(さすがにうるさいわね・・・・部屋に戻ろうかしら・・・・)」すたすたすた

ミサト「次、いつジオンが来るか分からないわ。皆休憩していて頂戴。」すたすたすたすた・・・・

13: 2012/01/23(月) 01:09:05 ID:1iNcBipA
艦長室

ミサト「はぁ・・・・どうしましょう・・・・・・とりあえず連邦軍と合流しないと。」

ミサト「避難民も乗っていることですし・・・・向かうはルナ2ね。」


コンコン

加持「おや、辛気臭い顔してどうしたんだい?美人が台無しだぞ?」

ミサト「やめてよもう。昔とは違うんだから・・・・。」

加持「なんだなんだぁ、大任任されたって聞いたから励ましにきてやったのに、その言い草はぁ。」

ミサト「あんたがいたほうが疲れるわよ。さっさと出て行って頂戴。」しっしっ

加持「はいはい、お邪魔しましたー」


ミサト「とりあえず目標地点はルナ2ね。みんなへ緊急放送をしましょう。」

14: 2012/01/23(月) 01:42:41 ID:1iNcBipA
ミサト『あーあー、てすてす・・・・ミサト艦長です。これより本艦は~・・・・』


レイ「あっ・・・違う、碇くん・・・・そこは・・・・///」

シンジ「ご、ごめん!そんなつもりじゃなかったんだ・・・・謝るよ」

レイ「でも、碇君といると・・・・ぽかぽかする・・・・・」ぎゅぅ

シンジ「あ、綾波・・・・」ぎゅぅ


コンコン!!

アスカ「緊急放送よ・・・・ってあんたたち何やってんのよ!」
レイ「私、冷え性なの。」

アスカ「アンドロイドだからでしょうが!シンジから離れなさいよ!!」ぐいぐい

レイ「いや。碇君とこうしてると体がぽかぽか・・・・・火照ってくるもの。」ぎゅぅ

シンジ「ど、どうしよう・・・・」

アスカ「あんたが作ったんでしょうが!あんたがどうにかしなさいよ!」

シンジ「でも悪い気はしないよ?」なでなで

レイ「んっ・・・んぅ~・・・」ぎゅぅ

15: 2012/01/23(月) 02:42:33 ID:1iNcBipA
アスカ「・・・・バカシンジのことなんてもう知らない!」

ガチャッバタン

レイ「何を怒っているの・・・?」
シンジ「嫉妬って奴だよ。」
レイ「しっと・・・・?」
シンジ「あぁ、俺と綾波が半裸で抱き合ってるのをみてアスカが嫉妬したんだ。」
シンジ「だから怒って出て行っちゃったんだよ、きっと。」

レイ「そう・・・嫉妬させれば碇君の周りの邪魔な人は消えてくれるのね。」ぎゅぅすりすり

シンジ「あっ、綾波・・・・体を弄らないでくれないか・・・・。」

レイ「どうして?脳波が異常値を越えてる。それもアドレナリン・・・・。」
レイ「碇君もしかして、私に欲情しているの?」すりすり

シンジ「そ、それはそうだけど・・・・あ・・・綾波!」がばっ
レイ「・・・・・・」
シンジ「いい・・・・か?」

レイ「・・・・・えぇ、碇君になら。」目を瞑る

シンジ「ありがとう・・・」

ちゅっ

16: 2012/01/23(月) 02:44:28 ID:1iNcBipA
『ウーウーウー!!敵機MS多数接近。10分後に交戦状態に入ります。
第一種先頭配備!!』

レイ「タイミングが・・・悪かったかもしれない・・・・はぁはぁ」
シンジ「綾波、絶対戻るから、そのゴス口リ服は脱ぐんじゃないぞ!」

レイ「わかった。待ってる。」


「ガンダム、シンジ・・・行きまーっす!!」ゴガン バシュゥッー!!

17: 2012/01/24(火) 22:59:04 ID:VMRwz0jc
アスカ『シンジ、聞こえる?』

シンジ「アスカなの?」

アスカ『えぇ、あんた専属のオペレーターになってあげたんだから、感謝しなさいよね。』

シンジ「・・・・・・・」

アスカ『敵はさっき来たシャアの追撃部隊よ。恐らく補給を済ませての追撃。注意して。』

シンジ「数は?」

アスカ『恐らく、ザクが3機。そしてシャアの赤いザクが1機。レーダー上だから推測だけどね。』

アスカ『視認による確認は行ってるけど、まだ遠すぎて光学じゃわからないわ。そっちで確認して。』

シンジ「指示が荒いよ・・・アスカぁ・・・・・。」

アスカ『あんたばかぁ?さっさと索敵に入りなさいよ。もうそろそろ接触するわよ!』

シンジ「・・・・わかったよ。」

18: 2012/01/24(火) 23:04:25 ID:VMRwz0jc
シャア「連邦軍のMS・・・・V作戦か。」

シンジ「遅い!」

ドゥシューン・・・ドゥシューン

ジオン兵C「・・・・!」

ドォォオオオオン!!

シャア「ちぃっ!なんだあの兵器は、携行タイプのメガ粒子砲か!?」

シャア「それに射程距離がこちらとあまりに違いすぎる。一気に距離を詰めるぞ!」

シンジ「動きが・・・・変わった!?」

ドドドドドッドドドドドッ!

ジオン兵B「シャ、シャア少佐!ザクマシンガンでは全然歯が立ちません!

ジオン兵B「装甲が硬すぎて・・・うわぁぁぁあああ!!」

シャア「せ、接近戦にもビーム兵器だと!?」

19: 2012/01/24(火) 23:10:12 ID:VMRwz0jc
アスカ「光学にて敵MS確認!残り2機!その後方にムサイ級戦艦を1確認」

ミサト「主砲発射準備!」

マヤ「了解・・・・・・・充填完了。主砲発射可能です!」

ミサト「シンジ君を援護するわよ!標準、敵戦艦・・・・・てぇっ!」

アスカ「・・・・・命中確認!」

ミサト「続いて第二射充填!」

マヤ「了解!」

ミサト「同時に急速接敵!」

青葉「了解!」

ミサト「敵戦艦へ向け、第二射・・・・てぇっ!」

20: 2012/01/24(火) 23:17:24 ID:VMRwz0jc
シャア「ム、ムサイが落とされただと!? こうも易々と・・・・!」

シンジ「はぁはぁ・・・・・はぁぁああっ!!」

シャア「余所見をしている場合では、無かったなっ!」

シンジ「このままじゃ勝てない・・・・・」

シャア「えぇい!撤退だ!癪に触るがドズルの部隊と合流する!」

ジオン兵A「りょ、了解しました!」

バシューン・・・・

シンジ「はぁ・・・・はぁ・・・・・・」

アスカ『あんたなかなかやるじゃない!』

シンジ「WHからの援護が無かったらやられてたよ・・・・。」

ミサト『シンジ君、よくやってくれたわ・・・・。』

シンジ「ミサトさん・・・・・・。」

ミサト『早く帰ってらっしゃい・・・・。』

22: 2012/01/24(火) 23:27:47 ID:VMRwz0jc
ルナ2

ワッケイン「で、ここまできた・・・と。」

ミサト「はい、敵の追撃を受けつつもなんとか・・・。」

アスカ「民間の避難民もいます。避難民だけでもこちらで匿ってもらえませんか?」

ワッケイン「それは難しいな。こちらも余裕が無い・・・・。」

ワッケイン「連邦軍本部へ指示を仰ぐ。それまで少しゆっくりしていたまえ・・・・。」

シンジ「そ、そんな・・・・・・」

ワッケイン「・・・・・・(この少年がガンダムのパイロットか」

23: 2012/01/25(水) 00:11:15 ID:jw9pOf/E
おわりだぞ

24: 2012/01/25(水) 17:44:46 ID:b0MyvE3Q
ここまで書いたんだからがんばれよ

25: 2012/01/25(水) 18:21:37 ID:jw9pOf/E
>>24
ふえぇ・・・・最後まで書いたら、さすがに氏んじゃうよぉ・・・・・

引用元: シンジ「こ、これ5倍以上もエネルギーゲインがある・・・。」