1: 2011/05/25(水) 10:17:08.02 ID:PPueIdTF0
唯「私、大学生になったら一人暮らしするんだ」
それは憂にとって全く予想外だったこと。
それまで当たり前のように寄り添っていた二人。
それが当たり前でなくなる現実を突き付けられる。
日常の一部にぽっかりと穴が開いてしまう。
あまりにもつらい欠落。
憂には、唯が離れることのショックは大きい。
様々な負の要素が瞬時に駆け巡り、憂の中で想像以上に深い孤独が押し寄せる。
それは憂にとって全く予想外だったこと。
それまで当たり前のように寄り添っていた二人。
それが当たり前でなくなる現実を突き付けられる。
日常の一部にぽっかりと穴が開いてしまう。
あまりにもつらい欠落。
憂には、唯が離れることのショックは大きい。
様々な負の要素が瞬時に駆け巡り、憂の中で想像以上に深い孤独が押し寄せる。
3: 2011/05/25(水) 10:19:01.00 ID:PPueIdTF0
憂「だ、駄目だよお姉ちゃん一人暮らしなんて」
唯「何で?」
憂「色々危ないし」
唯「大丈夫だよ、寮だからみんな一緒だし」
憂「でも・・・」
唯「もう決めたんだ」
憂「そんな・・・」
唯「何で?」
憂「色々危ないし」
唯「大丈夫だよ、寮だからみんな一緒だし」
憂「でも・・・」
唯「もう決めたんだ」
憂「そんな・・・」
6: 2011/05/25(水) 10:20:28.96 ID:PPueIdTF0
次の日
昼休みいつものように純、梓とお弁当を食べていた時の事。
向かい合って座っていた純が憂の態度を伺うように言った。
純「憂、どうしたの?元気ないよ?」
梓「そう言えば、朝からそんな感じだよね」
憂「う、うん・・」
純「何かあったの?」
憂「・・・あのね」
憂は事情を話す。
昼休みいつものように純、梓とお弁当を食べていた時の事。
向かい合って座っていた純が憂の態度を伺うように言った。
純「憂、どうしたの?元気ないよ?」
梓「そう言えば、朝からそんな感じだよね」
憂「う、うん・・」
純「何かあったの?」
憂「・・・あのね」
憂は事情を話す。
9: 2011/05/25(水) 10:23:58.28 ID:PPueIdTF0
純「へー、唯先輩が一人暮らしね」
梓「そう言えば、先輩達みんな大学の寮に住むって言ってた」
憂「だから、私ひとりぼっちになっちゃうの」
純「あ、憂の両親ってあんまり家に帰ってこないんだよね」
憂「うん」
純(そう言えば、唯先輩が修学旅行で居ないってだけで泣きそうになってたな)
梓「でも良い機会じゃない?」
純「何が?」
梓「唯先輩が憂離れする」
梓「そう言えば、先輩達みんな大学の寮に住むって言ってた」
憂「だから、私ひとりぼっちになっちゃうの」
純「あ、憂の両親ってあんまり家に帰ってこないんだよね」
憂「うん」
純(そう言えば、唯先輩が修学旅行で居ないってだけで泣きそうになってたな)
梓「でも良い機会じゃない?」
純「何が?」
梓「唯先輩が憂離れする」
12: 2011/05/25(水) 10:26:29.81 ID:PPueIdTF0
純「確かにね、唯先輩もう子供じゃないんだし」
憂「それはそうだけど」
梓「それに、憂もいつまでも唯先輩にベッタリしてるのも・・・」
純「姉妹なんだから」
憂「・・・でも」
梓「今からそんなんじゃ、4月からどうすんの?」
純「そうだよ、今の内から慣らしてった方が良いんじゃない?」
憂「慣らすって?」
憂「それはそうだけど」
梓「それに、憂もいつまでも唯先輩にベッタリしてるのも・・・」
純「姉妹なんだから」
憂「・・・でも」
梓「今からそんなんじゃ、4月からどうすんの?」
純「そうだよ、今の内から慣らしてった方が良いんじゃない?」
憂「慣らすって?」
13: 2011/05/25(水) 10:28:01.27 ID:PPueIdTF0
梓「あんまりべたべたしないようにして少しずつ距離を置くとか」
憂「・・・うん、そうだよね」
純「後は、好きな人作るとかして心のスキマ埋めるとか」
憂「好きな人か・・・」
梓「今居ないの?好きな人」
憂「お姉ちゃんかな?」
純梓「おおおおぉいい!!」
ズビシッ!!
憂「・・・うん、そうだよね」
純「後は、好きな人作るとかして心のスキマ埋めるとか」
憂「好きな人か・・・」
梓「今居ないの?好きな人」
憂「お姉ちゃんかな?」
純梓「おおおおぉいい!!」
ズビシッ!!
17: 2011/05/25(水) 10:31:46.29 ID:PPueIdTF0
3年の教室!
唯「今日のお弁当は唐揚げとエビフライです!」
律「どうせ憂ちゃんが作ったんだろ?」
唯「その通り!」
紬「憂ちゃん料理上手ね」
澪「あのさ、今度憂ちゃんに料理教えて貰いたいんだけどさ」
唯「憂に?」
澪「うん、大学生になったら寮で暮らすとは言え自炊出来ないとって思って」
唯「そうだね、料理くらい出来ないと」
唯「今日のお弁当は唐揚げとエビフライです!」
律「どうせ憂ちゃんが作ったんだろ?」
唯「その通り!」
紬「憂ちゃん料理上手ね」
澪「あのさ、今度憂ちゃんに料理教えて貰いたいんだけどさ」
唯「憂に?」
澪「うん、大学生になったら寮で暮らすとは言え自炊出来ないとって思って」
唯「そうだね、料理くらい出来ないと」
18: 2011/05/25(水) 10:34:35.24 ID:PPueIdTF0
律「私は料理出来るから問題ないぜ」
澪「律は、以外に料理上手いよな」
紬「私もシェフに習ってるから」
澪「シェフ・・・」
唯「今度の土曜日で良い?」
澪「お願いしていい」
唯「憂に話しておくよ」
澪「律は、以外に料理上手いよな」
紬「私もシェフに習ってるから」
澪「シェフ・・・」
唯「今度の土曜日で良い?」
澪「お願いしていい」
唯「憂に話しておくよ」
19: 2011/05/25(水) 10:37:14.00 ID:PPueIdTF0
土曜日
澪「お邪魔しまーす」
唯「いらっしゃい」
律「私も付き添いで来た」
澪「ムギも誘ったけど予定があるってさ」
憂「こんにちは」
澪「憂ちゃん、今日はよろしく」
憂「こちらこそよろしくお願いします」
澪「お邪魔しまーす」
唯「いらっしゃい」
律「私も付き添いで来た」
澪「ムギも誘ったけど予定があるってさ」
憂「こんにちは」
澪「憂ちゃん、今日はよろしく」
憂「こちらこそよろしくお願いします」
21: 2011/05/25(水) 10:39:39.84 ID:PPueIdTF0
律「唯、ゲームでもしてようぜ。キッチンに4人は狭いから料理は澪と憂ちゃんに任せてさ」
唯「良いよ、何やる?」
律「スト4やろーぜ。スト4!」
唯「返り討ちにしてくれる!」
澪「あいつは一体何しに来たんだ・・・」
律「料理できたら、呼んでくれ」
憂「分かりました」
唯「良いよ、何やる?」
律「スト4やろーぜ。スト4!」
唯「返り討ちにしてくれる!」
澪「あいつは一体何しに来たんだ・・・」
律「料理できたら、呼んでくれ」
憂「分かりました」
22: 2011/05/25(水) 10:43:27.69 ID:PPueIdTF0
憂「じゃあ、今日はハンバーグと煮物とサラダを作りましょう」
澪「うん」
トントントントン
澪「へー、手慣れたもんだな」
憂「えへ、そんな事無いですよ」
澪「憂ちゃんなら良い奥さんになれるよ」
憂「ありがとうございます」
澪「うん」
トントントントン
澪「へー、手慣れたもんだな」
憂「えへ、そんな事無いですよ」
澪「憂ちゃんなら良い奥さんになれるよ」
憂「ありがとうございます」
24: 2011/05/25(水) 10:46:41.82 ID:PPueIdTF0
憂「これを切る時は、包丁をこんな感じで持って」
澪「こう?」
憂「もうちょっと包丁を寝かせて、ちょっと良いですか」
憂の手が澪の手に添えられる。
澪(ドキッ!)
憂「どうしたんですか?」
澪「あっ、なんでもない///」
澪(何を私はドキドキしてるんだ///)
憂の声に我に返り、誤魔化そうと包丁を動かす。
トントントントン
澪「こう?」
憂「もうちょっと包丁を寝かせて、ちょっと良いですか」
憂の手が澪の手に添えられる。
澪(ドキッ!)
憂「どうしたんですか?」
澪「あっ、なんでもない///」
澪(何を私はドキドキしてるんだ///)
憂の声に我に返り、誤魔化そうと包丁を動かす。
トントントントン
25: 2011/05/25(水) 10:49:07.50 ID:PPueIdTF0
憂「あ、澪さんそんなに速く切ると危ないですよ」
憂は澪の慌てた様子に注意を促そうとしたが、一足遅かった。
サクッ
澪「あ痛ッ・・・!」
澪の指先に、ピリッとした鋭利な痛みが走る。
その部分に目をやると、右手の人差し指からうっすら血が滲んでいた。
澪「痛たた、切っちゃった」
憂「澪さん大丈夫ですか?」
憂は澪の慌てた様子に注意を促そうとしたが、一足遅かった。
サクッ
澪「あ痛ッ・・・!」
澪の指先に、ピリッとした鋭利な痛みが走る。
その部分に目をやると、右手の人差し指からうっすら血が滲んでいた。
澪「痛たた、切っちゃった」
憂「澪さん大丈夫ですか?」
26: 2011/05/25(水) 10:50:54.82 ID:PPueIdTF0
澪「血、見るの苦手なんだよな」
憂「ちょっと見せて下さい」
憂はすぐに澪の人差し指を手に取り、傷口に目を向ける。
憂「うん、そんなに深くは切ってないですね」
指先をじっと見つめてそう言うと、その憂の唇が近づいてゆき・・・
澪「あ・・・」
指先がそっと口に含まれた。
しっとりとした唇に挟まれ、温かい口内で傷口の血が舐めとられる。
憂「ちょっと見せて下さい」
憂はすぐに澪の人差し指を手に取り、傷口に目を向ける。
憂「うん、そんなに深くは切ってないですね」
指先をじっと見つめてそう言うと、その憂の唇が近づいてゆき・・・
澪「あ・・・」
指先がそっと口に含まれた。
しっとりとした唇に挟まれ、温かい口内で傷口の血が舐めとられる。
28: 2011/05/25(水) 10:55:34.27 ID:PPueIdTF0
澪(うわー、うわー///)
澪は固まり、その光景と感触を半ば放心気味に見つめる。
澪「憂ちゃん///」
指先から唇が離される。
憂「カットバン持ってきますね」
憂はそう言ってキッチンを離れる。
指先には唇の温もりが残ったまま。
澪(ビックリした、いきなりだもんな)
澪は固まり、その光景と感触を半ば放心気味に見つめる。
澪「憂ちゃん///」
指先から唇が離される。
憂「カットバン持ってきますね」
憂はそう言ってキッチンを離れる。
指先には唇の温もりが残ったまま。
澪(ビックリした、いきなりだもんな)
29: 2011/05/25(水) 10:58:39.03 ID:PPueIdTF0
憂「お待たせしました。カットバン持ってきましたよ」
憂は澪の指を手に取り、傷口をカットバンで包んだ。
憂「これで大丈夫ですね」
澪「あっ、ありがとう」
憂「じゃあ、料理続けましょうか」
澪「うん」
澪は普段通りに振舞おうと返事をした。
憂は澪の指を手に取り、傷口をカットバンで包んだ。
憂「これで大丈夫ですね」
澪「あっ、ありがとう」
憂「じゃあ、料理続けましょうか」
澪「うん」
澪は普段通りに振舞おうと返事をした。
30: 2011/05/25(水) 11:01:02.93 ID:PPueIdTF0
澪(まだドキドキしてる///)
憂「どうしたんですか?」
そう言って澪の顔をズィっと覗き込む。
澪「!」
澪「な、何でも無い///」
そう言い、顔を背ける澪。
澪(今私の顔真っ赤だよな///)
憂「?」
憂「どうしたんですか?」
そう言って澪の顔をズィっと覗き込む。
澪「!」
澪「な、何でも無い///」
そう言い、顔を背ける澪。
澪(今私の顔真っ赤だよな///)
憂「?」
31: 2011/05/25(水) 11:05:01.02 ID:PPueIdTF0
その頃唯律は
唯「ヨガファイヤー、ヨガファイヤー、ヨガフレイム!」
律「おのれ、小癪な」
律「波動拳、波動拳、神龍拳!!」
唯「うあー、負けた・・」
律「ふっふっふ思い知ったか」
唯「りっちゃん強すぎるよ」
律「今度違うのやろーぜ」
唯「じゃ、モンハンやろ」
律「良いぜ、私のやり込みデータを見せてやる」
唯「ヨガファイヤー、ヨガファイヤー、ヨガフレイム!」
律「おのれ、小癪な」
律「波動拳、波動拳、神龍拳!!」
唯「うあー、負けた・・」
律「ふっふっふ思い知ったか」
唯「りっちゃん強すぎるよ」
律「今度違うのやろーぜ」
唯「じゃ、モンハンやろ」
律「良いぜ、私のやり込みデータを見せてやる」
34: 2011/05/25(水) 11:08:27.62 ID:PPueIdTF0
律「イビルジョー2匹クエやろーぜ」
唯「良いよ」
律「大剣で行くか」
唯「溜め短縮5攻撃9のお守りだと?」
律「半日火山に籠もって掘り当てた」
唯「私もそれ欲しいんだけど出ないんだよ」
律「テーブル合わせたり色々大変なんだよ」
唯「そうなんだ」
唯「良いよ」
律「大剣で行くか」
唯「溜め短縮5攻撃9のお守りだと?」
律「半日火山に籠もって掘り当てた」
唯「私もそれ欲しいんだけど出ないんだよ」
律「テーブル合わせたり色々大変なんだよ」
唯「そうなんだ」
35: 2011/05/25(水) 11:10:29.77 ID:PPueIdTF0
律「振り向き溜め3ぶちかまし!!」
唯「大迷惑切りフンス!」
律「大迷惑切り止めろよ・・・」
唯「ごめーん」
律「よっしゃー恐暴竜の宝玉ゲットだぜ!」
唯「私も出たよ!」
憂「お姉ちゃん達、ご飯できたよ」
律「盛り上がってきた所で。ご飯食べたら続きやろーぜ」
唯「うん」
唯「大迷惑切りフンス!」
律「大迷惑切り止めろよ・・・」
唯「ごめーん」
律「よっしゃー恐暴竜の宝玉ゲットだぜ!」
唯「私も出たよ!」
憂「お姉ちゃん達、ご飯できたよ」
律「盛り上がってきた所で。ご飯食べたら続きやろーぜ」
唯「うん」
36: 2011/05/25(水) 11:13:23.48 ID:PPueIdTF0
唯「美味しそう!」
律「美味そうじゃないか」
澪「中々の出来だろ?」
唯「食べよ」
「いただきます」
律「澪が作ったにしては美味いじゃないか」
澪「私が作ったにしてはって何だ」
律「さすが憂ちゃんドーピング」
憂「澪さん料理結構上手いですよ」
律「美味そうじゃないか」
澪「中々の出来だろ?」
唯「食べよ」
「いただきます」
律「澪が作ったにしては美味いじゃないか」
澪「私が作ったにしてはって何だ」
律「さすが憂ちゃんドーピング」
憂「澪さん料理結構上手いですよ」
37: 2011/05/25(水) 11:14:56.42 ID:PPueIdTF0
律「私のハンバーグにはまだ勝てんけどな」
唯「どっちも美味しいよ」
「ごちそうさま」
唯「もう遅いから二人とも泊まっていきなよ」
律「私は最初からそのつもりだ」
澪「厚かましい」
憂「澪さんも泊まっていって下さい」
澪「うん、じゃあお言葉に甘えて」
唯「どっちも美味しいよ」
「ごちそうさま」
唯「もう遅いから二人とも泊まっていきなよ」
律「私は最初からそのつもりだ」
澪「厚かましい」
憂「澪さんも泊まっていって下さい」
澪「うん、じゃあお言葉に甘えて」
38: 2011/05/25(水) 11:19:42.80 ID:PPueIdTF0
憂「お風呂沸きましたよ。お客さん達からどうぞ」
律「おう、サンキュー。でも4人別で入ったら結構な時間になるな」
唯「一人30分だとして140分だよ!」
澪「120分だ」
唯「2人ずつ入る?家のお風呂入れるよ」
唯(私が憂と入って、りっちゃんと澪ちゃんが一緒で良いよね)
澪(唯は憂ちゃんと入るだろうから私は律と入るか)
憂「じゃあ、私がお姉ちゃんと・・・」
憂(いやっ、駄目。距離を置かないと)
憂「澪さん、一緒に入りません?」
澪「へ?///」
唯律「えええええっ?!」
律「おう、サンキュー。でも4人別で入ったら結構な時間になるな」
唯「一人30分だとして140分だよ!」
澪「120分だ」
唯「2人ずつ入る?家のお風呂入れるよ」
唯(私が憂と入って、りっちゃんと澪ちゃんが一緒で良いよね)
澪(唯は憂ちゃんと入るだろうから私は律と入るか)
憂「じゃあ、私がお姉ちゃんと・・・」
憂(いやっ、駄目。距離を置かないと)
憂「澪さん、一緒に入りません?」
澪「へ?///」
唯律「えええええっ?!」
39: 2011/05/25(水) 11:21:44.05 ID:PPueIdTF0
お風呂場
律「まさか、唯と一緒に入る事になるとはな///」
脱ぎ脱ぎ
唯「私もビックリだよ」
脱ぎ脱ぎ
律「まあ、合宿とかで一緒に入ったしな」
唯「そうだね」
律「まさか、唯と一緒に入る事になるとはな///」
脱ぎ脱ぎ
唯「私もビックリだよ」
脱ぎ脱ぎ
律「まあ、合宿とかで一緒に入ったしな」
唯「そうだね」
40: 2011/05/25(水) 11:24:13.38 ID:PPueIdTF0
律「それにしても唯・・・」
唯「何?」
律「ずいぶんと胸が大きくなってるじゃないか?」
唯「そう?」
律「くー、昔は私とほとんど変わらなかったのに」
唯「えへへ」
律「けしからん、実にけしからん!!」
律「こうしてくれる!」
ふにふにふに
唯「いやーん」
唯「何?」
律「ずいぶんと胸が大きくなってるじゃないか?」
唯「そう?」
律「くー、昔は私とほとんど変わらなかったのに」
唯「えへへ」
律「けしからん、実にけしからん!!」
律「こうしてくれる!」
ふにふにふに
唯「いやーん」
41: 2011/05/25(水) 11:27:29.48 ID:PPueIdTF0
澪「・・・あのさ、何で唯じゃなくて私となの?」
憂「何ででしょーね」
憂はそう言い、クスリと笑って見せる。
澪「何ででしょーって・・・」
律「お風呂空いたぞー」
唯「もう、りっちゃんのH///」
澪(何があったんだ?)
憂「じゃあ、澪さん入りましょ」
澪「う、うん」
憂「何ででしょーね」
憂はそう言い、クスリと笑って見せる。
澪「何ででしょーって・・・」
律「お風呂空いたぞー」
唯「もう、りっちゃんのH///」
澪(何があったんだ?)
憂「じゃあ、澪さん入りましょ」
澪「う、うん」
42: 2011/05/25(水) 11:30:33.63 ID:PPueIdTF0
憂「澪さんスタイル良いですね」
脱ぎ脱ぎ
澪「あんまり見ないで、恥ずかしい///」
脱ぎ脱ぎ
憂「うふふ、それだけスタイル良ければ見られても大丈夫ですよ」
そう言い、髪をほどく憂。
ファサッ
澪「うわ、髪下ろすと本当に唯そっくりだな」
憂「あんまり、見つめないで下さい恥ずかしい///」
澪「ご、ごめん///」
脱ぎ脱ぎ
澪「あんまり見ないで、恥ずかしい///」
脱ぎ脱ぎ
憂「うふふ、それだけスタイル良ければ見られても大丈夫ですよ」
そう言い、髪をほどく憂。
ファサッ
澪「うわ、髪下ろすと本当に唯そっくりだな」
憂「あんまり、見つめないで下さい恥ずかしい///」
澪「ご、ごめん///」
43: 2011/05/25(水) 11:33:53.66 ID:PPueIdTF0
お風呂場
憂「傷、染みません?」
澪「ん、カットバン貼ってもらったから大丈夫」
憂「髪、洗わせてもらって良いですか?」
澪「え?良いけど」
シャカシャカ
澪(変な気分///)
憂「髪綺麗ですね」
憂「ありがと///」
憂「傷、染みません?」
澪「ん、カットバン貼ってもらったから大丈夫」
憂「髪、洗わせてもらって良いですか?」
澪「え?良いけど」
シャカシャカ
澪(変な気分///)
憂「髪綺麗ですね」
憂「ありがと///」
45: 2011/05/25(水) 11:40:53.60 ID:PPueIdTF0
風呂上がり
律「睡眠爆破!」
唯「さすがりっちゃん」
澪「またモンハンか」
律「私達、布団入りながらモンハンやってるから」
唯「憂の部屋に澪ちゃん泊めて上げて」
澪「へ?」
憂「うん」
律「睡眠爆破!」
唯「さすがりっちゃん」
澪「またモンハンか」
律「私達、布団入りながらモンハンやってるから」
唯「憂の部屋に澪ちゃん泊めて上げて」
澪「へ?」
憂「うん」
46: 2011/05/25(水) 11:43:28.22 ID:PPueIdTF0
憂の部屋
澪「お見舞いに来た時以来だな、憂ちゃんの部屋」
憂「あの時はありがとうございました」
澪「亀のぬいぐるみも懐かしい」
憂「バッティングセンターでホームラン打って獲ったんですよ」
澪「へー、凄いな」
憂「じゃあ、電気消しますね」
パチッ
澪「お見舞いに来た時以来だな、憂ちゃんの部屋」
憂「あの時はありがとうございました」
澪「亀のぬいぐるみも懐かしい」
憂「バッティングセンターでホームラン打って獲ったんですよ」
澪「へー、凄いな」
憂「じゃあ、電気消しますね」
パチッ
47: 2011/05/25(水) 11:45:16.75 ID:PPueIdTF0
澪「・・・あの」
憂「何です?」
澪「・・・豆球付けてもらって良い?」
憂「ごめんなさい。豆球付かないんです」
澪「え?そう、なんだ・・・」
憂「暗いの怖いですか?」
澪「う、そうじゃないけど・・・」
澪「慣れてないから落ち着かないって言うか」
憂「じゃあ一緒に寝ましょうか?」
澪「ええ?!」
憂「何です?」
澪「・・・豆球付けてもらって良い?」
憂「ごめんなさい。豆球付かないんです」
澪「え?そう、なんだ・・・」
憂「暗いの怖いですか?」
澪「う、そうじゃないけど・・・」
澪「慣れてないから落ち着かないって言うか」
憂「じゃあ一緒に寝ましょうか?」
澪「ええ?!」
48: 2011/05/25(水) 11:47:59.03 ID:PPueIdTF0
憂「良いじゃないですか女同士なんだし」
澪の布団に潜り込む憂。
憂「たまにお姉ちゃんとも一緒に寝たりしてるんで」
澪「そうなんだ、本当に仲の良い姉妹だな」
憂「でも、もうすぐそれも出来なくなるんですよね・・・」
澪「寮に入っちゃうもんな」
憂「・・・・・」
憂「・・・うっ・・ひく・・ぐす」
澪「憂ちゃん?」
突然泣き出した憂に動揺を隠せない澪。
澪の布団に潜り込む憂。
憂「たまにお姉ちゃんとも一緒に寝たりしてるんで」
澪「そうなんだ、本当に仲の良い姉妹だな」
憂「でも、もうすぐそれも出来なくなるんですよね・・・」
澪「寮に入っちゃうもんな」
憂「・・・・・」
憂「・・・うっ・・ひく・・ぐす」
澪「憂ちゃん?」
突然泣き出した憂に動揺を隠せない澪。
49: 2011/05/25(水) 11:51:10.22 ID:PPueIdTF0
憂「離れたくない・・・お姉ちゃんとずっと一緒にいたい」
憂「一緒にいたいのに・・離れたくないよ」
澪はすっと人差し指で憂の涙を拭き取った。
澪「憂ちゃんが悲しむ顔、見てらんないよ」
澪は自分の胸に憂の顔を抱き寄せる。
憂「澪さん」
憂は泣きじゃくりながら、たどたどしい言葉づかいで続ける。
憂「だから、今の内からなるべく距離を置こうと思って」
憂「一緒にいたいのに・・離れたくないよ」
澪はすっと人差し指で憂の涙を拭き取った。
澪「憂ちゃんが悲しむ顔、見てらんないよ」
澪は自分の胸に憂の顔を抱き寄せる。
憂「澪さん」
憂は泣きじゃくりながら、たどたどしい言葉づかいで続ける。
憂「だから、今の内からなるべく距離を置こうと思って」
50: 2011/05/25(水) 11:53:17.12 ID:PPueIdTF0
震える声で胸の内を明かした憂。
その声から、震える肩から、澪の中でじわじわと熱いものが広がりこみ上がっていく。
その瞬間、澪の胸の鼓動が一気に加速してゆき、切なく締め付けられる。体が熱い。
自分の腕のなかでまだ少し震えている、温かく柔らかい憂の身体。
そんな彼女の体温で温められているかのような錯覚が、余計に彼女への愛おしさを助長する。
この昂ぶる感情を抑える術はない。愛おしくてたまらない。ずっと抱きしめていたい。
私・・この娘のことが好きなんだ。
澪「憂ちゃん・・顔上げて」
憂「・・ぐすっ・・はい?」
うつむく憂の涙を優しく拭い、頬をそっと持ち上げる。
そして~
その声から、震える肩から、澪の中でじわじわと熱いものが広がりこみ上がっていく。
その瞬間、澪の胸の鼓動が一気に加速してゆき、切なく締め付けられる。体が熱い。
自分の腕のなかでまだ少し震えている、温かく柔らかい憂の身体。
そんな彼女の体温で温められているかのような錯覚が、余計に彼女への愛おしさを助長する。
この昂ぶる感情を抑える術はない。愛おしくてたまらない。ずっと抱きしめていたい。
私・・この娘のことが好きなんだ。
澪「憂ちゃん・・顔上げて」
憂「・・ぐすっ・・はい?」
うつむく憂の涙を優しく拭い、頬をそっと持ち上げる。
そして~
52: 2011/05/25(水) 11:56:33.85 ID:PPueIdTF0
翌朝
律「ふぁー、何か良い匂いがする」
唯「お、既に朝食が出来てるじゃありませんか!」
憂「おはよう」
澪「遅いぞ二人とも」
律「日曜の朝から二人揃って朝食作りとは、お前ら新婚か!」
憂「ええっ、そんな///」
律(何この憂ちゃんの反応)
律「ふぁー、何か良い匂いがする」
唯「お、既に朝食が出来てるじゃありませんか!」
憂「おはよう」
澪「遅いぞ二人とも」
律「日曜の朝から二人揃って朝食作りとは、お前ら新婚か!」
憂「ええっ、そんな///」
律(何この憂ちゃんの反応)
53: 2011/05/25(水) 11:58:40.23 ID:PPueIdTF0
律「ふぃー喰った喰った。澪もずいぶん上手くなったじゃないか」
唯「ホント美味しいね」
澪「教えてくれる人が上手いからな」
憂「そんな事無いですよ///」
律(だから何この憂ちゃんの反応)
律「長居しても悪いし、そろそろ帰るか」
澪「・・そうだな」
唯「ホント美味しいね」
澪「教えてくれる人が上手いからな」
憂「そんな事無いですよ///」
律(だから何この憂ちゃんの反応)
律「長居しても悪いし、そろそろ帰るか」
澪「・・そうだな」
55: 2011/05/25(水) 12:01:47.21 ID:PPueIdTF0
律「じゃあな、色々ご馳走様」
澪「憂ちゃん、ありがとうな」
憂「どういたしまして」
憂は澪にそっと耳打ちする。
憂「澪さん、また一緒に料理しましょうね。今度は二人きりで」
澪は黙ってコクンと頷く。
昨日だけで澪さんの色んな事が分かった。
澪さんは、恐がりな事。
澪さんに抱きしめられると、とても暖かい事。
澪さんの唇はとても柔らかい事。
澪さんは、寝る時にノーブラな事。
もっと澪さんの事が知りたい。
澪「憂ちゃん、ありがとうな」
憂「どういたしまして」
憂は澪にそっと耳打ちする。
憂「澪さん、また一緒に料理しましょうね。今度は二人きりで」
澪は黙ってコクンと頷く。
昨日だけで澪さんの色んな事が分かった。
澪さんは、恐がりな事。
澪さんに抱きしめられると、とても暖かい事。
澪さんの唇はとても柔らかい事。
澪さんは、寝る時にノーブラな事。
もっと澪さんの事が知りたい。
56: 2011/05/25(水) 12:04:48.85 ID:PPueIdTF0
唯は律にそっと耳打ちする。
唯「またゲームしょうね。今度は二人きりで」
りっちゃんは、とてもゲームが上手い事。
りっちゃんは、貧Oを気にしてる事。
りっちゃんは、寝る時にノーパンな事。
もっとりっちゃんの事が知りたい。
お終い
唯「またゲームしょうね。今度は二人きりで」
りっちゃんは、とてもゲームが上手い事。
りっちゃんは、貧Oを気にしてる事。
りっちゃんは、寝る時にノーパンな事。
もっとりっちゃんの事が知りたい。
お終い
61: 2011/05/25(水) 12:58:00.90 ID:Z9Bt4pe60
裏では唯律になってて良かったけどノーパンてw
63: 2011/05/25(水) 13:23:26.24 ID:yAz6ytZki
唯憂じゃなかったのかよおおおお
でも乙です
でも乙です
引用元: 憂「お料理教室」
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