2: 2023/06/04(日) 20:53:06.20 ID:PdnwR6WK
学校にて朝を迎える合宿中の同好会メンバー。
果林「すぅ…すぅ…」
かすみ「果林先輩まだ寝てますね~。彼方先輩だって起きてるのに~」
侑「昨日の練習の疲れが溜まってるんだよ。まだ寝かせてあげよう」
せつ菜「さ~今日も一日頑張りますよ~」
かすみ「あっちに全然疲れが見えない人が居ますが…」
侑「あはは…流石せつ菜ちゃん」
果林「すぅ…すぅ…」
かすみ「果林先輩まだ寝てますね~。彼方先輩だって起きてるのに~」
侑「昨日の練習の疲れが溜まってるんだよ。まだ寝かせてあげよう」
せつ菜「さ~今日も一日頑張りますよ~」
かすみ「あっちに全然疲れが見えない人が居ますが…」
侑「あはは…流石せつ菜ちゃん」
4: 2023/06/04(日) 20:59:23.45 ID:PdnwR6WK
かすみ「さて、かすみんは…」
ランジュ「侑~かすみ~」
侑「どうしたの?」
かすみ「朝から騒がしい人がもう一人」
ランジュ「その猫捕まえて!」
かすみ「え?猫?」
はんぺん「にゃ~」
侑「あっ…璃奈ちゃんの…どうしたの?」
ランジュ「アタシのパンを奪ってたのよ」
かすみ「本当だ。パン咥えてますね…」
ランジュ「侑~かすみ~」
侑「どうしたの?」
かすみ「朝から騒がしい人がもう一人」
ランジュ「その猫捕まえて!」
かすみ「え?猫?」
はんぺん「にゃ~」
侑「あっ…璃奈ちゃんの…どうしたの?」
ランジュ「アタシのパンを奪ってたのよ」
かすみ「本当だ。パン咥えてますね…」
5: 2023/06/04(日) 21:05:07.48 ID:PdnwR6WK
ランジュ「ふふっ、追い詰めたわ。逃がさないわよ」
はんぺん「にゃ~」
ランジュ「あっ!!?また、チョロチョロと~待て~」
果林「ん…んん…」
侑「ほら。果林さんが起きちゃうよ」
かすみ「って言うか、コップを持ちながら動き回るのやめて下さいよ。さっきから中身が結構溢れてるんですけど」
はんぺん「にゃ~」
ランジュ「あっ!外に逃げた~」
かすみ「………猫を追いかけて裸足で出てく人って本当に居るんですね。咥えてるのは魚だけど」
はんぺん「にゃ~」
ランジュ「あっ!!?また、チョロチョロと~待て~」
果林「ん…んん…」
侑「ほら。果林さんが起きちゃうよ」
かすみ「って言うか、コップを持ちながら動き回るのやめて下さいよ。さっきから中身が結構溢れてるんですけど」
はんぺん「にゃ~」
ランジュ「あっ!外に逃げた~」
かすみ「………猫を追いかけて裸足で出てく人って本当に居るんですね。咥えてるのは魚だけど」
7: 2023/06/04(日) 21:09:33.62 ID:PdnwR6WK
侑「あはは…そうだね。さて、私は今日の準備をしてこようかな」
かすみ「あっ、かすみんも一緒に行きます~」
果林「すぅ…すぅ…」
ガチャ
エマ「果林ちゃん…まだ寝てる…」
愛「本当だ。カリンって結構寝相悪いよね」
エマ「そうなの。いつも、掛け布団がベッドの受けから落ちちゃうんだよ」
愛「それをエマっちが直してあげるんだ」
エマ「一緒に居る時はね」
かすみ「あっ、かすみんも一緒に行きます~」
果林「すぅ…すぅ…」
ガチャ
エマ「果林ちゃん…まだ寝てる…」
愛「本当だ。カリンって結構寝相悪いよね」
エマ「そうなの。いつも、掛け布団がベッドの受けから落ちちゃうんだよ」
愛「それをエマっちが直してあげるんだ」
エマ「一緒に居る時はね」
8: 2023/06/04(日) 21:12:37.37 ID:PdnwR6WK
それから30分後。
果林「ん…んん…朝…ん?」
目が覚めた果林はある違和感に気がつく。パジャマが濡れている。敷布団も濡れている。もっと言えば下着もほんのり濡れている。
果林「う…嘘…」
エマ「あれ?果林ちゃん起きた?」
果林「………」
取り敢えず寝たフリをする果林。
果林(ウソウソ…嘘よ…この私がそんな事…)
果林「ん…んん…朝…ん?」
目が覚めた果林はある違和感に気がつく。パジャマが濡れている。敷布団も濡れている。もっと言えば下着もほんのり濡れている。
果林「う…嘘…」
エマ「あれ?果林ちゃん起きた?」
果林「………」
取り敢えず寝たフリをする果林。
果林(ウソウソ…嘘よ…この私がそんな事…)
9: 2023/06/04(日) 21:17:47.11 ID:PdnwR6WK
もちろん、果林の心配は杞憂である。ランジュがはんぺんを追いかけている時、手に持っていたコップからお茶が、奇跡的に果林のパジャマの上に溢れたのだった。
その後、部屋に来たエマと愛がそれに気がつかず、外れた掛け布団を掛けた事と、ちょうど良い感じでぬるくなったお茶が余計にリアルであり、勘違いに拍車を掛けた。
果林(嘘よ…この私がこの歳でオネショなんて…)
その後、部屋に来たエマと愛がそれに気がつかず、外れた掛け布団を掛けた事と、ちょうど良い感じでぬるくなったお茶が余計にリアルであり、勘違いに拍車を掛けた。
果林(嘘よ…この私がこの歳でオネショなんて…)
10: 2023/06/04(日) 21:22:18.22 ID:PdnwR6WK
愛「カリン起きた~?」
エマ「ん~まだ起きないよ」
愛「本当寝坊助だなぁ」
歩夢「あれ?まだ、果林さん寝てるの?」
愛「そうなんだよ」
歩夢「もうそろそろ朝食片付けたいんだけど…」
エマ「ん~まだ起きないよ」
愛「本当寝坊助だなぁ」
歩夢「あれ?まだ、果林さん寝てるの?」
愛「そうなんだよ」
歩夢「もうそろそろ朝食片付けたいんだけど…」
12: 2023/06/04(日) 21:26:58.68 ID:PdnwR6WK
果林(勘違い…これは私の勘違いよ。そうだわ。いくら何でもお漏らしなんて…)
果林は心の中で何度も嘘だと呟き、そっと下半身に手を持っていき確かめる。
果林(………濡れてる。やっぱり濡れてる。これは紛れもなく……漏らしてる。最悪だわ…)
エマ「果林ちゃん。そろそろ起きないとだよ~」
果林は心の中で何度も嘘だと呟き、そっと下半身に手を持っていき確かめる。
果林(………濡れてる。やっぱり濡れてる。これは紛れもなく……漏らしてる。最悪だわ…)
エマ「果林ちゃん。そろそろ起きないとだよ~」
13: 2023/06/04(日) 21:35:25.83 ID:PdnwR6WK
果林(こんなのがバレたら…私は…)
かすみ『え~果林先輩お漏らししちゃったんですか!!!?』
ミア『高校生にもなってお漏らしするなんて信じられないな』
せつ菜『気にする事は…ありませんよ。誰でも…失敗はありますから…』
彼方『取り敢えず洗わなきゃだから…脱ごうか?』
エマ『私、布団干してくるね』
果林『うぅ…面目ない…』
璃奈『よしよし。泣かないで』
はんぺん『にゃ~』
かすみ『え~果林先輩お漏らししちゃったんですか!!!?』
ミア『高校生にもなってお漏らしするなんて信じられないな』
せつ菜『気にする事は…ありませんよ。誰でも…失敗はありますから…』
彼方『取り敢えず洗わなきゃだから…脱ごうか?』
エマ『私、布団干してくるね』
果林『うぅ…面目ない…』
璃奈『よしよし。泣かないで』
はんぺん『にゃ~』
15: 2023/06/04(日) 21:39:17.20 ID:PdnwR6WK
果林(絶対にバレる訳にはいかないわ)
歩夢「果林さ~ん。お~い。起きて下さ~い」
愛「布団ひっぺがしちゃおうか?」
果林(え?)
愛「ほら~カリン~。起きて~………って…ええ?」
歩夢「どうしたの?」
歩夢「果林さ~ん。お~い。起きて下さ~い」
愛「布団ひっぺがしちゃおうか?」
果林(え?)
愛「ほら~カリン~。起きて~………って…ええ?」
歩夢「どうしたの?」
16: 2023/06/04(日) 21:42:48.24 ID:PdnwR6WK
愛「すっごい力で布団引っ張るんだけど」
歩夢「ええ…」
エマ「果林ちゃん起きてるの?」
果林「………」
歩夢「反応ないね…」
愛「寝てるのかな?エマっち…?」
エマ「ん~……すんなり起きる方が珍しいけど。ここまで頑ななのも珍しいかな」
歩夢「ええ…」
エマ「果林ちゃん起きてるの?」
果林「………」
歩夢「反応ないね…」
愛「寝てるのかな?エマっち…?」
エマ「ん~……すんなり起きる方が珍しいけど。ここまで頑ななのも珍しいかな」
17: 2023/06/04(日) 21:48:41.54 ID:PdnwR6WK
愛「どうする?このまま寝かせとく?」
歩夢「でも練習があるし…」
エマ「う~ん」
かすみ「果林先輩まだ寝てるんですか?」
果林「げっ」
愛「かすかす」
かすみ「かすみんですってば。果林先輩どれだけなんですか。かすみんなんてもう一汗かいてきたんです。ランジュ先輩のせいで」
愛「なんで?」
歩夢「あの~…今、果林さん…なんか反応したよね?」
歩夢「でも練習があるし…」
エマ「う~ん」
かすみ「果林先輩まだ寝てるんですか?」
果林「げっ」
愛「かすかす」
かすみ「かすみんですってば。果林先輩どれだけなんですか。かすみんなんてもう一汗かいてきたんです。ランジュ先輩のせいで」
愛「なんで?」
歩夢「あの~…今、果林さん…なんか反応したよね?」
18: 2023/06/04(日) 21:53:34.11 ID:PdnwR6WK
エマ「うん。私も聞いてた」
歩夢「果林さん…やっぱり起きてる?」
果林(しまったぁ。つい、かすみちゃんに反応しちゃったわ。だって、かすみちゃんなんて一番バレたくないから…)
かすみ「寝たフリしてるって事ですか?」
歩夢「う~ん」
愛「だとして何で?」
かすみ「実はお漏らししちゃったとかだったりして~」
愛「まさか~」
果林(うっ…この子は…変に鋭いと言うか…)
歩夢「果林さん…やっぱり起きてる?」
果林(しまったぁ。つい、かすみちゃんに反応しちゃったわ。だって、かすみちゃんなんて一番バレたくないから…)
かすみ「寝たフリしてるって事ですか?」
歩夢「う~ん」
愛「だとして何で?」
かすみ「実はお漏らししちゃったとかだったりして~」
愛「まさか~」
果林(うっ…この子は…変に鋭いと言うか…)
19: 2023/06/04(日) 21:56:21.98 ID:PdnwR6WK
ミア「お漏らし?かすみが?」
かすみ「違うよ!果林先輩だよ!」
ミア「まさか。かすみじゃあるまいし」
果林(うわっ。もう一人知られたく子が来たわ。いや、誰にも知られたくないけど)
かすみ「かすみんだってお漏らしなんてしないよ!!!!」
ミア「…朝から元気だな」
かすみ「違うよ!果林先輩だよ!」
ミア「まさか。かすみじゃあるまいし」
果林(うわっ。もう一人知られたく子が来たわ。いや、誰にも知られたくないけど)
かすみ「かすみんだってお漏らしなんてしないよ!!!!」
ミア「…朝から元気だな」
21: 2023/06/04(日) 21:59:35.71 ID:PdnwR6WK
愛「ほら~。早く起きないとあらぬ疑いを掛けられちゃうぞ~」
果林(ど、どうしよう…)
ミア「もう面倒だから無理矢理布団を剥がしちゃえばいいじゃないか」
愛「なったんだけど凄い力で抵抗するんだよ」
かすみ「それ絶対に起きてますよね」
果林(ど、どうしよう…)
ミア「もう面倒だから無理矢理布団を剥がしちゃえばいいじゃないか」
愛「なったんだけど凄い力で抵抗するんだよ」
かすみ「それ絶対に起きてますよね」
22: 2023/06/04(日) 22:04:43.92 ID:PdnwR6WK
果林(くっ…こうなったら…乾くまで…ひたすら待つ!!!!)
かすみ「よしっ!!!皆んなでやりましょう!数で勝負です!」
ミア「まっ、それしかないんじゃない?」
愛「だね」
果林(なっ!!?この子は…余計な事ばかり…)
エマ「待って」
かすみ「え?」
エマ「ちょっと、二人だけにしてくれる?」
かすみ「よしっ!!!皆んなでやりましょう!数で勝負です!」
ミア「まっ、それしかないんじゃない?」
愛「だね」
果林(なっ!!?この子は…余計な事ばかり…)
エマ「待って」
かすみ「え?」
エマ「ちょっと、二人だけにしてくれる?」
23: 2023/06/04(日) 22:07:42.10 ID:PdnwR6WK
かすみ「え?何でですか?みんなでやれば…」
エマ「ちょっとだけでいいから」
かすみ「でも」
歩夢「かすみちゃん。ここはエマさんに任せようよ」
かすみ「え~なんでですか?」
愛「ほら。ちょっと出よう」グイッ
かすみ「えっ…ちょっ」
ガチャ バタン
エマ「ちょっとだけでいいから」
かすみ「でも」
歩夢「かすみちゃん。ここはエマさんに任せようよ」
かすみ「え~なんでですか?」
愛「ほら。ちょっと出よう」グイッ
かすみ「えっ…ちょっ」
ガチャ バタン
24: 2023/06/04(日) 22:08:49.07 ID:PdnwR6WK
エマ「果林ちゃん…起きてるんでしょ?」
果林「………」
エマ「私しか居ないから大丈夫だよ」
果林「………エマぁ」
エマ「やっぱり起きてたんだ。どうしたの?」
果林「誰にも言わない?」
果林「………」
エマ「私しか居ないから大丈夫だよ」
果林「………エマぁ」
エマ「やっぱり起きてたんだ。どうしたの?」
果林「誰にも言わない?」
26: 2023/06/04(日) 22:11:19.05 ID:PdnwR6WK
エマ「言わないよ。言わないから」
果林「約束よ?」
エマ「うん。約束。嘘ついたら針千本飲むよ」
果林「……言わないって署名して」
エマ「そこまで!!?どこに署名するの!!?」
果林「………絶対に引かないでね」
エマ「大丈夫だよ。どうしたの?」
果林「…………漏らしたみたい」
果林「約束よ?」
エマ「うん。約束。嘘ついたら針千本飲むよ」
果林「……言わないって署名して」
エマ「そこまで!!?どこに署名するの!!?」
果林「………絶対に引かないでね」
エマ「大丈夫だよ。どうしたの?」
果林「…………漏らしたみたい」
28: 2023/06/04(日) 22:39:06.91 ID:PdnwR6WK
エマ「………小だよね?」
果林「当たり前じゃない!質問おかしいわよ!!!」
エマ「あははは」
果林「笑い事じゃないのよぉ」
エマ「大丈夫だよ。誰だってお漏らしくらいするよ」
果林「する?私もう高3なのよ?ただでさえ大人っぽい感じやってるのに…」
果林「当たり前じゃない!質問おかしいわよ!!!」
エマ「あははは」
果林「笑い事じゃないのよぉ」
エマ「大丈夫だよ。誰だってお漏らしくらいするよ」
果林「する?私もう高3なのよ?ただでさえ大人っぽい感じやってるのに…」
34: 2023/06/05(月) 22:29:10.33 ID:EJq1ExPE
エマ「落ち着いて果林ちゃん」
果林「落ち着いていられる状況じゃないのよ」
エマ「ほら?ギャップ!ギャップ萌えだよ!」
果林「こんなのギャップ萌えどころかドン引きされるわよ。絶対」
エマ「そんな事ないって」
果林「あるわよ。絶対にバカにされる」
エマ「でも実際、私は引いてないしバカにもしてないよ」
果林「……本当?」
エマ「うん。少しビックリはしたけど…大丈夫!」
果林「落ち着いていられる状況じゃないのよ」
エマ「ほら?ギャップ!ギャップ萌えだよ!」
果林「こんなのギャップ萌えどころかドン引きされるわよ。絶対」
エマ「そんな事ないって」
果林「あるわよ。絶対にバカにされる」
エマ「でも実際、私は引いてないしバカにもしてないよ」
果林「……本当?」
エマ「うん。少しビックリはしたけど…大丈夫!」
35: 2023/06/05(月) 22:50:54.95 ID:EJq1ExPE
果林「ビックリしてるんじゃない…」
エマ「それは…」
トントン
かすみ「果林先輩起きてますよね~?エマせんぱーーーい?」
果林「げっ…ど、どうしよぉ…エマぁ」
エマ「う~ん…あっ!良い事考えた」
果林「良い事?」
エマ「うん。お茶を溢した事にしよう!今から私が果林ちゃんに向かってお茶を溢すから!」
エマ「それは…」
トントン
かすみ「果林先輩起きてますよね~?エマせんぱーーーい?」
果林「げっ…ど、どうしよぉ…エマぁ」
エマ「う~ん…あっ!良い事考えた」
果林「良い事?」
エマ「うん。お茶を溢した事にしよう!今から私が果林ちゃんに向かってお茶を溢すから!」
41: 2023/06/07(水) 22:17:26.27 ID:T4ZbGOoR
果林「なるほど!名案だわ、エマ!お茶濁すとはまさにこの事だわ!」
エマ「あっ!上手い!これは愛ちゃんも嫉妬するクオリティだよ」
果林「ダジャレじゃないけどね」
ガチャ
愛「呼んだ?」
かすみ「なんだ。起きてるじゃないですか」
果林「よ、呼んでないわよ。いきなり開けないでちょうだい。ビックリするじゃない」
愛「てっきり呼ばれたかと思って。ごめんごめん」
エマ「あっ!上手い!これは愛ちゃんも嫉妬するクオリティだよ」
果林「ダジャレじゃないけどね」
ガチャ
愛「呼んだ?」
かすみ「なんだ。起きてるじゃないですか」
果林「よ、呼んでないわよ。いきなり開けないでちょうだい。ビックリするじゃない」
愛「てっきり呼ばれたかと思って。ごめんごめん」
42: 2023/06/07(水) 22:23:59.20 ID:T4ZbGOoR
エマ「あっ、待って。かすみちゃん」
かすみ「え?何ですか?」
エマ「お茶…お茶持ってきてくれない?」
かすみ「……自分で持ってくれば良いじゃないですか」
果林「かすみちゃん」
かすみ「はい?」
果林「先輩命令よ。エマにお茶を持ってきてあげて。早く」
かすみ「な、何でかすみんがパシられなきゃいけないんですか。こんなに可愛いのに」
愛「可愛さ関係あるの?」
かすみ「え?何ですか?」
エマ「お茶…お茶持ってきてくれない?」
かすみ「……自分で持ってくれば良いじゃないですか」
果林「かすみちゃん」
かすみ「はい?」
果林「先輩命令よ。エマにお茶を持ってきてあげて。早く」
かすみ「な、何でかすみんがパシられなきゃいけないんですか。こんなに可愛いのに」
愛「可愛さ関係あるの?」
43: 2023/06/07(水) 22:28:45.96 ID:T4ZbGOoR
エマ「お願いかすみちゃん」
かすみ「わ、分かりましたよ」ぶつぶつ
愛「で~愛さんも出てった方がいいの?」
果林「そうね。その方がいいわね」
愛「了解!」
かすみ「わ、分かりましたよ」ぶつぶつ
愛「で~愛さんも出てった方がいいの?」
果林「そうね。その方がいいわね」
愛「了解!」
44: 2023/06/07(水) 22:36:42.07 ID:T4ZbGOoR
果林「………不自然じゃなかったかしら?」
エマ「大丈夫だよ~…たぶん」
果林「たぶんじゃ困るのよ…」
コンコン
エマ「は~い」
かすみ「持ってきましたよ。お茶」ガチャ
エマ「ありがとう、かすみちゃ~ん」
エマ「大丈夫だよ~…たぶん」
果林「たぶんじゃ困るのよ…」
コンコン
エマ「は~い」
かすみ「持ってきましたよ。お茶」ガチャ
エマ「ありがとう、かすみちゃ~ん」
47: 2023/06/08(木) 22:45:09.36 ID:zzvpYm4d
かすみ「はい、どうぞ。そんなに喉乾いてたんですか?」
エマ「そうなんだ。本当に助かったよ~」
バシャ
果林「冷たっ…」
エマ「あっ、ごめん」
かすみ「何やってるんですか…」
エマ「ご、ごめーん。テガスベッテカリンチャンニオチャヲカケチャッター」
果林「も、モウ、ヤニヤッテルノヨ」
エマ「アー、カリンチャンのフクがビチョビチョダー」
果林「ほ、ホントウダワ」
かすみ「………何ですか…この茶番は…」
エマ「そうなんだ。本当に助かったよ~」
バシャ
果林「冷たっ…」
エマ「あっ、ごめん」
かすみ「何やってるんですか…」
エマ「ご、ごめーん。テガスベッテカリンチャンニオチャヲカケチャッター」
果林「も、モウ、ヤニヤッテルノヨ」
エマ「アー、カリンチャンのフクがビチョビチョダー」
果林「ほ、ホントウダワ」
かすみ「………何ですか…この茶番は…」
48: 2023/06/08(木) 22:56:29.40 ID:zzvpYm4d
果林「え?」
かすみ「凄いワザとらしいんですけど」
果林「そ、そんな事ないわよ。ね?」
エマ「そうだよ。全然…普通だよ」
かすみ「……まあ、良いですけど。そのビチョビチョのパジャマ…早く脱いで洗濯した方が良いですよ………はっ!!?まさか!!!実はお漏らししたのを誤魔化す為にワザとお茶を溢したとか!!!」
果林「え…」
エマ「あっ…」
かすみ「な~んて。だったら面白いのにな~くふふっ」
果林「も、もう、あの子を頃して私も氏ぬしかないわ」
エマ「か、果林ちゃん。落ち着いて」
かすみ「凄いワザとらしいんですけど」
果林「そ、そんな事ないわよ。ね?」
エマ「そうだよ。全然…普通だよ」
かすみ「……まあ、良いですけど。そのビチョビチョのパジャマ…早く脱いで洗濯した方が良いですよ………はっ!!?まさか!!!実はお漏らししたのを誤魔化す為にワザとお茶を溢したとか!!!」
果林「え…」
エマ「あっ…」
かすみ「な~んて。だったら面白いのにな~くふふっ」
果林「も、もう、あの子を頃して私も氏ぬしかないわ」
エマ「か、果林ちゃん。落ち着いて」
53: 2023/06/10(土) 22:00:39.94 ID:9xDUhJOo
かすみ「そ、そんなに怒らなくても…冗談なんですから…高校生にもなって漏らす人なんて…」
果林「……」
エマ「……」
かすみ「え…この間は何ですか…マジな奴ですか?」
果林「そんな訳…ないじゃない…。高校生にもなってお漏らしするなんて…あり得ないわよ…あはは…」
かすみ「で、ですよね……あっ、し、しず子の所に行かなくちゃ…待たせてるんだった。しず子ーーーーーーーー」
果林「あっ…ちょっと…」
エマ「果林ちゃん。今のうちにやる事やっちゃおうよ」
果林「そ、そうね…」
果林「……」
エマ「……」
かすみ「え…この間は何ですか…マジな奴ですか?」
果林「そんな訳…ないじゃない…。高校生にもなってお漏らしするなんて…あり得ないわよ…あはは…」
かすみ「で、ですよね……あっ、し、しず子の所に行かなくちゃ…待たせてるんだった。しず子ーーーーーーーー」
果林「あっ…ちょっと…」
エマ「果林ちゃん。今のうちにやる事やっちゃおうよ」
果林「そ、そうね…」
54: 2023/06/10(土) 22:05:22.14 ID:9xDUhJOo
エマ「果林ちゃん。取り敢えず…パジャマと下着脱いで」
果林「ここで?」
エマ「だって、そのまま出たら他の子にバレるよ?」
果林「それもそうね…」
ヌギヌギ
果林「うぅ…ビチョビチョだわ…ってエマも出ていってよ」
エマ「あっ、そうだね。ごめんね。つい」
果林「ついって何よ…」
エマ「じゃあ、また終わっ…」
ガチャ
栞子「エマさん、果林さん。そろそ…ろ……あっ…えっと…」
果林「ち、違うのよ。あの…」
栞子「大丈夫です」
果林「なにが?」
果林「ここで?」
エマ「だって、そのまま出たら他の子にバレるよ?」
果林「それもそうね…」
ヌギヌギ
果林「うぅ…ビチョビチョだわ…ってエマも出ていってよ」
エマ「あっ、そうだね。ごめんね。つい」
果林「ついって何よ…」
エマ「じゃあ、また終わっ…」
ガチャ
栞子「エマさん、果林さん。そろそ…ろ……あっ…えっと…」
果林「ち、違うのよ。あの…」
栞子「大丈夫です」
果林「なにが?」
55: 2023/06/10(土) 22:10:50.51 ID:9xDUhJOo
栞子「理解はありますから。大丈夫です。本当に…失礼しました…」
バタン
エマ「何か盛大に誤解してたね」
果林「もう嫌ぁ。どう転んでも地獄だわ。もういっその事楽にして…エマ…」
エマ「そんな事言わないで。果林ちゃん。取り敢えず…パジャマ洗って布団干しに行こ」
果林「……えぇ」
バタン
エマ「何か盛大に誤解してたね」
果林「もう嫌ぁ。どう転んでも地獄だわ。もういっその事楽にして…エマ…」
エマ「そんな事言わないで。果林ちゃん。取り敢えず…パジャマ洗って布団干しに行こ」
果林「……えぇ」
56: 2023/06/10(土) 22:14:21.50 ID:9xDUhJOo
外はすっかり明るくなっている。雲ひとつない青空。
エマ「これなら…すぐにかわくよ」
果林「布団は乾いても…私は一生この傷を抱えて生きていかなきゃいけないのね」
エマ「そんな大袈裟な…」
はんぺん「にゃーーーーー」
ランジュ「待ちなさーーーい」
エマ「これなら…すぐにかわくよ」
果林「布団は乾いても…私は一生この傷を抱えて生きていかなきゃいけないのね」
エマ「そんな大袈裟な…」
はんぺん「にゃーーーーー」
ランジュ「待ちなさーーーい」
57: 2023/06/10(土) 22:14:26.43 ID:9xDUhJOo
おわり
58: 2023/06/10(土) 22:38:57.38 ID:NsX284eH
おつ
可愛かった
可愛かった
59: 2023/06/10(土) 23:30:21.16 ID:vlfe1Yk+
おつ
かりんさん不憫g
かりんさん不憫g
引用元: 果林「合宿にて…」
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