2: 2023/06/12(月) 17:09:01.00 ID:x0igXqOH
長女・ことり 20歳:大学3年生
次女・に こ 17歳:高校3年生
三女・絵 里 16歳:高校2年生
四女・ 希 16歳:高校2年生
五女・海 未 14歳:中学3年生
六女・穂乃果 13歳:中学2年生
七女・花 陽 10歳:小学5年生
八女・真 姫 9歳:小学3年生
九女・ 凛 5歳:保育園年長
過去作
穂乃果「もしもμ’sが9姉妹だったら」
真姫「もしもμ'sが9姉妹だったら」
次女・に こ 17歳:高校3年生
三女・絵 里 16歳:高校2年生
四女・ 希 16歳:高校2年生
五女・海 未 14歳:中学3年生
六女・穂乃果 13歳:中学2年生
七女・花 陽 10歳:小学5年生
八女・真 姫 9歳:小学3年生
九女・ 凛 5歳:保育園年長
過去作
穂乃果「もしもμ’sが9姉妹だったら」
真姫「もしもμ'sが9姉妹だったら」
3: 2023/06/12(月) 17:11:53.92 ID:x0igXqOH
にこ「……Zzz」
ジリリリリリリンッ
にこ「……っんぅ」モゾッ
リリリリリ…カチッ
にこ「ふわぁ~あ…朝か…」
にこ「…いつもだったら、今から二度寝して、登校ギリギリに起きるんだけど…」
にこ「今日はことりがいないから、朝ごはんも私が作らないとダメなのよね…」
にこ「……」ポケー
にこ「……顔洗お」
ジリリリリリリンッ
にこ「……っんぅ」モゾッ
リリリリリ…カチッ
にこ「ふわぁ~あ…朝か…」
にこ「…いつもだったら、今から二度寝して、登校ギリギリに起きるんだけど…」
にこ「今日はことりがいないから、朝ごはんも私が作らないとダメなのよね…」
にこ「……」ポケー
にこ「……顔洗お」
4: 2023/06/12(月) 17:15:01.34 ID:x0igXqOH
ジュー…
にこ「いたた…身体が…」
にこ「昨日バイト忙しかったからなぁ」
にこ「…ん?」
穂乃果「ふわぁ~あ…ありゃ?にこお姉ちゃんがなんで朝ごはん作ってるの?」
にこ「穂乃果、おはよう」
穂乃果「おはよ~…」クシクシッ
にこ「ほら、今週はことりが大学のテスト期間だから、友達の家に泊まってて帰れないでしょ」
にこ「だから、朝ごはんも晩ごはんもあたしが作ってんの」
穂乃果「そっかぁ…ことりちゃん帰ってないんだ」
にこ「というか、珍しく早起きねあんた」
穂乃果「いや、トイレ!」
穂乃果「今から二度寝するんだ~っ!じゃ、おやすみ~!!」タッタッタッ
にこ「」ポカーン
にこ「……あっそ」
にこ「いたた…身体が…」
にこ「昨日バイト忙しかったからなぁ」
にこ「…ん?」
穂乃果「ふわぁ~あ…ありゃ?にこお姉ちゃんがなんで朝ごはん作ってるの?」
にこ「穂乃果、おはよう」
穂乃果「おはよ~…」クシクシッ
にこ「ほら、今週はことりが大学のテスト期間だから、友達の家に泊まってて帰れないでしょ」
にこ「だから、朝ごはんも晩ごはんもあたしが作ってんの」
穂乃果「そっかぁ…ことりちゃん帰ってないんだ」
にこ「というか、珍しく早起きねあんた」
穂乃果「いや、トイレ!」
穂乃果「今から二度寝するんだ~っ!じゃ、おやすみ~!!」タッタッタッ
にこ「」ポカーン
にこ「……あっそ」
5: 2023/06/12(月) 17:19:46.80 ID:x0igXqOH
にこ「よしっ、みんなのお弁当も出来た…と」
にこ「はぁ~…」ボフッ
海未「にこ姉さん、おはようございます」
にこ「おはよう~…って、あ、あんた今日は朝練だっけ…」
海未「そうですよ?」
海未「あ、もしかして私の分の朝食も作ってしまいましたか…?」
にこ「作ったわよー…そっか、あんた朝練の時は学校で軽くパンとか食べるのよね」
海未「はい…申し訳ないです」
にこ「いいわよ~別に…どーせ穂乃果が食べるでしょ」
海未「余裕を持って起きれば…ですけどね」
にこ「はぁ~…」ボフッ
海未「にこ姉さん、おはようございます」
にこ「おはよう~…って、あ、あんた今日は朝練だっけ…」
海未「そうですよ?」
海未「あ、もしかして私の分の朝食も作ってしまいましたか…?」
にこ「作ったわよー…そっか、あんた朝練の時は学校で軽くパンとか食べるのよね」
海未「はい…申し訳ないです」
にこ「いいわよ~別に…どーせ穂乃果が食べるでしょ」
海未「余裕を持って起きれば…ですけどね」
6: 2023/06/12(月) 17:24:00.01 ID:x0igXqOH
海未「にこ姉さん、申し訳ないですが…凛の身支度、よろしくお願いしますね」
にこ「はいはーい…まったく、絵里と希はこういう時に限っていないんだから」
海未「仕方がありませんよ、生徒会の業務で朝が早いから、ご学友のお家に泊まっているのですから」
にこ「たしかに仕方ないけど…ぜーんぶ私に皺寄せが来てんのよ」
海未「…私も朝練がなければ何かお手伝いしたのですが」
にこ「別にいいわよ、凛の身支度ね、ほら行ってきなさい」
海未「はい!では、行ってきますね」
にこ「気をつけてね、いってらっしゃーい」
にこ「……ふぅ」
にこ「………」チラッ
にこ「7時前か…凛は7時20分に起こせばいいから…」
にこ「10分だけ目瞑ろうかな…10分だけ…10分だけ…」
にこ「……スー…スー…」
にこ「はいはーい…まったく、絵里と希はこういう時に限っていないんだから」
海未「仕方がありませんよ、生徒会の業務で朝が早いから、ご学友のお家に泊まっているのですから」
にこ「たしかに仕方ないけど…ぜーんぶ私に皺寄せが来てんのよ」
海未「…私も朝練がなければ何かお手伝いしたのですが」
にこ「別にいいわよ、凛の身支度ね、ほら行ってきなさい」
海未「はい!では、行ってきますね」
にこ「気をつけてね、いってらっしゃーい」
にこ「……ふぅ」
にこ「………」チラッ
にこ「7時前か…凛は7時20分に起こせばいいから…」
にこ「10分だけ目瞑ろうかな…10分だけ…10分だけ…」
にこ「……スー…スー…」
7: 2023/06/12(月) 17:30:21.92 ID:x0igXqOH
にこ「……スースー」
タスケテ…!!
にこ「……んぅ」モゾッ
ダレカタスケテー!!
にこ「わわっ!?な、なに!?」
花陽「に、にこお姉ちゃん…!」
にこ「花陽…って、いま何時!?」ガバッ
花陽「7時半だよ?」
にこ「や、やばっ!凛の準備して送らないと!」
花陽「凛ちゃんの身支度ならもうしたよっ!」
にこ「花陽…ありが…」
花陽「そ・れ・よ・り・~!」ズイッ
にこ「な、なによっ…!」
花陽「ご飯が炊けてないよッッ!!」
花陽「おにぎり食べたかったのに…なんでパンなのぉ!?」
にこ「……あ~……悪かったわね」
にこ「いつも朝ごはんはことりが作ってるから、うっかりしてたわ」
花陽「凛ちゃんにもおにぎり作らないといけないんだよっ?」
にこ「……うっ」
にこ「ご、ごめんってば、私も学校に行く準備しないとだから!」ビューン
花陽「あ、にこお姉ちゃん…むー!!」
タスケテ…!!
にこ「……んぅ」モゾッ
ダレカタスケテー!!
にこ「わわっ!?な、なに!?」
花陽「に、にこお姉ちゃん…!」
にこ「花陽…って、いま何時!?」ガバッ
花陽「7時半だよ?」
にこ「や、やばっ!凛の準備して送らないと!」
花陽「凛ちゃんの身支度ならもうしたよっ!」
にこ「花陽…ありが…」
花陽「そ・れ・よ・り・~!」ズイッ
にこ「な、なによっ…!」
花陽「ご飯が炊けてないよッッ!!」
花陽「おにぎり食べたかったのに…なんでパンなのぉ!?」
にこ「……あ~……悪かったわね」
にこ「いつも朝ごはんはことりが作ってるから、うっかりしてたわ」
花陽「凛ちゃんにもおにぎり作らないといけないんだよっ?」
にこ「……うっ」
にこ「ご、ごめんってば、私も学校に行く準備しないとだから!」ビューン
花陽「あ、にこお姉ちゃん…むー!!」
8: 2023/06/12(月) 17:36:08.59 ID:x0igXqOH
にこ「~~!!」バタバタ
ガチャリ
真姫「行ってくるわね」
花陽「行ってきます」
凛「かよ姉、真姫お姉ちゃん行ってらっしゃーい!」
にこ「行ってらっしゃい…!車に気をつけるのよ!」
バタンッ…
にこ「さて、私たちも!!」
にこ「ほら凛、靴履いて!」
凛「はーい」
凛「あ、そーだ、にこお姉ちゃん」
にこ「…?どうしたの?」
凛「穂乃果お姉ちゃん…起きてないにゃ」
にこ「……はぁっ!?」
ガチャリ
真姫「行ってくるわね」
花陽「行ってきます」
凛「かよ姉、真姫お姉ちゃん行ってらっしゃーい!」
にこ「行ってらっしゃい…!車に気をつけるのよ!」
バタンッ…
にこ「さて、私たちも!!」
にこ「ほら凛、靴履いて!」
凛「はーい」
凛「あ、そーだ、にこお姉ちゃん」
にこ「…?どうしたの?」
凛「穂乃果お姉ちゃん…起きてないにゃ」
にこ「……はぁっ!?」
9: 2023/06/12(月) 17:40:09.67 ID:x0igXqOH
にこ「穂乃果ーー!!起きなさーーい!!」
・・・シーン
凛「だめにゃー…」
凛「凛、2階まで起こしてこようか!」
にこ「いや、でも時間…凛のもそうだし…私も…」
にこ「~~~~~っ!!」
ダキッ!
凛「わおっ!」
にこ「あぁっ~!もう知らない知らない!!!行くわよ!!!」ダッ
凛「出発にゃー!!」
・・・シーン
凛「だめにゃー…」
凛「凛、2階まで起こしてこようか!」
にこ「いや、でも時間…凛のもそうだし…私も…」
にこ「~~~~~っ!!」
ダキッ!
凛「わおっ!」
にこ「あぁっ~!もう知らない知らない!!!行くわよ!!!」ダッ
凛「出発にゃー!!」
10: 2023/06/12(月) 17:46:46.05 ID:x0igXqOH
凛「にこお姉ちゃんばいばーい!」
凛「夕方は希が迎えに来るから、先生に迷惑かけないようにね!」
凛「はーい!」
にこ「……!」ダッダッダッ
にこ「やっば…!遅刻ギリギリ…!」
にこ「急がないと…!」
ダッダッダッ!!
にこ「間に合え…!間に合え…間に合え~!!」
キーンカーンコーン…
にこ「ハッ…ハッ…ハッ…あとちょっとだったのに…」
コツンッ
にこ「あいたっ…!」
教師「ちこく」
にこ「す、すみません」
教師「ったく、何回目だお前は」
教師「妹は優秀なのに…なんで姉はこうなるんだ」
教師「ほら行け、次は気をつけろよ」
にこ「………はい」
凛「夕方は希が迎えに来るから、先生に迷惑かけないようにね!」
凛「はーい!」
にこ「……!」ダッダッダッ
にこ「やっば…!遅刻ギリギリ…!」
にこ「急がないと…!」
ダッダッダッ!!
にこ「間に合え…!間に合え…間に合え~!!」
キーンカーンコーン…
にこ「ハッ…ハッ…ハッ…あとちょっとだったのに…」
コツンッ
にこ「あいたっ…!」
教師「ちこく」
にこ「す、すみません」
教師「ったく、何回目だお前は」
教師「妹は優秀なのに…なんで姉はこうなるんだ」
教師「ほら行け、次は気をつけろよ」
にこ「………はい」
11: 2023/06/12(月) 17:52:13.58 ID:x0igXqOH
教師「んでー…ここは…ん?」
にこ「……Zzz」
教師「…っ、おい!」
にこ「…ハッ…は、はい…!」
教師「遅刻に加えて居眠りとは…いい度胸してるなぁ」
にこ「あ、あはは…すみませんちょっと疲れてて…」
教師「そんな疲れることもしてないだろお前は、妹たちなんて生徒会の仕事頑張ってんだから」
教師「あいつらなら多少授業中に寝ても、文句は言わないけどな」
教師「ま、そんなことはないだろうけど!」
にこ「………」
教師「ここ大事だから、寝てて後で後悔するのはお前だからなー」
にこ「…はい…」
にこ「……Zzz」
教師「…っ、おい!」
にこ「…ハッ…は、はい…!」
教師「遅刻に加えて居眠りとは…いい度胸してるなぁ」
にこ「あ、あはは…すみませんちょっと疲れてて…」
教師「そんな疲れることもしてないだろお前は、妹たちなんて生徒会の仕事頑張ってんだから」
教師「あいつらなら多少授業中に寝ても、文句は言わないけどな」
教師「ま、そんなことはないだろうけど!」
にこ「………」
教師「ここ大事だから、寝てて後で後悔するのはお前だからなー」
にこ「…はい…」
12: 2023/06/12(月) 17:55:32.45 ID:x0igXqOH
キーンコーンカーンコーン
教師「んじゃ、今日はここまで~」
教師「日直、黒板消しとけよー」
にこ「ま、待ちなさいってば…!まだ板書終わってないんだって!」アセアセ
友達「にこちゃーん」
にこ「…?どうしたの?」
友達「生徒会長ちゃんだよー」
絵里「……」チョイチョイ
にこ「……絵里?」
教師「んじゃ、今日はここまで~」
教師「日直、黒板消しとけよー」
にこ「ま、待ちなさいってば…!まだ板書終わってないんだって!」アセアセ
友達「にこちゃーん」
にこ「…?どうしたの?」
友達「生徒会長ちゃんだよー」
絵里「……」チョイチョイ
にこ「……絵里?」
13: 2023/06/12(月) 18:03:10.13 ID:x0igXqOH
希「もう絵里ち~…別にいいやんか、わざわざ上級生の教室まで来て」
絵里「しょうがないでしょ、先生に言われたんだから」
にこ「希まで…どうしたのよ、わざわざ」
絵里「にこ、居眠りに遅刻がひどいって先生方からクレームが入ってるわよ」
希「姉を指導しといてだって」
にこ「……はぁ?」
絵里「姉妹のために頑張ってくれて、疲れているのはわかるけど、事細かに私のところに報告が来るの、恥ずかしいからやめて」
希「絵里ち、言い方」
絵里「だって…こうでも言わないとわからないでしょ?」
にこ「」カチンッ
絵里「私はにこのためを思って…」
にこ「なんで、妹のあんたにそんなこと言われないといけないの…!?」
絵里「…!?」
希「に、にこっち?」
絵里「しょうがないでしょ、先生に言われたんだから」
にこ「希まで…どうしたのよ、わざわざ」
絵里「にこ、居眠りに遅刻がひどいって先生方からクレームが入ってるわよ」
希「姉を指導しといてだって」
にこ「……はぁ?」
絵里「姉妹のために頑張ってくれて、疲れているのはわかるけど、事細かに私のところに報告が来るの、恥ずかしいからやめて」
希「絵里ち、言い方」
絵里「だって…こうでも言わないとわからないでしょ?」
にこ「」カチンッ
絵里「私はにこのためを思って…」
にこ「なんで、妹のあんたにそんなこと言われないといけないの…!?」
絵里「…!?」
希「に、にこっち?」
14: 2023/06/12(月) 18:07:41.16 ID:x0igXqOH
絵里「……私が何かおかしなこと言ったかしら」
にこ「そんなんじゃない…そんなんじゃないけど!!」
にこ「……っ、ムカつくのよ!あんたのその言い方!」
絵里「なっ…!」
絵里「…ッ、当たり前のことを当たり前にやってと言ってるだけでしょ!?」
絵里「何がそんなに気に入らないの!?」
にこ「だーかーらー!言い方だっての!」
希「二人とも…みんな見てるからやめよ」
にこ「あんたもよ希!」
希「へ?」
にこ「いっつも美味しいとこばっか取っていって…!私なんか…!」
にこ「……ッ、あんた達、私のこと姉となんて思ってないでしょ!」
希「……にこっち」
にこ「そんなんじゃない…そんなんじゃないけど!!」
にこ「……っ、ムカつくのよ!あんたのその言い方!」
絵里「なっ…!」
絵里「…ッ、当たり前のことを当たり前にやってと言ってるだけでしょ!?」
絵里「何がそんなに気に入らないの!?」
にこ「だーかーらー!言い方だっての!」
希「二人とも…みんな見てるからやめよ」
にこ「あんたもよ希!」
希「へ?」
にこ「いっつも美味しいとこばっか取っていって…!私なんか…!」
にこ「……ッ、あんた達、私のこと姉となんて思ってないでしょ!」
希「……にこっち」
15: 2023/06/12(月) 18:13:18.42 ID:x0igXqOH
希「どうしたんにこっち…何か嫌なことでも…」
にこ「……あんたたちの姉になったことが間違いなのよ」
希「」ピクッ
希「……にこっち」
にこ「……なに」
希「今のは……訂正して」
絵里「そうだわ、にこ…あんまりだわ」
にこ「……しらないっ」プイッ
希「……ほんまに怒るよ」
にこ「……花陽も絵里もあんたも私を怒るんだ」
絵里「……なんで今、花陽が出てくるのよ」
にこ「……みんな私のこと……姉だなんて思ってない」
希「!」
にこ「……あんたたちの姉になったことが間違いなのよ」
希「」ピクッ
希「……にこっち」
にこ「……なに」
希「今のは……訂正して」
絵里「そうだわ、にこ…あんまりだわ」
にこ「……しらないっ」プイッ
希「……ほんまに怒るよ」
にこ「……花陽も絵里もあんたも私を怒るんだ」
絵里「……なんで今、花陽が出てくるのよ」
にこ「……みんな私のこと……姉だなんて思ってない」
希「!」
16: 2023/06/12(月) 18:18:19.16 ID:x0igXqOH
希「そんなこと!」
にこ「そんなことあるわよ!」
希「………っ」
絵里「にこ、それは考えすぎよ」
にこ「あんたもよ絵里」
絵里「え…」
にこ「…あんた、ことりのことはお姉様って呼ぶのに、私のことは呼び捨てでしょ」
絵里「……!」
にこ「別にいいわよ…所詮、私なんてね…姉っぽくないし、絵里や希の方がしっかりしてるわよ」
絵里&希「……」
にこ「話は終わりね」
にこ「じゃあね」
希「まって…!にこっち…!」
にこ「だまって!」
希「」ビクッ
絵里「にこ…」
にこ「……ふんだっ」
バンッ!!
にこ「そんなことあるわよ!」
希「………っ」
絵里「にこ、それは考えすぎよ」
にこ「あんたもよ絵里」
絵里「え…」
にこ「…あんた、ことりのことはお姉様って呼ぶのに、私のことは呼び捨てでしょ」
絵里「……!」
にこ「別にいいわよ…所詮、私なんてね…姉っぽくないし、絵里や希の方がしっかりしてるわよ」
絵里&希「……」
にこ「話は終わりね」
にこ「じゃあね」
希「まって…!にこっち…!」
にこ「だまって!」
希「」ビクッ
絵里「にこ…」
にこ「……ふんだっ」
バンッ!!
17: 2023/06/12(月) 18:22:37.60 ID:x0igXqOH
ワイワイガヤガヤ
にこ「……あ、板書」
にこ「……って、消されてるし」
にこ「ねぇ」
友達「お、にこちゃん!生徒会長ちゃんなんだったの?」
にこ「うーうん、大したことなかったわ」
にこ「それより、ノート取らせてくれない?」
友達「も~またー?しょーがないなー!」
にこ「悪いわね」
クラスメイト「えー、やめときなって」
友達「え?」
クラスメイト「寝てる方が悪いんじゃん」
にこ「」イラッ
友達「別に写すぐらいいいじゃん!はい!にこちゃん!」
クラスメイト「そー?」
にこ「……ありがと」
にこ「……あ、板書」
にこ「……って、消されてるし」
にこ「ねぇ」
友達「お、にこちゃん!生徒会長ちゃんなんだったの?」
にこ「うーうん、大したことなかったわ」
にこ「それより、ノート取らせてくれない?」
友達「も~またー?しょーがないなー!」
にこ「悪いわね」
クラスメイト「えー、やめときなって」
友達「え?」
クラスメイト「寝てる方が悪いんじゃん」
にこ「」イラッ
友達「別に写すぐらいいいじゃん!はい!にこちゃん!」
クラスメイト「そー?」
にこ「……ありがと」
19: 2023/06/12(月) 18:31:36.09 ID:x0igXqOH
-バイト先-
にこ「ありがとうございましたー!」
後輩「あの…にこ先輩」
にこ「…?どうかした?」
後輩「お客さんに…」
にこ「あー…いいわよ私が行くから、裏行ってなさい」
後輩「すみません…」
にこ「失礼します、どうなさいました?」
客「あのさぁ、あのお姉ちゃんの接客どうなってるの」
にこ「え?すごく丁寧ですけどね…」
客「はぁ?あのさぁ、こっちがどうなってるのって言ってんの、あんたの指導不足なんじゃないの」
にこ「は、はぁ…」
客「ちょっと可愛いからって調子乗ってんなよ」
にこ「す、すいません…」
にこ「ありがとうございましたー!」
後輩「あの…にこ先輩」
にこ「…?どうかした?」
後輩「お客さんに…」
にこ「あー…いいわよ私が行くから、裏行ってなさい」
後輩「すみません…」
にこ「失礼します、どうなさいました?」
客「あのさぁ、あのお姉ちゃんの接客どうなってるの」
にこ「え?すごく丁寧ですけどね…」
客「はぁ?あのさぁ、こっちがどうなってるのって言ってんの、あんたの指導不足なんじゃないの」
にこ「は、はぁ…」
客「ちょっと可愛いからって調子乗ってんなよ」
にこ「す、すいません…」
20: 2023/06/12(月) 18:38:22.01 ID:x0igXqOH
にこ「はぁ…疲れた…」トボトボ
にこ「絵里と希どうしよう…酷いこと言っちゃった…」
にこ「謝らないと家の雰囲気が悪くなるし…」
にこ「…あっ、そうだ、買い物…」
にこ「……いや、いいわ、残り物でなんとかするし」
にこ「すぐお風呂に入って寝たいなぁ…でも、私が晩御飯作らなきゃ…ことりがいないなら…私が長女なんだし」
にこ「私が頑張らないと…」
にこ「頼りない姉なら頼られるようにしないと…」
にこ「……うん」
にこ「絵里と希どうしよう…酷いこと言っちゃった…」
にこ「謝らないと家の雰囲気が悪くなるし…」
にこ「…あっ、そうだ、買い物…」
にこ「……いや、いいわ、残り物でなんとかするし」
にこ「すぐお風呂に入って寝たいなぁ…でも、私が晩御飯作らなきゃ…ことりがいないなら…私が長女なんだし」
にこ「私が頑張らないと…」
にこ「頼りない姉なら頼られるようにしないと…」
にこ「……うん」
23: 2023/06/12(月) 18:46:23.61 ID:x0igXqOH
ガチャリ
にこ「ただいまー…」
ダッダッダッ…!!
にこ「ん?」
穂乃果「ニコヂャーーーーーン!!」
ダキッ!!
にこ「は…は!?なに!?」
穂乃果「ウッウッ…!!ナンデアザオゴジデグレナガッダノー!!」
にこ「お、起こしたっての!あんたが二度寝から目覚めなかったよ!!」
穂乃果「おかげで遅刻はするし!海未ちゃんには怒られるし!忘れ物はするし~!!」
にこ「だから起こしたって言ってるでしょ!」
にこ「ってかそれ、全部あんたのせいでしょうが!」
穂乃果「ウッウッ…!」
にこ「ただいまー…」
ダッダッダッ…!!
にこ「ん?」
穂乃果「ニコヂャーーーーーン!!」
ダキッ!!
にこ「は…は!?なに!?」
穂乃果「ウッウッ…!!ナンデアザオゴジデグレナガッダノー!!」
にこ「お、起こしたっての!あんたが二度寝から目覚めなかったよ!!」
穂乃果「おかげで遅刻はするし!海未ちゃんには怒られるし!忘れ物はするし~!!」
にこ「だから起こしたって言ってるでしょ!」
にこ「ってかそれ、全部あんたのせいでしょうが!」
穂乃果「ウッウッ…!」
30: 2023/06/12(月) 19:50:25.54 ID:d5SbLRYl
真姫「まったく…穂乃果ったら、ほんとにそそっかしいんだから」
真姫「にこちゃんも大変よね、こんな妹がいて」
にこ「真姫…」
真姫「ふふん…やっぱり私みたいに完璧じゃないとっ」
真姫「ま、にこちゃんもそそっかしいし、ちょっと頼りないところもあるけど」
にこ「……頼りない?」
真姫「なーんて♪」
にこ「っといてよ…」
真姫「え?」
にこ「…ッ!ほっといてよ!」
にこ「……!」
ダンダンダンダンダン…!!
真姫「に、にこちゃん?」
穂乃果「お、おこってる…?」
凛「にこお姉ちゃんおかえりー!」ヒョコ
凛「んにゃ?にこお姉ちゃんは?」
穂乃果「2階…上がって行ったけど…」
海未「自室ですか?」
花陽「た、たぶん…」
絵里&希「……」
真姫「にこちゃん…」
真姫「にこちゃんも大変よね、こんな妹がいて」
にこ「真姫…」
真姫「ふふん…やっぱり私みたいに完璧じゃないとっ」
真姫「ま、にこちゃんもそそっかしいし、ちょっと頼りないところもあるけど」
にこ「……頼りない?」
真姫「なーんて♪」
にこ「っといてよ…」
真姫「え?」
にこ「…ッ!ほっといてよ!」
にこ「……!」
ダンダンダンダンダン…!!
真姫「に、にこちゃん?」
穂乃果「お、おこってる…?」
凛「にこお姉ちゃんおかえりー!」ヒョコ
凛「んにゃ?にこお姉ちゃんは?」
穂乃果「2階…上がって行ったけど…」
海未「自室ですか?」
花陽「た、たぶん…」
絵里&希「……」
真姫「にこちゃん…」
31: 2023/06/12(月) 19:53:19.29 ID:d5SbLRYl
にこ「………」
コンコンッ
にこ「……はい」
ガチャリ
真姫「あの…にこちゃん」
にこ「……お願い、今は出てって」
真姫「……どうかしたの?」
にこ「……なにもない」
真姫「だって…にこちゃん様子…!」
にこ「いいから!!」
真姫「でも…」
にこ「…ッ、出てって言ってるの!!」
真姫「」ビクッ
真姫「……ッッ、なによ!バカ!」
バタンッ!!
にこ「………」
にこ「……さいてー、私」
コンコンッ
にこ「……はい」
ガチャリ
真姫「あの…にこちゃん」
にこ「……お願い、今は出てって」
真姫「……どうかしたの?」
にこ「……なにもない」
真姫「だって…にこちゃん様子…!」
にこ「いいから!!」
真姫「でも…」
にこ「…ッ、出てって言ってるの!!」
真姫「」ビクッ
真姫「……ッッ、なによ!バカ!」
バタンッ!!
にこ「………」
にこ「……さいてー、私」
32: 2023/06/12(月) 19:57:47.75 ID:d5SbLRYl
コンコンッ
にこ「………」
希「にこっち」
にこ「………」
希「いま、ウチの顔、見たくないだろうから扉越しで話すね」
希「昼間ごめん…ウチもちょっと熱くなっちゃった…」
にこ「………」
希「昼間のことはウチが悪かった……」
希「でも…」
希「真姫ちゃんに対しての…今の態度はあんまりやと思う」
希「それは本当にやったらダメなあかんことよ」
希「にこっちが一番わかってるやろうけど…」
にこ「………」
希「……それだけ」
ギシギシ…
にこ「………」
にこ「………」
希「にこっち」
にこ「………」
希「いま、ウチの顔、見たくないだろうから扉越しで話すね」
希「昼間ごめん…ウチもちょっと熱くなっちゃった…」
にこ「………」
希「昼間のことはウチが悪かった……」
希「でも…」
希「真姫ちゃんに対しての…今の態度はあんまりやと思う」
希「それは本当にやったらダメなあかんことよ」
希「にこっちが一番わかってるやろうけど…」
にこ「………」
希「……それだけ」
ギシギシ…
にこ「………」
33: 2023/06/12(月) 20:03:57.07 ID:d5SbLRYl
希「はぁ…困ったなぁ」
凛「にゃんにゃんにゃんにゃーん♪」
希「凛ちゃん…何してるん?こんなとこで」
凛「えーとね!猫さんごっこ!」
希「クスッ…かわええね」
凛「ほんとー?えへへー♪」
希「凛ちゃん…まさか今、話聞いてた?」
凛「えー?なにが?」
希「……だよね、うーうんなんでもないよ」
希「いま、にこお姉ちゃん体調が悪いみたいだから、部屋には行かないで、そっとしといてあげてね」
凛「わかった!」
希「うん…ええ子」
希「ほな、ウチは下にいるね」
凛「はーい!」
凛「……ふふふ、大丈夫にゃ…!みんな…にこお姉ちゃん!」
凛「凛に任せて!」
凛「にゃんにゃんにゃんにゃーん♪」
希「凛ちゃん…何してるん?こんなとこで」
凛「えーとね!猫さんごっこ!」
希「クスッ…かわええね」
凛「ほんとー?えへへー♪」
希「凛ちゃん…まさか今、話聞いてた?」
凛「えー?なにが?」
希「……だよね、うーうんなんでもないよ」
希「いま、にこお姉ちゃん体調が悪いみたいだから、部屋には行かないで、そっとしといてあげてね」
凛「わかった!」
希「うん…ええ子」
希「ほな、ウチは下にいるね」
凛「はーい!」
凛「……ふふふ、大丈夫にゃ…!みんな…にこお姉ちゃん!」
凛「凛に任せて!」
34: 2023/06/12(月) 20:06:57.30 ID:d5SbLRYl
にこ「……姉なんかになるんじゃなかった」
にこ「私じゃ…にこじゃ…無理だよ」
ガチャリ
にこ「…!今度はだれ?」
凛「にこお姉ちゃん!」
にこ「凛…もう、勝手に入っちゃダメじゃない」
凛「お電話かして!」
にこ「携帯?いいけど…なにするの?」
凛「え、えーとね…うーんと…ゲーム!」
にこ「………」
にこ「……はい、壊さないようにね」スッ
凛「ありがとー!」
にこ「私じゃ…にこじゃ…無理だよ」
ガチャリ
にこ「…!今度はだれ?」
凛「にこお姉ちゃん!」
にこ「凛…もう、勝手に入っちゃダメじゃない」
凛「お電話かして!」
にこ「携帯?いいけど…なにするの?」
凛「え、えーとね…うーんと…ゲーム!」
にこ「………」
にこ「……はい、壊さないようにね」スッ
凛「ありがとー!」
35: 2023/06/12(月) 20:17:07.03 ID:d5SbLRYl
にこ「……んっ……晩御飯作らないと……みんなお腹空かしてるわ……」
にこ「いや……いいわよ……どうせ絵里や希がやってくれる」
にこ「私なんかよりしっかりしてるし、みんな二人には存分に甘えられる」
にこ「私は誰にも甘えられないけど……ね」
にこ「……いや」
・
・
・
にこ「ことりおねーちゃんみてみて~!にこのらぶにこ!」
ことり「か~わいい♡」
にこ「えへへ♡にっこにっこにー♡」
にこ「にこはー!みーんなにに笑顔を届けるんだよ!」
ことり「え~じゃあ私にも笑顔をくれるのかな~?」
にこ「もちろん!」
にこ「ぴょんぴょこぴょんぴょん♡」
ことり「~~~!かわいい~♪♪」
ダキッ
にこ「えへへ~どう~?笑顔になった?」
ことり「当たり前だよ~♪♪」
ギュー
にこ「いたいよ~!ことりお姉ちゃん」
・
・
・
にこ「ふんっ…いつのこと考えてんのよ私」
にこ「いや……いいわよ……どうせ絵里や希がやってくれる」
にこ「私なんかよりしっかりしてるし、みんな二人には存分に甘えられる」
にこ「私は誰にも甘えられないけど……ね」
にこ「……いや」
・
・
・
にこ「ことりおねーちゃんみてみて~!にこのらぶにこ!」
ことり「か~わいい♡」
にこ「えへへ♡にっこにっこにー♡」
にこ「にこはー!みーんなにに笑顔を届けるんだよ!」
ことり「え~じゃあ私にも笑顔をくれるのかな~?」
にこ「もちろん!」
にこ「ぴょんぴょこぴょんぴょん♡」
ことり「~~~!かわいい~♪♪」
ダキッ
にこ「えへへ~どう~?笑顔になった?」
ことり「当たり前だよ~♪♪」
ギュー
にこ「いたいよ~!ことりお姉ちゃん」
・
・
・
にこ「ふんっ…いつのこと考えてんのよ私」
36: 2023/06/12(月) 20:25:50.69 ID:d5SbLRYl
穂乃果「お腹へったよー…」グー
海未「今作っているでしょ、あなたも何か手伝いなさい」
穂乃果「はーい…」
絵里「もう少しで出来るから、みんな待っててね」
凛「ごはん!ごはん!」
花陽「………」
希「花陽ちゃん…どうかしたん?」
花陽「にこお姉ちゃん、朝の事で怒ってるのかも…」
希「朝の事?」
花陽「うん…ご飯がないって…私、にこお姉ちゃん困らせちゃったから…」
希「(あっ…にこっちが言ってた花陽ちゃんのことってそういう…)」
希「はは…大丈夫や花陽ちゃん」
希「きっと、にこっちはそんなこと気にしてないよ」
花陽「だと…いいけど」
穂乃果「できたよー!晩御飯」
希「ほらきっと大丈夫だから、ほら、ご飯食べよ?」
花陽「うん…」
海未「今作っているでしょ、あなたも何か手伝いなさい」
穂乃果「はーい…」
絵里「もう少しで出来るから、みんな待っててね」
凛「ごはん!ごはん!」
花陽「………」
希「花陽ちゃん…どうかしたん?」
花陽「にこお姉ちゃん、朝の事で怒ってるのかも…」
希「朝の事?」
花陽「うん…ご飯がないって…私、にこお姉ちゃん困らせちゃったから…」
希「(あっ…にこっちが言ってた花陽ちゃんのことってそういう…)」
希「はは…大丈夫や花陽ちゃん」
希「きっと、にこっちはそんなこと気にしてないよ」
花陽「だと…いいけど」
穂乃果「できたよー!晩御飯」
希「ほらきっと大丈夫だから、ほら、ご飯食べよ?」
花陽「うん…」
37: 2023/06/12(月) 20:29:43.89 ID:d5SbLRYl
真姫「………」
絵里「真姫」
真姫「………」
絵里「真姫!」
真姫「え、あ…どうしたのエリー」
絵里「早く食べなさい、冷めちゃうわよ」
真姫「……にこちゃんは食べないのかな」
絵里「………」
海未「にこ姉さんなら、お風呂に入ったようですが」
穂乃果「モグモグ…そうなの?」
海未「はい、脱衣所から音がしたので」
絵里「真姫」
真姫「………」
絵里「真姫!」
真姫「え、あ…どうしたのエリー」
絵里「早く食べなさい、冷めちゃうわよ」
真姫「……にこちゃんは食べないのかな」
絵里「………」
海未「にこ姉さんなら、お風呂に入ったようですが」
穂乃果「モグモグ…そうなの?」
海未「はい、脱衣所から音がしたので」
38: 2023/06/12(月) 20:40:49.89 ID:d5SbLRYl
にこ「ブクブクブクブクブクブクブク……(どーせ私なんか姉としてなんの威厳もありませんよーだ)」
にこ「自分なりに頑張ってきたんだけどなぁ…」
にこ「(……昔からチビの面倒は私が見てた)」
にこ「(ことりは膝が悪くて満足に動けなかったし、両親はあんまり家にいなかった)」
にこ「(ずっと妹達の面倒見て、いつしかいっぱいいっぱいになって、家から逃げ出したこともあったっけ…)」
にこ「……あれ、あの時って結局どうなったんだっけかしら」
にこ「……どうでもいいかっ」
にこ「んー…なんか、疲れちゃったわね」
にこ「自分なりに頑張ってきたんだけどなぁ…」
にこ「(……昔からチビの面倒は私が見てた)」
にこ「(ことりは膝が悪くて満足に動けなかったし、両親はあんまり家にいなかった)」
にこ「(ずっと妹達の面倒見て、いつしかいっぱいいっぱいになって、家から逃げ出したこともあったっけ…)」
にこ「……あれ、あの時って結局どうなったんだっけかしら」
にこ「……どうでもいいかっ」
にこ「んー…なんか、疲れちゃったわね」
39: 2023/06/12(月) 20:47:11.20 ID:d5SbLRYl
ガチャリ
穂乃果「え!?」
海未「いま…玄関が開く音がしませんでしたか?」
穂乃果「う、うん…したよね」
花陽「だ、だれ?」
真姫「にこちゃんが出ていったの…?」
希「いや、にこっちはまだお風呂やと思うんやけど…」
凛「見てくるにゃ!」バッ
花陽「凛ちゃん!?」
真姫「り、凛!」
絵里「こ、こら!凛!危ないでしょ!誰かわからないのに!」ダッ
凛「だいじょーぶっ!」ダッダッダッ
絵里「凛!」
凛「ほらほら!みてみて!かよねえ!真姫お姉ちゃん!絵里お姉ちゃん!」
花陽&真姫「あっ…」
絵里「ど、どうして?」
穂乃果「え!?」
海未「いま…玄関が開く音がしませんでしたか?」
穂乃果「う、うん…したよね」
花陽「だ、だれ?」
真姫「にこちゃんが出ていったの…?」
希「いや、にこっちはまだお風呂やと思うんやけど…」
凛「見てくるにゃ!」バッ
花陽「凛ちゃん!?」
真姫「り、凛!」
絵里「こ、こら!凛!危ないでしょ!誰かわからないのに!」ダッ
凛「だいじょーぶっ!」ダッダッダッ
絵里「凛!」
凛「ほらほら!みてみて!かよねえ!真姫お姉ちゃん!絵里お姉ちゃん!」
花陽&真姫「あっ…」
絵里「ど、どうして?」
40: 2023/06/12(月) 20:53:52.15 ID:d5SbLRYl
ガチャリ
にこ「…!!だ、誰よ…!!今は入らないでっ…って」
ことり「えへへ、ただいま♡」
にこ「こ、ことり…!?帰ってきたの…?」
ことり「うん、凛ちゃんから電話があってね」
ことり「にこお姉ちゃんが変だーって大騒ぎしてたから帰ってきちゃった♪」
にこ「凛が…?」
にこ「あっ…私の携帯…」
ことり「にこちゃんから電話がかかってくるなんて珍しいから何かと思っちゃったよ~」
にこ「……別に変じゃないから」
にこ「私、上がるわね」ザプンッ
ガシッ!
にこ「は、は!?」
ことり「まぁまぁ♪たまには二人だけではいろ♡」
にこ「~~~っ…」
にこ「…!!だ、誰よ…!!今は入らないでっ…って」
ことり「えへへ、ただいま♡」
にこ「こ、ことり…!?帰ってきたの…?」
ことり「うん、凛ちゃんから電話があってね」
ことり「にこお姉ちゃんが変だーって大騒ぎしてたから帰ってきちゃった♪」
にこ「凛が…?」
にこ「あっ…私の携帯…」
ことり「にこちゃんから電話がかかってくるなんて珍しいから何かと思っちゃったよ~」
にこ「……別に変じゃないから」
にこ「私、上がるわね」ザプンッ
ガシッ!
にこ「は、は!?」
ことり「まぁまぁ♪たまには二人だけではいろ♡」
にこ「~~~っ…」
41: 2023/06/12(月) 20:57:17.84 ID:d5SbLRYl
チャポン…
にこ「……なんで……こんな入り方なのよ」
にこ「逆側行きなさいよ…あんた」
ことり「え~、昔はこうやって私の上に座って一緒にお風呂入ったでしょ?」
にこ「いつの話よ、それ…」
にこ「………あんた、テストは」
ことり「ん~テストはなんとかなるから♪」
にこ「……バッカじゃないの……なるわけないでしょ」
にこ「……なんで……こんな入り方なのよ」
にこ「逆側行きなさいよ…あんた」
ことり「え~、昔はこうやって私の上に座って一緒にお風呂入ったでしょ?」
にこ「いつの話よ、それ…」
にこ「………あんた、テストは」
ことり「ん~テストはなんとかなるから♪」
にこ「……バッカじゃないの……なるわけないでしょ」
42: 2023/06/12(月) 21:01:31.54 ID:d5SbLRYl
ことり「……なにがあったの?」
にこ「……私、姉に向いてない」
ことり「そんなこと~、にこちゃん私なんかより全然お姉ちゃんだよ?」
にこ「どこがよ…絵里や希の方がよっぽどしっかりしてる」
にこ「……自分が上手く行ってないからって……妹達に八つ当たりして……」
にこ「姉失格よ……ほんと」
ことり「………」
にこ「誰も私の事…姉だなんて思ってない」
にこ「……私、姉に向いてない」
ことり「そんなこと~、にこちゃん私なんかより全然お姉ちゃんだよ?」
にこ「どこがよ…絵里や希の方がよっぽどしっかりしてる」
にこ「……自分が上手く行ってないからって……妹達に八つ当たりして……」
にこ「姉失格よ……ほんと」
ことり「………」
にこ「誰も私の事…姉だなんて思ってない」
46: 2023/06/12(月) 21:22:00.10 ID:d5SbLRYl
ことり「んぅ~?誰もそんなこと思ってないと思うけど」
にこ「……適当言わないでちょうだい」
ことり「え~適当なんかじゃないよ」
ことり「みんな、にこちゃんがいるのが当たり前すぎて…好きすぎるから、そう感じちゃうんじゃないかな?」
ことり「だから、私はにこちゃんが羨ましい」
にこ「私が…羨ましい?」
ことり「うん!だってみんなの反応を見てるとやっぱり慕われてるなって思うんだ!」
ことり「それに、私はにこちゃんがいなかったら、姉妹でまとまりがないと思うけどなぁ~」
にこ「……なんでそう思うのよ」
ことり「……にこちゃんには……にこちゃんの役割がある」
にこ「役割?」
ことり「にこちゃんはみんなを見ててくれる……助けてくれる」
ことり「ほんとはぁ~…もっと私がちゃんとしないとダメなんだけど…えへへ…」
ことり「私はにこちゃんほど器用じゃないから…みんなは見れないんだ」
にこ「………」
にこ「……適当言わないでちょうだい」
ことり「え~適当なんかじゃないよ」
ことり「みんな、にこちゃんがいるのが当たり前すぎて…好きすぎるから、そう感じちゃうんじゃないかな?」
ことり「だから、私はにこちゃんが羨ましい」
にこ「私が…羨ましい?」
ことり「うん!だってみんなの反応を見てるとやっぱり慕われてるなって思うんだ!」
ことり「それに、私はにこちゃんがいなかったら、姉妹でまとまりがないと思うけどなぁ~」
にこ「……なんでそう思うのよ」
ことり「……にこちゃんには……にこちゃんの役割がある」
にこ「役割?」
ことり「にこちゃんはみんなを見ててくれる……助けてくれる」
ことり「ほんとはぁ~…もっと私がちゃんとしないとダメなんだけど…えへへ…」
ことり「私はにこちゃんほど器用じゃないから…みんなは見れないんだ」
にこ「………」
49: 2023/06/12(月) 21:32:34.47 ID:d5SbLRYl
にこ「姉って……大変ね」
ことり「そうだねぇ…でも、大丈夫だよ♪」
にこ「大丈夫って…何がよ」
ことり「にこちゃんには、にこちゃんの役割があるみたいに」
ことり「私には、私の役目がある」
にこ「役目…」
ことり「さっき言ったみたいに私は器用じゃないから…」
ことり「みんなは見れないんだ…」
にこ「あんたはじゃあ何を…」
ことり「だけどぉ…♪」
にこ「え?」
ダキッ!!
にこ「ぬわっ…!///」
ことり「にこちゃんだけはいーっぱい甘やかすことはできるんだぁ♡」
にこ「ちょちょちょ…ちょっと~!!」
にこ「やめなさいってば…///」
ことり「だーめ♡」
ことり「ほら、ギューって♪」
にこ「~~~っっ///」
ことり「そうだねぇ…でも、大丈夫だよ♪」
にこ「大丈夫って…何がよ」
ことり「にこちゃんには、にこちゃんの役割があるみたいに」
ことり「私には、私の役目がある」
にこ「役目…」
ことり「さっき言ったみたいに私は器用じゃないから…」
ことり「みんなは見れないんだ…」
にこ「あんたはじゃあ何を…」
ことり「だけどぉ…♪」
にこ「え?」
ダキッ!!
にこ「ぬわっ…!///」
ことり「にこちゃんだけはいーっぱい甘やかすことはできるんだぁ♡」
にこ「ちょちょちょ…ちょっと~!!」
にこ「やめなさいってば…///」
ことり「だーめ♡」
ことり「ほら、ギューって♪」
にこ「~~~っっ///」
50: 2023/06/12(月) 21:38:27.56 ID:d5SbLRYl
にこ「……私、ちゃんとお姉ちゃん出来てるかな」
ことり「もちろん!」
にこ「……みんな、慕ってくれてるのかな」
ことり「当然だよ~」
にこ「……時々、不安になってもいいの?」
ことり「大丈夫だよ♪」
ことり「お姉ちゃんとして悩んだり、辛かったり、苦しかったりしたら……私にだけは、昔みたいに甘えてもいいから」
にこ「……おね……ことりっ…」
ことり「よしよし♡」ナデナデ
ことり「頑張ったんだね、にこちゃん」
にこ「……~~///」
ことり「もちろん!」
にこ「……みんな、慕ってくれてるのかな」
ことり「当然だよ~」
にこ「……時々、不安になってもいいの?」
ことり「大丈夫だよ♪」
ことり「お姉ちゃんとして悩んだり、辛かったり、苦しかったりしたら……私にだけは、昔みたいに甘えてもいいから」
にこ「……おね……ことりっ…」
ことり「よしよし♡」ナデナデ
ことり「頑張ったんだね、にこちゃん」
にこ「……~~///」
51: 2023/06/12(月) 21:50:36.56 ID:d5SbLRYl
にこ「手……握って」
ことり「お安い御用だよ♪」
ギュッ
にこ「………」
ことり「……?にこちゃん」
にこ「……えへへ」ニコッ
ことり「ど、どうしたの?」
にこ「(思い出した…昔、家から逃げ出した時)」
にこ「(迷子になって…泣いて泣いて泣いて…泣き疲れて動けなくなって)」
にこ「(知らない公園で一人座り込んでたら…)」
にこ『ウッ…ウッ…グスッ…』
ことり『はっはっ…にこちゃん!!』
にこ『グスッ…ことり…おねえちゃん…?』
ことり『もう…探したんだよ?でも、よかった…見つかって』
にこ『グスッ…グスッ…ごめんなさい…』
ことり『ありゃあ、にこちゃん泣いてるの?』
ことり『ダメだよ~!にこちゃんはみんなに笑顔を届けてくれるんでしょ?』
ことり『ほら、にっこにっこにー!だよ!』
にこ『にっこにっこにー…?』
ことり『うん!にっこにっこにー!』
にこ『えへへ…にっこにっこにー!』
ことり『うん!ほらもう二人とも笑顔だよ♡』
にこ『えへへ♪うん!』
にこ「(膝が悪いのにわざわざ迎えに来てくれて、手を繋いで帰ってくれたっけ…)」
にこ「……昔のまんまね、あんた」
ことり「え?」
にこ「な、なんでもない!」プイッ
ことり「そ、そう~?」
にこ「(まったく…私が困ったら…いっつも助けてくれるんだから、この子は)」
ことり「お安い御用だよ♪」
ギュッ
にこ「………」
ことり「……?にこちゃん」
にこ「……えへへ」ニコッ
ことり「ど、どうしたの?」
にこ「(思い出した…昔、家から逃げ出した時)」
にこ「(迷子になって…泣いて泣いて泣いて…泣き疲れて動けなくなって)」
にこ「(知らない公園で一人座り込んでたら…)」
にこ『ウッ…ウッ…グスッ…』
ことり『はっはっ…にこちゃん!!』
にこ『グスッ…ことり…おねえちゃん…?』
ことり『もう…探したんだよ?でも、よかった…見つかって』
にこ『グスッ…グスッ…ごめんなさい…』
ことり『ありゃあ、にこちゃん泣いてるの?』
ことり『ダメだよ~!にこちゃんはみんなに笑顔を届けてくれるんでしょ?』
ことり『ほら、にっこにっこにー!だよ!』
にこ『にっこにっこにー…?』
ことり『うん!にっこにっこにー!』
にこ『えへへ…にっこにっこにー!』
ことり『うん!ほらもう二人とも笑顔だよ♡』
にこ『えへへ♪うん!』
にこ「(膝が悪いのにわざわざ迎えに来てくれて、手を繋いで帰ってくれたっけ…)」
にこ「……昔のまんまね、あんた」
ことり「え?」
にこ「な、なんでもない!」プイッ
ことり「そ、そう~?」
にこ「(まったく…私が困ったら…いっつも助けてくれるんだから、この子は)」
52: 2023/06/12(月) 21:59:26.61 ID:d5SbLRYl
にこ「……ぐぬぬ」
プニュ…プニュ…
ことり「え、えーっと…どうしたの?」
にこ「さっきあんたにハグされてる時思って…なんでおっOい…こんなに成長するのよ…」
ことり「え~、私なんか全然だよ」
ことり「希ちゃんが一番すごいよ」
にこ「やっぱ姉としての威厳0よ私!」ザプンッ
ことり「え、え~!?そんなこと~!」
ことり「……あー……クスッ」
ことり「にこちゃん、お姉ちゃんもそんなに悪いことばかりじゃないよ?」
にこ「……ブクブクブク……なんでよ」
ことり「だってぇ~…♪」
ことり「こーんなにかわいい妹がいるから♡」バッ
にこ「ま、またあんた…!!///」
ことり「ギュー!!」
にこ「ぐぐぐ///とりゃ!」
ことり「あれ?上がっちゃうの?」
にこ「な、長話したから…のぼせそうなの!お先!」
ピシャリ!
ことり「えへへ……照れちゃったかな……♪」
プニュ…プニュ…
ことり「え、えーっと…どうしたの?」
にこ「さっきあんたにハグされてる時思って…なんでおっOい…こんなに成長するのよ…」
ことり「え~、私なんか全然だよ」
ことり「希ちゃんが一番すごいよ」
にこ「やっぱ姉としての威厳0よ私!」ザプンッ
ことり「え、え~!?そんなこと~!」
ことり「……あー……クスッ」
ことり「にこちゃん、お姉ちゃんもそんなに悪いことばかりじゃないよ?」
にこ「……ブクブクブク……なんでよ」
ことり「だってぇ~…♪」
ことり「こーんなにかわいい妹がいるから♡」バッ
にこ「ま、またあんた…!!///」
ことり「ギュー!!」
にこ「ぐぐぐ///とりゃ!」
ことり「あれ?上がっちゃうの?」
にこ「な、長話したから…のぼせそうなの!お先!」
ピシャリ!
ことり「えへへ……照れちゃったかな……♪」
54: 2023/06/12(月) 22:07:29.37 ID:d5SbLRYl
にこ「ごめんなさい、絵里、希」
絵里「にこ……いえ、私の方こそごめんなさい、少しキツく言ってしまったわ」
にこ「私の八つ当たりなんだもん、私が悪いのよ」
希「……にこっち、ひとつだけ言わせて」
にこ「希…なに?」
希「確かにウチと絵里ちは…にこっちのこと姉と思ってない」
にこ「」ズルッ
にこ「あ、あんたねぇ!」
希「みんなには悪いけど三姉妹の三つ子やと思ってるんよ」
にこ「!」
希「なんて!勝手にそう思ってたりするんよ」
にこ「希…」
希「たぶん、絵里ちがにこっちのことを呼び捨てするのもそういうことよ」
絵里「……コホン」
にこ「絵里……」
にこ「……クスッ、なによあんた達……可愛いじゃない」
絵里「にこ……いえ、私の方こそごめんなさい、少しキツく言ってしまったわ」
にこ「私の八つ当たりなんだもん、私が悪いのよ」
希「……にこっち、ひとつだけ言わせて」
にこ「希…なに?」
希「確かにウチと絵里ちは…にこっちのこと姉と思ってない」
にこ「」ズルッ
にこ「あ、あんたねぇ!」
希「みんなには悪いけど三姉妹の三つ子やと思ってるんよ」
にこ「!」
希「なんて!勝手にそう思ってたりするんよ」
にこ「希…」
希「たぶん、絵里ちがにこっちのことを呼び捨てするのもそういうことよ」
絵里「……コホン」
にこ「絵里……」
にこ「……クスッ、なによあんた達……可愛いじゃない」
55: 2023/06/12(月) 22:12:11.65 ID:d5SbLRYl
花陽「にこお姉ちゃん…ごめんなさい…」
にこ「は、花陽?なんであんたが謝るのよ」
花陽「朝、ご飯でにこお姉ちゃんのこと…困らせちゃったから…」
にこ「あー…大丈夫、気にしてないわよ」
にこ「私こそごめんね、うっかりしちゃってたの」
にこ「……私はお姉ちゃんだから、みんな見とかないとね」
にこ「花陽、あんたのこともちゃんと見とくから」
花陽「にこお姉ちゃん…」
花陽「うん!」
にこ「明日は一緒に特大おにぎりでも作ろっか♪」
花陽「ふ、ふわぁ~!!特大おにぎり!!」
にこ「いひひ…楽しみにしてなさい!」
花陽「は、はい!」
にこ「は、花陽?なんであんたが謝るのよ」
花陽「朝、ご飯でにこお姉ちゃんのこと…困らせちゃったから…」
にこ「あー…大丈夫、気にしてないわよ」
にこ「私こそごめんね、うっかりしちゃってたの」
にこ「……私はお姉ちゃんだから、みんな見とかないとね」
にこ「花陽、あんたのこともちゃんと見とくから」
花陽「にこお姉ちゃん…」
花陽「うん!」
にこ「明日は一緒に特大おにぎりでも作ろっか♪」
花陽「ふ、ふわぁ~!!特大おにぎり!!」
にこ「いひひ…楽しみにしてなさい!」
花陽「は、はい!」
56: 2023/06/12(月) 22:18:57.17 ID:d5SbLRYl
にこ「あっ…真姫」
真姫「あっ…ふ、ふん!」プイッ
にこ「ま、真姫…?」
真姫「私、許す気ないんだから……!」
真姫「あんなに八つ当たりされて!すっごい怒ってるんだから!!」
にこ「……うーん……」
にこ「なら、そうね…私が悪いんだし、しばらくは喋りかけるのはやめとくわ」
真姫「ゔ、ゔぇぇ…!!」
真姫「だ、だから!!」
にこ「……だから?」
真姫「ど、どうしても許してほしいって言うんなら……」
真姫「だ、抱っこしなさい」
真姫「それで、許してあげる…///」
にこ「……ふふ、もう、しょーがないわねー!!」
ヒョイ
真姫「わっ!」
にこ「ほんと真姫は甘えん坊さんなんだから~!」
真姫「~~///」カァァ
真姫「そ、そんなんじゃないから~!」
真姫「あっ…ふ、ふん!」プイッ
にこ「ま、真姫…?」
真姫「私、許す気ないんだから……!」
真姫「あんなに八つ当たりされて!すっごい怒ってるんだから!!」
にこ「……うーん……」
にこ「なら、そうね…私が悪いんだし、しばらくは喋りかけるのはやめとくわ」
真姫「ゔ、ゔぇぇ…!!」
真姫「だ、だから!!」
にこ「……だから?」
真姫「ど、どうしても許してほしいって言うんなら……」
真姫「だ、抱っこしなさい」
真姫「それで、許してあげる…///」
にこ「……ふふ、もう、しょーがないわねー!!」
ヒョイ
真姫「わっ!」
にこ「ほんと真姫は甘えん坊さんなんだから~!」
真姫「~~///」カァァ
真姫「そ、そんなんじゃないから~!」
58: 2023/06/12(月) 22:28:40.47 ID:d5SbLRYl
穂乃果「にこお姉ちゃん…ごめんなさい」
にこ「穂乃果…」
穂乃果「遅刻も忘れ物も海未ちゃんに怒られたのも全部…私のせいなのに…にこちゃんのせいにしちゃって…」
にこ「まぁ、それはそうよね」
穂乃果「え、えぇ!?なんかみんなと反応が違う!」
海未「当然です!それは穂乃果自身の問題なんですから」
ことり「あはは…ほ、穂乃果ちゃん…」
穂乃果「なんで私だけ扱いがテキトーなのー!!ねぇ!なんでなんでー!!」
にこ「あぁもうほんとうっさいわねあんたは!」
にこ「あ♪穂乃果のアイスみっけ!いただくにこー!」パクッ
穂乃果「あ、ああああああ!!!私が楽しみにしてたアイス!!」
絵里「まったく…一気に騒がしくなったわね」
希「やっぱ9人でいるとうるさくなっちゃうね」
花陽「ことりお姉ちゃんもご飯食べる?よそうね♪」
ことり「ありがと~花陽ちゃん♪」
凛「ねぇ凛は?凛は?誰か凛のこと褒めてー!」
真姫「うん、あなたのおかげよ凛」ナデナデ
凛「えへへ~ありがとにゃ~♪」
にこ「穂乃果…」
穂乃果「遅刻も忘れ物も海未ちゃんに怒られたのも全部…私のせいなのに…にこちゃんのせいにしちゃって…」
にこ「まぁ、それはそうよね」
穂乃果「え、えぇ!?なんかみんなと反応が違う!」
海未「当然です!それは穂乃果自身の問題なんですから」
ことり「あはは…ほ、穂乃果ちゃん…」
穂乃果「なんで私だけ扱いがテキトーなのー!!ねぇ!なんでなんでー!!」
にこ「あぁもうほんとうっさいわねあんたは!」
にこ「あ♪穂乃果のアイスみっけ!いただくにこー!」パクッ
穂乃果「あ、ああああああ!!!私が楽しみにしてたアイス!!」
絵里「まったく…一気に騒がしくなったわね」
希「やっぱ9人でいるとうるさくなっちゃうね」
花陽「ことりお姉ちゃんもご飯食べる?よそうね♪」
ことり「ありがと~花陽ちゃん♪」
凛「ねぇ凛は?凛は?誰か凛のこと褒めてー!」
真姫「うん、あなたのおかげよ凛」ナデナデ
凛「えへへ~ありがとにゃ~♪」
59: 2023/06/12(月) 22:36:32.92 ID:d5SbLRYl
ワイワイガヤガヤ…
にこ「…ありがと…ことりおねえちゃん」ボソッ
ことり「え?」
穂乃果「に、にこお姉ちゃん今…」
海未「なんと言いましたか?」
にこ「な、なんでもない!助かったわことりって言ったの!」
絵里「くすっ…」
希「へへへ…」
希「にこっちのその呼び方 …」
絵里「久々に聞いたわね~…」
凛「凛初めて聞いたよ~」
花陽「私も…にこちゃんのお姉ちゃん呼びなんて…」
真姫「レア…ね」
ことり「……えへへ」
ことり「うん!ことりお姉ちゃんだけには甘えていいからね♪
ことり「にこちゃんっ♡」
にこ「~~~っっっ///あぁもうっっ!!」
にこ「うるさいうるさいうるさああぁぁい!!!///」
おしまい
にこ「…ありがと…ことりおねえちゃん」ボソッ
ことり「え?」
穂乃果「に、にこお姉ちゃん今…」
海未「なんと言いましたか?」
にこ「な、なんでもない!助かったわことりって言ったの!」
絵里「くすっ…」
希「へへへ…」
希「にこっちのその呼び方 …」
絵里「久々に聞いたわね~…」
凛「凛初めて聞いたよ~」
花陽「私も…にこちゃんのお姉ちゃん呼びなんて…」
真姫「レア…ね」
ことり「……えへへ」
ことり「うん!ことりお姉ちゃんだけには甘えていいからね♪
ことり「にこちゃんっ♡」
にこ「~~~っっっ///あぁもうっっ!!」
にこ「うるさいうるさいうるさああぁぁい!!!///」
おしまい
60: 2023/06/12(月) 22:40:18.49 ID:SjYGkXGG
乙
引用元: にこ「もしもμ'sが9姉妹だったら」
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