切継「ひなだお！」

セイバー「いえ、ですから私は・・・」

切継「ひなだお！」

アイリ「あらあら。切継、では今後の方針について打ち合わせをしましょうか」

切継「わかった。では部屋に行こうか。資料もそろそろ届いた頃だろう」

セイバー「なっ・・・。マスター、きちんと話せるんじゃ」

切継「ひなだお！」

アイリ「うふふ、どうやらセイバーに対してだけみたいね」

セイバー（意思疎通もままならぬマスターと上手くやっていけるのだろうか・・・）

意味不明ｗ

切継「ケイネス・アーチボルト。時計塔でも名高い神童だ。警戒が必要だな」

アイリ「そうね・・・。遠坂の当主も実力は相当なものでしょうね」

切継「そうだな・・・。だが、この時の為に準備してきたんだ。例え遠坂が相手だったとしても遅れは取らないさ」

セイバー「あ、あの・・・」

切継「おいたんだえ！？」

セイバー「クッ・・・！」

アイリ「まあまあ、そんな怒らないでセイバー」

セイバー「しかしアイリスフィール。これではまるで私がバカにされてるみたいではないですか」

アイリ「彼にも悪気はないの。許してあげて」

セイバー「わかりました・・・・」

イリヤ「ずっるーい！切継、クルミの芽探すのでズルしてたー！」

切継「だってなあ、こうでもしないと父さん勝ち目ないし」


アイリ「何を見てるの、セイバー」

セイバー「マスターが森でご息女と戯れているのを見ていました」

アイリ「意外だった？」

セイバー「正直、マスターが普通の父親みたいにしているのが想像もつかなかったもので」

アイリ「そう・・・」

アイリ「切継たちも体が冷えたでしょうし、そろそろ中に入れないと。セイバー、窓から呼んでくれないかしら？温かい紅茶も用意してるって伝えて」

セイバー「マスター！アイリが中に入るようにと言っています！紅茶も入れていますよ！」

切継「おいたんだえ！？」

セイバー「クッ・・・・」

アイリ「クスクス」

セイバー「ここで数日切継と接していますが、彼のあの態度・・・。どうやら私は相当不興を買ったのでしょうね」

アイリ「クスクス」

セイバー「アイリスフィール！何も笑うことはないでしょう！」

アイリ「ごめんなさいねセイバー。でも、切継は魔力耐性が無いんだから仕方ないわ」

セイバー（本当にそれだけなのでしょうか・・・）

力ちゃんボイスで言っているかと思うと…

セイバー「ランサーは私にお任せを。私の背中は貴女にお任せします」

アイリ「セイバー、この私に勝利を！」

セイバー「はい、お任せを」

切継「おいたんだえ！？」

セイバー「マスター！？」

アイリ「切継！？別行動中だったんじゃ！？」

切継「ひなだお！」ﾊﾞｧﾝ!!

大口径のライフルがケイネスの水銀の膜を破って即氏させた

ランサー「クソッ、私は今回こそ騎士道を貫けると信じていたのに・・・！無念・・・・！」ｼｭﾜｧｧｧ…

切継「アイリ、陽動ご苦労。ランサー組は敗退。幸先がいいな」

アイリ「え、ええ・・・」

セイバー「マスター！これはいった

切継「おいたんだえ！？」

セイバー「ぐぬぬ・・・」

ライダー「むむ、間に合わなかったか・・・」

切継「マイヤ！」

バァン！！

別方向から銃声が上がると、ライダーの横にいたライダーのマスターは即氏した

セイバー「なんと・・・・」

ライダー「」ｼｭﾜｧｧｧｧ

あとに残るのはライダーのマスターの亡骸だけであった

アイリ「これが聖杯戦争なのね・・・・」



アサシン（錬金術師が送り込んだ刺客は相当ヤバイ・・・）ｽｯ

アーチャー（面白い。しばらく遊ばせておくとしよう）ｽｯ

初日から二体のサーヴァントを撃破した切継
彼らの快進撃は止まることを知らなかった

あっさり氏にすぎわろた

アイリ「ここが遠坂の屋敷ね。すごい結界・・・。侵入は厳しそうね」

セイバー「私の宝具を使えばこんなもの！」

アイリ「お願いするわ」

セイバー「やあ」ﾃﾞｭｸｼ

切継「ひなだお！」

セイバー「マスター！いたのですか！？」

切継「マイヤ、結界は破れた。タンクローリーを突っ込ませろ」

ドゴーン

遠坂「ぎゃぁぁぁあぁああ！」

言峰「ぐぉぉぉおおおお！！」

切継「アサシンとアーチャーのマスターも脱落か。たやすいな」

セイバー「こんな戦い方、騎士道に反します！」

切継「おいたんだえ！？」

セイバー（バカにして・・・ッ！）

アイリ「うぅ・・・」ﾊﾞﾀｯ

セイバー「アイリ・・・？アイリスフィール！？どうしたんですか！？」

切継「マイヤ！アイリを連れて手配した場所へ。これ以降は俺がセイバーと戦う！」

マイヤ「わかりました。ご武運を」

セイバー「マスター！アイリスフィールは一体どうしたのですか！？マスター！」

切継「おいたん・・・だえ・・・？」

セイバー「マスター・・・」

切継の顔は悲痛な面持ちであった

セイバー（マスターはアレだが、アイリスフィールの為にも聖杯を勝ち取らねば！）

決意を新たにするセイバーであった

切継「マキリの家にミサイルを発射する。10、9、8、7」

セイバー「マスターやめてください！」

切継「じゆうへのかうんとだうんだお！！」

ドカーン

桜「きゃぁぁああああ！！！」

おじさん達「ぐぁあああああ！！！！」

セイバー「やりましたねマスター！１０秒すら経ってないのにまたこんな卑劣な真似を！」

切継「まちくたびぇたんだお！！」

セイバー「クッ、貴方は人ではない！」

切継「ひなだお！」

セイバー「ぐぬぬ・・・」

切継「」

切継「じゆうへのかうんとだうんだお！！」

セイバー「クッ、貴方は人ではない！」

切継「ひなだお！」



ひでぇｗｗｗｗｗｗ

切継（残るはキャスター達だけか・・・。しかし、奴らは大量殺人の痕跡すら消さないでいる。追跡して始末するのは容易いな）

セイバー「ここは一体・・・」

切継「ハッピーセット二つ」

セイバー「食事ですかマスター。まあ、休息も必要ですしね」

店員「お待たせいたしました。ハッピーセット二つになります」

切継「フッ・・・」ﾆﾔﾘ

セイバー「ゴクリ・・・・。私も食べてよろしいのですか？」

切継「チャクラ宙返りだお！」ｷｬｯｷｬｯ

セイバー（クッ・・・、切継め・・・。しかし今は食事に集中しよう）ﾓｸﾞﾓｸﾞ

キャスター「龍之介、新しい生贄を調達してきましたか？」

龍之介「あい！」

キャスター「よろしい。ではこの子供たちを使って近代アートを作ろうではありませんか」

龍之介「あい！」

キャスター（おお、龍之介・・・。まるで穢れを知らぬ天使の様ではないですか・・・。神のおらぬ現代も捨てたものではないですね・・・）

ドガーン

セイバー「そこまでだ！下郎共が、許さん！」

キャスター「おお、聖処Oジャンヌ！我が工房へようこそ！」

切継「そして氏ね」ﾊﾞｧﾝ

龍之介「ぐぁあああああ！！！！」ﾊﾞﾀｯ

キャスター「龍之介ぇぇぇえええええ」ｼｭﾜﾜﾜﾜ…

セイバー「これで聖杯は我々の手に・・・」

切継「ぜんぶひながやった！！」

アーチャー「おっと、図に乗るなよ雑種どもめが」

切継「何ッ、アーチャーか！？」

切継「マスターは確かに殺ったはずだ！何故未だに現世にいられるんだ！？」

アーチャー「フン、アーチャーには単独行動というスキルがあり、それで我はこうして現界していられるのだ」

セイバー「そんな・・・。一体どれだけ現界していられるというのですか！？」

アーチャー「あと数日はいけるな。だが、貴様らを始末するには十分！」

切継「ならば逃げる！」

セイバー「あっ、待って下さいマスター！」

切継「こっちくんなお！」

セイバー（なるほど、分散して逃げれば追撃をかわしやすいということですねマスター！）

アーチャー「おのれ！貴様ら・・・！」

切継は逃げた
アサシンにもアジトを見つけられないくらい隠密行動に長けていたために逃げるのは余裕だった
しかしセイバーは数分で見つかった

アーチャー「セイバー、氏ねぇ！」

セイバー「ぎゃぁぁぁ！！！」

切継「クッ、セイバーがやられたか」

アーチャー「セイバーのマスターよ。貴様もサーヴァントを失ってはもう終わりだな」

切継「そうだな。しかし、お前もマスター不在では聖杯へは辿り着けまい」

アーチャー「そこでなのだが、貴様に我のマスターとなる栄誉を授けてもよいぞ」

切継「・・・いいだろう」

アーチャー「契約成立だな」ｷｭｲｨｨｨ

アーチャーの存在に再び輝きが戻る

アーチャー「では聖杯の元へ行くとしようではないか。フハハハハハ」

切継「令呪をもって命じる。自害せよアーチャー」

アーチャー「何ッ！？キ、キサマ、誰に向かって・・・・」

切継「重ねて命じる。自害せよアーチャー」

ザクッ

アーチャー「ぐはっ・・・・！貴様、覚えておくぞ！名を名乗れ！」

切継「ひなだお！」

完

乙ｗｗｗ

良いオチだ

ていうか今更だけど切継じゃなくて切嗣じゃね？

笑わせてもらった乙www

まさに外道ｗｗｗｗｗｗｗ
乙

乙だお！

後日談

街は火の海に包まれていた

切継「誰か・・・、誰か生き残りはいないのか・・・」

シロウ「・・・ハァ・・・ハァ・・・」

切継（良かった、まだ息がある。これなら助けられる・・・）

シロウ「・・・あぁ・・お、おいたんだえ！？」

切継「ひなだお！」

そして物語は移り行く

to be continued?

後日談

アーチャー「むむ、街にあふれた聖杯めの泥のおかげで現界できたが・・・」

言峰「・・・・・・」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

目は虚ろで口をただただ開け閉めしている

アーチャー「氏んだはずのこいつも何らかの聖杯の恩恵で生き返ったということか。ふむ、何か言いたいことがありそうだな。申してみよ」

言峰「お、おいたんだえ！？」

アーチャー「ひなだお！」

アーチャー「何ッ！？聖杯の泥の影響か！？まさかこの我までも・・・、か、体がひなという快楽を求め・・・」

言峰「おいたんだえ！？」

アーチャー「ひなだお！」

to be continued?

>>109とか、もうあまり無茶な要求はしないでくれ

後日談

慎二「留学先から戻ってきてみれば、家はめちゃくちゃじゃないか。父さんと叔父さんも氏んでるし・・・。おいジジイ、桜！大丈夫か！？」

臓硯「お・・・、おいたんだえ！？」

慎二「あぁん？ジジイ、ボケちゃったのか？桜、・・・桜？」

桜「ひなだお！」

慎二「そんな・・・、二人とも・・・。まさかこの事故のショックで・・・」

臓硯「ひなだお！」

桜「ひなだお！」

慎二「僕が立て直すしかないようだね。この間桐の家を・・・」

to be continued?