1: 2011/08/07(日) 20:04:38.51 ID:dtyksrIz0
モノクマ「やあ、お前らようこそバーボンハウスへ。」
モノクマ「なーんて冗談だよ冗談。はははは!」
モノクマ「この作者は前にも舞園さんのSS書いたけどまた書きたくなったから書いたんだってさ。人間ってほんと単純だよねー。まだ3日しか経ってないのにねー。」
モノクマ「今回は体験版じゃないからちゃんと最後まであるから安心して見ていってよ。」
モノクマ「それじゃあ始まるよー。」
モノクマ「なーんて冗談だよ冗談。はははは!」
モノクマ「この作者は前にも舞園さんのSS書いたけどまた書きたくなったから書いたんだってさ。人間ってほんと単純だよねー。まだ3日しか経ってないのにねー。」
モノクマ「今回は体験版じゃないからちゃんと最後まであるから安心して見ていってよ。」
モノクマ「それじゃあ始まるよー。」
2: 2011/08/07(日) 20:06:41.17 ID:dtyksrIz0
―食堂―
霧切「苗木君。ちょっといいかしら?」
苗木「霧切さん?どうしたの?」
霧切「今日の夜、私の部屋に来てくれる?」
苗木「え……。夜に?」
霧切「別に深い意味はないわ。ただ少し話しておきたいことがあって。」
苗木「わかった。今夜霧切さんの部屋に行くよ。」
舞園「…………。」ガン!
朝日奈(ヒイ!ちょっとさくらちゃん、舞園さんが怖いよ。)ヒソヒソ
大神(下手に刺激しない方がいい。今の舞園は下手な猛獣より危険だ。)ヒソヒソ
江ノ島(苗木も罪な男だねー。)ヒソヒソ
3: 2011/08/07(日) 20:09:07.37 ID:dtyksrIz0
山田「おお!やりますな苗木誠殿。まさかこんなに早くフラグを立てるとは、正にギャルゲーの主人公。拙者、関心しましたぞ。」
苗木「ち、違うよ。僕たちはそんなんじゃ…。」
桑田「あ、お前噛んだな。そういうの怪しいんだからな!」
苗木「そ、そんな噛んだだけで怪しいなんて…。」
桑田「あ!また噛んだな!ったく、苗木の野郎も隅に置けないな!」
苗木「霧切さん助けて。」
霧切「それじゃあ私は部屋に戻るから。」
苗木「ちょっと…。」
大和田「苗木ィ、どういうことか詳しく訊かせてもらおうか?ええ?いつどこでどのように口説いた?」
苗木「だから誤解だって!」
4: 2011/08/07(日) 20:11:43.76 ID:dtyksrIz0
石丸「苗木君!不健全ではないか!学生の本分は勉強にある!不純異性交遊など言語道断!」
苗木「僕は女だ。」
石丸「失礼した!」
不二咲「それは流石に嘘だと思うよ…。」
苗木「うん、嘘。」
石丸「なにィ!僕を騙したのか!性別を偽るなんて非常識にも程があるぞ!」
不二咲「………。」
大和田「バカか、普通騙されねーよ!」
桑田「アホアホアホアホアホアホアホアホ!!」
石丸「ぐぬぬ…。いいか、僕が苗木君に騙されたことを忘れろ忘れろ忘れろビーム!」
不二咲「そんなビームで忘れるわけが…。」
桑田「アポ?………あれ?俺は何をしてたんだ?」
不二咲「え!?本当に忘れちゃったの!?」
大和田「こいつがこの中で一番アホみてーだな。」
5: 2011/08/07(日) 20:14:16.32 ID:dtyksrIz0
誰かが僕の肩に手を置いた。
苗木「葉隠君?」
葉隠「これは俺からの餞別だべ。」
葉隠君は僕にとあるゴム製品を手渡した。
苗木「え!?」
不二咲「やだ…それって…///」
大和田「オィ!それってコンOームじゃねえか!」
江ノ島「マジ?苗木が大人の階段上っちゃうわけ?」
セレス「まあ。こんな監視されている状態でも励むなんて環境に適応しすぎですわね。生物の本能ですから仕方ありませんけど。」
舞園「…………。」ギッ
葉隠「間違いが起きてからでは遅い。こういうのは事前に持っていく方がいいべ。頑張れよ苗木っち。」
苗木「い、いらないよ!」
7: 2011/08/07(日) 20:17:19.73 ID:dtyksrIz0
山田「おお!キタコレ!苗木誠殿、終わったら是非プレイ内容を詳細に…グフフ。聞かせて欲しいですな。拙者の今度の活動の参考にさせてもらいますぞ!」
腐川「あんたねー、こんな状況になってもまだあんな低俗なものを書くつもりなの?」
山田「わかってないですなー、こんな状況だからですよ。監禁され極限まで追い詰められた若い男女。そんないつ間違いが起きてもおかしくない環境なんて滅多に遭遇出来るもんじゃないですぞ。今の内にネタを集めて次のコミケに備えるであります!」
桑田「っつかさー。そんなもん書いても何処で売るんだよ。外の世界に出れない以上書いても意味ねえっつーの。」
山田「むむ。それは盲点でしたぞ。」
十神「簡単なことだ。ここにいる誰かを殺せばいい。そうすれば外の世界に出れて好きなだけその下らない本を売れる。」
山田「ぎょへー。冗談きついですな。拙者に人を殺せるわけが…。」
十神「冗談ではない。誰かを殺さない限りは外に出れない。それは紛れもない事実だ。いつまでも現実から目を背けていられると思うなよ。」
石丸「十神君、そんなことを言うのはやめたまえ!僕たちはみんなで一致団結するって決めたんだ!」
十神「そんなもの信じられるか。裏切ろうと思えばいつでも裏切れる。誰かに裏切られて殺されてからでは遅いんだよ。」
セレス「彼の言うことにも一理ありますわね。適度な警戒をしていた方がいざという時に自分の身を守れますし。」
朝日奈「ねえ、もうやめようよこんな話。」
大神「我も朝日奈と同意見だ。こんな話をしても何の得にもならない。かえって皆の心に猜疑心が生まれるだけだ。」
9: 2011/08/07(日) 20:19:50.11 ID:dtyksrIz0
十神「フン。こんなところにいられるか。俺は自分の部屋に帰らせてもらう。」
そう言い残すと十神君は食堂から出て行った。
十神君が去った後も食堂には重苦しい空気が漂っている。
江ノ島「はぁー、サイアクなんですけどー。」
桑田「何なんだよあいつは!本当に空気読めねーやつだな。」
葉隠「ほんとほんと。あんなドッキリを信じるとかどうかしてるべ。」
大和田「チッ、朝っぱらから気分を害すようなこと言いやがって。」
腐川「白夜様///」
そのまま自然解散となり、みんな自分の部屋へと戻っていった。
11: 2011/08/07(日) 20:22:36.61 ID:dtyksrIz0
―苗木の部屋―
\ピンポーン/
苗木(誰だろう?霧切さんかな?いや、でも僕の方から霧切さんの部屋に行くはずだし、夜までまだ時間がある。)
舞園「霧切さんかと思った?残念、さやかちゃんでした。」
苗木「舞園さん?どうしたの?」
舞園「えっと…"苗木君にお願い"があってきたの。」
苗木「僕にお願い?」
舞園「私の部屋に出たの。」
苗木「出たって何が?」
舞園「く、黒い悪魔が…。」
苗木「え!?」
舞園「私怖くて…。」
苗木「わかった。すぐに退治しよう。」
舞園「本当ですか?流石苗木君、頼りになりますね。」
苗木「任せてよ。」
12: 2011/08/07(日) 20:24:50.08 ID:dtyksrIz0
―舞園の部屋―
苗木「いないね。」
舞園「そうですね。逃げちゃったんでしょうか。でも、まだ物陰に隠れていると思うと安心出来ません。もう少し一緒にいてくれませんか?」
苗木「うん…いいけど。」
苗木(舞園さんの部屋か…。いい匂いがするな。)
舞園「苗木君!」
苗木「は、はい!?」
舞園「余り変なことを考えないで下さいね?」
苗木(え?心の中を読まれた?)
舞園「エスパーですから。」
苗木「エ、エスパー…?」
舞園「冗談ですよ。ただの勘。」
苗木「ハハ。」
13: 2011/08/07(日) 20:26:58.54 ID:dtyksrIz0
舞園「折角苗木君が来てくれたんだし、私お茶いれてきますね。」
苗木「いいよ、そんなに気を使わなくて。」
舞園「苗木君はお客様だから遠慮したらダメです。」
舞園さんは僕を部屋に置いて食堂へと向かった。
苗木「行っちゃったか。」
苗木「超高校級アイドルの舞園さんの部屋にいると思うと緊張してきたな。心なしかいい匂いもするし…。」
舞園「苗木君。お待たせ。」
苗木「うわ!」
舞園「ど、どうしたの?」
苗木「は、早かったね。」
舞園「そう?はい、どうぞ。」
苗木「ありがとう。」
僕は舞園さんがいれてくれたお茶を飲んだ。
普通のお茶なんだろうけど、舞園さんがいれてくれたお茶だと思うと美味しいと感じる。
でも、少しだけ不思議な味がするのは気のせいかな。
15: 2011/08/07(日) 20:31:32.94 ID:dtyksrIz0
舞園「そうそう、苗木君。実は私の部屋にアレが出たって話。実は嘘なんです。」
苗木「え?嘘?」
舞園「はい、嘘です。」
苗木「どうしてそんな嘘ついたの?」
舞園「それは苗木君をこの部屋に呼ぶためです。」
苗木「な、何を言って――。」
不意に僕の意識が揺らいでいく。まるでこの希望ヶ峰学園に来た時のような感覚が僕を襲う。
僕の頭の中に十神君が言ってた言葉がよぎる。
『裏切ろうと思えばいつでも裏切れる。誰かに裏切られて殺されてからでは遅いんだよ。』
舞園さんは僕を殺そうと……。
舞園「ふふ、苗木君は私だけのもの。誰にも渡さない。」
16: 2011/08/07(日) 20:35:02.16 ID:dtyksrIz0
―――
舞園「苗木君。起きて下さい。」
僕は舞園さんに起こされて目が覚めた。
目を覚ますと同時に僕の体にある違和感を感じる。
苗木「え?縛られている?」
舞園「はい。苗木君が抵抗しないように。」
苗木「抵抗って……。」
苗木(もしかして、僕を頃すつもりなのか?僕を頃して卒業するだけなら、僕が眠っている隙に殺せば…いや、わざわざ眠らさなくても直接毒を仕込めばいいのに何でこんなことを。)
舞園「私は苗木君は頃しませんよ。」
苗木「え?」
舞園「エスパーですから……。冗談です。ただの勘ですからそんなに怯えないで下さい。」
苗木「こんな状況で怯えるなって言う方が無理だよ。」
17: 2011/08/07(日) 20:38:08.42 ID:dtyksrIz0
舞園「私ずっと考えていたんです。誰かを頃して外の世界に出るか、この学園で一生を過ごすかを…。」
舞園「私が卒業してこの学園から出たらもう苗木君には会えなくなるそんな気がしたの。苗木君は優しいからきっと人を頃して自分が出る道を選ばないだろうなって…。」
舞園「私が外の世界に出ても苗木君が学園に一生残ってたら会えないじゃない…!」
モノクマ(うぷぷー。監視カメラの映像覗いてたら何やら面白いことになってる。舞園さやかが卒業した時点で苗木誠はお仕置きされるから卒業以前の問題なんだけどね。)
モノクマ(あれ?学級裁判のルールってまだ伝えてなかったっけ?まあいいや、実際に殺人が起きてから説明しようっと。その方がわかりやすいだろうしね。)
舞園「だから私はこの学園に残ることに決めたの。外の世界の未練はなくなったわけじゃないけど、この学園にいればずっと苗木君の傍にいられる。」
舞園「でもそれは他の女も同じこと……。私だけが苗木君の傍にいたいのに!」
苗木「舞園さん、落ち着いて。とにかく縄を解いてよ。」
舞園「それはダメです。」
苗木「え?」
舞園「今日からこの部屋は私の部屋じゃなくて私と苗木君の部屋になります。」
苗木「ちょっとそれってどういうこと!?」
舞園「苗木君はこの部屋から一歩も出ることが出来ません。食事の心配ならしなくてもいいですよ。私が運んであげますから……私の愛の篭った手料理を……。」
19: 2011/08/07(日) 20:43:06.80 ID:dtyksrIz0
苗木「舞園さん。いくらなんでもこれはまずいよ。僕がこの部屋から一歩も出なかったら、みんな僕が誰かに殺されたと思うはずだよ。」
舞園「大丈夫ですよ。私がちゃんと苗木君の生存報告をしておきますから。それでも怪しまれた時だけみんなに苗木君の姿を確認させる程度には外に出してあげます。」
苗木「無茶苦茶だよ…。」
舞園「そういえば今朝食堂で霧切さんと何か約束をしていたようですが…。今日はもう夜時間なので外出はできませんよ。」
舞園「ふふふ。夜時間じゃなくても外出はさせませんけどね。」
苗木「そ、そんな。霧切さんとの約束が…。」
舞園「女の子との約束を破るなんて苗木君は悪い男の子ですね。」
苗木「それは舞園さんが僕を眠らせるから……。」
舞園「ふふ、なんて冗談です。苗木君は私との約束さえ破らなければそれで、むしろ他の女との約束なんて守っちゃダメです。」
20: 2011/08/07(日) 20:47:34.16 ID:dtyksrIz0
苗木「どうして僕なの?」
舞園「はい?」
苗木「どうして僕をこんな風に監禁するの?僕と舞園さんは友達じゃないか。」
舞園「友達…そう、友達だからこそ辛いんです。苗木君が友達だからこそ他の女に取られる可能性があるんじゃないかってそんな風に考えて……。」
舞園「本当は私だって出来ればこんなことはしたくなかった…。でも、苗木君が霧切さんに誘われたのを見て私は自分を抑えられなかった。」
舞園「誰かのものになるくらいなら独占してしまえばいいって…。」
23: 2011/08/07(日) 20:53:04.80 ID:dtyksrIz0
苗木「舞園さん…。そんなのおかしいよ。僕は霧切さんと何でもないのに…。」
舞園「苗木君は霧切さんのことを何とも思ってないの?」
苗木「い、いや…。一応クラスメイトだし流石に何とも思ってないってことはないけど…。」
舞園「けど…?」
苗木「少なくとも恋愛感情は…まだないかな。」
舞園さんの顔が僕の顔の目の前まで近づいてくる。
今の舞園さんの目は、彼女がステージで見せるような目の輝きが感じられずドス黒い何かを秘めているように感じる。
24: 2011/08/07(日) 20:57:14.05 ID:dtyksrIz0
舞園「ねえ、苗木君は私のこと嫌い?」
苗木(舞園さんは最近気になる存在だし…少なくとも嫌いじゃないけど…。)
舞園「苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君苗木君ナエギクンナエギクンナエギクン…。」
苗木「ま、舞園さん?」
舞園「ナエギクンハ……ダレニモワタサナイ!」
舞園さんの唇が僕の唇を塞ぐ。
柔らかくて気持ちいい感触だけどいきなりのことで僕は驚いたのか少し抵抗してしまった。
気づくと舞園さんの唇は僕から離れていたけど、彼女の目には薄っすらと涙が零れ落ちている。
27: 2011/08/07(日) 21:02:30.84 ID:dtyksrIz0
舞園「苗木君…。やっぱり私のこと嫌いなんですね?」
苗木「それは違うよ!」
舞園「え?」
苗木「突然のことで驚いちゃって反射的に暴れちゃっただけなんだ…。舞園さんのことを傷つけたんならごめん。」
舞園「それじゃあ苗木君に嫌われているわけじゃないんですね?」
苗木「この縄を解いてくれたらもっと舞園さんのことを好きになるかも。」
舞園「分かりました。解きます!」
苗木(あっさり解決しちゃったよ。)
舞園「縄は解きますが、部屋からは出しませんよ?」ニコ
苗木「って、上半身しか解いてないじゃない!」
舞園「苗木君が縛られていなくても私の部屋から出なくなるようになるまでは歩かせませんよ?だからまだ下半身の縄は解きません。」
28: 2011/08/07(日) 21:08:56.28 ID:dtyksrIz0
舞園「あ、そうそう。苗木君のポケットからこんなものを見つけたんですが?」
舞園さんはポケットからコンOームを取り出した。
今朝葉隠君が僕にくれたやつだ。
舞園「本当はこれ、誰に使うつもりだったんでしょうね?」
苗木「いや、それ使うつもりなんてなかったよ。葉隠君が無理矢理渡すから…。」
舞園「だったら、すぐに捨てれば良かったじゃないですか。大事そうにポケットにしまいこんで…。本当は少し期待してたんじゃないですか!?」
苗木「あ…。す、捨てるタイミングがなかっただけだよ。」
舞園「まあいいです。どうせ、霧切さんに使うことなんてなくなるんですから。」
29: 2011/08/07(日) 21:12:15.03 ID:dtyksrIz0
舞園「ねえ、苗木君。これ使って楽しいことしましょうか?」
舞園さんは僕の着ているものを脱がしていく。
苗木「や、やめて舞園さん。」
舞園「抵抗しちゃ嫌ですよ?縄を解いたら好きになるっていってくれましたよね?」
舞園「好きな人を受け入れることは当然のことですよね?」
苗木「い、言ったけど……。こんな無理矢理だなんて嫌だよ……。」
舞園「ふふ…。苗木君可愛い。」
30: 2011/08/07(日) 21:17:13.67 ID:dtyksrIz0
舞園「苗木君の手は今空いてますよね?私が苗木君を脱がしたんだから、苗木君も私を脱がしてください。それでおあいこです。」
舞園さんが僕の腕を手に取り、自分の肩へと誘導する。
舞園「ほら、早く脱がして…。」
苗木「わ、わかったよ。」
僕は舞園さんの服を脱がしていく。
とにかく夢中だった。この状況を抜け出すには一先ず舞園さんに付き合うしかない。
監禁されているのに不思議と舞園さんのことは嫌いになれなかった。でも、ずっと監禁されているというのも嫌だ。
こんな監禁なんてするのは今夜限りと舞園さんに納得して貰わないと僕の今後の生活が危ない。
31: 2011/08/07(日) 21:22:37.18 ID:dtyksrIz0
舞園「苗木君…。好き。」
舞園さんは再び僕と口付けをする。舞園さんの舌が僕の唇をこじあけて、口の中に入っていく。
そして、舞園さんの舌が僕の舌に絡み付いてくる。
苗木「ん…。」
舞園「ふふ。苗木君の唾液おいしい。」
50: 2011/08/07(日) 22:08:43.48 ID:dtyksrIz0
―翌日―
苗木(何とか舞園さんから解放してもらったのはいいけど……。それにしてもこれはちょっと……。)
霧切「あら?苗木君?」
霧切さんと廊下ですれ違った。
霧切さんの目にはクマが出来ていた。
霧切「昨日はどうして来てくれなかったの?……ってその顔中にいっぱいついたキスマークはなんなのかしら?」
苗木「これは…。」
舞園「私が付けたんです。」
霧切「え?」
舞園「苗木君は私の彼氏なんですから。その証拠にいっぱい付けちゃいました。」ニコ
52: 2011/08/07(日) 22:12:57.69 ID:dtyksrIz0
霧切「え、そ、そう…。もしかして昨日私の部屋に来なかったのって…。」
舞園「そういうことですから。そのクマの様子だと一晩中苗木君を待っていたようですけど無駄でしたね。」
モノクマ「呼んだ?」
舞園「呼んでません。」
モノクマ「ショボーン。」
舞園「さあ、行きましょう苗木君。」
苗木「う、うん。」
霧切(何か妙なことになったわね…。私の部屋にあの黒い悪魔が現れたから、苗木君に退治をお願いしたかったのに。)
霧切(苗木君が来てくれなかったから昨日は悪魔の恐怖に怯えて眠れなかった。)
不二咲「あ、あそこにゴキブリがいるよ。」
霧切「ヒィ!!こ、頃して!」
不二咲「え?頃したら可哀想だよ…。」
終わり
53: 2011/08/07(日) 22:13:47.09 ID:6F48elko0
おつかれー
54: 2011/08/07(日) 22:14:17.86 ID:aXVq2PtIO
>>1乙の先制攻撃だべ



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