5: 2015/04/29(水) 17:21:46.20 ID:Xq3jm0a4.net
凛「あ、希ちゃんだ!希ちゃんも練習行くのかにゃ?」

凛「おーい!」タッタッタッ

希「あ、凛ちゃん」フリムキッ

希「って危ない!そこ段差が!」

凛「え?うわっとっとっと」

ゴッチーン!


海未「で、入れ替わってしまった、と」

凛「そういう……ことやね」

希「にゃあ」

7: 2015/04/29(水) 17:43:58.90 ID:Xq3jm0a4.net
真姫「いや、信じられるわけないじゃない!2人で私たちをからかってるんでしょ?」

希「真姫ちゃんひどいにゃあ」

凛「まあ、こんなスピリチュアルなこと信じられんよね」

穂乃果「穂乃果は信じるよ!二人の言うことだもん、嘘のはずないよ!」

希「穂乃果ちゃんありがとにゃー!」ダキッ

にこ「わたしは信じないわ。そんな非科学的なこと起きるわけないもの」

凛「にこっちならそう言うやろなあ」

にこ「……」

ことり「このリアクションは……」

絵里「どう見ても……」

花陽「入れ替わってるね」

真姫「確かに、凛がこんなに演技うまいとも思えないし」

にこ「まあ嘘ならそのうちボロを出すでしょ。とりあえず信じてあげるわ」

希「真姫ちゃん失礼だにゃ!」

凛「みんなありがとうね」

10: 2015/04/29(水) 18:00:49.30 ID:Xq3jm0a4.net
穂乃果「ところで、お互いのカラダに入った気分ってどんな感じなの?やっぱり違和感がある?」

希「んーとねえ、頭が髪の毛でおもくって、目線もちょっと高いかにゃー」

希「あと、胸も重い!」

にこ「結構ストレートに言うのね」

希「今まで無かったところにものがあるのはすっごく変な感じにゃ」

凛「つまり、今なら……」キラーン

凛「わしわしMaxや!」

希「うわっちょっ希ちゃん!」

凛「わしわしわしわし~」

希「やめっ……あっ」

希「これっ……いつもより……んっ……////」

希「にゃ~……/////」フシュー


凛「あちゃー、やりすぎちゃったか」

にこ「そりゃ慣れてないカラダでやられたらね……」

絵里「よく自分のカラダにそんなことできるわね」

凛「いつもより手応えあって楽しかったで?」

真姫「何やってんだか」

13: 2015/04/29(水) 18:13:06.71 ID:Xq3jm0a4.net
海未「とりあえず、元に戻る方法を探さなければなりませんね」

凛「それは心配せんでええよ。2日以内にカラダが戻るって、カードがそう告げとるんや!」

絵里「さすが希ね」

希「よかったにゃー」

真姫「そんな具体的なことまで分かるってカード占いの域越えてるでしょ……」

海未「では、希もそう言ってることですし、練習を始めましょうか」

希「やったー!今日も練習、いっくにゃー!」

穂乃果「おー!!」

15: 2015/04/29(水) 18:34:10.04 ID:Xq3jm0a4.net
絵里「屋上に来たわけだけれど」

絵里「二人は練習しても大丈夫かしら?カラダが違うと動きづらいと思うけど。二人だけ体力トレーニングでもいいのよ」

凛「ウチは大丈夫よ。大会まで時間は無駄にできんしね」

希「凛もオッケーにゃ!」

絵里「そう、よかったわ。まあ今日は動きを覚えることが目的だから、あまり無理はしないようにね」


海未「ワン、ツー。ワン、ツー。」

海未「凛、動きがぶれていますよ。軸をしっかり!」

海未「希はテンポが早いです。もっとゆっくり」


絵里「じゃ、今日の練習はこれくらいにしましょうか」

絵里「二人とも、やっぱり調子がわるかったかしら?」

花陽「いつもと海未ちゃんの注意が逆になってたね」

凛「凛ちゃん運動神経いいんやろなあ。思ったよりついつい先走っちゃうんや。」

希「凛は……なんかいつもよりバランスとりづらくって……ごめんにゃ」

絵里「二人とも動きは完璧だったし、大丈夫よ。明日もまた頑張りましょう?」

絵里(シュンとした希かわいい///)

16: 2015/04/29(水) 18:58:57.08 ID:Xq3jm0a4.net
凛「凛ちゃん、今日はウチに泊まっていかん?」

希「希ちゃん突然どうしたの?んーと、今日は何にもないよね」

凛「今カラダが入れ替わってるやん?凛ちゃん、今日は誰の家に帰る?」

希「もちろん凛は凛の家に……にゃにゃ!」

希「希ちゃんの姿じゃ帰れないにゃ!」

凛「やろ?μ'sのみんなはうちら二人のことを知ってたから、素振りで信じてくれたけど、凛ちゃんのお母さんはなかなか信じられんと思うんよ。」

希「じゃあ、希ちゃんが凛の家に帰るの?」

凛「うーん、それも考えたんやけど、ウチ、凛ちゃんが家でどう振る舞ってるか、とか、家の構造がどうなってるか、とか知らんやろ?」

凛「凛ちゃんのフリできんと思う」

希「そっかー、それもそうだね」

希「わかった、凛は今日は希ちゃん家に泊まるにゃ!」

凛「うん!そうと決まったら、凛ちゃんのお母さんに連絡せんとね」

希「はーい!じゃあ、メール送っておくね!」

17: 2015/04/29(水) 19:18:41.20 ID:Xq3jm0a4.net
希「わーい!希ちゃんの家だー!」

凛(モゾモゾ)

希「ヒャアッ」ゾクッ

凛「ごめんごめん笑。そっちのスカートに鍵が入ってたんよ」

希「希ちゃんスキンシップ激しすぎにゃー///」


希「わーい!ベッドふかふかー!」

希「ソファーも気持ちいいにゃー」

希「おお!こんなところに扉が!」

凛(自分の家ではしゃぐ自分ってのも違和感があるけど……ちょっとかわいいね)

凛「じゃ、夕飯にしよっか。ちょっと作ってくるから待っててね」

希「はーい!」


希「いただきまーす!」

希「うーんおいしい!希ちゃんはいいお嫁さんになれるにゃ!」

凛「もう、凛ちゃんやめてよ……///」

希「それにしても、これを凛が作ったと思うと不思議だにゃー」

凛「凛ちゃんも、知識さえあれば料理作れるってことやん?今度二人で練習しよっか」

希「うん!」

20: 2015/04/29(水) 19:34:18.88 ID:Xq3jm0a4.net
凛「凛ちゃん一緒にお風呂はいるよー」

希「え、一緒に?」

凛「自分のカラダは自分で洗った方がいいやん?」

希「それもそう……なのかにゃ?」



希「ヌギヌギ……ヒャッうーん」

凛「胸が引っ掛かっとるよ」

希「ありがと希ちゃん」

希「よく見ると希ちゃんの肌って白いんだねー。張りもあってぷにゅぷにゅしてる。うらやましいにゃー」

凛「ちょっと……あんま見んといてな///」

凛(凛ちゃんのカラダは引き締まってるなあ。やっぱり運動してると違うんやね。あっ、こんなところにホクロが)ジロジロ

希「ん、希ちゃんも凛のカラダ見てるにゃ」パッ

凛「ヒャッ!み、見てないよ?」

希「えへへー そうだったかにゃああ?」

凛「そ、そうやん!だから早く入るで!///」セナカオシー

22: 2015/04/29(水) 19:54:54.50 ID:Xq3jm0a4.net
凛「はい、ゴシゴシー」

希「希ちゃんの洗い方気持ちいいにゃー」

凛「どこがかゆいか自分で知っとるからねー」

希「そっかー、自分のカラダだもんね!」

凛「よーし、じゃあここも……」

希「にゃにゃ!そこは自分で洗うにゃ!」

凛「ちゃんと洗わないといけんからね!」

希「うひゃ!ひゃひゃひゃひゃ」

希「や、にゃ、もう……やめるにゃー!////」

凛「はい、終わりー」オユザブーン

希「フウ、フウ……もう……もう怒ったにゃ !」

希「今度は凛の番だよ!」

希「それーーー!」ゴシゴシゴシゴシー

凛「きゃっイヤッちょっ……」

希「凛も自分のカラダ知ってるもんね!」

凛「くっ……待って…くすぐっ…ちょっ/////」

希「どうにゃ!思い知ったにゃ!」

凛「くあああ……」

凛(ああ……凛ちゃんは手加減を知らんから…)

凛(凛ちゃんにカラダ中触られた……////)ドキドキ

23: 2015/04/29(水) 20:17:31.76 ID:Xq3jm0a4.net
希「希ちゃん寝るにゃー」ゴロゴロゴロ

凛「凛ちゃん、宿題終わったん?」

希「ギクッ」

希「きょ、今日は宿題は無いんだにゃ」オロオロ

凛「そうなん?花陽ちゃんが、今日は宿題多いから早く帰るーって言うてたの、ウチ聞いたんやけどなー」

希「にゃっ……」

希「そ、そうにゃ!今は希ちゃんが凛なんだから、希ちゃんが凛の宿題するべきだよ!」

希「凛、宿題しなさい!」

凛「ええよ」

希「えっ、ホント!?やったー!」

凛「もちろん、凛ちゃんはウチの宿題やってくれるんやんな?」

希「……にゃにゃっ?」

凛「だって、今は凛ちゃんがウチやもんね。あー、1年生の宿題は楽だな!よかった!」

希「あー!やっぱり頭の中は凛なんだから凛が凛の宿題するべきにゃ!」ガタガタッ

希「さあ、凛はもう取りかかったよ!希ちゃんは早く3年生の宿題に取りかかるにゃ!」

凛「よかった。ホントはウチは宿題は学校で終わらせたんやけどね」

希「えっ」ピタッ

希「うわああああだまされたにゃああ」

凛「はいはい笑。分からんとこ、ウチが教えてあげるから、早く終わらせて寝よ?」

希「うん!」

24: 2015/04/29(水) 20:34:04.37 ID:Xq3jm0a4.net
希「くううううー!終わったにゃー」

希「希ちゃんのおかげで早く終わったにゃ、ありがとう!」

凛「ふふっ。お疲れ様。じゃあ、夜も遅いし早く寝よっか。」

凛「あ、でも、ベッドがひとつしか無いんやった。どうしよ」

希「じゃあ同じベッドに二人だね!」

凛「えっいいの?」

希「さ!希ちゃん寝よ!」

凛(クスクス……まあここが凛ちゃんのいいところかもね)

25: 2015/04/29(水) 21:04:20.20 ID:Xq3jm0a4.net
希「ねえ、希ちゃん、寝た?」

凛「ん~?何?」

希「えへへ、何でもない」

凛「どうしたん。何かあったん?笑」

希「希ちゃん優しいなーって」

凛「えっ///」

希「希ちゃん大好きにゃーーー!」ダキツキッ

凛「えっえっきゃっ」ボッ

凛(む、胸が背中に当たって)

凛(いや、これはウチの胸やからセーフや!)

凛(セーフって何?慌てとるのは事実やん!)

凛(大きいなーってだから自分のなんやって!)

希「にゃにゃにゃにゃーーー」

凛(あわわわわわそんなに抱きつかれたら……アカン……何も考えられん……)キューッ

希「あわわ、希ちゃん、大丈夫?」バッ

凛「あはは、大丈夫大丈夫」

凛「……り、凛ちゃん?」

希「何かにゃ?」

凛「ウチも好きなんよ、……凛ちゃんのこと」

希「そっかー、えへへへへー」

希「また明日もたくさん話そうね!希ちゃん、おやすみなさい」ネガエリッ

希スヤースヤー

凛(フー、意識飛ぶかとおもた)

凛(それにしてもすごい勢いで寝たな)

凛ジーッ

凛(鏡で見慣れた自分の顔やけど、凛ちゃんが入るとこんなにかわいいんやね)

凛(いや、これはナルシストとかやなくてな)

凛(何自分に言い訳してるんやろ)

凛「ふふっ。おやすみなさい、凛ちゃん」ナデナデ

28: 2015/04/29(水) 21:26:43.63 ID:Xq3jm0a4.net
凛「うーん、朝か」

凛「カラダは……そのままやね」

凛「2日以内やからいつ戻ってもおかしくないんやけど、まだ早かったかな」

凛「……凛ちゃん起きるまでに朝ごはん作っとこ」


凛(それにしても昨日は……)トントントントン


────希「希ちゃん大好きにゃーーー!」────


凛ボッ

凛(いやな、凛ちゃんの言う「好き」には特別な意味は無いのは分かっとるんやけどな、)


────希「希ちゃん大好きにゃーーー!」────


凛(凛ちゃんの声で聞きたかった……な……)

凛(そや、自分で言えばええやん)

凛「希ちゃん大好きにゃーーー」ボソッ

凛(~~~~~~~/////////)

希「希ちゃん?」ポン

凛「うわあああああ~~~~!!」ビクッ

凛「い、今のはな?変な意味やなくてね、あのね、その、なんとなーく?思い出したっていうか……」

希「うわあー!お味噌汁だ!」

希「凛、お味噌汁大好きー!」

凛(よかった……危なかった……聞かれてたら悶え氏ぬところやった……)

凛「…じゃ、朝ごはん食べて、学校行こっか!」

希「うん!早く食べよ早く食べよ!」

29: 2015/04/29(水) 21:48:22.41 ID:Xq3jm0a4.net
希「希ちゃーん、早く行くにゃー」

凛「待って凛ちゃん、後ろ向いて」

希「? こうかにゃ?」

凛「髪を、くくら、ない、とっ……」

凛「これでよしっ」

希「そっか。おー!いつもの希ちゃんの髪型だにゃ!」

凛「じゃ、行こっか」

希「ちょっと待って!凛と希ちゃんのリボンが逆になってないかにゃ?」

凛「ありゃ、ホントだ」

希「お互いにいつもの色のリボンをつけちゃったんだにゃ笑」

凛「そうみたいやね笑。じゃ、取り替えて、と」

希「よーし!いってきまーす!」

凛「ふふふ、いってきます」

30: 2015/04/29(水) 22:09:13.40 ID:Xq3jm0a4.net
凛「そうそう、凛ちゃんに言っとこうと思ったことがあってな」テクテク

希「?」テクテク

凛「今からお互いの教室に行って授業受けるわけやん?」

凛「先生や他のクラスメイトにバレないように、演技してほしいんよ」

希「そっかー!そうだね!」

凛「ウチも凛ちゃんの真似するから、よろしくね」

希「分かったにゃ!」

凛「あと、授業中寝ないこと。ウチ、副会長やからみんなのお手本にならんと」

凛「3年生の授業は分かんないと思うけど、ノートも取っといてくれたら嬉しいな」

希「う、う~~~~ん。がんばってみる……」

凛「ありがとう凛ちゃん」

32: 2015/04/29(水) 22:18:50.70 ID:Xq3jm0a4.net
希「あ、絵里ちゃんだ!おーい、絵里ちゃーん」タッタッタッ

絵里「あら、希?」

絵里「その様子だとまだ凛みたいね」

凛「うん、まだ戻らないみたいで」

絵里「授業はどうするの?先生やクラスメイトにこの現象を説明するのは難しいと思うけれど」

凛「お互いの授業を受けることにしたんよ」

絵里「じゃあ、お互いのフリで生活するってわけね」

凛「うん、それを今凛ちゃんに言ったとこ」

希「えーっと……」

希「ウチ、こういうの得意なんよ?真姫ちゃんにうまくなさそうって言われたから頑張るんやにゃ……あっ」

絵里「凛ったら」クスクス

凛「『希』ちゃん、大丈夫かにゃー?」

希「大丈夫だもん!『凛』ちゃんこそ気を付けてよね!」

凛「うんうん、一緒にがんばろうね」

凛「あ、学校に着いた。じゃ、絵里ちゃん、『希』ちゃんをよろしく頼むにゃ」

絵里「分かったわ。じゃあまた放課後にね」

34: 2015/04/29(水) 22:35:49.17 ID:Xq3jm0a4.net
凛「かよちん、真姫ちゃん、おはよー!」

花陽「おはよう、凛ちゃん……あれ?」

真姫「もしかして凛、戻ったの?」

凛「えへへー、今、凛のカラダは希ちゃんが動かしてるんだにゃー」

花陽「え?凛ちゃんのカラダを?希ちゃんが???」

真姫「……戻ってないってはっきり言いなさいよ、希」

凛「ふふ、さっすが真姫ちゃんやね」

花陽「ああ、そういうことかあ」

凛「そうそう、凛の席はどこかにゃ?」

花陽「凛ちゃんの席はここだよ」

凛「真姫ちゃんの隣かあ。真姫ちゃん、よろしくにゃ!」

真姫「はいはい、授業始まるわよ」

36: 2015/04/29(水) 22:57:58.53 ID:Xq3jm0a4.net
3年の教室

希(眠いにゃ……でもノート……ノート取らないと……)

希(何だにゃ…あのニョロニョロ……あんなの凛の知ってる数学じゃないにゃ…)

希(分からないものを眺めてると……眠…気が……)


先生「……條。東條ー。東條、聞いてるのか?」

絵里「凛、呼ばれてるわよ」コソコソ

希「にゃ!はい!」ビクッ

先生「問2はまずどう解くかよろしく」

希「はい、あ、はい、問2ですね、えーっと」

絵里「部分積分よ」コソッ

希「ぶんぶんせきぶんです」

先生「はい正解。ここを部分積分することで~」

希・絵里「ふううううう」

希(絵里ちゃんありがとーー。絵里ちゃんのおかげでなんとか希ちゃんの立場を守れたにゃあ……)

希(よし、今ので目も覚めたし、残りの授業もがんばるにゃ!)

39: 2015/04/29(水) 23:20:40.68 ID:Xq3jm0a4.net
1年の教室

凛(1時間目は世界史かー。懐かしなあ)

凛(凛ちゃんのノートは、と)

凛(ありゃ、何も書いてない)

凛(こりゃ成績も伸び悩むわけやん)

凛(真姫ちゃん相当手伝ってるんやろな)チラッ

真姫(?)

凛(とりあえず解説色々つけといてあげよっかな)

凛カリカリカリカリ

ザワ……ザワ……
リンチャンガオキテルヨ
シカモノートトッテル
スゴーイ
ドウシタノカシラ

凛(ノート取るだけで驚くってどうなんや)

凛(というか凛ちゃんのフリをしてると言えるんやろかこれ)

凛(だからと言って人のカラダで寝るわけにはいかんしな……)

40: 2015/04/29(水) 23:41:55.37 ID:Xq3jm0a4.net
放課後部室

希「お待たせにゃー!」

凛「凛ちゃん、お疲れ様。ちゃんとやってくれたかな?」

希「うん、ちゃんと起きてたにゃー!あ、ノートも取ったよ!」

絵里「途中何度か危なっかしかったけどね」

希「それは言わない約束にゃ!」

希「そうそう、希ちゃんは大丈夫だった?」

凛「うん、ちゃんとノート取っといたよ」

真姫「凛が真面目に授業受けてるもんだから、ちょっと騒ぎになってたけどね」

希「えへへ、1日くらいそんな日があってもいいにゃ!」

凛「1日、やなくてこれからも凛ちゃんが続けていくんよ?」

希「にゃー……それは……」

絵里「でも、今日1日は一生懸命授業受けてたじゃない。あれを元に戻ってからも続ければいいのよ」

希「うーん、そっかあ。」

希「凛、ちょっとがんばってみる!」

凛「その意気や!」

41: 2015/04/29(水) 23:57:23.42 ID:Xq3jm0a4.net
希「とりあえず、今日がんばったのをほめてほしいにゃー」ダキッ

凛「はいはい」ナデナデ

希「えへへへへ」

凛(自分より大きい人をなでるのってなんか変な気分やけど)

凛(やっぱり凛ちゃんは外見関係無くかわいいなあ)

(こうやってなでてくれるし……ん?)

(凛ちゃんがなでてる?今ウチがなでてたのに)

がばっ

希「凛ちゃん!」

凛「何?希ちゃん」

希「カラダ!カラダ!カラダ戻ってるやん!」

凛「えっ」キョロキョロ

凛「あっ!本当だ!やったにゃー!」

穂乃果「そうなの?おめでとう!」

海未「無事戻ってよかったですね」

にこ「…意外とあっさり戻るのね」

希「やー、よかったよかった」

希「練習もこれでバッチリできるね」

42: 2015/04/30(木) 00:01:01.79 ID:zLLnEzlZ.net
凛「あああ!そうだ!」

希「どうしたん?大きい声だして」

凛「希ちゃん、2日以内に戻るって言ってたでしょ?」

凛「今日も希ちゃん家に泊まれると思ったの。残念だにゃ……」

希「凛ちゃん、……うちには別にいつでも来ていいんやで?」

凛「えっ!ホント!?やったーーー!」

凛「希ちゃん、大好きにゃーーー!」

希「~~~~~~///」




まだまだ道は長そうですが、この一件でウチと凛ちゃんとの距離が縮まったことは確かなようです。

おしまい

43: 2015/04/30(木) 00:03:29.97 ID:zLLnEzlZ.net
おまけ

希「今ならついでにわしわしMaxもついてくるで?なんたって、凛ちゃんの苦手なところ全部教えてもらったんやからね」

凛「にゃー!裏目に出たにゃあー!」ヒィィィ

絵里「もう、昨日何してたのよ」

おわり

46: 2015/04/30(木) 00:31:59.34 ID:clInv70V.net
素晴らしい
乙です

引用元: 希「にゃあ」