1: 2017/06/23(金) 10:44:25.60 ID:dDOpyTLr.net
曜(くっくっくっ、二人共あ然としてるね、善子!)

善子(あんなあ然としてるズラ丸はなかなか見たことないわ!)

善子(いつも私をイジる罰よwたまには私だってズラ丸をやり込める事だってできるんだから!)

曜(曇りっちは可哀想だけど、可愛い…でも嘘だって分かって安心して泣き出す千歌ちゃんはもっと可愛いんだろうなー)


千歌「そう…なんだ」

花丸「へぇ…」

花丸「ちょうど良かったずら、二人にも報告があるんだ…」

ようよし「えっ?」

千歌「実は、花丸ちゃんと私はお付き合いしてるのだー///」

花丸「そういう事だから、よろしくずら!」

ようよし「!!!????」

2: 2017/06/23(金) 10:46:35.39 ID:dDOpyTLr.net
花丸(ふっふっふっ、善子ちゃんがマルを騙そうなんて100年早いズラ)

千歌(曇りっち曜ちゃんも可愛いのだ///)

3: 2017/06/23(金) 10:48:10.10 ID:dDOpyTLr.net
曜「え…そんな……嘘だよね、千歌ちゃん?」プルプル

善子「なんで!?あり得ないわ…だって花丸は私と…!」


千歌「嘘じゃないよ、曜ちゃん」

花丸「善子ちゃんは曜さんと付き合ってるずら~、なんであり得ないずら~?」

5: 2017/06/23(金) 10:52:26.55 ID:dDOpyTLr.net
善子「え…ほんとに付き合ってるの…?」

花丸「だからそう言ってるよね?ねー千歌ちゃーん♡好きずらっ♡」ギュッ

千歌「大好きだよ…花丸ちゃん♡」ギュッ

7: 2017/06/23(金) 10:56:04.89 ID:dDOpyTLr.net
千歌「善子ちゃん…花丸ちゃんを大切に思うのは分かるよ
幼馴染だもんね、善子ちゃんの…」

千歌「安心してよ、私は花丸ちゃんを悲しませる事は絶対にしないって約束できる」

花丸「曜さん…」

曜「えっ…?」

花丸「幼馴染の善子ちゃんを、よろしくお願いするずら!幸せになって欲しい…」ペッコリ

花丸「だから…マル達も…千歌ちゃんとマルも…幸せになる!」

9: 2017/06/23(金) 10:58:49.46 ID:dDOpyTLr.net
曜「そんな…そんなのって…」

善子「嘘でしょ…冗談でしょっ…?」


千歌「嘘じゃないよ、じゃあこれから私の部屋で作詞してくるから」

花丸「そんな事言って…♡作詞と称した家デートでしょ?」

スタスタスタ

バタン

11: 2017/06/23(金) 11:01:20.54 ID:dDOpyTLr.net
曜「……」

善子「……」

善子「……うっ…グスッ…」

善子「ズラ丸ぅ……何が悪かったのぉ…?」グシュグシュ

曜「…………千歌ちゃん」

善子「うっ…うっ…曜さぁん…エグッ…ウグッ…」ギュッ

曜「……」ナデナデ

12: 2017/06/23(金) 11:04:57.63 ID:dDOpyTLr.net
善子「花丸と千歌さんが付き合ってるなんて…そんなのって……うぅ…無いわよ……っ」

曜「覆水盆に帰らずだよ……」

善子「でも……!」グッ

曜「……」

曜「それじゃあさ……」

13: 2017/06/23(金) 11:08:13.99 ID:dDOpyTLr.net


花丸「かんっっっぜんに騙されてたズラ!善子ちゃん!」

千歌「ねー!善子ちゃん目に涙が滲んでたね!」

千歌「それに曇り顔の曜ちゃんを見れたし……♡心が痛むけど…ああいう曜ちゃんも可愛い♡」

花丸「それにしても、善子ちゃんと曜さんはまんまとマル達を騙してたようだけどね…」

千歌「まさか自分達が騙されるとは思ってなかっただろうね!」

14: 2017/06/23(金) 11:11:51.82 ID:dDOpyTLr.net
花丸「ずらっ…♡いつ二人にドッキリと伝える?千歌ちゃん」

千歌「そうだね…少し二人の様子をこっそり伺ってからにしようか」

千歌「こっそり鞠莉さんから盗聴器借りてきたんだ」

花丸「ちゃっかりしてるね」

15: 2017/06/23(金) 11:17:24.81 ID:dDOpyTLr.net
ザザッ……

花丸「来た来た…」

千歌「どうかな~?」



善子『ううう…ズラ丸ぅ…私の何が悪かったの?』グスグス

曜『……知らないよ』

善子『ちょっと…知らないって何よ!ふざけないで…!?』

曜『…千歌ちゃん…千歌ちゃん…千歌ちゃん!!!』プルプル

曜『千歌ちゃぁぁん!ぅわぁぁぁぁん!!!』ビエーン

善子『……うわぁぁぁ!ズラ丸ぅぅぅ!わぁぁぁん…!』ビエーン

19: 2017/06/23(金) 11:21:32.11 ID:dDOpyTLr.net
花丸「善子ちゃんに申し訳ないズラ…」

花丸「恋人をこんなに哀しませるなんて…マルは…マルは…」

千歌「花丸ちゃん、それは私も同じだよ…」

千歌「曜ちゃんがああまで悲しむ姿を見ても、苦しくなるだけだ」

20: 2017/06/23(金) 11:22:06.74 ID:dDOpyTLr.net

ビエーン…


千歌「曜ちゃん……!」ズキッ

花丸「千歌ちゃん、もう」

千歌「うん、ドッキリはもう終わりにしよう」

千歌「すぐ曜ちゃんの所行って、抱きしめて、いっぱいっぱい謝ろう」

21: 2017/06/23(金) 11:24:43.63 ID:dDOpyTLr.net
花丸「善子ちゃんごめんね…ごめんね…」

千歌「さぁ…早く行って…」



曜『ねぇ善子ちゃん…』

曜『それならさ、本当に私達で付き合わない?』

善子『えっ……!?で…でも…』



千歌「え…?」

花丸「ズラ!?」

22: 2017/06/23(金) 11:26:31.49 ID:dDOpyTLr.net
善子『でも……そんなこと……』

曜『うん……分かってる。苦しいよ。でも…』

曜『千歌ちゃんと花丸ちゃんが付き合ってるって事実は覆らない…』

善子『そうね……』

23: 2017/06/23(金) 11:34:34.40 ID:dDOpyTLr.net
善子『それに…花丸を、アイツが大好きな千歌さんから無理やり引き剥がすなんてことしたら…
私の大好きな花丸を哀しませるわね…』

曜『うん…好きな人を思うからこそ…だよね』

曜『だからさ…私達は同じような気持ちを共有してるから分かり合えると思うんだ』

善子『曜さん…』

善子『ありがとう…曜さん……いいわ……私ね、曜さんとなら付き合える』

曜『善子…』

善子『こんなに優しくしてくれるんだもの……ズラ丸が遠くに行っちゃうのは辛いけど…
その辛さも曜さんと一緒にいれば忘れられるかも…』ギュッ

24: 2017/06/23(金) 11:37:19.99 ID:dDOpyTLr.net
曜『うん……私も……善子ちゃんと一緒なら頑張れるや…』ギュッ

善子『それにしても千歌さんは大馬鹿者ね…』

善子『こんなに魅力的な曜さんがいたのに……その魅力に気づかないなんてね』

曜『善子……』

善子『ねぇ曜さん…キスしよ……温めてちょうだい…?』

曜『……うん。私、善子ちゃんが欲しくなってきた…ん……』

26: 2017/06/23(金) 11:41:16.62 ID:dDOpyTLr.net
千歌花丸「ちょっっっち待ったぁぁぁぁぁ!!!」バターンッ


千歌「温まらないで~~~!!! >< 」

花丸「忘れないでズラ!!!><」


千歌花丸「ん……?」


ようよし「……」シレッ


花丸「あれ?善子ちゃん泣いてたんじゃ…」

千歌「涙の痕跡すらないけど……なんだろこの違和感……」

28: 2017/06/23(金) 11:45:30.13 ID:dDOpyTLr.net
ようよし「「っ……クッ…アッハハハハハハ!!!」」

曜「う~そ~だ~よ~」アハハハハハ

善子「なに?マジで私と曜さんがそうなってると思った?」

曜「演技だよ、演技……泣いてるフリしてね…」

善子「どうせこの部屋に盗聴器でも仕掛けてあるんでしょ?」

千歌花丸「「ギクッ!」」

曜「へっへーん!千歌ちゃんの考えてる事はお見通しだよ!」

善子「ズラ丸ぅ!残念だったわね!騙そうとしたってそうはいかないんだから!」

29: 2017/06/23(金) 11:48:56.44 ID:dDOpyTLr.net
ギュッ…!

ようよし「!?」

曜「ちょっ…ちかちゃ…」

善子「んっ…ズラ丸…!?」


千歌「よーちゃんっ…よーちゃん…♡」ギューッ…

曜「……」

曜「~~~♡」テヘヘ


花丸「……バカ善子ちゃん…」ギューッ

善子「バカはどっちよ……」ナデナデ

30: 2017/06/23(金) 11:50:01.45 ID:dDOpyTLr.net
|c||^.- ^||終わりですわ

31: 2017/06/23(金) 11:51:39.89 ID:fQ4KIvk7.net
おっつ よかった

引用元: 曜「実は私達!」善子「付き合い始めたのよ///!」 千歌花丸「…」