371: 2019/08/31(土) 22:38:18.34 ID:08Y+rhH5o
武内P「こんな所に喫茶店が」
372: 2019/08/31(土) 22:41:17.73 ID:08Y+rhH5o
武内P「……少し、寄って行くか」
ガチャッ―カランカランカラーン♪
メイドセイバー「い、いらっしゃいませ」
武内P「――!」
武内P「あ、あの……」
セイバー「お一人様でしょうか?」
武内P「アイドルに……興味はありませんか?」
セイバー「……」
セイバー「はい?」
ガチャッ―カランカランカラーン♪
メイドセイバー「い、いらっしゃいませ」
武内P「――!」
武内P「あ、あの……」
セイバー「お一人様でしょうか?」
武内P「アイドルに……興味はありませんか?」
セイバー「……」
セイバー「はい?」
373: 2019/08/31(土) 22:45:18.05 ID:08Y+rhH5o
セイバー「貴方は、何を言っているのですか?」
武内P「す、すみません」
セイバー「此処は喫茶店、アイドルは取り扱っていません」
武内P「自分は、こういう者で……!」
ゴソゴソッ!
セイバー「!」
ヒュッ―
―ピタッ!
セイバー「……貴様、やはりアサシンか」
セイバー「この騎士王の不意をつけると思ったか」
武内P「……!?」
武内P(見えないが……何か、首筋に当てられている……!?)
武内P「す、すみません」
セイバー「此処は喫茶店、アイドルは取り扱っていません」
武内P「自分は、こういう者で……!」
ゴソゴソッ!
セイバー「!」
ヒュッ―
―ピタッ!
セイバー「……貴様、やはりアサシンか」
セイバー「この騎士王の不意をつけると思ったか」
武内P「……!?」
武内P(見えないが……何か、首筋に当てられている……!?)
374: 2019/08/31(土) 22:51:09.58 ID:08Y+rhH5o
ネコアルク「待つにゃセイバーさん!」
ネコ・カオス「剣をお納め下さい、騎士王」
セイバー「いえ、ですが店長……」
武内P「……!?」
ネコアルク「その人は顔が怖いだけにゃ!」
ネコアルク「アタシのレーダーを信じて欲しいにゃ!」
ネコ・カオス「店長の言う通りです、騎士王よ」
ネコ・カオス「彼は、礼儀正しく歌が上手い青年なのです」
ネコ・カオス「決して、我らの創造主の様な男ではありません」
セイバー「……わかりました」
セイバー「ですが、貴方を完全に信じた訳ではない」
セイバー「その事は、肝に銘じておくことです」
武内P「は、はい……」
ネコ・カオス「剣をお納め下さい、騎士王」
セイバー「いえ、ですが店長……」
武内P「……!?」
ネコアルク「その人は顔が怖いだけにゃ!」
ネコアルク「アタシのレーダーを信じて欲しいにゃ!」
ネコ・カオス「店長の言う通りです、騎士王よ」
ネコ・カオス「彼は、礼儀正しく歌が上手い青年なのです」
ネコ・カオス「決して、我らの創造主の様な男ではありません」
セイバー「……わかりました」
セイバー「ですが、貴方を完全に信じた訳ではない」
セイバー「その事は、肝に銘じておくことです」
武内P「は、はい……」
375: 2019/08/31(土) 22:56:15.63 ID:08Y+rhH5o
セイバー「席に案内します」
武内P「わ、わかりました……」
コツコツコツコツ…
セイバー「では、注文が決まり次第声をかけてください」
セイバー「……ただし、おかしな真似をすれば」
武内P「その様な事は、決して……!」コクコクコクコク!
セイバー「良い心がけです」
コツコツコツコツ…
武内P「……!」
武内P(この喫茶店は……一体!?)
武内P(店長と呼ばれていた、あの人の様な猫のような……不思議なナマモノも)
武内P(……)
武内P(席に通されてしまった以上、注文をするしかない……!)
武内P「わ、わかりました……」
コツコツコツコツ…
セイバー「では、注文が決まり次第声をかけてください」
セイバー「……ただし、おかしな真似をすれば」
武内P「その様な事は、決して……!」コクコクコクコク!
セイバー「良い心がけです」
コツコツコツコツ…
武内P「……!」
武内P(この喫茶店は……一体!?)
武内P(店長と呼ばれていた、あの人の様な猫のような……不思議なナマモノも)
武内P(……)
武内P(席に通されてしまった以上、注文をするしかない……!)
376: 2019/08/31(土) 23:04:22.74 ID:08Y+rhH5o
セイバー「……」ジーッ!
武内P「……!」
武内P(他に客が居ないからからか、はたまた……疑われているからか)
武内P(彼女から、突き刺すような視線が……!)
武内P(気を抜けば、ひれ伏してしまいそうな……カリスマすら感じる!)
武内P(だが……何と切り出せば……!)
ガチャッ、カランカラーンッ♪
セイバー「いらっしゃいま――」
セイバー「――ああ、リンでしたか」
武内P「!?」
武内P(この空間に……渋谷さんが!?)
遠坂凛「って、セイバー!?」
凛「何!? アンタ、またここでバイトしてるの!?」
武内P「……!」ホッ!
武内P(良かった……別人だったようだ)
武内P「……!」
武内P(他に客が居ないからからか、はたまた……疑われているからか)
武内P(彼女から、突き刺すような視線が……!)
武内P(気を抜けば、ひれ伏してしまいそうな……カリスマすら感じる!)
武内P(だが……何と切り出せば……!)
ガチャッ、カランカラーンッ♪
セイバー「いらっしゃいま――」
セイバー「――ああ、リンでしたか」
武内P「!?」
武内P(この空間に……渋谷さんが!?)
遠坂凛「って、セイバー!?」
凛「何!? アンタ、またここでバイトしてるの!?」
武内P「……!」ホッ!
武内P(良かった……別人だったようだ)
377: 2019/08/31(土) 23:11:21.97 ID:08Y+rhH5o
セイバー「夏バテで人手が足りない、と」
セイバー「助けを求められれば、応じない訳にはいきませんから」
凛「……なんか、この前もそんな事言ってたわよね」
セイバー「騎士たる者、当然です」
凛「とかなんとか言って、バイト代で衛宮くんに圧力鍋買ってたじゃない」
セイバー「なっ!? 何故それを!?」
凛「衛宮くん本人に聞いたのよ」
セイバー「シロウが……私を裏切るはずがない!」
凛「自慢されたの! この鍋、セイバーが買ってきてくれたんだー、って!」
セイバー「それは……悪い気はしませんね///」
凛「で? 今回は、何を買ってあげるつもりなの?」
セイバー「石窯スチームオーブンです!」
セイバー「その宝具があれば、シロウのゴハンがもっと美味しくなると聞きました!」ペカー!
武内P「……」
武内P(……どうやら、優しい方の様だ)
セイバー「助けを求められれば、応じない訳にはいきませんから」
凛「……なんか、この前もそんな事言ってたわよね」
セイバー「騎士たる者、当然です」
凛「とかなんとか言って、バイト代で衛宮くんに圧力鍋買ってたじゃない」
セイバー「なっ!? 何故それを!?」
凛「衛宮くん本人に聞いたのよ」
セイバー「シロウが……私を裏切るはずがない!」
凛「自慢されたの! この鍋、セイバーが買ってきてくれたんだー、って!」
セイバー「それは……悪い気はしませんね///」
凛「で? 今回は、何を買ってあげるつもりなの?」
セイバー「石窯スチームオーブンです!」
セイバー「その宝具があれば、シロウのゴハンがもっと美味しくなると聞きました!」ペカー!
武内P「……」
武内P(……どうやら、優しい方の様だ)
378: 2019/08/31(土) 23:18:07.63 ID:08Y+rhH5o
武内P「……」
武内P(シロウ、という方は……彼女の大切な方なのだろう)
武内P(それに、彼女から漂う気品)
武内P(……スカウトは、難しいかも知れない)
武内P(一先ず注文をして……様子を見てみよう)
武内P「――すみません」
凛「ほら、お客さんが呼んでるわよ」
セイバー「はい、只今」
セイバー「――注文は?」
武内P「コーヒーをお願いします」
セイバー「ホットですか? アイスですか?」
武内P「では……アイスで」
セイバー「お食事は?」
武内P「いえ、大丈夫です」
セイバー「正体を表したな、アサシン!!」
武内P「何故!?」
武内P(シロウ、という方は……彼女の大切な方なのだろう)
武内P(それに、彼女から漂う気品)
武内P(……スカウトは、難しいかも知れない)
武内P(一先ず注文をして……様子を見てみよう)
武内P「――すみません」
凛「ほら、お客さんが呼んでるわよ」
セイバー「はい、只今」
セイバー「――注文は?」
武内P「コーヒーをお願いします」
セイバー「ホットですか? アイスですか?」
武内P「では……アイスで」
セイバー「お食事は?」
武内P「いえ、大丈夫です」
セイバー「正体を表したな、アサシン!!」
武内P「何故!?」
379: 2019/08/31(土) 23:27:58.84 ID:08Y+rhH5o
セイバー「お腹が空いては、戦は出来ません!」
セイバー「空腹時の襲撃を想定していないのは、アサシンである証!」
武内P「いっ、いえ!」
武内P「私は、あっ、アサシン? ではなく!」
武内P「――プロデューサーです!」
セイバー「プロデューサーだと!?」
セイバー「リン! そんなエクストラ・クラスが存在していたのですか!?」
セイバー「何故、もっと早く教えてくれなかったのですか!」
凛「そんなクラス無いわよ!」
凛「この人、明らかに普通の人じゃない!」
セイバー「ならば、この体格にも関わらず食事を注文しない理由は!?」
セイバー「サラリーマンを装っているようですが、私の目は誤魔化せません!」
武内P「ハンバーグ! ハンバーグをお願いします!」
セイバー「空腹時の襲撃を想定していないのは、アサシンである証!」
武内P「いっ、いえ!」
武内P「私は、あっ、アサシン? ではなく!」
武内P「――プロデューサーです!」
セイバー「プロデューサーだと!?」
セイバー「リン! そんなエクストラ・クラスが存在していたのですか!?」
セイバー「何故、もっと早く教えてくれなかったのですか!」
凛「そんなクラス無いわよ!」
凛「この人、明らかに普通の人じゃない!」
セイバー「ならば、この体格にも関わらず食事を注文しない理由は!?」
セイバー「サラリーマンを装っているようですが、私の目は誤魔化せません!」
武内P「ハンバーグ! ハンバーグをお願いします!」
380: 2019/08/31(土) 23:33:42.19 ID:08Y+rhH5o
セイバー「ハンバーグ? まさか、それだけですか?」
武内P「では……な、ナポリタンを!」
セイバー「貴様、やはり……」
武内P「カレーもお願いします!」
セイバー「……良いでしょう」
武内P「……!」ホッ!
セイバー「デザートは?」
武内P「クレープを」
武内P「味は……そうですね、チョコとイチゴ」
武内P「ケーキは、チーズケーキとミルクレープをお願いします」
セイバー「……今までの非礼を許して下さい」
セイバー「アサシンは、闇に潜み相手の生命を刈り取る者」
セイバー「貴方の様に、ウキウキ顔で甘いものを注文する者ではありません」
武内P「は……はあ……」
武内P「では……な、ナポリタンを!」
セイバー「貴様、やはり……」
武内P「カレーもお願いします!」
セイバー「……良いでしょう」
武内P「……!」ホッ!
セイバー「デザートは?」
武内P「クレープを」
武内P「味は……そうですね、チョコとイチゴ」
武内P「ケーキは、チーズケーキとミルクレープをお願いします」
セイバー「……今までの非礼を許して下さい」
セイバー「アサシンは、闇に潜み相手の生命を刈り取る者」
セイバー「貴方の様に、ウキウキ顔で甘いものを注文する者ではありません」
武内P「は……はあ……」
381: 2019/08/31(土) 23:38:43.93 ID:08Y+rhH5o
武内P「……」
凛「――なんだかすみません」
凛「あの子、ちょ~っと世間からズレてる所があって」
武内P「あ、いえ……」
武内P「……貴女は、彼女のお知り合いですか?」
凛「あはは……まあ、そんな所です」
凛「貴方は……プロデューサー、って言ってましたけど」
武内P「はい。自分は、346プロダクションに所属している……」
武内P「……こういう者です」
スッ…
凛「あ、名刺は受け取りませんよ」
凛「受け取ったら、こっちも名乗らなきゃいけなくなりますから」クスッ!
武内P「……良い、笑顔です」
凛「――なんだかすみません」
凛「あの子、ちょ~っと世間からズレてる所があって」
武内P「あ、いえ……」
武内P「……貴女は、彼女のお知り合いですか?」
凛「あはは……まあ、そんな所です」
凛「貴方は……プロデューサー、って言ってましたけど」
武内P「はい。自分は、346プロダクションに所属している……」
武内P「……こういう者です」
スッ…
凛「あ、名刺は受け取りませんよ」
凛「受け取ったら、こっちも名乗らなきゃいけなくなりますから」クスッ!
武内P「……良い、笑顔です」
382: 2019/08/31(土) 23:45:09.12 ID:08Y+rhH5o
武内P「……アイドルに、興味はありませんか?」
凛「ありません」
武内P「……」
凛「申し訳ないけど、色々とやることが山積みで」
武内P「……そう、ですか」
ガチャッ、カランカラーンッ♪
セイバー「! 何度来ても同じ事です!」
セイバー「ここは喫茶店、ジャンプは置いていな――」
バーサーカー「■■■■■■■■■■■――!!」
ガンッ! ガンッ! ガンッ! ガンッ!
セイバー「――サンデー!? もっと置いていません!」
セイバー「暴れないで下さい、お客様! お客様っ!」
凛「ああいうのの対処とか……!」ワタワタ!
武内P「は、はあ……」
凛「ありません」
武内P「……」
凛「申し訳ないけど、色々とやることが山積みで」
武内P「……そう、ですか」
ガチャッ、カランカラーンッ♪
セイバー「! 何度来ても同じ事です!」
セイバー「ここは喫茶店、ジャンプは置いていな――」
バーサーカー「■■■■■■■■■■■――!!」
ガンッ! ガンッ! ガンッ! ガンッ!
セイバー「――サンデー!? もっと置いていません!」
セイバー「暴れないで下さい、お客様! お客様っ!」
凛「ああいうのの対処とか……!」ワタワタ!
武内P「は、はあ……」
383: 2019/08/31(土) 23:54:50.73 ID:08Y+rhH5o
・ ・ ・
武内P「……良い、焼き加減でした」
武内P「!」
武内P「いつの間にか、人が……」
シエル「カレー……パスタ……カレー……パスタ……」ブツブツ…!
ネロ「……666匹分、おかわりだ」
ガッツガツガツムシャムシャガツガツ!
セイバー「はい、只今参ります!……お待たせしました!」
アルクェイド「忙しそうだし、仕方ないって。急ぐ理由も無いしね」
シエル「カレー……パスタ……カレーパスタ? カレーパスタ! カレー!」パアッ!
ガヤガヤ…
武内P「……」
武内P(この店は……客層が、変わっていますね)
武内P「……良い、焼き加減でした」
武内P「!」
武内P「いつの間にか、人が……」
シエル「カレー……パスタ……カレー……パスタ……」ブツブツ…!
ネロ「……666匹分、おかわりだ」
ガッツガツガツムシャムシャガツガツ!
セイバー「はい、只今参ります!……お待たせしました!」
アルクェイド「忙しそうだし、仕方ないって。急ぐ理由も無いしね」
シエル「カレー……パスタ……カレーパスタ? カレーパスタ! カレー!」パアッ!
ガヤガヤ…
武内P「……」
武内P(この店は……客層が、変わっていますね)
384: 2019/09/01(日) 00:04:23.85 ID:JooYg9V1o
ガチャッ、カランカラーンッ♪
武内P「……」
武内P(……また)
セイバー「いらっしゃいま――」
ギルガメッシュ「ハッハッハッハッ!」
ギルガメッシュ「我が何も言わずとも出迎えるとはな!」
ギルガメッシュ「セイバー、愛い奴よ!」
セイバー「――……英雄王!」
セイバー「何故、ここへ現れた!?」
ギルガメッシュ「店主よ! 我に知らせた褒美をやろう!」
ギルガメッシュ「そしてセイバー! 貴様を――ご指名だ!」ビシッ!
…ゴトンッ!
セイバー「断る!」
武内P「!?」
武内P(き……金塊!?)
武内P「……」
武内P(……また)
セイバー「いらっしゃいま――」
ギルガメッシュ「ハッハッハッハッ!」
ギルガメッシュ「我が何も言わずとも出迎えるとはな!」
ギルガメッシュ「セイバー、愛い奴よ!」
セイバー「――……英雄王!」
セイバー「何故、ここへ現れた!?」
ギルガメッシュ「店主よ! 我に知らせた褒美をやろう!」
ギルガメッシュ「そしてセイバー! 貴様を――ご指名だ!」ビシッ!
…ゴトンッ!
セイバー「断る!」
武内P「!?」
武内P(き……金塊!?)
385: 2019/09/01(日) 00:11:13.03 ID:JooYg9V1o
ネコアルク「ははーっ!」ドゲザー!
セイバー「何故、こんな奴に知らせたのですか!?」
ネコ・カオス「申し訳ありません騎士王よ……財の前に屈してしまいました」
ネコ・カオス「バイト代は弾みますので、どうか剣をお納めください……!」
セイバー「ぬ、ぐっ……!?」
ギルガメッシュ「――そういう事だ、セイバー!」
みょんみょんみょんみょんっ
ギルガメッシュ「貴様のアホ毛も、我の思うがままよ!」
みょんみょんみょんみょんっ
セイバー「ぬ……ぐぐぐっ……!?」
ギルガメッシュ「ハッハッハッハッ、アハハッ、ハッハハッ!」
みょんみょんみょんみょんっ
武内P「……」
セイバー「何故、こんな奴に知らせたのですか!?」
ネコ・カオス「申し訳ありません騎士王よ……財の前に屈してしまいました」
ネコ・カオス「バイト代は弾みますので、どうか剣をお納めください……!」
セイバー「ぬ、ぐっ……!?」
ギルガメッシュ「――そういう事だ、セイバー!」
みょんみょんみょんみょんっ
ギルガメッシュ「貴様のアホ毛も、我の思うがままよ!」
みょんみょんみょんみょんっ
セイバー「ぬ……ぐぐぐっ……!?」
ギルガメッシュ「ハッハッハッハッ、アハハッ、ハッハハッ!」
みょんみょんみょんみょんっ
武内P「……」
386: 2019/09/01(日) 00:17:51.92 ID:JooYg9V1o
ギルガメッシュ「――ようし! 先ずは歌と舞だ!」
ギルガメッシュ「この我を存分に楽しませてみよ!」
セイバー「ここは喫茶店です……!」
ギルガメッシュ「何? お客様は神様と言うではないか」
ギルガメッシュ「そして、英雄王である我の言うことが聞けぬと?」
ギルガメッシュ「この店ごと吹き飛ばしても良いのだぞ?」
セイバー「……!」
ギルガメッシュ「ハッハッハッ、そう怒るなセイバー!」
ギルガメッシュ「手が震えて居ては、注文は取れんぞ?」
ギルガメッシュ「英雄王ジョークだ! 笑え、許す!」
ギルガメッシュ「ハッハッハッハッハッ!」
ネコアルク、ネコ・カオス「にゃっはっはっはっはっ!」
セイバー「……!」プルプル…!
武内P「……」
ギルガメッシュ「この我を存分に楽しませてみよ!」
セイバー「ここは喫茶店です……!」
ギルガメッシュ「何? お客様は神様と言うではないか」
ギルガメッシュ「そして、英雄王である我の言うことが聞けぬと?」
ギルガメッシュ「この店ごと吹き飛ばしても良いのだぞ?」
セイバー「……!」
ギルガメッシュ「ハッハッハッ、そう怒るなセイバー!」
ギルガメッシュ「手が震えて居ては、注文は取れんぞ?」
ギルガメッシュ「英雄王ジョークだ! 笑え、許す!」
ギルガメッシュ「ハッハッハッハッハッ!」
ネコアルク、ネコ・カオス「にゃっはっはっはっはっ!」
セイバー「……!」プルプル…!
武内P「……」
387: 2019/09/01(日) 00:25:04.35 ID:JooYg9V1o
ギルガメッシュ「さあ、ランチセットを持ってくるが良い!」
ギルガメッシュ「あとスマイル」
セイバー「っ……!」ニ、ニゴォッ!
ギルガメッシュ「ん? 聞こえなかったか?」
ギルガメッシュ「我は、スマイルと言ったぞ」
セイバー「っ……!」…ニゴッ!
ギルガメッシュ「んん~? んんん~っ?」
ギルガメッシュ「どうしたセイバー? それが騎士王スマイルか~?」
セイバー「……!」イラッ!
セイバー「いいえ……!?」ニ…コ…オォッ…!
ギルガメッシュ「この店、超楽しい」
武内P「……」
ギルガメッシュ「あとスマイル」
セイバー「っ……!」ニ、ニゴォッ!
ギルガメッシュ「ん? 聞こえなかったか?」
ギルガメッシュ「我は、スマイルと言ったぞ」
セイバー「っ……!」…ニゴッ!
ギルガメッシュ「んん~? んんん~っ?」
ギルガメッシュ「どうしたセイバー? それが騎士王スマイルか~?」
セイバー「……!」イラッ!
セイバー「いいえ……!?」ニ…コ…オォッ…!
ギルガメッシュ「この店、超楽しい」
武内P「……」
388: 2019/09/01(日) 00:36:20.87 ID:JooYg9V1o
・ ・ ・
言峰綺礼「では、麻婆丼を頂こうか――当然、山盛りでな」
セイバー「そんなものは、メニューにありません!」
臓硯「カレーとパスタ……どちらも頼むしかあるまいなぁ!」
桜「お爺様、もうゴハンは食べ終わったでしょう!?」
慎二「おい! どうして僕は海藻サラダの海藻のみなんだよ!」
セイバー「私に聞くな! ワカメが似合うのだから、仕方ないだろう!」
ギルガメッシュ「セイバー! 酌をしろ!」
セイバー「水だけで、いつまでも粘るな!」
セイバー「……!」イライラ…!
武内P「……」
言峰綺礼「では、麻婆丼を頂こうか――当然、山盛りでな」
セイバー「そんなものは、メニューにありません!」
臓硯「カレーとパスタ……どちらも頼むしかあるまいなぁ!」
桜「お爺様、もうゴハンは食べ終わったでしょう!?」
慎二「おい! どうして僕は海藻サラダの海藻のみなんだよ!」
セイバー「私に聞くな! ワカメが似合うのだから、仕方ないだろう!」
ギルガメッシュ「セイバー! 酌をしろ!」
セイバー「水だけで、いつまでも粘るな!」
セイバー「……!」イライラ…!
武内P「……」
389: 2019/09/01(日) 00:41:54.61 ID:JooYg9V1o
武内P「――すみません」
武内P「注文をお願いできますか?」
セイバー「はい、只今……!」イライラ…!
武内P「……」
セイバー「ご注文は?」イライラ…!
武内P「――笑顔です」
セイバー「何?」イラァッ!
セイバー「貴様! この私を騎士王と知っての言葉か!」
武内P「すみません……私は、王としての貴女を知りません」
武内P「ですが、もしも見られるのならば」
武内P「……私は、見てみたいと思いました」
武内P「貴女が民に向ける――」
武内P「――騎士王としての、笑顔が」
セイバー「……!」
武内P「注文をお願いできますか?」
セイバー「はい、只今……!」イライラ…!
武内P「……」
セイバー「ご注文は?」イライラ…!
武内P「――笑顔です」
セイバー「何?」イラァッ!
セイバー「貴様! この私を騎士王と知っての言葉か!」
武内P「すみません……私は、王としての貴女を知りません」
武内P「ですが、もしも見られるのならば」
武内P「……私は、見てみたいと思いました」
武内P「貴女が民に向ける――」
武内P「――騎士王としての、笑顔が」
セイバー「……!」
390: 2019/09/01(日) 00:46:31.36 ID:JooYg9V1o
武内P「その注文を最後に……お会計をお願いします」
セイバー「……良いでしょう」
セイバー「しかし、今の私は――バイト中の身」
セイバー「ならば、それに相応しい笑顔をするのが――道理というもの」
セイバー「……違いますか?」
武内P「はい、私もそう思います」
セイバー「ならば――モップをここへ!」
ネコアルク「はいにゃ!」
セイバー「!」
…ドンッ!
セイバー「――ありがとうございました」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
セイバー「……良いでしょう」
セイバー「しかし、今の私は――バイト中の身」
セイバー「ならば、それに相応しい笑顔をするのが――道理というもの」
セイバー「……違いますか?」
武内P「はい、私もそう思います」
セイバー「ならば――モップをここへ!」
ネコアルク「はいにゃ!」
セイバー「!」
…ドンッ!
セイバー「――ありがとうございました」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
391: 2019/09/01(日) 00:53:00.98 ID:JooYg9V1o
・ ・ ・
武内P「やはり……アイドル、に……」
志貴「――あ、気が付きましたか?」
レン「………………」
武内P「……」
武内P「っ!?」
ガバッ!
志貴「っとと! 急に起き上がると危ないですよ!」
レン「………………」
武内P「自分は……倒れていた、のでしょうか……?」
志貴「ええ、アヤシイお薬を飲んだからだとか何とか……」
レン「………………」
武内P「……」
武内P「やはり……アイドル、に……」
志貴「――あ、気が付きましたか?」
レン「………………」
武内P「……」
武内P「っ!?」
ガバッ!
志貴「っとと! 急に起き上がると危ないですよ!」
レン「………………」
武内P「自分は……倒れていた、のでしょうか……?」
志貴「ええ、アヤシイお薬を飲んだからだとか何とか……」
レン「………………」
武内P「……」
392: 2019/09/01(日) 00:58:20.12 ID:JooYg9V1o
志貴「一緒に居た子達、慌ててたみたいで」
志貴「全員で、助けを呼びに行っちゃったんです」
レン「………………」
武内P「そう、でしたか……」
武内P「貴方が、見ていてくれたのですね」
志貴「あ、あはは……!」
志貴「アヤシイおクスリって聞いて、知り合いが関係してるのかと思いまして!」
志貴「違ったみたいですが、成り行きで……」
レン「………………」
武内P「すみません……お手数をおかけしました」
武内P「……どうも、ありがとうございます」
志貴「いえいえ、お礼だったら俺じゃなく……レンに言って下さい」
志貴「危ない所に気づけたのは、レンのおかげですから」
ナデナデ…
黒猫「………………」
武内P「……?」
武内P(今まで居たのは、確かに少女だったはず……)
志貴「全員で、助けを呼びに行っちゃったんです」
レン「………………」
武内P「そう、でしたか……」
武内P「貴方が、見ていてくれたのですね」
志貴「あ、あはは……!」
志貴「アヤシイおクスリって聞いて、知り合いが関係してるのかと思いまして!」
志貴「違ったみたいですが、成り行きで……」
レン「………………」
武内P「すみません……お手数をおかけしました」
武内P「……どうも、ありがとうございます」
志貴「いえいえ、お礼だったら俺じゃなく……レンに言って下さい」
志貴「危ない所に気づけたのは、レンのおかげですから」
ナデナデ…
黒猫「………………」
武内P「……?」
武内P(今まで居たのは、確かに少女だったはず……)
393: 2019/09/01(日) 01:05:51.82 ID:JooYg9V1o
志貴「もう大丈夫そうなので、俺は失礼しますね」
志貴「他の女の子と話してたりすると……」
志貴「……何故か、たまに殺されそうになったりするんで」
武内P「は、はあ……」
武内P「っ!」
武内P「あの、待ってください! お礼を――」
志貴「良いんですよ」
志貴「――俺は、正義の味方じゃないんで」
志貴「それじゃ、俺達はこれで……」ヒラヒラ!
レン「………………」バイバイ!
武内P「っ!?」
志貴「ケーキの匂いがしたから?」
志貴「それじゃ、今日は偉かったから買って帰ろうか」
黒猫「………………!」
武内P「……」
志貴「他の女の子と話してたりすると……」
志貴「……何故か、たまに殺されそうになったりするんで」
武内P「は、はあ……」
武内P「っ!」
武内P「あの、待ってください! お礼を――」
志貴「良いんですよ」
志貴「――俺は、正義の味方じゃないんで」
志貴「それじゃ、俺達はこれで……」ヒラヒラ!
レン「………………」バイバイ!
武内P「っ!?」
志貴「ケーキの匂いがしたから?」
志貴「それじゃ、今日は偉かったから買って帰ろうか」
黒猫「………………!」
武内P「……」
394: 2019/09/01(日) 01:12:43.32 ID:JooYg9V1o
・ ・ ・
武内P「……」
ちひろ「プロデューサーさん?」
武内P「っ!?」
ちひろ「どうしたんですか? ボーッとして」
武内P「ああ、いえ……」
ちひろ「まさか、どこか体調が!?」
武内P「いえ、そうではなく……」
武内P「……メイドは、やはり良いものだと思いまして」
ちひろ「……」
ちひろ「……はい?」
おわり
武内P「……」
ちひろ「プロデューサーさん?」
武内P「っ!?」
ちひろ「どうしたんですか? ボーッとして」
武内P「ああ、いえ……」
ちひろ「まさか、どこか体調が!?」
武内P「いえ、そうではなく……」
武内P「……メイドは、やはり良いものだと思いまして」
ちひろ「……」
ちひろ「……はい?」
おわり
395: 2019/09/01(日) 01:40:41.69 ID:80jpVcd4O
乙です。
アーネンエルベとは…まあ公式のごちゃ混ぜ空間だしなんでもアリか
アーネンエルベとは…まあ公式のごちゃ混ぜ空間だしなんでもアリか
引用元: 武内P「キスします」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります