1: 2015/05/11(月) 23:46:38.18 ID:BzijjGxe.net
「…」
「やはり、難しいな…」
巷で人気のファッション誌という物を買って来たが
読んでみても良くわからない
あまり、ファッションにこだわる私ではないからか
書いてある内容も
載っている写真も
どれもいまひとつ、ピンとこない
「…まあ、私に似合わないだけかも知れないが。」
「…」
「しかし…」
「やはり、難しいな…」
巷で人気のファッション誌という物を買って来たが
読んでみても良くわからない
あまり、ファッションにこだわる私ではないからか
書いてある内容も
載っている写真も
どれもいまひとつ、ピンとこない
「…まあ、私に似合わないだけかも知れないが。」
「…」
「しかし…」
2: 2015/05/11(月) 23:47:13.75 ID:BzijjGxe.net
「いや、だが…」
「いきなり、全部を変えるのもおかしいな。」
「どうするべきか…」
元々、ファッションに疎い私だ
いい発想が思いつかない
「…気晴らしに、少し外に出てみるか。」
なぜここまで服装に興味が湧いたのか
街を散歩するついでに、思い返してみよう
…そう、確かあれは
先日の、オフの日だったか
「いきなり、全部を変えるのもおかしいな。」
「どうするべきか…」
元々、ファッションに疎い私だ
いい発想が思いつかない
「…気晴らしに、少し外に出てみるか。」
なぜここまで服装に興味が湧いたのか
街を散歩するついでに、思い返してみよう
…そう、確かあれは
先日の、オフの日だったか
3: 2015/05/11(月) 23:47:42.18 ID:BzijjGxe.net
-----
「…」
この日私は、今日と同じように
特にやる事が無く、街を歩いていた
A-RISEは普段の練習量が多い代わりに
週に一回、完全休養日を取り入れている
この日もその休養日だったので
街に出て来たのだが…
「…あれ?」
「A-RISEの…統堂英玲奈さん?」
単に、ファンに声をかけられたのだと思った
この日は特に変装もしていなかったので
こういった事はあるだろう、とは思っていたが…
「…」
この日私は、今日と同じように
特にやる事が無く、街を歩いていた
A-RISEは普段の練習量が多い代わりに
週に一回、完全休養日を取り入れている
この日もその休養日だったので
街に出て来たのだが…
「…あれ?」
「A-RISEの…統堂英玲奈さん?」
単に、ファンに声をかけられたのだと思った
この日は特に変装もしていなかったので
こういった事はあるだろう、とは思っていたが…
5: 2015/05/11(月) 23:48:15.46 ID:BzijjGxe.net
「…あ、やっぱり英玲奈さんだ!」
夕暮れとは相対するような笑顔で
彼女は私に声をかけた
「…高坂穂乃果、か。」
「それに、南ことりと園田海未も。」
「ご無沙汰しています。」
「お久しぶりです♪」
彼女たちμ'sのメンバーとは
以前と比べて、親睦が深まった気がする
…何より、彼女達と話していると面白い
ツバサもあんじゅも、彼女達を気に入っている
夕暮れとは相対するような笑顔で
彼女は私に声をかけた
「…高坂穂乃果、か。」
「それに、南ことりと園田海未も。」
「ご無沙汰しています。」
「お久しぶりです♪」
彼女たちμ'sのメンバーとは
以前と比べて、親睦が深まった気がする
…何より、彼女達と話していると面白い
ツバサもあんじゅも、彼女達を気に入っている
6: 2015/05/11(月) 23:49:00.17 ID:BzijjGxe.net
「今日は、どうしたんですか?」
「…ああ、暇だったんでな。」
「少し、街を歩いてみようかと…」
「それじゃ、この後予定は?」
「いや、特に無い…」
「よかったら、一緒にお話ししませんか?」
「ほ、穂乃果ちゃん…?」
「だって、せっかく会えたんだし!」
「穂乃果、それは流石に…」
「私は、構わないが。」
「い、いいんですか?」
「ああ。」
「私も、君たちに興味があるからな。」
「…ああ、暇だったんでな。」
「少し、街を歩いてみようかと…」
「それじゃ、この後予定は?」
「いや、特に無い…」
「よかったら、一緒にお話ししませんか?」
「ほ、穂乃果ちゃん…?」
「だって、せっかく会えたんだし!」
「穂乃果、それは流石に…」
「私は、構わないが。」
「い、いいんですか?」
「ああ。」
「私も、君たちに興味があるからな。」
7: 2015/05/11(月) 23:49:25.50 ID:BzijjGxe.net
-----
近くのカフェに入って、話をした
あまり話が得意とは言えない私だが
彼女達は楽しそうに聞いてくれた
それが、なぜだか心地よくも感じてしまう
「…それにしても。」
「英玲奈さんって、格好いいですよね。」
「…?」
「服装も、クールな感じで。」
「なんて言うか、こう…」
「クールビューティー…だっけ?」
「すらっとして、きっちりしてて。」
「A-RISEの、海未ちゃんって感じ!」
「わ、私なんかと比べるのは失礼だと思うのですが…」
近くのカフェに入って、話をした
あまり話が得意とは言えない私だが
彼女達は楽しそうに聞いてくれた
それが、なぜだか心地よくも感じてしまう
「…それにしても。」
「英玲奈さんって、格好いいですよね。」
「…?」
「服装も、クールな感じで。」
「なんて言うか、こう…」
「クールビューティー…だっけ?」
「すらっとして、きっちりしてて。」
「A-RISEの、海未ちゃんって感じ!」
「わ、私なんかと比べるのは失礼だと思うのですが…」
9: 2015/05/11(月) 23:50:06.75 ID:BzijjGxe.net
「…いや。」
「私は昔からこんな感じだったから。」
「他にどうしたら良いのかが、わからないんだ。」
「…そうなんですか?」
「ああ。」
「私も、一応女子だからな。」
「ある程度の興味はある。」
「だが、私はそういうのに疎くて…」
「これ以外に、着こなし方を知らないんだ。」
「うーん…」
「意外と、似合うと思うんだけどなあ…」
「そう言ってくれると嬉しいな。」
「あまり、実感は湧かないが…」
「私は昔からこんな感じだったから。」
「他にどうしたら良いのかが、わからないんだ。」
「…そうなんですか?」
「ああ。」
「私も、一応女子だからな。」
「ある程度の興味はある。」
「だが、私はそういうのに疎くて…」
「これ以外に、着こなし方を知らないんだ。」
「うーん…」
「意外と、似合うと思うんだけどなあ…」
「そう言ってくれると嬉しいな。」
「あまり、実感は湧かないが…」
10: 2015/05/11(月) 23:50:58.81 ID:BzijjGxe.net
「スカートとかは、履かないんですか?」
「衣装じゃ、よく見ますけど…」
「君の言う通り、衣装では着るんだが…」
「自分では、ひとつも持っていないんだ。」
「えーっ!」
「もったいない!」
「…こら、穂乃果。」
「ふふ、別にいいんだ。」
「でも、格好いいって言っておいてなんだけど…」
「きっと、似合うと思います!」
「…ね?海未ちゃん。」
「そこは、本人の好みもあると思うんですが…」
「衣装じゃ、よく見ますけど…」
「君の言う通り、衣装では着るんだが…」
「自分では、ひとつも持っていないんだ。」
「えーっ!」
「もったいない!」
「…こら、穂乃果。」
「ふふ、別にいいんだ。」
「でも、格好いいって言っておいてなんだけど…」
「きっと、似合うと思います!」
「…ね?海未ちゃん。」
「そこは、本人の好みもあると思うんですが…」
12: 2015/05/11(月) 23:52:17.97 ID:BzijjGxe.net
「…でも、そうですね。」
「今日話してみて、感じた事を言うならば。」
「可愛い私服も、見てみたい気はしますね。」
「…」
「あ、その…」
「もし、気に障るような事を言っていたらすみません…」
「…いや、構わない。」
「だが…」
「本当に、似合うのだろうか。」
「絶対、似合いますよ!」
「ね?ことりちゃん!」
「うん♪」
「きっと、可愛いと思います♪」
「…そうか。」
「今日話してみて、感じた事を言うならば。」
「可愛い私服も、見てみたい気はしますね。」
「…」
「あ、その…」
「もし、気に障るような事を言っていたらすみません…」
「…いや、構わない。」
「だが…」
「本当に、似合うのだろうか。」
「絶対、似合いますよ!」
「ね?ことりちゃん!」
「うん♪」
「きっと、可愛いと思います♪」
「…そうか。」
13: 2015/05/11(月) 23:52:54.10 ID:BzijjGxe.net
-----
あの後、時間がきて帰ったが
あれから、街で見る女子たちの服装が気になりだしたのも事実だ
…だが、本当に私に似合うのだろうか
…それよりも、自分に似合う物が
一体どういう物か、まだ分かってはいない
「…前途多難だな。」
思わず、口から出たその言葉に
後ろから、声がかかる
「…どうしたんですか?」
「君は…」
あの後、時間がきて帰ったが
あれから、街で見る女子たちの服装が気になりだしたのも事実だ
…だが、本当に私に似合うのだろうか
…それよりも、自分に似合う物が
一体どういう物か、まだ分かってはいない
「…前途多難だな。」
思わず、口から出たその言葉に
後ろから、声がかかる
「…どうしたんですか?」
「君は…」
14: 2015/05/11(月) 23:53:29.30 ID:BzijjGxe.net
-----
「まさか、今日も会うとは思わなかった。」
「…私もです。」
「先日は、穂乃果がすみませんでした。」
「私も、楽しかったからな。」
「そちらも楽しんでもらえたなら、何よりだ。」
「…そうですね。」
「私も、英玲奈さんと話せて、楽しかったですよ。」
「それなら、何も問題はない。」
「…ところで。」
「差し支えなければ、先ほどの事を伺ってもよろしいですか?」
「…ああ。」
「口に出ていたとは、気が抜けていたな。」
「まさか、今日も会うとは思わなかった。」
「…私もです。」
「先日は、穂乃果がすみませんでした。」
「私も、楽しかったからな。」
「そちらも楽しんでもらえたなら、何よりだ。」
「…そうですね。」
「私も、英玲奈さんと話せて、楽しかったですよ。」
「それなら、何も問題はない。」
「…ところで。」
「差し支えなければ、先ほどの事を伺ってもよろしいですか?」
「…ああ。」
「口に出ていたとは、気が抜けていたな。」
15: 2015/05/11(月) 23:53:54.18 ID:BzijjGxe.net
「…いや、たいした事ではないんだ。」
「先日、服装の話をしただろう?」
「あれから、ファッション誌なんかも買ってみたんだが。」
「結局、よくわからなくてな。」
「…そうでしたか。」
「考えても何も思いつきそうになかったから。」
「こうして外に出てみたんだが…」
「まさか、聞かれていたとは。」
「…すみません。」
「気にする必要は無い。」
「私の落ち度だ。」
「先日、服装の話をしただろう?」
「あれから、ファッション誌なんかも買ってみたんだが。」
「結局、よくわからなくてな。」
「…そうでしたか。」
「考えても何も思いつきそうになかったから。」
「こうして外に出てみたんだが…」
「まさか、聞かれていたとは。」
「…すみません。」
「気にする必要は無い。」
「私の落ち度だ。」
16: 2015/05/11(月) 23:54:21.47 ID:BzijjGxe.net
「…」
「それに、いきなり服装を変えても。」
「ツバサ達に、変に詮索されてしまいそうだしな。」
「もう少し、このままでもいいかと思っていた所だ。」
「そうでしたか…」
「見せてやれなくて、すまないな。」
「い、いえ、言ってみただけですので!」
「…ふふ。」
「そんなに、かしこまらなくてもいい。」
「…はい。」
「それに、いきなり服装を変えても。」
「ツバサ達に、変に詮索されてしまいそうだしな。」
「もう少し、このままでもいいかと思っていた所だ。」
「そうでしたか…」
「見せてやれなくて、すまないな。」
「い、いえ、言ってみただけですので!」
「…ふふ。」
「そんなに、かしこまらなくてもいい。」
「…はい。」
17: 2015/05/11(月) 23:54:48.66 ID:BzijjGxe.net
「…では、こういうのはどうでしょう。」
「…?」
「服装は好みもあるでしょうし。」
「いきなり変えると、確かに詮索されるので。」
「…髪型を、変えてみるとか。」
「髪型…?」
「ええ。」
「長髪なので、少し変えただけでも印象は変わると思います。」
「そういった所から、徐々に変えていってみては?」
「…なるほど。」
「…?」
「服装は好みもあるでしょうし。」
「いきなり変えると、確かに詮索されるので。」
「…髪型を、変えてみるとか。」
「髪型…?」
「ええ。」
「長髪なので、少し変えただけでも印象は変わると思います。」
「そういった所から、徐々に変えていってみては?」
「…なるほど。」
18: 2015/05/11(月) 23:55:09.66 ID:BzijjGxe.net
「私も、よくことりや穂乃果に髪をいじられますので。」
「そういうのも、悪くないと思います。」
「…そうだな。」
「確かに、髪型を変えてみるのはいいかもしれない。」
「少しでも、役に立ったなら嬉しいです。」
「…では、どんな髪型がいいだろうか。」
「そうですね。」
「私が、よくことりにされるのは…」
「ポニーテール、ですかね。」
「そういうのも、悪くないと思います。」
「…そうだな。」
「確かに、髪型を変えてみるのはいいかもしれない。」
「少しでも、役に立ったなら嬉しいです。」
「…では、どんな髪型がいいだろうか。」
「そうですね。」
「私が、よくことりにされるのは…」
「ポニーテール、ですかね。」
36: 2015/05/12(火) 20:32:08.91 ID:tgzpU7U6.net
-----
「…よし。」
今日は練習日なので
レッスン場の扉を開け、中に入る
「おはよう、2人とも。」
「おはよう、英玲奈…あら?」
「英玲奈、その髪どうしたの!?」
「ああ…いや。」
「今日も、暑いからな。」
「ちょっとした、気分だ。」
「…変だろうか?」
「ううん、すっごくカワイイよ♪」
あんじゅが、笑顔で褒めてくれる
「…よし。」
今日は練習日なので
レッスン場の扉を開け、中に入る
「おはよう、2人とも。」
「おはよう、英玲奈…あら?」
「英玲奈、その髪どうしたの!?」
「ああ…いや。」
「今日も、暑いからな。」
「ちょっとした、気分だ。」
「…変だろうか?」
「ううん、すっごくカワイイよ♪」
あんじゅが、笑顔で褒めてくれる
37: 2015/05/12(火) 20:32:41.13 ID:tgzpU7U6.net
「…でも、めずらしいわね。」
「どういう心境の変化かしら?」
「…別に、たまたまだ。」
「首元が、涼しくてな。」
「…見苦しいなら、外そうか?」
「…いいえ?」
「とても…似合ってるわ、英玲奈。」
「…そうか。」
似合っている…か
そう言ってもらえるなら
…悪くないのかもしれない
「どういう心境の変化かしら?」
「…別に、たまたまだ。」
「首元が、涼しくてな。」
「…見苦しいなら、外そうか?」
「…いいえ?」
「とても…似合ってるわ、英玲奈。」
「…そうか。」
似合っている…か
そう言ってもらえるなら
…悪くないのかもしれない
38: 2015/05/12(火) 20:33:12.70 ID:tgzpU7U6.net
-----
「…ふう。」
今日の練習を終え、帰り道
なぜだか今日は、いつもより動けた気がする
…なぜだろう?
そんな事を考えていると
近場の公園にたどり着いた
「…」
「やはり、涼しいな。」
持ち上がった髪が、今まで隠れていたうなじを晒す
秋風がそこに当たり、火照った体を冷ます
「…悪くない。」
「…ええ、似合ってますよ。」
「…ふう。」
今日の練習を終え、帰り道
なぜだか今日は、いつもより動けた気がする
…なぜだろう?
そんな事を考えていると
近場の公園にたどり着いた
「…」
「やはり、涼しいな。」
持ち上がった髪が、今まで隠れていたうなじを晒す
秋風がそこに当たり、火照った体を冷ます
「…悪くない。」
「…ええ、似合ってますよ。」
39: 2015/05/12(火) 20:33:45.65 ID:tgzpU7U6.net
「…園田海未か。」
「…はい。」
「練習帰りですか?」
「…ああ。」
「お二人からは、何か?」
「…いや。」
「似合っている、と。」
「…そう言われた。」
「それは、良かったです。」
「もちろん私も、そう思いますよ。」
「とても、似合っていると思います。」
「…そうか。」
「…はい。」
「練習帰りですか?」
「…ああ。」
「お二人からは、何か?」
「…いや。」
「似合っている、と。」
「…そう言われた。」
「それは、良かったです。」
「もちろん私も、そう思いますよ。」
「とても、似合っていると思います。」
「…そうか。」
40: 2015/05/12(火) 20:34:21.21 ID:tgzpU7U6.net
「…?」
「嬉しくはないのですか?」
「嬉しい…?」
「…ああ、いや。」
「これでも、喜んではいるんだ。」
「今までは、こういう事をした事が無かったし。」
「着る服も、このスタイルも。」
「…私らしい、としか言われなかったからな。」
「英玲奈さん…」
「…だから、なんと言うか。」
「どう表現していいのか、分からないんだ。」
「戸惑っている…というのが。」
「今の本音だろう。」
「…そうですか。」
「嬉しくはないのですか?」
「嬉しい…?」
「…ああ、いや。」
「これでも、喜んではいるんだ。」
「今までは、こういう事をした事が無かったし。」
「着る服も、このスタイルも。」
「…私らしい、としか言われなかったからな。」
「英玲奈さん…」
「…だから、なんと言うか。」
「どう表現していいのか、分からないんだ。」
「戸惑っている…というのが。」
「今の本音だろう。」
「…そうですか。」
41: 2015/05/12(火) 20:34:58.27 ID:tgzpU7U6.net
「嫌な思いをさせたなら、謝ろう。」
「どうも、感情表現が苦手なんだ…」
「い、いえ…」
「…」
「私も、得意な方ではないので。」
「なんとなく、分かります。」
「…そうか。」
「…ですが、今はっきりと言える事は。」
「…?」
「その髪型は、英玲奈さんに似合ってますよ。」
「…ありがとう。」
「どうも、感情表現が苦手なんだ…」
「い、いえ…」
「…」
「私も、得意な方ではないので。」
「なんとなく、分かります。」
「…そうか。」
「…ですが、今はっきりと言える事は。」
「…?」
「その髪型は、英玲奈さんに似合ってますよ。」
「…ありがとう。」
42: 2015/05/12(火) 20:35:26.55 ID:tgzpU7U6.net
-----
自宅で夕食を食べた後
日課のトレーニングを終え
入浴後のストレッチをする
「…長いな。」
ゴムで髪をまとめて、それを作る
首元が、涼しくなる
「似合っている…か。」
目の前にある姿見に、自分のそれを写してみる
「…」
「明日も…やってみるか。」
束ねた髪を解き、布団に入る
「明日も…」
「…」
「寝よう。」
自宅で夕食を食べた後
日課のトレーニングを終え
入浴後のストレッチをする
「…長いな。」
ゴムで髪をまとめて、それを作る
首元が、涼しくなる
「似合っている…か。」
目の前にある姿見に、自分のそれを写してみる
「…」
「明日も…やってみるか。」
束ねた髪を解き、布団に入る
「明日も…」
「…」
「寝よう。」
43: 2015/05/12(火) 20:36:25.99 ID:tgzpU7U6.net
-----
「おはよう。」
今日もまた、扉を開けて中に入る
「おはよう、英玲奈。」
「今日も、それなのね。」
「…ああ。」
「うんうん、いいと思う。」
「似合ってるもの♪」
…また、言ってもらえたようだ
彼女には、感謝しないとな
「…さあ、始めましょう。」
「…ああ、そうだな。」
「おはよう。」
今日もまた、扉を開けて中に入る
「おはよう、英玲奈。」
「今日も、それなのね。」
「…ああ。」
「うんうん、いいと思う。」
「似合ってるもの♪」
…また、言ってもらえたようだ
彼女には、感謝しないとな
「…さあ、始めましょう。」
「…ああ、そうだな。」
44: 2015/05/12(火) 20:36:52.40 ID:tgzpU7U6.net
-----
「…あ、英玲奈さん!」
「久しぶりだな、高坂穂乃果。」
「…それに、2人も。」
「お久しぶりです♪」
「今日も、お休みなんですか?」
「ああ。」
「また、街を見て回ろうと思ってな。」
「…ふふっ。」
「どうした?」
「…海未ちゃんから、聞いてた通りです。」
「似合ってますよ、ポニーテール。」
「…そうか。」
「ありがとう。」
「…あ、英玲奈さん!」
「久しぶりだな、高坂穂乃果。」
「…それに、2人も。」
「お久しぶりです♪」
「今日も、お休みなんですか?」
「ああ。」
「また、街を見て回ろうと思ってな。」
「…ふふっ。」
「どうした?」
「…海未ちゃんから、聞いてた通りです。」
「似合ってますよ、ポニーテール。」
「…そうか。」
「ありがとう。」
45: 2015/05/12(火) 20:37:30.84 ID:tgzpU7U6.net
「良かったら、今日は一緒に見て回りませんか?」
「一緒に?」
「はい!」
「これから、服を見に行く所なんです。」
「一緒に、どうですか?」
「服か…」
「きっと、今の英玲奈さんなら。」
「スカートも、似合うと思いますよ?」
「スカート…」
目線をやると
園田海未も、微笑んでいた
「…では、付き合おう。」
「一緒に?」
「はい!」
「これから、服を見に行く所なんです。」
「一緒に、どうですか?」
「服か…」
「きっと、今の英玲奈さんなら。」
「スカートも、似合うと思いますよ?」
「スカート…」
目線をやると
園田海未も、微笑んでいた
「…では、付き合おう。」
46: 2015/05/12(火) 20:38:00.23 ID:tgzpU7U6.net
-----
「似合ってますよ、すごく!」
彼女達に連れられて
街中の、カジュアルショップに立ち寄る
「…そうなのか?」
南ことりの選んだ服を、着回してみる
「じゃあ、次はこっちのキュロットスカートを…」
「…ああ、着てみよう。」
ワインレッドのそれを手にとり、試着室に入る
「なかなか…際どいな。」
「…どうだろうか?」
カーテンを開いて、3人に見せてみる
「似合ってますよ、すごく!」
彼女達に連れられて
街中の、カジュアルショップに立ち寄る
「…そうなのか?」
南ことりの選んだ服を、着回してみる
「じゃあ、次はこっちのキュロットスカートを…」
「…ああ、着てみよう。」
ワインレッドのそれを手にとり、試着室に入る
「なかなか…際どいな。」
「…どうだろうか?」
カーテンを開いて、3人に見せてみる
47: 2015/05/12(火) 20:38:30.73 ID:tgzpU7U6.net
「すっごく可愛いです♪」
「やっぱり、ことりちゃんセンスいいな~。」
彼女達にそう言われ
…少し、自信がついたように感じる
「…君も、そう思うか?」
「…はい。」
「とても、似合ってますよ。」
「…どうやら、見せられたようだな。」
「…!」
「覚えていたんですね。」
「可愛い服が、見てみたい…と。」
「…ああ。」
「まだ私には、よく分からないが。」
「君たちが言うなら、これはきっと可愛いんだろう。」
「やっぱり、ことりちゃんセンスいいな~。」
彼女達にそう言われ
…少し、自信がついたように感じる
「…君も、そう思うか?」
「…はい。」
「とても、似合ってますよ。」
「…どうやら、見せられたようだな。」
「…!」
「覚えていたんですね。」
「可愛い服が、見てみたい…と。」
「…ああ。」
「まだ私には、よく分からないが。」
「君たちが言うなら、これはきっと可愛いんだろう。」
48: 2015/05/12(火) 20:38:58.37 ID:tgzpU7U6.net
「それでは、買ってくるか。」
「…え?」
「全部ですか?」
「…ああ。」
「あまり、趣味もないから。」
「こういう時に使った方がいいだろう。」
さっきまで着ていた服を整え、レジに向かう
-----
「…今日は、色々とありがとう。」
「良い経験になった。」
「こちらこそ、楽しかったです!」
「今度は、その服を着て会いましょうね♪」
「…え?」
「全部ですか?」
「…ああ。」
「あまり、趣味もないから。」
「こういう時に使った方がいいだろう。」
さっきまで着ていた服を整え、レジに向かう
-----
「…今日は、色々とありがとう。」
「良い経験になった。」
「こちらこそ、楽しかったです!」
「今度は、その服を着て会いましょうね♪」
49: 2015/05/12(火) 20:39:42.43 ID:tgzpU7U6.net
「…ああ、もちろんだ。」
「とても有意義な時間を過ごせた。」
「改めて、礼を言う。」
「…ありがとう。」
「いいんですっ。」
「色んな英玲奈さんが見れて、楽しかったです。」
「…そうか。」
「それでは、また会おう。」
そう告げて、私は家路に着いた
「とても有意義な時間を過ごせた。」
「改めて、礼を言う。」
「…ありがとう。」
「いいんですっ。」
「色んな英玲奈さんが見れて、楽しかったです。」
「…そうか。」
「それでは、また会おう。」
そう告げて、私は家路に着いた
50: 2015/05/12(火) 20:40:29.43 ID:tgzpU7U6.net
-----
「それにしても、英玲奈さん可愛かったね!」
「うんうん♪」
「何でも素直に着てくれて、嬉しかったなあ~♪」
「…」
「…海未ちゃん?」
「…ああ、いえ。」
「なんでもありませんよ。」
「…そう?」
「ええ。」
「とても、可愛らしかったですよ。」
「だよねー♪」
「それにしても、英玲奈さん可愛かったね!」
「うんうん♪」
「何でも素直に着てくれて、嬉しかったなあ~♪」
「…」
「…海未ちゃん?」
「…ああ、いえ。」
「なんでもありませんよ。」
「…そう?」
「ええ。」
「とても、可愛らしかったですよ。」
「だよねー♪」
51: 2015/05/12(火) 20:40:56.17 ID:tgzpU7U6.net
-----
「…英玲奈。」
「どうした?」
「なんだか最近、ご機嫌ね。」
「…そうか?」
「ええ。」
「何かあったの?」
「…いや、思い当たらないな。」
「その髪型にも慣れて来たし…」
「いっそ、もっと可愛くなっちゃう?」
「…ああ、それもいいかもな。」
「…へっ?」
「…英玲奈。」
「どうした?」
「なんだか最近、ご機嫌ね。」
「…そうか?」
「ええ。」
「何かあったの?」
「…いや、思い当たらないな。」
「その髪型にも慣れて来たし…」
「いっそ、もっと可愛くなっちゃう?」
「…ああ、それもいいかもな。」
「…へっ?」
52: 2015/05/12(火) 20:41:28.97 ID:tgzpU7U6.net
ご機嫌…か
特に、変わったつもりは無いのだが…
「…それでは、今日はここまでだな。」
「私は先に上がらせてもらおう。」
「…お疲れ、2人とも。」
「お疲れさま、英玲奈。」
2人に告げて、レッスン場を出る
「…ねえ、ツバサ。」
「心配しなくても、大丈夫。」
「英玲奈なら…きっと。」
特に、変わったつもりは無いのだが…
「…それでは、今日はここまでだな。」
「私は先に上がらせてもらおう。」
「…お疲れ、2人とも。」
「お疲れさま、英玲奈。」
2人に告げて、レッスン場を出る
「…ねえ、ツバサ。」
「心配しなくても、大丈夫。」
「英玲奈なら…きっと。」
53: 2015/05/12(火) 20:42:01.51 ID:tgzpU7U6.net
-----
「…」
首元の涼しさにも、慣れて来た
秋風とは、こんなにも気持ちのよい物だったか
自然と、口角が上がるのを感じる
観客やカメラの前とは違う
…ごく、自然に
「…ふむ。」
自分で、頬に触ってみる
一体、自分に何があったのか
…まさか、自分の事が分からないとは
「…英玲奈さん?」
「…」
首元の涼しさにも、慣れて来た
秋風とは、こんなにも気持ちのよい物だったか
自然と、口角が上がるのを感じる
観客やカメラの前とは違う
…ごく、自然に
「…ふむ。」
自分で、頬に触ってみる
一体、自分に何があったのか
…まさか、自分の事が分からないとは
「…英玲奈さん?」
54: 2015/05/12(火) 20:42:42.36 ID:tgzpU7U6.net
「…最近、良く会うな。」
「…ええ。」
「たまには、悪くないと思いますよ?」
「…そうだな。」
「「…」」
「ああ、そうだ。」
「…?」
「今度、少し付き合ってくれないか。」
「以前の、お礼がしたい。」
「…別に、お礼なんて。」
「…まあ、単なる口実だ。」
「そう気を張る必要は無い。」
「…分かりました。」
「では、楽しみにしていますね。」
そう言って、彼女は笑いかけてくれた
「…ええ。」
「たまには、悪くないと思いますよ?」
「…そうだな。」
「「…」」
「ああ、そうだ。」
「…?」
「今度、少し付き合ってくれないか。」
「以前の、お礼がしたい。」
「…別に、お礼なんて。」
「…まあ、単なる口実だ。」
「そう気を張る必要は無い。」
「…分かりました。」
「では、楽しみにしていますね。」
そう言って、彼女は笑いかけてくれた
55: 2015/05/12(火) 20:44:16.63 ID:tgzpU7U6.net
-----
「…いよいよ、明日か。」
先日、園田海未と約束をとりつけてから
今日まで、とても早かった気がする
これは、期待しているのだろうか?
…何に?
自分の心が、自分では掴めずに
今日まで過ごして来た
…だが
相変わらず、あんじゅは褒めてくれた
そっと、髪に手を触れる
「…この髪型にも、違和感を感じなくなったな。」
「…いよいよ、明日か。」
先日、園田海未と約束をとりつけてから
今日まで、とても早かった気がする
これは、期待しているのだろうか?
…何に?
自分の心が、自分では掴めずに
今日まで過ごして来た
…だが
相変わらず、あんじゅは褒めてくれた
そっと、髪に手を触れる
「…この髪型にも、違和感を感じなくなったな。」
56: 2015/05/12(火) 20:44:52.90 ID:tgzpU7U6.net
「…さて。」
「時間も遅いし、そろそろ決めなくては…」
辺りには、先日買った洋服
南ことりの言葉を思い出し、コーディネートする
…そういえば
一番褒めてくれたのは、どれだったか
辺りを見回し、それを見つける
「…よし。」
あの、ワインレッドのキュロットスカート
履いていた寝間着を脱ぎ、それに足を通す
「あとは、上を…」
「時間も遅いし、そろそろ決めなくては…」
辺りには、先日買った洋服
南ことりの言葉を思い出し、コーディネートする
…そういえば
一番褒めてくれたのは、どれだったか
辺りを見回し、それを見つける
「…よし。」
あの、ワインレッドのキュロットスカート
履いていた寝間着を脱ぎ、それに足を通す
「あとは、上を…」
57: 2015/05/12(火) 20:45:20.92 ID:tgzpU7U6.net
…たしか
これには、シャツとジャケットが合うと言っていたな
白を基調としたシャツに袖を通し
上から、短めのジャケットを羽織る
「…これで、いいだろうか。」
姿見の前に立って、その姿を見つめる
…可愛いと
似合っていると、言ってくれるだろうか
目の前の姿見に映る姿を、もう一度見る
「…きっと、大丈夫だ。」
どこからどう見ても、世間の女子と同じ…
「同じ…?」
これには、シャツとジャケットが合うと言っていたな
白を基調としたシャツに袖を通し
上から、短めのジャケットを羽織る
「…これで、いいだろうか。」
姿見の前に立って、その姿を見つめる
…可愛いと
似合っていると、言ってくれるだろうか
目の前の姿見に映る姿を、もう一度見る
「…きっと、大丈夫だ。」
どこからどう見ても、世間の女子と同じ…
「同じ…?」
58: 2015/05/12(火) 20:45:49.60 ID:tgzpU7U6.net
「…ふっ。」
「はは…っ。」
「はははははははははっ…!!」
思わず、声が出た
鏡の中のその姿に向かって、嘲笑する
「…どういう事だ、これは。」
そっと、鏡に手を伸ばす
「お前は…」
鏡の中の人間と、手を重ねる
「お前は一体、誰なんだ…?」
「はは…っ。」
「はははははははははっ…!!」
思わず、声が出た
鏡の中のその姿に向かって、嘲笑する
「…どういう事だ、これは。」
そっと、鏡に手を伸ばす
「お前は…」
鏡の中の人間と、手を重ねる
「お前は一体、誰なんだ…?」
59: 2015/05/12(火) 20:46:46.04 ID:tgzpU7U6.net
目の前に映るその姿に
『統堂英玲奈』の面影は無い
そこには、街で見る女子高生の姿しか映っていない
「これが…今の私か。」
きっと、可愛いのだろう
これを着ていけば、きっと褒めてもらえる
また、可愛いと言ってもらえる
「…可愛い、か。」
目に映るその姿には
『統堂英玲奈』としての魅力も
A-RISEのメンバーとしてのオーラも感じられない
…ただの、女子高生だ
『統堂英玲奈』の面影は無い
そこには、街で見る女子高生の姿しか映っていない
「これが…今の私か。」
きっと、可愛いのだろう
これを着ていけば、きっと褒めてもらえる
また、可愛いと言ってもらえる
「…可愛い、か。」
目に映るその姿には
『統堂英玲奈』としての魅力も
A-RISEのメンバーとしてのオーラも感じられない
…ただの、女子高生だ
60: 2015/05/12(火) 20:47:09.84 ID:tgzpU7U6.net
「…」
「…そういう事か。」
「彼女達には…」
「謝らないとな。」
それらを脱いで、いつもの寝間着に着替える
「…」
鏡に映ったその姿は
…いつもの、私だった
「…らしくないな、統堂英玲奈。」
どさっと、ベッドに横たわる
「明日…か。」
「…そういう事か。」
「彼女達には…」
「謝らないとな。」
それらを脱いで、いつもの寝間着に着替える
「…」
鏡に映ったその姿は
…いつもの、私だった
「…らしくないな、統堂英玲奈。」
どさっと、ベッドに横たわる
「明日…か。」
61: 2015/05/12(火) 20:47:43.48 ID:tgzpU7U6.net
-----
「…おはよう、園田海未。」
「…!」
待ち合わせ場所で、彼女と落ち合う
…幻滅、されないだろうか
「英玲奈さん、その服は…」
「それに…」
髪を下ろし、いつもの服装で
園田海未の前に立つ
「…すまないが。」
「少し、話したい事がある。」
「…おはよう、園田海未。」
「…!」
待ち合わせ場所で、彼女と落ち合う
…幻滅、されないだろうか
「英玲奈さん、その服は…」
「それに…」
髪を下ろし、いつもの服装で
園田海未の前に立つ
「…すまないが。」
「少し、話したい事がある。」
62: 2015/05/12(火) 20:48:11.48 ID:tgzpU7U6.net
-----
いつもと同じように
レッスン場の、扉を開ける
「…おはよう、2人とも。」
いつもと同じように、2人に声をかける
…いつも通りの、私で
「おはよう、英玲奈。」
「…辞めたのね?」
「…ああ。」
「なんだか、髪下ろしたの久しぶりに見た気がするね♪」
「…2人とも、すまなかった。」
「「…?」」
「やはり私には、こちらの方が合っているよ。」
いつもと同じように
レッスン場の、扉を開ける
「…おはよう、2人とも。」
いつもと同じように、2人に声をかける
…いつも通りの、私で
「おはよう、英玲奈。」
「…辞めたのね?」
「…ああ。」
「なんだか、髪下ろしたの久しぶりに見た気がするね♪」
「…2人とも、すまなかった。」
「「…?」」
「やはり私には、こちらの方が合っているよ。」
63: 2015/05/12(火) 20:49:01.51 ID:tgzpU7U6.net
「確かに、その方が英玲奈らしいかな?」
「あんじゅの、言う通りね。」
「でも…ふふっ。」
「なんだか、今まで以上にご機嫌ね♪」
「…そうか。」
…確かに、そうかもしれない
これが、私
A-RISEの、統堂英玲奈だ
私は、私達の夢を叶えるためにここにいる
ラブライブに向けて、努力している
…だからこそ
私は私であればいい
ただ、私らしく
「あんじゅの、言う通りね。」
「でも…ふふっ。」
「なんだか、今まで以上にご機嫌ね♪」
「…そうか。」
…確かに、そうかもしれない
これが、私
A-RISEの、統堂英玲奈だ
私は、私達の夢を叶えるためにここにいる
ラブライブに向けて、努力している
…だからこそ
私は私であればいい
ただ、私らしく
64: 2015/05/12(火) 20:49:38.59 ID:tgzpU7U6.net
「…それでは、始めようか。」
「いつも通り、私達らしく。」
「…ええ、勿論。」
「はーいっ!」
…それでも、いつの日か
夢を叶える事が出来た時
その時は、A-RISEの統堂英玲奈ではなく
ひとりの、女子高生として
可愛くなるのもいいのかもしれない
その時は改めて、教えてもらおう
可愛いと、言ってもらえるように
Fin.
「いつも通り、私達らしく。」
「…ええ、勿論。」
「はーいっ!」
…それでも、いつの日か
夢を叶える事が出来た時
その時は、A-RISEの統堂英玲奈ではなく
ひとりの、女子高生として
可愛くなるのもいいのかもしれない
その時は改めて、教えてもらおう
可愛いと、言ってもらえるように
Fin.
65: 2015/05/12(火) 20:51:38.20 ID:tgzpU7U6.net
可愛い英玲奈が書きたかったはずなのに
どうしてこうなった…
試験的に書いた物なので
口調とかおかしかったらごめんなさい
読んで頂き、ありがとうございました
どうしてこうなった…
試験的に書いた物なので
口調とかおかしかったらごめんなさい
読んで頂き、ありがとうございました
66: 2015/05/12(火) 20:54:10.08 ID:tAqtxupN.net
A-RISEssはいいものだ
乙
乙
68: 2015/05/12(火) 20:59:23.31 ID:x1JApv6b.net
乙
引用元: 英玲奈「統堂英玲奈の変身計画。」
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