1: 2011/06/26(日) 15:43:20.15 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「これは一世一代のチャンスだわ…!今この部室にはあたししか居ない!」
ハルヒ「今のうちにキョンの体操服をパクって煮るなり焼くなりあたしの好きにしちゃうんだから!」
キョン「おい」
ハルヒ「はい」
キョン「なんだ今の」
ハルヒ「はい」
キョン「体操服がどうかしたって?」
ハルヒ「なんでもないです」
ハルヒ「今のうちにキョンの体操服をパクって煮るなり焼くなりあたしの好きにしちゃうんだから!」
キョン「おい」
ハルヒ「はい」
キョン「なんだ今の」
ハルヒ「はい」
キョン「体操服がどうかしたって?」
ハルヒ「なんでもないです」
3: 2011/06/26(日) 15:47:09.48 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「い、居たなら最初から言いなさいよ!」
キョン「居ただろ!ずっと前から!」
ハルヒ「存在感が薄いのよ!もっとオーラを出しなさいよ!バカぁ!!」
キョン「あっ、おい、ハルヒー!」
キョン「……」
キョン「俺何も悪い事してないよ…な?」
キョン「居ただろ!ずっと前から!」
ハルヒ「存在感が薄いのよ!もっとオーラを出しなさいよ!バカぁ!!」
キョン「あっ、おい、ハルヒー!」
キョン「……」
キョン「俺何も悪い事してないよ…な?」
16: 2011/06/26(日) 15:55:38.80 ID:RCeSeXQPO
キョン「ほらほら」
ハルヒ「パン?」
キョン「あげるから」
ハルヒ「マジか」
キョン「マジだ。だから落ち着け」
ハルヒ「…キョンは優しいね」
キョン「!?」
ハルヒ「……」
キョン「え、えーっと、他の奴らはどうした?今日はこないのか?」
ハルヒ「…わかんないわよ」
キョン「え?」
ハルヒ「どういうことなの?」
ハルヒ「パン?」
キョン「あげるから」
ハルヒ「マジか」
キョン「マジだ。だから落ち着け」
ハルヒ「…キョンは優しいね」
キョン「!?」
ハルヒ「……」
キョン「え、えーっと、他の奴らはどうした?今日はこないのか?」
ハルヒ「…わかんないわよ」
キョン「え?」
ハルヒ「どういうことなの?」
19: 2011/06/26(日) 15:57:45.55 ID:RCeSeXQPO
キョン「俺が聞きてぇよ」
ハルヒ「いや、だって」
キョン「まあ…」
キョン「こんな日もあるだろ?」
ハルヒ「それ言ったらおしまいじゃない…」
キョン「古泉だって忙しいんだろ。朝比奈さんはもう3年生だし」
ハルヒ「有希は?」
キョン「……コンピ研?」
ハルヒ「さっきでてった時チラッと見たけど居なかった」
キョン「急用でも出来たんだろ。ま、そんな詮索してやんな」
ハルヒ「詮索ってわけじゃないわよ。ちょっと不思議だなぁって」
キョン「お前の大好物だな」
ハルヒ「そういう事言っちゃう?」
キョン「違うのか?」
ハルヒ「そうだけど…違うのよ」
ハルヒ「いや、だって」
キョン「まあ…」
キョン「こんな日もあるだろ?」
ハルヒ「それ言ったらおしまいじゃない…」
キョン「古泉だって忙しいんだろ。朝比奈さんはもう3年生だし」
ハルヒ「有希は?」
キョン「……コンピ研?」
ハルヒ「さっきでてった時チラッと見たけど居なかった」
キョン「急用でも出来たんだろ。ま、そんな詮索してやんな」
ハルヒ「詮索ってわけじゃないわよ。ちょっと不思議だなぁって」
キョン「お前の大好物だな」
ハルヒ「そういう事言っちゃう?」
キョン「違うのか?」
ハルヒ「そうだけど…違うのよ」
21: 2011/06/26(日) 16:01:30.56 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「いざ二人だけとなると、何も出来ないわね」
キョン「いつも何もしてないだろ」
ハルヒ「それ言ったらおしまいでしょ」
キョン「じゃあおしまい」
ハルヒ「ま、待った!」
キョン「はい」
ハルヒ「遊びましょう。二人で」
キョン「…何だって?」
ハルヒ「暇潰しよ暇潰し。ねっ?いいでしょ?」
キョン「…お前、いつもインターネットで」
ハルヒ「あれおかしいな…パソコンがぶっ壊れてる…」ガシャァ
キョン「自分で壊した!?」
ハルヒ「ってことで何かしましょう!何か!」
キョン「お、おう…」
キョン「いつも何もしてないだろ」
ハルヒ「それ言ったらおしまいでしょ」
キョン「じゃあおしまい」
ハルヒ「ま、待った!」
キョン「はい」
ハルヒ「遊びましょう。二人で」
キョン「…何だって?」
ハルヒ「暇潰しよ暇潰し。ねっ?いいでしょ?」
キョン「…お前、いつもインターネットで」
ハルヒ「あれおかしいな…パソコンがぶっ壊れてる…」ガシャァ
キョン「自分で壊した!?」
ハルヒ「ってことで何かしましょう!何か!」
キョン「お、おう…」
23: 2011/06/26(日) 16:06:31.93 ID:RCeSeXQPO
キョン「で?」
ハルヒ「一回戦目はオセロ!」
キョン「一回戦…」
ハルヒ「普通のルールはつまんないからオリジナルルールでやります」
キョン「嫌な予感が…」
ハルヒ「白一色で!」
キョン「来ると思った!」
ハルヒ「あたし白がいい!」
キョン「じゃあ俺は…」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「…白ね」
キョン「…白だな」
ハルヒ「一回戦目はオセロ!」
キョン「一回戦…」
ハルヒ「普通のルールはつまんないからオリジナルルールでやります」
キョン「嫌な予感が…」
ハルヒ「白一色で!」
キョン「来ると思った!」
ハルヒ「あたし白がいい!」
キョン「じゃあ俺は…」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「…白ね」
キョン「…白だな」
24: 2011/06/26(日) 16:10:15.91 ID:RCeSeXQPO
――――――――――
ハルヒ「ストップ!それあたしの白よ?」
キョン「は?お前のはこっちだろ」
ハルヒ「違うわよ。あたしがそれひっくり返したのよ」
キョン「いやいや」
ハルヒ「む」
キョン「む」
ハルヒ「むむ」
キョン「むむ」
ハルヒ「いいわ、そいつがどっちの白か、勝負で決めましょう!」
キョン「望むところじゃねーか」
25: 2011/06/26(日) 16:15:41.75 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「神経衰弱で!」
キョン「待てぃ!」
ハルヒ「待った無し!」
キョン「いぃや待て!」
ハルヒ「おっけ」
キョン「俺としては、なるべく運が絡まない勝負の方がいいんだが」
ハルヒ「?」
キョン「その…、なんていうか、それだとお前に絶対勝てない気が…」
ハルヒ「なるほど。真剣に実力勝負がしたいってわけね」
キョン「あ、ああ…それでいいや」
ハルヒ「ならばじゃんけん!」
キョン「運要素しかねぇ!」
ハルヒ「キョン、あたしチョキ出すから」
キョン「なっ…!こいつ出来る…!」
キョン「待てぃ!」
ハルヒ「待った無し!」
キョン「いぃや待て!」
ハルヒ「おっけ」
キョン「俺としては、なるべく運が絡まない勝負の方がいいんだが」
ハルヒ「?」
キョン「その…、なんていうか、それだとお前に絶対勝てない気が…」
ハルヒ「なるほど。真剣に実力勝負がしたいってわけね」
キョン「あ、ああ…それでいいや」
ハルヒ「ならばじゃんけん!」
キョン「運要素しかねぇ!」
ハルヒ「キョン、あたしチョキ出すから」
キョン「なっ…!こいつ出来る…!」
26: 2011/06/26(日) 16:20:54.85 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「ふふふ…さぁいくわよ…!」
キョン「くっ…!」
キョン「ってのには騙されないからな。じゃんけんを却下します」
ハルヒ「ですよねー」
キョン「ここは将棋とかどうだろう」
ハルヒ「えーあたしあんまやったことない」
キョン「チェス」
ハルヒ「チェスって確かなんたらメイトってやつでしょ」
キョン「そうそう」
ハルヒ「なんだっけ…」
ハルヒ「アニメ」
キョン「それ以上言わなくてよろしい」
キョン「くっ…!」
キョン「ってのには騙されないからな。じゃんけんを却下します」
ハルヒ「ですよねー」
キョン「ここは将棋とかどうだろう」
ハルヒ「えーあたしあんまやったことない」
キョン「チェス」
ハルヒ「チェスって確かなんたらメイトってやつでしょ」
キョン「そうそう」
ハルヒ「なんだっけ…」
ハルヒ「アニメ」
キョン「それ以上言わなくてよろしい」
29: 2011/06/26(日) 16:24:31.70 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「メイトと言えば」
キョン「言えば?」
ハルヒ「メイド」
キョン「メイド?」
ハルヒ「みくるちゃんにメイド以外の服買ってあげないと!」
キョン「なぜ韻踏んだし」
ハルヒ「パソコンで調べてみないと…」
キョン「なんのサイト?」
ハルヒ「アニメイト!」
キョン「言えば?」
ハルヒ「メイド」
キョン「メイド?」
ハルヒ「みくるちゃんにメイド以外の服買ってあげないと!」
キョン「なぜ韻踏んだし」
ハルヒ「パソコンで調べてみないと…」
キョン「なんのサイト?」
ハルヒ「アニメイト!」
31: 2011/06/26(日) 16:28:30.78 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「そろそろ真面目に考えましょう」
キョン「だな」
ハルヒ「キョンの成績について…」
キョン「俺の成績はどうでもいいだろ!」
ハルヒ「どうでもよくないわよ。あんただけ別の大学とかになるかもしれないわ」
キョン「え?何か悪いのか?」
ハルヒ「少なくとも、あんたはあたしと同じ大学に行かないと許さないわよ!」
キョン「えぇ」
ハルヒ「異論は認めないわ」
キョン「お前、本気でそう思ってんのか?」
ハルヒ「えっ…。ま、まあ…」
キョン「なら、大丈夫かもしれんぞ」
ハルヒ「?」
キョン「そういうもんだ」
キョン「だな」
ハルヒ「キョンの成績について…」
キョン「俺の成績はどうでもいいだろ!」
ハルヒ「どうでもよくないわよ。あんただけ別の大学とかになるかもしれないわ」
キョン「え?何か悪いのか?」
ハルヒ「少なくとも、あんたはあたしと同じ大学に行かないと許さないわよ!」
キョン「えぇ」
ハルヒ「異論は認めないわ」
キョン「お前、本気でそう思ってんのか?」
ハルヒ「えっ…。ま、まあ…」
キョン「なら、大丈夫かもしれんぞ」
ハルヒ「?」
キョン「そういうもんだ」
32: 2011/06/26(日) 16:33:15.33 ID:RCeSeXQPO
キョン「というか」
ハルヒ「……」
キョン「何をしたらこんなめちゃくちゃになんの?」
ハルヒ「わかんないっ☆」
キョン「可愛く言っても無駄だ!俺はお前がパソコンを破壊したのを見たからな!確かに!」
ハルヒ「そうね、言うならば」
ハルヒ「あ、『愛の力』ってやつかしら…」
キョン「愛の力(笑)」
ハルヒ「殴るわよ?」グシャァ
キョン「蹴りながら言うなぁあ!」
キョン「ぐぅっ…、つか、お前そんなにパソコンの事愛してたのか…」
ハルヒ「蹴るわよ?」ズゴシャア
キョン「ぎゃあぁあぁあぁあ!!」
ハルヒ「……」
キョン「何をしたらこんなめちゃくちゃになんの?」
ハルヒ「わかんないっ☆」
キョン「可愛く言っても無駄だ!俺はお前がパソコンを破壊したのを見たからな!確かに!」
ハルヒ「そうね、言うならば」
ハルヒ「あ、『愛の力』ってやつかしら…」
キョン「愛の力(笑)」
ハルヒ「殴るわよ?」グシャァ
キョン「蹴りながら言うなぁあ!」
キョン「ぐぅっ…、つか、お前そんなにパソコンの事愛してたのか…」
ハルヒ「蹴るわよ?」ズゴシャア
キョン「ぎゃあぁあぁあぁあ!!」
34: 2011/06/26(日) 16:38:21.46 ID:RCeSeXQPO
キョン「ハルヒ、お前はちょっとばかし乱暴だ」
ハルヒ「……」
キョン「怒るなら、殴る蹴るじゃなくて他の行動を取ってみたらどうだ」
ハルヒ「…例えば?」
キョン「そうだな。殴る代わりに抱き付くとか」
ハルヒ「!」
キョン「あとは…」
ハルヒ「キョンなんかだいっきらい」ギュ
キョン「は、ハルヒさん?」
ハルヒ「だいっきらいなんだからね」ギュー
キョン「いや…、え?なにこれ…」
ハルヒ「……」
キョン「怒るなら、殴る蹴るじゃなくて他の行動を取ってみたらどうだ」
ハルヒ「…例えば?」
キョン「そうだな。殴る代わりに抱き付くとか」
ハルヒ「!」
キョン「あとは…」
ハルヒ「キョンなんかだいっきらい」ギュ
キョン「は、ハルヒさん?」
ハルヒ「だいっきらいなんだからね」ギュー
キョン「いや…、え?なにこれ…」
35: 2011/06/26(日) 16:44:59.01 ID:RCeSeXQPO
キョン「あ、あの…そろそろ…」
ハルヒ「…メンゴメンゴ、ちょっとからかってみただけよ」
キョン「メンゴとか…」
ハルヒ「ナウいわよね」
キョン「…チョベリグだな」
ハルヒ「でもさ」
キョン「ん?」
ハルヒ「ナウって今も使ってる人いるよね」
キョン「部室なう」
ハルヒ「そうそう!」
キョン「意味が違うけどな」
ハルヒ「え?同じじゃない」
キョン「え?」
ハルヒ「今って意味でしょ?」
キョン「え…?ん?」
ハルヒ「…メンゴメンゴ、ちょっとからかってみただけよ」
キョン「メンゴとか…」
ハルヒ「ナウいわよね」
キョン「…チョベリグだな」
ハルヒ「でもさ」
キョン「ん?」
ハルヒ「ナウって今も使ってる人いるよね」
キョン「部室なう」
ハルヒ「そうそう!」
キョン「意味が違うけどな」
ハルヒ「え?同じじゃない」
キョン「え?」
ハルヒ「今って意味でしょ?」
キョン「え…?ん?」
36: 2011/06/26(日) 16:48:32.41 ID:RCeSeXQPO
キョン「ギターやりたい」
ハルヒ「なんで?」
キョン「なんかカッコいいなーと」
ハルヒ「あんたがやってプラマイゼロ…いいえ、乗法法則でマイナスかしら?」
キョン「言うな!わかってるから!」
ハルヒ「そ、その、さ」
キョン「ちくしょー…」
ハルヒ「あたしが、教えてあげよっか?」
キョン「…!?」
ハルヒ「あああああなんでもない!なんでもないですよー!」
ハルヒ「なんで?」
キョン「なんかカッコいいなーと」
ハルヒ「あんたがやってプラマイゼロ…いいえ、乗法法則でマイナスかしら?」
キョン「言うな!わかってるから!」
ハルヒ「そ、その、さ」
キョン「ちくしょー…」
ハルヒ「あたしが、教えてあげよっか?」
キョン「…!?」
ハルヒ「あああああなんでもない!なんでもないですよー!」
38: 2011/06/26(日) 16:53:09.43 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「ポケモン勝負よ!」
キョン「先生ー!こっちです!」
ハルヒ「ばかぁ!!」
キョン「!?」
ハルヒ「あたし…、あんたが、ポケモンやってて、それで、ひぐ、」
キョン「は、ハルヒ?ちょ、え?」
ハルヒ「一緒に、やりたいなぁって、思って、買ったのに、ぅ、なのに…」
キョン「あー悪かった!ハルヒ?よしよし、やろう!勝負!ポケモン!」
ハルヒ「……ホント?」
キョン「あぁホントさ!100回でも200回でもやってやる!」
ハルヒ「よーし!起動ー!」
キョン「もう疲れた…」
キョン「先生ー!こっちです!」
ハルヒ「ばかぁ!!」
キョン「!?」
ハルヒ「あたし…、あんたが、ポケモンやってて、それで、ひぐ、」
キョン「は、ハルヒ?ちょ、え?」
ハルヒ「一緒に、やりたいなぁって、思って、買ったのに、ぅ、なのに…」
キョン「あー悪かった!ハルヒ?よしよし、やろう!勝負!ポケモン!」
ハルヒ「……ホント?」
キョン「あぁホントさ!100回でも200回でもやってやる!」
ハルヒ「よーし!起動ー!」
キョン「もう疲れた…」
39: 2011/06/26(日) 16:57:01.96 ID:RCeSeXQPO
キョン「DSi…!?しかもLL…」
ハルヒ「まぁ折角買うんだし、一番新しいのをと思ってね」
キョン「3DSは?」
ハルヒ「ん?なぁにそれ」
キョン「……」
キョン「…まぁいい。ポケモンポケモン」
ハルヒ「通信ってどうやんの?」
キョン「あぁ…、ポケモンセンターに行って…」
キョン「って……えっ?」
ハルヒ「?」
キョン「お前…これは一体…」
ハルヒ「ポケモンよ」
キョン「い、いや…そうじゃなくて」
ハルヒ「サファイア」
キョン「かいさーん!解散です!」
ハルヒ「まぁ折角買うんだし、一番新しいのをと思ってね」
キョン「3DSは?」
ハルヒ「ん?なぁにそれ」
キョン「……」
キョン「…まぁいい。ポケモンポケモン」
ハルヒ「通信ってどうやんの?」
キョン「あぁ…、ポケモンセンターに行って…」
キョン「って……えっ?」
ハルヒ「?」
キョン「お前…これは一体…」
ハルヒ「ポケモンよ」
キョン「い、いや…そうじゃなくて」
ハルヒ「サファイア」
キョン「かいさーん!解散です!」
41: 2011/06/26(日) 17:00:51.91 ID:RCeSeXQPO
キョン「仕方ない…俺もエメラルドで」
ハルヒ「さっすがキョン!ヒューヒュー!」
キョン「や、やめろよ」
ハルヒ「カッコいい!大好き!」
キョン「あ、ありがとう」
ハルヒ「う、うん」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「……あ、急所ごめん」
ハルヒ「うん…」
ハルヒ「さっすがキョン!ヒューヒュー!」
キョン「や、やめろよ」
ハルヒ「カッコいい!大好き!」
キョン「あ、ありがとう」
ハルヒ「う、うん」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「……あ、急所ごめん」
ハルヒ「うん…」
42: 2011/06/26(日) 17:05:11.19 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「ちょっとは手加減しなさいよばかー!」
キョン「ピカチュウとか使うからだろ!イーブイとか!」
ハルヒ「くっ…あたしのかわいいポケモンちゃん…」
キョン「どっかで聞いた事のあるセリフだな」
ハルヒ「ぷよぷよで勝負!」
キョン「切り替え早いな…」
ハルヒ「ふふふ…こればっかりは負けられないわ…」
キョン「ぷよぷよなら何回かやった事あるぞ」
ハルヒ「ハハ…ははは、フハハハ!その程度であたしを倒そうとは笑わせる!」
キョン「見事な三段笑いですね」
ハルヒ「いざ!」
キョン「あ、通信モードはここな」
ハルヒ「あ、はい」
キョン「ピカチュウとか使うからだろ!イーブイとか!」
ハルヒ「くっ…あたしのかわいいポケモンちゃん…」
キョン「どっかで聞いた事のあるセリフだな」
ハルヒ「ぷよぷよで勝負!」
キョン「切り替え早いな…」
ハルヒ「ふふふ…こればっかりは負けられないわ…」
キョン「ぷよぷよなら何回かやった事あるぞ」
ハルヒ「ハハ…ははは、フハハハ!その程度であたしを倒そうとは笑わせる!」
キョン「見事な三段笑いですね」
ハルヒ「いざ!」
キョン「あ、通信モードはここな」
ハルヒ「あ、はい」
44: 2011/06/26(日) 17:08:02.08 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「なんで…?なんで勝てないの…?」
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「あたしは…ガンダムになれない…」
キョン「ならなくて結構です」
ハルヒ「テトリス!」
キョン「いろいろ持ってんなぁ」
ハルヒ「こうなりゃやけよ…!あんたに勝つまでやってやるわ!」
キョン「どうぞご自由に」
ハルヒ「おりゃあテトリス!!」
キョン「T-Spin Triple!!」
ハルヒ「なにそれ!?」
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「あたしは…ガンダムになれない…」
キョン「ならなくて結構です」
ハルヒ「テトリス!」
キョン「いろいろ持ってんなぁ」
ハルヒ「こうなりゃやけよ…!あんたに勝つまでやってやるわ!」
キョン「どうぞご自由に」
ハルヒ「おりゃあテトリス!!」
キョン「T-Spin Triple!!」
ハルヒ「なにそれ!?」
45: 2011/06/26(日) 17:09:13.30 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「はぁ…はぁ…」
キョン「はぁ…はぁ…」
ハルヒ「で…、なんの話をしてたんだっけ?」
キョン「えーっと、ハルヒの怪力?」
ハルヒ「違うッ!」
キョン「えー…」
ハルヒ「キョンの成績よ」
キョン「ちが……、そうだっけ?」
ハルヒ「うん」
キョン「なんかそんな気がしてきた」
ハルヒ「だってそうだもん」
キョン「む」
ハルヒ「あ、あんたがどうしてもって言うなら…あたしが家庭教師になってあげてもいいわよ?」
キョン「はぁ…はぁ…」
ハルヒ「で…、なんの話をしてたんだっけ?」
キョン「えーっと、ハルヒの怪力?」
ハルヒ「違うッ!」
キョン「えー…」
ハルヒ「キョンの成績よ」
キョン「ちが……、そうだっけ?」
ハルヒ「うん」
キョン「なんかそんな気がしてきた」
ハルヒ「だってそうだもん」
キョン「む」
ハルヒ「あ、あんたがどうしてもって言うなら…あたしが家庭教師になってあげてもいいわよ?」
48: 2011/06/26(日) 17:15:39.65 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「今週末ね!」
キョン「すまん。お前が来てくれるとマジで助かる」
ハルヒ「それほどでも」
キョン「お、照れてる」
ハルヒ「照れてないわよ」
キョン「…かわいい」ボソッ
ハルヒ「!?!?」
キョン「照れた?」
ハルヒ「し、氏ねっ!今すぐっ!」ヒュッ
キョン「甘い!」
キョン「全く、かわいいやつだぜ」
ハルヒ「な、なななっななななな…!」
キョン「ははは」
ハルヒ「…抱き付くわよ」
キョン「…すいませんでした」
キョン「すまん。お前が来てくれるとマジで助かる」
ハルヒ「それほどでも」
キョン「お、照れてる」
ハルヒ「照れてないわよ」
キョン「…かわいい」ボソッ
ハルヒ「!?!?」
キョン「照れた?」
ハルヒ「し、氏ねっ!今すぐっ!」ヒュッ
キョン「甘い!」
キョン「全く、かわいいやつだぜ」
ハルヒ「な、なななっななななな…!」
キョン「ははは」
ハルヒ「…抱き付くわよ」
キョン「…すいませんでした」
51: 2011/06/26(日) 17:22:33.32 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「そういやさ」
キョン「何だ」
ハルヒ「あんた体操服洗ってないでしょ」
キョン「そうだな…一週間くらい」
ハルヒ「うぇ…」
キョン「そんな顔するなって。そろそろ洗おうと思ってたところだ」
ハルヒ「いや、洗わなくてもいいんじゃない?」
キョン「は?」
ハルヒ「あっ…」
キョン「どういうことだ」
ハルヒ「いや…はは、どういうことだろ?ねぇ?」
キョン「何故目を逸らす」
ハルヒ「キョンを直視するとドキドキして爆発しそうになるからよ」
キョン「どういうことだ」
ハルヒ「あっ…」
キョン「何だ」
ハルヒ「あんた体操服洗ってないでしょ」
キョン「そうだな…一週間くらい」
ハルヒ「うぇ…」
キョン「そんな顔するなって。そろそろ洗おうと思ってたところだ」
ハルヒ「いや、洗わなくてもいいんじゃない?」
キョン「は?」
ハルヒ「あっ…」
キョン「どういうことだ」
ハルヒ「いや…はは、どういうことだろ?ねぇ?」
キョン「何故目を逸らす」
ハルヒ「キョンを直視するとドキドキして爆発しそうになるからよ」
キョン「どういうことだ」
ハルヒ「あっ…」
52: 2011/06/26(日) 17:26:33.24 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「うにゃ」
キョン「……」
ハルヒ「にゃあ」
キョン「……」
ハルヒ「にゃお…」
キョン「……」
ハルヒ「はい」
キョン「わかんねーよ!なんだよ猫語って!」
ハルヒ「わかりなさいよ!猫が話しかけてきたらどうすんの!」
キョン「話しかけてくるわけ……」
キョン「…あるかも」
ハルヒ「えっ」
キョン「えっ」
ハルヒ「なにそれこわい」
キョン「……」
ハルヒ「にゃあ」
キョン「……」
ハルヒ「にゃお…」
キョン「……」
ハルヒ「はい」
キョン「わかんねーよ!なんだよ猫語って!」
ハルヒ「わかりなさいよ!猫が話しかけてきたらどうすんの!」
キョン「話しかけてくるわけ……」
キョン「…あるかも」
ハルヒ「えっ」
キョン「えっ」
ハルヒ「なにそれこわい」
53: 2011/06/26(日) 17:30:57.44 ID:RCeSeXQPO
キョン「だからどうすんだよパソコン…」
ハルヒ「コンピ研に行ってもらってきましょ」
キョン「お前、パソコンをポケットティッシュか何かと勘違いしてないか?」
ハルヒ「大丈夫大丈夫。きっとくれるわよ」
キョン「あぁ…そう」
ハルヒ「行くわよー」
キョン「俺も?」
ハルヒ「もちろん!」
キョン「やれやれ…」
ハルヒ「コンピ研に行ってもらってきましょ」
キョン「お前、パソコンをポケットティッシュか何かと勘違いしてないか?」
ハルヒ「大丈夫大丈夫。きっとくれるわよ」
キョン「あぁ…そう」
ハルヒ「行くわよー」
キョン「俺も?」
ハルヒ「もちろん!」
キョン「やれやれ…」
54: 2011/06/26(日) 17:32:51.91 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「ちーっす」
コンピ研「ヒィ!」
ハルヒ「パソコン一式…いただきにー、来ましたぁ!」
キョン「……」
部長「また君か!パソコンなら前に…」
キョン「壊れちゃいました」
部長「!?」
ハルヒ「パソコン頂戴!」
部長「くっ…。駄目と言っても聞かないんだろうな…。いいだろう、ならこちらにも条件がある」
キョン「いいのかよ」
ハルヒ「条件?」
部長「涼宮ハルヒ!君を我が部の部員にする!ただし…」
部員A「ただの部員になれると思うなよ…。たっぷりこき使ってやる…」
ハルヒ「なにこの薄い本的な展開…」
キョン「そういう事言っちゃいます?」
コンピ研「ヒィ!」
ハルヒ「パソコン一式…いただきにー、来ましたぁ!」
キョン「……」
部長「また君か!パソコンなら前に…」
キョン「壊れちゃいました」
部長「!?」
ハルヒ「パソコン頂戴!」
部長「くっ…。駄目と言っても聞かないんだろうな…。いいだろう、ならこちらにも条件がある」
キョン「いいのかよ」
ハルヒ「条件?」
部長「涼宮ハルヒ!君を我が部の部員にする!ただし…」
部員A「ただの部員になれると思うなよ…。たっぷりこき使ってやる…」
ハルヒ「なにこの薄い本的な展開…」
キョン「そういう事言っちゃいます?」
56: 2011/06/26(日) 17:36:15.78 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「うおりゃー!!」ドーン
コンピ研「ぎゃああぁあ」
――――――――――
キョン「…随分テキトーな描写だな」
ハルヒ「適当って言って欲しいわね。あいつらに構ってる暇なんてないのよ」
キョン「暇しかないだろ」
ハルヒ「まあまあ」
キョン「で、パソコンがここにあるわけだが」
ハルヒ「うん」
キョン「この…粉々のちょっと前までパソコンだった物はどうすんだ?」
ハルヒ「返してきましょ」
キョン「ひでぇ!」
コンピ研「ぎゃああぁあ」
――――――――――
キョン「…随分テキトーな描写だな」
ハルヒ「適当って言って欲しいわね。あいつらに構ってる暇なんてないのよ」
キョン「暇しかないだろ」
ハルヒ「まあまあ」
キョン「で、パソコンがここにあるわけだが」
ハルヒ「うん」
キョン「この…粉々のちょっと前までパソコンだった物はどうすんだ?」
ハルヒ「返してきましょ」
キョン「ひでぇ!」
57: 2011/06/26(日) 17:39:23.00 ID:RCeSeXQPO
キョン「お、朝比奈さんのコスプレか?」
ハルヒ「うぅん、あたしの」
キョン「ほ、ほう!」
ハルヒ「どういうの着て欲しい?」
キョン「あ、えー…」
ハルヒ「何?」
キョン「ちょっと貸してみ」
ハルヒ「!?」
キョン「えーっと、」カチ
ハルヒ「状況を説明しよう!今キョンは、あたしを後ろから抱きしめるような形でマウスを操作しているのである!しかもあたしの手の上からあばばb」
キョン「…これだろ!」
ハルヒ「……」
キョン「…ハルヒ?」
ハルヒ「……」
キョン「もしもーし」
ハルヒ「ふぅ…」
キョン「あっ戻ってきた」
ハルヒ「うぅん、あたしの」
キョン「ほ、ほう!」
ハルヒ「どういうの着て欲しい?」
キョン「あ、えー…」
ハルヒ「何?」
キョン「ちょっと貸してみ」
ハルヒ「!?」
キョン「えーっと、」カチ
ハルヒ「状況を説明しよう!今キョンは、あたしを後ろから抱きしめるような形でマウスを操作しているのである!しかもあたしの手の上からあばばb」
キョン「…これだろ!」
ハルヒ「……」
キョン「…ハルヒ?」
ハルヒ「……」
キョン「もしもーし」
ハルヒ「ふぅ…」
キョン「あっ戻ってきた」
58: 2011/06/26(日) 17:43:31.86 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「いつまで手…いや、マウス握ってんのよ!離れろセクシャリズムハラリメントー!」
キョン「セクシャルハラスメントな」
ハルヒ「はぁ…はぁ…」
キョン「なんだハルヒ、顔赤いぞ」
ハルヒ「故意犯…!?」
キョン「は?」
ハルヒ「これがホントの恋犯ってか?うるせーちくしょー!!」
キョン「お前がうるせーよ」
ハルヒ「落ち着きなさいよバカ!あたしにも心の準備ってもんがあるでしょーが!」
キョン「あ、ん?…すまん」
ハルヒ「んっふ…困ったものです…」
キョン「はは、全然似てねぇ」
キョン「セクシャルハラスメントな」
ハルヒ「はぁ…はぁ…」
キョン「なんだハルヒ、顔赤いぞ」
ハルヒ「故意犯…!?」
キョン「は?」
ハルヒ「これがホントの恋犯ってか?うるせーちくしょー!!」
キョン「お前がうるせーよ」
ハルヒ「落ち着きなさいよバカ!あたしにも心の準備ってもんがあるでしょーが!」
キョン「あ、ん?…すまん」
ハルヒ「んっふ…困ったものです…」
キョン「はは、全然似てねぇ」
60: 2011/06/26(日) 17:47:23.91 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「何これ、チャイナ服?」
キョン「あぁ、うん」
ハルヒ「着て欲しいの?」
キョン「いや…まぁ」
ハルヒ「どっちなのよ」
キョン「着て欲しいです」
ハルヒ「ふーん…」
キョン「そんときゃ、ポニーテールで宜しく頼むぞ。可愛さ15倍増しだ」
ハルヒ「……」
キョン「…赤くなった」
ハルヒ「なってない!」
キョン「はいはい」
ハルヒ「むむ…」
キョン「あぁ、うん」
ハルヒ「着て欲しいの?」
キョン「いや…まぁ」
ハルヒ「どっちなのよ」
キョン「着て欲しいです」
ハルヒ「ふーん…」
キョン「そんときゃ、ポニーテールで宜しく頼むぞ。可愛さ15倍増しだ」
ハルヒ「……」
キョン「…赤くなった」
ハルヒ「なってない!」
キョン「はいはい」
ハルヒ「むむ…」
61: 2011/06/26(日) 17:50:20.75 ID:RCeSeXQPO
キョン「試しにこのメイド服を着てみてはどうか?」
ハルヒ「や、やだ」
キョン「頼むよ」
ハルヒ「…だって」
キョン「お前平気な顔してバニーさんとかになるじゃん」
ハルヒ「そういう問題じゃないの!ほら、いっつもみくるちゃんが着てるじゃない?だから…」
キョン「だから?」
ハルヒ「…あたしが着ると、む、胸のとこが余るかなーって」
キョン「大丈夫だ!ハルヒも結構胸大きいから!」
ハルヒ「氏ねセクションパラオメント」
キョン「それだとセクパラじゃねーか。セクシャルハラスメントな」
ハルヒ「や、やだ」
キョン「頼むよ」
ハルヒ「…だって」
キョン「お前平気な顔してバニーさんとかになるじゃん」
ハルヒ「そういう問題じゃないの!ほら、いっつもみくるちゃんが着てるじゃない?だから…」
キョン「だから?」
ハルヒ「…あたしが着ると、む、胸のとこが余るかなーって」
キョン「大丈夫だ!ハルヒも結構胸大きいから!」
ハルヒ「氏ねセクションパラオメント」
キョン「それだとセクパラじゃねーか。セクシャルハラスメントな」
62: 2011/06/26(日) 17:53:30.18 ID:RCeSeXQPO
キョン「そういやハルヒよ」
ハルヒ「ん?」
キョン「お前のそのカチューシャ、何個持ってんだ?」
ハルヒ「禁則事項です」
キョン「何故に黄色?」
ハルヒ「別に…ただなんとなく」
キョン「?」
ハルヒ「…昔、変なやつから貰ったのよ。お前にはそれがよく似合うって言われて」
キョン「変な…やつだと?」
ハルヒ「うん。そいつには何度か会った事あるんだけど…って、どうでもいいわよこんな事」
キョン「まさか朝比奈さんそういう事なんですかマジですか」
ハルヒ「え?」
キョン「仕事が増えた…」
ハルヒ「仕事?」
ハルヒ「ん?」
キョン「お前のそのカチューシャ、何個持ってんだ?」
ハルヒ「禁則事項です」
キョン「何故に黄色?」
ハルヒ「別に…ただなんとなく」
キョン「?」
ハルヒ「…昔、変なやつから貰ったのよ。お前にはそれがよく似合うって言われて」
キョン「変な…やつだと?」
ハルヒ「うん。そいつには何度か会った事あるんだけど…って、どうでもいいわよこんな事」
キョン「まさか朝比奈さんそういう事なんですかマジですか」
ハルヒ「え?」
キョン「仕事が増えた…」
ハルヒ「仕事?」
63: 2011/06/26(日) 17:57:06.33 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「つまんないからゲームしよ」
キョン「いやな予感しかしねぇよ」
ハルヒ「性格反転ゲーム!」
キョン「うわぁ…」
ハルヒ「それでは皆さん頑張って!」
キョン「具体的には…どうすりゃいいんだ?」
ハルヒ「キョンはいつもぐだぐだしてるからなんかこう意欲的に」
キョン「わーい!おもしろそー!」
ハルヒ「そうそう!」
キョン「わかった!これでいいんだね!」
ハルヒ「はいキョン飴だよ」
キョン「わぁい☆飴だ飴だ!」
キョン「いやな予感しかしねぇよ」
ハルヒ「性格反転ゲーム!」
キョン「うわぁ…」
ハルヒ「それでは皆さん頑張って!」
キョン「具体的には…どうすりゃいいんだ?」
ハルヒ「キョンはいつもぐだぐだしてるからなんかこう意欲的に」
キョン「わーい!おもしろそー!」
ハルヒ「そうそう!」
キョン「わかった!これでいいんだね!」
ハルヒ「はいキョン飴だよ」
キョン「わぁい☆飴だ飴だ!」
64: 2011/06/26(日) 17:59:35.90 ID:RCeSeXQPO
キョン「俺しかやってねー!!」
ハルヒ「ちっ…」
キョン「舌打ち聞こえたぞ!?」
ハルヒ「ばれちゃったか」
キョン「次はお前な。これ絶対」
ハルヒ「えー…」
キョン「しおらしい感じで頼むぞ」
ハルヒ「……」
ハルヒ「あ、あの…」
キョン「!!」
ハルヒ「あ、あたしと二人きりで、その…嫌じゃない…?」
キョン「ち、チェンジ!!」
ハルヒ「え?」
キョン「だ、駄目!なんつーか、気持ち悪い!こう…ぞわぞわーってする!」
ハルヒ「あたし…泣いていいよね?」
ハルヒ「ちっ…」
キョン「舌打ち聞こえたぞ!?」
ハルヒ「ばれちゃったか」
キョン「次はお前な。これ絶対」
ハルヒ「えー…」
キョン「しおらしい感じで頼むぞ」
ハルヒ「……」
ハルヒ「あ、あの…」
キョン「!!」
ハルヒ「あ、あたしと二人きりで、その…嫌じゃない…?」
キョン「ち、チェンジ!!」
ハルヒ「え?」
キョン「だ、駄目!なんつーか、気持ち悪い!こう…ぞわぞわーってする!」
ハルヒ「あたし…泣いていいよね?」
68: 2011/06/26(日) 18:13:33.51 ID:RCeSeXQPO
キョン「いや、違うんだよ。やばい。さっきのお前はやばい」
ハルヒ「ぐすっ」
キョン「なんで上目遣いなんだよ…破壊力がもうダンチだよ団地妻だよ」
ハルヒ「団地妻全然関係無いわよね」
キョン「『団地妻は○ひ 調教日記』」
ハルヒ「あんたホントに下ネタ好きね」
キョン「うん。今のはひどいな。すまん」
ハルヒ「今更謝ってもあんたの株はもう永遠に上がらないわよ」
キョン「それはひどい!」
ハルヒ「そしてキョンは人気取りのために古泉君と花を咲かすのでした」
キョン「これもひどい!」
ハルヒ「ぐすっ」
キョン「なんで上目遣いなんだよ…破壊力がもうダンチだよ団地妻だよ」
ハルヒ「団地妻全然関係無いわよね」
キョン「『団地妻は○ひ 調教日記』」
ハルヒ「あんたホントに下ネタ好きね」
キョン「うん。今のはひどいな。すまん」
ハルヒ「今更謝ってもあんたの株はもう永遠に上がらないわよ」
キョン「それはひどい!」
ハルヒ「そしてキョンは人気取りのために古泉君と花を咲かすのでした」
キョン「これもひどい!」
69: 2011/06/26(日) 18:15:20.04 ID:RCeSeXQPO
キョン「ハルヒを動物に例えるなら」
ハルヒ「キョンはナマケモノって感じ」
キョン「ナマケモノって実は恐ろしいんだぞ。隙を見せたら襲っちゃうかもな」
ハルヒ「マジか」
キョン「いやわからんでたらめ言った」
ハルヒ「あ、あたしはいつでも隙だらけだし、好きだらけだからねっ」
キョン「スルーしますね。ハルヒは、何て言われる?」
ハルヒ「あたしは…猫って古泉君から言われた事ある」
キョン「古泉から?」
ハルヒ「『涼宮さんを動物に例えるなら、猫ですね。あなたは猫のように自由で、』」
ハルヒ「『猫のように可愛らしい。見方によっては綺麗にも見えます』」
ハルヒ「『気まぐれで、すぐそっぽ向いちゃうところとか、もう抱きしめたくなっちゃいますよ』」
ハルヒ「って言ってた」
キョン「うわぁ…」
ハルヒ「キョンはナマケモノって感じ」
キョン「ナマケモノって実は恐ろしいんだぞ。隙を見せたら襲っちゃうかもな」
ハルヒ「マジか」
キョン「いやわからんでたらめ言った」
ハルヒ「あ、あたしはいつでも隙だらけだし、好きだらけだからねっ」
キョン「スルーしますね。ハルヒは、何て言われる?」
ハルヒ「あたしは…猫って古泉君から言われた事ある」
キョン「古泉から?」
ハルヒ「『涼宮さんを動物に例えるなら、猫ですね。あなたは猫のように自由で、』」
ハルヒ「『猫のように可愛らしい。見方によっては綺麗にも見えます』」
ハルヒ「『気まぐれで、すぐそっぽ向いちゃうところとか、もう抱きしめたくなっちゃいますよ』」
ハルヒ「って言ってた」
キョン「うわぁ…」
70: 2011/06/26(日) 18:22:43.42 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「口説かれてるのかと思ったわ」
キョン「間違いなく口説かれてるな」
ハルヒ「マジか」
キョン「それにしても、似てなかったぞモノマネ」
ハルヒ「うっさい」
キョン「まぁ、ハルヒが猫っつーのは、わかる気がする」
キョン「何考えてるかわかんないとことか、自分勝手なとことか、すぐ爪出すとことかそっくりだ」
ハルヒ「そろそろ爪だしちゃおっかにゃー?」
キョン「猫じゃらしを用意しとくか…」
キョン「間違いなく口説かれてるな」
ハルヒ「マジか」
キョン「それにしても、似てなかったぞモノマネ」
ハルヒ「うっさい」
キョン「まぁ、ハルヒが猫っつーのは、わかる気がする」
キョン「何考えてるかわかんないとことか、自分勝手なとことか、すぐ爪出すとことかそっくりだ」
ハルヒ「そろそろ爪だしちゃおっかにゃー?」
キョン「猫じゃらしを用意しとくか…」
71: 2011/06/26(日) 18:27:35.15 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「あ、やば」
キョン「何が?」
ハルヒ「あたしね、授業中にこうやって指を…」
ハルヒ「こういうふうにやるのが日課なんだけどね」
キョン「……」
ハルヒ「今日はやってないなぁって」
キョン「知ったことかよ!」
ハルヒ「はぁ?あんたから聞いてきたんでしょ」
キョン「なんだよその日課!俺の日課は」
ハルヒ「聞いてない」
キョン「聞いて下さい」
ハルヒ「いいよ」
キョン「いいの?」
ハルヒ「はやく」
キョン「俺、日課ないなぁって思った」
ハルヒ「知ったことかよ!」
キョン「何が?」
ハルヒ「あたしね、授業中にこうやって指を…」
ハルヒ「こういうふうにやるのが日課なんだけどね」
キョン「……」
ハルヒ「今日はやってないなぁって」
キョン「知ったことかよ!」
ハルヒ「はぁ?あんたから聞いてきたんでしょ」
キョン「なんだよその日課!俺の日課は」
ハルヒ「聞いてない」
キョン「聞いて下さい」
ハルヒ「いいよ」
キョン「いいの?」
ハルヒ「はやく」
キョン「俺、日課ないなぁって思った」
ハルヒ「知ったことかよ!」
72: 2011/06/26(日) 18:33:21.67 ID:RCeSeXQPO
キョン「何書いてんだ?」
ハルヒ「ラノベよ」
キョン「ラノベ?」
ハルヒ「一発大作かましてやって、お小遣い稼ごうと思ってね」
キョン「ハルヒはばかだなぁ」
ハルヒ「学園物書けばいいんでしょ?」
キョン「携帯小説でもやってろ」
ハルヒ「女の子増やせばいいんでしょ?」
キョン「とりあえずお前は全国のラノベ作家に謝れ」
ハルヒ「携帯小説?あのガッシボカッ氏んだ(笑)みたいなやつ?」
キョン「ていうかラノベって何だよ。普通の小説とどこが違うんだ?」
ハルヒ「えっ」
キョン「森鴎外の舞姫とかもうラノベだろアレ」
ハルヒ「おまわりさんこっちです!」
ハルヒ「ラノベよ」
キョン「ラノベ?」
ハルヒ「一発大作かましてやって、お小遣い稼ごうと思ってね」
キョン「ハルヒはばかだなぁ」
ハルヒ「学園物書けばいいんでしょ?」
キョン「携帯小説でもやってろ」
ハルヒ「女の子増やせばいいんでしょ?」
キョン「とりあえずお前は全国のラノベ作家に謝れ」
ハルヒ「携帯小説?あのガッシボカッ氏んだ(笑)みたいなやつ?」
キョン「ていうかラノベって何だよ。普通の小説とどこが違うんだ?」
ハルヒ「えっ」
キョン「森鴎外の舞姫とかもうラノベだろアレ」
ハルヒ「おまわりさんこっちです!」
75: 2011/06/26(日) 18:52:02.12 ID:RCeSeXQPO
キョン「腹いてぇ」
ハルヒ「昨日のあんたの弁当に毒盛っておいて正解だったわね」
キョン「ぅぐぉ…」
ハルヒ「トイレ行って来たらいいのに」
キョン「ハルヒがお腹撫でてくれたら治る…」
ハルヒ「は、はぁ!?」
キョン「ぅぐぁ…!し、氏ぬ…っ」
ハルヒ「氏ね変態」
キョン「ひどくないですかハルヒさん」
ハルヒ「あんたって時々変態よね。いつも変態だけど」
キョン「どっちなんだよ。それに俺は変態じゃない」
ハルヒ「お腹は?」
キョン「触る?」
ハルヒ「腹痛こじらせて氏ね」
キョン「ハルヒが荒れてる…いつもの事だけど…」
ハルヒ「昨日のあんたの弁当に毒盛っておいて正解だったわね」
キョン「ぅぐぉ…」
ハルヒ「トイレ行って来たらいいのに」
キョン「ハルヒがお腹撫でてくれたら治る…」
ハルヒ「は、はぁ!?」
キョン「ぅぐぁ…!し、氏ぬ…っ」
ハルヒ「氏ね変態」
キョン「ひどくないですかハルヒさん」
ハルヒ「あんたって時々変態よね。いつも変態だけど」
キョン「どっちなんだよ。それに俺は変態じゃない」
ハルヒ「お腹は?」
キョン「触る?」
ハルヒ「腹痛こじらせて氏ね」
キョン「ハルヒが荒れてる…いつもの事だけど…」
76: 2011/06/26(日) 18:56:45.29 ID:RCeSeXQPO
キョン「なあハルヒ」
ハルヒ「んー」
キョン「お前はお前なんだよな」
ハルヒ「ん?」
キョン「いや、だからハルヒはハルヒでさ」
ハルヒ「うん」
キョン「仮に、俺に出会わなかったハルヒがいたとしても」
ハルヒ「……」
キョン「そのハルヒも、朝比奈さんや長門、古泉を捕まえてSOS団を立ち上げたりすんのかな」
ハルヒ「…なんであんたが居なくて他のみんなは居るのよ」
キョン「仮に、だよ」
ハルヒ「さぁね。知らない」
キョン「……」
ハルヒ「…あんたが居なかったら、あたしは…」
ハルヒ「んー」
キョン「お前はお前なんだよな」
ハルヒ「ん?」
キョン「いや、だからハルヒはハルヒでさ」
ハルヒ「うん」
キョン「仮に、俺に出会わなかったハルヒがいたとしても」
ハルヒ「……」
キョン「そのハルヒも、朝比奈さんや長門、古泉を捕まえてSOS団を立ち上げたりすんのかな」
ハルヒ「…なんであんたが居なくて他のみんなは居るのよ」
キョン「仮に、だよ」
ハルヒ「さぁね。知らない」
キョン「……」
ハルヒ「…あんたが居なかったら、あたしは…」
79: 2011/06/26(日) 19:05:29.15 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「暑くね?」
キョン「いやなにその会話の切り出し方」
ハルヒ「ご、ごめん。話かけるの緊張しちゃってわけわかんなくなっちゃった」
キョン「突っ込みどころしかない!」
ハルヒ「キョンは工口全開ね」
キョン「何度目だよこのやりとり!」
ハルヒ「好きな人にさ、話かけるのってどうすればいいのかしら」
キョン「……」
キョン「…は?」
ハルヒ「あ、いや、あたしは別にいいんだけど…じゃなくて、精神病なんかに興味はないんだけど」
キョン「ハルヒ?お前はハルヒか?」
ハルヒ「あーこいつめんどくせぇ」
キョン「いやなにその会話の切り出し方」
ハルヒ「ご、ごめん。話かけるの緊張しちゃってわけわかんなくなっちゃった」
キョン「突っ込みどころしかない!」
ハルヒ「キョンは工口全開ね」
キョン「何度目だよこのやりとり!」
ハルヒ「好きな人にさ、話かけるのってどうすればいいのかしら」
キョン「……」
キョン「…は?」
ハルヒ「あ、いや、あたしは別にいいんだけど…じゃなくて、精神病なんかに興味はないんだけど」
キョン「ハルヒ?お前はハルヒか?」
ハルヒ「あーこいつめんどくせぇ」
80: 2011/06/26(日) 19:09:48.09 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「好きな人の前だとしどろもどろしちゃうもんなんでしょ?」
キョン「いや、俺はそういう体験が無いからよくわからんが」
ハルヒ「む…。やっぱりあたしたち二人だとこういう話題はダメね」
キョン「否定はしない」
ハルヒ「ってことで、やっぱり色恋沙汰の一つや二つ、体験しとくべきだと思うわけ!」
キョン「お前…、それって、インフルエンザにかかってる奴にキスするようなもんだぞ」
ハルヒ「例え方がよくわかんないしなんか工口い」
キョン「……」
ハルヒ「とにかく!こういう事は実践あるのみ!」
キョン「いきなりそんな事言われてもな」
ハルヒ「あんたって本当に馬鹿ね…」
キョン「否定はしない」
ハルヒ「だっだから!あああたしときょっキョあああんたっででで」
キョン「ハルヒがしどろもどろってレベルじゃなくしどろもどろし始めた!?」
キョン「いや、俺はそういう体験が無いからよくわからんが」
ハルヒ「む…。やっぱりあたしたち二人だとこういう話題はダメね」
キョン「否定はしない」
ハルヒ「ってことで、やっぱり色恋沙汰の一つや二つ、体験しとくべきだと思うわけ!」
キョン「お前…、それって、インフルエンザにかかってる奴にキスするようなもんだぞ」
ハルヒ「例え方がよくわかんないしなんか工口い」
キョン「……」
ハルヒ「とにかく!こういう事は実践あるのみ!」
キョン「いきなりそんな事言われてもな」
ハルヒ「あんたって本当に馬鹿ね…」
キョン「否定はしない」
ハルヒ「だっだから!あああたしときょっキョあああんたっででで」
キョン「ハルヒがしどろもどろってレベルじゃなくしどろもどろし始めた!?」
82: 2011/06/26(日) 19:15:16.44 ID:RCeSeXQPO
キョン「つまり?俺とお前が両想いという設定で数日間過ごしてみればいいってことか?」
ハルヒ「そ、そう」
キョン「なるほど、まあ俺達が手っ取り早くしどろもどろするなら、その方法が一番だろうよ」
ハルヒ「…!」
キョン「だが断る」
ハルヒ「なんで!?」
キョン「第一に。ハルヒ、お前は本当にいいのか?」
ハルヒ「へっ…?」
キョン「お前はこれから、俺の事を想い続ける純情無垢な少女を演じなきゃいけないわけなんだぞ」
ハルヒ「演技でしょ?ホントはマジでやばいぐらい不本意だけど、そこは我慢するわよ」
キョン「……」
キョン「…第二に、果たしていつどういうタイミングでやるのかってことだ」
キョン「誰かに目撃でもされてみろ、不本意でやってんのはお前なんだから、お前が困るんじゃねぇか」
ハルヒ「…そ、それって」
ハルヒ「キョンは不本意じゃないってこと…?」
ハルヒ「そ、そう」
キョン「なるほど、まあ俺達が手っ取り早くしどろもどろするなら、その方法が一番だろうよ」
ハルヒ「…!」
キョン「だが断る」
ハルヒ「なんで!?」
キョン「第一に。ハルヒ、お前は本当にいいのか?」
ハルヒ「へっ…?」
キョン「お前はこれから、俺の事を想い続ける純情無垢な少女を演じなきゃいけないわけなんだぞ」
ハルヒ「演技でしょ?ホントはマジでやばいぐらい不本意だけど、そこは我慢するわよ」
キョン「……」
キョン「…第二に、果たしていつどういうタイミングでやるのかってことだ」
キョン「誰かに目撃でもされてみろ、不本意でやってんのはお前なんだから、お前が困るんじゃねぇか」
ハルヒ「…そ、それって」
ハルヒ「キョンは不本意じゃないってこと…?」
84: 2011/06/26(日) 19:22:30.22 ID:RCeSeXQPO
キョン「あ、その、そういう意味じゃなくてだな…」
ハルヒ「じゃ、じゃあどういう意味よ?」
キョン「えっと…、お前は、見てくれは良いわけで?俺としては全く損はしないというか」
ハルヒ「……」
キョン「い、いや、そうじゃなくて、なんつーか、えー、」
ハルヒ「もういい。あんたの考え方はよーくわかったわ」
キョン「は、はは…」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「じゃ、じゃあどういう意味よ?」
キョン「えっと…、お前は、見てくれは良いわけで?俺としては全く損はしないというか」
ハルヒ「……」
キョン「い、いや、そうじゃなくて、なんつーか、えー、」
ハルヒ「もういい。あんたの考え方はよーくわかったわ」
キョン「は、はは…」
ハルヒ「……」
キョン「……」
85: 2011/06/26(日) 19:29:09.87 ID:RCeSeXQPO
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「……」
キョン「ハルヒさん」
ハルヒ「……」
キョン「涼宮ハルヒ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
キョン「氏ぬほど愛しても、3分の1も伝わらない、か…」
ハルヒ「…!」
キョン「……」
ハルヒ「今、なんて…」
キョン「人間、思っていることを言葉にして相手に伝えるってのは、すごく難しいことなんだなぁと」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…ばーか」
ハルヒ「……」
キョン「ハルヒさん」
ハルヒ「……」
キョン「涼宮ハルヒ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
キョン「氏ぬほど愛しても、3分の1も伝わらない、か…」
ハルヒ「…!」
キョン「……」
ハルヒ「今、なんて…」
キョン「人間、思っていることを言葉にして相手に伝えるってのは、すごく難しいことなんだなぁと」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…ばーか」
86: 2011/06/26(日) 19:44:05.93 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「例えば、キョンはあたしの事が氏ぬほど好きだったとして」
キョン「!」
ハルヒ「はい告白してみて!」
キョン「お、俺は…!」
キョン「ちちょちょっとタンマ!」
ハルヒ「はやくはやく」
キョン「……」
キョン「涼宮ハルヒ。俺はお前の事が好きだ」
ハルヒ「はぁう」
キョン「いつからだろうな。ハルヒがいない生活が考えられなくなったのは」
キョン「気が付くと、俺はハルヒばかりを見ていたんだ。これが恋愛感情かと言うと、俺にはわからない」
キョン「でも、ハルヒが他の男と話してるのを見ると、何故か焦ったような、そんな気持ちになる」
キョン「もう俺にはハルヒしか…」
ハルヒ「さ、30点!」
キョン「そういう企画だったの!?」
キョン「!」
ハルヒ「はい告白してみて!」
キョン「お、俺は…!」
キョン「ちちょちょっとタンマ!」
ハルヒ「はやくはやく」
キョン「……」
キョン「涼宮ハルヒ。俺はお前の事が好きだ」
ハルヒ「はぁう」
キョン「いつからだろうな。ハルヒがいない生活が考えられなくなったのは」
キョン「気が付くと、俺はハルヒばかりを見ていたんだ。これが恋愛感情かと言うと、俺にはわからない」
キョン「でも、ハルヒが他の男と話してるのを見ると、何故か焦ったような、そんな気持ちになる」
キョン「もう俺にはハルヒしか…」
ハルヒ「さ、30点!」
キョン「そういう企画だったの!?」
88: 2011/06/26(日) 19:48:42.41 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「なんかくどい。しかも、全然氏ぬほど加減が伝わってこないわ。もう一回」
キョン「……」
キョン「ハルヒ。愛してる」
ハルヒ「おぅふ」
キョン「ハルヒの血が付いたハンカチ、美味し…」
ハルヒ「ストーップ!!」
キョン「おいおい、なんだよ…」
ハルヒ「違う!それなんか違う!」
キョン「氏ぬほどだろ?こんな感じじゃなかったか?」
ハルヒ「それどこ情報よ!?あたしが氏ぬわよ!」
キョン「でもさ、こんなに愛されたらきっと幸せ者なんだろうな」
ハルヒ「ヤンデレ属性…だと…?」
キョン「……」
キョン「ハルヒ。愛してる」
ハルヒ「おぅふ」
キョン「ハルヒの血が付いたハンカチ、美味し…」
ハルヒ「ストーップ!!」
キョン「おいおい、なんだよ…」
ハルヒ「違う!それなんか違う!」
キョン「氏ぬほどだろ?こんな感じじゃなかったか?」
ハルヒ「それどこ情報よ!?あたしが氏ぬわよ!」
キョン「でもさ、こんなに愛されたらきっと幸せ者なんだろうな」
ハルヒ「ヤンデレ属性…だと…?」
90: 2011/06/26(日) 19:52:44.36 ID:RCeSeXQPO
キョン「俺はポニテ属性だぞ」
ハルヒ「…知ってるわよ」
キョン「なあ」
ハルヒ「……」
キョン「ポニーテールにしてみないか?」
ハルヒ「…やだ」
キョン「まあそう言わずに」
ハルヒ「か、髪短いから!」
キョン「長さなんてあんま関係無いって」
ハルヒ「ぅ…」
キョン「な、ハルヒ」
ハルヒ「…ポニーテール?」
キョン「おう」
ハルヒ「し、仕方ないわね…」
ハルヒ「…知ってるわよ」
キョン「なあ」
ハルヒ「……」
キョン「ポニーテールにしてみないか?」
ハルヒ「…やだ」
キョン「まあそう言わずに」
ハルヒ「か、髪短いから!」
キョン「長さなんてあんま関係無いって」
ハルヒ「ぅ…」
キョン「な、ハルヒ」
ハルヒ「…ポニーテール?」
キョン「おう」
ハルヒ「し、仕方ないわね…」
91: 2011/06/26(日) 19:57:55.87 ID:RCeSeXQPO
キョン「うん、いいなやっぱり」
ハルヒ「や、やだ、照れるじゃない」
キョン「ハルヒはポニーテールが一番だ」
ハルヒ「も、もう!キョンったら!」バキィ
キョン「手刀で机が!?」
ハルヒ「もっと褒めて!もっと!」
キョン「机を破壊した意味は!?」
ハルヒ「やーね、照れ隠しよっ」
キョン「お前の照れ隠しで俺は恐怖を隠しきれないよ」
ハルヒ「キョンったら、お世話が上手いんだから」
キョン「どこら辺が!?」
ハルヒ「冗談よ」
キョン「もうわけわからん」
ハルヒ「や、やだ、照れるじゃない」
キョン「ハルヒはポニーテールが一番だ」
ハルヒ「も、もう!キョンったら!」バキィ
キョン「手刀で机が!?」
ハルヒ「もっと褒めて!もっと!」
キョン「机を破壊した意味は!?」
ハルヒ「やーね、照れ隠しよっ」
キョン「お前の照れ隠しで俺は恐怖を隠しきれないよ」
ハルヒ「キョンったら、お世話が上手いんだから」
キョン「どこら辺が!?」
ハルヒ「冗談よ」
キョン「もうわけわからん」
92: 2011/06/26(日) 20:03:30.69 ID:RCeSeXQPO
キョン「っと…もうこんな時間か」
ハルヒ「あっ…」
キョン「そろそろ帰るぞ」
ハルヒ「キョン!」
キョン「?」
ハルヒ「いや、あの…」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…なんでもないわ!先行って、待っててちょうだい」
キョン「わかった」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…はぁ」
ハルヒ「なんでだろ…バカキョン…」
ハルヒ「あっ…」
キョン「そろそろ帰るぞ」
ハルヒ「キョン!」
キョン「?」
ハルヒ「いや、あの…」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…なんでもないわ!先行って、待っててちょうだい」
キョン「わかった」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…はぁ」
ハルヒ「なんでだろ…バカキョン…」
93: 2011/06/26(日) 20:07:37.11 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「…まあいいわ。これは一世一代のチャンスなのよ!」
ハルヒ「キョンが先に帰った今、キョンの体操服をはすはすしてぺろぺろしてやるんだから!」
キョン「おい」
ハルヒ「はい」
キョン「なんだ今の」
ハルヒ「はい」
キョン「はすはすって何だ」
ハルヒ「なんでもないです」
キョン「しかもさっきバカキョンとか言ってなかったか」
ハルヒ「すいませんでした」
ハルヒ「キョンが先に帰った今、キョンの体操服をはすはすしてぺろぺろしてやるんだから!」
キョン「おい」
ハルヒ「はい」
キョン「なんだ今の」
ハルヒ「はい」
キョン「はすはすって何だ」
ハルヒ「なんでもないです」
キョン「しかもさっきバカキョンとか言ってなかったか」
ハルヒ「すいませんでした」
94: 2011/06/26(日) 20:12:36.16 ID:RCeSeXQPO
ハルヒ「ってかあんた先に帰ったんじゃなかったの!?」
キョン「いや、ハルヒの様子がおかしいからずっとここに居たんだが」
ハルヒ「おかしいのはあんたよ!存在感なさすぎなのよ!」
ハルヒ「なんでいっつもあんたは…!早くあたしの気持ちに気付きなさいよバカぁ!!」
キョン「あ、おい、ハルヒー!」
キョン「……」
キョン「…わけがわからん」
おしま い
キョン「いや、ハルヒの様子がおかしいからずっとここに居たんだが」
ハルヒ「おかしいのはあんたよ!存在感なさすぎなのよ!」
ハルヒ「なんでいっつもあんたは…!早くあたしの気持ちに気付きなさいよバカぁ!!」
キョン「あ、おい、ハルヒー!」
キョン「……」
キョン「…わけがわからん」
おしま い
97: 2011/06/26(日) 20:14:39.31 ID:RCeSeXQPO
ハルヒかわいいよね
無限ループじゃないよ
この後仲良く二人で下校しましたよっと
99: 2011/06/26(日) 20:21:09.98 ID:L+v0G18u0
素晴らしい。
100: 2011/06/26(日) 20:32:17.44 ID:ODXCvnvE0
追いついたら終わっていたでござる
面白かったよ 乙
面白かったよ 乙
引用元: ハルヒ「今しかない…!」
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