梓「つーいて つーいて つきまくるー♪」

梓「それが私だ ラッキーマーン♪」

梓「♪」

梓「あ」

梓「ムギ先輩？」

紬「え？」

梓「なんで入り口でこそこそしてるんですか？」

紬「だって」

紬「ついてついてって」

紬「えOちな歌を歌ってるのかと思って」

梓「えー」

澪「辛い」

律「？」

澪「このカレー辛い」

律「でもそれ中辛だよ」

澪「そうなの？」

律「そうなの」

澪「じゃあ次は甘口にする」

律「澪はこどもだなぁ」

澪「ほっといて」

唯「じゃーん」

和「なにそれ？」

唯「バトルえんぴつだよ」

和「ふーん」

唯「和ちゃんの分もちゃんとあるから勝負しようよ」

和「やだ」

唯「やろうよー」

和「や」

唯「えー」

梓「ムギ先輩」

紬「なに？」

梓「リンゴとナシどっちが好きですか？」

紬「ナシかしら」

紬「みずみずしさがたまらないの」

梓「実は私もナシ派です」

紬「へぇー」

律「ここはおなじみタウンズビル」

澪「パワーパフガールズ？」

律「うん」

澪「ＨＴＴならブロッサムは」

律「梓かな」

澪「バブルスは唯だな」

律「そしてタフだぜ バターカーップ」

律「澪だな」
澪「律だな」

律澪「…」

律澪「えー」

唯「和ちゃん」

和「なに？」

唯「和ちゃんは将来何になりたい？」

和「公務員かしらね」

唯「ふーん」

和「でも」

唯「でも？」

和「大きくなっても唯と友達でいたいわ」

唯「私もだよ 和ちゃん」

特別枠


憂「今日の晩御飯はお姉ちゃんのリクエストによりエビフライです」

唯「わーい」

憂「それじゃあいただきます」

唯「いただきまーす」

唯「おいしいね」

憂「うん」

憂「今日のは自信作なんだ」

唯「憂は料理が上手だねー」

憂「えへへ」

純「また原稿か…」

純「『支援だけでもしていただけるとありがたいです』」

純「？」


純「来年は私軽音部に入るのかなー」

純「そうだといいなー」

純「えへへ」

梓「私グレます」

紬「あらあら」

梓「不良になってやります」

紬「まあまあ」

梓「窓とか割っちゃうんです 不良だから」


紬「メッ」

梓「あぅ」

律「澪ー」

澪「んー？」

律「日本晴れ」

澪「うん」

律「快晴」

澪「うん」

律「ピーカン」

澪「うん」

律「今日はいい天気だなー」

澪「なー」

唯「和ちゃん」

和「なに？」

唯「軽音部はムギちゃんがケーキ持ってきてくれるんだけどね」

和「知ってる」

唯「昨日はウェディングケーキ持ってきてくれたんだー」

和「へぇー」

唯「嘘なんだー」

和「ふーん」

梓「ドラえもんのひみつ道具なら何が欲しいですか？」

紬「もしもボックスかしらね」

梓「もしかして」

梓「もしもすべてのひみつ道具が私のものだったらー」

梓「って言うつもりじゃありませんよね？」

紬「そんなことしないわ」

梓「じゃあどう使うんですか？」

紬「それは秘密」

梓「えー」

律「澪ー」

澪「なに？」

律「ドラえもんのひみつ道具なら何が欲しい？」

澪「んー」

澪「エスパー魔美のハート型のブローチが欲しい」

律「それひみつ道具じゃないし」

澪「でも欲しいんだ」

律「ふーん」

梓「唯先輩」

唯「なに？」

梓「入り口の前でなにしてるんですか？」

唯「通せんぼうだよ」

梓「ふーん」

唯「音楽室に入るには1000光年早いんだぜー」

梓「へぇー」

律「ムギー」

紬「なに？」

律「ムギってピアノでコンクールの賞を取ったんだよな」

紬「えぇ」

律「なんの賞だったんだ？」

紬「校内合唱コンクールの最優秀伴奏者賞よ」

律「へぇー」

紬「冗談よ」

律「冗談か」

澪「和ー」

和「なに？」

澪「和のお弁当は自分で作ってるんだよな」

和「えぇ」

澪「毎日卵焼きが入ってるのはどうして？」

和「卵焼きのないお弁当はお弁当ではないからよ」

澪「へぇー」

梓「漢字クーイズ」

唯「おー」

梓「次の漢字の読みを答えてください」

唯「はーい」

梓「いきますよー」

梓「宇宙」

唯「そら」

梓「強敵」

唯「ライバル」


梓「さすがですね唯先輩」

唯「照れる」

律「男の子と違う女の子って」

律「好きと嫌いだけで普通がないの」

律「でも好きになったら」

律「いくつかの魔法を見せるわ」

律「本当よ」


律「私が作詞したんだー」

紬「へぇー」

律「ねームギー」

紬「なに？」

律「これに曲つけてー」

紬「むり」

律「えー」

和澪「じゃんけんぽん」

和「あっちむいてほい」

澪「あっ」

和「へへーん」

澪「また負けたー」

和「じゃあ今日も澪のプチトマトは頂くわね」

澪「あぁあぁぁー」

特別枠


さわ子「年の若い人たちのために解説をしまーす」

憂「はーい」

さわ子「>>166でりっちゃんが作詞したと言い張る歌詞ですが」

憂「歌詞ですがー」

さわ子「あれはクリィミーマミというアニメの主題歌なの」

憂「"デリケートに好きして"ですね」

さわ子「なかなかいい曲だからいっぺん聴くといいわ」

憂「はい 先生」

さわ子「はい 憂ちゃん」

憂「>>1だってリアルタイムの世代でもないくせに」

憂「なんでクリィミーマミなんか知ってるんですか？」

さわ子「アニマックスの力よ」

憂「ふーん」

唯「あずにゃん」

梓「はい」

唯「ゲームしない？」

梓「なんのゲームですか？」

唯「ＤＱ５」

梓「１人用じゃないですか」

唯「今日こそはぐれメタルが起き上がるように」

唯「あずにゃんにお祈りしてほしいんだよ」

梓「ヤです」

唯「えー」

律「じゃじゃーん」

紬「それなに？」

律「ギザ１０」

紬「？」

律「縁のとこがギザギザしてるだろ」

律「普通の１０円玉よりちょっぴりレアなんだ」

紬「へぇー」

律「いいでしょー」

紬「それなら私も」

紬「表の模様が裏に 裏の模様が表についてる」

紬「とってもレアな５０円玉をもってるわ」

律「えー いいなー」

澪「小学校の時さ」

澪「算数で速さの式を立てる絵があったよね」

和「あのてんとう虫みたいなやつ？」

澪「そうそれ」

澪「みはじの絵にいつも助けられてたのが懐かしいや」

和「みはじ？みそじじゃなくて？」

澪「速さの"は"でみはじだろ」
和「速度の"そ"でみそじでしょ」

澪和「…」

澪和「えー」

特別枠


和「けいおん！の名前のあるキャラクターの中で」

和「このＳＳにまだ一切登場してない人がいるの」

憂「へぇー」

和「だーれだ？」

憂「うーん」

憂「軽音部はもちろん和さんやさわ子先生も出てる」

憂「斉藤さんも出てるし純ちゃんも喋ってる」

憂「…？」

憂「和さん答えを」

和「それは秘密」

憂「えー」

続・特別枠


恵「真鍋さん」

和「はい」

恵「サイボーグ００９って知ってる？」

和「はい」

恵「加速装置って憧れるわよね」

和「私は００６みたいに火を吹きたいです」



恵「ところで真鍋さん」

和「はい」

恵「どうして私と話している間中泣いていたの？」

和「いえ 先輩の登場にちょっと感動して」

恵「ふーん」

梓「唯先輩」

唯「なにー？」

梓「二期ＯＰの『ハッ』って太陽拳ですよね？」

唯「そうだよー」

梓「なんで太陽拳なんですか？」

唯「始めは『どどんっ』って言ってたんだけどね」

唯「どどん波は地味だってりっちゃんが言ったから変えたんだよ」

梓「へぇー」

律「ムギ大発見だ」

紬「なに？」

律「子供たちはみんな病気にかかってたんだ」

紬「なんの病気？」

律「ボタン押したい症候群」

律「子供はみんなこの患者だから我先にと」

律「横断歩道のボタンを押したがるんだよ」

紬「へぇー」

律「そのせいで私はボタンが押せないから悲しいんだ」

紬「ふーん」

澪「和ー」

和「なに？」

澪「和ってさどんな本読む？」

和「そうねぇ」

和「推理小説とかファンタジーものとかかしら」

澪「へぇー」

和「あ ホラー系も読むわね」

澪「あ この話はなかったことに」

和「あ うん」

律「さいくろん！」

紬「じょーかー！」

律紬「私たちは２人で１人の仮面ライダーさ！」



澪「なにやってんの」

律紬「仮面ライダーＷごっこ」

澪「へぇー」

律紬「さぁ」

律紬「お前の罪を数えろ！」

澪「ヤだよ」

律紬「えー」

和「唯ー！」

唯「和ちゃーん！」

唯和「ウルトラターッチ！」


梓「なにしてるんですか」

唯和「ウルトラマンＡごっこ」

梓「へぇー」

唯「あずにゃんもする？」

和「今なら超獣役が空いてるわよ」

梓「ヤですよ」

唯和「えー」

唯「あずにゃん」

梓「はい」

唯「異なる２つの実数解」

梓「はい？」

唯「これって語呂がいいと思わない？」

梓「…」

梓「異なる２つの実数解」

梓「ホントだ 言いやすい」

唯「でしょー」

紬「りっちゃん」

律「んー？」

紬「あのね」

紬「キューティクルってね」

紬「実は大してキュートじゃないらしいの」

律「へぇー」

紬「クールでもないらしいわ」

律「ふーん」

澪「…私も変身したいな」

澪「…」

澪「…ピーリカピリララ ポポリナペペルトー」

澪「…」

澪「えへへ」



和「なにしてるの？」

澪「ひゃうっ！？」

和「？」

澪「ぁ いや」

澪「べ 別になんにもしてないよ」

和「ふーん」

唯「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」

唯「あ 言えた」

梓「なんですかそれ？」

唯「和ちゃんに教わった魔法の言葉だよー」

梓「へぇー」

唯「さぁ」

唯「あずにゃんもご一緒に」

梓「はい」

唯「せーの」

唯「すぱかりふらりりすてっくえすくぴありどーしゃす」
梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」


唯「あれ？」

梓「えー」

紬「大変よ」

律「なんだなんだ」

紬「おジャ魔女どれみって覚えてる？」

律「パイパイポンポン しなやかにー」

紬「それははづきちゃん」

律「あれ？」

紬「それでね」

紬「どれみちゃん達は今年で２０歳になるんだって」

律「ふーん」

紬「東京都の成人式に春風どれみ名義で出席した人がいたとかいないとか」

律「へぇー」

和「ところで」

和「ヘアピン外した唯って最高じゃないかしら」

澪「いや」

澪「カチューシャ外した律にはかなわないな」

和澪「…」

和澪「むぅ」


和「でも」

和「３巻のこたつで和む唯を見れば考えが変わるはずよ」

澪「それなら」

澪「１巻の唯の部屋から追い出されてシュンとする律を見てごらんよ」

和澪「…」

和澪「むぅ」

ギー太「…」

ｻｧ ﾚﾝｼｭｳｽﾙｿﾞｰ

エリザベス「…」

ｴｰ ﾔﾀﾞｰ

むったん「…」

ﾏﾀﾞﾉﾝﾋﾞﾘｼﾀﾘﾅｲﾖｰ

キー坊「…」

ﾜｶﾞﾏﾏｲﾜﾅｲﾃﾞｸﾀﾞｻｲ

ドランザー「…」

ﾚﾝｼｭｳｵﾜｯﾀﾗ ﾏﾀｵﾁｬｲﾚﾃｱｹﾞﾙｶﾗ

ギー太「…」

ﾎﾝﾄ!?ｿﾚﾅﾗｶﾞﾝﾊﾞｯﾁｬｳﾖｰ

エリザベス「…」

ﾁｮｳｼｲｲﾝﾀﾞｶﾗ･･･

むったん「…」

ﾏｱﾏｱ

キー坊「…」

ﾖｰｼ ﾚﾝｼｭｳﾊｼﾞﾒﾙｶ!

ドランザー「…」



唯「頑張ろうね ギー太！」

ギー太「…」

梓「唯先輩」

梓「オリコンって知ってますか？」

唯「もちろんだよ」

唯「私の知ってる数少ない星座だからね」

梓「先輩 それはオリオンです」

唯「違うの？」

梓「違います」

唯「じゃああれだね」

唯「幼女スキーの人たち」

梓「先輩 それは口リコンです」

唯「違うの？」

梓「違います」


唯「あれー」

律「超能力が欲しい」

紬「へぇー」

律「なんかテンション低いな」

紬「だって私もう超能力持ってるから」

律「どんな能力？」

紬「人の心を読む能力」

律「ふーん」

和「なんだか無性にケイドロがしたいわ」

澪「和ー」

和「なに？」

澪「ケイドロってなに？」

和「知らないの？」

澪「知らないの」

和「ふーん」

澪「ドロケイなら知ってるんだけどなぁ」

和「ドロケイ？」

澪「知らないの？」

和「知らないの」

澪「ふーん」

梓「京都旅行に行ったのに音楽店で１日潰すのはどうかと思います」

唯「別に１日潰したわけじゃないよー」

梓「挙げ句の果てに私へのお土産が京都ピック」

唯「かわいいよ？」

梓「こんなことあっていいのだろうか、いや、いくない」

唯「えー」


唯「あ これお土産の八つ橋だよー」

梓「わーい」

律「関西弁でしかしゃべっちゃいけないゲームやでー」

紬「おー」

律「ところでムギ」

紬「はいな」

律「ムギってさ」

律「進研ゼミとっとっと？」

紬「りっちゃん」

律「はいな」

紬「それ九州の方言やで」

律「あれ？」

澪「和ー」

和「なに？」

澪「和も道に迷ったりするんだな」

和「あ あれは弘法の川流れってやつよ」

澪「…ずいぶんベタなボケできたなぁ」

和「言ってから後悔したわ」

澪「ふーん」

特別枠



梓「ういっくしっ！」

憂「風邪？」

梓「そうかも」

憂「…お姉ちゃんが言っていた」

憂「病は飯から 食べるという字は人が良くなると書くって」
憂「お粥でも作ろうか？」

梓「うん」

梓「ありがとう 憂」

憂「えへへ」




和「…名言ね 誰からパクったの？」

憂「秘密です」

和「ふーん」

梓「唯先輩」

唯「なに？」

梓「唯先輩は料理って出来るんですか？」

唯「もちろん」

梓「意外ですね」

唯「私だって料理くらいお茶の子さいさいだよ」

梓「じゃあ得意料理とかありますか？」

唯「得意料理？」

梓「はい」

唯「冷や奴かな」

梓「ふーん」

律「カチューシャ外します」

紬「はい」

律「髪を上で結びます」

紬「はい」

律「パイナップルー」

紬「おぉー」



紬「一昨日の晩御飯が酢豚だったのを思い出したわ」

律「へぇー」

澪「高速道路って上りと下りがあるよね」

和「あるわね」

澪「あれってどこへ向かって上りなんだろ」

和「北海道に決まってるじゃない」

澪「そうなの？」

和「そうよ」

和「東京から東北へ行くのも上り線よ」

澪「へぇー」

梓「今ツンデレが流行りらしいですね」

唯「そうらしいね」

梓「というわけで私ツンデれます」

唯「おー」

梓「べ 別に唯先輩のためにツンデれるわけじゃないんだからね！」

唯「へぇー」

梓「べ 別に唯先輩が好きってわけじゃないんだからね！」

唯「そう」


梓「思ったほど面白くありませんでした」

唯「ふーん」

紬「りっちゃん」

律「んー？」

紬「ほら見て」

律「お 二千円札」

紬「バイト先で手に入れたの」

律「へぇー」

紬「いいでしょー」

律「いいなー」

和「むぅ」

澪「どしたの」

和「みんな私が会長ってこと忘れてるみたいだから」

和「どうしたものかと思ってね」

澪「ふーん」

和「あ」

和「会長って書いた腕章つけてみるのはどうかしら」

澪「ダメだと思う」

和「えー」

純「まーた原稿だ」

純「もう慣れっこだもんね」

純「『土日はちょっくら山登ってきます 生きてたら帰ってます』」

純「…相変わらず意味はわかんないや」


純「それにしても」

純「アニメで私の出番が少ないよ…」

純「私はモブキャラじゃないぞー」

唯「山登りしたい」

梓「はい？」

唯「私も山登りしたい」

梓「ふーん」

唯「名案だと思わない？」

梓「確かに息抜きにはちょうどいいと思いますよ」

唯「だよねー」


唯「というわけで手始めに嵐山に行ってくるよ」

梓「いってらっしゃい」

紬「あ」

律「どうした」

紬「消しゴム忘れたわ」

律「なら貸してあげるよー」

紬「ありがとう」

律「どういたしまして」


律「りっちゃんの半分は優しさでできてますから」

紬「さすがりっちゃん」

律「えへへ」

澪「いいくに作ろう鎌倉幕府 いいくに作ろう鎌倉幕府」

和「なにしてんの？」

澪「日本史の勉強だよ」

和「へぇー」

澪「いいくに作ろう鎌倉幕府 いいくに作ろう鎌倉幕府」

和「澪」

澪「なに？」

和「最近鎌倉幕府は1185年には成立していたとする説が有力らしいの」

澪「へぇー」

和澪「…」

澪「いいはこ作ろう鎌倉幕府 いいはこ作ろう鎌倉幕府」

和「うん」

唯「うーん」

唯「山もなければ谷もない」

唯「このＳＳってなんなんだろうね」

梓「唯先輩」

唯「なに？」

梓「なぜそれを私の胸を見ながら語るんですか」

唯「言わなきゃダメ？」

梓「言ったらダメです」

唯「ふーん」

律「超能力は無理そうだから私は魔法使いを志すことにするよ」

紬「へぇー」

律「ウィンガーディアムレヴィオサー」

律「って具合にな」

紬「りっちゃん違うわ」

律「？」

紬「正しくは」

紬「ウィンガーディアムレヴィオーサ」

紬「りっちゃんのはレヴィオサー」

律「…ムギって魔法も使えんの？」

紬「それは秘密」

律「えー」

澪「いっせーのーでー」

澪「３！」

和澪「…」

和「指スマー」

和「０！」

澪「あっ」

和「よしっ」


和「今日はコロッケをいただくわね」

澪「こんちくしょう」

唯「あずにゃん」

梓「はい」

唯「ブランコしようよ」

梓「…」

唯「いやだった？」

梓「ふっふっふっ」

唯「？」

梓「かつて私立ちこぎマスターと呼ばれてたんです」

梓「そんな私の妙技 がっつり見せてあげますよ」

唯「それは無理だよ」

梓「？」

唯「あずにゃんには私のブランコを押してもらわないとね」

梓「えー」

律「砂場に来たぜー」

紬「来たぜー」

律「砂場ですることといえばー」

紬「いえばー」

律紬「砂山づくり！」


紬「完成ね！」

律「ムギまだだ」

紬「？」

律「トンネルのない砂山は砂山とはいえないのだよ」

紬「へぇー」

律「レッツトンネル！」

紬「おー」

和「澪」

澪「なに？」

和「私たちはジャングルジムに行くわよ」

澪「ヤダ」

和「えっ」

澪「ジャングルジム ヤダ」

和「なんで？」

澪「…高いから怖い」

和「えー」

純「何度目かの原稿が私の下駄箱に…」

純「つまり私の出番ってことかな」

純「『常時ネタギレ自転車操業ですけど割と楽しくやってるんでもう少しだけ続きます のんびり読んでくれると嬉しいです』」

純「ふーん」



純「みんな出番がたくさんあっていいなぁ」

純「…」

純「…悔しくないもん！」

梓「心理テストしまーす」

唯「おー」

梓「では」

梓「ケーキとキムチならどっちが好きですか？」

唯「ケーキ」

梓「ポッキーと暴君ハバネロならどっちですか？」

唯「ポッキー」

梓「甘口と中辛 カレー食べるならどっちですか？」

唯「甘口」


梓「結果が出ました」

梓「唯先輩 あなたは甘党ですね？」

唯「当たってる…」

唯「あずにゃんすごいねー」

梓「へへーん」

紬「りっちゃんなにしてるの？」

律「知恵の輪」

紬「難しい？」

律「すごく」

紬「私もやりたいわ」

律「…」

紬「？」

律「ムギって力持ちだったよな？」

紬「えぇ」

律「…貸さない」

紬「えー」

澪「和ー」

和「なに？」

澪「私枕が変わると眠れないんだ」

和「繊細ね」

澪「和もそういうのある？」

和「私はないかな」

和「うさぎの抱き枕さえあればそれでいいわ」

澪「へぇー」

唯「あずにゃん」

梓「はい」

唯「次に行く山が決まったよー」

梓「へぇー」

唯「次はアルプスに行くんだー」

梓「なんと」

唯「ヤギのユキちゃんと遊んでくるねー」

梓「お土産はチーズでお願いします」

律「ムギー」

紬「なにー？」

律「どうしてムギん家の執事はセバスチャンじゃないの？」

紬「いえセバスチャンよ」

律「でもだって斉藤さんじゃん」

紬「彼の場合ミドルネームがセバスチャンなの」

律「へぇー」

澪「コナンといえば？」

和「未来少年コナン」

澪「だよね」


澪「泳げ 波けたてー♪」

和「走れ 土をけりー♪」

澪和「こんなに地球が好きだからー♪」

澪和「こんなに夜明けが美しいからー♪」

特別枠


梓「憂」

憂「なに？」

梓「ねえ、ちゃんとお風呂入ってるの？」

憂「もちろん入ってるよ」

梓「へぇー」

梓「憂はお姉ちゃんとお風呂入ってるんだー」

憂「もちろんだよ」


梓「えっ」

憂「えっ」

唯「明日の天気を予報するよー」

梓「唯先輩そんなことできたんですか」

唯「当然だよ」

梓「当然ですか」

唯「それじゃいくよー」

梓「おー」

唯「えいっ」


梓「…先輩の投げた靴 垂直に立ってますけど」

唯「明日は雪だね」

梓「へぇー」

律「納豆うめー」

紬「北大西洋条約機構がどうかしたの？」

律「…」

紬「…」

律「ムギなんか言った？」

紬「言ってないわ」

律「そっか」

澪「和」

和「なに？」

澪「神社と寺ってなにが違うんだ？」

和「それはね」

和「おみくじが買えるか買えないかの違いよ」

澪「それだけ？」

和「それだけ」

唯「あずにゃん」

梓「はい」

唯「好きな怪獣っている？」

梓「怪獣ですか」

唯「うん」

梓「そうですねー」

梓「キングジョー好きです」

唯「ツインテールじゃなくて？」

梓「はい」

唯「ふーん」

律「春らしいもの食べたいなぁ」

紬「あら」

律「？」

紬「それなら今度桜餅を持ってくるわ」

律「ホント？」

紬「ホントよ」

律「やったあ！」

和「じゃじゃーん」

澪「なんだなんだ」

和「婦警さんのコスプレよ」

澪「和ー」

和「なに？」

澪「コスプレってなんの略？」

和「コスチュームプレイの略よ」

澪「へぇー」


和「コスプレへの感想はないの？」

澪「特にないなー」

和「あらそう」

唯「部室を改装しようよ」

梓「どう改装するんですか？」

唯「んーとねー」

唯「例えば照明をシャングリラにするとかー」

梓「シャングリラ？」

唯「シャングリラ」

梓「シャンデリアじゃなくて？」

唯「あっ」

紬「りっちゃん」

律「んー？」

紬「スーパーヒーローなら誰になりたい？」

律「友情マン」

紬「友情マン？」

律「うん」

律「どう考えても最強だもんな」


紬「さすがね りっちゃん」

律「よせやい」

澪「今日は楽しかったねー」

和「うん」

澪「もう日が暮れそうだ」

和「ホントね」


澪「夕焼けこやけで 日が暮れてー♪」

和「山のお寺の 鐘が鳴るー♪」

澪「お手々つないで みな帰ろー♪」

和「からすと一緒に 帰りましょー♪」


和「また明日ね」

澪「また明日ー」

唯「あずにゃん」

梓「はい」

唯「お寿司ならなにが好き？」

梓「んー」

梓「うなぎですね」

唯「うなぎかー」

梓「はい」

梓「むしろうなぎ以外はうなぎの引き立て役に過ぎません」

唯「玉子もおいしいよ？」

律「ムギ大変だ」

紬「なにが？」

律「ボタン押したい症候群の話はしたよな」

紬「えぇ」

律「その感染者が今度はバスに出没したんだ」

紬「へぇー」

律「今朝降りますボタンを押しそこねた」

紬「あらあら」

律「だから今日はもうダメだぁ」

紬「ふーん」

澪「家のお風呂が壊れた」

和「大変ね」

澪「だから今日は銭湯に行かなきゃいけない」

和「へぇー」

澪「湯上がりに牛乳飲むんだー」

和「ふーん」



和「お土産にコーヒー牛乳をよろしくね」

澪「えー」

唯「そしたら私は奴にこう言ってやったのさ！」

梓「はぁ」

唯「お前の料理を食べるくらいなら腐ったミートパイを貪った方がマシだってな！」

唯「ＨＡＨＡＨＡ！！」

梓「ハハハー」


梓「楽しいですか？」

唯「割と」

紬「りっちゃんのドラムはドランザーだけど」

律「うん」

紬「今回はそのドランザーを叩くバチにも名前をつけようと思うの」

律「スティックと呼んでほしいな」

紬「でね」

紬「私はバチからもじってバーちゃんがいいと思うんだけど」


律「却下」

紬「えー」

和「澪」

澪「なに？」

和「取引しましょう」

澪「？」

和「私はこの唐翌揚げを澪にあげるから」

澪「うん」

和「澪は私に箸をちょうだい」


澪「箸忘れたの？」

和「うん」

唯「おいおい この唐翌翌翌揚げってのは一体全体なんなんだい？」

梓「大方>>1がメ欄にsagaを入れ忘れたんですよ」

梓「まったくドジな野郎ですね！」

唯「確かにこいつは傑作だね！」

唯梓「ＨＡＨＡＨＡ！！」

唯「あずにゃん」

梓「はい」

唯「ＡＢＢＡＡＢ右右左」

梓「アクションビームパーンチ！」


唯「さすがだね あずにゃん」

梓「えへへ」

律「ふぁーぁ」

紬「あくび？」

律「だって春だもん」

律「眠くてしょうがないよ」

紬「ふーん」

律「…」

紬「…」

紬「ふぁーぁ」

律「お うつった」


紬「今日はコーヒーを淹れたわ」

律「わーい」

澪「和ー」

和「なに？」

澪「ＳＦってなんの略か知ってるか？」

和「もちろん」

和「Science Fiction でしょ」
澪「ハズレー」

和「えっ」

澪「ＳＦはね」

澪「すこし ふしぎ の略なんだ」

和「そうなの？」

澪「そうなの」

梓「唯先輩」

唯「なに？」

梓「沖縄ではもう梅雨入りしたそうですよ」

唯「へぇー」

梓「私梅雨は嫌いです」

唯「なんで？」

梓「だって長靴履かないといけませんから」

梓「長靴は靴箱に入りきらないんですよ」

唯「ふーん」

律「ムギー」

紬「なに？」

律「じゃんけんしようぜ」

紬「なんで？」

律「今週こそサザエさんに勝ちたいから特訓するんだ」

紬「へぇー」

律「いくぞー」

紬「よしきたー」

律紬「じゃんけんぽん」

律「あっ」

紬「うふふふふふ」

澪「和ー」

和「なに？」

澪「タイムマシンがあったら何がしたい？」

和「そうねぇ」

和「昔の私に会いに行って」

和「今の私のナイスバディを自慢しに行くわ」

澪「…ナイスバディ？」

和「えぇ」

澪「ふーん」

唯「じゃあいくよー」

梓「はい」

唯「斉唱」

梓「きーみーがーよーはー♪」

唯「輪唱」

梓「しずかな湖畔の森の影から♪」

唯「合唱」

梓「たーたーえよ 大地をー」

唯梓「ア―――――♪」


梓「これなら満点間違いなしです」

唯「やったね あずにゃん」

律「ムギー」

紬「なに？」

律「これなんて読むでしょー」

『真逆』

紬「まぎゃく」

律「ブー」

紬「えっ」

律「正解は『まさか』でしたー」

紬「まっさかー」

律「言うと思ったよ」

紬「えへへ」

和「じゅわっ！」

澪「なにしてんの？」

和「メガネ掛けたの」

澪「その掛け声は？」

和「モロボシダンのまね」

澪「？」

和「赤いメガネはウルトラセブンのしるしなのよ」

澪「ふーん」

特別枠


さわ子「でゅわ！」

澪「なにしてるんですか」

さわ子「メガネ掛けたの」

澪「掛け声」

八九寺「かみまみた」

和「解説をしましょう」

憂「はーい」

和「この意味不明な流れに皆さん目が点になってるに違いないわ」

憂「そうですね」

和「この流れはね」

和「>>251で誤って『じゅわっ』って打ち込んだことに起因するの」

憂「>>252ではそのフォローをしようとしたんですね」

和「その通り」

和「本来ウルトラセブンの変身の掛け声は『でゅわ』で通ってるの」

憂「へぇー」

和「ミスに気付いてフォローに回ろうと慌てたら」

和「途中で送信するという別のミスをしてしまったというわけ」

憂「ヘタレですね」

和「ヘタレね」

純『ウルトラマン好きだからついこだわってしまったぜ』

憂「え？」

純「ん？」

純「今私なんか言った？」

憂「うーん」

憂「空耳だったみたい」

純「空耳だったかー」

憂「…」

憂『好きなら最初からミスんなよって話だけどね』

純「ん？」

憂「え？」

梓「唯先輩」

唯「なに？」

梓「元気ありませんけどどうかしました？」

唯「はぁ」

唯「今日朝の占い最下位だったんだよ…」

梓「へぇー」

唯「ラッキーカラーは茶色なんだって」

梓「微妙ですね」

唯「微妙だよね」

紬「ちょっと花を摘んでくるわね」

律「いってらっしゃい」



紬「ただいまー」

律「おかえりー」

律「あれ？」

紬「？」

律「花は持ってこなかったの？」

紬「えっ」

律「えっ」

澪「祭りってさ」

和「うん」

澪「やっぱり準備してるが一番楽しいよね」

和「確かに」

澪「祭り自体はそれほど楽しくなかったりしてな」

和「うんうん」


澪「だから明日の体育祭来なくてもいいよね？」

和「ダメよ」

澪「えー」

唯「雨やまないね」

梓「やみませんね」

唯「朝の天気予報では今日は晴れるって言ってたのになぁ」

梓「所詮は予報ですからね」

唯「よーし」

唯「もうズームインのお天気お姉さんは信じないことにするよ」

梓「私もめざましのお姉さんは信じないことにします」

唯「おそろいだね」

梓「おそろいですね」

紬「りっちゃん」

律「んー？」

紬「梅雨前線と秋雨前線とあるじゃない」

律「あるね」

紬「でも」

紬「この２つってなんだか対照性が足りないと思うの」

律「ふーん」

紬「だからね」

紬「梅雨前線は春雨前線に改称したらいいんじゃないかしら」

律「今のままでいいと思うな」

紬「えー」

和「最近ね」

澪「うん」

和「自転車の魅力に気付いたの」

澪「へぇー」

和「小回り利くしエコだし」

澪「うんうん」

和「なによりサドルの形が素敵だわ」

澪「サドル？」

和「サドル」

澪「ふーん」

唯「あ」

梓「え？」

唯「ブラックナンバー」

梓「なんですかそれ？」

唯「黒いナンバープレートだよ」

唯「１日で３枚見ることができたら」

唯「その日は幸せになれるんだー」

梓「へぇー」


唯「あ ２枚目」

梓「ホントだ」

律「習字でも始めようかと思う」

紬「へぇー」

律「だからね」

律「達筆なムギに教えてほしいんだ」

紬「いいわよ」

律「わーい」


紬「それじゃまずはこれを書いてもらおうかしら」

『パンチラ』

律「ありがとうそしてさようなら」

紬「あれ？」

澪「和ー」

和「なに？」

澪「お前のやってることは全部お見通しだ！」

和「なんと」

澪「トリックの物真似だよ」

和「なるほどね」


和「澪のお弁当に入ってたゼリーを」

和「こっそり食べちゃったのがバレたかと思ったわ」

澪「ふーん」

唯「おままごとしようよ」

梓「はぁ」


梓「ガチャ」

梓「ただいまー」

唯「トタトタ」

唯「おかえりなさい あなた」

梓「ふぅ 今日も疲れたなぁ」
唯「あらあらそれなら」

唯「パジェロにする？旅行にする？それともた・わ・し？」


梓「フレンドパークごっこだったんですね」

唯「うん」

律「ムギー」

紬「なに？」

律「もしさ」

律「キーボード以外の楽器をやるとしたらなにがいい？」

紬「うーん」

紬「クラリネットかしら」

律「それなら」

律「名前はオー パキャラマドで決まりだな」

紬「別に壊れて出ない音はないと思うけど」

律「そうなの？」

紬「そうなの」

律「つまんないの」

澪「和ー」

和「なに？」

澪「駐車場とかでよく見る『月極』ってなんて読むの？」

和「澪はなんだと思う？」

澪「"つきぎめ"かな」

和「違うわ」

澪「むぅ」

和「正解はね」

和「ストレートに"げっきょく"よ」

澪「ふーん」

唯「今日は母の日だね」

梓「そうですね」

唯「でも実は家では母の日じゃないんだよ」

梓「？」

唯「家ではね」

パパン『よーし お父さん感謝しちゃうぞー☆』

ママン『ワーイ☆』

唯「って感じで旅行に行っちゃうから」

唯「今日は私が憂に感謝する"憂の日"なんだよー」

梓「へぇー」

律「ねぇねぇ世間の噂では♪」

律「君の頭の中で♪」

律「天地創造ビックバン始まってるそうねー♪」

紬「大昔の天才が♪」

紬「あーなたのご先祖様なんて♪」

紬「ホントホントホントに♪」

律紬「本気で言うわけ♪」



律「天狗の抜け穴がほしい」

紬「私は潜地球がいいわ」

和「澪ー」

澪「なに？」

和「テスト何点だった？」

澪「87点」

和「へぇー」

澪「和は？」

和「85点」



澪「私の勝ちだから約束通り和の唐翌揚げちょうだい」

和「残念だったわね 唐翌揚げは全部食べてしまったわ！」

澪「ず ずるいぞー！」

和「へへーん」

特別枠 憂の日



唯「憂ー」

唯「いつもありがとうございまーす」

憂「どういたしましてー」

唯「感謝のしるしにカーネーション」

憂「お姉ちゃん ありがとう！」

唯「喜んでもらえてなによりだよ」

憂「お返しにお姉ちゃんにも花を贈るね」

唯「おぉー ひまわりー」

唯「憂 ありがとう！」

憂「えへへ」

憂「ところで」

憂「お姉ちゃんひまわりの花言葉知ってる？」

唯「知らないなぁ」

憂「それはね」

憂「『私の瞳はあなただけを見つめる』」

唯「いいこと思いついた」

梓「はぁ」

唯「予測変換機能ってあるじゃん」

梓「ありますね」

唯「あれでさ」

唯「ヨ工口寸って書いたら"尋"の字が出るようにしたら」

唯「すっごく便利じゃないかな？」

梓「いいと思いますよ」

唯「でしょー」

律「春らしいもの食べたいなぁ」

紬「また？」

律「また」

紬「それなら今度はたけのこを持ってくるわ」

律「…お茶請けにたけのこ？」



紬「はい たけのこの里」

律「なるほどね」

和「学校疲れた」

澪「ふーん」

和「だから明日から私不登校になる」

澪「…」

澪「不登校になったら授業についていけなくなるぞ」

和「勉強なら家でもできるわ」

澪「唯にも会えないぞ」

和「近所だから遊びに行けるわ」

澪「私と唐翌揚げ取り合うこともできなくなるぞ」

和「えっ」

和「…」

澪「…」



和「不登校になるのはまた今度にするわ」

澪「それがいいよ」

唯「１０回クーイズ」

梓「いえーい」

唯「というわけであずにゃん」

梓「はい」

唯「シャンデリアって１０回言って」

梓「シャンデリアシャンデリアシャンデリ…」

梓「終わりました！」

唯「じゃあ ここは？」

梓「ひじ」

唯「正解！」



唯「なんか違う」

梓「？」

律「あーだるいー」

紬「大丈夫？」

律「最近どうにもやる気がでない」

紬「あらあら」

律「これはきっと５月病に違いないや」

紬「ふーん」

律「だから６月まで学校休むことにするよ」



紬「メッ」

律「あぅ」

和「澪 マリオしよう」

澪「よしきた」


和「澪からでいいわよ」

澪「うん」

ﾃﾃｯﾃｯﾃﾃｯﾃﾝ

澪「よーし」

澪「Ｂダッシュで最速クリアだ」

和「あ」

澪「え？」

ﾃﾃｯﾃﾃｰﾚﾚﾚ ﾃﾃｯﾃﾃﾝ



和「だ 大丈夫」

和「１―１のクリボーは初見頃しって評判だから」

澪「…ぐすっ」

唯「回文博士に私なる！」ドン！

唯「というわけで今から私は回文しか話さないよ」

梓「へぇー」


梓「唯先輩」

唯「竹藪焼けた」

梓「はい？」

唯「竹藪焼けた」

梓「…」

梓「昨日の晩御飯なんでした？」

唯「竹藪焼けた」

梓「えー」

律「野生のうーまーはー♪」

紬「…」

律「怪獣にーもー心はあるのさー♪」

紬「…」

律「カリブに眠るゆめーたちー♪」

紬「…」

律「アンドロメダを西南に♪アンドロメダを西南に♪」

紬「…」

律「ひーかーりの声が天高くきこーえる♪」

紬「…」


律「いくつ知ってた？」

紬「２つ」

澪「…まずは簡単なのからだよな」

澪「……メラ！」



和「魔法の練習？」

澪「うわ！？」

和「私は澪のメラで焼かれちゃうのかしら」

和「ぷっ… ふふふ…」

澪「…ニフラム！ニフラム！」

梓「私ギー太の代わりになります」

唯「それ和ちゃんがもうやったよ」

梓「私の方がよりギー太になりきれますよ」

梓「なんせ毎日のように見てますから」

唯「なるほど」

梓「それじゃあ さっそく添い寝からいきましょう」



唯「やっぱりギー太のがいいや」

梓「えー」

律「暑いなー」

紬「暑いねー」

律「もうすぐ夏だなー」

紬「そうねー」


紬「というわけで」

律「いうわけでー？」

紬「じゃーん」

『冷やし中華始めました』

律「部室で？」

紬「部室で」

澪「和」

和「なに？」

澪「明日氏ぬならなにがしたい？」

和「そうねぇ」

和「コンタクトつけてみたいわ」

澪「なんで？」

和「氏ぬ前に一度でいいから」

和「目からビームを出してみたいの」

澪「ふーん」

唯「私の学年は青ジャージ」

梓「はい」

唯「あずにゃんは赤ジャージ」
梓「はい」

唯「そして私の手には一本のギター」

梓「はい」

唯「…」

梓「…」


唯梓「なんでだろう～♪なんでだろう♪」

唯梓「なんでだなんでだろう～♪」

紬「３６５日全部に〇〇の日ってあるらしいわ」

律「へぇー」

紬「さてここで問題です」

律「じゃじゃん」

紬「本日５月１２日は何の日でしょうー？」

律「むぅ」

律「ヒントちょうだい」

紬「それじゃあ」

紬「『アセ□ラの日』」

紬「□にはカタカタ一字が入るわ」

律「…アセロラの日？」

紬「正解」

澪和「じゃんけんほいほい♪ どっち出すのー♪」

澪和「こっち出すのー♪」

和「あ」

澪「やった」



和「…」

澪「唐翌揚げちょうだい」

和「…澪にはこのピーマンをあげるから」

澪「ヤだよ」

和「えー」

唯「たいへんだよ！」

梓「なにがですか？」

唯「今日の日付を確認してみて！」

梓「５月１３日 木曜日ですね」

唯「ほら！」

梓「？」

唯「１３日の木曜日だよ！」

唯「マスクをかぶったジョナサンが」

唯「チェーンを振り回しながら」

唯「あずにゃん家に夜這いにくるよ！」

梓「マジですか」

唯「マジですよ！」


梓「ふーん」

紬「りっちゃん」

律「んー？」

紬「実はね」

律「うん」

紬「今日のお茶には毒が入ってるの」

律「へぇー」

紬「…」

律「…」

紬「…つまんない」

律「ふーん」

澪「律はりっちゃん」

和「うん」

澪「紬でムギ」

和「うん」

澪「梓があずにゃん」

和「うん」

澪「じゃあ私は？」

和「そうねぇ」

和「ロミオ、はどう？」

澪「ヤだ」

和「私のことはノドエットって呼んでね」

澪「ヤーだ」

和「えー」

唯「あずにゃん」

梓「はい」

唯「かわいいは正義、らしいよ」

梓「へぇー」

唯「それでね」

唯「あずにゃんはかわいいじゃん」

梓「唯先輩もかわいいですよ」

唯「となると」

唯「今ここに２つの正義が並び立ってるわけだよ」

梓「深いですね」

唯「深いよね」

律「ひじ擦りむいたー」

紬「はい オロナイン」


律「手のひらやけどしたー」

紬「はい オロナイン」


律「突き指したー」

紬「はい オロナイン」


律「目がかゆいー」

紬「はい オロナイン」

澪「眠い」

和「ふーん」

澪「私は寝るとき」

澪「本を読んでもらわないと眠れないんだ」

和「へぇー」

澪「というわけで一冊読んでー」

和「いいわよ」

澪「わーい」


和「『四谷怪談』」

澪「もういいや」

和「あらそう」

唯「セブン♪」

梓「イレブン♪」

唯梓「いい気分♪」

唯梓「…」

唯「微分♪」

梓「積分♪」

唯梓「いい気分♪」


唯「嘘だね」

梓「嘘ですね」

律「唯が太陽拳を体得したな」

紬「えぇ」

律「私も必殺技ほしい」

紬「ふーん」

律「だから」

律「特訓だ！」



律「爆力魔波！」

紬「爆力魔波！」

律「気功砲！」

紬「気功砲！」

律「狼牙風風拳！」

紬「それはいらないわ」

律「えー」

和「澪ー」

澪「なに？」

和「はさみ貸してくれない？」

澪「はいどうぞ」

和「ありがとう」

和「…」

和「そういえば澪は左利きだったわね」

澪「うん」

和「このはさみ使えないわ」

澪「そっか」

純「…」

純「なんで私の弁当箱に原稿が敷き詰められてるの！？」

純「『土曜日は諸事情によりお休みします 生きてたら帰ってきます』」

純「ふーん」

純「そんなことよりお弁当買ってこなきゃ」



純「あ」

純「今日お財布持ってきてないや」

純「…ひもじいよぅ」

純『はい また山でした』

憂「えっ」

純「ん？」

憂「…」

憂「最近空耳多いなぁ」

純「ふーん」

憂『山はいいとこ みんなでおいで』

純「ん？」

憂「えっ」

山登りは趣味？それとも仕事？

梓「趣味らしいですよ」

唯「なにが？」

唯「あずにゃん」

梓「はい」

唯「"いっぱい"の"い"を"お"に代えてみて」

梓「おっOい」

唯「ブー」

梓「えっ」

唯「正解は"おっぱお"だよー」

梓「あっ」


唯「あずにゃんはやらしいなぁ」

梓「むぅ」

律「一発芸大会をしよう」

紬「わーい」

律「それじゃムギからどうぞ」

紬「えっ」

律「ほらほら」

紬「それじゃあ…」

紬「スプーン曲げしまーす」

律「おー」

紬「えいっ」

　　　　　　　　　　　　グシャッ



律「力で曲げたでしょ」

紬「そんなことないわ」

和「いめちぇんしたの」

澪「へぇー」

澪「それでサングラス掛けてたのか」

和「かっこいいでしょ」

澪「エージェントスミスみたいだ」

和「マトリックスの？」

澪「マトリックスの」

和「ふーん」

唯「いちゃいちゃしようよ」

梓「はい？」

唯「あずにゃんといちゃいちゃしたいんだよ」

梓「…」

梓「いちゃいちゃって具体的には」

梓「なにするんですか？」

唯「んー」

唯「抱きついたりとかー頬ずりしたりとか」

梓「いつも通りじゃないですか」

唯「…」

唯「ホントだね」

梓「はい」

律「他にはないの？」

紬「もちろんあるわ」

律「やってやってー」

紬「よーし」

紬「ここにりんごがあります」

律「うん」

紬「このりんごに呪文を唱えるとー」

律「唱えるとー？」

紬「タッカラプト ポッポルンガ プピリット パロー」

グシャッ

紬「りんごジュースになりましたー」


律「力で潰したでしょ」

紬「そんなことないわ」

澪和「３！」

澪和「２！」

澪和「１！」

澪和「ゴー」

澪「シュート！」

澪和「…」

澪「なんでシュートしないのさ」

和「…ふっふっふっ」

澪「？」

和「私のビットチップには」

和「『１０秒後出し』と書いてあるのよ！」


澪「ず ずるいぞー」

和「へへーん」

特別枠


憂「呼ばれて来ました こんばんはー」

憂「今日は私、平沢う さわ子「呼ばれてないのにジャジャジャジャーン！！」


さわちゃん先生の楽しい山岳講座 ﾊｼﾞﾏﾙﾖ!


憂「えー」

さわ子「？」

さわ子「とにかく始めるわよ」

憂「…はーい」

さわ子「今日のテーマはこれ」

『楽しい山登り』

さわ子「というわけで山登りの楽しさを伝えようと思います」

憂「はーい」

さわ子「実際」

さわ子「山登りをしたことがない人には」

さわ子「"山登りはキツいし辛いしい汗臭いし不自由だー"」

さわ子「くらいの印象しかないかもしれないわ」

憂「端から見たら重り担いで坂登ってるだけですもんね」

さわ子「えぇ」

さわ子「でもそれを上回る楽しみがあるからこそ」

さわ子「多くの人が登山を楽しんでいるの」

憂「なるほど」

続・特別枠



さわ子「定番で言えば」

さわ子「山頂からの景色だったり山中での食事だったりね」

憂「そういえば」

憂「>>1の個人的な話をすれば」

憂「登頂の達成感が大きいらしいですよ」

さわ子「ふーん」

憂「山頂とかの開けた場所に出ると」

憂「自分が数時間かけて登ってきた道がはっきり確認できて」

憂「『こんなキツい坂を自分は登ってきたのかー』って感じでそれはそれは感動するそうです」

さわ子「へぇー」

憂「あとは」

憂「街では絶対できないであろう」

憂「テントや山小屋での寝泊まりも楽しんでいるみたいですね」

さわ子「なるほどね」

続々・特別枠



憂「まあ」

憂「これって所詮は>>1の個人的な感想ですから」

憂「単純に自然が好きだっていう人もいるでしょうし」

憂「健康増進を目的にしてる人もいると思います」

憂「でも」

憂「どの人も山が好きで登ってるはずですから」

憂「各々何らかの楽しみを持ってるってことは断言できますね」

さわ子「そうね」

憂「山登りをしたことがない人でも一回やってみれば」

憂「普段できない体験の連続ですから意外と楽しかったりしますよ」


憂「だから一言だけ」

憂「山はいいとこ みんなでおいで！」


おしまい




さわ子「…」

さわ子「私の授業だったのに…」

憂「そもそもが私の出番でしたから…」

さわ子「そうだったっけ？」

憂「はい」

さわ子「ちぇっ」

憂ちゃんありがとおおおおおおおお

確かに小学校の遠足の山登り楽しかったなぁ…