3: 2011/06/30(木) 14:40:51.83 ID:yZ0UND6w0
ルカ子「ボクのこと、覚えていて・・・くれますか?」
俺はDメールの送信ボタンを──押した。
3.072145%
岡部「ぐっ・・・!」フラッ
岡部(世界線が変わった・・・ここはラジ館前、か・・・)
岡部(過去改変に成功していればルカ子は男に戻っているはず・・・)
岡部(電話でルカ子に確認を・・・いや、直接神社に行って聞こう)
7: 2011/06/30(木) 14:47:50.08 ID:yZ0UND6w0
ルカ子「あっ、おか・・・凶真さん」
岡部(見た目は全く変わっていない、か。まあ当然だが・・・)
ルカ子「? どうかしたんですか?」
岡部「ルカ子よ、一つ聞きたいことがあるのだが」
ルカ子「は、はい、なんでしょうか・・・?」
岡部「お前は、男・・・だよな?」
ルカ子「えっ・・・そうです・・・けど」
岡部「・・・変なことを聞いてしまったな。すまない」
ルカ子「いえ、いいんです、それより・・・その・・・///」
11: 2011/06/30(木) 14:55:36.01 ID:yZ0UND6w0
ルカ子「きょ、今日は、しゅっ、修行しないんですか?///」
岡部「・・・フゥーハッハッハ!珍しく乗り気だな我が弟子よ!いいだろう、五月雨を今すぐ持ってくるのだ!」
ルカ子「えっ・・・今から・・・ですか?」
岡部「当然だ。もう俺達に残された時間は少ない。もう組織は動き出しているのだからな」
ルカ子「その・・・さ、五月雨を、つけてくればいいんですか・・・?」
岡部(つける?)
岡部「・・・武器は装備しなくては意味がないだろう?」
ルカ子「そっ、そうですね。少し、待っていてください・・・///」タタタッ
19: 2011/06/30(木) 15:07:32.03 ID:yZ0UND6w0
10分後
岡部(・・・遅い。木刀を取ってくるだけだというのに、何を手間取っているのだ・・・)
ヨロヨロ
ルカ子「きょう・・・まさっ・・あっ・・・お待たせっ・・・しましたっ・・・///」
岡部「遅かったな我がで・・・」
岡部(何も持ってない・・・?いやそれよりもなぜ頬を上気させて艷めかしい声を出しているのだ!?)
岡部「さ、五月雨を取ってくるのではなかったのか?」
ルカ子「取ってきまし・・・んっ・・・その・・・見せなくちゃだめぇっ・・・ですか?///」
岡部「取ってきたって、一体どこに・・・」
ルカ子「んっ・・・」シュルッ
岡部「ル、ルカ子よ!なぜいきなり巫女服を脱ぎだし・・・えっ・・・?」
23: 2011/06/30(木) 15:22:16.99 ID:yZ0UND6w0
ヒドゥン・ゲート
岡部(あの、ルカ子の後ろの隠されし門に突き刺さっているのは・・・)
岡部(いわゆる一つのヴァイブレーションというものではないか!?)
ルカ子「はぁっ・・・んっ・・・///」ヴィヴィヴィ
岡部「何をしているのだルカ子!?俺は修行をすると言ったのだぞ!?」
ルカ子「えっ・・・でもこの五月雨、凶真さんがボクに・・・っ・・・授けてくれたものじゃないですか///」
岡部「なん・・・だと・・・」
ルカ子「だからボクはこうやって毎日修行をっ・・・あっ///」
岡部「・・・」スチャッ
岡部「俺だ。・・・なんだとわかった!今すぐに向かう!」
岡部「すまないルカ子よ、急用が入った。俺はこれにて失礼するっ!」ダダダ
ルカ子「えっ・・・?凶真さ・・・行っちゃった・・・」
ルカ子(・・・これ放置プレイ、って言うのかなぁ・・・///)
26: 2011/06/30(木) 15:39:06.89 ID:yZ0UND6w0
岡部(はぁっ・・・はぁっ・・)ゼーゼー
岡部(この世界線は元の世界線ではない・・・?)
岡部(一体何がどうなって・・・)
鈴羽「あれー?岡部倫太郎じゃん。そんなに汗かいてどうしたのー?」
岡部「!? バイト戦士!?なぜまだここに!タイムマシンで1975年に向かったはずじゃ・・・」
鈴羽「えっ・・・?何であたしがタイムトラベラーだって知ってるの・・・?」
岡部(・・・っ!しまった、この世界線ではまだ自ら正体を明かしていないのか・・・)
岡部(しかしDメールによって鈴羽を引き止めたことはなかったことにしたはず・・・)
岡部(なのに、なぜこの時点でも鈴羽が居るんだ・・・?)
鈴羽「・・・そうだよ。あたしはタイムトラベラー。ジョン・タイターってのはあたしのこと」
鈴羽「確かに、父さんを見つけられなかったあたしは、1975年に向かおうと思った。でもさ・・・」
鈴羽「君から離れられるわけないじゃん、あんなこと教えられちゃったら・・・さ///」
岡部「・・・・え?」
32: 2011/06/30(木) 16:02:31.32 ID:yZ0UND6w0
鈴羽「『父親のことは俺が忘れさせてやる』って言ってさ、キス・・・してくれたよね」
鈴羽「少し強引だったけど、かっこ良かったな・・・その時の岡部倫太郎」
岡部「・・・」
鈴羽「男の人とのキスって初めてだったけど・・・すごく気持ちよくって、腰が砕けちゃった」
岡部「・・・」
鈴羽「この時代の男の人って、みんなそういう技術持ってるの?」
岡部「・・・」
鈴羽「・・・岡部倫太郎?」
岡部「うぅぅぅぅぅわあぁぁぁぁぁ!!!!」ダダダダダダッ
鈴羽「ど、どうしたの?おーい、岡部倫太郎ー?」
35: 2011/06/30(木) 16:20:55.48 ID:yZ0UND6w0
岡部(こんな・・・こんな世界線は間違っている・・・!)ゼーゼー
岡部(俺は・・・俺はまだどっ童Oだというのに!どうしてこんな・・・)ゼーゼー
岡部(とにかく、早くまたDメールで過去改変を・・・)ラボニトウチャク
ブラウン「ん、岡部?怖ぇ顔してどうしたんだよ」
岡部「ミ、ミスターブラウン・・・」
綯「!」ビクッ
綯「・・・」サッ
岡部「!?」
岡部(ま、まさかこの世界線の俺は天王寺綯にまで手を・・・!?)
ブラウン「まあ何でもいいけどよ。お前、今ちょっと時間あるか?」
43: 2011/06/30(木) 16:39:47.63 ID:yZ0UND6w0
岡部「!!!」ビクゥ
ブラウン「おい、聞いてんのか?」
岡部「ももも申し訳ないがこれからラボメンによる円卓会議があるのでその要求には従えない、さ、さらばだっ!!」
ブラウン「あ、おい!・・・ウチのバイトの様子が最近おかしいから何か知ってるか聞こうと思ったのによ」
綯「・・・」ニヤリ
ガチャ バタン
岡部「はぁっ・・・はぁっ・・・」
まゆり「あ、ゼツリン!トゥットゥルー☆」
岡部「なんだ、まゆりだ・・・け・・・か・・・」
まゆり「そうだよー。ダルくんはコミマのせんしょうひん?を整理するのに忙しいんだってー」
岡部「・・・まゆり、今なんて言った?」
47: 2011/06/30(木) 17:00:20.44 ID:yZ0UND6w0
まゆり「えー?だからね、ダルくんはー・・・」
岡部「いや、そこではない。さっき俺のことを何と呼んだのだ」
まゆり「えっとねー・・・ゼツリン?」
岡部「なんだその名誉か不名誉かわからないあだ名はっ!?」
まゆり「えー?だってね、オカリンてば、毎回まゆしぃとフェイリスちゃんがクタクタになるまで続けるでしょー?」
岡部「な・・・に・・・?」
まゆり「だから、オカリンはゼツリンなのです♪」
岡部「・・・・」ヨロッ
まゆり「どうしたのー?」
岡部「いや・・・少し立ちくらみがしただけだ・・・そういえば、助手は?」
まゆり「紅莉栖ちゃんはね、今買い出しに行ってるのです」
まゆり「・・・だからね、オカリン?」ズイッ
53: 2011/06/30(木) 17:21:41.90 ID:yZ0UND6w0
まゆり「あのね、最近コミマの準備とかで忙しくって・・・してなかったでしょ?」
まゆり「まゆしぃは、そろそろオカリン成分を補充したいなーって思うのです」
岡部「まままゆり!!近い!それに当たっている!!」
まゆり「えっへへー、当てているのです☆」
岡部「・・・・ぐっ、ぐわあああああ!!俺の右手がっ!!」
まゆり「オカリン?」
岡部「近づくなまゆり!お前を・・・頃したくない・・・!」
岡部「早く・・・・!早くあの聖域に行かなければっ・・・・!」
ガチャ バタン ダダダダダッ
まゆり「・・・そんなぁ~」
58: 2011/06/30(木) 17:42:53.67 ID:yZ0UND6w0
岡部「くそっ・・・この世界線の俺はどれだけリア充なんだ・・・」?
岡部「・・・とりあえずクリスティーナに相談をしてみるべきか・・・メールで今どこにいるのか聞こう」
スチャ
新着メール数:88件
岡部(・・・・!?)
岡部(まったく気づいていなかったが、今日の朝から今の今までメールが送られ続けている・・・!?)
from:閃光の指圧師
『岡部くんおはよ~>< 今日なにか予定ある?よかったら私のアパートにこない?なんちゃってね』
『まだ寝てるのかな?起きてメール見たら返信してね』
『岡部くん、もしかして怒ってる?しつこくメールしちゃったから?ごめんなさい。許して』
『許してください』
『許して許して許して許して許して許して許して許して許して許して許して許して許して許して許して』
岡部「・・・見なかったことにしよう」
73: 2011/06/30(木) 18:36:51.20 ID:yZ0UND6w0
岡部(早くこの世界線を脱出しなければ・・・)
岡部(しかし、Dメールを送るにしてもどこが分岐だったのか・・・)
ブツブツ
紅莉栖(まだ中に入ってる感じがする・・・)ジンジン
紅莉栖「・・・ん?あれって岡部よね・・・」
紅莉栖(・・・)
紅莉栖(・・・髪型に乱れは・・・努めて冷静に・・・)ゴソゴソ
紅莉栖「は、はろー、岡部。なにしてるの?」
岡部「・・・おお!我が助手クリスティーナよ!待っていたぞ!」
紅莉栖「な、何よ。大げさなんだから。それに助手でもクリスティーナでもない」
76: 2011/06/30(木) 18:48:43.66 ID:yZ0UND6w0
紅莉栖「それで?狂気のマッドサイエンティスト様はこんな道端で何をなさっているのかしら?」
岡部「・・・聞いてくれ。俺はタイムリープをしてきた」
紅莉栖「・・・!なによそれ、だってアンタ実験はしないって・・・」
岡部「ああ、そのはずだったが・・・事情が変わった」
紅莉栖「・・・詳しく話を聞かせてもらおうじゃない」
岡部「少し長い話になる・・・それに、HENTAI処Oの助手にはきつい話も・・・」
紅莉栖「だから、助手でも処Oでもないと言っとろーが!///」
岡部「え?」
紅莉栖「え?」
81: 2011/06/30(木) 19:06:02.03 ID:yZ0UND6w0
岡部「・・・というわけだ」
紅莉栖「なるほどね。・・・信じてあげるわ。あんたがタイムリープしてきたってこと」
岡部「そ、そうか!ならさっそく・・・」
紅莉栖「その前に。アンタ一発殴らせなさい」
岡部「えっ」ヌルポ
紅莉栖「ガッ」
岡部「・・・」ズキズキ
紅莉栖「・・・これで取り敢えず、アンタが私以外の女の子にもちょっかいかけてたことはチャラにするわ」
岡部「その件については俺もすまないと思っている・・・だが、なにぶん今の俺にはその記憶がないのだ・・・」
紅莉栖「その・・・本当に何も覚えてないの?き、昨日の夜の事とか・・・」
岡部「・・・すまない」
紅莉栖「ふ、ふーん。まあいいけどね!わ、私も忘れたかったし!」
86: 2011/06/30(木) 19:19:09.96 ID:yZ0UND6w0
紅莉栖「い、一夜の過ちというか?若気の至りというか?そういうものだったし!」
岡部「・・・」
紅莉栖「・・・ゴメン、嘘。何言ってるんだろうね、私」
岡部「・・・すまない」
紅莉栖「別に、アンタが謝ることじゃないわよ。でも、ちょっと残念かな」
岡部「・・・」
紅莉栖「一つ聞いてもいい?アンタの元居た世界じゃ・・・私たちって、どういう関係なの?」
岡部「ただの・・・ラボメン仲間だ」
紅莉栖「そっか。意気地ないんだな、その世界の私。それとも、意気地が無いのはアンタかな? なんてね」
岡部「・・・紅莉栖・・・!元の世界線に戻れたら、俺は・・・!」
94: 2011/06/30(木) 19:46:26.88 ID:yZ0UND6w0
紅莉栖「言わないで。岡部が元居た世界線に戻れたら、その世界線の私に、言ってあげて」
岡部「・・・ああ」
紅莉栖「さて、それじゃアンタを元の世界線に戻す方法を考えないとね」
綯「・・・」サッ
岡部「・・・!」
紅莉栖「岡部?どうしたの?」
岡部「天王寺・・・綯・・・!」ダッ
紅莉栖「ちょ、ちょっと岡部、どこいくのよ!」
岡部(あきらかに、俺達の会話を盗み聞きしていた・・・!)
96: 2011/06/30(木) 19:56:09.50 ID:yZ0UND6w0
岡部(そういえば、まゆりが綯に突き飛ばされ、氏んだこともあった・・・!)
岡部(何か関係しているのか・・・?天王寺綯が・・・?)
綯「・・・!」
岡部「行き・・・止まりだ・・・」ハァハァ
岡部「お前は・・・何者だ?答えろ・・・!」
岡部(これで何も関係無かったら間抜けもいいところだな・・・)
綯「私は、天王寺綯だ。ただし・・・」
綯「私は、15年先の記憶まで思い出している」
岡部「・・・!? それは・・・っ!まさか・・・・!」
綯「そう。お前の開発したタイムリープマシンで15年前の今日まで遡ってきた」
98: 2011/06/30(木) 20:09:41.18 ID:yZ0UND6w0
紅莉栖「はっ・・・はぁっ・・・岡部、アンタ走るの早すぎよ・・・」
綯「15年後の未来で、岡部倫太郎・・・お前は世界を支配している」
岡部「何・・・・!?」
紅莉栖「えっ!?ど、どういうことよそれ!」
リーディング・シオフイチャイナー
綯「お前は・・・潮吹きへの導きという能力を使って女をすけこまし・・・世界のすべてを手に入れた」
岡部「・・・・・・・」
紅莉栖「・・・・・・・・」
綯「・・・・・・・・」
岡部「なんだその最低な能力名は・・・」
綯「・・・・・お前が付けた名前だ」
101: 2011/06/30(木) 20:24:03.71 ID:yZ0UND6w0
綯「とにかく、お前は15年後の未来で絶対的な支配者として君臨している」
岡部「・・・それで、15年前の今日までタイムリープしてきてどうする。俺を・・・・頃すか?」
紅莉栖「・・・っ!」
綯「それはできない。15年後までお前は存命しているからな。今はどうやってもお前を頃すことは不可能だ」
綯「そのように世界は収束するからだ。お前ならわかるだろう、岡部倫太郎」
岡部「・・・」
綯「とはいえ、私が15年前までタイムリープしてきたのは、当然その未来を変えるためだ」
綯「私がわざわざこの年齡まで遡ったのも、初潮を迎える前の女にはお前の力は効かないからだ」
岡部「・・・なら、俺達は協力できるはずだ。俺だってこんな世界は望んじゃいない」
紅莉栖「・・・」
106: 2011/06/30(木) 20:46:03.53 ID:yZ0UND6w0
紅莉栖「ちょ、ちょっと待って。その未来ではあなたも岡部に・・・その・・・す、すけこまされてるんじゃないの?」
綯「わ、私は・・・その・・・」チラッ
紅莉栖「?」
綯「・・・お姉さまにすけこまされましたので・・・///」
紅莉栖「えっ・・・ちょっ・・・おま」
岡部「まさか助手よ、お前・・・」
紅莉栖「し、知らないっ!」
岡部「ひょっとして、お前を送り込んだのも紅莉・・・そのお姉さまか」
綯「・・・『岡部が私だけのもにならないのなら、こんな世界いらない』、と・・・」
紅莉栖「~~~~!!///」
108: 2011/06/30(木) 20:58:17.51 ID:yZ0UND6w0
岡部「と、とにかく!お互いの利害は一致しているわけだな?」
綯「そうだな」
紅莉栖「はやく・・・はやくこの世界線なかったことにしてぇ・・・」
岡部「しかし・・・過去を改変するにしてもどんなDメールを送れば・・・」
綯「その鍵はおそらく・・・漆原ルカが握っている」
岡部「・・・!」
紅莉栖「漆原さんが?」
岡部(確かに、この世界線にはルカ子を男に戻したことで迷い込んだ・・・)
岡部(それにルカ子は俺にすけこまされているようだった・・・この世界線では男のはずなのに・・・!)
114: 2011/06/30(木) 21:15:35.96 ID:yZ0UND6w0
紅莉栖「それで・・・どうするの?」
岡部「とりあえず、まゆりに・・・俺がゼツリンになった時期を聞く」
紅莉栖「ゼツリンって何それ産業」
岡部「やかましい@ちゃんねらー!」
岡部「俺が・・・スケコマシになった原因を突き止めれば、その過去を改変できるかもしれない」
ガチャ バタン
まゆり「あ、オカリン、紅莉栖ちゃんおかえりー。遅かったねー」
紅莉栖「ただいま、まゆり」
岡部「まゆり、聞きたいことがある」
まゆり「えー?なになにー?」
岡部「俺がゼツリンになったというか・・・その・・・性に貪欲になったのはいつごろからだ?」
紅莉栖「ブフォッ」
118: 2011/06/30(木) 21:29:32.01 ID:yZ0UND6w0
紅莉栖(なによそれ!?もっと他に聞き方ないの!?)ヒソヒソ
岡部(今更体裁を気にしている場合ではないだろう!)ヒソヒソ
まゆり「んー?それってオカリンがえOちになった時期ってこと?」
岡部「あ、ああそうだ」
まゆり「そうだねー・・・ルカくんをオカリンに紹介した頃ぐらいからかなー?」
岡部「ルカ子を紹介した?俺に・・・?」
まゆり「うん♪ルカくん、かわいすぎる男子高校生って有名でね」
まゆり「オカリンが会ってみたいって言うから、まゆしぃが紹介してあげたのです」
岡部(俺の記憶では、ルカ子がオタクに絡まれているところを俺が助けたことで交流が始まったはず・・・)
まゆり「そしたらね、オカリン、『こんな可愛い子が男の子のはずがない!』って大興奮でねー」
まゆり「それからかなー?オカリンがお猿さんになっちゃったのは」
紅莉栖「岡部・・・あんた男の娘で目覚めるなんてとんだHENTAIね」
岡部「う、うるさい!」
121: 2011/06/30(木) 21:40:47.23 ID:yZ0UND6w0
紅莉栖(でもそれって凄く最近じゃない・・・?)ヒソヒソ
岡部(そうだな・・・)ヒソヒソ
岡部(鈴羽が2010年には大きな分岐点があると言っていた・・・これもその分岐の一つなのだろうか)
岡部「わかった。ありがとう、まゆり」
まゆり「どういたしまして~」チラッ
紅莉栖「・・・?」
まゆり「今度は紅莉栖ちゃんも混ざる~?」ニコニコ
岡部「ブッ!!」
紅莉栖「!!///」
127: 2011/06/30(木) 21:56:30.92 ID:yZ0UND6w0
岡部「とりあえず、これで原因はわかった・・・」
岡部「ルカ子に、俺が自分から会いたいと思わないように仕向ければいい」
岡部「漆原ルカは、 ブサイクだぞ 合わなくてOK・・・・こんなところか」
紅莉栖「なんか、漆原さんかわいそう・・何も悪くないのに」
紅莉栖「でもこれで・・・この世界線の記憶はなくなっちゃうんだよね・・・?」
岡部「・・・そうだな」
紅莉栖「ねえ岡部・・・元の世界線に戻れたら、あの時言おうとしてた言葉。ちゃんと言ってよね」
岡部「もちろんだ」
紅莉栖「私ってその・・・ツ、ツンデレ・・・みたいなところあるから・・・」
岡部「普通、自分で言うかそういうの」
紅莉栖「うっさい!とにかく!はっきり岡部に言われないと、その世界線の私も素直になれないと思うから・・・」
岡部「・・・わかった。必ず伝える。俺の正直な気持ちを」
紅莉栖「よろしい!へへ・・・」グスッ
130: 2011/06/30(木) 22:06:00.81 ID:yZ0UND6w0
紅莉栖「電話レンジ・・・準備できた」
岡部「・・・そうか」
紅莉栖「それじゃ・・・そっちの世界線の私によろしく」
俺はDメールの送信ボタンを──押した。
0.523307%
岡部「ぐっ・・・」フラッ
紅莉栖「・・・かべー・・・・岡部ー?」
紅莉栖「岡部ー?どうしたの?」
岡部「・・・! 紅莉栖っ!」ガシッ
紅莉栖「ひゃっ!な、何?」
131: 2011/06/30(木) 22:16:51.42 ID:yZ0UND6w0
岡部「お前は処Oだよな!?処Oだと言ってくれ、クリスティーナ!」
紅莉栖「ク、クリスティーナじゃない!というかいきなり何をいいくさってやがるんだHENTAI!///」
岡部「で!?どうなんだ!処Oなのか!?」
紅莉栖「しょ、処Oだったら何か悪い!?処Oは稀少価値よ!ステータスよ!」
岡部「よかった・・・!本当に良かった・・・!」ギュッ
紅莉栖(ひゃああああああなにこれなにこれ///)
岡部「助手・・・いや、紅莉栖」
紅莉栖「ひゃ、ひゃい!?」
岡部「お前の処Oは、俺がしっかり貰ってやるからな!」
紅莉栖「 」
ダル「・・・処O厨、乙」
おわり
132: 2011/06/30(木) 22:16:55.82 ID:kzV7WmOT0
世界軸もの凄く変わってるwww
133: 2011/06/30(木) 22:17:38.75 ID:hcW7hOxkP
残念すぎるww
134: 2011/06/30(木) 22:17:43.25 ID:t7RrPKQI0
そんなことを言おうとしてたのかオカリン・・・
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