75: 2012/05/20(日) 21:05:38.20 ID:dwWEFwNP0
エーリカ「・・・・ト、トゥル~デ~・・・・・」ガクッ




エーリカ「・・・・ん、ここは・・・・?うわっ!何これ!でっかいお酒!」

エーリカ「こんなにたくさんは飲めないよう・・・いや、それよりも、ここどこなんだ?」

エーリカ「基地とは違うようだし・・・」

エーリカ「なんかごちゃごちゃしたところだなあ」

77: 2012/05/20(日) 21:13:39.66 ID:dwWEFwNP0
エーリカ「ん、これは・・・・でっかいズボン!こんなの誰が履くんだよう!」

エーリカ「ミーナでもきっと無理だぞこんなの。・・・・ん?」

エーリカ「よくみてみると・・・これ私のズボンと同じ・・・・?」

エーリカ「でも、私のズボンは・・・・無い!履いてない!道理でスースーしたわけだ!」

エーリカ「そういえば上半身も着てないし・・・。もしかして拉致られちゃった!?」ガーン

79: 2012/05/20(日) 21:20:15.57 ID:dwWEFwNP0
エーリカ「いやいや、そんなわけ無いよ。落ち着いて、深呼吸しよう」スーハースーハー

エーリカ「クサッ!ちょ、クサッ!。何この匂い!どこから匂ってきてるんだ?」キョロキョロ

エーリカ「・・・さっきのズボン、まさか・・・」クンクン

エーリカ「ううぇっ、完全にここからだ・・・。」

エーリカ「そして、この匂いのおかげで分かったことが一つある。それは・・・」

エーリカ「これは私のズボンだ!!」ナンダッテー

エーリカ「いつも履いてるズボンと同じ匂いだ。間違うはずが無いよ」

81: 2012/05/20(日) 21:30:19.42 ID:dwWEFwNP0
エーリカ「でも・・・こんなでかいの穿いた事ないしなぁ」

エーリカ「まさか・・・私が小さくなっちゃったって事かー!」

エーリカ「そういえば、よく見てみればこのお酒も、私のだし・・・、周りのものも全部見覚えがあるぞ!」

エーリカ「なんてこったい!いったいなんでこんな!」アワワワワ

エーリカ「きっと夢だよ・・・こんなの・・・嘘だよ・・・」

エーリカ「・・・・・ふわあ~、また眠くなってきちゃった。また後で考えればいいよね。」

エーリカ「おやすみ~・・・・スースー」


ガチャ
エーリカ「・・・・ん?」

83: 2012/05/20(日) 21:37:57.82 ID:dwWEFwNP0
エーリカ「誰か来た?・・・・トゥルーデ!」

エーリカ「トゥルーデ!おい!気づけってば!」

エーリカ「だめだ、この姿だと声が届かない。もっと近づかないと・・・」

エーリカ「・・・・お姉ちゃん」ボソ

バルクホルン「ん?」ピク

バルクホルン「天使の声が聞こえた気がしたが、気のせいか。掃除を始めるとするか」

エーリカ「さすがトゥルーデ、その一言だけは聞き逃さないか・・・」

エーリカ「・・・掃除始めちゃった」

86: 2012/05/20(日) 21:48:26.96 ID:dwWEFwNP0
バルクホルン「ワレラノマチーニヤッテキーター・・・・パンツマンキーック!パンツマンチョープ!」フンフン

エーリカ「なんか歌ってるし・・・何とか物をかいくぐって側まで寄らないと。」

エーリカ「うぬぬ、障害物が多くて・・・先になかなか・・・進めない・・・っと」ガサガサ

エーリカ「っよし、ここまでくればさすがに声が届くよね。トゥルーデ!」

エーリカ「おい!シスコン!アネバカ!変態おさげ糞野郎!・・・だめだ、やっぱり届いてないみたい。」

エーリカ「ちょっと危険だけど、もっと近づこう。」

エーリカ「っと危ない、トゥルーデが投げたゴミにつぶされるところだったよ、まったく」

88: 2012/05/20(日) 21:57:26.74 ID:dwWEFwNP0
エーリカ(・・・・あ、ゴミがこっちに)

エーリカ「ひでぶっ!」グシャア

バルクホルン「ん?何だ?また声が・・・・ハルトマン!?」

エーリカ「ぐぇー、トゥルーデたすけてよ~!」

バルクホルン「わ、わかった、今ゴミをどかすぞ・・・っと」ヒョイ

エーリカ「ひぇー、氏ぬかと思ったよ、トゥルーデのばか!」

バルクホルン「あ、ああ、すまない。というかハルトマンなのか?」

エーリカ「そうだよー!正真正銘エーリカハルトマンちゃんだよ。EMTエーリカマジ天使だよー!」クネクネ


91: 2012/05/20(日) 22:08:21.60 ID:dwWEFwNP0
バルクホルン「最後のは良く分からんが・・・本当にハルトマンなのか・・・なんたってこんな姿に」

エーリカ「さあねー、わっかんなーい。何か気づいたら小さくなっちゃてた」

バルクホルン「小さくって、手のひらサイズじゃないか!手乗りか!手乗りエーリカか!」

エーリカ「ちょ、落ち着いてよトゥルーデ。頼りになるのはトゥルーデだけなんだから」

バルクホルン「う、うむ。そうだな。・・・!?お前服を何も着てないじゃないか!」

エーリカ「今のサイズに合う服なんてないよー。」

バルクホルン「ちょっと待ってろ!今服を調達してくる!」ピューン

エーリカ「いっちゃった・・・・」


94: 2012/05/20(日) 22:16:32.74 ID:dwWEFwNP0

エーリカ「なんかトゥルーデの目がイッちゃってたけど、大丈夫かなぁ」

バルクホルン「いま戻ったぞ!」バタン

エーリカ「はや!まだ30秒も経ってないよね!」

バルクホルン「さ、早くこれを身に着けるんだ!」バーン

エーリカ「ん、これは・・・扶桑人形か。宮藤のところから持ってきたんだね。ちゃんと宮藤に了承してもらったの?」

バルクホルン「大丈夫だ!問題ない!早く着るんだ!」

エーリカ「うーん、わかったよー。ちょっと恥ずかしいけど」

バルクホルン「よし!・・・ん?人形から服が脱がせられないな」

96: 2012/05/20(日) 22:23:47.17 ID:dwWEFwNP0
エーリカ「ちゃんと丁寧にやればとれるって」

バルクホルン「んん、くそっ、取れない、ぬぬぬ」ゴソゴソ

エーリカ「落ち着きなってトゥルーデ」

バルクホルン「待ってろよ、ハルトマン、今着させてあげるからな・・・ここがこうなって・・・」

バルクホルン「ぬぬぬ、まどろっこしい・・・むん、はぁ!もはや・・・とりゃあああぁ!!」バキボキ

バルクホルン「よし!取れたぞ!さあ!着るんだ!」

エーリカ「・・・・・人形がボロボロなんだけど」

バルクホルン「いいからはやく!はやく!はやく!」ッオッオ

エーリカ「わかったよー・・・もう」


97: 2012/05/20(日) 22:32:22.12 ID:dwWEFwNP0
エーリカ「うんしょ・・・扶桑の服は着にくいな・・・」ガサゴソ

エーリカ「よいしょ、できたよー!似合う~?」

バルクホルン「・・・・・・」

エーリカ「ト、トゥルーデ?」

バルクホルン「イイ!!!すごくいいぞ!!!」

エーリカ「わっ!」

バルクホルン「まさに天使、いや、天女!天女だなこれは!さすがだハルトマン!私の妹よ!」

エーリカ「私はトゥルーデの妹じゃないって!」

99: 2012/05/20(日) 22:41:26.43 ID:dwWEFwNP0
バルクホルン「いや、私は前から思っていたことだ。ハルトマン、お前は私の大切な妹だ!それだけは天が落ちようとも変わらないことだ!」

エーリカ「もう・・・トゥルーデはいつも勝手なんだから・・・///」

トントン

エーリカ「ん?誰か来たよ。」

バルクホルン「エーリカ・・・EMT…カミカラノオクリモノ…」

エーリカ「トゥルーデ!いい加減正常に戻って!実はさっきから私引いてばっかりだよ!」

バルクホルン「あ、ああ、すまない。さっきから天に昇ったような気分になってな。まってろ、今でてくる」ガチャ

101: 2012/05/20(日) 22:50:03.81 ID:dwWEFwNP0
芳佳「バルクホルンさん」

バルクホルン「おお、宮藤か!どうしたんだ?私の部屋を訪ねるとは」

芳佳「いえ、さっき様子がおかしかったので、心配して見に来ました」

バルクホルン「そうか、心配かけてすまないな。見てのとおり、私は大丈夫だ」

エイラ「ナンダ、大尉が変だって宮藤が言うから見にきたのに、ツマンナ」

バルクホルン「エイラにサーニャじゃないか。珍しいなもう起きているなんて」

サーニャ「バルクホルン大尉、おはようございます」

バルクホルン「ん、おはよう」

102: 2012/05/20(日) 22:55:03.30 ID:dwWEFwNP0
バルクホルン「・・・・そうだな」

バルクホルン「ちょっと部屋に来てくれ。」

芳佳「?どうしたんですか」

バルクホルン「いや、ちょっとな」テクテク


エーリカ「ん?あれは・・・」

エーリカ「さーにゃん!」トビツキ!

サーニャ「きゃっ!」ベシ

エーリカ「ふべっ」グチャ

エイラ「ナ、ナンダナンダ!?」

104: 2012/05/20(日) 23:01:00.76 ID:dwWEFwNP0
エーリカ「ひどいよ~、さーにゃん、はたくことないじゃないか~」ヨレヨレ

芳佳「え・・・・あれは・・・・ハルトマンさん!?」

エーリカ「そうだよ~!えっへん!」

バルクホルン「威張ることではない」

エイラ「うわっ、ちっちゃいナ~。」

サーニャ「ごめんなさいハルトマンさん。虫かと思ってびっくりしちゃって・・・」

エーリカ「虫!」

バルクホルン「虫なんかよりももっとキューティクルだがな」

芳佳「え?」

106: 2012/05/20(日) 23:11:11.32 ID:dwWEFwNP0
エーリカ「そんなことより、早く何とかしてくれよ~」

芳佳「なんとかって、何でこんなにちっちゃくなっちゃったんですかぁ?」

エーリカ「わっかんなーい!気がついたらこうなってたんだよ!」テヘペロ

芳佳「そうなんですか・・・・・・ん?その服は」

エーリカ「ああ、これは宮藤の扶桑人形の服をちょいと失敬させてもらったよ!」

芳佳「そうなんですか、バルクホルンさんが来たときはびっくりしましたよ。急に部屋に来て無言で人形を掴んで行ってしまうんだもん。

エーリカ「・・・トゥルーデ」

バルクホルン「ニャーペンニャーペンニャーペンペン」

エーリカ「なにネコペンギンの真似してんだよ!ていうか宮藤に了承もらったって言ってたじゃないか!何が大丈夫だ、問題ない、だっ!」

サーニャ「ネコペンギン・・・可愛い・・・」

109: 2012/05/20(日) 23:22:59.84 ID:dwWEFwNP0
芳佳「あれ、人形が・・・壊れちゃってるじゃないですかぁー!これ気に入ってたのにー!」

バルクホルン「パンツマンハセイギノミカーター」

エイラ「あ、わたしの」

エーリカ「ごめんね宮藤、服を脱がす時にちょっと力が入っちゃったみたいなんだ。」

芳佳「いえ、私の方こそすみませんハルトマンさん。今は人形のことよりハルトマンさんのことの方が大事ですよね」

エーリカ「本当に御免よ宮藤!ほら、壊した張本人が謝らないと」

バルクホルン「ダッテベツニワザトヤタンジャナイモン」プイ

エーリカ「こどもか!」

112: 2012/05/20(日) 23:30:25.86 ID:dwWEFwNP0
バルクホルン「いや、すまない宮藤。全て私が悪いんだ。だがこれだけは分かってくれ。私はお前が入隊したときからずっと大切な妹だと思っている。それは天が落ちようと変わらない事実だ」

芳佳「バルクホルンさん///」

エーリカ「何かさっきもそれ聞いたぞ」

サーニャ「それよりも、ハルトマンさんを元に戻さないと・・・」

芳佳「そうですよ!こんな姿じゃネウロイにだって適いませんよ!」

エイラ「ソウカー?このままの方がチビ可愛くていいんじゃなイカ?」ニッシッシ

バルクホルン「そのとおりだエイラ!」ッバババ

エイラ「うわっ!」

エーリカ「トゥルーデもう帰っていいよ」

114: 2012/05/20(日) 23:39:22.17 ID:dwWEFwNP0
芳佳「それにしても、本当にどうしてこうなっちゃったんでしょうねぇ・・・」

エーリカ「体が小さくなっちゃう薬を飲まされちゃったとか!」

サーニャ「ペロッ…これは青酸カリ!」デーン

エイラ「どうした、サーニャ?」

サーニャ「・・・・・・///」フイフイ

バルクホルン「だからこれは神様がくれた贈り物だと何回言えば。」

エイラ「・・・・・・」

エイラ「もしかして、中尉さ、最近サウナに入らなかったか?」



116: 2012/05/20(日) 23:51:08.96 ID:dwWEFwNP0
エーリカ「え?サウナ?うーん、どうだったかな~?」

エーリカ「あ!そうだ!最近トゥルーデと入ったよね?」

バルクホルン「そうだな、風呂にまだ湯が入ってなかったからサウナで代用したときがあったな」

芳佳「それがどうしたんですかぁ、エイラさん?」

エイラ「いや、たぶんなんだけど、トントがいたずらしたんじゃないかなって」

エーリカ「トント?それってサウナの妖精の?エイラから借りた本に書いてあったよね」

エイラ「うん、サウナで騒いだりするとトントが怒っていたずらするんダ。身に覚えなイカ?」

エーリカ「うーん、そんな騒いだりした覚えないけどなぁー」

119: 2012/05/21(月) 00:01:17.26 ID:RxKrhcew0

エイラ「ソウカ、どっちにしろここのトントは騒いだくらいじゃ怒らないだろうしナ」

エーリカ「あ!そういえば!」

バルクホルン「心当たりがあるのか!?」

エーリカ「おしっこした!」

バルクホルン「・・・・え」

エーリカ「つい我慢できなくてやっちゃったんだ。ごめんね」テヘペロ

バルクホルン「なっ!私もそこにいたんだろ!」

エーリカ「うん、気づかれないように慎重にしたよ!」

バルクホルン「な・・んだと・・・・ハルトマンの黄金水が・・・サウナの蒸気に混じって私の体を・・・・・」バタン

芳佳「倒れた」

サーニャ「凄い笑顔・・・」

120: 2012/05/21(月) 00:02:45.86 ID:BMnUPKzb0
エーリカのおしっこサウナだと……ゴクリ

122: 2012/05/21(月) 00:10:35.93 ID:RxKrhcew0
エイラ「っていうか中尉・・・それじゃあトントもおこるッテ・・・」

芳佳「もしかして、お風呂でも・・・・」

エーリカ「お風呂!?流石に私でもそこではできないなぁ///」

芳佳「違いが分からない・・・」

エイラ「・・・よし、サウナに行くゾ!ちゃんとサウナに入ってればトントだって許してくれるさ!」

エーリカ「え~!サウナやだ~!なんかムワムワして好きじゃない~!」バタバタ

エイラ「・・・何かちっちゃいのが動いてるとおもちゃみたいだな・・・」

サーニャ「行きましょう、ハルトマンさん。私も一緒に入る・・・」

エイラ「あっ!サ、サーニャが入るんなら私だって入るゾ!」

芳佳「私も入ります!」

バルクホルン「私もだ」

123: 2012/05/21(月) 00:11:29.55 ID:RxKrhcew0
サウナの仕組みが分からない・・・

石?とかあるのかな?
そこにおしっこしたら凄いことなりそう・・・

124: 2012/05/21(月) 00:15:26.68 ID:BMnUPKzb0
焼いた石に水かけるじゃなかったっけ

126: 2012/05/21(月) 00:21:53.12 ID:RxKrhcew0
バルクホルン「さあ、そうと決まれば早速行こう!私の肩にのるんだ、なんなら胸の谷間でもいいぞ!ふふふ」

エーリカ「起き上がるなり何言うのさ。いいよ、私はさーにゃんに乗って行くから」

バルクホルン「なんだって!!!!私のハルトマンが!!!!!!うああアアアアアああああアアアアアアアアアアアアアアアあああああああああああ
ああああああああああああぁぁぁぁああああああああぁぁぁあぁあああああああああああああはるとまああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ










バルクホルン「ふふん♪」ツヤツヤ

サーニャ「すごい嬉しそう・・・」

芳佳「結局バルクホルンさんの方に乗るんですね」

エーリカ「フン、トゥルーデは世話が焼けるんだから・・・///」

エイラ「私は大尉を見損なったゾ・・・」

128: 2012/05/21(月) 00:27:37.67 ID:RxKrhcew0
エイラ「ほら、着いたゾ。サウナだ」

バルクホルン「ハルトマン!私が脱がせてあげよう!」ワキワキ

エーリカ「やめてよ、トゥルーデが脱がせたら私まで首が取れちゃうよ」

エイラ「さ、サーニャ、わ、わたしが・・・」

サーニャ「?一緒に入りましょう?」

エイラ「う、うん・・・」ショボン

芳佳「オッパイが・・・・4個!」

131: 2012/05/21(月) 00:37:05.55 ID:RxKrhcew0
バルクホルン「さあ!入ろう!」

エーリカ「うぇー、この息苦しい感じがにがてなんだよね~」

芳佳「私もサウナにはあまり入ったこと無いんですけど、やっぱり不思議な感じです。」

エイラ「スオムスやオラーシャではサウナは一般的なんだゾー」フフン

サーニャ「エイラ、そんな得意げに言わなくても・・・」

バルクホルン「それよりも、どうだハルトマン?何か様子は変わったか?」

エーリカ「え~、ぜんぜんだめ~。あ~つ~い~」

バルクホルン「そうか・・・まだ時間が足りないのか・・・。もっと長時間必要なようだな」

エーリカ「え~!やだやだ~!もうでようよ~!」

エイラ「だからサウナで騒ぐなッテ・・・」

134: 2012/05/21(月) 00:53:13.06 ID:RxKrhcew0
バルクホルン「そういえばエイラ、トントとはどんな姿をしているのだ?捕まえて無理やりエーリカを元にもどそう」

エイラ「捕まえるッテ・・・虫じゃないんだからムリだって・・・。姿は青くて、三角帽子被ってような形ダナ。ちょうど中尉と同じくらいの大きさダ」

芳佳「そうなんですかぁ。・・・・トントさま~、ハルトマン中尉を元に戻してください~!」

エイラ「わっ!宮藤、なんだよ急に!サウナで騒ぐなッテ言っタロ!」

芳佳「へへへ、お願いしてみたんだけど、だめだったかな?」

バルクホルン「だめじゃないぞ宮藤!私は感動した!純粋に自分の願いを真摯に届けようとするその姿!感涙だ!」ダキッ

芳佳「バルクホルンさん!」

バルクホルン「さあ!まだまだ願いが足りないぞ!一緒にトントにお願いしよう!いつかきっと願いは聞き入れてくれるはずだ!」ビシィ

芳佳「はい!バルクホルンさん!」ビシィ

エイラ「だからサウナで騒ぐなッテ!」

エーリカ「早くトゥルーデ帰らないかな」

136: 2012/05/21(月) 01:05:01.08 ID:RxKrhcew0
エイラ「?サーニャ?どうしたんだ、そんなところで?」

バルクホルン「まさかおしっこか!おしっこだな!よっしゃー!」

サーニャ「ううん、これ・・・」

芳佳「それは・・・」

エーリカ「トント!」

サーニャ「もう、反省しているようだから元に戻してあげるって・・・」

エーリカ「本当に!?やったー!これで元に戻れるよ!ありがとうトント!・・・あれ?」

サーニャ「・・・もう出て行っちゃったみたい」

エーリカ「ふーん、せっかちだねえ」

エーリカ「でも、元にもどるったっていったいどんな風に・・・ん?皆は?」キョロキョロ

エーリカ「トゥルーデ!芳佳!サーニャ!エイラ!・・・だめだ、みんないない」

エーリカ「出て行っちゃったのかなぁ、あたし一人だとサウナから出られないよ・・・」

エーリカ「さっきから体力的につらいのに・・・」

エーリカ「はぁはぁ・・・あれ?なんか・・・視点が・・定まらない・・・よ」クラクラ

エーリカ「もう・・・だめだ・・・」バタン

138: 2012/05/21(月) 01:16:45.07 ID:RxKrhcew0
トマン・・・・・ハルトマン・・・・
バルクホルン「ハルトマン!」

エーリカ「わあ!・・・トゥルーデ?」ガバッ

バルクホルン「ハルトマン!無事か!心配したんだぞ!」

エーリカ「無事?ってああ。サウナで倒れちゃったんだね。みんなひどいよ!私一人おいてっちゃうなんてさ!」

バルクホルン「サウナ?何の話をしているんだ?」

エーリカ「?あっ!身体が大きくなってる!トントが治してくれたんだ!良かったー!」

バルクホルン「トント?サウナの妖精のか?」

エーリカ「覚えてないの!?」

139: 2012/05/21(月) 01:19:45.63 ID:RxKrhcew0

バルクホルン「覚えるも何も、私は部屋の掃除をしていたらゴミに埋もれたお前を救出して介抱していただけだ」

エーリカ「え?それってどーいう・・・・・・・・あは、あははははは!」

バルクホルン「お、おいどうした。打ち所が悪かったのか!?」

エーリカ「そうだよね!身体が小さくなるなんてありえないよね!あははははは!」

エーリカ「トゥルーデもありがと!心配してくれて!」

バルクホルン「い、いや。構わないさ///」

バルクホルン「ん?お前くさいな。風呂に入った方がいいぞ」

エーリカ「うん!一緒に入ろう!」

バルクホルン「ああ、いいぞ。っと、そういえば風呂は故障中だったんだな。しょうがないからサウナに入ろうか」

エーリカ「え



オワリナンダナ


140: 2012/05/21(月) 01:22:29.43 ID:RxKrhcew0
やべ。こんなに長くなってしまった。
見てくれた人本当に感謝。
初めてのSSだったけど、ウィッチーズの活躍が増えるのを祈ってるよ

144: 2012/05/21(月) 01:26:30.92 ID:aSY7yMwo0

145: 2012/05/21(月) 01:27:13.57 ID:RxKrhcew0
実はまだ書きたいネタがあるから、書き溜めとく
いろいろ書き込んでくれると嬉しいんだwww
そゆわけでそんときゃよろしく

おねえちゃんは変態なんかじゃナイゾ!


147: 2012/05/21(月) 01:50:30.48 ID:kE62UVBd0
面白かった乙!

148: 2012/05/21(月) 02:02:50.54 ID:wcYorjv6O

引用元: サーニャ 「にぎにぎ」