222:◆BAS9sRqc3g   2014/04/16(水) 07:10:47.30 ID:u6DK7vOWo

前回

 ☆運動後の一杯☆


響「喉が乾いた……お水」

ガチャッ

響「……冷蔵庫にお酒ばっかり入ってる」

隼鷹「いやー、今日も訓練疲れたねー」

響「何で平然とお酒を取っていくんだい」

隼鷹「え? あぁ……嫌だなー間違えちゃったよー!」

響「じぃ~……」

隼鷹「あはは、そういうジョークだよジョーク。
    ロシア帰りの子には通用しなかったかなぁ~?」



注意事項
・艦これ4コマ漫画風SS
・キャラ崩壊
・オリジナルキャラ有り


224: 2014/04/16(水) 16:07:41.34 ID:u6DK7vOWo

☆全ては計算☆


大井「あ、あの……先日は申し訳ありませんでした」

熊野「……。別に気にしてませんわ」

熊野「せっかく来てくれたんでしたら謝罪ではなく、
    楽しいお話をしませんか? ……と言いたいところですが」

熊野「わたくしの部屋は少々散らかっていまして
    よろしければお掃除のお手伝いをしてくれません?」

大井「え、ええ、私にできることがあれば……。
    それにしても本が多いんですね。どんなのを読んでるんですか?」

熊野「どんな……本? 気になりますの?」


 計 画 通 り

234: 2014/04/17(木) 00:17:03.35 ID:Xcv0Uhh5o

☆炭酸悪戯☆


提督「ほい、コーラ」

加賀「普通のお茶でいいんですが……。いただきますね」


カシュッ ブジュワァァアア!

加賀「っっ!」

提督「あーあー、何やってんのよ~」

加賀「提督が振ったんじゃないんですか?」

提督「な、なんのことかな」

236: 2014/04/17(木) 00:33:10.51 ID:Xcv0Uhh5o

☆濡れてべとべと☆


加賀「全く、そんなくだらない悪戯して……」

加賀「……。清掃はしてくださいね」

提督「ほいほい」

加賀「何してるんですか? 早く拭いて下さい」

提督「今からやるって」

加賀「こっちです。私はまだ濡れてべとべとなんですよ?
    早く拭いて下さい」

提督「……ごめん。俺が悪かったよ。それは自分でお願いします」

238: 2014/04/17(木) 00:43:23.44 ID:Xcv0Uhh5o

☆※このスレは健全なネタを提供します☆


加賀「だめです。誰のせいでこんなになってると思ってるんですか」

提督「……お、俺のせいです。すみませんでした」

加賀「じゃあ拭いて下さい。はい、これで拭いて下さい、優しく」

提督「なんか条件加わったけど!? わ、わかったよ」

加賀「……んっ」

提督「変な声を出すんじゃない。まだ触ってないだろ」

240: 2014/04/17(木) 07:16:32.30 ID:SX9gRssZo

☆狭い場所の居心地☆


金剛「テートク?」ヒョコッ

提督「ほわっ!? なんでお前は毎回俺の机の下から出てくるんだよ」

金剛「テートク、最近私のこと考えてくれてるデス?」

提督「……いや、全然」

金剛「最近忙しくて呉が全然遊びに出してくれないネ。
    私、とっても寂しい思いしたデス」

提督「う、うん。とりあえずそこから出てきてくれないかな」

242: 2014/04/17(木) 08:06:45.86 ID:SX9gRssZo

☆今日はちょっぴり大人しめ☆


金剛「私知ってるネ。
    テートクが私に冷たくするのも全部愛情の裏返しだってこと……」

提督「幸せな解釈だな」

金剛「全ては私のため。これくらいの壁を乗り越えられないようでは、
    私とテートクは結ばれないネ。絆をもっと深く強くするために、
    わざとこうやって冷たくしてるデス」

提督「早くその設定で小説でも書いて来いよ」

金剛「本当は恥ずかしがり屋のテートクはついつい私に
    冷たくして興味ない振りをしてるんデス。もっと素直になるネ」

提督「素直に言うが、その机の下狭くないか? 早く出てこいよ」

金剛「出てきたら抱きしめてくれるんデス?」

提督「たぶん誰かがすごい勢いで取り押さえに来るとは思う」

255: 2014/04/17(木) 15:48:11.32 ID:SX9gRssZo

☆高度なツンデレ☆


那珂「ねえねえ、那珂ちゃんは恋愛ってしちゃいけないの?」

呉「まあ今の人気がいらないっていうんだったら好きにすればいいけど」

那珂「へぇ~。禁止にはしないんだね? それって呉が那珂ちゃんのこと好きだから?」

呉「それで両思いになった時のためにあえて禁止にはしない……ってんな訳あるか」

那珂「好きなのは否定しないんだ~」

呉「好きじゃない」

那珂「もう遅いよ~」

268: 2014/04/18(金) 00:36:00.79 ID:BS82p0Ebo

☆カレー味比べクイズ☆


摩耶「はい、あーん」

鈴谷「あーん。んん! これはこくまろカレーだね」

提督「せ、正解だ。よし、摩耶、次だ!」

摩耶「ほれ、あーん」

鈴谷「あーん。んん! これは簡単だよ。ジャワカレー。
    あ、次の奴匂いで分かるけどバーモントでしょ?」

摩耶「気持ちわりぃよお前」

提督「ホントに見えてないのか?」

鈴谷「酷いなぁ~、あたしのカレー愛を舐めないで欲しいね!」

273: 2014/04/18(金) 00:58:36.47 ID:BS82p0Ebo

☆大井カレー☆


鈴谷「この店カレーないのカレー」

北上「カレーねぇ~。考えても見なかったなぁ」

鈴谷「二人共、元海兵の軍人ならカレーぐらい作れるっしょ!?」

大井「それよ! そうだわ! それにしましょう!
    新メニュー! 北上ラーメンに並ぶ大井カレーを!」

提督「ここラーメン屋だよなぁ……?」

北上「まあそれも有りっちゃ有りでしょ」

283: 2014/04/18(金) 06:42:07.61 ID:9hDSbdVPo

☆姉様ついに進化へ☆


呉「扶桑、あんた……艦載機って興味ある?」

扶桑「……あまり無いわ」

呉「……。向上心のない奴ね」

扶桑「それがどうかしたの?」

呉「主砲も持てない、ドラム缶も持てない。
   力がなくて何にも持てないあんたでも艦載機ならって」

扶桑「なんかすごく嫌な予感がするのだけど……」

284: 2014/04/18(金) 07:03:43.31 ID:9hDSbdVPo

☆改造☆


呉「……あ!」

呉(……どうしようレベル足んない。
   っていうか何で足んないのよ)

扶桑「あの、それでどうやったら航空戦艦になれるのかしら」

呉「えっと……ごめん。この話なかったことにして」

扶桑「え?」

呉「今のままの方がいいわ。あっちの書類お願いね」

288: 2014/04/18(金) 07:32:57.66 ID:9hDSbdVPo

☆心を鬼にして☆


金剛「呉のご機嫌が斜めデース……」

龍驤「何があったんや……手に持ってるスチールの缶コーヒー凹んどるで!?」

山城「なんか姉様が進化できないから出撃させたり
    訓練させたりしたいけどあんまりやるのも可哀想だし――」

那珂「でも訓練しないと強くならないし、進化もできないしで悩んでるらしいよ」

金剛「なるほどネ。私達は今は黙って訓練続けるしかないデス」

289: 2014/04/18(金) 07:37:29.28 ID:9hDSbdVPo

☆本人に聞いてみた☆


呉「だってあんまり厳しくするとあの子泣いちゃうし」

呉「さすがにちょっと付き合い長いだけに泣いてる所に喝入れるのもね」

那珂「那珂ちゃんかRJだったら絶対する癖に」

呉「あんた達は別よ。精神が鋼より硬いから」

呉「まあでも私の艦隊に入った以上、誰も見捨てたりはしないわよ。
   だからああやって書類の仕事も(遅いけど)任せてるんじゃない」

金剛「呉~~!」


この時、みんな久しぶりに呉に着いていこうとちょっと思った。

294: 2014/04/18(金) 18:37:31.52 ID:5+DbJ6EEo

☆恐縮至極☆


比叡『もしもし? 比叡です。お久しぶりです。
    実はそちらにまたお願いしたいことがあるんですが』

提督「断るッ!」

比叡『ヒェェー!! まだ何も言ってないですよ!?』

提督「(……うるせえ)なんだよお願いしたいことって」

比叡『軍の広報が軍の中の新聞を作ってるのですが、
    その中で取り上げたいとのことです』

提督「ほう、俺を取材ねぇ……。だが、断る」

比叡『ヒェェー!!』

298: 2014/04/18(金) 19:57:28.52 ID:5+DbJ6EEo

☆みんな大好きマスゴミ☆


比叡『まあそういうと思いまして、すでに送り込んであります』

提督「ヒェェー!! 俺の意見無視かよ!!」

比叡『そないあれば憂い無し! です』

提督「なんか違うが、まあいいや」

青葉「ども! 数々の戦犯を掻い潜っててきたと
    もっぱらの噂の提督に取材をしたくてきました青葉です!」

提督「ろくでもねえのが来たぜ」

301: 2014/04/18(金) 21:14:24.72 ID:5+DbJ6EEo

☆さっそく特ダネ☆


赤城「説明しよう。彼女の名前は青葉。
    どこのSSを見ても何を見てもこういう扱いを受けている
    若干可哀想な艦娘のうちの一人なのである!」

提督「さすが亡霊! メタいぜ! ……うん、ちょっと黙れ」

青葉「ぎゃあああああああああ! 提督とかもうどうでもいいです!!
    あ、あの! こ、これって! 本物なんですか!?」

提督「ああ、今天井に立っている、と言えばいいのか宙に逆さに浮いていると言えばいいのか」

提督「こいつは本物の亡霊だ」

302: 2014/04/18(金) 21:40:22.94 ID:5+DbJ6EEo

☆中の人が姉妹役でした☆


青葉「……ってそんな訳ないじゃないですか」

提督「おや? 信じないのかい?」

青葉「信じませんよ。幽霊なんているわけないです。
    これは一体どういうトリックなんですか?」

提督「お前はミスターサタンか。自分で見たものを信じなさいよ」

赤城「トリック? そうね、強いて言えば私と加賀さんの桜Trickね」

提督「おまえは何を言ってるんだ」

305: 2014/04/18(金) 22:49:55.55 ID:5+DbJ6EEo

☆取材☆


青葉「さて、素晴らしい謎のトリック少女の記事も手に入りましたし、
    さっそく取材を続けていきましょう」

提督「馬鹿な。もう始まっていただと?」

青葉「当たり前です。先の大戦である深海棲艦との戦争を
    終戦に持ち込んだとされている提督さんですが――」

青葉「ずばり、現在お付き合いをされている方はいますか!?」

提督「戦争全然関係ないのな」

309: 2014/04/18(金) 23:27:08.97 ID:5+DbJ6EEo

☆マスコミの直感☆


青葉「私的には呉鎮守府の呉さんが怪しいんじゃないかと」

加賀「でしたらそれは見当違いですね」

青葉「おや? あなたは確か長年提督の秘書艦をやっている加賀さんですね?」

加賀「はい。私が加賀です」

提督(お、おい、あまり余計なことは言うなよ……)

青葉「二人とも何か怪しい関係だったりするんですか?」

提督・加賀「「ははは、ないない」」


青葉(息ぴったりだなぁー)





次回へ続く




引用元: 【艦これ】提督「今日も平和だ」その5