1: 2015/06/14(日) 22:49:13.45 ID:91bCZwb7.net
にこ「それでニコを、こんな暗いところに閉じ込めるつもりなの?」

真姫「そうよ。ニコちゃんはここでずっと……」

にこ「ふーん……この手足の鎖とか、首輪もそのため?」ジャラ

真姫「もちろん。逃げられないようにね。首輪には鎖はないけど、色々と機能が――」

にこ「あー……そういう説明いらないニコ」

真姫「………………」

にこ「ニコが最初なのは、やっぱり一番好きだから?」

真姫「…………べ、別にそういうわけじゃないわ」

にこ「でも、ごめんね真姫ちゃん。真姫ちゃんのものにはならないよ?」

にこ「だってだってぇ……ニコニーはみーんなの、も・の♡」

真姫「だから私だけのものになるまで、ここに閉じ込めるのよ」

真姫「ニコちゃんも、μ'sのみんなも…………」

5: 2015/06/14(日) 22:52:19.54 ID:91bCZwb7.net
にこ「アイドルだから、誰かのものにはなれないニコ!」

真姫「私のためのアイドルになればいいじゃない」

にこ「みんなを笑顔にするのが、アイドルなんだよ?」

真姫「ニコちゃんは、私を笑顔にすればそれでいいのよ」

にこ「…………そっか」

真姫「そう。わかった?」

にこ「……うん。だけどね真姫ちゃん」

にこ「ニコは一人だと、さびしくて氏んじゃうニコ。他の誰かも呼んでくれない?」

真姫「もともと全員ここに監禁するつもりよ。すぐに次を連れて来るわ……」

7: 2015/06/14(日) 22:54:24.36 ID:91bCZwb7.net
「やめて!私にひどいことするんでしょ!」

「まるでマンガみたいに!」

「乱暴されて、快楽漬けにされて……ダメ!そんなのイヤ!」

「いいから、早く入りなさいよ」

「助けて!誰かぁ!」

「誰も来ないんだから、早く入りなさいって言ってるでしょ!」

「ああぁっ!」

10: 2015/06/14(日) 22:58:08.26 ID:91bCZwb7.net
希「…………あ、やっほー!ニコっち」

にこ「やっほー、のぞみん。今日も絶好調ニコね」

希「いやー……今日の運勢は最高!なにかいいことあるかなって思ってたら――」

希「まさか朝っぱらから監禁されるなんて。ウチ、思ってもみなかった」

にこ「ふつう思わないよねー」

真姫「……いい?希ちゃん。あなたも私のものになるんだから」

希「真姫ちゃん家の子になるん?……悪くないかも」

真姫「違うわよ!西木野家の子じゃなくて、私のものになるの」

13: 2015/06/14(日) 23:01:22.79 ID:91bCZwb7.net
希「…………わかった。だけどね真姫ちゃん、これは間違ってるよ」

真姫「間違ってなんていないわ」

希「いやー……やり方がまずいやん。拘束し地下室に閉じ込め?」

真姫「監禁ってそういうものよ」

希「ええ?知らないの!?」

真姫「なにが……?」

希「しょうがないなぁ。ウチが教えてたげる。快適空間でおもてなし――――」

希「これが最近の監禁業界の、トレンドなのだ!」

真姫「…………そうなの?」

にこ「有名だよ? あっれー? まさか真姫ちゃん知らないのぉ!?」

真姫「し、知ってるわよ!」

15: 2015/06/14(日) 23:04:21.83 ID:91bCZwb7.net
にこ「うわー!ひっろーい!」

希「これなら、九人全員入っても余裕やん!」

真姫「ここ、客室だから。空調と照明は当然あるわ」

真姫「加えてソファー、ベッド、冷蔵庫とかは一通りあるのよ」

にこ「あ……ああ……すごい……こんな快適な部屋に案内されて……」

にこ「ニコの心がぐらついてきてるニコ……」

希「ウチも…………こんなところに案内されたら、真姫ちゃんに心つかまれちゃう……」

真姫「ふふふ!いいのよ……このまま、このまきちゃんに陶酔しなさい」

希「あかん……真姫ちゃんの思うツボやん……」

にこ「みんな…………真姫ちゃんについて来ちゃダメニコよ……」

真姫「……よし、このまま次も連れて来るしかないわね!」

18: 2015/06/14(日) 23:06:28.36 ID:91bCZwb7.net
「や、やだよ真姫ちゃん……」

「こんなのおかしいよ……」

「凛は真姫ちゃんのこと、大好きだよ?」

「もっと好きになってもらうわ。かよちんのこと、忘れるくらいにね」

「こんなことしたって、好きになんてならないニャ……」

「そんなことないわ……凛は私のことしか見えなくなるの……」

「やだ……ぐすっ…………たすけて……」

19: 2015/06/14(日) 23:09:32.49 ID:91bCZwb7.net
凛「……ひぐっ…………ぅ……」

希「凛ちゃん、おはよ」

にこ「ほら、泣かないニコよ?」

凛「……でも………うう………」

真姫「そうよ凛。まぁ、泣くのは最初だけなんだから……」

凛「……ぅ……ひぐっ…………」

希「あー……この泣き様は、あれやん。ね、ニコっち?」

にこ「え?…………あ、そうそう。あれだね」

真姫「あれって……なによ」

21: 2015/06/14(日) 23:12:42.01 ID:91bCZwb7.net
希「凛ちゃんはいつも動き回ってるから、動けない今の状況は――」

希「過度なストレス!そしてストレスは凛ちゃんを氏に至らしめるのだ!」

にこ「せめて、この手錠だけでも外さないと……凛ちゃんが……」

真姫「……なによそれ」

凛「…………や、やだ……氏にたくない……」ガタガタ

真姫「わ、わかったわ!すぐに外すから、落ち着いて凛!」

希「あ、ついでにウチのも、外すのよろしく」

にこ「ニコのもよろしく♪」

24: 2015/06/14(日) 23:14:31.76 ID:91bCZwb7.net
凛「…………外してくれてありがと」

希「落ち着いたみたい。これで一安心」

にこ「よかった……凛ちゃん氏んじゃうかと思ったニコ」

真姫「大丈夫なのね。ホッとしたわ……」

にこ「あれ?閉じ込められてるはずの凛ちゃんが、お礼を言ってる……」

希「あかん、凛ちゃんがすでに堕ちつつある…………」

希「恐ろしい……か、カンペキな監禁やん……」

真姫「まあ私にかかれば、監禁だって朝飯前よ!」

25: 2015/06/14(日) 23:18:35.65 ID:91bCZwb7.net
「ごめんね真姫ちゃん。なにがあったかは、わからないけど……」

「きっと花陽が……ダメダメで……助けてあげられなかったから……」

「…………」

「でもね……こんなこと、よくないと思うの……」

「別にあなたは悪くないわ。それどころか――ふふ……」

「ま、真姫ちゃん?」

「この扉の向こうで……私のかよちん――になってもらうわ……」

「永遠に……あの中で……私だけに声を聴かせて」

「そ、そんな……ダ、ダレカタスケテー……」

27: 2015/06/14(日) 23:21:33.96 ID:91bCZwb7.net
花陽「………………」

にこ「やっほーかよちん。ゴキゲンいかがニコ?」

希「今、三人でしりとりしてたんだけど、やる?」

凛「二人とも難しい言葉で凛を惑わしてくるニャ……」

花陽「え……ええぇと…………」

花陽「…………あ」グルギュウウウウウウウゥ

真姫「………………」

花陽「………………」

希「……おなかの虫が大暴れしてるね」

花陽「は、恥ずかしいよぉ…………」

37: 2015/06/15(月) 22:49:44.79 ID:DmHsXyuz.net
凛「このおなかのなる音……」

希「ま、まさか…………」

凛「そう、これはあれニャ!」

にこ「ああ、それニコね」

真姫「…………どれよ」

凛「このままだと、かよちんは空腹で氏んじゃう……」

希「早くおいしいものを……食べさせてあげないと……」

真姫「………………」

花陽「あ、あのね真姫ちゃん。その……ごはんが食べたいな……」

真姫「わかった、わかったわよ!ちょっと早いけど昼食もってくるから」

希「ウチら三人の分も欲しいなぁ……できれば、おうどんさんがいいなぁ……」

にこ「フレンチトーストがいいニコ!」

凛「ラーメン!」

38: 2015/06/15(月) 22:52:20.13 ID:DmHsXyuz.net
「真姫ちゃん、どうしたの?」

「ことり、相談に乗るよ?真姫ちゃんは頑張り屋さんだから、なにか抱えて――」

「そうじゃないわ」

「そうなの……?」

「ことりを私のものにしたい。それだけなのよ」

「……ことりは私のためだけに、さえずってくれればいいの」

「真姫ちゃん…………」

「…………ほら、入りなさいよ」

39: 2015/06/15(月) 22:55:14.35 ID:DmHsXyuz.net
希「…………♪」ツルツル

にこ「アツアツトーストに、生クリーム♪最高ニコ!」

凛「…………」チュルン

凛「やっぱラーメンニャ!」

花陽「…………」モグモグ

花陽「……ゴクン……うん!さすが真姫ちゃんだよぉ!おいしいお米!」



ことり「なにこれ…………」

40: 2015/06/15(月) 22:58:10.47 ID:DmHsXyuz.net
花陽「ことりちゃん……こ、ここは危険だよ…………」

希「ああ……ダメ……こんな快適な部屋に、おいしい食事……」

にこ「こ、このままじゃ……ニコ、ここから出たくなくなっちゃう」

凛「真姫ちゃんのものになっちゃうニャ……」

花陽「で、でも、おいしいご飯があれば…………は、花陽、もういいかなって」

真姫「そうでしょう、そうでしょう!?」

真姫「さあことり……あなたも、同じように……むふふふ!」

ことり「う、うん……」

真姫「……と、ちょっと私もお昼とってくるわね」

真姫「それまでにことり。食べたいものを考えといて」

41: 2015/06/15(月) 23:02:38.36 ID:DmHsXyuz.net
ことり「あ、あの……これは監禁なの?」

希「どうみてもそうやん?」

にこ「足が拘束されてて、ペンギンみたいにしか歩けないニコ」

凛「この首輪のせいで、部屋から出たらすぐばれるらしいニャ」

花陽「ど、どうしよう…………」モグモグ

ことり「でも……なんかおかしくないかな……」

希「おかしくなんかないやん?……ことりちゃん、なにがほしい?」

にこ「チーズケーキにマカロン……頼めば食べ放題だよー?」

希「どうすればいいか――――わかるよね?」

ことり「ねえ……やっぱり変だよ……?」

42: 2015/06/15(月) 23:05:20.90 ID:DmHsXyuz.net
ことり「えへへへ…………ちーずけーきたべほうだい……」

希「よし!ことりちゃんの中の『マジメ』は氏んだ!」

にこ「ナイスのぞみん!」



真姫「――おまたせ。ことり、決まったかしら?」

ことり「ちーずけーき!まかろん!あと、ちーずけーき!」

真姫「……え……あ、わかったわ」

ことり「あとは……ふるぎと、ぬのと……みしん……あ、さいほうどうぐいっしき!」

真姫「ま、待って。それは食べ物じゃないわよ」

希「ことりちゃんはな、衣装作りをしないとフラストレーションがたまって――」

にこ「しまいには――――氏んじゃうんだよ…………」

真姫「そ、そういうことなのね…………すぐに持ってくるわ!」

希「そうそう。ウチらヒマだから、トランプとか持ってきてもらえる?」

43: 2015/06/15(月) 23:08:39.63 ID:DmHsXyuz.net
「どういうつもりですか?真姫」

「……すぐにこれを外しなさい」

「こ、こんなことしても、誰も幸せにはなりません!」

「最後には私も海未ちゃんも幸せになるのよ……」

「なりませんよ……こんな方法では!」

「いいわ、教えてあげる。この部屋にずっといればわかるはずよ……」

「やめてください……!」

44: 2015/06/15(月) 23:10:28.10 ID:DmHsXyuz.net
ことり「ふんふふーん♪」カタカタカタ

にこ「ことりちゃん、ここの部分縫っておくね」

ことり「あ、ありがとうニコちゃん」

ことり「これ縫い終わったら、ことりもそっちやるから」カタカタカタ



花陽「き、きっと……これだ!」

希「……残念だね、かよちん!それはジョーカーなのだ」

花陽「あぁ……また最下位になっちゃうよぉ……」

凛「大丈夫、まだチャンスはあるニャ!」



海未「ずいぶん楽しそうですね…………」

45: 2015/06/15(月) 23:12:31.44 ID:DmHsXyuz.net
ことり「あ、海未ちゃん!」

希「とうとう海未ちゃんもかぁ……」

にこ「このままだと全員この部屋に……」

真姫「…………ふふ、順調すぎて恐ろしいわ。まあこの私にかかれば、監禁なんて余裕ね!」

海未「ええと……これはなんなのでしょうか?」

真姫「見ての通りよ」

凛「凛たち、真姫ちゃんに囚われてるの」

花陽「ここから出してもらえないの……」

海未「そうですか。あまり深刻そうに見えませんが……」

希「最初は必氏に抵抗してたよ?だけどね――」

希「もう抜けだそうという気力も……なくなっちゃったんよ」

46: 2015/06/15(月) 23:14:48.92 ID:DmHsXyuz.net
にこ「このまま、ここでクスリをガンガン打たれて……」

にこ「真姫ちゃんの以外のすべてを忘れて、まきちゃんしか言えない身体にされてしまうニコ……」

真姫「いや、そこまでしないわよ……」

海未「そ、そんな……真姫、考え直してください!ダメです!それはいけません!」

真姫「だから……」

希「こ、この異常なテンション……ことりちゃんこれは――」

ことり「うん!真姫ちゃん、早く海未ちゃんの足の拘束を外してあげて!」

真姫「え……なによ……なんなのよ……」

にこ「早く!海未ちゃんは日舞の稽古できないと、イライラして狂暴になるニコ!」

ことり「でも、この足のやつのせいで満足に稽古できないの!」

真姫「そ、そういうことなのね。わかったわ、じっとしてて海未ちゃん!」

希「ついでにウチらのも解除ヨロシク。あと着物も持ってきてね」

48: 2015/06/15(月) 23:16:57.21 ID:DmHsXyuz.net
「真姫、どうしたのよ」

「……いいから。ついてきて」

「この首輪はなに?どういうつもりなのかしら?」

「…………エリー、あなたを閉じ込めて私のものにするのよ」

「……閉じ込める?何を言ってるの?」

「すぐにわかるわ。ほら、この扉の先よ」

「…………入れって言うのね」

「そうよ。素直に入ってくれないなら――」

「わかったわ……」

49: 2015/06/15(月) 23:19:11.21 ID:DmHsXyuz.net
海未「…………」スゥーッ

ことり「海未ちゃーん!」

凛「きれいだニャ!」

にこ「こういう踊りも、取り入れたら面白いかもしれないニコ!」



花陽「………スースー……おこ……め……」

希「ん……むにゃ……スースー…………」



絵里「……………」

50: 2015/06/15(月) 23:20:53.80 ID:DmHsXyuz.net
絵里「ええと……あなたたち、なにやってるのかしら」

にこ「あ、絵里ちゃん!」

ことり「海未ちゃんに日舞を見せてもらってたの♪」

海未「皆に日舞を見せるのは初めてだったんですが、好評でうれしいです」

絵里「そ、そう…………」

凛「着物姿の海未ちゃん、とってもよく似合ってるよね」

ことり「うんうん!今度の衣装は着物な感じで……」

絵里「…………真姫、これなんだったっけ?」

真姫「見ての通り、監禁よ!」

絵里「……そうね」

51: 2015/06/15(月) 23:23:25.74 ID:DmHsXyuz.net
「どうしたの真姫ちゃん!おかしいよ!」

「こんなことしなくたって、μ'sのみんなは真姫ちゃんが大好きで――」

「そんな好きじゃ満足できないのよ……」

「で、でも…………」

「…………穂乃果、入って」ガチャ

「………………」

53: 2015/06/15(月) 23:25:40.97 ID:DmHsXyuz.net
―パンパンッ

絵里「待ってたわよ、穂乃果!」

にこ「待ちくたびれたよー……穂乃果ちゃんおそーい」

海未「これで全員そろいましたね」

凛「ようこそ、記念すべき八人目のお客様!」

ことり「穂乃果ちゃん、チーズケーキ食べる?」

花陽「なんで花陽のクラッカー、不発なのぉ……」

希「おはようさん、穂乃果ちゃん」



穂乃果「…………え?」

55: 2015/06/15(月) 23:27:54.32 ID:DmHsXyuz.net
穂乃果「え……えっ……?」

にこ「さて、全員そろったことだし……練習でもする?」

海未「そうですね。ダンスはムリですが、歌の練習なら」

ことり「ここ、防音ばっちりみたいだから、ちょうどいいね」

絵里「じゃあ、みんな立って!音源は……真姫、音楽プレイヤー貸してもらえるかしら」

真姫「ええ。すぐにもってくるわね」

穂乃果「え?あれ!?まって、これなんなの!?」

真姫「監禁よ!」

56: 2015/06/15(月) 23:29:56.77 ID:DmHsXyuz.net
にこ「じゃあ八人で練習するニコ」

絵里「まずは、発声練習からよ」

真姫「…………」

凛「海未ちゃん、マラカスがないよ!?」

海未「マラカスは必要ないでしょう」

真姫「ねえ、何で八人なのよ…………」

希「なんでって……監禁されたウチらと、する側の真姫ちゃんだよ?」

にこ「いわば囚人と看守。仲良くなんてしていいのかなぁ?」

真姫「そ、それは…………」

ことり「ダメだよね?だから、真姫ちゃんはそこで見ててね」

真姫「そんな…………」

57: 2015/06/15(月) 23:32:51.43 ID:DmHsXyuz.net
希「ひとつだけ、一緒に練習する方法があるけど」

真姫「ホント?希ちゃん、教えなさいよ!」

希「簡単なことやん。真姫ちゃんも監禁されればいいのだ!」

真姫「………………なっ」

穂乃果「……え?」

真姫「その手があったわね!」

にこ「さあ、ニコの手を取って――」

真姫「ええ」

にこ「ようこそこっちの世界へ!」

穂乃果「穂乃果の理解が追い付かないよ……」

58: 2015/06/15(月) 23:35:53.09 ID:DmHsXyuz.net
凛「監禁されてるなら、真姫ちゃんも首輪をつけないとね?」

真姫「…………これ、八つしかないのよ」

花陽「ええ!?で、でもそれだと、真姫ちゃんは真姫ちゃんを監禁できないよ……」

海未「残念ですが真姫、諦めてください…………」

真姫「イ、イヤよ…………そんなの」

穂乃果「ねえ、おかしくないかな?穂乃果がおかしいのかな?」

希「………………」

希「そうだ!そんならみんなが首輪を外せば……平等やん!」

絵里「ああっ!そうね、それならいけるわ!」

真姫「さすが希ちゃんね!解除用の鍵持ってくるから、ちょっと待ってて」

59: 2015/06/15(月) 23:38:14.91 ID:DmHsXyuz.net
――――――――
―――――

絵里「そろそろ時間ね、終わりにしましょう」

凛「いつもと違う場所で練習するのも、新鮮で面白いニャ」

穂乃果「そうだね!」

海未「さあ、そろそろ帰る支度をしましょう」

ことり「まずは部屋を片付けないとね」

真姫「それは私が後でやっとくから……」

希「九人でやった方が早いやん?」

凛「そうそう」

60: 2015/06/15(月) 23:40:00.23 ID:DmHsXyuz.net
絵里「あと、クラッカーとかもろもろのお金を集めたいんだけど……」

真姫「ええ?いいわよ別に……」

希「ううん。払わないとね」

にこ「そうそう。だから、全員分の荷物を持ってきて欲しいニコ♪」

真姫「いいわよ。ちょっと待ってて」

海未「重くなるでしょうから、私も手伝います」

絵里「私も」

真姫「悪いわね。ありがとう海未、エリー」

61: 2015/06/15(月) 23:43:56.37 ID:DmHsXyuz.net
絵里「さて、お金も払って掃除も終わったし……帰りましょうか」

海未「そうですね」



にこ「今日はありがとね、真姫ちゃん」

希「やっぱり今日の運勢は、間違いなく最高!」

凛「ラーメンおいしかったニャ」

花陽「今度は……花陽のおうちに来てほしいな」

ことり「古着ありがとう!頑張ってかわいい衣装作るね!」

海未「日舞のときの着物、とても上等なものでしたね。さすが真姫です」

絵里「今度来る機会があれば、その時は何かお菓子を持ってくるわね」」

穂乃果「今度はさ、穂乃果を最初に呼んでほしいな!」


「「「「「「「「じゃあね、また明日!」」」」」」」」

真姫「ええ!また明日!」

―バタン

62: 2015/06/15(月) 23:46:02.51 ID:DmHsXyuz.net
真姫「…………」

真姫「ふふっ、今日は楽しかったわ!」

真姫「…………」

真姫「…………?」

真姫「…………あれ」


おわり

63: 2015/06/15(月) 23:47:17.99 ID:RuFuK75J.net
優しい世界  乙です!

64: 2015/06/15(月) 23:52:20.91 ID:ynsteREo.net
素晴らしい

引用元: 真姫「みんなを監禁して私のものにするわ」