1: 2012/07/24(火) 14:04:25.42 ID:m6pgtwNu0
怜「ふぅ・・・・・・いよいよ準決勝やってのにまた倒れてしもた・・・・・・」

怜「またみんなに迷惑がかかってまうなぁ・・・・・・」

怜「もっと私が強かったら・・・・・・いやいや、強いって何やねん、せめて健康やったらとかやろ」

怜「でもこのままやと決勝どころか準決勝まで持つかどうか・・・・・・」

怜「ん、なんやコレ・・・・・・」ヒョイッ

怜「USBか?にしてはでっかいなぁ・・・・・・なんかボタンもついてるし」

カチッ!\スバラッ/

怜「うお!なんか声でた!」


咲-Saki- 24巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

2: 2012/07/24(火) 14:05:06.38 ID:m6pgtwNu0
カチカチカチッ\スススバラッ/

怜「なんか聞いたことある声やなぁ・・・・・・」

怜「確か新道寺の先鋒がこんな口癖やったような」

怜「んー、気分転換も兼ねて帰しにいこか」



竜華「おーい!怜ー!」タッタッタ

怜「竜華、どないしたん?」

竜華「なぁなぁ、セーラみてへん?」

4: 2012/07/24(火) 14:05:46.34 ID:m6pgtwNu0
怜「なんか大事な用?」

竜華「んー、そういうわけじゃないんやけど」

竜華「これ、部屋に落ちてたから何やろうと思って」

怜「これ・・・・・・USB?」

竜華「そうそう、そんでな!コレ押したらセーラの声がでるんやで!」カチッ\バスガデルデー/

怜「セーラのもあるんか・・・・・・そういうおもちゃが流行ってんのかなぁ」

竜華「セーラのもってどういうこと?」

5: 2012/07/24(火) 14:06:30.31 ID:m6pgtwNu0
怜「実は私も新道寺の先鋒っぽい声のUSB拾ってな、返しに行こうと思ってたんや」

竜華「じゃあ私もいく!もしかしたら私らの知らん間に友達になってるのかもしれんし」

怜「そやな、じゃあ一緒にいこか」

竜華「んふふー♪怜とおでかけやー♪」

怜「改めて言われると恥ずかしいわ・・・・・・///」

6: 2012/07/24(火) 14:07:08.40 ID:m6pgtwNu0
怜「ほな失礼しましたー・・・・・・」バタン

竜華「花田さんやっけ?おらんかったなー」

怜「部長さんめっちゃ怒っとったな、「この大事な時にどこで遊んどるばい!」って」

竜華「セーラもどこいったんやろーなぁ、誘拐とかされてへんやろか・・・・・・」

怜「まぁセーラやったら大丈夫やろ、それにしてもこのおもちゃよく出来てんなー」カチッ\スバラッ/

竜華「最近はこんなおもちゃが流行ってるんやねー、ウチも作って遊ぼうかな」カチッ\バスガデルデー/

8: 2012/07/24(火) 14:07:50.26 ID:m6pgtwNu0
怜「竜華がいれるんやったらどんな声いれる?」

竜華「そうやなー・・・・・・じゃあ\トキー/って呼んでるの入れるわ、押したらいつでも怜がきそうやし♪」

怜「じゃあ私は\リュウカー/って入れていつでも膝枕してもらうわ」

竜華「ちょっと!それってウチが膝枕だけの女みたいやん!」

怜「アハハ、冗談やってじょうだ・・・・・・・」

グォォォォォォォォッッッ!!!

竜華「な、なになに!?なんなん!?」

9: 2012/07/24(火) 14:08:22.97 ID:m6pgtwNu0
ズン・・・ズン・・・

怜「な・・・・・・なに・・・・・・あれ・・・・・・」

?「・・・・・・」

竜華「ば・・・・・・化物・・・・・・?」

?「・・・・・・」

ズン・・・ズン・・・

竜華「い・・・いやぁぁぁぁぁ!!!」

怜「に、逃げるで竜華!」

竜華「怜ぃ・・・・・・アカン、腰が抜けて・・・・・・」

怜「私が抱えるから!はよ逃げよ!」ガシッ

竜華「う、うん・・・・・・」ダキッ

11: 2012/07/24(火) 14:08:55.55 ID:m6pgtwNu0
?「・・・サナイ・・・」

竜華「え・・・?」

?「・・・タイニ・・・オス・・・」

竜華「この声・・・」

怜「竜華!なにしてるん!?」

竜華「でも怜・・・この声・・・」

ビュッ  ガシッ

竜華「ぐぅっ!」

怜「竜華!!」

12: 2012/07/24(火) 14:09:48.91 ID:m6pgtwNu0
竜華「怜・・・にげ・・・」

?「・・・・・・」

カッ!

竜華「あ・・・ああ・・・」シュゥゥゥゥ

カランカラン・・・・・・

怜「りゅう・・・か・・・?」

怜「竜華!竜華ぁぁぁぁぁぁ!」

怜「竜華が・・・USBに・・・」

怜「じゃ、じゃあこのUSBも、もしかして新道寺とセーラ・・・?」

?「・・・・・・」ズッ

怜「ひっ・・・」

13: 2012/07/24(火) 14:10:55.50 ID:m6pgtwNu0
怜「(アカン、私もUSBにされる・・・)」

怜「(だれでもいい・・・助けて!)」

グォォォォォォォォッッッ!!!

怜「いやぁぁぁぁぁぁ!!!」

\アタックライド/\ブラァスト!/

ズキュゥン!

?「グゥ・・・」

「流石にこれ以上は見過ごせないね」

怜「あ、あなたは・・・・・・?」

「僕かい・・・僕は」


ディエンド「通りすがりの怪盗さ」

BGM=http://www.youtube.com/watch?v=KyjOIBou42Q

14: 2012/07/24(火) 14:11:55.08 ID:m6pgtwNu0
?「・・・・・・・ユルサナイ」

怜「え・・・・・・?」

ザッ

ディエンド「逃げたか・・・・・・まあいい」

怜「そ、そうや!竜華!竜華がUSBに!」

ディエンド「落ち着くんだ、彼女はまだ生きている」

怜「ホ・・・・・・ホンマ?ホンマか!?」

ディエンド「ああ、ただ姿をガイアメモリに変えられてしまっているだけだ」

ディエンド「詳しいことはゆっくり出来る場所で話そう、どこかあるかい?」

怜「あ、ああ・・・じゃあウチの部屋に・・・」

15: 2012/07/24(火) 14:12:43.37 ID:m6pgtwNu0
怜「ホンマにありがとうございました、えーと・・・」

海東「海東でいいよお嬢さん、それに礼にはおよばないさ」

海東「僕はアイツの持つお宝を狙っただけだ、ただの利害一致だよ」

怜「(ツンデレさんなんかな・・・?)」

海東「さて、なにか聞きたいことはあるかい?」

怜「そ!そうや!あの化物は何!?それに竜華は元に戻るん!?そもそもガイアメモリって」

海東「わかったわかった、一つづつ答えていくよ」

16: 2012/07/24(火) 14:13:29.34 ID:m6pgtwNu0
海東「まずあの化物、あれはドーパントといってこのガイアメモリを体に差し込む事によって変身する、文字通り人外さ」

海東「ドーパントはなにかしら特殊な能力を持ってるんだけど・・・アイツは特にすごいね」

海東「人をガイアメモリに変えるなんてWの世界でも聞いたことがない」

海東「そしてガイアメモリ、これは地球の記憶をプログラムされたUSBメモリ型のアイテムってところかな」

海東「たとえばこのメモリ」カチッ\ジョーカー!/

海東「これはジョーカーメモリといって切り札の記憶を持っているUSBメモリだ」

17: 2012/07/24(火) 14:14:03.69 ID:m6pgtwNu0
海東「そのお友達が変えられたメモリは恐らくその友達の記憶が入ってるってことだろう」

海東「このガイアメモリ、体に直接差し込むとさっきみたいな化物になってしまう」

海東「その上メモリの毒素に毒されて精神と肉体がボロボロになってしまう」

怜「そ、そんな危険なものどうして持ってるんですか・・・・・・?」

海東「人外の力ってのはなにを犠牲にしてでも魅力的なんだろう、僕には理解できないけどね」

海東「それに『体に直接刺せば』危険なんだよ」

18: 2012/07/24(火) 14:15:17.15 ID:m6pgtwNu0
海東「そこでこいつを使うんだ」ゴトッ

怜「これは・・・?」

海東「これはロストドライバー」

海東「これにメモリを刺すことにより安全に、なおかつ強力な力を手に入れることができるのさ」

海東「そしてその変身した姿を、人は『仮面ライダー』と呼ぶ」

怜「仮面ライダー・・・・・・」

海東「さっきの僕も姿もいわゆる仮面ライダーさ」

海東「そおドライバーで変身するものとは違うけどね」

19: 2012/07/24(火) 14:16:03.78 ID:m6pgtwNu0
海東「このロストドライバーとジョーカーメモリは君に貸し出そう」ヒョイッ

怜「わっ、と・・・」ガシッ

怜「こ!こんなもん渡されてもどうすれば・・・」

海東「君がそれを使ってさっきの化物を倒すんだよ」

怜「はぁっ!?なにいってるん!?そんなん無理に決まってるやん!」

海東「『それ』があれば出来る、どうやら能力は強力だけど本体はそこまで強くないみたいだしね」

怜「それやったら海東さんが倒してくれれば・・・」

海東「あいにく僕は忙しくてね、それに僕がお宝を貸し出すなんて滅多にない事なんだよ?もちろん後で返してもらうけどね」

海東「それに、僕に君の友人や他のガイアメモリに変えられた子達を助ける理由がない」

22: 2012/07/24(火) 14:17:27.81 ID:m6pgtwNu0
怜「うっ・・・でもウチ病弱やし・・・」

海東「君はそうやって病弱をアピールして友達に守ってきてもらったんじゃないのか?」

怜「っ!」

海東「もう君を守ってくれる友人はいないんだ、じゃあ誰が君の友人を助けるんだい?」

怜「・・・・・・」

海東「それに、その友人・・・・・・今は大丈夫だけどいつ戻れなくなるかもわからない」

海東「急いだほうがいいと思うけどね」

24: 2012/07/24(火) 14:18:00.27 ID:m6pgtwNu0
怜「うっ・・・うう・・・」ポタポタ

海東「非常だと思うだろうけど、泣いていても解決はしないよ」

海東「僕はしっかり解決するチャンスをあげたんだ、後は君しだいさ」

海東「それじゃあ、僕は行くよ、お宝はいずれ取りにくるさ」ガチャ

26: 2012/07/24(火) 14:19:00.54 ID:m6pgtwNu0
怜「・・・って・・・待って下さい・・・」

海東「ん?なんだい?」

怜「助けてくれて・・・ありがとうございました・・・」

怜「ウチが・・・竜華達を必ず助けます!」

海東「・・・いい返事だ、君には期待しているよ」

バタン

怜「竜華・・・セーラ・・・必ず元に戻したるからな・・・」


書き溜めここまでです、こっから遅くなります

28: 2012/07/24(火) 14:22:48.25 ID:m6pgtwNu0
怜「とりあえずどうしよう・・・・・・」

怜「(あの化物・・・竜華を捕まえてたけど私のほうを狙ってた・・・)」

怜「(そして今まで襲われたのは新道寺とセーラ・・・)」

怜「IHの子ばっかりやな・・・それもAブロックの」

怜「もし次に狙うなら・・・ウチか阿知賀か白糸台?」

怜「ならどっちかの学校に接触すればいつか出会えるかも・・・」

怜「悩んでてもしゃーない、時間もどれくらいあるかわからんし・・・」

怜「とりあえず阿知賀に行ってよかな・・・」

33: 2012/07/24(火) 14:26:55.72 ID:m6pgtwNu0
阿知賀滞在ホテル

ピンポーン

憧「ハーイ」ガチャッ

怜「あの・・・こんちは」

憧「せ、千里山の園城寺怜!?なんかよう?」ジトー

怜「あ、あの・・・いきなり変なこときくんやけど、変に思わんといてな?」

憧「聞く内容によるわよ、こっちは今忙しいんだけど」

怜「えとな、阿知賀で誰かいなくなった子とか・・・おる?」

憧「!?」

憧「アンタ宥姉と玄の居場所しってるの!?」

36: 2012/07/24(火) 14:32:46.42 ID:m6pgtwNu0
怜「宥姉と玄って・・・ドラの子と赤牌集めてくる子?」

憧「朝から二人とも姿が見えなくて・・・いまシズと灼が探しに行ってるの」

憧「私と晴絵は念のためここで待機してて」

怜「そうなんか・・・」

怜「(もしかしてもう遅かったん・・・?)」

怜「(でもなんで二人何やろう・・・?)」

怜「(そして何故この子やあの大将のジャージの子が対象じゃない・・・?)」

憧「玄や宥姉の場所知ってるなら教えて!知ってるんでしょ!」

怜「お、落ち着いて・・・実はな・・・ウチの竜華とセーラもどっかいってもーて・・・」

怜「(怪物のことは伏せといたほうがええやろ、化物に襲われた、なんて信じてもらえんやろうし)」

40: 2012/07/24(火) 14:38:30.10 ID:m6pgtwNu0
憧「そ、そうなんだ・・・でもそんな急に人がいなくなるなんて誘拐かもしれない」

憧「警察に連絡しないと!」

憧「ごめんね千里山!そういうわけだから・・・」

怜「あ、ああ・・・ウチも何か見つかったら連絡するわ」

憧「お願いね!それじゃあ!」バタン

怜「・・・・・・」

怜「間に合わんかった・・・」グッ

怜「いや、でもまだわからん・・・」

怜「次は白糸台の方か・・・確か東京校やから直接学校にいってみよか・・・」



ライダーの解説いるかと思ったけどみんな知っててうれしい

44: 2012/07/24(火) 14:44:02.54 ID:m6pgtwNu0
白糸台高校 麻雀部部室

コンコン

菫「誰だ?」

怜「スイマセン・・・千里山のもんですけど・・・」

ガララッ

菫「千里山?なんのようだ、敵情視察か」

怜「いえ、ちょっと聞きたいことがあって・・・」

菫「もしかしてIH出場校の生徒が相次いでいなくなってることか?」

怜「!!! しってはるんですか!?」

菫「うちの情報網をなめないでもらいたい、だが我が麻雀部には一人もいなくなってはいないよ」

菫「千里山にとっては残念かもしれんが・・・すまない、今のは不謹慎だった」

46: 2012/07/24(火) 14:47:27.74 ID:m6pgtwNu0
怜「い、いえ・・・みんな無事ならなによりで・・・」

菫「その様子だと千里山もいなくなった人がいるのだろう?ウチの部員に探させよう」

怜「あ、ありがとうございます!」

菫「そういうことだ、すまないが照を待たないといけないのでな、失礼する」バタン

怜「(白糸台は無事・・・)」

怜「(ということはこれから来る可能性が高い・・・?)」

怜「それに宮永照を待つってことはでかけてるんか・・・」

怜「・・・っ!?」

怜「宮永照が危ない!」

47: 2012/07/24(火) 14:51:27.66 ID:m6pgtwNu0
白糸台近くの公園

照「・・・・・・」ザッザッザ

照「まさか買出しのジャンケンに負けるとは・・・」

照「淡とか絶対後出しだっただろアレ・・・後で役満直撃させてやる・・・」

ズン・・・ズン・・・

照「? なんだ?」

ゴォッ!

照「うっ!?」

照「(な、なんだ・・・急に周りが熱く・・・)」

照「!?」

照「(こ、公園の木が燃えてる!?)」

49: 2012/07/24(火) 14:55:49.28 ID:m6pgtwNu0
ズン・・・ズン・・・

照「・・・ひっ!?」

照「な、なんだあいつ・・・!?」

照「赤い・・・化物・・・?」

ズン・・・ズン・・・

「ワタシガ・・・ゼンブ・・・」

照「た・・・たすけ・・・」

怜「危ないっ!!」

ヒュッ ゴォォォォォォォォ!!

照「うわああああああああああああ!!」

シュゥー・・・

怜「か、間一髪・・・大丈夫か宮永照?」

照「お、お前は千里山の・・・助かったぞ」


52: 2012/07/24(火) 15:04:08.06 ID:m6pgtwNu0
怜「やっとみつけたで・・・竜華達を元にもどしてもらうからな!」

照「ど、どういうことだ・・・?」

怜「最近IH出場校の子がいなくなるって話しらんか?犯人はこいつや・・・」

照「なんだって・・?な、なら警察に・・・」

怜「いや、警察なんかに頼らん・・・」

怜「ウチが決着付けたる!」

\ジョーカー!/

怜「いくで・・・変身!」

ヒュォォォォォ・・・ \デッデッデーン!/

http://www.youtube.com/watch?v=l4zmartRWXA


怜「これが・・・仮面ライダー・・・」グッグッ

怜「・・・力が湧き上がってくる・・・これならいけるで!」


ゼ玄スも俺だけどあれは正直ないなと自分でも思う

53: 2012/07/24(火) 15:09:19.80 ID:m6pgtwNu0
怜「いくでぇ・・・!そりゃ!」ヒュッ

バキィッ!

「!?」

「ジャマヲ・・・シナイデ・・・!」

ゴォゥ!

怜「そんなんきかんわ!」ビュシィ!

怜「ほっ!はっ!てあっ!」ガッゴッバシッ

バキィッ!ビスッ!

「グ・・・グゥ・・・」

「ワタシガ・・・ワタシガヤラナイト・・・」

「ワタシガ!」グァッ

ゴォォォォォォォォォ!!

怜「く、口から炎やって!?」

55: 2012/07/24(火) 15:14:50.57 ID:m6pgtwNu0
怜「くっ・・・ジャンプで!」ダンッ!

「カカッタ・・・!」グァッ

怜「二段構え!?しま・・・!!」

ゴォォォォォォォォォ!!

怜「うわああああああああああああああ!!!」

照「せ、千里山!」

ドォォォォォン!!

怜「ぐ・・・体が・・・動かん・・・」

ビキューン

怜「へ、変身が・・・」

ズッ・・・ズッ・・・

怜「ぐっ・・・やっぱり・・・ウチが病弱やから・・・」

怜「竜華を助けることも・・・できひん・・・」グスッ

56: 2012/07/24(火) 15:20:44.73 ID:m6pgtwNu0
怜「(ゴメン・・・竜華・・・セーラ・・・新道寺・・・)」

怜「(助けられへんかった・・・)」

\・・・・・・カン/

怜「・・・え?」

怜「(竜華の・・・声・・・?)」

\アキラメタラアカン!/

怜「りゅ、竜華のガイアメモリが・・・」

\トキー!/

怜「竜華ぁ・・・竜華ぁ!」ガシッ

フラッ

照「お、おい!もうその怪我じゃ無理だ!逃げるぞ!」

怜「もう・・・いけるわ・・・宮永照・・・」

怜「今までウチは一人で戦っとった・・・けど!」

怜「こっからは!ウチと竜華の二人で戦う!」

カチッ\トキー!/

57: 2012/07/24(火) 15:29:32.73 ID:m6pgtwNu0
怜「いくで竜華・・・ちょっとだけ借りるな・・・変身!」

バシュゥゥゥゥゥゥゥゥン    \ジャッジャッジャー♪/

照「さっきとは色が違う・・・緑?いやもっと深い色・・・」

照「翡翠色か・・・?」

怜「仮面ライダー・・・トキ」

怜「私らは二人で一人の仮面ライダーや!」

「ナンデ・・・ナンデクルノ・・・」

「モウイヤ・・・イヤナノ・・・」

怜「なにを言ってるか知らんけどなぁ!あんたが宮永照を襲ったのは事実や!」

怜「それにみんなも元に戻してもらうで!」

「クッ・・・」ゴォォォォォォ!!

怜「ほっ!」スイッ

「マダ!」バシュゥッ

「『見えとる!』」バシィッ

58: 2012/07/24(火) 15:37:24.43 ID:m6pgtwNu0
トキ「ウチには『一手先』が見える・・・もう攻撃はあたらんわ!」

「ウウウウウウウウ!!」バシッ! バシッ!

トキ「むだむだむだぁ!」バキッ! バキッ!

「ダメ・・・モウ・・・」

トキ「今や!」

ガキィン! \マキシマムドライブ/

トキ「いくで!ウチと竜華の必殺キック!」ダンッ!

ギィンギィンギィンギィンギィン

トキ「どぉぉぉぉぉりゃああああああああああ!!」

ドゴォォォォォォォォォォォォン!!!

「アアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

60: 2012/07/24(火) 15:43:58.49 ID:m6pgtwNu0
トキ「終わった・・・?」

シュゥゥゥゥゥゥ・・・・・

トキ「え・・・!?」

トキ「阿知賀の姉の方・・・?」

宥「う・・・うう・・・」

パキィン!

トキ「アンタが犯人やったんか・・・」

トキ「もしかして、IHの出場校ばかり狙ってたんは阿知賀のため・・・?」

トキ「まあええわ、おい!お姉ちゃん!おきぃ!」ガクガク

宥「うぅ・・・やめて・・・お願い・・・」

トキ「アカン、起きひん・・・」

トキ「でも変やな・・・メモリを壊したはずやのに元に戻らん・・・」

照「うわあああああああああああ!!」

トキ「っ!?宮永照!?」

63: 2012/07/24(火) 15:48:07.76 ID:m6pgtwNu0
グゥゥゥゥゥッ・・・

照「ぐぅ・・・助け・・・」

トキ「も、もう一体おったんか!?」

「・・・・・・」

カッ

照「あ・・・みん・・・な・・・」シュゥゥゥゥゥ

カランカラン

「・・・・・・」

トキ「まちぃ!」

ザッ

トキ「アンタがみんなをメモリに変えてたんやな・・・」

トキ「松実玄!!」

「・・・・・・」

「・・・フフフ、ばーれちゃったぁー♪」

65: 2012/07/24(火) 15:54:24.95 ID:m6pgtwNu0
玄「もしかして園城寺さん?ずいぶん印象かわったねー」

玄「まあ私もだいぶイメチェンしちゃったんだけどね♪」テヘペロ

トキ「自分の姉まで使って・・・何を考えてるんや・・・」

玄「やーだなぁー、私はお姉ちゃんなんか使ってないよー」

玄「お姉ちゃんが『勝手に』手伝っただけ」

玄「私が新道寺さんをメモリにするのを見ちゃったみたいなんだよねー」

玄「それで私と同じ姿になって自分に矛先を向けようとしたみたい」

玄「わざわざ同じメモリまで使ってね・・・」サッ

カチッ\ドラゴン!/

トキ「アンタ・・・どこでそれを・・・」

玄「街を歩いてたらね、白い服着たおじさんがくれたんだー♪」

玄「『コレを使えば邪魔者はみんな消えるよ』ってね・・・」

玄「そう・・・邪魔者・・・」

玄「みんなみんな!!私達以外はみんな邪魔者なんだよ!!」

66: 2012/07/24(火) 16:00:34.34 ID:m6pgtwNu0
玄「私達はただ!もう一度友達と会いたいだけ!」

玄「友達ともう一度打ちたいだけなのに!」

玄「どうしてみんな邪魔するの!?」

玄「特に園城寺!お前だ!!」

玄「お前のせいで!私は大量に点を失った!!」

玄「みんなや穏乃ちゃんが頑張ってくれなければ私達は負けていた!!」

玄「私のせいで!!」

玄「お前のせいで!!」

玄「もう・・・みんなに迷惑かけたくないの・・・」

玄「みんなのお荷物になりたくないのぉ・・・」ジワァ

トキ「松実玄・・・」

玄「そう・・・みんなに迷惑をかけないように・・・」

玄「他の人たちを消すしかないなぁって・・・」ニヤァ

トキ「!?」

69: 2012/07/24(火) 16:06:58.02 ID:m6pgtwNu0
玄「まずは新道寺を消した、すばらすばらうるさかった」

玄「次に憧ちゃんと戦った子を消した、貴方の部屋に行くのにジャマだった」

玄「次にあなたの目の前で竜華さんを消した、あなたの叫びがとても心地よかった」

玄「そして宮永さんを消した、一番強い人は心は強くなかった」

玄「そして最後は・・・園城寺!!お前だ!!」

玄「お前を倒して・・・私達は決勝にいく!!」

玄「決勝で和ちゃんと遊ぶの!!!」

トキ「そんな・・・そんな理由で・・・」

トキ「そんな理由でみんなをメモリに変えたんかぁっ!!」

玄「そんな理由じゃない!!!!!」ビリビリビリ!!

玄「私達にとってはそれが最初で最後の願いなんだ!!」

玄「それを馬鹿にするお前は・・・絶対に許さない!!!」

カチッ\ドラゴン!/

玄「あああああああああああああああああ」

トキ「ぐぅ・・・!すごいパワーや・・・!」

70: 2012/07/24(火) 16:13:45.58 ID:m6pgtwNu0
シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・

ドラゴン「この力で・・・お前を倒す!!」

トキ「望むところや!みんなを元に戻してもらう!!」

ヒュッ

ドラゴン「甘いっ!」

グワァッ

トキ「(ここで『見る』!!)」

トキ「(・・・なっ!?)」

ガシィッ

ドラゴン「1手先が見えても・・・『見える先全部に当てれば』いいんだよ・・・ねぇ!」

ボゴォッ!!

トキ「ぐあああああ!」

ガシッ

ドラゴン「そして・・・『掴んじゃえば絶対に避けられない』よねぇ!」

バキィッ!

72: 2012/07/24(火) 16:23:53.94 ID:m6pgtwNu0
ドラゴン「ほらほらぁ!一手先が読めるんじゃなかったのぉ!!」

バキィッ! ボゴォッ!

トキ「ぐぅ・・・がはぁっ!!」

ドラゴン「コレをくれた人に聞いたんだけどね・・・私とこのドラゴンメモリ、適合率が95%を超えてるらしいんだ」

ドラゴン「お姉ちゃんもある程度は適合率があったらしいけど・・・だから炎しか吐けなかったんじゃないかなぁ」

ドラゴン「でも私は違う!」

ドラゴン「人間をメモリに変えられる!パワーも全然違う!」

ドラゴン「私はドラゴン!ドラゴンロードなんだ!」バキィッ!

ドラゴン「阿知賀のドラゴンロードなんだ!!」バキィッ!!

ドラゴン「私は・・・!みんなの道に!!ドラゴンロードにならなきゃいけないんだァ!!!」バキィッ!!!

トキ「ぐ・・・・・・う・・・・・」

ドラゴン「もう終わりなの?二人の友情ってたいしたことないんだね」

ドラゴン「それくらいの友情で・・・私達の友情の邪魔をしないで!!」ボゴォ!

トキ「ぐはぁっ!!」

73: 2012/07/24(火) 16:35:31.51 ID:m6pgtwNu0
ドラゴン「ハァ・・・ハァ・・・」

トキ「・・・・・・」

ドラゴン「後はこいつをメモリに変えて・・・」

ドラゴン「お姉ちゃん・・・手伝ってもらってごめんね・・・すぐに治療するからね・・・」

ドラゴン「阿知賀のみんな・・・もうすぐ和ちゃんに会えるよ」

トキ「(・・・なにもできんかった・・・)」

トキ「(ウチと竜華の友情でも・・・)」

トキ「(この子らの友情にはかなわんっちゅーことか・・・)」

トキ「(ごめんな・・・セーラ・・・)」

トキ「(堪忍な・・・竜華・・・)」

トキ「(最後は・・・一緒に・・・)」

\アタックライド/\スラァッシュ!/

ズバァァァァン!

75: 2012/07/24(火) 16:41:39.82 ID:m6pgtwNu0
ドラゴン「ぐううううっ!」バッ

ドサァッ

トキ「な・・・なに・・・」

カツ・・・カツ・・・

「全く、一般人にドライバーを貸すなんて何を考えてるんだアイツは」

カツ・・・カツ・・・

トキ「だれ・・・海東・・・さん・・・?」

「あんな怪盗気取りの泥棒と一緒にするな」

カツ・・・カツ・・・

「それより済まなかったな、鳴滝の方を追っていたらこちらの対処が遅れてしまった」

ドラゴン「誰・・・!誰なの!?邪魔をしないで!」

「俺は・・・」


ディケイド「通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!」

BGM=http://www.youtube.com/watch?v=hi3MqSo3zrY

78: 2012/07/24(火) 16:56:21.98 ID:m6pgtwNu0
トキ「仮面・・・ライダー・・・あなたも・・・?」

ディケイド「あいつになにを吹き込まれたか知らないが、確かに俺は仮面ライダーだ」

ディケイド「だが俺は違う、俺はアイツみたいにコソコソやったりはしない」

ドラゴン「いきなり出てきて・・・邪魔をしないで!!」ゴォッ!

\カメンライド/\カブト!/

\アタックライド/\クロックアァップ!/

ディケイド「遅い!」ザァッ!

ドラゴン「!?」

ディケイド「お前が例え龍の道を突き進もうとも」

ディケイド「天の道を行き、総てを司る俺には敵わない」

ドラゴン「馬鹿に・・・するなぁぁぁっ!!」グワァッ!!

ディケイド「行くぞっ!」

\カメンライド/\リュウキ!/

ディケイド「龍を狩るのは騎士と相場が決まっているのでな」

79: 2012/07/24(火) 17:02:36.38 ID:m6pgtwNu0
ディケイド「はぁっ!」バキィッ!

ドラゴン「く・・・こんなやつに!こんなやつなんかに!ドラゴンロードは負けない!」

ディケイド「おい、もう立てるか」

トキ「え・・・?は、はい・・・」

ディケイド「その怪我じゃ無理は出来ないな、仕方ない」グイッ

トキ「ちょちょちょ、背中触らんといて・・・」

ディケイド「大丈夫だ、痛いのは最初だけらしいぞ」グィィィィッ

トキ「やっ・・・んっ、ふぁ・・・」

トキ「なんか・・・広がって・・・んあぁぁっ!」

\ファイナルフォームライド/ \トトトトキー!/

ヒュィィィィ!

ディケイド「なんだこりゃ・・・麻雀のリーチ棒か・・・?」

ディケイド「ふ、まあいい!行くぞトキ!」

80: 2012/07/24(火) 17:09:27.06 ID:m6pgtwNu0
ディケイド「はっ!でやぁっ!」バキィ!

ドッ! ゴギィッ!

ドラゴン「くぅ・・・軌道が・・・読めない・・・」

ドラゴン「こんな・・・こんな馬鹿みたいな格好に!」

ドラゴン「私は負けない!勝ってみんなで決勝に・・・」

ディケイド「それでホントにみんな喜ぶと思っているのか?」

ドラゴン「・・・・・・え?」

ディケイド「仮にお前がみんなを決勝に行かせるとする」

ディケイド「想像してみろ、みんなの顔は笑っているのか?」

ディケイド「いいや、きっと笑っていないはずだ」

ディケイド「何故ならこれはお前の自己満足だからなぁ!!」

ドラゴン「いや・・・そんな・・・私は、ただみんなと・・・」

ディケイド「だまし討ちのようで悪いが、そろそろ決めさせてもらうぞ」

ディケイド「行くぞトキ!気合入れろよ!」

\ファイナルアタックライド/ \トトトトキー!/

81: 2012/07/24(火) 17:14:55.20 ID:m6pgtwNu0
ビリビリビリビリ!

ディケイド「はぁぁぁぁぁ!!」

ドラゴン「いや・・・いやあああああああああ!!」

ディケイド・トキ「『いっけぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!』」

ズバァァァァン!!!

ドラゴン「あ・・・」

パキィン!

玄「私は・・・みんなと・・・」

パタッ

ディケイド「・・・ふぅ、この世界はこんなもんか」

グニュゥゥゥゥゥ

トキ「や、やっと戻れた・・・なんか変な気分やったわ・・・」

ディケイド「すまないな、だがお前も自分の手で決めたかっただろう」

トキ「・・・・・・うん、そうやな・・・・・・」

83: 2012/07/24(火) 17:20:19.89 ID:m6pgtwNu0
カラァンカラァン!

怜「!?メモリが!!」

バシュゥッ

怜「うわっ・・・」

シュゥゥゥゥゥ・・・

竜華「怜・・・」

怜「竜華・・・竜華ぁぁぁっっ!!!」ダキィッ

竜華「怜・・・ずっと見てたよ・・・ゴメンな・・・こんな危ないこと・・・」

怜「怖かった・・・めっちゃ怖かったよぉ・・・竜華ぁぁぁぁぁっ!!!」グズグズ

竜華「ウチも怜が無事で・・・えぐっ・・・ホンマに・・・っ・・・怜ぃぃぃぃぃっ!!」グズグズ

怜「うわぁぁぁぁん!!竜華あああああ!!」

セーラ「うーん・・・あれ?竜華と怜・・・なんでそんな大泣きしとるん?」

煌「す・・・すばらくない・・・あの化物はすばらくないです・・・」

照「菫・・・助けて・・・もうプリン食わないから・・・」

ディケイド「・・・一件落着ってとこか」

85: 2012/07/24(火) 17:24:56.62 ID:m6pgtwNu0
「おのれディケイドぉぉぉぉぉぉっ!!!」

ザァ・・・

ディケイド「!?鳴滝!」

鳴滝「全く、必ずディケイドを倒すから連れて行ってくださいなどといっておいてこのザマか・・・」

鳴滝「気まぐれで連れてきてやったが全く役に立たん奴だった」

鳴滝「やはりお前は私自らの手で倒すしかないようだな・・・」

ディケイド「・・・・・・」

鳴滝「覚えていろディケイド!次こそは必ず・・・」

ザァ・・・

ディケイド「やはり噛んでいたか・・・鳴滝・・・」

ディケイド「どうやら、俺の旅はまだまだ終わりそうにないな」

87: 2012/07/24(火) 17:32:11.18 ID:m6pgtwNu0
とある路地裏

「クソッ!クソッ!あの鳴滝とかいうジジィを騙してせっかくここまで来たというのに・・・」

「だが松実玄より強い能力者はまだたくさんいる、次はこいつらにコレを・・・」

「へっ、いたいけな女子高生に手を出すなんて、財団Xもちっちゃくなったもんだなぁ」

財団X「だ・・・誰だ!?」

「どうやら彼は組織の中でも末端のようだね、行動が余りにも直情的過ぎる」

「ああなんだ下っ端さんか、どうりで小物臭しかしないわけだぜ」

財団X「ううううるさい!きさまらにコイツらの価値がわかってたまるか!!」

財団X「ドラが必ず牌に来るという松実玄でさえあの適合率であのパワーだったんだ!」

財団X「この世界にはそれ以上の能力者や適合者が必ずいるはず!!」

財団X「これで宇宙馬鹿のゾディアーツ共を、もう一度見返してやるのだ!!」

89: 2012/07/24(火) 17:40:43.57 ID:m6pgtwNu0
「おーおーちっちぇえちっちぇえ、思わず拍手したくなるちっちゃさだぜ」

「だが、彼がこの世界を破壊しようとしていたのは事実だ」

「全く・・・あの泥棒野郎を追って乗り込んだら、飛んだ大当たり引いちまったよ」

「いつの間にかロストドライバーとジョーカーメモリも帰ってきている、なぜこのような回りくどい手を取ったのか・・・実に興味深い」

「きっとツンデレなんだろ、あー、やだね男のツンデレって」

「ツンデレ・・・?ツンデレとは一体・・・まさかまだ僕の知らない言葉があるなんて・・・」

財団X「き!きさまらぁ!ふざけているのか!もう許さん!ぶっ頃してくれる!」

カチッ\コックローチ/

「へっ、姑息な野郎にはお似合いの姿だな!」

「だが奴のスピードは侮れない、最初から全力でかからないとね、翔太郎」カチッ\サイクロン!/

「オーケィ、行くぜフィリップ!」カチッ\ジョーカァー!/

『変身!!』

キュイィィン \サイクロン!/\ジョーカァー!/

デレデーデレデー♪ デッデデーン♪

『さあ、お前の罪を数えろ!!』

91: 2012/07/24(火) 17:47:24.36 ID:m6pgtwNu0
怜「ホンマみんな無事でよかったなあ・・・」

竜華「うん・・・でも、阿知賀の子ら大丈夫なん?」

怜「なんか今回のことだけサッパリ抜け落ちてるらしいで・・・都合のええ頭してんなー」

竜華「まあまあ、これで準決勝も対等に戦えるってことやん♪」

怜「・・・そうやな・・・」

怜「(あれからディケイドは何も言わずに去っていった)」

怜「(結局海東さんは姿をみせへんかったけど)」

怜「(いつのまにかドライバーとメモリがなくなってたからきっと見てたんやと思う)」

怜「(結局どっちもツンデレやったな・・・)」

怜「(松実姉妹はどうやら大事には至らなかったらしい)」

怜「(正直許せるかどうかは微妙なところやけど・・・)」

怜「(ま、満貫直撃くらいで許したろかな)」


93: 2012/07/24(火) 17:52:22.62 ID:m6pgtwNu0
竜華「でもびっくりしたわー、いつも病弱アピールしてる怜があんなに激しく動けるなんてなー」

竜華「ほんまに仮病使ってんちゃう?」

怜「な、なんでやねん!こっちはめちゃめちゃ必氏やったってのに・・・」

怜「もう知らんわ!」プイッ

竜華「アララ・・・」

竜華「怜ー」

怜「・・・・・・」プイッ

竜華「いまなら竜華ちゃんの膝があいてるでー」

怜「・・・・・・」ウズウズ

竜華「さらに!頭なでなでもついてくるー」

怜「・・・・・・」モゾモゾ コテン

竜華「フフ、ホンマわかりやすいなぁ・・・」

怜「うっさい、はよ撫でて」ゴロゴロ

竜華「はいはい♪」ナデナデ

94: 2012/07/24(火) 17:58:56.47 ID:m6pgtwNu0
竜華「なぁ、怜・・・」ナデナデ

怜「んー・・・」

竜華「ウチな、ホンマに嬉かってん」

竜華「ウチの為に犯人捜してくれたり」

竜華「病弱やのに無理やり戦ったり」

竜華「氏にそうになっても最後までウチの名前呼んでくれたり」

竜華「だからな・・・怜・・・」

怜「当たり前やん」

竜華「え・・・?」

怜「ウチは竜華の事大好きやからな」

怜「竜華のためやったらどんな無茶もするで」

竜華「怜・・・」

竜華「うん!ウチも怜のこと大好きやで!!」




終わる

95: 2012/07/24(火) 18:07:44.82 ID:m6pgtwNu0
次回!仮面ライダートキは!

有希「なんだじぇこれ、メダル?」

久「それは願いをかなえてくれるメダルよ」

まこ「(人気が欲しい・・・)」

和「(咲さんがほしい・・・)」

怜「ここが清澄高校かー」

京?「フン、この体で我慢してやるか」

咲「きょ、京ちゃん・・・?」

京?「コイツの知り合いか、ちょうどいい、お前の望みをかなえてやろう・・・」

咲「私の願い・・・私の願いは・・・」

怜「またバケモンか!!」

京?「バケモンじゃねえ!グリードだ!」

「新しいキミの誕生だ!ハッピーバースデー!」

次回『花とメダルと転校生』

多分嘘予告

96: 2012/07/24(火) 18:09:02.06 ID:m6pgtwNu0
しえんくださったかたありでした

97: 2012/07/24(火) 18:11:56.07 ID:HrZpv/Q3P
おつおつ!

引用元: 怜「ウチが仮面ライダーに・・・・・・?」