1: 2010/05/07(金) 17:45:35.93 ID:kRShSZru0
ハイ!わたくし愛の天使ラブやん!
愛に飢えた人々の片思いを叶えるのが私のお仕事
普段はこうして次元の裏側ラブ時空にいるんだけどひとたびさびしい愛の電波を感じるや否や……
ヤヤ!?早速前髪のラブセンサーにちぎれんばかりの片思いの電波が!!
発信地は…日本か
イイカンジに登場しなきゃ!なめられたら負けだからネっ!

イックわよ~~~~~!?

5: 2010/05/07(金) 17:52:47.97 ID:kRShSZru0
憂「……………………………」

バチッ

憂「っ!?」クチュクチュ

ぐぐっ

ラブやん「愛の天使ラブやん!!」

ラブやん「見~~~~参ッ!!」
けいおん! 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

6: 2010/05/07(金) 17:58:01.15 ID:kRShSZru0
憂「」

ラブやん「」

憂「なっ…何ですかあなた!?もしかして変質者!?」

ラブやん「ああ…!うんとりあえずそのG行為を止めてもらえるかしら!?」

7: 2010/05/07(金) 18:21:02.29 ID:kRShSZru0
それから

憂「へぇ愛のキューピッドですか…」

ラブやん「そう!あなたの強い片思いの力が私をここに導いたの!」

ラブやん「あなたの愛を成就させるために!!」

憂「わ……私の愛を…!?」

ラブやん「そのとォりッッ!!」

8: 2010/05/07(金) 18:28:27.84 ID:kRShSZru0
ラブやん「そして私のこなした仕事は成功率100%!!もはやあなたの恋は叶ったも同然よッ!」

憂「……………………」

憂「うっ…………」ゴポォ!

ラブやん(うわっ!泣いてる!)

9: 2010/05/07(金) 18:39:25.25 ID:kRShSZru0
憂「叶うんですね!?この私の生まれ落ちて十数年来の思いが!」

ラブやん「ええ!そうよ!」

ラブやん「んーじゃイッパツその方思いの相手の顔でも拝みに行きますか!!」

11: 2010/05/07(金) 19:54:14.16 ID:kRShSZru0
道路

ラブやん「ここで待ってれば来るの?」

憂「はい!今日は必ずここを通るはずです!」

ラブやん「憂ちゃんどんな人…」

憂「しっ!来ましたよ!」

ラブやん「えっ」

13: 2010/05/07(金) 20:26:12.19 ID:kRShSZru0
紬「…でね、そのとき克巳先生の腕がこうパァンッてね…」

澪「ひぃぃぃぃぃぃ!」

律「澪は痛い話が苦手だなぁ」

唯「りっちゃんは殴れるのにねぇ」

ラブやん「…女の子?」

憂「えっ!?ダメなんですか?」

ラブやん「うーん並のキューピッドなら腰が引けてるトコかしらね」

15: 2010/05/07(金) 21:05:31.13 ID:kRShSZru0
ラブやん「まあワタクシラブやんはこう見えてもエリート中のエリートのブラックベルト二段!」

ラブやん「キャリアはそこらのキューピッドの二倍はある!もちろんノンケとホ〇をくっつけたこともあるわ!大船に乗った気でいなさい!」

憂「わぁ!頼もしい!」

ラブやん「で、どの子?金髪の子?黒髪のロン毛の子?カチューシャの子かしら?それとも…」

16: 2010/05/07(金) 21:30:02.34 ID:kRShSZru0
ラブやん「…………」

唯「伊調千春結婚しちゃったね」

ラブやん(似てる…)

ラブやん「ねえ憂ちゃんあのタイツの子って妹かお姉さんなの?」

憂「私立桜ヶ丘高校1年3組平沢唯11月27日生まれO型軽音楽部所属!!!」

ラブやん「ヒィッ!」ビクゥ!

17: 2010/05/07(金) 21:40:10.78 ID:kRShSZru0
ラブやん「ひ…平沢唯?高校?じゃあ…お姉さん?」

憂「はい!」

ラブやん「えっ…もしかして片思いの相手ってアレ?」

憂「…//」

19: 2010/05/07(金) 21:52:43.74 ID:kRShSZru0
憂「うーーーんお姉ちゃん今日もかわいいなぁ!!モウ!!」


ラブやん(こいつダメだぁーーーッ!!)

ラブやん「あ…あの…憂…さん…?」

憂「なんですか?」

20: 2010/05/07(金) 22:07:28.24 ID:kRShSZru0
ラブやん「あのね私ね学生の頃から数えて十数年この業界と接してるワケなんだけど」

憂「はい」

ラブやん「姉妹でのカップルなんて聞いたことないのよ」

憂「なんだブラックベルト二段も大したことないですね」

ラブやん「言ってくれるわね…そもそもなんでそんな倫理的に一番危険な相手に恋をするのよ」

23: 2010/05/07(金) 22:19:56.07 ID:kRShSZru0
憂「お姉ちゃんはね一挙一動すべてがそれはもう可愛らしいんですよそんな人が生まれてからずっと同じ家に住んでたら好きになるのは当たり前ですこの前の夕飯の時なんてね…」

ラブやん(この子と出会って一時間余り…)

ラブやん(今の今まで気がつかなかったけど)

ラブやん(このポニーテールを結んでるのリボンじゃなくて…)

ラブやん(タイツだ!恐らく唯ちゃんの!)

25: 2010/05/07(金) 22:33:17.98 ID:kRShSZru0
ラブやん(やっぱムリッ!!)ダッ

憂「あっ!ちょっとラブやんさんなんでにげるんですか!」グッ

ラブやん「だっ、だって…」

憂「だってじゃありませんよ!そもそもあなたの仕事はなんですか!?」

憂「人の愛を叶えることじゃないんですか!?」

ラブやん「う……ううっ」たじっ

27: 2010/05/07(金) 22:50:02.67 ID:kRShSZru0
憂「もっと自分の仕事にプライドを持ってくださいッ!!」

ラブやん「……うう……っ」

ラブやん「きいたわ……!中学生に言われる筋合いはないけど事実全くその通り!!」

憂「わかったみたいですね…!!」

ラブやん「わかったわ!!自信なんかこれっぽっちもないけどやってみるわ!!あなたの倫理を超えた愛のために!!」

28: 2010/05/07(金) 22:53:49.42 ID:kRShSZru0
憂「もっと自分の仕事にプライドを持ってくださいッ!!」

ラブやん「……うう……っ」

ラブやん「きいたわ……!中学生に言われる筋合いはないけど事実全くその通り!!」

憂「わかったみたいですね…!!」

ラブやん「わかったわ!!自信なんかこれっぽっちもないけどやってみるわ!!あなたの倫理を超えた愛のために!!」

憂「ラブやんさーーーーん!!!」

30: 2010/05/07(金) 23:06:21.03 ID:kRShSZru0
ラブやん「よし!!じゃあ彼女…唯ちゃんと相思相愛になれる方法を考えてみようか」

憂「お願いします!!」

ラブやん「………………」

ラブやん「………………!!来た!電波来た!!」ガクガクガク

憂(怖っ)

説明しよう!!
ラブやんは男女をカップルにするために最適な方法を瞬時にどっかから受信することができるのだ!!
そしてその成功率は 1 0 0 %

32: 2010/05/07(金) 23:12:20.00 ID:kRShSZru0
ラブやん「見えたっ!見えたわよ憂ちゃん!!」ガクガク

憂「ほ、本当ですか!?」

ラブやん「ええ!!一旦家に戻って作戦を立てるわよ!!」

憂「はいっ!」

33: 2010/05/07(金) 23:21:12.89 ID:kRShSZru0
平沢家

ラブやん「…というワケで…」

ラブやん「「倫理の壁を乗り越えてお姉ちゃんゲット計画」~~~~~!」

憂「わぁーー!」

ラブやん「まず電波からわかったことなんだけど」

ラブやん「あなたにとっていいことが二つ、悪いことが一つわかったの」

34: 2010/05/07(金) 23:36:17.46 ID:kRShSZru0
ラブやん「で、どっちから聞く?」

憂「…えーっとじゃあ…いい方から」

ラブやん「いい方ね。唯ちゃん同性愛にそんなに抵抗無いみたい。それと姉妹同士の関係も別にいいようね」

憂「じゃあ今すぐにでも行けるんじゃないですか!?」

ラブやん「ここで大事になるのが悪い方よ」

ラブやん「唯ちゃんもう付き合ってる人がいるのよ」

36: 2010/05/07(金) 23:53:50.55 ID:kRShSZru0
憂「」

憂「…誰ですか?」

ラブやん「いや私は名前わかんないんだけどさあの金髪で色白な…」

憂「ああ…紬さんか…」

38: 2010/05/08(土) 00:15:40.68 ID:6LHEFTmI0
憂「……ふ…………ふ……ふゥゥゥ……ん」

ラブやん「そもそもさっき話した唯ちゃんの考え方も紬さんの影響みたいね」

憂「クソォォォ雄雄ッッ!!あのアマ生かしちゃ置けないッ!」

39: 2010/05/08(土) 00:23:29.09 ID:6LHEFTmI0
ラブやん「憂ちゃん落ち着きなさい!絶対勝てっこないわ!」ガシッ

憂「勝算があるからやるとか!無いからやらないとかそういう話じゃないんです!私の人生が!!」

ラブやん「仮に紬さんを叩きのめせたとしても唯ちゃんはあなたになびかないでしょ!むしろ嫌われるわよ!」

憂(嫌われる……?)

憂「それは困ります」

41: 2010/05/08(土) 00:32:33.59 ID:6LHEFTmI0
ラブやん「それにまだダメって決まったワケじゃないのよ」

憂「どういうことですか?」

ラブやん「ハイ!!ここでラブやんクイズ!!唯ちゃんは紬さんのどこに惚れたでしょうか!?」

憂「え…顔…?」

ラブやん「ブー」

42: 2010/05/08(土) 00:36:30.46 ID:6LHEFTmI0
憂「財力!」

ラブやん「ブー」

憂「家柄!」

ラブやん「ブー」

憂「身体!」

ラブやん「ハイ!半分正解」

43: 2010/05/08(土) 00:48:14.45 ID:6LHEFTmI0
憂「なんかイヤラシイことですか?」

ラブやん「いやもういいわ」

ラブやん「唯ちゃんはね、紬さんの筋肉に惚れたの」

憂「筋肉?」

ラブやん「そう元々唯ちゃん筋肉質な女の人に興味があったみたい」

ラブやん「で、重い荷物を軽々運ぶ紬さんを見てやられちゃったのね」

45: 2010/05/08(土) 01:00:41.99 ID:6LHEFTmI0
憂「…そういえばお姉ちゃん普段はスポーツ中継なんか興味ないのにオリンピックの女子レスリングは食い入るように見てました」

ラブやん「そう!だから憂ちゃんも紬さん以上の筋力を身に付ければうまくいくかもよ」

憂「ラブやんさん…私やります!!」

ラブやん「その意気よォーーーーッ!!」

47: 2010/05/08(土) 01:13:44.51 ID:6LHEFTmI0
こうして!!
憂の肉体改造計画がスタートした!!
この世に生まれ落ちた時から恋い焦がれてきた姉と結ばれるのが目前に見える憂はどんな無茶なトレーニングもこなす!!
素直に言うことをよく聞くのでラブやんもノリノリで鍛えまくる!!
受験勉強、家事、唯の世話をこなしながらのトレーニング、ランニングから帰ると紬がシャワー浴びていたりしてテンションがだだ下がりになったりしながらも憂の肉体は飛騨山脈の断崖絶壁からの身投げに耐えきるほどの頑強さを手に入れていた!!
そして三ヶ月の時が過ぎた!!

49: 2010/05/08(土) 01:15:25.64 ID:6LHEFTmI0
no title

50: 2010/05/08(土) 01:40:16.62 ID:6LHEFTmI0
ラブやん(しまったァーーーーーッ!!明らかにやらせすぎた!!)

憂「ほら!すごいでしょ!鬼の顔!」

ラブやん「えっ…ああウンすごいわね!」

憂「これなら紬さんにも絶対負けないよ!これでやっとお姉ちゃんが私だけのものに……」

ラブやん(なんないよなぁ…顔そのままで体だけオーガだもんなぁ)

51: 2010/05/08(土) 01:48:01.29 ID:lOZxV+dv0
>>49
なにこれ地層?

52: 2010/05/08(土) 02:10:43.75 ID:6LHEFTmI0
>>51
憂ちゃんの背中です

54: 2010/05/08(土) 02:54:52.24 ID:6LHEFTmI0
ラブやん「まあイケると思うなら行きましょうか!」

憂「よしッ!」

58: 2010/05/08(土) 07:42:29.84 ID:6LHEFTmI0
すいません今起きました

公園

憂「ここに来てるのね」

ラブやん「うん。ホラあそこのベンチ」

憂「じゃあ行ってくるね」


60: 2010/05/08(土) 09:09:25.32 ID:6LHEFTmI0
唯「ムギちゃん力こぶ作って力こぶ」

紬「はいはい」ギュッ

唯「おぉ~固い!固いよぉムギちゃん!!」ペタペタ

紬「うふふ」


憂(ふふっ今の内にせいぜいイチャついておくことですよ紬さん)

憂(一時間後にはもうお姉ちゃんの隣にいるのはあなたではないッ!このわたしだッ!)

62: 2010/05/08(土) 09:27:23.26 ID:6LHEFTmI0
唯「ムギちゃ~~ん」ベタベタ

紬「うふふ」

ズッ

ゆらぁあ

憂「…お姉ちゃん」

65: 2010/05/08(土) 10:00:09.96 ID:6LHEFTmI0
唯「えっ…えっと…どちら様でしたっけ?」

憂「いやだな~お姉ちゃん!私だよ!憂だよ!」

紬「憂ちゃん!?」

唯「え…うい!?今朝はいつも通りだったのに…いつの間にそんな筋肉を!?」

憂「私任意にマッチョ化できるんだよ~ほら!」しゅっ

唯「わっ!いつもの憂だ!」

憂「せっ!」ムキッ!

紬「マッチョね」

66: 2010/05/08(土) 10:18:05.32 ID:6LHEFTmI0
憂「そんなことよりお姉ちゃん!」

唯「はい!」

憂「ズバリ!!そこにいる紬さんと比べて!!私の筋肉どう思う!?」

ラブやん(いったッ!)

67: 2010/05/08(土) 10:34:56.04 ID:6LHEFTmI0
唯「…ズバリ?」

憂「ズバリ!!」

唯「じゃあズバリ言います!!憂が私のために体を鍛えてくれたのは嬉しいよ!」

憂「うん!」

68: 2010/05/08(土) 10:50:12.71 ID:6LHEFTmI0
唯「でもね、物事って限度があってね」

唯「何が言いたいかって言うと……」

唯「うい……」がしっ

憂「は、はい!」

唯「やりすぎ」

70: 2010/05/08(土) 11:50:28.40 ID:6LHEFTmI0
唯「なんて言うか…すごく言葉にしにくいんだけど…」

唯「顔と体がアンバランスで気持ち悪い!!」

憂「ゲフゥ!」

憂「きっ…気持ち悪い…?」

76: 2010/05/08(土) 13:22:06.64 ID:6LHEFTmI0
紬「唯ちゃん言い過ぎよ!」

唯「えっ…だってズバリって…」


憂「ウワワァーーーーッ!!お姉ちゃんのうんこ!!紬さんもうんこ!!ラブやんのくされま○こ!!」ダッ!

唯「あっ!どこ行くのうい!」

紬(えっ私フォローしたのにうんこ?)

78: 2010/05/08(土) 13:30:45.84 ID:6LHEFTmI0
ラブやん「ちょっと!誰がくされま○こよッ!!」

憂「あっ!ラブやん!!成功率100%じゃなかったの!?」

ラブやん「あ…イヤ…ソレは男女じゃないからなんかちょっとチガウ…みたいな?」

憂「何がみたいな?よッッ!!邪ッッッ!!」ドゴォ!!

ラブやん「ヘプゥッ!」

82: 2010/05/08(土) 14:14:50.97 ID:6LHEFTmI0
紬「こっちに走っていったわよね」

唯「うん…あ!ラブやんがのびてる!」


紬「大丈夫ですか?」

ラブやん「エエ…!モウ大丈夫よ!」

唯「どうしたの?」

ラブやん「どうしたもなにもアンタの妹の鬼パンチを喰らったのよ!」

83: 2010/05/08(土) 14:38:02.74 ID:6LHEFTmI0
ラブやん「あんな鬼みたいなナリだけど所詮憂は女子中学生よ…!さっきの相当ショックみたいだったから早まったことを考えててもおかしくはないわ」

紬(見てたんだ…)

唯「どうしよう…憂が氏んじゃったら…私…」

紬「唯ちゃん……」

紬「手分けして探しましょう!」

ラブやん「そうね!えーと今一時だから四時に唯ちゃんの家の前で落ち合いましょう」

84: 2010/05/08(土) 14:59:39.00 ID:6LHEFTmI0
午後四時 平沢家前

ラブやん「見つかった…?」

紬「いえ…」

唯「こっちもだよー…」

唯「とりあえずウチあがろうか…」

85: 2010/05/08(土) 15:35:39.23 ID:6LHEFTmI0
居間

唯「……」

紬「……」

ラブやん(あ~~~どうしよ~~~ッ!!中学生の恋愛なんてチョロイもんだと思ったのにいつの間にこんな大事に!?)

ラブやん「……」

ラブやん「ちょっと二階上がるわね」

唯「わかった」

87: 2010/05/08(土) 16:52:48.48 ID:6LHEFTmI0
二階 憂の部屋

ラブやん「ふぅ…」

にちゃっ

ラブやん「ん?なんか踏んだ」

ラブやん「ってコレ使用済みのティッシュじゃない!部屋中に散らばってる!!しかも空き箱が6つも!!」

憂「ああラブやんおはよう」むくっ

88: 2010/05/08(土) 17:13:06.07 ID:6LHEFTmI0
ラブやん「コラッ!」ポクッ

憂「あん」

ラブやん「人が必氏で捜し回ったら爆睡中ですか?オウ?」ギリギリ

憂「イタイイタイいっ いや…そうじゃなくて」

憂「体中のエネルギーを使い果たして氏んでやろうと思ったんだけど……」

憂「なんだか全然疲れなくて飽きて寝ちゃった」

ラブやん「あんなトレーニングで氏なない人間が氏ぬハズないでしょッ!」

90: 2010/05/08(土) 18:10:36.04 ID:6LHEFTmI0
憂「まぁ結局…人は生きて氏ぬよね」

ラブやん(賢者モード!)

唯「ラブやーん大声出してどうしたの?…あっ!憂家にいたの!?」

ラブやん「なんか真っ直ぐ家に帰ってたみたいよ」

唯「よかったー!心配したんだよういー!」ぎゅっ

憂「お、お姉ちゃん心配って?」

ラブやん「あんな様子で走っていったらふつう心配するでしょ」

憂「…そっか。心配かけてごめんね?お姉ちゃん」

93: 2010/05/08(土) 19:21:40.16 ID:6LHEFTmI0
唯「いいよ!それより気持ち悪いなんて言ってごめんね?一生懸命鍛えたんだよね?」

憂「わたしこそ妙なこと言い出してごめんなさい!お姉ちゃんと紬さんが付き合ってるのわかってたのに…」

紬「姉妹の仲直りね…感動的だわ…」

ラブやん「二人ともティッシュまみれじゃなければね」

103: 2010/05/08(土) 21:27:55.52 ID:6LHEFTmI0
憂「今日の夕飯はお姉ちゃんの食べたいもの何でも作るよ!」

唯「じゃあすき焼きにしようよ!」

憂「すき焼きだね!紬さんも食べていってください」

紬「ご馳走になるわね。じゃあみんなでお買い物いきましょう」

ラブやん「あ、私留守番してるわ」

憂「…」

104: 2010/05/08(土) 22:09:44.38 ID:6LHEFTmI0
夕食の後 憂の部屋 ※ラブやんは憂の部屋の収納に住み着いてます

ラブやん「ねぇ憂」

憂「なぁに?」

ラブやん「今日唯ちゃんに抱きつかれてたでしょ?アレ普段の憂ならもっと興奮してたと思うんだけど。それに紬さんとの仲もあっさり認めちゃったしさ。なんかあったの?」

憂「うん…」


憂「やっぱり今回のことで筋肉とかは関係なしにお姉ちゃんと私にはそういう縁がないんだなぁってなんとなくだけどわかったの」

ラブやん「…」

107: 2010/05/08(土) 22:54:41.81 ID:6LHEFTmI0
憂「だからね、普通の恋愛をしてみたいの。ラブやん協力してくれる?」

ラブやん「憂…」

ラブやん「十年来の思いを捨てたアンタの心意気、アタイがしかと受け取ったわ!!必ず運命の相手を見つけてみせる!!」

憂「ラ、ラブやーーん!!」ひしっ

ラブやん「ういーー!!ひしっ」


ラブやん「そういうワケだから明日からのお互いの人生に備えて早く寝ましょう!!」

憂「ラブやんお休み!!」

ラブやん「ハイ!!オヤスミナサイ!!」

109: 2010/05/08(土) 23:10:30.93 ID:6LHEFTmI0
その夜

ラブやん「...zzz」


ガサガサ


ガサガサ


憂「うっ…お姉ちゃんッ!」

人は常に賢者ではいられないのであった


終わり

111: 2010/05/08(土) 23:18:17.75 ID:6LHEFTmI0
こんなしょうもない読みづらい駄文を保守してくださった方どうもありがとうございます
「全メディア黙殺!!本物のニートまんが」ラブやん、これを機に手に取っていただけると幸いです
あと天使長出せなくてごめんなさい

112: 2010/05/08(土) 23:20:56.82 ID:NrbtEMcU0


オーガ並に筋肉あると喰いちぎられそうだな

引用元: 憂「全メディア黙殺!!」