1: 2013/12/30(月) 23:28:20.95 ID:ION2gUSB0
おかしい 確かに彼は昨日の夜、

凄まじい長さのアホ毛を持つ少女と

挨拶を交わし就寝したはずだった

しかし今はいかにも高級そうな、ベッドルームに

移動しているのである
とある魔術の禁書目録 5巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
3: 2013/12/30(月) 23:30:40.09 ID:ION2gUSB0
そしてよく見ると…というか願わずともな

視界に飛び込んでくる1人の少女がいた。

というよりも顔面をこちらに接近させキスという

行為を行おうとしていた

4: 2013/12/30(月) 23:36:33.17 ID:ION2gUSB0
黒子「寝起きの…はぁはぁ…寝起きの
   おんねぇえさまぁあああ!!…はぁはぁ…」

危険だ 第6感がそう告げる

本人が思うより早くアッパーカットを打ち放った

同時に少女が反対側の壁に発射された。ものすごい

音がした気がしたが、今は気にするときではない

御坂「なァンでこんなとこにいるンですかァ?」

御坂「確かに俺は昨日、自分の部屋で寝たはずだが…」

7: 2013/12/30(月) 23:42:51.70 ID:ION2gUSB0
御坂「っと外に出た方が早いか」

そういうとさっさと出ていってしまった

玄関まで行くと

??「おい止まれ御坂」

御坂「あァ?」

寮官「何だ?その口の聞き方は…?」

御坂「BBAに口答えしてはいけないなンて
   
   憲法はなかったはずだg…」

そのあとは早かった。本当に早かった

肉眼で黙視できないほどの速度で目の前に迫り

訳も分からぬままに首をあらぬ方向に曲げられていた

8: 2013/12/30(月) 23:47:16.11 ID:ION2gUSB0
絶叫だけが響き渡った。

10分くらいで立ち直る。さすがは第ghrdrt位といったところか

クソ、ヘッダがたりないか

御坂「まだ痛みやがる…本当に人なのか?あいつは…」

そう呟いた彼女はあることに気づく

御坂「(ここは常盤台じゃねえか…)」

御坂「(なんでこンなとこに…)」

10: 2013/12/30(月) 23:53:27.98 ID:ION2gUSB0
御坂「現在地が分かりゃァ帰れるか

   記憶がとンだ訳でもねェしな」

そこまで呟いて歩き出そうとした。しかし

ふと気がついて歩みを止める

御坂「(杖がねェのに歩ける…だと?)」

御坂「(そういえばさっきから体の感じが違うよォな…)」

そこまで考えると思考を止める

目の前に白い髪の毛、体の心配をしたくなる

ほど痩せた体、インクで染色したんじゃないかと思わせる

ほど、赤く染まった眼…どれをとっても変わらない

自分自身がそこに居たからだ。

12: 2013/12/30(月) 23:59:56.22 ID:ION2gUSB0
一方「……よお 御坂」

御坂「…てめえは誰だ?」

一方「もしかしたらこの体の持ち主かな?」

御坂「話が早ェな、だったらどォする」

一方「ふっ……俺の体探すの手伝ってくれない?」

御坂「(こういう場合は間違いなく馬鹿が入ってる…

   三下か?いや右手のせいでこういうのには

   まきこまれねェだろォな……なら)」

御坂「浜d…いや第2位か」

一方「よくわかったな」

14: 2013/12/31(火) 00:09:08.05 ID:ZbfVN2cI0
御坂「分かってもいいことなンざねェけどな」

一方「そお言うなって、ご褒美に俺の体

   探させてあげるからさ」

御坂「じゃあまず俺の体から出てけ」

一方「俺の魂どうなんの!?」

御坂「知るか出てけ」

一方「理不尽な!?」

17: 2013/12/31(火) 00:20:49.52 ID:ZbfVN2cI0
御坂「まァ…しゃべってても拉致があかねえな

   場所でも移動するか」

一方「遠回しに2回も氏ねと言っておいて

   挙げ句スルーとはやってくれるじゃねえか」
_____________________________________________
そんな訳でとあるファミレス

2人が席に座ると御坂(仮)があることに気づく

御坂「なァあれって…」

一方「……俺ガイル」

御坂「お前のラブコメは間違いしかねえぞ

   おい!!第2位!!」

垣根「あぁ?あぁ…なんで反応したんだろ」

一方通行がものすごい形相で駆け寄る

一方「さぁ!お前は誰だ!!」

18: 2013/12/31(火) 00:29:10.63 ID:ZbfVN2cI0
垣根「その様子だとお前らもか」

御坂「まァそォだがこの面子にお前
 
   と言えるのは…第4位ぐれェしかいねェよなァ」

垣根「正解だよ、ったくなんでこんなやつの体に

   なっちまったかなあ」

一方「まじめにやってきたからよ、ね?(裏声)」

御坂「リアルに引くな」

垣根「裏声っていうのがもう」

一方「ちょっとくらいノってくれてもいいじゃん…」

一旦冷静になった一同は適当な席に腰をかけ、

本題へと入る

19: 2013/12/31(火) 00:32:06.47 ID:s+ZrAq3o0
誰が誰だかわからにい

20: 2013/12/31(火) 00:32:31.51 ID:ZbfVN2cI0
御坂「状況の確認だが…今のところ

   一方通行→御坂
   
   垣根→一方通行
   
   麦野→垣根

   ってことだよなァ?」

垣根「そういうことね」

一方「俺の体で女っぽいしゃべり方するなよ…」

御坂「俺の体で垣根っぽいしゃべり方すンなよな」

一方「いやなら早く状況を打破しようぜ」

垣根「これ以上話がもつれないなら、単純に第3位を

探すのが一番手っ取り早い気がするけどねえ」

22: 2013/12/31(火) 00:43:51.58 ID:ZbfVN2cI0

御坂「まァそォなるか、この流れで行けば、

   第4位の体に入ってる可能性が高いな」

垣根「携帯で自分の番号に書けてみるわ」

そういうと(元)垣根の携帯を取り出し

自分の番号にかける

プルルルルル…プルルルルルル…ガチャ

??「はい?」

垣根「第3位ね?」

??「え!?そ、そうだけど…なんか」

垣根「ああ、いいよわかってる、今から○○のレストラン

   来なさい」

??「わかったわ」

ブツッ

24: 2013/12/31(火) 00:44:42.55 ID:ZbfVN2cI0
____________________________________________

??「どこだろ?」

一方「きたか、おーい!!」

??「あれかな」

御坂「やっと来たか」

??「え!?わ、私が…」

御坂「おい垣根ェ」

一方「はいはい…実はな…」

??「そういうことだったのね」

麦野「それで老けたのか…」

垣根「あぁ!?」

麦野「わわっ!ごっごめんなさい!!」

垣根「チィッ」

25: 2013/12/31(火) 00:51:27.36 ID:ZbfVN2cI0

御坂「第4位が垣根に頭下げてやがる」ゲラゲラ

一方「見ててやなものじゃないんだが…ちょっとシュールだな」

御坂「それでどォすンだ?」

その後色々あれだこれだと話し合われたが

結局、「異能なものなんだろ」ということで

半ば強引に例のツンツン頭の少年が連れてこられた

まぁ超能力者4人が押し寄せてくるのだ

抵抗するやつはおそらく居ない

27: 2013/12/31(火) 01:01:59.35 ID:ZbfVN2cI0
上条「事情は分かったが…まぁ多分右手で触れば元に戻る

   だが触れるのは1人だ、つまり」

御坂「1人が元の体に入れば今入ってるやつは

   どォなるンだってことだろォ?」

上条「あぁその通りだ」

その後、再び会議が行われた

現在時刻は00時00分

少し前に「おっお客様~?」というような

声が入ったが、垣根(in麦野)が一喝し

無理矢理とどまっている状態である

そして結論が出た

一方「要するにみんなで手をつなぐ、ってことだな?」

御坂「あァ1回しか触れねェンだから、俺たちが「1つの物体」
 
   になるしかねェからなァ」

28: 2013/12/31(火) 01:09:27.20 ID:ZbfVN2cI0
つまり4人ではなく、手をつなぐことで4種の異能を持った

1つの物体になり、1回のタッチで終わらせようということらしい

一方「っし、できたぞ 頼む上条」

上条「任せろ、行くぞ!!」

ファオオオン!!

特有の「異能」を打ち消す音が炸裂した

一方「…どォだ?」

垣根「もどった…か?」

麦野「みたいね」

御坂「よかったぁ~」

上条「よし!!じゃあ俺はこれで…」

一方「まァ待てよ」ニヤニヤ

上条「……え?」

29: 2013/12/31(火) 01:12:57.14 ID:ZbfVN2cI0
垣根「せっかく来たんだし」ニヤニヤ

麦野「きちんと恩も返したいしにゃ~」ニヤニヤ

御坂「はぁ…しょうがないからつき合ってあげるわよ」

上条「いや、ね?上条さんはそろそろ帰りたいのですが…はは…」

Lv5たち「逃がすか(ァ)!!!!!!!!

     追ええええ!!」

上条「ふっ不幸だぁぁぁぁぁああああああ!!!!!!」


その後上条は結局捕まってしまい、

例えるなら先輩に囲まれて「いやいや…ははは…」

みたいな空気の中で恐ろしい思いをしたとか

それと家に帰ったらイン…?まぁいいか、が極度の空腹により

ペンなんとかになってて家を半壊させられたとか

30: 2013/12/31(火) 01:15:25.96 ID:ZbfVN2cI0
そうそう余談だが今回のは全部アレイスターさんがやったことらしい

本人曰く「暇だしぃ~?ぶっちゃけなんか暇つぶしが欲しいってゆうか~」

だそうな

グッダグダだったけど終わりだよ

もっと上手に書きたいな

じゃあね

31: 2013/12/31(火) 01:16:18.25 ID:ZbfVN2cI0
言い忘れてた

見てくれた人保守してくれたそこのあなた!!

本当にありがとう!!

33: 2013/12/31(火) 01:17:23.02 ID:jy7pt/HR0
お、おう!乙!

35: 2013/12/31(火) 01:18:44.79 ID:BQWv+6l50
これもそれも全部魔術師ってやつのせいなんだ!

36: 2013/12/31(火) 01:21:19.46 ID:ZbfVN2cI0
>>35
魔術師って話の流れに詰まったとき
多いに役立ちそうだな

引用元: 御坂「…なんだこりゃァ?」