3: 2011/08/20(土) 23:59:35.26 ID:MNslz7rc0
スレ立て代行ありがとうございます
数分置かないと書き込めないのでゆっくりですが、最後までお付き合いください
タイトル: 一夏「・・・ラウラ、その嫁って呼ぶの、やめてもらえないかな」
こちらの続きを意識して書きました
数分置かないと書き込めないのでゆっくりですが、最後までお付き合いください
タイトル: 一夏「・・・ラウラ、その嫁って呼ぶの、やめてもらえないかな」
こちらの続きを意識して書きました
6: 2011/08/21(日) 00:02:58.30 ID:hZgSmDq10
- 朝 教室 -
一夏「おーい、ラウラ」
ラウラ「む、一夏か。 昨日は家に戻っていたそうだな?」
一夏「たまには空気入れ替えないといけないからなー」
ラウラ「そういうのは手伝うと言っているだろう? ちゃんと言え」プクー
一夏「そんな大したことないんだって・・・。 それで、さ」
ラウラ「なんだ」
一夏「今日の昼、一緒に食わないか?」
ラウラ「いつも一緒だろう」
一夏「まぁそうなんだけどさ・・・、弁当作ってきたんだ」
ラウラ「ほう?」
一夏「おーい、ラウラ」
ラウラ「む、一夏か。 昨日は家に戻っていたそうだな?」
一夏「たまには空気入れ替えないといけないからなー」
ラウラ「そういうのは手伝うと言っているだろう? ちゃんと言え」プクー
一夏「そんな大したことないんだって・・・。 それで、さ」
ラウラ「なんだ」
一夏「今日の昼、一緒に食わないか?」
ラウラ「いつも一緒だろう」
一夏「まぁそうなんだけどさ・・・、弁当作ってきたんだ」
ラウラ「ほう?」
8: 2011/08/21(日) 00:06:35.80 ID:hZgSmDq10
一夏「弁当、食ったことないって言ってただろ?」
ラウラ「うむ、レーションならいくらでも食ったが」
一夏「それで、作ってきたんだよ。 たいしたもんじゃないけどな」
ラウラ「弁当・・・」キラキラ
一夏「俺がラウラの嫁なら、愛妻弁当だな」
一夏「なんてな、はははっ」
ラウラ「」ズキューン
ラウラ「・・・そう、か」ジーン
ラウラ「うむ、レーションならいくらでも食ったが」
一夏「それで、作ってきたんだよ。 たいしたもんじゃないけどな」
ラウラ「弁当・・・」キラキラ
一夏「俺がラウラの嫁なら、愛妻弁当だな」
一夏「なんてな、はははっ」
ラウラ「」ズキューン
ラウラ「・・・そう、か」ジーン
10: 2011/08/21(日) 00:09:47.69 ID:hZgSmDq10
一夏「昼まで俺が持ってていいか?」
ラウラ「ああ、よろしく頼む」
箒「愛妻弁当・・・」ピクッ
セシリア「愛妻弁当・・・」ピクッ
シャル「愛妻弁当・・・」ピクッ
鈴「愛妻弁当・・・!?」ガラッ!
ラウラ「ああ、よろしく頼む」
箒「愛妻弁当・・・」ピクッ
セシリア「愛妻弁当・・・」ピクッ
シャル「愛妻弁当・・・」ピクッ
鈴「愛妻弁当・・・!?」ガラッ!
13: 2011/08/21(日) 00:13:22.90 ID:hZgSmDq10
鈴「ちょ、ちょっと! どういうことよ!」
一夏「うわびっくりした。 いきなり二組から来るなよ」
鈴「そんなことはどうでもいいのよ! 愛妻弁当って何よ!?」ガオー!
一夏「なんだよー」
一夏「鈴だって、弁当作ってくれるじゃないか」
鈴「そ、そりゃそうだけど」
一夏「ラウラは、弁当食ったことないんだぞ」
鈴「む・・・」
一夏「愛妻はともかく、弁当の差し入れ位、いいじゃないか」
鈴「・・・わ、わかったわよ」
鈴「でも! お昼は一緒に食べるからね!」ビシィ!
一夏「おう」
一夏「うわびっくりした。 いきなり二組から来るなよ」
鈴「そんなことはどうでもいいのよ! 愛妻弁当って何よ!?」ガオー!
一夏「なんだよー」
一夏「鈴だって、弁当作ってくれるじゃないか」
鈴「そ、そりゃそうだけど」
一夏「ラウラは、弁当食ったことないんだぞ」
鈴「む・・・」
一夏「愛妻はともかく、弁当の差し入れ位、いいじゃないか」
鈴「・・・わ、わかったわよ」
鈴「でも! お昼は一緒に食べるからね!」ビシィ!
一夏「おう」
17: 2011/08/21(日) 00:18:03.61 ID:hZgSmDq10
- 午前 教室 -
ラウラ「・・・」
ラウラ(・・・一夏の弁当・・・)
ラウラ「・・・」ニヘラ
ラウラ(・・・愛妻弁当・・・)
ラウラ「・・・」ニヤニヤニヤ
真耶「ぼ、ボーデヴィッヒさん・・・?」
ラウラ「・・・」ニヤニヤニヤ
真耶「・・・うぅ」
千冬「・・・やれやれ」
ラウラ「・・・」
ラウラ(・・・一夏の弁当・・・)
ラウラ「・・・」ニヘラ
ラウラ(・・・愛妻弁当・・・)
ラウラ「・・・」ニヤニヤニヤ
真耶「ぼ、ボーデヴィッヒさん・・・?」
ラウラ「・・・」ニヤニヤニヤ
真耶「・・・うぅ」
千冬「・・・やれやれ」
19: 2011/08/21(日) 00:20:50.57 ID:hZgSmDq10
- 昼休み 教室 -
ラウラ「一夏! 昼だぞ!」クワッ
一夏「お、おう」
ラウラ「弁当! 弁当!」フン!フン!
一夏「ああ、屋上に行こうか」
ラウラ「行こう! 屋上! 弁当!」グイグイ
一夏「おう、引っ張るなって」
ラウラ「早く! 早く!」グイグイ
一夏「はいはい」ズルズル
ラウラ「一夏! 昼だぞ!」クワッ
一夏「お、おう」
ラウラ「弁当! 弁当!」フン!フン!
一夏「ああ、屋上に行こうか」
ラウラ「行こう! 屋上! 弁当!」グイグイ
一夏「おう、引っ張るなって」
ラウラ「早く! 早く!」グイグイ
一夏「はいはい」ズルズル
22: 2011/08/21(日) 00:24:02.33 ID:hZgSmDq10
- 屋上 -
一夏「では、どうぞ」スッ
ラウラ「・・・」ドキドキ
ラウラ「あ、開けていいのか・・・?」
一夏「もちろん」
ラウラ「で、では・・・」ドキドキ
ぱかっ
ラウラ「・・・これは」
一夏「オムライスです」
ラウラ「・・・オムライス」ジーン
一夏「では、どうぞ」スッ
ラウラ「・・・」ドキドキ
ラウラ「あ、開けていいのか・・・?」
一夏「もちろん」
ラウラ「で、では・・・」ドキドキ
ぱかっ
ラウラ「・・・これは」
一夏「オムライスです」
ラウラ「・・・オムライス」ジーン
25: 2011/08/21(日) 00:27:36.63 ID:hZgSmDq10
一夏「ここで仕上げをします」スチャッ
ラウラ「仕上げ」
一夏「ケチャップで名前を・・・、ら、う、ら、」プチュー
ラウラ「・・・!」キラキラ
一夏「そして、旗を」プスリ
ラウラ「シュヴァルツ・ロート・ゴルト! ドイツ国旗ではないか!」ムフー!
一夏「さ、どうぞ」
ラウラ「・・・」ジー
一夏「ど、どうした? ラウラ」
ラウラ「・・・食べるのが、もったいない」
一夏「またいつでも作るから。 食べてくれよ」
ラウラ「そ、そうか」コクリ
ラウラ「仕上げ」
一夏「ケチャップで名前を・・・、ら、う、ら、」プチュー
ラウラ「・・・!」キラキラ
一夏「そして、旗を」プスリ
ラウラ「シュヴァルツ・ロート・ゴルト! ドイツ国旗ではないか!」ムフー!
一夏「さ、どうぞ」
ラウラ「・・・」ジー
一夏「ど、どうした? ラウラ」
ラウラ「・・・食べるのが、もったいない」
一夏「またいつでも作るから。 食べてくれよ」
ラウラ「そ、そうか」コクリ
26: 2011/08/21(日) 00:31:40.18 ID:hZgSmDq10
ラウラ「と、とりあえず写真を・・・」パシャッ
ラウラ「私も一緒に」パシャッ
ラウラ「一夏! 一夏! 一緒に写るぞ!」
一夏ラウラ「「にー」」パシャッ
ラウラ「皆も! 一緒に写るぞ!」
一夏ラウラ箒セシリア鈴シャル『『にー』』パシャッ
ラウラ「も、もう一枚」フン!フン!
一夏「もういいって」ペチン
ラウラ「むぅー」プクー
ラウラ「私も一緒に」パシャッ
ラウラ「一夏! 一夏! 一緒に写るぞ!」
一夏ラウラ「「にー」」パシャッ
ラウラ「皆も! 一緒に写るぞ!」
一夏ラウラ箒セシリア鈴シャル『『にー』』パシャッ
ラウラ「も、もう一枚」フン!フン!
一夏「もういいって」ペチン
ラウラ「むぅー」プクー
30: 2011/08/21(日) 00:35:01.09 ID:hZgSmDq10
ラウラ「で、では・・・。 いただきます」ペコリ
一夏「食べさせてやろうか?」
ラウラ「・・・いや、それは次の機会にしよう」
ラウラ「これは、ひとりで食べる」
一夏「そうか、では、めしあがれ」ニコッ
ラウラ「うむ」ソー・・・
ラウラ「・・・」モグモグ
ラウラ「美味い」
一夏「そりゃよかった」
一夏「食べさせてやろうか?」
ラウラ「・・・いや、それは次の機会にしよう」
ラウラ「これは、ひとりで食べる」
一夏「そうか、では、めしあがれ」ニコッ
ラウラ「うむ」ソー・・・
ラウラ「・・・」モグモグ
ラウラ「美味い」
一夏「そりゃよかった」
33: 2011/08/21(日) 00:38:28.02 ID:hZgSmDq10
一夏「おかずはこちら」パカッ
ラウラ「おぉ」
一夏「定番のからあげ、卵焼き、そしてタコさんウインナー」
ラウラ「おぉ」キラキラ
一夏「更に、ラウラの好きなマカロニサラダ」
ラウラ「む・・・? 一夏! 一夏! このマカロニ、繋がっているぞ!」
一夏「パスタを芯にして、輪っかにしてみました。 マカロニラウラと名付けよう」
ラウラ「マカロニラウラ! いい名前だ!」コクコク
鈴「いいんかい」
ラウラ「おぉ」
一夏「定番のからあげ、卵焼き、そしてタコさんウインナー」
ラウラ「おぉ」キラキラ
一夏「更に、ラウラの好きなマカロニサラダ」
ラウラ「む・・・? 一夏! 一夏! このマカロニ、繋がっているぞ!」
一夏「パスタを芯にして、輪っかにしてみました。 マカロニラウラと名付けよう」
ラウラ「マカロニラウラ! いい名前だ!」コクコク
鈴「いいんかい」
35: 2011/08/21(日) 00:42:11.13 ID:hZgSmDq10
箒セシリア鈴シャル「「「「・・・」」」」
箒セシリア鈴シャル((((いいなぁ・・・))))
一夏「実は、みんなの分もあるんだ」パカッ
一夏「おかずだけ、だけどな」
箒セシリア鈴シャル「「「「わぁ・・・」」」」キラキラ
一夏「どうぞ、つまんでくれ」
箒セシリア鈴シャル「「「「いただきます!」」」」
箒セシリア鈴シャル((((いいなぁ・・・))))
一夏「実は、みんなの分もあるんだ」パカッ
一夏「おかずだけ、だけどな」
箒セシリア鈴シャル「「「「わぁ・・・」」」」キラキラ
一夏「どうぞ、つまんでくれ」
箒セシリア鈴シャル「「「「いただきます!」」」」
37: 2011/08/21(日) 00:45:51.27 ID:hZgSmDq10
箒「これが織斑家のからあげか」
一夏「織斑家、っていうか俺の味だけど。 箒のとは全然違うよな」
箒「これも、す、好きだぞ。 今度、教えてくれ」
鈴「う・・・美味しいわね」
一夏「中華は敵わないけどな、他は中々だろ?」
鈴「じゃあ、中華料理は教えてあげるわよ!」
シャル「うん、美味しい・・・。 こ、今度一緒に、料理しない?」
一夏「おう、よろしくな」
シャル「うん!」
セシリア「次はわたくしがご馳走しますわ!」
一夏「いえ結構です」ボソリ
セシリア「え?」
一夏「いや? 何も言ってないぞ?」ピュ~ピュ~
一夏「織斑家、っていうか俺の味だけど。 箒のとは全然違うよな」
箒「これも、す、好きだぞ。 今度、教えてくれ」
鈴「う・・・美味しいわね」
一夏「中華は敵わないけどな、他は中々だろ?」
鈴「じゃあ、中華料理は教えてあげるわよ!」
シャル「うん、美味しい・・・。 こ、今度一緒に、料理しない?」
一夏「おう、よろしくな」
シャル「うん!」
セシリア「次はわたくしがご馳走しますわ!」
一夏「いえ結構です」ボソリ
セシリア「え?」
一夏「いや? 何も言ってないぞ?」ピュ~ピュ~
38: 2011/08/21(日) 00:49:11.31 ID:hZgSmDq10
ラウラ「・・・」モグモグ
ラウラ(・・・あたたかい)
ラウラ「・・・」モグモグ
ラウラ(一夏が・・・私だけのために作ってくれた・・・)
ラウラ「・・・」モグモグ
一夏(一心不乱に食ってる・・・)ニコニコ
ラウラ「・・・ごちそうさま」
一夏「はい、おそまつさまでした」
ラウラ「粗末なものか。 美味かったぞ」キリッ
一夏「・・・そうか、ありがとう」ニコ
ラウラ「ありがとうはこちらのセリフだ」ニコ
ラウラ(・・・あたたかい)
ラウラ「・・・」モグモグ
ラウラ(一夏が・・・私だけのために作ってくれた・・・)
ラウラ「・・・」モグモグ
一夏(一心不乱に食ってる・・・)ニコニコ
ラウラ「・・・ごちそうさま」
一夏「はい、おそまつさまでした」
ラウラ「粗末なものか。 美味かったぞ」キリッ
一夏「・・・そうか、ありがとう」ニコ
ラウラ「ありがとうはこちらのセリフだ」ニコ
40: 2011/08/21(日) 00:52:53.10 ID:hZgSmDq10
- 午後 教室 -
ラウラ「・・・」ニヤニヤニヤ
ラウラ(一夏の弁当・・・美味かった)
ラウラ「・・・」ニヤニヤニヤ
ラウラ(オムライス・・・、私の名前まで書いて)
ラウラ「・・・」ニヤニヤニヤ
ラウラ(マカロニラウラ・・・、私専用のマカロニ)
ラウラ「・・・ふふふ」ニヤニヤニヤ
真耶(今日のボーデヴィッヒさん、ニヤニヤしっぱなし)
真耶(で、でも、あれでは授業に集中できていません! ちゅ、注意しないと!)
真耶「ぼ、ボーデヴィッヒさん!?」
ラウラ「・・・」ニヤニヤニヤ
真耶「ふえ~ん」
ラウラ「・・・」ニヤニヤニヤ
ラウラ(一夏の弁当・・・美味かった)
ラウラ「・・・」ニヤニヤニヤ
ラウラ(オムライス・・・、私の名前まで書いて)
ラウラ「・・・」ニヤニヤニヤ
ラウラ(マカロニラウラ・・・、私専用のマカロニ)
ラウラ「・・・ふふふ」ニヤニヤニヤ
真耶(今日のボーデヴィッヒさん、ニヤニヤしっぱなし)
真耶(で、でも、あれでは授業に集中できていません! ちゅ、注意しないと!)
真耶「ぼ、ボーデヴィッヒさん!?」
ラウラ「・・・」ニヤニヤニヤ
真耶「ふえ~ん」
42: 2011/08/21(日) 00:56:00.66 ID:hZgSmDq10
- 放課後 ラウラ寮室 -
ラウラ「やはり、一夏に礼をしたい」
ラウラ「嫁を喜ばせるのも、亭主の務め」
ラウラ「サプライズ、というやつだな」
ラウラ「食べ物の礼は・・・、やはり食べ物がよかろう」
ラウラ「とはいえ、材料も無い。 ・・・何か無いか」ガサゴソ
ラウラ「む・・・、これがあったか!」
ラウラ「やはり、一夏に礼をしたい」
ラウラ「嫁を喜ばせるのも、亭主の務め」
ラウラ「サプライズ、というやつだな」
ラウラ「食べ物の礼は・・・、やはり食べ物がよかろう」
ラウラ「とはいえ、材料も無い。 ・・・何か無いか」ガサゴソ
ラウラ「む・・・、これがあったか!」
45: 2011/08/21(日) 00:59:03.84 ID:hZgSmDq10
- 一夏寮室 -
一夏「たーだいまー・・・、って、誰も居ないんだけどね」
ラウラ「おかえり」
一夏「居るしーー!?」
ラウラ「大声を出すな。 近所迷惑だぞ」
一夏「な、なんで居るのかな? ・・・どうやって入ったのかな?」
ラウラ「一度にいくつも質問をするな。 ・・・まあいい。
昼の弁当の礼をしようと思って、来た。 この程度のセキュリティの突破なぞ、ピン一本でできる」ドヤ
一夏「そ、そうか・・・。 今日ほどそのドヤ顔がウザいと思ったことは無いけど」
ラウラ「亭主の甲斐性を見せてやろう。 夕飯はまかせておけ」
一夏「・・・おう」
一夏「たーだいまー・・・、って、誰も居ないんだけどね」
ラウラ「おかえり」
一夏「居るしーー!?」
ラウラ「大声を出すな。 近所迷惑だぞ」
一夏「な、なんで居るのかな? ・・・どうやって入ったのかな?」
ラウラ「一度にいくつも質問をするな。 ・・・まあいい。
昼の弁当の礼をしようと思って、来た。 この程度のセキュリティの突破なぞ、ピン一本でできる」ドヤ
一夏「そ、そうか・・・。 今日ほどそのドヤ顔がウザいと思ったことは無いけど」
ラウラ「亭主の甲斐性を見せてやろう。 夕飯はまかせておけ」
一夏「・・・おう」
46: 2011/08/21(日) 01:04:30.18 ID:hZgSmDq10
ラウラ「さぁ、食え」
一夏「・・・これは・・・?」
ラウラ「私の秘蔵コレクション、”世界の軍隊のレーション”から厳選してみた。
お勧めは日本とフランスだな。 食というものに対する意気込みが違う」
一夏「そ、そうか」
ラウラ「そしてこちらが、私が普段食べているドイツのものだ。 さぁ食ってみろ」
一夏(・・・テーブル一面に缶詰・・・なんじゃこりゃ)
一夏「いただきます」
一夏「・・・」モグモグ
一夏「へぇ・・・、美味いな」
ラウラ「そうだろう」コクコク
ラウラ「いくら携行食料とはいえ、まずいと士気に関わるからな」モグモグ
一夏「なるほどなー」モグモグ
一夏「・・・これは・・・?」
ラウラ「私の秘蔵コレクション、”世界の軍隊のレーション”から厳選してみた。
お勧めは日本とフランスだな。 食というものに対する意気込みが違う」
一夏「そ、そうか」
ラウラ「そしてこちらが、私が普段食べているドイツのものだ。 さぁ食ってみろ」
一夏(・・・テーブル一面に缶詰・・・なんじゃこりゃ)
一夏「いただきます」
一夏「・・・」モグモグ
一夏「へぇ・・・、美味いな」
ラウラ「そうだろう」コクコク
ラウラ「いくら携行食料とはいえ、まずいと士気に関わるからな」モグモグ
一夏「なるほどなー」モグモグ
48: 2011/08/21(日) 01:07:58.84 ID:hZgSmDq10
ラウラ「デザートもあるぞ」
一夏「へええ」
ラウラ「クラッカーのような乾いたものばかりだがな」
一夏「こ、これはちょっと・・・喉が渇くな」モソモソ
ラウラ「粉末を水で戻すジュース」スッ
一夏「・・・」ゴクゴク
一夏「甘っ! 甘すぎるよ!」ブフォッ
ラウラ「うむ、私も苦手だ。 だから飲まん」コクリ
一夏「そういうのを俺に勧めたのかよ・・・」
―――――――――――――――
―――――――――――――――――
一夏ラウラ「「ごちそうさまでした」」
一夏「へええ」
ラウラ「クラッカーのような乾いたものばかりだがな」
一夏「こ、これはちょっと・・・喉が渇くな」モソモソ
ラウラ「粉末を水で戻すジュース」スッ
一夏「・・・」ゴクゴク
一夏「甘っ! 甘すぎるよ!」ブフォッ
ラウラ「うむ、私も苦手だ。 だから飲まん」コクリ
一夏「そういうのを俺に勧めたのかよ・・・」
―――――――――――――――
―――――――――――――――――
一夏ラウラ「「ごちそうさまでした」」
50: 2011/08/21(日) 01:11:32.64 ID:hZgSmDq10
ラウラ「どうだった」
一夏「国で特徴が出てるよな~、いい勉強になったよ」
ラウラ「そうか、それはよかった」コクリ
ラウラ「これで、昼の礼になっただろうか」
一夏「そんなこと気にしなくていいのに」
ラウラ「だがな、私は嬉しかったのだ。 だから、お前にそれを伝えたかった」
一夏「・・・そうか、なら俺からも・・・。 ありがとう、ラウラ」ナデナデ
ラウラ「んー」スリスリ
一夏「国で特徴が出てるよな~、いい勉強になったよ」
ラウラ「そうか、それはよかった」コクリ
ラウラ「これで、昼の礼になっただろうか」
一夏「そんなこと気にしなくていいのに」
ラウラ「だがな、私は嬉しかったのだ。 だから、お前にそれを伝えたかった」
一夏「・・・そうか、なら俺からも・・・。 ありがとう、ラウラ」ナデナデ
ラウラ「んー」スリスリ
54: 2011/08/21(日) 01:15:30.16 ID:hZgSmDq10
ラウラ「では、私は帰る」
一夏「おう、ありがとうな」
ラウラ「また明日、だ」フリフリ
一夏「おう、また明日」フリフリ
ガチャ バタン
ラウラ「・・・」トコトコ
『ありがとうな』
ラウラ「・・・」トコトコ
『また明日』
ラウラ「・・・ふふふ」
ラウラ「統一と正義と自由を~♪」フンフフーン
一夏「おう、ありがとうな」
ラウラ「また明日、だ」フリフリ
一夏「おう、また明日」フリフリ
ガチャ バタン
ラウラ「・・・」トコトコ
『ありがとうな』
ラウラ「・・・」トコトコ
『また明日』
ラウラ「・・・ふふふ」
ラウラ「統一と正義と自由を~♪」フンフフーン
56: 2011/08/21(日) 01:19:53.80 ID:hZgSmDq10
- 翌朝 食堂 -
シャル「ね、ねぇ一夏」
一夏「おう、どうした」
シャル「昨日のお礼にさ、お弁当作ってきたんだ」
一夏「へぇ」
シャル「お昼、一緒にどうかな・・・?」
セシリア「わ、わたくしも作ってきましたわ!」
箒「私も作ったんだが・・・」
鈴「あ、あたしも・・・」
箒セシリア鈴シャル「「「「・・・」」」」バチバチッ
箒セシリア鈴シャル「「「「お昼一緒に!」」」」クワッ
一夏「ひぃぃ」
シャル「ね、ねぇ一夏」
一夏「おう、どうした」
シャル「昨日のお礼にさ、お弁当作ってきたんだ」
一夏「へぇ」
シャル「お昼、一緒にどうかな・・・?」
セシリア「わ、わたくしも作ってきましたわ!」
箒「私も作ったんだが・・・」
鈴「あ、あたしも・・・」
箒セシリア鈴シャル「「「「・・・」」」」バチバチッ
箒セシリア鈴シャル「「「「お昼一緒に!」」」」クワッ
一夏「ひぃぃ」
59: 2011/08/21(日) 01:27:01.52 ID:hZgSmDq10
ラウラ「騒々しいぞ、皆で一緒に食べればいいではないか」
一夏「そ、そうだよな」
ラウラ「だが」
ラウラ「一夏の弁当は、やらんぞ」
ラウラ「あれは、私だけのものだ」
ラウラ「一夏は、私の嫁だからな」
ラウラ「もちろん、異論は認めん」
ラウラ「そうだろう?一夏」
おわり
一夏「今日は作ってないぞ?」
ラウラ「な・・・! なん・・・だと!?」
一夏「そ、そうだよな」
ラウラ「だが」
ラウラ「一夏の弁当は、やらんぞ」
ラウラ「あれは、私だけのものだ」
ラウラ「一夏は、私の嫁だからな」
ラウラ「もちろん、異論は認めん」
ラウラ「そうだろう?一夏」
おわり
一夏「今日は作ってないぞ?」
ラウラ「な・・・! なん・・・だと!?」
60: 2011/08/21(日) 01:30:25.80 ID:hZgSmDq10
おわりました
レーションは国民性が出ていて、見るだけでも楽しいです
機会があれば、是非!
お付き合いありがとうございました!
レーションは国民性が出ていて、見るだけでも楽しいです
機会があれば、是非!
お付き合いありがとうございました!
63: 2011/08/21(日) 01:34:57.45 ID:iFGJ9fQW0
乙
65: 2011/08/21(日) 01:46:42.44 ID:VT+D7qJ20
大層乙であった
引用元: 一夏「俺がラウラの嫁なら、愛妻弁当だな」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります