1: 2023/07/10(月) 00:11:30.87 ID:ADu588TWO
(部室)

ランジュ「ミア、おーいお茶なんてずっと見つめてどうしたの?」

ミア「これだよ」

侑「俳句……?」

栞子「アメリカでも日本の文化として流入しているという話を聞いたことがありますが……初めて目にされましたか?」



3: 2023/07/10(月) 00:19:13.20 ID:ADu588TWO
ミア「馬鹿にするなよ、作詞の勉強の一貫で俳句だって嗜んでるさ」

歩夢「じゃあ何が気になったの?」

ミア「この俳句のコーナーの横の印字さ」

しずく「印字ですか?」

ランジュ「特に変わったところは見当たらないわ」

ミア「ランジュ、君の目は節穴か?」

4: 2023/07/10(月) 00:22:20.79 ID:ADu588TWO
ランジュ「?」

ミア「商品の特徴がしっかり記載されているだろう?」

侑「無香料とか、無調味とか書いてあるところのこと?」

ミア「しずく、声に出して読んでみてくれないか」

しずく「わかりました」

しずく「無香料、無調味、国産茶葉100パーセント」

ミア「ノー、パーセントじゃない、パーだ」

しずく「……?」

5: 2023/07/10(月) 00:24:21.89 ID:ADu588TWO
しずく「無香料、無調味、国産茶葉100パー」

歩夢「……あっ!」

6: 2023/07/10(月) 00:28:59.83 ID:ADu588TWO
ミア「気付いたか」

侑「なになに、どうしたの?」

栞子「五七五の響きに聞こえました」

侑「……あっ」

ミア「つまり……これは俳句だったんだよ!」

ランジュ「なんですってー!?」

8: 2023/07/10(月) 00:40:31.97 ID:ADu588TWO
むこうりょう
むちょうみこくさん
ちゃば100ぱー

みあ

ランジュ「…………………………で?」

おしまい

引用元: ミア「みんな、これを見てくれ」