1: 2012/01/06(金) 14:19:12.33 ID:VwgegQnP0
ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

黄金バーット

どこ どこ どーこからくるのか黄金バーット

2: 2012/01/06(金) 14:25:01.06 ID:VwgegQnP0
暗い夜道をあやしげな男たちが走っています。
彼らは一体何者なのでしょうか!

マゾ「ええい、一体あの小娘はどこにいったというのだ!」

ナゾー「ローンブローゾー」

マゾ「あっナゾー様!」

ナゾー「何をやっているのだマゾ、早く奴を連れてくるのだ」

マゾ「そ、それがあやつめときたらすばしっこいもので……」

ナゾー「ええい、早く連れてこなければこの計画が遅れてしまうぞ! ローンブローゾー」

そういいナゾーは通信を切りました。

マゾ「ええいお前たち! はやくあの小娘をさがしだすのだ!」

一体ナゾー達が探しているものとはなんなのでしょうか!?
とある魔術の禁書目録 5巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
4: 2012/01/06(金) 14:29:39.69 ID:VwgegQnP0
一方その頃、ヤマトネ博士の研究所では。

ヤマトネ博士「君達。学園都市を知っているかい?」

マリーちゃん「学園都市? 聞いたこと無いわ」

ダレオ「美味しいものですか? 博士」

タケル「なーにを言ってるんだいダレオ君。学園都市と言ったら日本で超能力を研究している場所じゃないか」

マリーちゃん「超能力ですって?」

ヤマトネ博士「そうだ、今度そこで国連の偉い人の会議が開かれることになってね、私も出席することになったんだ」

タケル「流石お父さんですね!」

ヤマトネ博士「はっはっは、さあみんな、スーパーカーに乗って出発だ」

5: 2012/01/06(金) 14:31:30.02 ID:RNc6SU4B0
懐かしすぎ吐いた

6: 2012/01/06(金) 14:32:49.54 ID:PM+FD9SNO
なんで黄金バットなんだ・・・

7: 2012/01/06(金) 14:35:22.35 ID:VwgegQnP0
ヤマトネ博士達が乗ったスーパーカーが学園都市へと到着しました!
一体この場所には何があるのでしょうか!

ヤマトネ博士「ふうむ、この学園都市とやらはかなり科学が進んでいるようだぞ」

タケル「そうですねお父さん。街に入る時のセキュリティーでさえすごいものでしたからねえ」

ダレオ「ああジュースが美味しかった」

マリーちゃん「あらダレオさん、缶をポイ捨てしてはいけないわ。ちゃんとゴミ箱へ入れないと」

ダレオ「ああごめんごめん。あれれ? 缶が消えちゃったぞ? おっかしいなあ」

ヤマトネ博士「ホラ、よく見て御覧ダレオ君。あそこのお掃除ロボットが君の捨てた缶を掃除してくれたんだよ」

ダレオ「うわあすごいなあ」

マリーちゃん「それでもポイ捨てはいけないんですからね」

ダレオ「はぁーい、ごめんなさーい」

みんな「あっはっはっはっは」

8: 2012/01/06(金) 14:40:24.89 ID:VwgegQnP0
ヤマトネ博士「さあ、それじゃあ会議の場所までいかないと」

タケル「そうですね、しかし会場はどこなんでしょうか」

ヤマトネ博士「ううむ……送られてきた資料ではこのあたりなんだがよくわからないな」

マリーちゃん「なら誰かに聞けばいいのよ。ちょうどあそこに人がいるわ」

ダレオ「そうだね。すみませーん」

上条「はい? どうかしましたか?」

ヤマトネ博士「この会議の会場まで行きたいんだけど、どう行ったらいいのか分からないんですよ」

上条「ああそれなら上条さんもこれから行くところだったんですよ。もしよければ案内しますよ」

タケル「ありがとうございます!」

9: 2012/01/06(金) 14:46:53.67 ID:VwgegQnP0
上条「ところで皆さん、学園都市の方じゃないんですか?」

ヤマトネ博士「そうなんだ。ここで行われる会議に出席することになってね、初めて学園都市にきたんだよ」

タケル「学園都市ってすごく科学が発展しているんですねえ」

上条「いろんな最先端技術をこの街で実験してるからね」

ダレオ「ならここにしかない美味しい食べ物もあるのかなあ。楽しみだなあ」

マリーちゃん「まあダレオさんったら。うふふ」

上条「ダレオ……もしかしてオリンピック重量挙げ金メダリストのドコノダレオさんですか!?」

ダレオ「んん? そうだよ」

上条「うわ、俺ファンなんです! 握手してもらえますか!?」

ダレオ「いいよー、はい」

上条「やったー!」

10: 2012/01/06(金) 14:51:42.93 ID:VwgegQnP0
そのときです!
握手をしているダレオ君と上条少年のところに少女がぶつかってきたのです!

上条・ダレオ「うわー!」

インデックス「ああ、ごめんなさいなんだよ」

タケル「ダレオ君、上条さん、大丈夫かい?」

ダレオ「うん、僕は大丈夫だよ」

ヤマトネ博士「一体君はどうしてそんなに急いでいたんだい?」

マリーちゃん「そうよ、ちゃんと前を見て走らないと危ないわ」

インデックス「ごめんなさいなんだよ。それには事情があって」

白い服を着た少女がそういった時、熱線銃の光線が!

11: 2012/01/06(金) 14:55:26.39 ID:VwgegQnP0
ヤマトネ博士「危ないっ! これはまさか!」

ダレオ「うわあ、学園都市って危ないところなんだなあ」

上条「上条さんも狙撃されるなんて初めての体験ですよ!」

タケル「二人とも呑気なことを言ってないではやく隠れるんだ! はやくー!」

ヤマトネ博士たちが物陰に隠れた時、現れたのはナゾーの手下達でした!
手下たちは熱線銃を手に何かをさがしているようです。

マゾ「ええい、あの小娘めー! こっちのほうに来たのは分かっているんだ!」

ヤマトネ博士「やはりナゾーの仕業だったのか」

インデックス「私はあの人たちから逃げてきたんだよ」

12: 2012/01/06(金) 15:01:34.02 ID:VwgegQnP0
ヤマトネ博士「ふうむ、つまりこういうことかい? インデックスさんはとてもたくさんの重要な書類を頭の中に記憶していて、それをナゾーに狙われていると」

インデックス「なんだか細かいところがあやふやだけどそうなんだよ。助けてほしいかも」

上条「ううん、なんて悪いやつらなんだ! ゆるせない!」

タケル「お父さん、どうにかしてあげられませんか?」

ヤマトネ博士「うん、つまりインデックスさんが狙われているのはその記憶した書類のためだ。ならその記憶を消してしまえばいいのさ」

ダレオ「さすが博士! で、どうやって消すんですか?」

ヤマトネ博士「そうだね、一度研究所に連れていかないと」

タケル「ならお父さんの会議が終わったらですね!」

ヤマトネ博士「そういうことになるね。さあ上条君、会場まで案内してくれるかな」

上条「わかりました!」

14: 2012/01/06(金) 15:06:20.55 ID:VwgegQnP0
親切な上条少年のおかげでヤマトネ博士達は会議の会場へ到着しました!
ヤマトネ博士は会議に、上条少年は会場近くの高校で補習にいきました。

タケル「じゃあ僕たちはどうしていようか」

マリーちゃん「私は観光がしたいわ。だって初めてきたんですもの。めずらしいものもたくさんあるし」

ダレオ「はーいはーい! 僕は美味しいお菓子が食べたいなあ」

マリーちゃん「まあ、ダレオさんたらそればっかり」

インデックス「私も走っていたからお腹がぺこぺこかも!」

タケル「じゃあみんなで観光しながら何か食べようか」

ダレオ「さんせーい!」

17: 2012/01/06(金) 15:13:02.51 ID:VwgegQnP0
タケル少年達は一通り遊んで休憩のために昼下がりの公園へとやってきました。

タケル「ふう、疲れたなあ」

マリーちゃん「すごいのね、学園都市って! 私あんなの初めてみたわ!」

インデックス「私もこんなにあそんだの初めてなんだよ!」

ダレオ「あ、あんなところに自販機があるぞ! どんなジュースがあるのかなあ」

インデックス「ダレオ、行ってみるんだよ!」

マリーちゃん「あら、インデックスちゃんはダレオ君と仲良しなのね」

タケル「インデックスちゃんもああ見えてたくさん食べるからね、まるで兄妹みたいだ」

マリーちゃん「まあ、タケルさんったら。うふふ」

ダレオ「うわあ、カツサンドドリンク!? へんなのー」

インデックス「あったかいいちごおでんってなんなのか気になるかも……」

20: 2012/01/06(金) 15:20:12.06 ID:VwgegQnP0
その時です!
公園のそこかしこからナゾーの手下たちがやってきました!

マゾ「はぁーはっはっはっは! こんなところにいたのか小娘! そしてヤマトネの息子達!」

タケル「お、お前はマゾ!」

マゾ「ええいお前たちはいつもいつも私達の邪魔をしよる!」

マリーちゃん「インデックスちゃんを利用なんてさせないわ!」

ダレオ「そうだそうだ!」

そう意気込んだダレオ君の足元に銃弾が撃ち込まれます。

ダレオ「ひゃあ」

インデックス「みんなは関係ないんだよ! 狙うなら私だけにして欲しいかも!」

マゾ「そうはいかない。お前は知らないだろうがこやつらには何度も煮え湯を飲まされているのだ。ここで頃してしまおう」

マゾの手にキラリと光る熱線銃!
タケル少年たちはいったいどうなってしまうのでしょうか!

21: 2012/01/06(金) 15:25:00.35 ID:VwgegQnP0
マゾ「お前たち、やってしまえー!!」

マゾが号令をかけると、手下達が一斉に熱線銃を撃ちます!
タケル少年たちは必氏の思いで光線を避けています!

タケル「ううむ、運のいいことにここは公園だ。よし、なるべく障害物の多い方に逃げよう!」

ダレオ「ええい! このやろー!」

タケル少年は冷静に逃走ルートを、ダレオ君は果敢にもナゾーの手下達を攻撃します。

マリーちゃん「インデックスちゃん、こっちよ!」

インデックス「うん!」

22: 2012/01/06(金) 15:29:01.54 ID:VwgegQnP0
なんとか逃げ続けていたタケル少年たちでしたが、ついに公園の端に追い詰められてしまいました!

マゾ「フッフッフ、ついに年貢の納め時だぞ。さあお前ら! やってしまえー!」

ああ、危ない! タケル少年たちはこのままやられてしまうのでしょうか!

タケル「うう……」

ダレオ「くそー」

インデックス「もうおしまいなんだよ……」




マリーちゃん「コウモリさん、コウモリさん。お願い助けて」

マリーちゃん「助けてコウモリさん」

25: 2012/01/06(金) 15:32:00.79 ID:VwgegQnP0
その時です!
キラキラ光る黄金のコウモリがあらわれ、マゾ達の眼をくらましました!
そしてどこからか高らかな笑い声が聞こえてきます!

ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!

マゾ「お、お前は!」

黄金バット「正義の味方、黄金バット!」

タケル「あっ、バットさんだ!」

マリーちゃん「バットさんよ!」

ダレオ「うわーいバットさーん!」

インデックス「黄金バットさんが来てくれたからにはもう安心なんだよ!」

27: 2012/01/06(金) 15:36:41.48 ID:VwgegQnP0
黄金バットがつぎつぎとナゾーの手下達を倒していきます。
秘密のマントで空を飛び、シルバーバトンで打倒してゆくそのすがたは正に一騎当千です。

黄金バット「てぇーい!」

手下「うわー!」

黄金バット「たぁーっ!」

手下「ぐぇええ!」

タケル「頑張れー黄金バットさーん!」

インデックス「やっちゃえなんだよー!」

つぎつぎと手下を打倒され、追いつめられたマゾが青ざめています。
手下達をいつの間にか現れたナゾータワーに避難させながら熱線銃を撃ち続けるマゾは上司のかがみと言えるでしょう。

マゾ「ええい、怪獣を呼べー! 出てこい、怪獣ビリビリー!」

28: 2012/01/06(金) 15:40:55.60 ID:VwgegQnP0
マゾの呼び声にこたえ、怪獣が学園都市の地面を割りながら出てきました!
体中から放電しており、とても強そうな怪獣です!

怪獣「ビリビリッテイウナー!」

黄金バット「出たか、怪獣!」

マゾ「この怪獣ビリビリは学園都市の技術を駆使して作られた電撃怪獣なのだ! 黄金バットなぞやってしまえー!」

黄金バット「てぇーい!」

怪獣「ギャース」

黄金バット「とぁーっ!」

怪獣「ギャー」

その時です! 怪獣の足が黄金バットを踏みつけます!
危ない黄金バット! 絶体絶命です!

29: 2012/01/06(金) 15:44:22.45 ID:VwgegQnP0
タケル「ああーっ! 黄金バットさんが!」

ダレオ「黄金バットさーん!」

マゾ「クックック、今のうちだ! こい、小娘!」

インデックス「うわー助けてなんだよ!」

マリーちゃん「インデックスちゃんを放して!」

マゾ「ええいうるさいうるさい! さあ黄金バットをやってしまえ!」

怪獣の攻撃が黄金バットに届く、その時、かろうじて黄金バットが脱出しました!
そしてマゾへシルバーバトンを投げつけます!

マゾ「うわあ!」

インデックス「助かったんだよ!」

30: 2012/01/06(金) 15:48:22.66 ID:VwgegQnP0
黄金バット「さあ早く逃げなさい」

インデックス「ありがとうなんだよ黄金バットさん!」

マゾ「ええいビリビリは何をやっているのか! 早く黄金バットを倒してしまえ!」

その声にこたえるように怪獣が黄金バットに攻撃します!

黄金バット「シルバーバトンの威力を見よ!」

黄金バットがそう叫び地面にシルバーバトンを突きたてると、おおきな地割れが起き怪獣が飲みこまれていきました。

マゾ「ちくしょー、おぼえていろー!」

マゾはナゾータワーに逃げ帰りました。

黄金バット「ハハハハハハハハハハハハハ!」

タケル「ありがとう黄金バットさーん!」

31: 2012/01/06(金) 15:51:19.00 ID:VwgegQnP0
ヤマトネ「ふうむ、私がいないところでそんなことがあったのか」

インデックス「黄金バットさんが助けてくれたんだよ」

上条「いいなあ、俺も黄金バットさん見たかったなあ」

ヤマトネ「さあ、それじゃあみんな出発するよ。スーパーカーに乗り込みなさい」

タケル「はーい」

上条「おーいインデックス! 頭の中の書類が消えたら学園都市に遊びにこいよー!」

インデックス「うん! また絶対くるんだよ!」

上条「じゃーなー!」


終わり

32: 2012/01/06(金) 15:52:21.74 ID:VwgegQnP0
ひっとっつーひとっとびーうちゅうをかーけーるー

おうごんばっとはきょうもゆくー

おうごんばっとはきょうもゆく

それひゅっひゅっひゅ

それひゅっひゅっゆ

33: 2012/01/06(金) 15:55:29.66 ID:VwgegQnP0
てんてて てんててて

見滝原市へとやってきたヤマトネ博士一行。

そこではナゾー達が魔女と呼ばれる怪獣を使って世界征服の準備をしていたのです!

魔女を倒すために現れた魔法少女とは一体!

うなるシルバーバトン!

黄金バットは魔女に勝てるのでしょうか!

次回 タケル「見滝原市?」

お楽しみに!

35: 2012/01/06(金) 15:56:05.95 ID:VwgegQnP0
ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

黄金バーット

どこ どこ どーこからくるのか黄金バーット

36: 2012/01/06(金) 15:56:33.37 ID:hKmQoIB/O
わろた

38: 2012/01/06(金) 16:01:43.71 ID:VwgegQnP0
闇の中、高層ビルの屋上から見下ろす美少女!
彼女は一体だれなのでしょうか!

ほむら「まどか……こんどこそあなたを救って見せる」

ほむら「それにしても……一体貴方達はなんなのかしら」

マゾ「ふん、それはこちらが聞きたいところだ! われわれの邪魔をして魔女を倒しやがって!」

ほむら「…………」

マゾ「貴様のせいでノルマが達成できないではないか! ナゾー様もお怒りだ!」

ナゾー「ローンブローゾー」

マゾ「あ、ナゾー様!」

ナゾー「小娘、これ以上われわれの邪魔をするというのなら酷い目にあわせるぞ」

ほむら(何かしらこれ……まあいいわ)

その時です。一瞬にして少女の姿が消えてしまいました!」

マゾ「あ、あいつは一体どこへ!」

ナゾー「ローンブローゾー、面白い。マゾよ、あの小娘も【捕まえてくるのだ。ローンブローゾー」

マゾ「はっ」

39: 2012/01/06(金) 16:07:50.24 ID:VwgegQnP0
タケル「見滝原市?」

ヤマトネ博士「そうだ。最近そこで原因不明の行方不明事件が起きているらしい。

マリーちゃん「その事件をオジサマに調査して欲しいって依頼がきたのよ」

ダレオ「えー、見滝原市っていったらグンマーじゃないか。ちょっと怖いなぁ」

ヤマトネ博士「こらこらダレオ君、偏見でものを言ってはいけないよ。今やグンマーでも我々と同じくらい発展している場所もあるのだから」

タケル「そうだよダレオ君。それにグンマー名物の焼きまんじゅうってのが美味しいって評判なんだよ」

ダレオ「えっ、そうなのかい!? 先生、早く行きましょう!」

マリーちゃん「まあ、ダレオさんったら」

みんな「あっはっはっはっは」

40: 2012/01/06(金) 16:13:44.94 ID:VwgegQnP0
ヤマトネ博士達を乗せたスーパーカーが見滝原市へと到着しました。
グンマーでも有数の都市であるだけあって、高層ビルも立ち並び、まるで日本のようです。

ダレオ「うわあ、ここが見滝原市かぁ」

ヤマトネ博士「ふむ、待ち合わせの時間まではまだあるな。よし、それじゃあちょっと観光してみようか」

タケル「うわーい、やったー」

ダレオ「はやく焼きまんじゅうを食べましょう、先生!」

マリーちゃん「まあ、ダレオさんったら。うふふ」

41: 2012/01/06(金) 16:17:59.88 ID:VwgegQnP0
ダレオ「一体焼きまんじゅうやさんはどこなのかなあっと。あれえ? どうしたんだろうあの子たち」

タケル「どうしたんだいダレオ君」

ダレオ「いやね、あそこ立ち入り禁止って書いてあるのにさ、女の子が二人入っていっちゃったんだよ。おっかしいなあ」

マリーちゃん「まあ、いけない人達ね。注意しなきゃ」

そういうとマリーちゃんは立ち入り禁止区域へと入ってしまいました。
危険です。ここはいくら発展しているとはいえグンマーなのです。

ヤマトネ博士「マリーちゃん! おいタケル、早くマリーちゃんを追うぞ!」

タケル「はいっ!」

42: 2012/01/06(金) 16:22:01.80 ID:VwgegQnP0
立ち入り禁止区域では一体何がおこっているのでしょうか。

まどか「あなたなの? あなたが助けてって……」

ほむら「…………そいつから離れなさい」

まどか「ほむらちゃん? ほむらちゃんがこの子にこんなひどいことしたの?」

まどか「ひどいよほむらちゃん……この子こんなに怪我しちゃってる……」

ほむらと呼ばれた美少女がまどかに近づこうとしたそのときです。
どこからか白い煙が噴射されました。

さやか「逃げるよ、まどか!」

まどか「さやかちゃん!?」

43: 2012/01/06(金) 16:26:35.30 ID:VwgegQnP0
さやか「何なんだよあの転校生! 電波かと思ったら今度はコスプレで通り魔ー!?」

まどか「……」

さやか「それに……まどか、その白いの……」

まどか「うん、私この子に呼ばれて……」

さやか「ってちょっと待って……ここ……どこ?」

まどか「え? きゃ、何……これ」

ほむらから逃げるうちに彼女たちはおかしな場所へと迷いこんでしまいました。
しかしそんなことはありえないのです。なぜなら先ほどまで走っていた道も無くなってしまっているからです。
そんな二人に追い打ちをかけるようにおかしな出来事が起こりました。
綿毛に髭が付いたようなおかしな生き物が二人の周りを歩いているのです。

44: 2012/01/06(金) 16:31:37.66 ID:VwgegQnP0
一方その頃、ヤマトネ博士達もこのおかしな空間に迷い込んでいました。

ダレオ「うわあ、なんなんだろうこれは」

タケル「おかしな空間に迷い込んでしまったぞ……」

マリーちゃん「怖いわ、私……」

ヤマトネ博士「ふむ……ダレオ君、君はさっきここに二人の女の子が入っていくところを見たといったね?」

ダレオ「はい、先生」

ヤマトネ博士「これはいけない。早くその子達と合流してこの空間から出なくては! みんな、急ごう!」

タケル「はいっ!」

45: 2012/01/06(金) 16:38:24.52 ID:VwgegQnP0
謎の空間のなかでは二人の少女が抱き合って怯えています。
一人は気丈にも化物を追い払っていますが、いつまでも持たないでしょう。

まどか「……」

さやか「ええい、あっちいけー!」

そこにようやくヤマトネ博士一行が追いつきました。

ヤマトネ博士「ああよかった。無事だったんだね」

さやか「え? あの……貴方達は」

ヤマトネ博士「私はヤマトネ。こっちは息子のタケル。そして助手のダレオ君にマリーちゃんだ」

タケル「よろしく!」

まどか「あ……私は鹿目まどか。よろしくね」

さやか「私は美樹さやか……って自己紹介してる場合じゃないよ! 早く逃げないと!」

47: 2012/01/06(金) 16:43:12.84 ID:VwgegQnP0
ヤマトネ博士「うむ。私の予想ではこの空間とこの化物はあの行方不明事件と関係があるはず。ここにいては危ない」

タケル「でもこれじゃあどっちが出口か分かりませんよお父さん」

マリーちゃん「こまったわねえ」

さやか「いや貴方達がさっき来た方から出れば……」

ヤマトネ博士「それが、私達が気付いた時にはもう出口がふさがっていたんだ」

さやか「そ、それじゃあ……」

まどか「きゃあ!」

ダレオ「ええい、まどかちゃんから離れろ! このやろー!」

48: 2012/01/06(金) 16:51:00.77 ID:VwgegQnP0
その時です! 謎の少女が一人この空間に現れました!

マミ「危なかったわね」

ヤマトネ博士「おや? 君は一体」

マミ「自己紹介は後で……今は」

少女は華麗なステップを踏んだと思うと一瞬で格好が変わってしまいました。

マミ「一気に行くわよ!」

少女が帽子を胸の前で振った瞬間、大量のマスケット銃が出てきたのです!
そのまま化物達を撃ち抜いていきます。

ダレオ「うっわあ、すっごいなあ」

マリーちゃん「それにあの衣装。かわいいわ」

49: 2012/01/06(金) 16:57:24.87 ID:VwgegQnP0
あっという間に化物をやっつけてしまい、立ち入り禁止区域ももとの景色に戻りました。

マミ「さて、魔女は逃げたようだけど……今から追えば間に合うかもしれないわよ」

さやか「え?」

ほむら「…………」

マミ「見逃してあげるって言ってるのよ」

ヤマトネ博士「ちょっと待ってほしい。いきなり穏やかではないね。一体どうしたんだい?」

ほむら「いえ、いいわ」

そういうとほむらは一瞬で姿を消しました。

ダレオ「凄く早く走るんだなあ」

タケル「ダレオ君、いくら早く走ってもあんな動きはできないよ」

51: 2012/01/06(金) 17:05:01.72 ID:VwgegQnP0
マミ「さて……それで、あなたたちがキュゥべえを助けてくれたのね?」

まどか「あ、はい」

マリーちゃん「キュゥべえっていうのね、この子」

マミ「あら? あなたもキュゥべえが見えるのね」

マリーちゃん「何を言ってるの?」

マミ「キュゥべえは魔法少女の素質がある人にしか見えないのよ」

マリーちゃん「まあ! それじゃあオジサマ達は見えないの?」

ヤマトネ博士「ううむ……私にはマリーちゃんが言っている生き物は見えないが……」

タケル「僕にも見えませんよ、お父さん!」

ダレオ「二人とも何言ってるのさ。ここにおかしな耳をしてる動物がいるじゃない」

52: 2012/01/06(金) 17:09:25.49 ID:VwgegQnP0
タケル「ダレオ君には見えるの?」

ダレオ「見えるし触れるよー。ほらほらー」

マミ「あ、ちょっと! まだ怪我を治してないんだから」

マリーちゃん「ダレオさん!」

ダレオ「ごめんなさーい」

まどか「あの、ちょっといいですか?」

マミ「あ、そうよね。いきなり魔法少女とか言われても分からないものね」

まどか「それもですけど……あの、もしかしてオリンピック重量挙げ金メダリストのドコノダレオさんですか!?」

ダレオ「そうだよ」

まどか「やっぱり! あ、あの、私ダレオさんのファンなんです! もしよかったらこのカバンにサインもらえませんか!?」

ダレオ「お安い御用ですよ。ほいさっさっと」

まどか「きゃー! 嬉しい! やったよさやかちゃん!」

さやか「あー、はいはいよかったね」

53: 2012/01/06(金) 17:13:26.74 ID:VwgegQnP0
マミ「…………」

さやか「あ、ま、魔法少女のことですよね! なんなんだろうなー魔法少女。気になるなー」

マミ「そ、そうよね! 気になるわよね!?」

ヤマトネ博士「ふむ。ここでは説明もしづらいだろうし一度スーパーカーまで戻ろうじゃないか。君達も来るといい」

さやか「スーパーカー……ですか」

タケル「そうさ! 僕のお父さんが作ったすごい乗り物なんだよ!」

まどか「あの、ダレオさん、握手してもらっても……」

ダレオ「いいよーはい」

まどか「うわーい!」

マリーちゃん「ダレオさんのどこがいいの?」

まどか「かっこいいところ!」

ダレオ「照れるなあ」

54: 2012/01/06(金) 17:21:30.27 ID:VwgegQnP0
ヤマトネ博士達は巴マミと名乗る少女から魔法少女について聞くためにスーパーカーへともどってきたのでした。

マミ「…………というわけで、キュゥべえに願いを叶えてもらう代わりに、私達魔法少女は魔女を倒さなきゃいけないんです」

ヤマトネ博士「ふうむ、なるほど……これでわかったぞ。その魔女とやらが行方不明事件を起こしていたんだな」

マミ「はい。魔女は人を食べるんです。だからそうさせないためにも……」

タケル「人を食べるなんて悪い奴もいたもんだなあ!」

マリーちゃん「私怖いわ、タケルさん」

キュゥべえ「マリーなら大丈夫だよ。君も魔法少女の資格がある。僕と契約すれば魔女なんて恐れることはないさ」

ダレオ「それにしてもなんでも願いを叶えてもらえるなんて気前がいいなあ。僕は何をお願いしようかなあ」

まどか「ダレオさんは男の人じゃないですか。まさかダレオさんも魔法少女になんて」

さやか「こんなごっつい人があんな可愛い衣装着て……うわあ」

57: 2012/01/06(金) 17:26:55.68 ID:VwgegQnP0
キュゥべえ「それで、まどかにさやかにマリー、どんな願いで僕と契約してくれるんだい?」

まどか「えっと……急に言われても」

さやか「そんなすぐには決められないっていうか……」

マリーちゃん「そうねえ、どんな願い事でもいいの?」

キュゥべえ「どんな願い事でも大丈夫さ!」

ヤマトネ博士「いや、君達ちょっと待つんだ」

マリーちゃん「なあに、オジサマ」

ヤマトネ博士「願いを叶えてもらう、と言う事は魔女と戦うことにもなるんだよ。もしかしたら命を落とすことになるかもしれない。よく考えた方がいい」

さやか「まっさかー。マミさんだってあんなに簡単に倒してたわけだし大丈夫ですよ」

マミ「いいえ、あれは魔女の手下だったのよ。魔女だった場合あんなに簡単にはいかないわ」

58: 2012/01/06(金) 17:34:06.89 ID:VwgegQnP0
さやか「……それ、本当ですか?」

マミ「ええ。魔女と戦うのは命がけなのは間違いないわ」

マリーちゃん「ならやっぱり私はやめておこうかしら……魔女と戦うなんて怖いわ」

ダレオ「大丈夫だよマリーちゃん。魔女なんて僕がぶっ飛ばしてやるさ! だからケーキをたくさん出してってお願いしてよ」

マリーちゃん「もう、ダレオさんったら!」

ヤマトネ「あっはっは。しかし、君達も良く考えなさい。今回は運よくマミ君に来てもらえて助かったわけだけど、本来なら氏んでてもおかしくなかった」

マミ「そうですね。でも、彼女達はキュゥべえに選ばれた。魔法少女になる資格があるのだから頭ごなしになるなというのも」

ヤマトネ博士「ふむ……ならマミ君、まどかちゃんさやかちゃん、そしてマリーちゃんに魔法少女とはどんなものか体験させてあげてはくれないか? もしもの時の為にダレオ君も一緒に」

マミ「分かりました。あなた達もそれでいいかしら?」

さやか「はい!」

マリーちゃん「ええ」

まどか「ダレオさんと一緒……」

60: 2012/01/06(金) 17:43:06.27 ID:VwgegQnP0
魔法少女体験ツアーも数日が過ぎ、今日はさやかが幼馴染のお見舞いへとやってきました。
運悪く幼馴染はリハビリ中でいなかったようで、さやかは落ち込んでいます。

まどか「さやかちゃん、どうしたの?」

さやか「うん、恭介リハビリ中だって。間が悪かったなあ」

マリーちゃん「その恭介さんはどうして入院していらっしゃるの?」

さやか「事故で怪我しちゃって……」

ダレオ「あ、あれは一体なんだろう!?」

キュゥべえ「あれはグリーフシードだ! 孵化しかかってる!」

マリーちゃん「いけないわ! さやかちゃんとまどかちゃんはマミさんを呼んできて!」

まどか「え? マリーちゃん達は?」

ダレオ「僕たちはここで見張っているよ」

さやか「わかった! スーパーカーですぐくるから!」

さやか達はマミを呼びに行きました。
その直後、グリーフシードが魔女の結界と作りだしたのです!

マリーちゃん「きゃあああああ!」

ダレオ「うわああああああ!」

61: 2012/01/06(金) 17:48:29.84 ID:VwgegQnP0
魔女の結界に巻き込まれてしまったマリーちゃんとダレオ君は無事なのでしょうか!

マリーちゃん「何かしらここ……病院みたいな、それでいて……」

ダレオ「うわあ、おっきなお菓子があるぞー! 美味しそう!」

キュゥべえ「ダレオ、食べてもいいけどそれは魔女の創り出したものだからね。安全は保障しないよ」

ダレオ「残念だなあ」

マリーちゃん「ダレオさんったら。まるで危険だって分かってないのね」

ダレオ「そんなことないよー! もう僕怖くて怖くて」

キュゥべえ「まあ安心するといい、ダレオ。いざとなったらマリーや君が僕と契約すればいいのさ」

ダレオ「ああそっかあ。なら安心だなあ」

62: 2012/01/06(金) 17:55:15.52 ID:VwgegQnP0
魔女の結界の外ではスーパーカーにのってヤマトネ博士達がやってきました!

マミ「さあ、行きますよ!」

ヤマトネ博士「うむ、マリーちゃんが心配だ! 急ごう!」

ほむら「待って!」

そこに現れたのは謎の魔法少女暁美ほむら。彼女の狙いとは一体なんなのでしょうか!

マミ「あら何かしら暁美さん。今ここで言い争っている時間はないのだけれど」

ほむら「この魔女は貴女じゃ勝てない。私がやるわ」

マミ「そんなことを言われて私が信じるとでも」

ヤマトネ「まあいいじゃないかマミ君。手伝ってくれるのなら人では多い方がいい」

マミ「ヤマトネ博士がそうおっしゃるのなら……」

63: 2012/01/06(金) 18:02:44.29 ID:VwgegQnP0
タケル「そんなことを言ってる暇はないですよ! 急がないと!」

ヤマトネ博士「そうだったな! さあ、マミ君案内を頼む」

マミ「はい!」

孵化寸前のグリーフシードを刺激しないように結界を進み、ヤマトネ博士達はダレオ達と合流したのです!

マミ「マリーちゃん! ダレオさん! 大丈夫!?」

マリーちゃん「大丈夫よマミさん」

ダレオ「うう……やっぱり一口くらい……」

さやか「何やってるんですかダレオさん」

タケル「まったくダレオ君は食い意地が張っているんだから」

みんな「あっはっはっは」

キュゥべえ「笑ってる場合じゃないよみんな! 魔女が孵化する!」

65: 2012/01/06(金) 18:09:18.06 ID:VwgegQnP0
魔女が孵化してしまいました!
出てきた魔女はあまり大きくなく、可愛らしい姿をしています!
ですがこの魔女でさえ人を食べてしまうのです!魔法少女たちは魔女に勝つことができるのでしょうか!

マミ「悪いけど一気に決めさせて……もらうわよ!」

マミが召喚したマスケット銃で魔女をふっ飛ばします。
その魔女が体勢を整えるまえに次々と銃弾を撃ち込んでいきます。

マミ「ティロ・フィナーレ!」

さやか・ダレオ「やったあ!」

ほむら「まだよ!」

魔女を倒したと思った瞬間、魔女の口から芋虫のような不気味な怪物が出てきました!
怪物はマミを食べようと大きな口を開けています!

まどか「マミさんあぶなーい!」

66: 2012/01/06(金) 18:12:43.37 ID:VwgegQnP0
マミが食べられてしまった、みなそう思いました。
ですが、魔女の牙がマミに届く寸前、ほむらがマミを助けていたのでした。
一体ほむらの魔法はなんなのでしょうか!?

ほむら「あなたはそこにいて。あの魔女は私が片づける」

ほむらが銃を取り出し、魔女へと狙いをつけたときでした。
どこからともなくほむらを狙って熱線銃の光線が飛んできたのです!

ほむら「!?」

マゾ「はぁーっはっは! 探したぞ小娘!」

ヤマトネ博士「おまえはマゾ!」

マゾ「「いかにも」

67: 2012/01/06(金) 18:18:14.35 ID:VwgegQnP0
ヤマトネ博士「お前がここにいるということは、この魔女騒ぎもナゾーの仕業か!」

ほむら(え!? 誰よナゾーって?)

マゾ「ふふふ、そこまでばれてしまっては仕方が無い。やれ、魔女怪獣シャルロッテ! そしてお前たち! ヤマトネ共を頃してしまうのだー!」

怪獣「ぎゃあああああおおおおおおおお!」

魔女怪獣シャルロッテが牙をむき出しにして襲いかかってきます!
さらにナゾーの手下達が熱線銃でヤマトネ博士達を襲います! 正に絶体絶命!

マミ「え? この人達は一体!?」

ほむら「くっ!」

ダレオ「ええーい! これでもくらえー! ってこれは魔女のだしたお菓子じゃないか」

マリーちゃん「きゃー!」

まどか「助けてー!」

68: 2012/01/06(金) 18:25:51.14 ID:VwgegQnP0
魔女怪獣シャルロッテは執拗にマミの頭をかじろうと狙ってきます!
ほむらはマミを抱えて逃げながら銃を撃ち込みますがまるで効いている様子がありません!

ほむら(やはり爆弾じゃないと……でもマミを抱えたままだと時間停止がばれてしまうし……それに重い……)

マミ「ちょっと! いま頭かすったわ!」

一方、ヤマトネ博士達はマゾ達に追い詰められていました。

マゾ「フフフ、ヤマトネ……ここまでのようだな」

ヤマトネ博士「くうう!」

さやか「ねえまどか……キュゥべえはどこ?」

まどか「え?」

さやか「キュゥべえと契約すれば助かるじゃない!」

まどか「あ、そっか……でもキュゥべえいないよ?」

さやか「えー!?」




マリーちゃん「コウモリさん……助けてコウモリさん」

69: 2012/01/06(金) 18:29:18.75 ID:VwgegQnP0
その時です!
キラキラ光る黄金のコウモリがあらわれました!
そしてどこからか高らかな笑い声が聞こえてきます!

ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!

黄金バット「正義の味方、黄金バット!」

ヤマトネ博士「黄金バットさん!」

タケル「黄金バットさんが来てくれたぞ!」

ダレオ「うわーい黄金バットさん!」

さやか「黄金バットさんが来てくれたら安心だね!」

まどか「うん!」

マゾ「ええーい、また貴様か黄金バット! お前たち、やれー!」

ほむら(何よあのどくろ怪人!)

71: 2012/01/06(金) 18:37:35.61 ID:VwgegQnP0
黄金バット「てぇーい!」

手下「ぐわあああああ!」

黄金バット「とぉおおおおお!」

手下「ぎゃあああああああ!」

黄金バットの活躍であっと言う間にナゾーの手下たちはやられました。
一人になってしまったマゾは魔女怪獣に命令します。

マゾ「魔女怪獣シャルロッテ! そんな小娘共はどうでもいい! 黄金バットを倒すのだ!」

シャルロッテ「ぎゃあああああおおおおおお!!!」

黄金バット「来るか、魔女怪獣シャルロッテ」

黄金バット「てえええええええい!!」

黄金バット「たああああああああ!!!」

黄金バットはシルバーバトンで魔女怪獣を攻撃します!
必殺の一撃を与え倒した、そう思った瞬間、魔女怪獣の口から同じ姿の魔女怪獣が現れたのです!

マゾ「はーっはっは、シャルロッテは何度でも復活できるのだ! おとなしく諦めてやられてしまえ黄金バット!」

73: 2012/01/06(金) 18:46:56.66 ID:VwgegQnP0
ほむら「黄金バット、さがって。あれの相手は私がする」

黄金バット「君は安全な場所にいなさい」

ほむら「ちょっと!」

黄金バットは魔女怪獣の周りを飛び、シルバーバトンで攻撃します。
ですがそれではまた復活されてしまう。一体どうするのでしょうか!

黄金バット「てぇーい!」

シャルロッテ「ぎゃああああああ!」

黄金バット「シルバーバトンの威力をくらえ!」

黄金バットがそう叫ぶと、シルバーバトンの先からまばゆい光線が放たれました!
光線に当たった魔女怪獣は骨となり、その骨さえも風に吹かれきえてゆきます。

マゾ「くぅぅ、覚えていろ!」

マリーちゃん「ありがとう、黄金バットさーん!」

ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!

キュゥべえ「あれが黄金バットか……まずいね……これでは……」

消えゆく魔女の結界に隠れていたきゅぅべえ。一体彼は何をたくらんでいるのでしょうか!

74: 2012/01/06(金) 18:51:08.93 ID:VwgegQnP0
まどか「それにしても上条君怪我が治ってよかったね」

さやか「うん。黄金バットさんがあの魔女怪獣を倒した時の光線が、病院の人達みんな治しちゃったんだって」

まどか「へえー、流石黄金バットさんだね」

マリーちゃん「そうよ、黄金バットさんはすごいんだから!」

さやか「それにしてもどうしよっかなあ……」

まどか「どうしたのさやかちゃん」

さやか「それがさあ、私魔法少女になるための願いがなくなっちゃったんだよねえ……」

まどか「ああ、上条君の怪我が治ったから?」

さやか「ちょ、なんでそこで恭介が出てくるのさ! ぜ、全然関係ないし!」

マリーちゃん「ま、わかりやすぅい」

まどか「ねー」

さやか「ちょっとお!」

75: 2012/01/06(金) 18:58:56.45 ID:VwgegQnP0
タケル「それでお父さん、ナゾーの魔女怪獣を倒した事ですし今回の行方不明事件は解決したんですよね?」

ヤマトネ博士「それがまだなんだ。どうやらナゾーの魔女怪獣はあれで終わりじゃなかったらしい」

ダレオ「えー、じゃあまだあんなのが沢山いるってことですかー? こわいなあ」

ヤマトネ博士「うむ。しかも、キュゥべえがなぜ魔法少女と契約しているのか分からなくなってきたからね」

タケル「どういうことですか? キュゥべえは魔女を倒すために……」

ヤマトネ博士「だが、その魔女はナゾーの作った魔女怪獣だった。しかも行方不明事件はナゾー達の仕業だったんだ」

ダレオ「んん? こんがらがってきたぞ」

タケル「つまり、ナゾーの魔女怪獣をなぜキュゥべえが倒さなきゃいけないかってことですか?」

ヤマトネ博士「うん。そうなるね。それにあの魔女怪獣……今までのナゾー達の技術では作れないようなものだ。結界なんて私でも解析できないよ」

タケル「ううむ、謎だなあ」

76: 2012/01/06(金) 19:05:56.71 ID:VwgegQnP0
一方その頃、謎の魔法少女暁美ほむらはゲームセンターにいました。
彼女でもゲームで遊ぶことがあるのでしょうか。

ほむら「……」

杏子「で? なんだいあんた。さっきからガンつけてきてさ。喧嘩しようってなら」

ほむら「違うわ。貴女に話があるの。だからゲームが終わるのを待っていたのだけれど」

杏子「へえ。でも私は興味ないね」

ほむら「私が魔法少女だとしても?」

杏子「…………場所変えようか」

78: 2012/01/06(金) 19:19:44.57 ID:VwgegQnP0
ほむら「……というわけでワルプルギスの夜を倒すために力を貸してほしいのよ」

杏子「嫌だね。なんであたしがそんなことしなきゃいけないのさ」

ほむら「だから、このままじゃあなたの暮らしてる風見野まで影響が」

杏子「なら引っ越すだけさ。なにがなんでも倒さなきゃいけないってわけじゃない」

ほむら「…………そう。なら魔女が実は人の作ったものだとしたら?」

杏子「なんだそりゃ」

ほむら「あなたは気にしたことはなかったのかしら? 魔女が一体なんなのか、キュゥべえがなんなのか」

杏子「そりゃあ……なんなんだ?」

ほむら「この間、魔女と戦っているときに謎の集団が乱入してきたわ。そいつらは魔女を操っていた」

杏子「まさかそいつらが?」

ほむら「だと思われるわ。そして魔女がそいつらが作ったものだとしたら、キュゥべえはそいつらの為に魔法少女と契約しているのではないかしら?」

ほむら(まあ私の知ってる時間軸と大分変わってきてるしそんなとこでしょう)

杏子「……そんなやつらの為に私は……親父は……」

ほむら「で、どうかしら。手伝ってもらえないかしら」

杏子「仕方ねえ、手伝ってやるよ」

79: 2012/01/06(金) 19:26:47.79 ID:VwgegQnP0
一体魔法少女と魔女……キュゥべえとナゾーはどのような関係があるのでしょうか!

ナゾー「ローンブローゾー。マゾよ、魔女怪獣の改造はどうなっているのだ」

マゾ「はっ、現在影絵の魔女の改造が完了し見滝原市に送り込んでおります」

ナゾー「ローンブローゾー、なら最強の魔女怪獣はどうなっている」

マゾ「はっ、最強の魔女怪獣、ワルプルギスの夜はただいま八割がた完成しておりますです」

ナゾー「そうか。急いで完成させろ」

キュゥべえ「ぼくの方からもお願いしたいね、マゾ」

マゾ「なんだ、いたのかインキュベーター」

ナゾー「私が呼んだのだ。それで、インキュベーターよ。お前たちの必要とするエネルギーはどれほど溜まったのだ」

キュゥべえ「あんまりだね。ヤマトネ博士達がやって来てから全くといっていいほど契約できていない。これじゃあエネルギーを搾取する以前に君達に提供する魔女すら生まれないよ」

ナゾー「ううむ、ヤマトネ共め……マゾ、早くワルプルギスの夜を完成させるのだ! ローンブローゾー!」

81: 2012/01/06(金) 19:39:40.04 ID:VwgegQnP0
タケル「スーパーセルがやってきているんだってさ」

マリーちゃん「まあ怖いわ」

ダレオ「スーパーセルってなんだか美味しそうな名前だなあ」

ヤマトネ博士「はっはっは。しかし実際のスーパーセルは恐ろしいものなんだよ」

マリーちゃん「まあ。大丈夫かしら」

ヤマトネ博士「それがおかしいんだ。この時期にスーパーセルが発生するなんてありえない。これは一体……」

キュゥべえ「魔女の仕業だよ」

マリーちゃん「あらキュゥべえじゃない。どういうこと、魔女の仕業って」

キュゥべえ「今見滝原市には最強の魔女がやってきているのさ。その名もワルプルギスの夜。マミ達だけじゃあ敵わないかもしれない」

マリーちゃん「そんな! オジサマこうしてはいられないわ! 見滝原市へといかないと!」

83: 2012/01/06(金) 19:43:40.96 ID:VwgegQnP0
まどか「ワルプルギスの夜かぁ……ほむらちゃんとマミさん大丈夫かなあ」

さやか「大丈夫だって! 佐倉さんっていう魔法少女も一緒なんだし」

まどか「うん……」

キュゥべえ「まどか、さやか。そんなに心配なら今からでも魔法少女になって助けてあげたらいいんじゃないかな」

まどか「キュゥべえ……」

さやか「うーん……どうしても叶えてもらいたい願いもないしねえ。それにヤマトネ博士達にも契約するなって言われてるし」

キュゥべえ(ここでもヤマトネ博士……か。まったく厄介な人達だよ。きゅっぷい)

84: 2012/01/06(金) 19:48:48.58 ID:VwgegQnP0
ヤマトネ博士達が見滝原市へとやってきたときには既に魔法少女達とワルプルギスの夜との戦いは始まっていたのでした!
圧倒的な力で魔法少女達を攻撃するワルプルギスの夜!
全く歯が立たない状況で諦めていない魔法少女達!
頑張れ魔法少女!

杏子「くっ! これでもだめか!」

マミ「佐倉さん、どいて! もう一度ティロ・フィナーレで……」

ほむら「油断しないで、巴マミ!」

マミ「あ、ありがとう暁美さん……それにしても強いわね……あれは!」

ほむら「まさかスーパーカー!? なんでここに!」

杏子「スーパーカー? タイヤなんてついてないじゃないか」

85: 2012/01/06(金) 19:49:06.61 ID:VwgegQnP0
ちょい飯食う

87: 2012/01/06(金) 20:02:57.25 ID:VwgegQnP0
マリーちゃん「大丈夫? マミさん」

ダレオ「うっわー、でっかい魔女だなあ」

ヤマトネ博士「ううむ、今回の魔女は私達にも見えるぞ……これは魔女の力が強いのか、それともナゾーの仕業か」

ナゾー「ローンブローゾー! よくわかったなヤマトネ博士!」

タケル「お父さん! 海の上にナゾータワーが!」

マゾ「くっくっく、ようやく来たかヤマトネ。ここがお前の墓場になるのだ!」

ナゾー「さあ行け最強魔女怪獣ワルプルギスの夜! ヤマトネ達を亡きものにするのだ!」

ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハ」

88: 2012/01/06(金) 20:06:34.01 ID:VwgegQnP0
マミ「来てくれたのは嬉しいけど、今貴方達に来られても守りながら戦うなんて無理よ」

ほむら「ワルプルギスの夜が今まで以上に強い……」

タケル「僕たちも戦うよ!」

ダレオ「そうだそうだ!」

杏子「なんだあんた魔法少女なのか?」

マリーちゃん「違うわ。でもここにいたいの!」

杏子「なんだよこいつら! おいマミ! どうにかしろよ!」

マミ「そんな余裕ないわよ!」

マゾ「者ども! 今がチャンスだ! ヤマトネ達をやってしまえー!」

89: 2012/01/06(金) 20:11:30.32 ID:VwgegQnP0
キュゥべえ「まどか、僕が以前言ったことを覚えているかい?」

まどか「私が最強の魔法少女になるってこと?」

キュゥべえ「そうさ。たとえば今君が僕と契約してくれるだけで、マミ達が苦戦しているワルプルギスの夜を消すことだってできる」

まどか「………………」

さやか「まどかが悩むことなんてないよ! どうしてもって言うなら私が」

キュゥべえ「さやかじゃ無理だよ」

さやか「私って……」

まどか「キュゥべえ、ほむらちゃん達が戦ってる所まで連れてって!」

詢子「待ちな! どこに行こうっていうんだい!」

90: 2012/01/06(金) 20:19:22.12 ID:VwgegQnP0
ヤマトネ博士「くそう、ワルプルギスの夜が作りだしている風が強すぎて我々じゃあ近づくこともできない!」

ダレオ「僕が全力で石を投げてもそらされちゃいますよー」

杏子「ええい、あんたらは引っ込んでろってば!」

ほむら「というよりワルプルギスと戦うんじゃなくてそっちのマゾとかいうのと戦いなさいよ」

マミ「いつまでも私のリボンで拘束しておけないわよ!」

マゾ「ええい貴様ー! このリボンを解けー! お前たち早くこんなリボンなど切ってしまえ!」

まどか「みんなー! 大丈夫ー!?」

さやか「ちょっとまどかあれってこの間の悪者じゃない!」

キュゥべえ「やあこれは絶体絶命だね。まどかが契約するしかないよ」

ほむら「インキュベーター! まどか! 契約してはダメ―!」

その時です! ワルプルギスの夜の攻撃によってビルが倒れてきました!
このままではみんな潰されてしまいます!

マゾ「何をやっているのだワルプルギスの夜! 我々もやられてしまうではないか!」

マリーちゃん「助けてコウモリさん!」

91: 2012/01/06(金) 20:23:30.54 ID:VwgegQnP0
ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!

どこからともなく笑い声が響くと、倒れてきたビルは粉々になりました!
そうです! 我らが黄金バットが来てくれたのです!

黄金バット「正義の味方、黄金バット」

さやか「あ、黄金バットさんだ!」

まどか「黄金バットさーん!」

ダレオ「黄金バットさんがきてくれたらもう安心だ!」

マリーちゃん「頑張って黄金バットさーん!」

マゾ「ナゾー様! 黄金バットです! 黄金バットがあらわれました!」

ナゾー「ええい分かっている! ワルプルギスの夜! 黄金バットを倒すのだ!」

ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハ」

黄金バット「来るか、ワルプルギスの夜!」

杏子「いやなんだよあのどくろは」

93: 2012/01/06(金) 20:29:13.51 ID:VwgegQnP0
黄金バット「ええい!」

ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハ」

黄金バットがシルバーバトンで攻撃しますが、ワルプルギスの夜はあまりにも巨大。
まるで攻撃がきいている様子がありません。

タケル「ああ、黄金バットさんが!」

キュゥべえ「当り前さ。ワルプルギスの夜はあの程度の攻撃じゃびくともしない。なんたって僕の知り得る限り最強の魔女をナゾーに改造させたのだからね」

マミ「なんですって!? どうしてそんなことをしたのよキュゥべえ!」

キュゥべえ「君達はエントロピーって知っているかい?」

ヤマトネ博士「なるほど。つまりキュゥべえ、いやインキュベーターは地球外生命体であり、宇宙の熱的崩壊を防ぐために新たなエネルギー源を求めて地球にやってきたのか」

タケル「なんだって! でももうそんなことはさせないぞっ!」

94: 2012/01/06(金) 20:38:49.23 ID:VwgegQnP0
マゾ「そんなことを言っていられるのもいまのうちだ、小僧」

タケル「アーッ! マゾ!」

マゾ「我々はいち早くインキュベーターとコンタクトしていてね、有史以来人類を進化させてきたインキュベーターのテクノロジーを受け取ったのだよ」

ヤマトネ博士「なんだって!?」

マゾ「我々は技術が欲しい。インキュベーターはエネルギーが欲しい。とても良いパートナーだったのだよ我々は」

マゾ「我々ではあの魔女など作れなかったのだからね。恐ろしいものだよ、インキュベーターの技術は。サイボーグでもアンドロイドでもなく、人を、それも第二次性徴期の少女を化物にするのだから」

キュゥべえ「そうさ。実際ナゾーに協力してからというもの僕自身は契約するだけでよくなった。少女を絶望させ魔女にするのはナゾー達なのだから」

キュゥべえ「そしてこれからもその関係は続くのさ。ここで君達を倒すことでね。まどかのエネルギーはもったいないけれど仕方ない。諦めるとするよ」

タケル「なんてひどい奴らだ!」

マミ「え……? 魔女が魔法少女? え?」

95: 2012/01/06(金) 20:43:19.74 ID:VwgegQnP0
マゾ「さあやってしまえワルプルギスの夜! 黄金バットを倒してしまえー!」

ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハハハハハハ」

黄金バット「てぇーい!」

まどか「頑張れ……」

さやか「頑張れ……頑張れ……」

マリーちゃん「頑張って!」

ダレオ「頑張れ! 頑張れ!」

タケル「頑張れ!」

ほむら「頑張って黄金バットさん!」



杏子「お前ら応援してないでこいつら倒すの手伝えよ!」

マゾ「ええい小娘! そこをどくのだ!」

96: 2012/01/06(金) 20:50:19.08 ID:VwgegQnP0
ワルプルギスの夜との戦いは熾烈を極めました。
ですが、ついに黄金バットのシルバーバトンが光ります!

黄金バット「シルバーバトンの威力を見よ!」

黄金バットがそう叫ぶとシルバーバトンから光が輝きます。

マミ「この光は……」

ほむら「魔女怪獣シャルロッテを倒した時の光よ!」

ワルプルギスの夜「ギャアアアアアアアアアアアア!」

タケル「やったー! ワルプルギスの夜を倒したぞ!」

ナゾー「ぐぬぬ、黄金バットめ! マゾ、何をしているのだ! 早く戻って来い!」

マゾ「はっ! お前たち、引き上げだ!」

キュゥべえ「ちょっと待ってよ! 僕はどうしたら」

マゾ「知るか! 役立たずの宇宙人めが!」

キュゥべえ「きゅっぷい」

97: 2012/01/06(金) 20:54:21.87 ID:VwgegQnP0
ダレオ「やったね、これで平和になったんだ」

マリーちゃん「そうね」

マミ「何が平和よ……」

杏子「お、おいマミ! 落ちつけ!」

マミ「いくらワルプルギスの夜を倒したって、私達魔法少女が魔女を生むなら……氏ぬしかないじゃない!」

ダレオ「わー、どうしようどうしよう!」

タケル「マミさん落ち着いて!」

98: 2012/01/06(金) 20:59:41.78 ID:VwgegQnP0
黄金バット「落ち着きなさい」

マミ「何よ! あなたが私を頃してくれるっていうのかしら!?」

黄金バット「先ほどのシルバーバトンの光で、魔法少女を人間に戻しておいたのだ」

マミ「……え?」

ほむら「そういえば……」

杏子「いつの間にか服が」

黄金バット「君達は人間だ。安心しなさい」

さやか「さすがバットさん!」

黄金バットは空へと飛び去りました。

99: 2012/01/06(金) 21:00:19.40 ID:VwgegQnP0
まどか「ありがとう黄金バットさん!」

マミ「ありがとう……!」

ほむら「ありがとう……ありがとう!」

タケル「ありがとう黄金バットさーん!」

こうして魔女の脅威は去ったのでした。しかしまだインキュベーターとナゾーは生きているのです。
世界の平和の為に戦え、黄金バット! 負けるな、黄金バット!


終わり

100: 2012/01/06(金) 21:00:36.29 ID:VwgegQnP0
ひっとっつーひとっとびーうちゅうをかーけーるー

おうごんばっとはきょうもゆくー

おうごんばっとはきょうもゆく

それひゅっひゅっひゅ

それひゅっひゅっひゅ

103: 2012/01/06(金) 21:02:03.70 ID:VwgegQnP0
本当はハルヒ編も予定ではあったのですが疲れたので終わります
黄金バット面白いですよ


朝倉涼子は俺の嫁
パイナポゥでした

104: 2012/01/06(金) 21:03:06.40 ID:XVf+CGkF0

しかし黄金バット勢の脳内再生率が異常だな

106: 2012/01/06(金) 21:11:05.81 ID:ohruvm3m0
乙また書いてくれよー

引用元: ヤマトネ博士「君達。学園都市を知っているかい?」